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重症下肢虚血 (CLI) に対する治療 PAD/CLI の病態と診断 榊原俊介寺師浩人 神戸大学医学部附属病院形成外科学 はじめに米国では末梢動脈疾患 (peripheral artery disease; PAD) の罹患者は60 歳では人口の7.0% に,80 歳では 23.2% にのぼるとされ

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(1)

重症下肢虚血(CLI)に対する治療

PAD/CLIの病態と診断

榊原俊介  寺師浩人

神戸大学医学部附属病院形成外科学

はじめに

 米国では末梢動脈疾患(peripheral artery disease;

PAD)の罹患者は60歳では人口の7.0%に,80歳では 23.2%にのぼるとされている1).本邦では間欠性跛行 は60〜69歳では5.6%,70歳以上では12.6%で認めら れる2).また,糖尿病とPAD罹患との相関が示されて いる3).本邦では食生活の欧米化などを受け,平成19 年国民健康・栄養調査報告4)では糖尿病罹患者数は 2,210万人と推定され,これは糖尿病における疫学調 査が行われた1997年,2002年に比して増加傾向を示 していることから,本邦でのPAD罹患率は今後,増 加し続けると推定される.

 重症下肢虚血(critical limb ischemia;CLI)はPAD の症状の 1 つである.CLIでは慢性虚血性安静時疼 痛(Fontaine分類:Ⅲ度,Rutherford分類:Ⅱ度 4 群以上),虚血に起因する皮膚障害(潰瘍・壊疽など)

を呈する.これらの症状は急性動脈閉塞においても認 められ得るが,CLIは慢性疾患として取り扱われるた め,これらの症状が 2 週間以上持続するものを指す.

 本稿ではPAD/CLIの病態と診断・評価を中心に述 べる.

臨床症状

 PADは末梢動脈のアテローム性動脈硬化症を主体 とする血管病変がその根本となる.アテローム性動脈 硬化症は高血圧や糖尿病,高脂血症などのいわゆる 生活習慣病が大きな危険因子となる.また,動脈硬 化症は四肢末梢の血管に留まらず,全身の血管に起 こり得るため,CLI患者では冠動脈疾患や脳動脈疾患 を合併している場合は決して少なくない5)〜 7).それ

ゆえにCLI患者では発症後の心血管障害や脳血管障 害に起因する死亡率は 1 年後では25%にのぼるとす る報告もある8)

 1.疼痛

 ① 間欠性跛行(intermittent claudication;IC)

 血管は内膜・中膜・外膜の 3 層から成る.中膜に は血管平滑筋細胞が存在し,弛緩・緊張することで 血管の拡張・収縮が引き起こされる.血管の生理的 な機能調節として内的因子・外的因子が存在する.内 的因子として代表的なものは,血液中に存在するホ ルモン(アドレナリンなど)や血管内皮細胞から放出 されるNOなどがあげられる.外的因子としては脈圧 や外膜を走行する血管神経(nervi vasorum)などがあ げられる(図 1)9).運動により筋肉の酸素や栄養素の 需要量が増加すると血管は生理的な調節機能を介し て拡張し,局所への血流量を増加させる.ところが 動脈硬化が進行すると血管は生理的な反応を行うこ とができず,新鮮血の供給量は頭打ちとなる.この 時,相対的虚血状態となるため,疼痛としての症状が 現れる.PAD患者では歩行負荷をかけることにより 下肢筋のだるさ,痛みなどの症状が出現するが10分 程度の休息により症状は緩和され,再度歩行可能と なる.Fontaine分類では200mの継続した歩行を基準 としているが,実際に問診を行っても,患者本人が 200mという距離の感覚がわからず,過大,過小に評 価されることも少なくない.問診では自宅から近所 のスーパーマーケットや駅まで休まずに歩けるか,な どと問うほうが正確な場合がある.脊柱管狭窄症な どにおいても類似した症状を呈するため8),問診のみ でPAD/CLIと診断することは極めて困難であるため,

(2)

発生する壊死は比較的乾燥していることが多い.局 所の疼痛が著しく,しばしば創部の詳細な観察が困 難となる.壊死組織のデブリードマンは,虚血状態 で行った場合,壊死がさらに中枢に進行するため,血 行再建が優先される.

 Type Ⅳではこれに加え,末梢神経障害や感染と いった問題を解決しなくてはならない.末梢神経障 害は神経そのものの障害としては不可逆的なことが 多く,治療の主体とはならないが,末梢神経障害に由 来する足部変形を靴型装具で保護するなど,創傷治 癒後に予防策を立てることが多い.一方で感染は切 断レベルを決定するうえでの重要な要因の 1 つにな り,時に生命を脅かしかねない.虚血肢では創部は 水分供給の不足から乾燥へと傾いており,また,細 菌を繁殖させ得る栄養素の供給も少ない.したがっ て,付着した細菌の繁殖の程度は抑制されている.ま た,灌流する血液が少ないため,局所の感染や炎症 が中枢に伝わりにくく,細胞性,液性免疫機序も作 用しにくいため,そもそも炎症反応に乏しい.この ような不顕性の感染が存在するケースにおいて血行 再建を行えば,水分と栄養分が供給される一方,虚 血に長時間さらされてきた組織では免疫機序が脆弱 化しており,急激な感染の拡大を招きかねない.筆 者らは,これまでにこのような経緯により,当初の 評価では小切断に留められると見込まれていたもの 以下に述べる客観的評価とあわせて総合的に診断す

るべきである.

 ② 安静時疼痛

 血管の狭窄や閉塞が進行すると,安静時において も組織の維持・代謝に最低限必要な血液供給が得ら れない.その結果,筋肉は萎縮し,皮膚はトーヌスを 失い,また,付属器(毛など)も脱落する.また,著 しい疼痛のため患者は床上において膝を屈曲させる.

長期にわたると膝関節の拘縮をきたす.疼痛のため 患者は十分な睡眠も得られず,せん妄や認知症の進 行を認めることもある.

 2.潰瘍および壊疽

 著者の 1 人,寺師らは,糖尿病性下肢病変におけ る「神戸分類」を作成した10)11).神戸分類では下肢病変 を大きく 4 つのカテゴリーに分類している.

 Type Ⅰ:末梢神経障害が主体,Type Ⅱ:PADが 主体,Type Ⅲ:感染が主体,Type Ⅳ:それぞれの 複合型,である.このうち,CLIはType ⅡとType Ⅳ に該当する.

 Type Ⅱでは慢性的な虚血を背景とし,虚血壊死あ るいは虚血部位にメカニカルに創傷からの治癒の遷 延や壊死の拡大が基本となる.それゆえに,治療の 主体は末梢血行再建である.血液の供給の不足(≒水 分の不足)から発生する壊死であるため,足趾などに

図 1 

末梢血管の生理機能

血管の収縮/拡張は内因性および 外因性の調節因子がそれぞれ存在 する.

(文献 9 より改変引用)

血管運動神経

(神経性調節)

血中の化学物質

(液性調節)

代謝性 血管拡張

平滑筋の 伸展反射による 血管の収縮

内因性調節

外因性調節

(3)

外に,後脛骨動脈や足背動脈の拍動の触知の有無も 重要な所見である.時に足背動脈はより末梢では触 知できるが足関節近くでは触知できない場合がある.

前脛骨動脈系と後脛骨動脈系とは中足骨の骨間に存 在する数本の交通枝でループを形成しているため,足 関節よりも中枢において前脛骨動脈が閉塞していて も交通枝を介して逆行性に足背動脈が触知されてい る可能性がある.後脛骨動脈または足背動脈のいず れか一方を圧迫しながら,他方の触知を確認するこ とも有用である.この概念はドプラ聴診器やSPPを用 いた診断においても応用される(後述).

 2.検査

 ① ドプラ聴診器

 外来で行える最も簡便な機器を用いた診断法であ る.触診の項で述べたように,一方の動脈を圧迫し ながら聴診することも有用である.また,液晶ディ スプレイを搭載したドプラ聴診器では脈波の方向が 確認できるため,圧迫せずとも同様の所見を得るこ とができる.原理がシンプルであり理解されやすい ため,スピーカーを通した拍動音は患者本人に安心 感を与える.

 ② カラードプラエコー

 技術の習得には経験を要するが, 2 次元的に広範 囲を検索でき,比較的感度の高い評価方法である.

が大切断にいたってしまった例を数多く経験してき た.抗生物質の予防的投与はEBM(evidence-based medicine)の観点から,また,耐性菌の出現という観 点から否定的にとらえられ得るが,後手に回った場 合の逸失と予防的投与を行うことの不利益を天秤に かければ,バランスの取れるポイントがみつかるこ とが期待される.現時点では血行再建後における抗 生物質の予防的投与が救肢に有効であることを積極 的に示すスタディがないため,建設的な議論を行う ことができない.今後,われわれが明らかにしなく てはならない重要な課題の 1 つである.

診断と評価  1.診察  ① 嗅診

 「嗅診」とは勝手な造語であるが,皮膚潰瘍を診察 するうえで視覚や触覚のみならず嗅覚は極めて重要 な感覚となる.診察室に患者が訪れた時点で嗅覚は さまざまな情報を与えてくれる.特に嫌気性菌によ るガス壊疽を伴っている場合や,静脈性潰瘍などで 滲出液のコントロールがついていない場合などは特徴 的な臭気をもたらす.また,入浴習慣(=創部の保清 の状況)や喫煙の有無についても示唆するところは大 きい.強い臭気を伴わない場合でも,創部に使用して いた被覆材を嗅ぐことで細菌の種類が想定され,ヨー ド製剤を使用している場合はヨードの不活性化の程 度を推し量ることもできる.

 ② 視診

 潰瘍の大きさ,性状(発赤の程度や広がり,浸出液 の量,壊死組織の有無など),前述のような皮膚の性 状(トーヌス,付属器の脱落)など.CLIでは潰瘍面は 貧弱な肉芽による白色,周囲に淡い紅色の輪が取り 囲むred ring signを認める場合が多い(図 2)12).潰瘍 についての詳細は成書に多く記載されているため13), 本稿では誌面の都合上,割愛する.

 ③ 触診

 圧痛,ポケット形成,熱感,冷感など.ガス壊疽 では握雪感が認められる場合がある.創部の触診以

図 2 重症下肢虚血におけるred ring sign

潰瘍中心部は白色であるが潰瘍周辺部はやや紅色とな る.

(4)

毛細血管となり供給される.したがって,毛細血管 を通過する赤血球の流動力を生み出す源は動脈圧に ほかならず,毛細血管の灌流圧を測定すれば,相対 的に動脈圧を反映することとなる.評価の根本的な 目的は,血行動態的に創傷治癒が期待できるか否か を予測することであるため,SPPでは複雑な血管網か らの結果として創部周辺での血行動態を反映してお り,直接的に評価できるという利点がある(図 3).

 測定原理は,マンシェットで加圧している部位の 毛細血管内を移動する赤血球を,レーザードプラ血 流計を用いて感知する.赤血球運動が一定以上の値 で感知された時のマンシェット圧をSPP値とするた め,単位はmmHgで表される.これまでの報告では SPP値が30〜40mmHg以上,保たれていなければ創 傷治癒が促されないとされている15)16)

 また,血管網は非常に複雑な形態をとるため,例 えば内側足底部の皮膚の血流は必ずしも後脛骨動脈 の脈圧を反映せず,たとえ後脛骨動脈が閉塞してい たとしても前脛骨動脈から骨間の交通枝を介して血 液が供給されている場合がある.この時,前脛骨動 脈を圧迫しながらSPPを測定することで,後脛骨動 脈からの血流評価を行うことができる17)

 ⑤ コンピュータ断層アンギオ(computed tomogra- phy angiography;CTA)

 近年,画像技術の進歩は目覚ましく,口径 1 mm 程度の動脈まで正確に描出することが可能になった また同時に血管の内腔面の評価や流速の評価も可能

である.

 ③ 足関節上腕血圧比(ankle brachial index;ABI)

 末梢血流の評価法としては,ABI のほかにも種々 あげられるが,最も簡便なかつ鋭敏な検査であり,

TASC(trans atlantic inter-society consensus) IIにお いてもPADの診断において必要不可欠なものとされ る.すでに多くの施設では標準的な検査であるため,

検査方法の詳細は割愛するが,上腕を基準とした足 関節での血圧比が0.9以下をカットオフ値とする.一 方で,血圧の測定原理はマンシェットにかかる圧力 に打ち勝って拍動を始められる圧を測定することで あるため,高度の動脈硬化の進行はマンシェット圧 に耐用を示し,血圧の実測値は見かけ上,高値とな る.したがって,PADの進行とともにABI値は逆転 する(>1.4)(TASC II).

 TASCIIが発表されたのが2007年であり,その後,

2010年のstructured reviewでは14),ABI≦0.9をカッ トオフ値にした場合は50%以上の狭窄を検出するう えで高いレベルでの特異度(83.3〜99.0%)が得られる が,感度は(15〜79%)とされ,決して高い数値とはい えない.ABIの測定はあくまでもスクリーニングであ り,ほかの検査および臨床所見と総合して判断を行 うべきである.

 ④ 皮膚灌流圧(skin perfusion pressure;SPP)

 皮膚の血流は,主な動脈→穿通枝以降の細動脈→

図 3  SPP測定器 A:PAD2000 B:PAD3000

PAD2000使用当時は手動で圧 調整を行っていたが,PAD3000 では自動となった.体動の著し い患者では現在でもPAD2000 により測定する.

A B

(5)

www.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/indexkk_18_1.html

(cited 2012 Nov 14)

3)Selvin E, Marinopoulos S, Berkenblit G, et al : Meta- analysis : glycosylated hemoglobin and cardiovascular disease in diabetes mellitus. Ann Intern Med 2004 ; 141 : 421-431

4)厚生労働省:平成19年国民健康・栄養調査報告http://

www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou09/01.html(cited 2012 Nov 14)

5)Hirsch AT, Criqui MH, Treat-Jacobson D, et al : Periph- eral arterial disease detection, awareness, and treatment in primary care. JAMA 2001 ; 286 : 1317-1324

6)Bhatt DL, Steg PG, Ohman EM, et al : International prev- alence, recognition, and treatment of cardiovascular risk factors in outpatients with atherothrombosis. JAMA 2006 ; 295 : 180-189

7)Aronow WS, Ahn C : Prevalence of coexistence of coro- nary artery disease, peripheral arterial disease, and ath- erothrombotic brain infarction in men and women > or

= 62 years of age. Am J Cardiol 1994 ; 74 : 64-65 8)Norgren L, Hiatt WR, Dormandy JA, et al : Inter-Society

Consensus for the Management of Peripheral Arterial Disease (TASC II). Eur J Vasc Endovasc Surg 2007 ; 33

(Suppl 1) : S1-75

9)小澤瀞司,福田康一郎・編:標準生理学(第 7 版).東京:

医学書院;2009.p.617-619

10)Terashi H, Kitano I, Tsuji Y : Total management of dia- betic foot ulcerations--Kobe classification as a new clas- sification of diabetic foot wounds. Keio J Med 2011 ; 60 : 17-21

11)寺師浩人,辻 依子:糖尿病フットケアUpdate 糖尿病 性足潰瘍の病態別分類 神戸分類の提唱.医学のあゆみ 2012;240:881-887

12)辻 依子,寺師浩人:皮膚障害(創部)の評価 問診・視 診・触診によるアセスメント.大浦紀彦・編:下肢救済 のための創傷治療とケア.東京:照林社;2011.p.46-51 13)市岡 滋,寺師浩人・編:足の創傷をいかに治すか−糖

尿病フットケア・Limb Salvageへのチーム医療.東京:

克誠堂出版;2009

14)Dachun Xu, Jue Li, Liling Zou, et al : Sensitivity and specificity of the ankle--brachial index to diagnose pe- ripheral artery disease : a structured review. Vasc Med 2010 ; 15 : 361-369

15)Castronuovo JJ Jr, Adera HM, Smiell JM, Price RM : Skin perfusion pressure measurement is valuable in the diagnosis of critical limb ischemia. J Vasc Surg 1997 ; 26 : 629-637

16)Tsuji Y, Terashi H, Kitano I, Tahara S : Importance of Skin Perfusion Pressure (SPP) in the treatment of Crit- ical Limb. Ischemia (CLI). Wounds 2008 ; 20 : 95-100 17)Terashi H, Iwayama T, Iida O, et al : Dynamic skin per-

fusion pressure : a new measure of assessment for wound healing capacity and alternative angiosome in critical limb ischemia. Plast Reconstr Surg 2010 ; 126 : 215e-218e

(図 4).カテーテル検査に比して 3 次元的な把握が 容易で,侵襲は小さい.一方で動脈が高度に石灰化 している部分では造影された血管と類似したシグナ ル強度として描出されることがあるため,非造影像 と造影像とを見比べて正確に評価する必要がある.ま た,カテーテル検査では流速が観察されるが,一般的 なCTAでは時間軸を設けることができないため,流 速の評価は行うことができない.さらにはPAD/CLI の患者では腎機能の低下も認めることから,造影剤 を使用することによる不可逆な腎機能不全を惹起し 得るため,慎重な検査計画が必要である.

文 献

1)Ostchega Y, Paulose-Ram R, Dillon CF, et al : Prevalence of peripheral arterial disease and risk factors in persons aged 60 and older : data from the National Health and Nutrition Examination Survey 1999-2004. J Am Geriatr Soc 2007 ; 55 : 583-589

2)厚生労働省:第 5 次循環器疾患基礎調査 平成12年 http://

図 4 CTAによる末梢動脈描出

現在の技術では,口径 1 mm程度の末梢動脈でも明瞭 に描出が可能である.

参照

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