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森林内につくられた道と土壌中の小形節足動物相の変化 : 福島県土湯温泉附近の調査例

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Academic year: 2021

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(1)165. 報  文 1111目1順i1闇1【il日1【粥11匪ll. 森林内につくられた道と土壌中の小形節足動物相の変化 福島県土湯温泉附近の調査例. Cu乞tlng Open for a Forest Pass and Changes in£he Soil Microaτthropod. Fauna. AS加dy in the Vicinity of Tsuchiyu Spa, Fukushima. 青木 淳一*・栗城 源一** Jun−ichi AoK1*and Genichi KuRIKI**. Synops量s   Change in soil microarthropod comlnunities was studied in connection with distances from a narrow forest pass constructed eleven years ago. The density of the main animal groups, Acari and Collembola, and the species number of Oribatida decreased sharply toward the pass. Rowever,. in contrast with the case of highways, many arthropod groups such as Araneida, Oniscidae, Pauropoda, Diplopoda, Lepidoptera(larvae), Diptera(larvae), Coleoptera(larvae)and Pselaphidae are stilBiving also in the viclnity of the pass outside the forest edge. Among the oribatid species. three species groups were discriminated based on the different susceptibilities to enviro且mental changes: (玉) very susceptib至e group (Ez‘Zo1〃παππ∫αノ司ガ6ごzgαガ,!㌻)oZo1L〃多α〃πfα9磐αη孟θα,別海〃露αc⇔ウんα∬ ♂81z’α冶z‘∫, etc,),(2) a little suscept玉ble group (B2η01∼(ycん〃zoπゴz‘∫んz〃zgαがα‘∫, R)θoπo(ゾ拡ん。π∫π5 f孟α石α4∫,. ぬ〃ゐθノ翔α刀πガα2∼8πα,etc.), and (3) 鷺on−suscep亡圭ble gr◎up ((勉ゾ)館〃α ノzoワα, 7セご’oαψ1z8♂63 Ψ6♂α海65, etc.).. は じ め に. 場合である。.  自然の破壊を考慮して,森の中に自動車用道路を建.  森林を切り開いてつくられる道路の建設が土壌中に. 設するか,歩行老用の道をつくるに止めるかの選択を. 生息する動物にどのような影響を与えるかということ. せまられる場合がしばしば起るが,今回の調査は後者. については,わが国においてもいくつかの研究があ. を選択した場合,自然破壊(ここでは土壌動物柑の変. り,石鎚スカイライン(森;目・石川,1971),富士ス. 化)がどの程度に止められるかという点に関する一つ. バルライン(青木,1971;NII31MA,1976),中央自動. の資料を提供することになると思う。. 車道(青木・原田,1977)などにおける調査例が報告.  本調査は国土防災株式会社の依頼によってなされた. されている。これらの調査は,いずれも大規模な自動. ものである。当社防災設計部の柴田茂利,柳内克行の. 車用道路の建設の場合であるが,今回報告する例は,. 爾氏には野外調査に際し種々の便宜を計っていただい. ごく小規模の,道蝦のぜまいダム工事のための道路の 牢横浜国立大学環境科学研究センター土壌環境生物学研.  究蜜  Department of Soil Zoology, Institute of En・.  vironmental Science and Technology, Yokohama  National University, Yokohama 240 **東北歯科大学生物学教室. たQまた,調査地の植生は橡内克行氏によって調査さ れ,その結果を使用させていただいた。ここに厚く御 礼申し上げたい。. 調査地の概要.  Department of Biol◎gy, Tohoku Dental University,.  調査の行われた場所は,編島県福島市の南西15km.  Kohriyama 963. にある土湯温泉から更にはぼ西へ3kmほど入ったと.

(2) δ ①. 表1土壌小形節足動物の調査地点の含まれる調査区の植生(柳内克行氏の縄査結果を箇略化) 1. ∫. 植生調査区 1−5 道路からの距離1). 群. 落. 名. 25∼35m ヤマハンノキーチシマ ザサ群落. 1−3. 王一2. 」一5. J−2. J−1. 5∼15m. 0∼5m. 35∼45m. 5∼15m. 0∼5m. ヌルデーチシマザサ群 落. ススキーオノエヤナギ 群落. ハリギリーチシマザサ 群落. ヤマノ、ンノキ (12m). ヌルデ(6m)・イタ. 高木層. ミズナラ・バッコヤナ ギ・クマシデ・ウリハ ダカエデ. ヤカエデ・ミズナラ・ ヤマボウシ. 亜高木層. ブシ・ムラサキシキブ. デ・ツノハシバミ・ミ. 。サワグルミ. ズナラ. 主. ヤマノ、ンノキーオクノ. カソスゲ群落. ヤマハソノキーススキ 群落. ハリギリ(10m). キブシ(6m)・ヌル. ツリバナ(7。5m)・キ. 汐マノ’ンノキ(6m). 要. チシマザサ(2m). タニウツギ・キブシ・ エゾアジサイ・イタヤ カエデ・オオカメノキ. 低木 層 植. 生. 草本 層. チシマザサ(4m)・. オクノカンスゲ(0.5 m)・エゾアジサイ・ ヘビノネゴザ. 小形節足動物調査区. 15. 道路からの距離2,. 30m. オクノカンスゲ(0.7 m)・エゾアジサイ・ チシマザサ. !)道路中央からの距離. 2)道路中央から3×3mの調査枠の中央までの距離. 13. 8m. ススキ(3m)・オノ エヤナギ(3m)・ヤ マハンノキ・ノリウツ ギ. チシマザサ(1.8m)・. ムラサキシキブ・チャ ボガヤ。オオバクロモ ジ・ハナイカダ. ヤマハンノキ(2.8m) ・ナンブァザミ・晒骨 イタドリ・ススキ・タ ニウツギ。オノエヤナ ギ・ハンゴンソウ. ススキ(0.7m)・ヤマ チャボガヤ(0,7m)・ ・・ンノキ(0.7m)・オE ミツバアケビ ノェヤナギ・オクノカ{          … ンスゲ・トリアシシ聖. フキ(0.8孤)。ヤマハ ンノキ(0.8m)・オク ノカンスゲ・ヨッバヒ. ウマ・スギナ・フキ. トリアシショウマ・ヤ マヨモギ. 12. 」5. 2.5m. 40m. ヨドリ・タニ・ウツギ・. ヤマハンノキ(4m) ・タニウツギ・ススキ ・オノエヤナギ・アイ バソウ・オオイタドリ. オクノカンスゲ(0.8 m)。フキ・スギナ・ オノエヤナギ・タニウ ツギ・ヤマヨモギ・ア カソ・ナソプアザミ・ エゾアジサイ・ススキ ・トリアシショウマ. J2. 」1. 12m. 4m.

(3) 167. N. 事 道路 ↓. 」一5. J−3. J−4. J2. J5. J一ユ. 」一2 」1.          ほ                            コ.                 コ           コ.          ;       一一・4m…          の                               ロ.          に                           ロ.          一一・一一一・一12m一・・一一… 「 も騨 ” , 需,一 一 ■ . ” 冒 一一 卿 需 ,胴 噛 曜騨 冒 騨騨 胃 P 一 一 臼甲巳 一 一 一mr6. 40m・・一一一一一一一一・一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一・」                     コ.           道路.           ↓ 1−5. 1−3. 1−4. 1−2. 工一1. 日. 鱒. 婁。り. 15. 王3. 12. l                         l      ;  1. G                                 ;        L2.5ml          け                       コ L___一__一_____軸_______一__一__..          L……8m一・…一1 R0m・一曹一一一一一一一一一一一一一一一一一一一__.一一一」                 ロ ー一一. 図11,」両区の植生調査区分の中に設定された土壌小形節足動物調査地点σ5,13,12,」5,」2,J、)..   いずれも3×3mの方形枠で,道路からさまざまな距離に置かれた。 ころで,荒川流域の森林である。ここには,昭和41年.  小形節足動物の大まかな類別群(以下,単に「動物. 荒規第11ダム建設のために切り開かれた道帳約!.5m. 群」と呼ぶ)の出現の有無を,定性用・定量用両方の. の工事用道路が通っており,その道に沿って1区(標. 資料から調べて一括表示したものが表2に示されてい. 高768m)および∫区(標高708m)の2調査区を選ん. る。動物群の数は道路に最も近い12および」1の両. だ。両月とも荒川南側の北向き斜面上にある落葉広葉. 地点でやや少なくなっており,道路の建設により動物. 樹林内にあり,土壌は野僧性褐色森林土である。調査. 相が組成的に単純化される傾向があることがうかがわ. 区の植生の概要は表1に示すとおりである。. れる。しかし,その単純化の程度は軽微であり,更に. 道路から少し(4∼8m)離れた地点(13およびJ2). 調 査 方 法. の動物群数は,道路から相当(30∼40m)離れた地点.  両調査区とも,植生調査のために,図1に示すよう. の動物群数とほとんど変りがない。ヤドリダニ}ヨ・ケ. に道路を含めて5個の連続した小区からなっており,. ダニ目・ササラダニ巨1。トビムシ目の4群はよほど環. 土壌小形節足動物の調査はそれぞれの区内で,道路に. 境が悪化しないかぎり,どのような場所にでも出現す. 近接した地点,道路から少し離れた地点,道路から相. るものであり,本調査の結果でもすべての地点に出現. 当に離れた地点の3地点を選んで行われた。個々の調. しているが,更にコナダニ屠・ホコリダニ目・真;正ク. 査地点においては,3x3mの調査枠を設定し,その. モ醒・ワラジムシ臼・少脚綱・倍脚綱・鱗翅屡・双翅. 中で定性用の土壌資料を拾取り法(青木,1978参照). iヨ・アリヅカムシ科・鞘翅目幼虫のlo群の動物が全調. により1個(約2Z),定量用の土壌資料を5x4×5. 査地点に出現していることは注目すべきで,これは輻. cmの採土伯を用いた打込み法により8個(合計800. 員の小さい小焼模な道路の建設が土壌動物絹に与える. cc)採取した。土壌資料の採取は昭和52年10月27日∠F. 影響が小さくて済んだことを物語っていよう。特に,. 前中に行い,定性用資料は横浜国立大学(横浜)に,. 少脚綱・倍三綱・ムカデ類・アリヅカムシ科などが道. 定量用資料は東北歯科大学(郡山)に,それぞれ翌28. 路に最も近い地点にも生息していたことは興味深い。. 日に持ち帰り,ただちにTullgren装置に投入して動. これらの動物は,大規模な道路をつくった場合の林縁. 物の分離抽出を行なった。. 結果および考察. 部には生息しえないものである。.  しかし,表2をなお注意深くみると,道路に最も近 い地点(五2およびJエ)で消滅してしまう動物群がいく. 1. 小形節足動物群集. つかあることに気づく。それは,カニムシ目・結合. (11群集組成. 綱・原尾臼・半翅倒(同翅亜目)などであり,そのほ.

(4) !68. 表2福島県荒川流域の調査地点から見いだされた土壌小形節足動物の各群(定性用. ・定量用の両.    資料に基づく). 調査地点1. J. 王.            :..『.            } 15. 蛛形綱. 多足類. X. X. X. X. X. x. X.   ×. >く. ×.   X. Gamasida Actinedida. ササラダニ厨. Oribatida. x. ×. ’   X. ×. ×. X. コナダニ目. Acarid量da. ×. ×.   ×. ×. X. ×. ホコジダニ国. Tarsonemida. ×. ×.   X. ×. X. ×. カニムシ目. 王)seudoscorpionida. x. ×. X. ×. Opiliones. ×. 真正クモ目. Araneida. X. ×. X. X. X. ×. ワラジムシ科 ダンゴムシ科. 0漁lscidae. ×. ×. X. ×. X. ×. Armadilhdiidae. 端  脚  目. Amphipoda. 少  脚  綱. Pauropoda. ×. X. ×. ×. ×. ×. 倍  脚  綱. Diplopoda. ×. ×. ×. ×. ×. x. イシムカデ目. LithQbio∬Lorpha. ×. ×. ×. X. ×. ジムカデ目 Geophilomorpha. ×. X. ×. ×. ×. 結  合  綱. Symphila. ×. ×. ×. ×. 原  尾  目. Protura. ×. ×. ×. トビムシ冒. Collembola. X. ×. X. ×. ×. コ ム シ 目. Diplura. シ  ミ  目. Thysanura Thysanoptera. チャタテムシ目. Psocoptera. ハサミムシ自. Derrnaptera. 1・翅賢(異翅亜目)}{eter。ptera. ≧. ×. X. X. 正soptera. アザミウマ目. ≧三. 動. X. J5. ケ ダ ニ 目. シロア リ Ei. 昆虫綱. Jエ.   12. ヤト「リダ’二[鐸. ザトウムシ園. 甲殻綱. J2. : 13. 動 物 群 名. 搾翅目 (同翅亜目) HornQptera. ×. ×. X. ×. ×. 鱗  翅  目. Lepld・ptera. ×. ×. ×. ×. 双  翅  簗. Diptera. ×. ×. ×. ×. ハネカクシ科. Staphylinidae. ×. ×. X. ×. アリヅカムシ科. Pselaphidae. ×. ×. X. ゾウムシ科. Curculionidae. ×. その他の鞘翅目. Other Coleoptera. ×. ×. ×. ×. 鞘翅醸幼虫. Coleoptera(Larvae). ×. ×. ×. ×. X      ×. ×.       ×. ア  リ  繕. Formicidae. その他の膜翅目. OtheτHemiptera. 物. 母. 数. ×      ×. ×. 23. ×. ×. ×. 晋i‘. X. 23. 19. 25.    i. 23 1 19. とんどは自然破壊に敏感なくく弱い動物群”と考えられ. 綱・コナダニ贋などは打込み法によったほうが得られ. るものである。. やすい傾向があった。.  なお,方法の違いに関することであるが,鱗翅艮・.  ② 生息密度. 半翅目(異翅亜日)・ザトウムシ隆・アリ科・その他.  次に,定量用資料から得られた動物に基づいて,各. の膜翅目・イシムカデ匿・アリヅカムシ科などは拾取. 動物群の個体数を算定してみると,表3のようになっ. り法によったほうが見出しやすく,逆に少脚綱・結合. た。道路から最:も遠い地点から道蹄こ最も近い地点に.

(5) 169. 表3 福島県荒lll流域の調査地点の土壌小形節足動物の生息密度(平均個体数/20cm2 x深さ5cm).   括弧内は標準偏差(サンプル数8個日 査. 調. 1. 区. 調査地点〔道路からの距離〕. ∫. い・〔・・m〕1・〔・m〕.il・〔…m〕I」・〔・・m〕 ト・・(・5・6)1・…(・…).. 」2こ12狙3. 」、〔4m〕. 奄R28(2L1) 15。9(10.0) 18.3(11.8).  :ヤドリダニL目. Gamasida.   . 蛛 ケ ダ ニ 艮. Actinedida.   ササラダニ目. ()ribatida.      ミ 101.0(37.8) 18.9(14.5) i191・4(58・1)1658(72・2) 22.5(13.9)i140.9(19.3). 形 コナダニ目  渉コリダニ目. Acaridida. i7.9( 6.9)10。1(13.!)               i…8(…5) 1.1. 織カニムシ滞 陣正クモ目. Pseudoscorpionida Araneida. Tarsonemida. 43(3.6). ,52.3(、9.、)133.。(、3.、)6,4(、。6)19.。(9.6) 4.0( 3.2). 18。1( 7,1). i. 4・9(2・9)[&3(‘・3)11・4(’・3)…‘・5(1α6) 0.5. iO・5. 10・5. 10.3. io・5. 1.1. 多陪;翻鵜;器. 13,3 i.、. io.4.  ト. 1…. [。.4. iα1 i. 睡・・. 2.6( 3.5). 0.6. 8・9(5・9)13・0(2・2). 0.1  1 0.3. 1…. 甲. 殻 綱. ワラジムシ科 Oniscidae.  ミ. 足iイシムカデ目しithobiomorpha. 骨継デ晶瓢轡. iLo.   ト ビムシ 目 Collembola. 0,6. h.5. 1Lo. 0.3. 0.1. …0・1. 14.1 10.3. …0.1. l. 10.9. h・. i。.4. 0.4. 0.5. i. …93.4(!6.8)i43.8(19.9)i16.1(7.0)i73.6(22.7)i20。3(9.4)、12.9(5.9). 昆}・ムシ目・・・…a. 1     i      {.  i半翅目(盛合亜目)Homoptera. !1.5. Diptera.   双  翅  副 虫. Staphylinidae.   アリヅカムシ科. Pselaphidae. 綱ゾウムシ科. Curculio且idae.   その他の鞘翅屠. Other Coleoptera. 睡 i. 0.6. i 1.0. 0.3. iO・8. 0.3 1!.5. io.9 i・.3. 侶:l 0.3. 0.9 0.1. 0.1. I. 10.1 iO。1. 鞘翅自幼虫C・1・・ptera(L・・vae)i 2・5(L8). 合. 0.4. !.8 h.o i  iO.g iL6.  i原 尾 目P・・t・・a. …ハネカク瑚. 0.3. 計. 4・3(・・9)…5・・(2・7)i・・8(・・7)i2・9(L8). L6(1。1). …・…(…)29・・(・…)…59・・(24・6)29…(…)t・7・・(…)1・…(29・・). 向って,動物個体.数がどのように変化するか。これ. ずれた動物群もいくつかみいだされる。まず,∫区に. は,表3の平均個体数に基づいて翻かれたグラフ(図. おけるヤドリダニ陵の密度は林奥(J5)から道路にや. 2)をみれば一目瞭然であるが,全小形節足動物につ. や透ついた地点(」2)で減少するが,道路近くの地点. いても,その中の主要な動物群の多くについても,そ. (」、)で再び上昇している。林縁部分でダニやトビム. の生息密度は道路に近づくにつれて急激に減少してゆ. シの生息密度が(どのような要因によるのかは不明で. くことがわかる。道路に最も近い調査地点(12および. あるが)再び急に上昇することがあるという事実は青. 」、)は林縁のすぐ外側と考えてよいが,林縁あるいは. 木(1971)やNIIJIMA(1976)も報告している。次. 門守外で土壌小形節足動物の生息密度が急激に減少す. に,ダニ類の中でコナダニ目とホコジダ長目の密度の. ることは森川・石川(197!)の石鎚スカイラインの調. 変化は全体的傾向と一致しないようにみえる(図2)。. 査でも,NIIJIMA(1976)による密士スバルラインの. 特に,ホコリダニ翻ではグラフが中高,つまり道路. 調査でも報告されている。1区はJ区にくらべて,も. からやや離れた地点(王3および」2)において最:高密度. ともと小形節足動物の生息密度が高かった場所と推定. を示している。青木・原田(1977)は山梨県中央自動. されるが,道路のすぐ近くでは区区ともほぼ岡じくら. 車道の調査において,ホコリダニ類が法面から林縁部. いの低い密度に低下している。すなわち,全小形節足. まで生息するが,林内(林縁から約30m)に入ると消. 動物量は1区では約ヲ7に,∫区では約ヲ5になっている. 減してしまうことを述べているし,また,ホコリダニ. ことがわかる。. 類の分類学者黒佐和義博士の私信によれば,この類の.  全体の傾向は以上のようであるが,この傾向からは. ダニは林奥ではあまり採集されず,むしろ林縁に近い.

(6) 170. 400. \派   1区. 」 区.  惣、一. \ 300. 亀           、.      \ \ぐ. 薫.   \、\. 筆.      ’\\. \.  \   、.    \. き. れ         へ. s. 携ダー黙. 「.         黙. 募200. \、 \.   \\\     、、、    、.      \\. 漆 蕊1。。 蓉. \、ん 黙.        ヘヘ   へ.        \\. 代、    \へ.  \喪   寒. 遠. 彗・ 簑50.     \      \       \       、           ●        、         、、           、、            ■.  \                  、 b   \                      、.   \                    、.    \                  . ●.     、\.      ¥一一一一__つ. 一一_______」_.       1 区. J 区.   潔聯, 40.    、 \ \\プ..   ・ぐ・ 30.    \さ. \. \.     \\\. \ \. \.      \\\. \. \. 20. \.        \、 10. \           一●.  っ一知ダニ          \.      ..“      \. ㌧く冨・リミ’・・.、\、. ●∼▼一,P @           、、、 9.「 、幅                、、.    、、              尊9、. ノ妬1\\一._._,・.       、r             ■. 0.         15        13        13     J5        」2        Jl.        f.30n1ノ     受8m〕    (2.5mン  {40m∼    q21111    ギ4m玉.               調査地点(道路からの距離) 図2道路からの距離の異なる地点における全小形節足動物および主要な動物群の生息密度の比較 表4小形節足動物群集の数量的1潜替}三質(地表下5cmまでの個体数に基づいて計算) 調. 査. 区:. 1講. 査  地. 点. 1 15. 30m. 道路からの旧離 繕体数/m2. トビムシ目. (a). 46,700i. ダ  ニ  類. (b). 148,500、. ササラダニ自. (c). 全小形節足動物. (d). ダ・+・ビムシ率(a評・1・・) 一ダニ/トビムシ比 (b/a). ササ・ダ・徽儲・…). 95,700i. 202,4GO.    i 96・4「 3,18i. 13. 8m. 」. 12. 2.5m. 40m.         l      l 21,900     8,050i.           36,8001. 讐繍111:llli. 」2. 12m. J正. 4m.    [. 】.0,150…    6,450. 73,250i   22,400 50,500i    9,450. 146,950:   29,500:  !45,750i.         i      l. 97。訓 87.8    1 5.51 i   2.22.    1 64.4. 」5. 68.7 [  63.0.    …. 97.oi.    l 2・84i. 67・列    …. 88,550、   30,300    …. 94.2 7.22.. 68.9. 95.2 3.47. 42。2.

(7) 171. 曲. 目. 葬“. A汐. C. B.          押驚    ・ギ、瀕死豪き輪 彰. 癒. メ驚繋警響. ビD    繍. 、響 纈. 》鋤簾薫. 習       賑   ♂.       暴騰\磐.    薦ぜ 一㌦ゴ.     ・ぐ懇歎輻♂酬誘鴨一    ヂ 轟ζ託}㌻・・譲.   影顎.            が か.   簿轟畿一.   弩 ’争←㍉  峯.  みノ薪と∴ /.      》  噸尊.  ごぜ澄均一ノ 1. 窟ご殴ん鐸. G穫.. δ慰鎌継     鴫.            綿AメカソタニCo、如。”躍、‘”照’∼ハ 図3 荒}il流域(1。」区)から見いだされたササラタニ類の.   AOKI B コソホウオトヒメタニ   Eo1∼)ψo‘1∼〃∼o〃∼zハ’ノ∼α81zどハ AOKI. &1∼6/0〃みα孟6∼Zα,1/)θ∼(C L KocH) C  オオナカヒワタニ. DマイコタニP‘ωo(1∼胡ω∼1’凸‘1〃g6Z∼ハ13ERLESE Eフク.   ロフヲソテタニハた。〃うα彦6、‘z∼〃α〃オ∼ααハ(OUDEMANS)           Fキョ/ンタニメψ冨012〃∼α1∼〃1αgz8α庇8α.   AOKI G カコメタルマヒワタニ βノα61∼ツ乙1∼魏。〃∼∼f∼躍9α彦〃∼JACOT                   H ヤマトモンツキタニ   l乃1∼5ψo乙1∼〃∼oη∼z4∼ノ妙01∼∼α‘∼AOKI.  正 ユワレイタニ E∼40ノ∼〃∼‘〃∼〃’α1’∼》‘∼8‘zl BERLESE.                       (渠城源一撮影).

(8) 172. X5 V--V-ii}pt';HA-twcDIililN-va ff. tw. igetli. a) Bracfp,choniusl'ugnttts. Eulohmannia 7'ibagtxi APolohinannia g'tlgantea Cai'abotfesf)enicttlattts. E7'emobelba jmponica IVbinacephett.s dentatus. I' I, I3 I, ll J, J2 J, li,li. 1. ix 1. ×. !. ×. ×. l. ix 'I.. 'ix. ×. 1/,×. ix lx. ix 1. tx l. ×. ×. ×. ×. l. l:. Ii. I. Ili. lX. ×. IX. ×. ×. l i. ×. ,×. i I. ×. I. i. XIX Xl I XIx x '. ×. 1. 7lectocophetts velatus sSthelo7'ibates lat・ip' es. I)ki?'gnlunma cltcPlicata niP.. ×. I. ×. × i[. Stqg/anacai'us sti"iculus. 1× x. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. x. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. x. ×. x. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. ×. 1. ×. ×. l×. ×. ×. ×. IX. ×. Mic7'ozetes auxiliaris. f) Cdnzisiasp.. ×. Liaca7'tts orthogonios. ×. Costel'enuts oi'natus. l, x. atlti-oi'ibula sp. D. I l i i' ×. l. L. l. Cei'ato)opia guacl>-identata. l. i. jx. i. 1lX. :. .llfii-achipteiAia distincta. 1× i. Dolichei'emaetcs sp. E. lx. 1. iSZ)hocli'ociipheus inib'attts. 'IX i. I. I. 1. in) Cttlti'oi'ibttla t7'identata. l・ ×. 1/, ×. Stheloi'ibates sp. H. i, ×. l. I. .o) n'hs{pochthonittsJ'mponicus Cei'ato2etes sp. C. ×. i. ×. i 11 ×. ;. I. I. X. '. ×. ×. Ix. ×. i. lr) oribotritiasp.. 1×. F. , Alloduntaeussp.B. l I. l. i. l. ll g. pt. tw. ×. ×. ×. ×. X. ×. ×. × ×. x. l. i. Suctobelbila tttberculata. ix. ×. XIX. r) Liacarus sp. D. ×. I. 1, ×. CZzrabodes ?"i?nosus. ix i ix. × ×. I. '. t. l I [× 1 l i [ 1lX i I l ×. l. 1. IVoth7iusPalustris. l. ×. 1 X l. i I. ;. ;×. ix. ix. I '. Liochthonius concaxJus. '. Zachvatfeinella sp,. 1× I・. Ef"emaeus tenttisettlge2'. Malaconoth7'ttspt,gmaeus ,l B-ionoribategladentilamelJala. ×. ×. l. i. I. Ix. ××. ×. 11 ×. p) Rh{ysotrit・ia ardua. l. × l. ×. l I I. l. 02Pia sp. I. :. Ix. ×1×. l' l, ×. i. ×××. e) PZzlaeacarttssp.A. ×. l 1×. [Zi)"iimalaco?ioth7'tts sp.. l. d) L・iochthoniussellniicki. '. I ×. Xenillus hetej`osetigei'. ll. F. i. Damaeidae spp.. ××. B'otofealt{ntma Pa7"vtJsetigei-u?n. /. ×. ' ×1×. i. .Plerloi'ibates muscicola. ix 1. /. Sttctobelbella spp.. MJo7'ibates att7"antiacus. ×. I. !×. I- ×. ××. llei"maniella sp. E. li. '. ×. I. 1- ×. ×. I[. ×. i. ×. ×. x. ilm) CZimisia laXiponica. x. ×. ×. c) Quath"otipia quad)'icarinctta. xl・x. XlX l/. /t. /. ×. l・ ×. 1× ×. IX ×. ii'. '. i. ix. ×. ×. ×. l. l. ×. ×. k.. I-11!). x. IX. ik). ×. X. ix. l. ×. ×. l. lii,. ll-j). lX. l. ×・×. ×. l. 11. ×. X. I. lX l. g) Ptii'gnlu.mna intei'media. .. 1 ×・X. 1. Ce?'atompia sp. B. ×. ×. Phthiv'aca?-its sp. E. CZienosamerus spatiostts. t xX. '. I1i. IX. Ix. Oribatella sp.. ×. '. Dolichei'emaeu.s elongattts. l1/. ×. Anteru.s sp. A. Alloclamaetts acipi"essus. X. X. ・× ×. II. ×. fi4dcht(ella wentivlsetosa. Magalotocopheus ]'aponictts. x. J, J,. XIX. ×. '. Eohbtt}ochthonittspa・rv・us. X. l. × ]× X. il. ×. PZatynothi"u.s yamasafeii. Qlipia sp. 3. ×. I. i-1. I. ×. Noth?"u.s biciliattts. Liochthonius spp.. Opt}ia sp. 7. 1[. l・×. ×. l・×. 02Piella nova. Malaconothi'tts Jmpo?tica. OXv)ia neei-landica. ix. lX ix ix. il. l. l・X. Ix. .P)'otoribates sp. C. l- Is I, I2 ll J, /"tix. H)Pochthoniella minutilssima. 1/. Ix. I- ×. Mesoplopho2'a jmponica. Pi'otoi-ilbates sp, A. I・li,. 1・ ×. Ai'choploj)hoi'a i'ostral'is. Etipelops sp.. by. i'i. i.. Fbsseretnus gi(adr'・rp' ertitu.s. E. pt6<)o. SZi.docepheus unclitgatiis. I1i. "i'. 1・ ×. Iloecilochthonius italicu.s. Nanhermannia nana. )i.Si'cMog,i'ijh'Jcl)es)l3Ftz:. HMbochthonius 7'idiilus. lI.. l. I. I. Ilhthiraca7'tes 1mponictts. J(EL'. $g lllih). iX lx. ,×. Heterobelbidae sp.. Ptei'ochthonius angelt{s. ・t. [. i. B. elsosneadensis. F. i'×. Damaeidae sp. tsu. b) Bracdychthoniu・shungnricus. (tJ('Ett,itilnl. a. × ×. I. i 1. m-. l i・64 50 18 65. 45 14.

(9) !73. ところで多く得られるという。このようなことを考え 合わせると,ホコリダニ類は他のダニ類とちがって, 60、 、. 適度に自然が破壊された環境に好んで繊現するもので. 、. ・  1 、、. あるかもしれない。.  、\.  従来の調査結果と比較の可能な群集の数量的野性質. を一覧すると表4のごとくである。王5およびJ5の地. サ. 点では,道路工事開始前の自然の状態がほぼ保たれて. フ. いると考えられるが,これらの地点での生息密度をみ ると,トビムシ目は決して多いとはいえないが,ダニ.  J\ や 、. サ 40. 、 、. ♂. 、 、 、. 癒. 、. 、. 数. 、 、. 類の個体数は極めて多い。例えば,ササラダニ匿の生 息密度で現在までに日本で記録された最高値は,東京. 、 、. 20. 、. 、 、. の明治神宮御苑林の晩秋期の調査における80,450/m2. b. である。しかし,この鍾は地表下15cmまでの値の合 計であって,地表下5cmまでに限れば59,550/m2と なる。したがって,今回の調査において地表下 5cm. 0 15(301nン      13(8m、      12ξ2.5m). までで王5の95,700/m2, J5の70,450という値は新. J5(40m㌧    」2(12m}    Jl乱4m). 記録的な高い値ということになる。ダニ十トビムシ率.   調査地点(道路からク)距離). (全小形節足動物中に占めるダニとトビムシの合計個. 体数の割合)は12でやや低かったが,他の地点では すべて9G弩を超えていた。ササラダニ指数(全ダニ断. 乎に占めるササラダニ目の個体数の割合)もJ1でか なり低い値を示したほかはすべて60%を超えていた。. 青木ほか(1977)はこのササラダニ指数と環境の貧化 との間にある程度の関係があると判断したが,その点. からすれば今回の調査地点は道路がっくられた附近で も,それほど環境の貧化が進んでいないことをダニ相 から判定することができよう。ダニ/トビムシ比は,. あまり細かい環境区分と対応させてうんぬんすべきで. はないかもしれないが,1およびJの両区とも,道路 からやや離れた地点σ3およびJ2)において最高値を 示していることは興味深い。.  2.ササラダニ群集の種組成.  図4 道路からの距離の異なる地点におけるササ    ラダニ二二の変化 ア・訪α8厩BERLESE,キョジンダニ4クoZolz〃zα〃zぬ 9なπ泌αzAOKI,デバクワガタダニ 〈砲濯ααψ1zθ醐. 6」8〃翻照AOKIなどは現在までの各地の調査経験か ら,自然のよく残された場所にしか生息せず,環境破 壊には最も鋭敏な【く弱い種”と考えられる。b群の17 種は,どちらの区においても道路に澱も近い地点σ2,. 」1)で消滅してしまう種で,a群ほどではないが,環 境破壊にやや弱く,破壊の程度が進めばa群の次に消 滅してゆく山群と考えられる。.  それに対して,c群の8種は全調査地点に出現し, 環境の変化には極めて鈍感な,くく強い種”と考えられ. る。これらの種は地理的にも生態的にも分布の広い種 で,従来の多くの調査においても,あらゆる環境に生.  土壌小形節足動物のうち,ササラダニ目Oribatida. 息することが確められている(AOKI,1976;藤田ほ. については,種レベルの分類詞定に基づいて群集分析. か,1976;青木ほか,1977;原田ほか,1977;青木・. を行なった。検出されたササラダニ!…1は42科64属84種. 原:田,1977)。ただ,このうちのツブダニの一『種Q妙fα. に達し,調査地点別にみた出現の様子は表5に示すと. sp.3だけは,日本各地でそのような性格を示す鍾で. おりである。種数合計値およびその変化の様子は,. はなく,この地域において特に幅広い出現状態を示し. 1。J両町で極めて似ており,図4に示すように道路. たものであろう。. に近づくにつれて急激に減少してゆく。.  d群がらP群にいたる種は,多かれ少かれ1区また.  ササラダニ類の各種は,その出現のしかたによって. は∫区のどちらかに出現の偏りを示すもので,さまざ. 表5に示すように,いくつかの群に区分することがで. まな性格の種を含んでいる。f群は1区において, m. きる。まず,a∼c群の種は1区とJ区:の両方に同じ 出現のしかたを冒したものである。このうち,a群に. 群はJ区において,それぞれ道路から最も遠い調査地 点のみに繊現し,生態的な分布輻の狭い種がかなり含. 属する8麺はどちらの区においても道路から30∼40m. まれているらしい。特に,ノシダニCαθπ05α2溜耀5. 離れた地点(15,」5)のみに出現した。このうちいく. 砂磁fo∫∼4∫AoKIは対馬と千葉県の清澄山から1頭ず. つかの種については端然の結果と考えたほうがよさ. つ得られた標本に基づいて新種として記載さればばか. そうなこともあるが,ユウレイダニ盈4♂01L〃∼αノηz∫α. りの珍らしい種である(AOKI,1977)。ヘコダルマヒ.

(10) !74. ワダニ㍑oclz漉。/z∫∼4360/1‘o膿∫CHINQNE,ヤハズマ.  5.結論としては,林内から林回外に向って,多く. ソジュゥダニ趣>1LOゐ℃ごε♪ノ殿郁〃L∫かα敵5 AOK王など. の動物群の生息密度やササラダニ麟の種数が急激に減. も採集記録の少ない種である。逆に,三,」,kおよび. 少すること,二二外で,あるいは林縁内で消滅するサ. P群の種は1調査地点のみで欠けているだけで,環境. サラダニ種群が明確に認められることなどから,道路. 変化にかなり強く,c群に近い性格の種であろう。. 建設の影響は明らかに出てはいるが,林内から林縁外.  道路からの距離のちがいからみた環境区分とササラ. に向って,消滅する動物群の数が少ないこと,ササラ. ダニ相の変化を対応させるためには,性格のはっきり. ダニ指数が大きく低下しないことなどの点から,この. したa,b, c群の種の出現の有無に着眼するのがよさ. ような小規模な道路の建設は土壌小形節足動物群集を. そうである。道路から最も離れた地点ではa,b, cの. 極端に変化させるような影響を与えておらず,大規模. 3群が揃って生息し,道路からやや離れた地点では. な自動車道の建設にくらべ森林の自然環境を傷つける. b,c群のみとなり,道路に最も近い地点では。群だ. 程度がはるかに小さく済まされていると判定される。. けになってしまうことになる。すなわち,a群および. 引 用 文 献. b群の種は森林の環境破壊の程度を示す指標種となる 性格をもったものと考えられよう。. 摘. 要.  !. 福島県福島市土湯混泉西方の荒川流域の森林内. 1)青木淳一,1971,人為開発の影響一とくに自動 車道(スバルライン)の建設による環境変化が土壌 動物におよぼす影響.「寓士山」富士山総合学術調 査報告書:727−731.箭士急行株式会社,東京. に11年前につくられたダム工事用の小観模な道路が土. 2)AoKI,」.,1976. Vertical distribution of oribatid. 壌中に生息する小形節足動物群集にどのような変化を. mites in Yaku lslaad, South Japan.ム16ワ. Eご。♂.. もたらしたかを調べるため,定性的および三蓋1:的な調 査を行なった。.  2.林内(道路から30∼40m),林縁内(道路から. 8∼12m),林縁外(道路から2∼4m)の3点で比較. 1弄oJ。 30Z, 13: 93−!02.. 3) …一…1977.Discovery of a mite Gf the genus  Cα8〃。∫α’〃81マ‘∫f∫Qm Japan. Aηηo≠. ZooZ.」ごψo刀.,. 50= 255−258.. した結果,小形節足動物の動物乱数は;林縁外でやや減. 4)青木淳一,1978,打込み法と弓取り法による富±. 少していたが,大きな変化は示さなかった。ダニ類・.  山麓青木ケ原のササラダニ群集調査.横浜羅大環境. トビムシ臼のほか,真正クモ目・ワラジムシ科・山脚 綱・倍脚綱・鱗翅iコ幼虫・双翅目幼虫・鞘翅目幼虫・. アリヅカムシ科などが林内や林縁内だけでなく,林島 外でも消滅することなく生息していた。しかし,カニ ムシ目。結合綱。半翅目(同翅亜印 。原尾目など, いくつかの群は林回外で消減していた。.  3.小形節足動物全体およびダニ,トビムシなどの 主要な群の生息密度は,林内から二二外に向って急激.  研紀要,4:149−154.. 5)青木淳一・原田 洋,1977.建設中の中央自動車 道笹子附近の土壌動物調査,E@ん。あ9’∼α,(/6):  15−25.. 6)青木淳一・原田 洋・宮脇 昭,1977.神奈川県. 下の主要自然林域における人為的影響と土壌ダニ  相.横浜国大環境研究紀要,3:121−133.. 7)藤田奈々子・西出嗣代・青木淳一,1976.三ッ峠. に低下していた。ただし,ホコリダニ目だけは林縁内.  山におけるササラダニ類の垂直分布,・46如・4簾. で最高密度に達し,例外的な動向を示した。調査地の.  ご1〃zoZ., 27:16−30。. 節足動物個体数は金般的に多く,特に自然が破壊され. 8)原田 洋・郷毛伊麻子。青木1享一,1977.横浜国. ていない林内ではダニ個体数が極めて多く,特にササ.  立大学構内のさまざまな植生下にみられるササラダ. ラダニ1ヨは95,700/m2に達し,これは1ヨ本の森林で.  ニ群集,横浜国大環境研紀要,3:135−145.. 記録された最高の値となろう。. g)森川国康・石川和勇,1971.石鎚スカイライン道.  4.ササラダニ群集については種レベルの分析を行.  路の建設が漂生林の土壌中型動物根に及ぼす影響. なった。種数は林内から鳥毛外に向って急激に減少し.  (その1).加藤陸奥雄(編):陸上生態系における. た。魚田されたササラダニ思は合計84種に達したが,.  動物群集の調査と自然保護の研究.昭和45年度研究. そのうちの8種は一期のみに出現,17種は林内および.  報告:245−254.. 林縁甲に出現,8種は林内から林山外にかけて連続的. 10)NIIJIMA, K,!976. Influence of construction. に出現した。これらの性格のはっきりした種群によっ.  of a road on soiユanimals in a case of sub.alpine. て林内,林縁内,林縁外のササラダニ相が特徴づけら.  conifer◎us forwest of Mt. Fuli。 R⑳.&o♂, BfoZ.. れる。.  50Z, 13:47−54..

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参照

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