内訳書作成システム(内訳書数量入力システム)の変更点
●本資料の表記について 本資料は、「営繕積算システム RIBC2 内訳書作成システム操作マニュアル」の一部を抜粋し たものです。 ・ 本文中の頁番号は操作マニュアルの説明頁を示します。 ・ 記載のない章に変更は発生していません。・ LITELITE アイコンの機能は、内訳書数量入力システム LITE には提供されません。
Ver.1.00 以降のおもな追加、修正機能
Ver.1.00 以降に公開されたアップデートと、Ver.2.0 において追加・修正された機能について 各章ごとに説明します。 ≪注意≫Ver.2.0 には、Ver.1.00 以降に公開されたアップデートの内容が全て含まれています。第 1 章:作業の前にご確認下さい
●RIBC で作成した内訳書や単価ファイルを RIBC2 で参照する P.9a) RIBC→RIBC2 内訳書コンバータにおいて、RIBC の旧形式(拡張子が utf、utg、uth)のフ ァイルを直接 RIBC2 形式へ変換できるよう、機能が追加されています。
b) メンテナンス設定ファイル(拡張子が use のファイル)の RIBC→RIBC2 コンバート機能を 追加しました。
c) RIBC 形式→RIBC2 形式のコンバート時、RIBC 形式のワープロ行に設定されている「見積 分類」「見積コード」を RIBC2 形式のファイルにコンバートする機能を追加しました。 d) RIBC2 用の共通費情報ファイル(拡張子が kygn のファイル)を直接編集する機能を追加し ました。 e) 以下の不具合を修正しております。 ・ 独自内訳名称のコンバートのファイル形式が正しくない。 ・ RIBC Ver.1 互換形式のコンバートで、共通費の金額情報がコンバートされない。 ・ 工事概要の内容がコンバートされない。印刷するとエラーが発生する場合がある。
第 3 章:内訳書ファイルとウィンドウの操作
以下の不具合を修正しております。 ・ 名称欄、摘要欄等を編集した後に内訳書ファイルを保存すると、エラーが発生する場合が ある。第 4 章:作業環境の確認と変更
以下の不具合を修正しております。 ・ [ファイル]→[プロパティ]→[編集]の「単価表から選択した行の名称等を変更した ときの処理」の設定において、[「代価表呼び出し行」にする]または[常に選択する] で、[「代価表呼び出し行」にする]を選択したときに、代価表の内訳に登録された「名 称欄」の名称が「摘要欄」に誤って登録される症状を修正しました。 例:「遣方 一般」 → 「遣方 遣方」 既存のデータを正しい名称に戻すには、「単価総入れ替え」を実行することで、名称・摘 要が再取得されるので、正しい結果に戻すことができる。 例:「遣方 遣方」 → 「遣方 一般」第 6 章:内訳書の入力操作
●工事費 P.48 以下の不具合を修正しております。 ・ 消費税率が設定されておらず、入力もできない。 ・ 落札率の行挿入ができない。 ・ 調査基準価格および調査基準価格の 100/105 の入力ができない。 ●標準単価ファイル関連の操作 P.51 単価総入れ替え機能に作業内容のログ出力機能が付加されました。 ●メンテナンス機能について P.54 単価総入れ替え機能において「メンテナンス Excel ファイル」を使って、標準単価コードの新 旧置換を行いながら処理を行う機能が付加されました。 ●見積り単価入出力機能 P.55 a) 以下の機能が追加されました。 ・ 見積分類設定機能/見積分類自動設定機能 ・ 見積コード自動発番機能 b) 以下の不具合を修正しております。見積単価入出力のファイル出力で、既存の Excel ファイル(*.xls 形式)に「名前の定義」 が定義されている場合、Excel ファイルの「名前の定義」が壊れる場合がある。 ●内訳書に行を挿入する P.58 以下の不具合を修正しております。 ・ 中科目フィルタを設定して行挿入すると、エラーが発生する場合がある。 ・ 行挿入画面でのツリー表示の高速化 ●単価表からの挿入 P.59 標準単価作成システムのマトリクス単価表の備考欄を確認する機能が追加されました。摘要選 択後、 が表示されているとき、備考欄が表示されます。 ●単価表からの上書き選択 P.61 既存の行の数量欄を残して、名称や単価等を単価表から選択した項目で上書きします。 ・ [行挿入]画面で、名称選択後、[行挿入]ボタンを押すと、クリックした名称の行を選 択した単価で上書きします。 ・ 名称、摘要、単位、単位、備考(上段)の各欄を上書きします。数量欄や備考欄(中段と 下段)等欄は上書きを行いません。金額欄は再計算されます。 ・ 単価表選択で挿入した行の単価を他の単価に変更する。 ・ ワープロ行または代価表の呼び出し行を、標準単価選択行に変更する。 ●共通費積み上げ分・負担金等の内訳を入力する P.74 工事費画面の負担金行の備考欄に「負担金」の文字を表示しないよう変更しました。
第 7 章:代価表の作成
●代価表入力画面 P.75 a) 代価表の内訳で「見積分類の設定」メニューが使用できるようにしました。 b) 以下の不具合を修正しております。Ver.1.00 または Ver.1.01 で作成した内訳書を、Ver.1.02 で「開き」、「全体再計算」を実 行すると、代価表に登録されているワープロ入力の行の単価が 0 円にクリアされる症状を 修正。 ●歩掛りをコピーして代価表を作成する P.82 歩掛りファイルをコピーして代価表を作成する機能の説明をマニュアルに追記しました。 ≪注意≫歩掛り内訳画面から行の一部(労務単価の行のみ等)をコピーすることはできません。 ●代価表分類 P.75 以下の不具合を修正しております。
・ 代価表分類を挿入して保存するとエラーが発生する。
第 8 章:見積比較表の作成(新規)
●第 8 章:見積比較表の作成 P.87 最大 10 社の見積金額を見積分類毎に集計し、選択した会社の単価を決定単価として内訳書に 書き戻す機能が追加されました。第 11 章:出来高内訳書の入力
●出来高金額控除内訳書の作成 LITELITE P.102 公共工事標準請負契約約款第 25 条(スライド条項)の減額となる場合の運用を補助するため のもので、変動前残工事の直接工事費を集計することができます。第 12 章:共通費計算
●共通費計算の端数処理設定 P. 37 以下の不具合を修正しております。 ・ 端数処理画面の「共通費」タブの設定が反映されない。 ●手順 1 プロパティ画面の設定 P.103 以下の不具合を修正しております ・ 独自の共通費情報ファイルを作成している場合に、[ファイル]→[プロパティ]→[参 照ファイル]の操作で共通費情報ファイルを切り替えたときに、共通費情報ファイルの内 容が正しく取り込まれるように修正。 ●手順 4 共通費計算 LITELITE P.106 以下の不具合を修正しております ・ 増減率と補正率の入力ができない。 ・ 契約保障費の行が追加できない。 ・ 前払金支出割合による補正の補正率の入力ができない。 ●独自計算ファイルによる共通費計算 LITELITE P.113 以下の不具合を修正しております ・ 外部ファイルを利用した共通費計算ができない。第 13 章:印刷に関する操作
●印刷書式の設定 P.115a) 印刷書式設定画面に工事内訳頁の印刷オプション設定機能を追加しました。 b) 以下の不具合を修正しております。 ・ 内訳書の印刷で正しく印刷されない場合がある。 ・ 開始ページを、2 以上に設定して印刷すると、「表紙」と「概要」が印刷されない。 ・ 独自書式の印刷テンプレートの Excel ファイルの形式とは異なる Excel ファイルの形式 を指定できてしまい、出力後、ファイルを開くことができない。 ・ 変更設計時に「変更設計のみ」の印刷が正しく出力されない。 ・ 印刷書式設定でコードの印刷可否のチェックを外したときに、工事内訳の印刷で備考 欄の 1 段目が印刷される。 ・ 印刷書式設定でコードの印刷可否のチェックを外したときに、別紙明細番号、代価表 番号が印刷されなくなる。 ・ 総括表のページ番号が印刷されるように修正。 ・ 「A4 縦 2」の「代価表一覧」の印刷で、上段の最終行が下段の先頭行にダブって印刷 される症状を修正。 ・ 「A4 縦 2」の「共通費算定書」の印刷で、共通仮設費の補正係数⑥の値が印刷されな い症状を修正。ただし、画面及び計算結果は正しい結果になっている。 ・ 工事内訳書で、「変更のみ(三段目のみ)」の印刷が出来るように修正。