土壌汚染対策法に基づく届出書の作成

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土壌汚染対策法に基づく届出書の作成

(東京都に提出する場合)

東京都環境局環境改善部 化学物質対策課

土壌地下水汚染対策担当

1

16

回土壌汚染処理技術フォーラム・

14

回土壌汚染対策セミナー

(2)

説明内容

1.令和4年度手引きの改訂概要

2.土壌汚染対策法の基本的な届出手続きの流れ

3.届出書の概要

(3)

1.令和4年度手引きの改訂概要

3

(4)

1.1 令和4年度手引きの改訂概要

今回のセミナーで、改訂事項を中心に以下の項目ついて説明

・様式24、飛び地間移動について個別掲載から手引き本編掲載に変更

・区域間移動及び自然由来基準不適合土壌については環境局HPに掲載

・措置(工事)完了報告時の管理票の扱いについて変更

・各届出の記載事項例にて、「連絡先」欄吹き出しに副本に関して追記

・その他、届け出個別に詳細に改訂事項あり

改訂要旨

・各届出の作成方法に電子ファイルの作成方法を追記

・ハンコレスの場合、届出書提出前に届出の担当者に電話連絡の旨を追記

・ハンコレス対応により、押印や自筆署名欄を削除

(条例にて説明)

電子申請

(5)

2.土壌汚染に関する

基本的な届出手続きの流れ

5

(6)

2.1 対象者と契機

○手続の契機

工場等の廃止時と土地の改変等を行う時

土壌汚染対策法

3条 4条

対象者 土地所有者等 土地の形質の変更を行う者

契機

有害物質使用特定施設の 使用を廃止した時又はた だし書き中の土地におい て900㎡以上の土地の形 質の変更をしようとする

3000㎡以上(現に有害物 質特定施設が設置されてい る工場等の敷地にあっては 900㎡以上)の土地の形質 の変更をしようとする時

(7)

2.2 手続きの流れ(工場廃止時)

措置(工事)完了 報告書(7条9項)

土壌汚染対策法(3条)

措置(工事)完了 報告書

手続き終了 要措置区域等の指定

形質変更時要届出区域 要措置区域 特定施設の廃止等

(3条第1項)

汚染土壌の区域外搬出届出書

(16条第1項)

汚染除去等計画書

(7条第1項)

汚染あり

土壌汚染状況調査結果報告書(3条第1項、3条第8項) 汚染なし

7

土地の形質の変更届出書

(12条第1項)

一定の規模以上の土地の形質 の変更届出書(3条第7項)

(8)

2.3 手続きの流れ(開発行為)

措置(工事)完了 報告書

土地の形質の変更届出書

(12条第1項)

汚染土壌の区域外搬出届出書

(16条第1項)

汚染除去等計画書

(7条第1項)

措置(工事)完了 報告書(7条9項)

土壌汚染対策法(4条

指定の申請

(14条第1項)

土壌汚染状況調査結果報告書

(4条第2項、第3項)

汚染のおそれあり

手続き終了 汚染のおそれなし

要措置区域等の指定

8

一定の規模以上の土地の形質の変更届出書(4条第1項)

汚染あり 汚染なし

形質変更時要届出区域 要措置区域

(9)

3.届出書の概要

9

(10)

3.1 法3条第1項

届出の契機

・有害物質使用特定施設の使用が廃止された場合

10

手引きの改訂の概要

・特になし

ポイント

・報告者は土地所有者(売買後の所有者、不動産事業者等)

・調査義務発生日から120日以内に報告義務

(11)

3.2 法4条第1項・法3条第7項

届出の契機

・土地の形質の変更であって、その部分の面積の合計が 3,000㎡以上となる行為(法4条第1項)

・現に有害物質使用特定施設が設置されている等の工場又は 事業場の敷地については900㎡以上(法4条第1項)

・調査猶予中の土地については900㎡以上(法3条第7項)

1

ポイント

・分割提出時は鑑だけでなく土地所有者一覧や図面等に 全体届出範囲と当該届出範囲や情報を明示

手引きの改訂概要

・分割提出時の注意事項を記載(詳細は「調査等に係る留意 点」の動画で説明)

(12)

3.3 法4条第2項

届出の契機

・法第4条第1項の提出後、調査結果を併せて提出する場合

ポイント

・分割調査と一括調査で汚染状態の評価が不変であること

・原則4条1項提出から30日以内に提出

・届け出鑑の対象地の地番は4条1項の届け出と一致すること 手引きの改訂概要

・分割調査時の注意事項を記載

・既往調査を調査結果の一部として扱う際の注意事項を記載

(詳細は、法・条例に係る関心事項についてで説明)

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3.4 法7条第1項・第3項

届出の契機

・要措置区域に指定後、

汚染除去等計画の提出の指示を受けた者が、作成し提出

3

手引きの改訂の概要

・お知らせ看板の作成について追記

(詳細は、環境確保条例に基づく届出書の作成で説明)

・区域指定前の届出書提出には(指-〇〇〇号)に替えて、

(指定手続き中)と記載

・基本的な構成は法第12条に基づく届出と同じだが、

追加で必要な資料が数点あることに留意 ポイント

(14)

3.5 法12条第1項

届出の契機

・形質変更時要届出区域内において土地の形質の変更をする場合

※区域指定前に施工を行う場合は、事前にご相談下さい。

手引きの改訂の概要

・区域指定前の届出書提出には(指-〇〇〇号)に替えて、

(指定手続き中)と記載

・お知らせ看板の作成について追記(法7条に同じ)

・法の届出で以って、条例の届出を代用する場合はその旨を 届出書中に記載

ポイント

・地番が区域指定範囲になっているか

・指定番号を明記しているか

・遮水や埋戻し土等要件を明示し、各環境省告示との合致の検証 を記載する

(15)

3.6 法16条第1項

届出の契機

①汚染土壌を要措置区域等外へ搬出する場合

②飛び地間移動をする場合

③区域間移動をする場合

④認定調査をする場合

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手引きの改訂の概要

・区域指定前の届出書提出には(指定手続き中)と記載

・法の届出で以って、条例の届出を代用する場合はその旨を 届出書中に記載

ポイント

・当初の届け出と変更になった場合は搬出に着手する 14日前までに届け出が必要(法16条第2項を準用)

(16)

3.6 法16条第1項

①区域間移動をする場合

②飛び地間移動をする場合 指定手続き中の場合はその 旨記載

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3.7 飛び地間移動

飛び地間移動とは

・同一の土壌汚染状況調査の結果に基づき指定された複数の 要措置区域間又は形質変更時要届出区域間において、受入区 域における嵩上げ等の土地の形質の変更に使用することを認 めるもの

・「同一の土壌汚染状況調査の結果に基づき指定された要措 置区域等」とは一つの事業場の土地や一連の開発行為が行わ れる土地又は同一契機において行われた調査に基づき指定さ れた要措置区域等として運用(≒同一の台帳指定番号の土地)

・仮置きとしての使用も可能。従来施工のための14条を提 出していたものが、飛び地間移動で可能に

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ポイント

(18)

3.7 飛び地間移動

掘削

・区 域内 使用 範囲

盛土

(仮 置き

)使 用範 どこの土壌を、どこに使用 囲

(仮置き含む)するのか明示

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3.8 区域間移動

区域間移動とは

・ある一定の要件を満たした場合、自然由来等形質変更時用 届出区域間における土壌の、受入区域における嵩上げ等の 土地の形質の変更に使用することを認めるもの

・自然由来等形質変更時用届出区域とは①自然由来特例区域、

②埋立地特例区域を指す

・①は同一地層(有楽町層等)、②は同一港湾内(東京港)

であること

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(20)

3.8 区域間移動

(21)

3.8 区域間移動

21

同一地層を示す

(22)

3.9 法16条第1項(認定調査)

・要措置区域等(形質変更時要届出区域又は要措置区域)

外へ搬出する汚染土壌を法の規制から外したい場合 届出の契機

ポイント

・様式24の届出の有無により試料採取等対象物質に影響

・汚染状態別での認定は不可

(例:含有量試験のみで溶出量試験を行っていない)

・土壌汚染状況調査や詳細調査後、新たな汚染のおそれが 生じていなければ当該結果を活用可能

手引きの改訂の概要

・特になし

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3.9 法16条第1項(認定調査例)

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認定可 (採取不要)

認定不可 (採取不要)

調査結果に より判断 (採取要)

詳細調査で基準適合土壌

新たな汚染のおそれは生じていないことか ら詳細調査結果を利用し、認定ができる

認定調査前汚染状態 深度

(GL)

(

含有

)

(

溶出

)

表層 × 1m × 2m 3m 4m

5m

― ―

汚染状態が不明な土壌

試料採取が必要。また、認定調査は物質毎 なので、含有又は溶出のみでは認定できない 汚染状況調査(詳細調査)で基準不適合

新たな汚染のおそれは生じていないことから 調査結果を使用できるが、認定はできない 要件(6.2参照) 試料採取等の対象物質 試料採取頻度

区域指定物質 鉛及びその化合物 100㎥

試料採取等の対象としなかった物質のうち 基準に適合しないおそれの有無

無し

(深度限定等無し) 指定後における新たな汚染のおそれの有無 無し

(認定時地歴にて確認)

土壌搬入による汚染のおそれの有無 無し

(様式24提出)

新たな汚染のおそれが生じていなければ既往調査結果を調査に利用できる

(24)

3.10 法16条第2項

24

項目 変更届が必要な場合

汚染土壌の体積 処理施設との契約土量を超える場合 汚染土壌を運搬する者の

氏名又は名称

運搬事業者が追加になる場合(減少 又は協力会社の増減は完了報告書で 良い)

積替・保管施設 積替・保管施設が追加になった場合

(減少は完了報告書で良い)

汚染土壌処理施設 契約期間を延長する場合等再度契約 を結びなおす場合

法16条第2項の届出が必要な場合

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3.11 要措置区域等に搬入された土壌に係る届出書(様式第二十四)

・要措置区域等指定の日から原則として1年毎に提出

ポイント

・指定区域にける土壌の搬入状況についての届出

・届出が無い場合、認定調査時の試料採取等対象物質を絞 り込めない

・証明期間を必ず記載し、搬入の有無に寄らず届出

・区域指定前に認定する場合にも届出

25

届出の契機

手引きの改訂の概要

・今回の改訂で新規掲載

(26)

3.11 要措置区域等に搬入された土壌に係る届出書(様式第二十四)

搬入なし 搬入あり

報告の起点日

①区域指定日

②前回届出日の1年後

(すでに1回以上届出済みの場合)

③土壌汚染状況調査結果報告書届出日

(区域指定前に認定する場合)

どちらも届出必要

(27)

3.11 要措置区域等に搬入された土壌に係る届出書(様式第二十四)

「どの区画に」搬入されたか

27

盛土 範囲

盛土 範囲

(28)

3.11 要措置区域等に搬入された土壌に係る届出書(様式第二十四)

「土壌の搬出場所」はどこか

(29)

3.11 要措置区域等に搬入された土壌に係る届出書(様式第二十四)

試料採取日・試料採取場所・

サンプル名・結果を記載

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搬入土壌分析結果

(30)

3.11 要措置区域等に搬入された土壌に係る届出書(様式第二十四)

(31)

3.12 措置完了報告書(工事完了報告書)

届出の契機

・要措置区域等に指定されている土地における、汚染の除 去等の措置が完了した場合

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・含有量基準超過が表層にある場合には、盛土措置や舗装措 置の適格な実施を措置完了報告書で報告

(舗装等の平面図・断面図、厚さの検尺写真等は必須)

ポイント

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手引きの改訂の概要

・別冊資料への管理表の写しの添付を不要に

・管理表を整理した一覧表に汚染状態を記載

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3.12 措置完了報告書(工事完了報告書)

管理票を整理した一覧表の作成例

≪記載例≫

単位体積重量(t/㎥)=51.8(管理票の合計値)/30.5(面積×深さ)≒1.69 理由:土質が○○○だったため、単位体積重量が軽くなった。

番号 交付 年月日

処理完了 年月日

交付 番号

自動車等

使用者の氏名等 汚染状態 土壌の 重量(t)

1 2020/4/1 2020/4/20 10001 (株)土壌運搬 鉛(含有) 7.2

20 2020/4/2 2020/4/21 10020 (株)土壌運搬 鉛(含有) 6.0 合計 51.8

運搬した土壌の合計重量を整理してください。

土の単位体積重量を計算してください。土の単位体積

重量平均1.8t/㎥より、今回の値が離れている場合は、

理由を記載してください。

令和4年度より、別冊資料としての管理票の写しの添 付は不要としておりますが、管理票を確認しているこ との証明として、本編に一覧表を添付してください。

汚染状態欄を追加

管理票の写しを不要とする 代わりに汚染状態を記載

管理票の写しを別冊にて提 出を不要に

転記の際にミスがないよう に報告者は確認

Figure

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