第 1 戦 SUGO スーパー耐久 3 時間レース
Super Taikyu Series 2013
まえがき
「僕たち/私たちの GT3 チャレンジ!」 ~学生たちのモータースポーツ~ 昨年から始まった日産自動車大学校と KONDO Racing の共同レースプロジェクトは、2 年目を迎えチームも学生も新体制でスタートしました。 2012 年度はツインリンクもてぎで始まり、第三戦目の岡山国際サーキットで初優勝を 経験し、オートポリスで最終戦を締めくくりました。この一年間の活動を通し学生たち は、整備技術の「正確性」や人の命を預かる「責任感」、チームの仲間との「協調性」、 自分から仕事をもらいにいく「自主性」などを学ぶことが出来ました。 今年は昨年の良かった点を、習熟させ、より高いレベルにし、また改善すべき点は改 善し、効率の良い作業ができるように一人一人の意識を高めていきたいと思います。事前準備
目標に向けて!
前回のオートポリス戦から約半年。今年も表彰台の真ん中を目指してどのように行動 するのかを話し合ってきました。具体的には、前回メインとして参加した愛媛校、今回 メインとして参加する栃木校と共にテレビ会議でオートポリス戦の振り返りをし、領域 ごとに良かった点・改善すべき点を挙げました。それにより、自分達がレースを作り上 げていることを再認識し、モチベーションの維持・向上につなげることが出来ました。 また、より多くの学生にこの活動の魅力を知ってもらう為に活動内容を発表する機会 を設け、新たにスタッフを募りました。 これらの事前準備を通して、各領域間や学生間の交流を更に深めることができました。 新メンバーを向かえ意気込みも新たに、今シーズン第一戦目の SUGO に臨みました。 事前レクチャーの様子Super Taikyu Series 2013
4 月 18 日
NEW マシン現る!!!
天候:曇り 路面:ドライ 初日、横浜校の学生たちは午後にはサーキットに入り、栃木校と合流し、各領域でミ -ティングを行った後、行動を開始しました。今回は私たちの課題でもある、「メンバ ーが変わっても、作業のクオリティを落とさず、向上させる」ことを意識して取り組み ました。その1つとして、事前準備の段階で、栃木校と改善点などのTV会議を通し情 報共有をしていたこともあり、作業を効率よくこなすことが出来ました。 初めて目にする、2013 年仕様に改良された GT-R に、学生たちのテンションも上がり、 やる気に満ち溢れていました。その気持ちが、キビキビとした行動として表れていまし た。 また、KONDO Racing スタッフも入れ替わったこともあり、作業の合間にも積極的にコ ミュニケーションをとっていました。 午後に1時間の練習走行枠があり、その練習走行では、学生達も参加し、タイヤ交換 や車両清掃、サインボード掲示などの役割をこなしていました。 担当した学生は、事前にコミュニケーションを取っていたこともあり、円滑に仕事が 進みました。それは「チームワーク」「積極性」を学び行動した結果だと思います。 さらに、全ての作業に入る前にテクニカル領域担当学生に対する「安全教育」が行わ れました。安全第一の意識は自動車業界で働く上で重要であると思います。 夜には先発隊マネジメント領域の学生が合流し、横浜校と栃木校合同でミーティング を行いました。 KONDO Racing スタッフとのミーティング タイヤ交換を手伝う学生Super Taikyu Series 2013
4 月 19 日
サクラ・・・雪!?
天候:晴れ 路面:ドライ 昨日の曇り空とは打って変わり青空が広がって いましたが、風が強く、時折雪が舞うなど、不安 定な天候でした。 この日は、朝から1時間の占有走行が3本あり、ピットの中の KONDO Racing スタッフ、 テクニカル領域の学生も慌ただしく動いていました。 この走行を利用して新しく改良された車両のセッティングとドライバーの慣熟を行い、 予選と本選に備えました。 一方、マネジメント領域の学生は、スリーボンドさんのテントやお客様応対用の機材 などの設営とキッチンカーの準備を行いました。冷たい風が吹き付けるなかの設営でし たが、マネジメント領域の学生たちは元気いっぱいで、キビキビと作業していました。 初参加の学生たちも初めての作業に戸惑いながらも、一つ一つ丁寧に取り組んでいまし た。 この日の感想を学生に聞いてみたところ、「作業は、わからないものが、ほとんどだけ ど早く仕事を覚えられるように、もっと質問などしていきたい。」と話していて積極的 に吸収しようとする姿勢が感じられました。 小さなミスが大きな事故につながることもあるので、自分が任された作業に責任を持 ち、節度をわきまえた行動を徹底していく学生たちの真剣な表情が見られました。 設営作業を行う学生 GT-R を押して運ぶ学生Super Taikyu Series 2013
4 月 20 日 予選日
コースレコード更新!!!!!
天候:晴れのち曇り 路面:ドライ 占有走行から一夜明け、穏やかな天気のなか予選日を迎えました。早朝から学生スタ ッフ一同でサーキットに向かいました。 テクニカル領域では、午前中に車検の対応をした後に、午後一番の予選走行に向けた 準備が行われました。A ドライバー予選走行時に、右リアのエアジャッキのピストンが 出なくなってしまい、KONDO Racing のスタッフの方はその修復作業を行っていました。 また、同時に作業していたパッドとローター交換には学生も参加し、乗用車とレーシ ングカーとの違いを学びました。キャリパーを固定するボルトを締め付ける際に、学生 がトルクレンチをセットし、積極的に KONDO Racing のスタッフの手伝いを行っていま した。 マネジメント領域では、チームスタッフと学生スタッフの昼食応対業務を中心に行い ました。また、PIT WALK でも、多くのお客様に商品やパンフレットを手渡すというファ ンサービスを行いました。それらの仕事の合間を縫ってスリーボンドさんのケミカル商 品に関する特別授業とモータースポーツプロモーションの授業や、お客様応対の授業、 コントロールタワー見学、など様々な授業が行われました。モータースポーツプロモー ションの授業では、新しく賛同していただいたスポンサー様の活動内容の勉強も新たに 行われました。 また、サーキットでの行程が終わり、宿舎に帰ってからも学生たちが自ら翌日の動き 方について遅くまで話し合っていました。 これらの活動を通して、チームのメンバーが互いを信頼し合い行動することが最も大 切であることを学びました。 予選を走る GT-R PIT WALK でファンサービスを行う学生Super Taikyu Series 2013
4 月 21 日 決勝日
SUGO 春の雪祭り・レースは中止!?
天候:雪 路面:積雪 早朝から積もるほどの雪が降り続き、学生たちがサーキッ トに入る頃には、辺りは一面銀世界となっていました。 前日の好調な予選結果を受け学生たちはレースを楽しみ にしていました。この日も学生たちは、朝一番にサーキット に入りました。前日のエアジャッキの不具合は、無事修復も 終わり、万全の状態で天候の回復を待ちました。 3 人のドライバーもレーシングスーツに着替え、ウォームアップ走行の開始を待っ ていました。しかし、天候は回復せず中止となってしまいました。その後も天候の 回復を待ちましたが、雪が止んでも積雪の影響で安全に走行できないとの大会審査 委員会の判断のため、11:30 にレースは中止となりました。 それでも学生たちは自分の責任を果たそうと周りをよく見て積極的な活動をしていま した。 当日は、栃木校から研修に来る学生と、オープンキャンパスの参加者など多くのお客 様がいらっしゃる予定でしたが、道路の通行止めなどの影響で学生たちの動きを見て頂 くことができませんでした。しかしそんな中でも来て頂いたお客様には充分楽しんでい ただけるような接客を行いました。 レースが中止になったことにより、サーキットが、「SUGO 春の雪祭り」と称してお客様 に少しでも楽しんでいただくために、パドックを開放し、コース内をバスで周回するツ アーを運行しました。一部の学生や、オープンキャンパス参加者もそれに参加し 楽し んでいました。 今回は、レースが行われなかったことは、非常に残念ではありましたが、何が起こる か分からないレースの現場で、時として思い通りにならないということを実感しました。 今回培った、チームの結束力と、勝つことへの思いを次戦以降へ受け継いでゆこうと 考えています。お客様に食事を提供する学生 SUGO 春の雪まつり
Super Taikyu Series 2013
Race result
公式予選結果
(決勝レースは、悪天候の影響で中止になりました。)
Pos No Machine Drivers Time / Behind
1 81 GT NET ADVAN NISSAN GT-R 青木 孝行/星野 一樹/尾本 直史 2’41.770 2 24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R 藤井 誠暢/千代 勝正/GAMISAN +0.434 3 28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 片岡 龍也/Jono Lester/Fariqe Hairuman +0.601
4 1 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 谷口 信輝/ Dominic Ang/ Melvin Moh +2.002