HPE 3PAR Red Hat Enterprise Linux およ
び
Oracle Linux 実装ガイド
部品番号: QL226-99450 発行: 2017 年 3 月
摘要
本書では、HPE 3PAR StoreServ ストレージと、Red Hat Enterprise Linux または Oracle Linux ホストの間の通信のセットアップについての情報を説明します。本書は、Red Hat Enterprise Linux、Oracle Linux、および HPE 3PAR OS を熟知したシステム管理者およびストレージ管理 者を対象としています。
© Copyright 2012, 2017 Hewlett Packard Enterprise Development LP
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目次
はじめに
...8
HPE 3PAR OS バージョン... 8 対象読者...9 HPE 3PAR OS のアップグレードに関する留意事項...9 Linux ホストの要件... 9 HPE 3PAR の共存...9 HPE 3PAR ドキュメント... 10RHEL のクイック接続...11
作業を開始する前に... 11 FC プロトコルまたは FCoE プロトコルのクイック接続...11 iSCSI プロトコルのクイック接続...19HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成—FC...25
HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成のワークフロー—FC...25
構成のプランニングについての注意事項—FC...25
ターゲットポートの制限と仕様—FC...25
HPE 3PAR Persistent Ports—FC... 26
HPE 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン— FC...27
HPE Smart SAN for 3PAR—FC... 27
HPE 3PAR Persistent Checksum—FC... 28
HPE 3PAR Express Writes—FC... 29
HPE 3PAR StoreServ ストレージのホストへの接続—FC... 29
FC-to-FC 接続の図... 29 FCoE-to-FC 接続の図...30 ファブリックのセットアップとゾーニング—FC...30 ファブリックゾーニングのセットアップ—FC... 31 ファブリックゾーニングの実施—FC...31 ゾーニング構成の選択—FC... 31 各イニシエーターが正しいターゲットとゾーニングされていることの確認— FC...31 スイッチベンダーの構成ガイドライン—FC...32
HPE 3PAR StoreServ ストレージポートの構成—FC...33
ストレージシステムのポートの構成—直接接続—FC... 33 ストレージシステムのポートの構成—ファブリック接続—FC... 36 ホストの構成—FC... 37 PCI-HBA およびドライバーの情報の特定... 37 Emulex HBA の使用—FC...37 Emulex HBA ドライバーの使用の準備—FC... 37 modprobe.conf 構成ファイルの作成および initramfs のビルド—FC— Emulex HBA ... 38 QLogic HBA の使用 - FC...41 QLogic HBA ドライバーの使用の準備—FC...41 modprobe.conf 構成ファイルの作成および initramfs のビルド—FC— QLogic HBA ...42
NVRAM および BIOS のセットアップ—FC—QLogic HBA... 44
SCLI ユーティリティを使用した QLogic HBA の構成—FC...46
Brocade HBA の使用 - FC...47
Brocade HBA ドライバーの使用の準備—FC...47
Brocade BCU ユーティリティを使用した Brocade HBA の構成—FC...47
ストレージ機能特有のホストドライバーパラメーターの有効化(オプション)... 48
ホストアダプターでのHPE Smart SAN for 3PAR の有効化...48
FC での HPE 3PAR Persistent Checksum... 51
3PAR Host DIF... 52
標準DIF...55
RHEL 5 の SCSI タイムアウトの設定—FC... 58
udev ルールを使用した SCSI タイムアウトの設定—FC ... 59
SCSI タイムアウトの設定の確認—FC...60
他の方法: Emulex および QLogic スクリプトを使用した SCSI タイムアウト の設定—FC ... 60
マルチパスソフトウェアのセットアップ—FC... 60
HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成—iSCSI... 61
HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成のワークフロー—iSCSI... 61
構成のプランニングについての注意事項—iSCSI...61
ターゲットポートの制限と仕様—iSCSI... 61
HPE 3PAR Persistent Ports—iSCSI...62
HPE 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン— iSCSI... 63
HPE 3PAR StoreServ ストレージのホストへの接続—iSCSI... 63
Enterprise iSCSI...64
スイッチおよびiSCSI イニシエーターのセットアップ...64
HPE 3PAR StoreServ ストレージの iSCSI ポートの構成... 64
HPE 3PAR iSCSI の IPv6 アドレス指定および VLAN タギング...68
ホストの構成—ソフトウェア iSCSI... 70 iSCSI ドライバーのインストール—ソフトウェア iSCSI...70 iSCSI セッションの検出—ソフトウェア iSCSI... 70 ソフトウェアiSCSI のセットアップ...70 replacement_timeout 設定の調整 ...70 iSCSI デーモンの起動—ソフトウェア iSCSI...74 iSCSI 接続の作成—ソフトウェア iSCSI...75 CHAP の構成(オプション)—ソフトウェア iSCSI... 81 ホストCHAP のセットアップ—ソフトウェア iSCSI... 81 双方向CHAP(相互)のセットアップ—ソフトウェア iSCSI... 83
Internet Storage Name Server の構成と使用(オプション)—ソフトウェア iSCSI... 86
Microsoft iSNS サーバーを使用した、登録の検出—ソフトウェア iSCSI...86
iSNS サーバーを使用した、探索ドメインの作成—ソフトウェア iSCSI...86
iSNS サーバーでの使用のための iSCSI イニシエーターとターゲットの構成 —ソフトウェア iSCSI... 87
RHEL の iscsiadm ユーティリティの使用(オプション)—ソフトウェア iSCSI ...89
ホストの構成—ハードウェア iSCSI... 90
Emulex CNA の使用 - ハードウェア iSCSI... 90
BIOS の設定—ハードウェア iSCSI—Emulex CNA...90
OneCommand Manager GUI を使用したハードウェア iSCSI の構成— Emulex CNA...94
VLAN タギングのある IPv6 を使用するハードウェア iSCCI の構成—Emulex CNA...100
hbacmd ユーティリティを使用したハードウェア iSCSI の構成—Emulex CNA ...102
BIOS を使用しないハードウェア iSCSI の構成(ローカルブートのみ)— Emulex CNA...105
Broadcom CNA の使用 - ハードウェア iSCSI...108
BIOS の設定—ハードウェア iSCSI—Broadcom CNA... 109
iSCSI ターゲットへの接続の作成(ローカルブートのみ)—ハードウェア iSCSI—Broadcom CNA...109 CHAP の構成(オプション)—ハードウェア iSCSI... 110 ホストCHAP のセットアップ—ハードウェア iSCSI...110 双方向CHAP のセットアップ—ハードウェア iSCSI...112 マルチパスソフトウェアのセットアップ—iSCSI...113
HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成—FCoE... 114
HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成のワークフロー—FCoE...114
構成のプランニングについての注意事項—FCoE...114
ターゲットポートの制限と仕様—FCoE... 114
HPE 3PAR Persistent Ports—FCoE...115
HPE 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン— FCoE...116
HPE 3PAR StoreServ ストレージのホストへの接続—FCoE... 116
ファブリックのセットアップとゾーニング—FCoE... 117
スイッチのベンダーの手法を使用した、ファブリックゾーニングの実施— FCoE...118
HPE 3PAR StoreServ ストレージアレイがサポートしているゾーニング構成 —FCoE... 118
ファブリックゾーニングのセットアップ—FCoE... 118
スイッチのゾーニングおよび構成の確認—FCoE... 119
HPE 3PAR StoreServ ストレージポートの構成—FCoE...119
ポートの構成のプランニング—FCoE... 119
iSCSI ポートの構成の削除—FCoE... 119
iSCSI 構成のポートの FCoE への変更...119
HPE 3PAR StoreServ ストレージポートの構成—FCoE... 120
ホストの構成—FCoE...121
Emulex CNA の使用—FCoE... 121
Emulex CNA ドライバーの使用の準備—FCoE...121
FCoE ホストパーソナリティの構成—Emulex CNA... 122
Broadcom CNA の使用 - FCoE... 126
Broadcom CNA ドライバーの使用の準備—FCoE... 126
FCoE ホストパーソナリティの構成—Broadcom CNA... 127
Broadcom の初期化および構成—FCoE... 129 マルチパスソフトウェアのセットアップ—FCoE...132
ホストへのマルチパスソフトウェアのセットアップ
... 133
デバイスマッパーマルチパス(DM マルチパス)のセットアップ... 133 必要なソフトウェアパッケージのインストール...133 DM マルチパス構成ファイルの修正... 133host Generic-ALUA Persona 2 の使用(HPE 3PAR OS 3.1.3 以降で推奨)...134
host Generic Persona 1 の使用... 136
SAN ブートの構成...139
DM マルチパスの有効化と起動...141
initramfs ファイルシステムでのマルチパスのセットアップ ...142
Host Persona の変更(オプション)...143
Veritas DMP マルチパスのセットアップ... 143
HPE 3PAR StoreServ ストレージ用の Veritas ASL の取得... 144
ストレージのプロビジョニングおよびホスト
LUN の検出... 147
HPE 3PAR Host Explorer ソフトウェアパッケージのインストール(オプション)...147
ホスト定義の作成... 147
HPE 3PAR StoreServ ストレージ上のストレージの作成...151
仮想ボリュームの作成... 151
シンプロビジョニングされた仮想ボリュームの作成...152
シン重複排除された仮想ボリュームの作成...152
シン圧縮された仮想ボリュームの作成... 153
3PAR Priority Optimization のセットアップ(オプション)... 153
ボリュームのサイズと数の制限...153 仮想ボリュームとしての、ホストへのLUN のエクスポート...154 ホストでのデバイスの検出...155
ホスト上の
HPE 3PAR デバイスの使用... 160
デバイスマッパー用デバイスの作成...160 詳細なデバイスマッパーノード情報の表示...161 デバイスマッパーノードのパーティショニング...162Veritas Volume Manager デバイスの作成...168
ホストからのストレージボリュームの削除...168
RHEL 7 または RHEL 6 のファイルシステムスペース回収のサポートの考慮事項... 170
HPE 3PAR StoreServ ストレージからのホストの起動... 174
HPE 3PAR StoreServ ストレージからのホストの起動の前提条件... 174
HBA の構成... 174
Emulex HBA の使用 - FC と FCoE...175
Emulex CNA の使用 - ハードウェア iSCSI... 176
QLogic HBA の使用 - FC...176
Broadcom CNA の使用 - FCoE... 177
Broadcom CNA の使用—UEFI 環境の FCoE... 178
Broadcom CNA の使用 - ハードウェア iSCSI...178
Brocade HBA の使用 - FC...178
RHEL Linux CD または DVD からの OS のインストール...179
HPE 3PAR オールフラッシュアレイ ... 181
Oracle Linux の使用...182
Red Hat 互換カーネルの Oracle Linux の使用 ... 182
Unbreakable Enterprise Kernel の Oracle Linux の使用...182
Oracle Linux でのパーティションの作成...182
RHEL 4.9 FC ホストの使用... 184
Host Persona... 184 FC Emulex ドライバーのチューニング... 184 SCSI タイムアウトの設定... 184 マルチパスソフトウェアのセットアップ... 184 LUN の最大サイズ... 185 新しいLUN のスキャン... 185仮想化およびクラスターの使用
...187
Oracle Virtual Machine Server(OVM)の使用... 187
Red Hat Enterprise Virtualization(KVM/RHEV-H)の使用...187
Red Hat Xen Virtualization の使用... 187
RedHat Cluster サービスの使用... 187
Veritas Cluster Server の使用... 188
HPE 3PAR File Persona ソフトウェアの構成...189
HPE 3PAR File Persona... 189
CLI コマンドによるファイルサービス内の NFS ファイル共有のマウント...189
Web サイト... 191
サポートと他のリソース
...192
Hewlett Packard Enterprise サポートへのアクセス...192
アップデートへのアクセス...192 カスタマーセルフリペア(CSR)...193 リモートサポート(HPE 通報サービス)... 193 保証情報...193 規定に関する情報... 193 ドキュメントに関するご意見、ご指摘...194 目次 7
はじめに
Hewlett Packard Enterprise(HPE)のこの実装ガイドは、Linux OS を実行するホストから HPE 3PAR StoreServ ストレージへ、FC(ファイバーチャネル)プロトコル、FCoE(Fibre Channel over Ethernet) プロトコル、または、iSCSI プロトコルを使用して、新しい接続を確立するために必要な情報を提供しま す。
注記:
RHEL に対するすべての参照は、別途明記されていない限り、Oracle Linux にも適用されます。
表
1: RHEL と Oracle Linux のリリース
RHEL のリリース Oracle Linux のリリース
5.x 5.x
6.x 6.x
7.x 7.x
注記:
• HPE 3PAR StoreServ ストレージから期待どおりのパフォーマンスおよび成果を得るには、HPE 3PAR StoreServ ストレージ用に Hewlett Packard Enterprise が提供するドキュメントや、ベンダ ーが各製品について提供するドキュメントとともに、本書の情報を使用する必要があります。 • 本書で説明する OS パッチの他に、追加のパッチがストレージの Single Point of Connectivity
Knowledge(SPOCK)の Web サイトに記載されていることがあります。
• ハードウェア iSCSI および FCoE は、Unbreakable Enterprise Kernel の Oracle Linux ではサポー トされません。
• ファイバーチャネル接続は、ファブリック接続と直接接続のトポロジの双方が、HPE 3PAR StoreServ ストレージと RHEL ホストの間でサポートされています。
サポートされているハードウェアプラットフォームおよびソフトウェアプラットフォームについては、 SPOCK の Web サイトを参照してください(SPOCK Home > Explore Storage Interoperability With
SPOCK > Explore HPE 3PAR StoreServ Storage interoperability)。
詳しくは
http://www.hpe.com/storage/spock
HPE 3PAR OS バージョン
次のバージョンのHPE 3PAR OS がサポートされています(古いものから順にリストしています)。
HPE 3PAR OS バージョン: 3.1.1、3.1.2、3.1.3、3.2.1、3.2.2、および 3.3.1
たとえば、本書で、 HPE 3PAR OS 3.1.x 以降と示した場合、HPE 3PAR OS 3.1.1、3.1.2、3.1.3、3.2.1、
3.2.2、3.3.1、および関連する MU 版に適用されます。
対象読者
この実装ガイドは、HPE 3PAR StoreServ ストレージのシステム構成やリソース割り当てを監視および管 理しているシステム管理者およびストレージ管理者を対象にしています。
本書で説明しているタスクは、RHEL、Oracle Linux、および HPE 3PAR OS を熟知した管理者が行うこ とを想定しています。
本書は、HPE 3PAR StoreServ ストレージと RHEL または Oracle Linux ホストとの間の通信を確立するた め、および指定された構成で必要なストレージを割り当てるための基本的な条件について説明します。特 定の詳細情報と手順については、RHEL ホストおよび HBA(ホストバスアダプター)のドキュメントと併 せて、適切なHewlett Packard Enterprise ドキュメントを参照する必要があります。
HPE 3PAR OS のアップグレードに関する留意事項
この実装ガイドは、新規インストールについて説明します。HPE 3PAR OS のオンラインアップグレード の計画については、Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library の Web サイトで入手できる HPE 3PAR Operating System Upgrade Planning Guide を参照してください。
サポートされているホスト構成および相互運用性についての詳細は、SPOCK の Web サイトを参照してく
ださい(SPOCK Home > Explore Storage Interoperability With SPOCK > Explore HPE 3PAR StoreServ Storage interoperability)。
詳しくは
http://www.hpe.com/info/storage/docs http://www.hpe.com/storage/spock
Linux ホストの要件
Linux ホストは、以下の要件を満たしている必要があります。サポートされている構成についての詳細は、
SPOCK の Web サイトのドキュメントを参照してください(SPOCK Home > Explore Storage
Interoperability With SPOCK > Explore HPE 3PAR StoreServ Storage interoperability)。
• HBA とホストに付属のマニュアルに従って、ホストに HBA/CNA を取り付けます。
• サポートされているレベルの HBA/CNA BIOS およびファームウェアを、Service Pack for ProLiant (SPP)の Web サイトで入手します。
• サポートされているレベルの HBA/CNA ドライバーを、Hewlett Packard Enterprise サポートセンター のWeb サイトから入手します。
• 次のいずれかをインストールします。
◦ Emulex OneCommand Manager(/usr/sbin/ocmanager/hbacmd)
◦ QLogic QConvergeConsole Manager (/opt/QLogic_Corporation/QConvergeConsoleCLI/ qaucli)
◦ Broadcom Advanced Control Suite(opt、Broadcom、BACScli)(構成タスクの手助けに) 詳しくは
http://www.hpe.com/storage/spock www.hpe.com/info/spp
http://www.hpe.com/support/hpesc
HPE 3PAR の共存
HPE 3PAR StoreServ ストレージアレイは、他の Hewlett Packard Enterprise ストレージアレイファミリ と共存できます。
サポートされているHewlett Packard Enterprise ストレージアレイの組み合わせと規則については、
SPOCK の Web サイトにある HPE SAN Design Reference Guide を参照してください(SPOCK Home >
Design Guides > SAN Design Guide)。
詳しくは http://www.hpe.com/storage/spock
HPE 3PAR ドキュメント
ドキュメントの種類 参照先: この実装ガイドの最新バージョンと、その 他のHPE 3PAR ストレージのドキュメン ト:Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library:
www.hpe.com/info/storage/docs
サポートされているハードウェアとソフ トウェアのプラットフォーム:
Hewlett Packard Enterprise ストレージ製品の Single Point of Connectivity Knowledge(SPOCK)の Web サイト:
http://www.hpe.com/storage/spock
カスタマーセルフリペア手順(メディア): Hewlett Packard Enterprise Customer Self Repair Services Media Library:
www.hpe.com/support/csr
Product category の下の Storage を選択します。
Product family から、HPE 3PAR StoreServ 7000、8000、
10000、および 20000 ストレージシステム用の HPE 3PAR
StoreServ Storage for HPE 3PAR を選択します。
すべてのHewlett Packard Enterprise 製品: Hewlett Packard Enterprise サポートセンター:
www.hpe.com/support/hpesc
RHEL のクイック接続
作業を開始する前に
このクイック接続のトピックでは、HPE 3PAR StoreServ ストレージのターゲットポートを、FC、FCoE、 またはiSCSI プロトコルで迅速にホスト接続するためのプロセス概要を、事前にこのプロセスの経験を持 つシステム管理者とストレージ管理者用に説明します。このプロセスの詳細については、この実装ガイド の他のトピックを参照してください。 作業を開始する前に ホストI/O インターフェイスカードの接続に使用するプロトコルを決定します。 プロトコルオプション: • FC プロトコルまたは FCoE プロトコル • iSCSI プロトコル
FC プロトコルまたは FCoE プロトコルのクイック接続
FC プロトコルのみ1 HPE 3PAR StoreServ ストレージ FC ポートの構成
重要:
この手順は、FC プロトコルにのみ適用されます。
ストレージシステムのポートの構成-直接接続-FC の直接接続のサポートの表を参照してください。
ループ接続:
cli % controlport config host –ct loop 0:1:4 1:1:4
ポイント接続:
cli % controlport config host –ct point 0:1:4 1:1:4
FCoE プロトコルのみ
1 HPE 3PAR StoreServ ストレージ CNA ポートおよびホスト BIOS 設定の構成
重要:
この手順は、FCoE プロトコルにのみ適用されます。
1. CNA ポートを FCoE プロトコルに設定します。FCoE プロトコルのデフォルトは Point(ファブリック)
トポロジとホストモードです。
cli % controlport config fcoe 0:1:4 1:1:4
2. ホスト上で、Storage Personality または NIC Personality Options を FCoE に設定します。
• Broadcom 社製カードでは、この設定は CNA BIOS 設定で使用できます。 • Emulex CNA カードでは、この設定はサーバーの BIOS で利用できます。
FC と FCoE の両方に共通 2 OS ブート
ローカルサーバーのディスクからの起動
1. OS をインストールします。
2. SPOCK の情報を基にして、以下のものをアップデートします(SPOCK Home の Explore Storage Interoperability With SPOCK から Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability > Explore 3PAR Block Persona interoperability を選択してください)。
http://www.hpe.com/storage/spock • ホストドライバー • BIOS • ファームウェア ま た は 表は続く 12 RHEL のクイック接続
SAN(BFS)からの起動
注記:
Point(ファブリック)と Loop(直接接続)の両方のモードで、SAN ブートをサポートします。
1. ホストとストレージ間のゾーン構成を作成します。HBA の BIOS から、ホストの WWN を取得しま
す。
2. host Generic-ALUA Persona 2 または host Generic Persona 1 を使用するホスト定義を、ホスト
WWN を持つ HPE 3PAR StoreServ ストレージ上に作成します。
3. インストールする OS 用のストレージボリュームを作成し、LUN(論理ユニット番号)をエクスポー
トします。Hewlett Packard Enterprise では、最小の LUN 番号(LUN 0)を使用することをお勧めし ます。
4. ホストの電源を投入し、HBA/CNA BIOS を有効にし、ブート LUN デバイスを構成します。 5. HBA/CNA から起動するサーバーのブート順序を変更します。
6. OS をインストールします。 起動中にマルチパスを有効にするため、RHEL 5 では boot: linux mpath
を使用します。
7. インストールが完了した後、3PAR の特定のデバイス構成用/etc/multipath.conf を構成し、ホ
ストドライバーのパラメーターをチューニングします。
8. initramfs イメージを再構築し、ブートデバイス上で、マルチパス構成を反映できるように、リブ
ートします。
9. SPOCK の情報を基にして、以下のものをアップデートします(SPOCK Home の Explore Storage Interoperability With SPOCK から Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability > Explore 3PAR Block Persona interoperability を選択してください)。
http://www.hpe.com/storage/spock
• ホストドライバー • BIOS
• ファームウェア
3 ホストドライバーパラメーターのチューニング lspci -vv コマンドを使用して、システムにロードされているアダプターおよびドライバーを見つけます。 # lspci -vv /etc/modprobe.d/modprobe.conf 内の、次のドライバーパラメーターをチューニングし、initramfs イメージを再構築します。 QLogic:
options qla2xxx ql2xmaxqdepth=16 qlport_down_retry=14
Emulex:
options lpfc lpfc_devloss_tmo=14 lpfc_lun_queue_depth=16 lpfc_discovery_threads=32
注記:
lpfc_lun_queue_depth パラメーターはオプションであり、サイト固有の構成になります。
Brocade HBA:
パスのタイムアウト値(pathtov)を 30(デフォルト)から 14 に変更します。 # bcu fcpim --pathtov 1/0 14
設定を確認するには、次の手順を実行します。 # bcu vhba --query 1/0
注記:
ドライバーのアップデートの詳細は、Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトを
参照してください。
http://www.hpe.com/support/hpesc
4 ファブリックゾーニング
1 ゾーンあたり 1 つのイニシエーターに対し 1 つのターゲット、または 1 ゾーンあたり 1 つのイニシエータ ーに対し複数のターゲットのいずれかを作成します。複数のターゲットは3PAR と他の Hewlett Packard Enterprise ストレージシステムの混在が可能です。
HPE 3PAR OS 3.2.2 から、Smart SAN は 16 Gb FC ターゲットでサポートされています。3PAR の Smart
SAN の TDPZ(Target Driven Peer Zoning)機能を使用すると、FC スイッチインターフェイスの使用を必 要とせず、アレイインターフェイスからゾーニングを作成することができます。HPE Smart SAN for 3PAR —FC(27 ページ)を参照してください。オプションのホストバスアダプターパラメーター ql2xsmartsan
および lpfc_enable_SmartSAN が新しいホストドライバーに追加され、アレイの CLI コマンドでホスト 情報を表示するようになりました。ホストアダプターでのHPE Smart SAN for 3PAR の有効化(48 ペー
ジ)の項を参照してください。
5 ホスト定義の作成
host Generic-ALUA Persona 2 または host Generic Persona 1 でホスト定義を作成します。ただし、 Hewlett Packard Enterprise では host Generic-ALUA Persona 2 の使用をお勧めします。
表
2: Host Persona のサポート
HPE 3PAR OS サポートされる
Persona
備考 HPE 3PAR OS 3.1.1、3.1.2 host Generic Persona
1
HPE 3PAR OS 3.1.3 以降 host Generic-ALUA Persona 2(推奨) host Generic Persona 1
host Generic-ALUA Persona 2 での ALUA のサポー トです。
シングルVV 移行のための HPE 3PAR Peer Motion のサポートには、host Generic-ALUA Persona 2 が 必要です。
host Generic-ALUA Persona 2 をサポートするため のOS の最低要件は、RHEL 5.8 以降または RHEL 6.1 以降です。
今後のHPE 3PAR OS のリリースでは、host Generic-ALUA Persona 2 でのみ追加の機能をサポ ートする予定です。
RHEL 7 以降では、host Generic-ALUA Persona 2 だけがサポートされます。
注記:
RHEL 7 以降では、host Generic-ALUA Persona 2 だけがサポートされ、ALUA が有効になります。
cli % createhost -persona 2 redhathost 1122334455667788 1122334455667799 cli % showhost
Id Name Persona ---WWN/iSCSI_Name--- Port
1 redhathost Generic-ALUA 2101001B323A9382 1:1:4 2100001B321A9382 1:1:4 2100001B321A9382 0:1:4 2101001B323A9382 0:1:4
6 マルチパスソフトウェアの構成
HPE 3PAR StoreServ ストレージデバイスのデバイスマッパー構成パラメーターを構成します。
1. host Generic-ALUA Persona 2 または host Generic Persona 1 のどちらかのパラメーターを構成しま
す。
host Generic-ALUA Persona 2 の場合:
defaults { polling_interval 10 user_friendly_names no find_multipaths yes } devices { device { vendor "3PARdata" product "VV" path_grouping_policy group_by_prio path_selector "round-robin 0" path_checker tur features "0" hardware_handler "1 alua" prio alua failback immediate rr_weight uniform no_path_retry 18 rr_min_io_rq 1 detect_prio yes fast_io_fail_tmo 10 dev_loss_tmo 14 } }
host Generic Persona 1 の場合:
defaults { polling_interval 10 user_friendly_names no find_multipaths yes } devices { device { vendor "3PARdata" product "VV" path_grouping_policy multibus path_selector "round-robin 0" path_checker tur features "0" hardware_handler "0" failback immediate rr_weight uniform no_path_retry 18 rr_min_io_rq 1 fast_io_fail_tmo 10 dev_loss_tmo 14 } 16 RHEL のクイック接続
}
RHEL 6 および RHEL 7 から、HPE 3PAR OS でも Red Hat がサポートしている他の path_selector I/
O ポリシーをサポートします。現在サポートされている他のポリシーは、queue-length と service-time です。 マルチパスのパラメーターは常に進化しているので、提供されているパラメーターは、最新バージョンの RHEL 6 および RHEL 7 に基づいています。 2. これらのパラメーターの構成変更を有効にするにはマルチパスデーモンを再起動します。 7 LUN のプロビジョニングと検出 ストレージの仮想ボリュームを作成し、ホストにエクスポートします。 •
cli % createcpg testcpg •
cli % createvv –tpvv -cnt 5 testcpg TESTLUNS 20G
•
cli % createvlun –cnt 5 TESTLUNS.0 0 redhathost ホストをスキャンして新しいLUN を検出します。 • # /usr/bin/rescan-scsi-bus.sh ––nooptscan • # echo “- - -“ > /sys/class/scsi_host/host2/scan 検出されたSCSI デバイスを表示します。 • # lsscsi -tig 8 デバイスマッパーコマンドとパーティション マルチパスデバイスを検出します。 • # multipath RHEL のクイック接続 17
マルチパスデバイスを表示します。 • # multipath –ll • # multipath –v 3 parted コマンドを使用してデバイスのパーティショニングを実行します。 • # parted /dev/sdh デバイスをマルチパスに追加します。 • # kpartx -a -p p /dev/mapper/350002ac001b40031 9 ファイルシステムの考慮点 TPVV または TDVV では、ストレージボリュームから削除されたファイルシステム領域を回収してストレー ジCPG に戻すことができます。 discard マウントオプションを使用して、ext4 および xfs ファイルシステムで動作するこの機能を有効に します(XFS サポートは、Red Hat 7 で開始されました)。 •
# mkfs.ext4 -E nodiscard /dev/mapper/350002ac00002021p1 • # mkfs.xfs -K /dev/mapper/350002ac00002021p1 discard オプションを使用してマウントします。 •
# mount -t ext4 -o discard /dev/mapper/350002ac000020121p1 /mnt
•
# mount -t xfs -o discard /dev/mapper/350002ac000020121p1 /mnt
iSCSI プロトコルのクイック接続
1 iSCSI 向けの HPE 3PAR StoreServ ストレージ CNA ポートの構成
重要:
この手順は、ソフトウェアiSCSI とハードウェア iSCSI の両方に適用されます。
HPE 3PAR StoreServ ストレージの CNA ポートを iSCSI 接続用に構成します。 1. ストレージの CNA ポートを iSCSI 接続用に構成します。
cli % controlport config iscsi 0:3:1 1:3:1
2. ターゲットポートの IP アドレスを構成します。
注記:
DHCP はサポートされていません。
cli % controliscsiport addr 10.100.0.101 255.255.0.0 -f 0:3:1
cli % controliscsiport addr 10.100.0.201 255.255.0.0 -f 1:3:1
3. ホストとストレージポートが異なるサブネットにある場合は、ゲートウェイを構成します。
cli % controliscsiport gw <gw_address> -f <n:s:p>
4. 次のコマンドで構成を確認します。
cli % showport
cli % showport –iscsi
cli % showport -iscsiname ハードウェアiSCSI のみ
2 ハードウェアiSCSI の有効化
重要:
以下の手順は、ハードウェアiSCSI にのみ適用されます。
1. CNA/サーバーの BIOS 設定で、NIC Personality Options または Storage Personality に iSCSI が設定
されていることを確認します。
2. HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成—iSCSI(61 ページ)で説明されているように、ス
トレージサーバーのポートのIP Address、Netmask、および Gateway を構成します。
3. ホスト上で CNA BIOS のホスト IP アドレスのパラメーターを有効にし、オプションで、CHAP を有効に
します。
4. オプション:BIOS を有効にした場合、SAN ブートを設定するオプションが使用できますが、このために
は、ストレージ上でホスト定義を作成することとLUN のエクスポートが必要です。
5. OS をインストールした後、ハードウェアの iSCSI セッションを確立するには、以下のようにします。
• Emulex の場合: OneCommand Manager または hbacmd コマンドを使用します。
• Broadcom の場合: Broadcom CNA の使用 - ハードウェア iSCSI(108 ページ)の手順に従います。
6. ハードウェア iSCSI 上で新しい LUN をスキャンします。
• Emulex の場合: OneCommand Manager または hbacmd コマンドを使用します。 • Broadcom の場合: rescan-scsi-bus.sh スクリプトを使用します。
ソフトウェアiSCSI のみ
2 ホスト上のソフトウェアiSCSI の構成 重要: 以下の手順は、ソフトウェアiSCSI にのみ適用されます。 ホスト上のソフトウェアiSCSI の構成を完了します。 1. ソフトウェアイニシエーター rpm パッケージ iscsi-initiator-utils をインストールします。 2. /etc/iscsi/iscsid.conf 内の以下の iSCSI パラメーターを変更します。 • node.startup = automatic • node.conn[0].startup = automatic • node.session.timeo.replacement_timeout = 10 • node.conn[0].timeo.noop_out_interval = 10 3. 3.3.1 リリースから Immediate Data がサポートされ、ホストの node.session.iscsi.ImmediateData = Yes を使用して有効にすることができます。 4. iSCSI サービスを有効にします。 RHEL 7 の場合: •
# systemctl enable iscsi.service •
# systemctl status iscsid.socket RHEL 6 および RHEL 5 の場合: • # chkconfig iscsi on • # chkconfig iscsid on • # /etc/init.d/iscsi start 接続に複数のイニシエーターポートを使用する場合は、arp_filter を変更するために/etc/ sysctl.conf に以下を追加します。 • net.ipv4.conf.all.arp_filter = 1 RHEL のクイック接続 21
iSCSI セッションを確立します。
1. sendtargets を使用して、iSCSI セッションを作成します。
# iscsiadm -m discovery -t sendtargets -p 10.100.0.101:3260 2. ホスト上のコマンドでセッションを検証します。 # iscsiadm -m discovery # iscsiadm –m node # iscsiadm -m session
# iscsiadm -m node -T <targetname> -p <target ip address>:<iscisport>
3. HPE 3PAR StoreServ ストレージの接続を検証します。
cli % showiscsisession
セキュリティの有効化 — CHAP(オプション):
イニシエーターCHAP または双方向 CHAP のいずれかの構成オプションの CHAP 設定を使用して、iSCSI のセキュア接続を有効にします。
ストレージ設定:
1. ストレージの設定をします。
• イニシエーター CHAP(ホスト名 redhatlinux)の場合:
cli % sethost initchap -f host_secret0 redhatlinux
• 双方向 CHAP の場合:
cli % sethost targetchap -f target_secret0 redhatlinux
2. ストレージ設定を検証します。
cli % showhost -chap
Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name-0 redhatlinux redhatlinux S121 イニシエーターCHAP の設定: イニシエーターCHAP または双方向 CHAP のどちらかを構成します。 注記: ホスト上でCHAP パラメーターを有効にするには、/etc/iscsi/iscsid.conf を変更します。 重要: 次の順序で手順を完了します。 1. 現在のセッションを削除します。 2. 新しい/etc/iscsi/iscsid.conf パラメーターで新しいセッションを再作成します。 • イニシエーター CHAP を設定します。 1. 以下の手順で、CHAP 認証を有効化します。
# To enable CHAP authentication set # to CHAP. The default is None. node.session.auth.authmethod = CHAP
2. 以下の手順で、検出セッションのイニシエーター CHAP のユーザー名およびパスワードを設定
します。
# To set a discovery session CHAP username and password for the initiator
# authentication by the target(s), uncomment the following lines: discovery.sendtargets.auth.username = redhatlinux
discovery.sendtargets.auth.password = host_secret0
3. 以下の手順で、イニシエーター CHAP のユーザー名およびパスワードを設定します。
# To set a CHAP username and password for initiator
# authentication by the target(s), uncomment the following lines:
node.session.auth.username = redhatlinux node.session.auth.password = host_secret0 • 双方向 CHAP を構成します。
1. 以下の手順で、検出セッションのターゲット CHAP のユーザー名およびパスワードを設定しま
す。
#To set a discovery session CHAP username and password for target(s) # authentication by the initiator, uncomment the following lines: discovery.sendtargets.auth.username_in = S121
discovery.sendtargets.auth.password_in = target_secret0
2. 以下の手順で、ターゲット CHAP のユーザー名およびパスワードを設定します。
# To set a CHAP username and password for target(s)
# authentication by the initiator, uncomment the following lines: node.session.auth.username_in = S121
node.session.auth.password_in = target_secret0
3. 以下の手順で、ターゲットへの検出セッションの CHAP 認証を有効にします。
# To enable CHAP authentication for a discovery session to the target # set discovery.sendtargets.auth.authmethod to CHAP. The default is None.
discovery.sendtargets.auth.authmethod = CHAP
HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト
の構成
—FC
以下のトピックでは、HPE 3PAR StoreServ ストレージと RHEL ホストとの間の FC 接続の確立方法を説 明します。
HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成のワー
クフロー
—FC
図1: HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成—FC
構成のプランニングについての注意事項
—FC
ご使用の構成を計画する場合は、以下の情報を確認してください。 • ターゲットポートの制限と仕様—FC(25 ページ)
• HPE 3PAR Persistent Ports—FC(26 ページ) • HPE Smart SAN for 3PAR—FC(27 ページ) • HPE 3PAR Persistent Checksum—FC(28 ページ) • HPE 3PAR Express Writes—FC(29 ページ)
ターゲットポートの制限と仕様
—FC
ターゲットポートが過負荷にならず連続的なI/O 処理を行えるように、以下のターゲットポートに対する 制限に従ってください。
• アレイポート、アレイノードペア、およびアレイごとにサポートされているイニシエーター接続の最 大数を設定するには、SPOCK の Web サイトにある HPE 3PAR Support Matrix に示されている手順に
従ってください(SPOCK Home > Other Hardware > 3PAR)。
• HPE 3PAR StoreServ ストレージの各 HBA モデルのポートあたりの I/O キューの最大長は次のとおり です。
HBA プロトコル アレイ バス 速度 ポート キューの 最 大長 Emulex LP11002 FC F200、F400、 T400、T800 PCI-X 4Gbps 2 959 HPE 3PAR FC044X FC F200、F400、 T400、T800 PCI-X 4Gbps 4 1638 Emulex LPe12002 FC HPE 3PAR StoreServ 7000 PCIe 8Gbps 2 3276 Emulex LPe12004 FC HPE 3PAR StoreServ 7000、10000 PCIe 8Gbps 4 3276 Emulex LPe16002 FC HPE 3PAR StoreServ 7000、8000、 10000 PCIe 16Gbps 2 3072 Emulex LPe16004 FC HPE 3PAR StoreServ 8000、20000 PCIe 16Gbps 4 3072 • I/O キューは接続されているホストの HBA ポート間で共有され、先着順で処理されます。
• すべてのキューが使用中で、ホストの HBA ポートが I/O を開始しようとすると、そのポートは HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートから target queue full 応答を受け取ります。この状態は、各ホス トのI/O パフォーマンスを不安定にさせる可能性があります。その状況が発生した場合には、すべての ホストが最大数のI/O 要求を出したときに HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートのキューがあふ れないように、各ホストに対してスロットリングを行う必要があります。
注記:
◦ HPE 3PAR OS 3.3.1 以降では、HPE 3PAR は 16Gb の FC ターゲットアダプターに対して、 マルチキュー処理を実装しています。これにより、CPU の使用状況のバランスがとれ、パフ ォーマンスが改善されます。 ◦ ホストのポートがファブリックゾーン上の複数のターゲットにアクセスできる場合、検出さ れたターゲットごとにホストドライバーによって割り当てられたターゲット番号は、ホスト の起動時に一部のターゲットがゾーン内に存在しないと変更されることがあります。この状 況によって、ホストの再起動中に、デバイスに対するデバイスノードのアクセスポイントが 変わることがあります。この問題は、ファブリック接続のすべてのストレージで発生するこ とがあり、HPE 3PAR StoreServ ストレージに特有の問題ではありません。
◦ サポートされている I/O パスの最大数は、16 です。 詳しくは
http://www.hpe.com/storage/spock
HPE 3PAR Persistent Ports—FC
HPE 3PAR Persistent Ports(仮想ポート)機能を使用すると、HPE 3PAR StoreServ ストレージのオンラ インアップグレードやノードダウン中のI/O の中断が最小限になります。ポートのシャットダウンまた はリセットでは、この機能は実行されません。
各FC ターゲットストレージアレイのポートには、パートナーアレイポートがシステムによって自動的に 割り当てられます。パートナーポートは、アレイノードのペア間で割り当てられます。
HPE 3PAR Persistent Ports 機能を使用すると、HPE 3PAR StoreServ ストレージの FC ポートが、自身の ID を保持しながら、障害が発生したポートの ID(WWN ポート)を引き継ぐことができます。指定され た物理ポートがパートナーポートのID を引き継ぐ場合、引き継がれたポートは Persistent Ports として指 定されます。アレイポートの、HPE 3PAR Persistent Ports とのフェイルオーバーおよびフェイルバック は、ホストベースの大半のマルチパスソフトウェアから意識されることなく、そのすべてのI/O パスをア クティブに保ち続けることができます。
注記:
HPE 3PAR Persistent Ports 機能により、ホストマルチパスソフトウェアの適切なインストール、構 成、維持が不要になるわけではありません。
HPE 3PAR Persistent Ports の機能、動作、および必要なセットアップおよび接続性のガイドラインのリ ストについての詳細は、次のドキュメントを参照してください。
• Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library の Web サイトにあるテクニカルホワイトペー パーHPE 3PAR StoreServ Persistent Ports
• Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR コマンドラ インインターフェイス管理者ガイドの「無停止のオンラインソフトウェアのアップグレード用に Persistent Ports を使用」
詳しくは
http://www.hpe.com/info/storage/docs
HPE 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン—FC
HPE 3PAR OS 3.1.2 から、HPE 3PAR Persistent Ports 機能が、FC ターゲットポートでサポートされて
います。
HPE 3PAR OS 3.1.3 から、HPE 3PAR Persistent Ports 機能には、ファブリックへのアレイポートの接続
が失われたことによって起動されるアレイポート loss_sync イベント中に、I/O の中断を最小限に抑え る、追加の機能があります。
HPE 3PAR Persistent Ports 機能が正常に機能するように、特定のケーブル接続のセットアップと接続の ガイドラインに従ってください。
• HPE 3PAR StoreServ ストレージの FC パートナーポートは同じ FC ファブリックに接続する必要が あり、できるだけファブリック上の異なるFC スイッチに接続することをお勧めします。
• FC ファブリックは NPIV をサポートしている必要があり、NPIV は有効になっている必要があります。 • ホスト側 HBA を、ポイントツーポイントファブリック接続用に構成します (直接接続「ループ」はサ
ポートされていません)。
• Hewlett Packard Enterprise では、HPE 3PAR ターゲットポートが接続されているファブリックまたは スイッチ上の動的FCID 割り当ては、オフ/無効にすることをお勧めします。これにより、Persistent Ports のフェイルオーバー/フェイルバックが発生した場合に、ホストが I/O をより早く再開することが できます。「動的FCID 割り当て」をオフ/無効にする方法については、スイッチの製造者のドキュメン トを参照してください。
• Persistent Ports が動作するには、WWN のゾーニングが必要です。
FCoE イニシエーターから FC ターゲットへの構成(FCoE から FC へのスイッチ)用の HPE 3PAR Persistent Ports 機能についての情報は、HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストの構成—FC(25 ページ)を参照してください。
HPE Smart SAN for 3PAR—FC
HPE 3PAR OS 3.2.2 から、以下の HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムは、16 Gb FC ターゲット上
のHPE Smart SAN for 3PAR をサポートしています。
• HPE 3PAR StoreServ 20000 ストレージ • HPE 3PAR StoreServ 10000 ストレージ • HPE 3PAR StoreServ 8000 ストレージ • HPE 3PAR StoreServ 7000 ストレージ
HPE Smart SAN for 3PAR の TDPZ(Target Driven Peer Zoning) 機能を使用すると、Peer ゾーニングを 自動化することができます。その結果、作成されるゾーンが少なくなり、ゾーンの構成を数分で行うこと が可能になります。自動化により、エラーが発生する可能性およびダウンタイムの可能性が低くなりま す。HPE Smart SAN for 3PAR を使用しない場合、管理者は、HPE 3PAR StoreServ ストレージでホスト およびVLUN を構成する前に、FC スイッチでゾーンを事前に構成しておく必要があります。HPE Smart SAN for 3PAR を使用すると、管理者は、HPE 3PAR CLI から直接ゾーニングを構成および制御できます。
HPE 3PAR OS 3.3.1 から、HPE Smart SAN for 3PAR 2.0 がサポートされています。HPE Smart SAN for
3PAR 2.0 を使用すると、ターゲットポートは FDMI(Fabric Device Management Interface)プロトコル を使用して、ファブリック上のデバイス登録をサポートします。CLI コマンド switch を使用して、ターゲ ットポート管理情報を含むFDMI データを表示することができます。追加の Smart SAN HBA 属性を登録 できるのは、Smart SAN 対応のスイッチだけです。
HPE Smart SAN for 3PAR でサポートされている FC スイッチおよびそのファームウェアのリビジョンに ついては、SPOCK の Web サイトを参照してください。
構成の情報などの、HPE Smart SAN for 3PAR についての詳細は、Hewlett Packard Enterprise Information
Library の Web サイトにある HPE Smart SAN for 3PAR 2.0 User Guide を参照してください。
詳しくは
http://www.hpe.com/storage/spock http://www.hpe.com/info/storage/docs
HPE 3PAR Persistent Checksum—FC
3PAR StoreServ 20000 および 8000 ストレージシステム(アレイ)で利用可能な HPE 3PAR Persistent Checksum 機能は、HPE 3PAR StoreServ システムのバックエンドドライブへのデータネットワークを介 して、ホストイニシエーターHBA からの、エンドツーエンドのデータ整合性の保護を提供します。この 機能は、SCSI T10 committee で定義された DIF 保護モデルに基づいています。この機能は、任意のメデ ィアのサイレントデータ破壊、およびデータネットワーク内のI/O スタックにあるコンポーネントにより 発生した転送エラーからデータを保護します。この機能によって検出された問題を解決するために、HPE 3PAR OS に検出およびリカバリ機能が組み込まれています。
HPE 3PAR Persistent Checksum のホストからアレイへの部分には、以下の 2 つの形式があります。 • 第 1 形式—第 1 形式は、HPE 3PAR OS 3.2.2 GA としてサポートされています。この第 1 形式は HPE
3PAR ストレージに独自の実装で、特定の HPE StoreFabric アダプターとともに HPE 提供のドライバ ーを使用すると有効になります。この機能は、ホストおよびアレイではデフォルトで有効になり、ア クティブ化しなければならない構成はありません。
• 第 2 形式—第 2 形式は、HPE 3PAR OS 3.3.1 GA としてサポートされています。この第 2 形式は完全 にSCSI T10 committee をベースとしており、Red Hat ディストリビューションに付属している特定の アダプタードライバーによりサポートされます。この機能を使用できるのは、Hewlett Packard Enterprise でテストに成功している Red Hat バージョンおよびドライバーだけです。この機能には、 ホストおよびアレイでアクティブ化が必要な構成手順があります。
ホストからアレイへのHPE 3PAR Persistent Checksum の両方の形式の実装についての詳細は、FC での
HPE 3PAR Persistent Checksum(51 ページ)を参照してください。
HPE 3PAR Persistent Checksum(DIF 対応)をサポートしている、サポート対象の HBA、ドライバーの バージョン、およびサポート対象のホストOS は、SPOCK の Web サイトを参照してください。
HPE 3PAR Persistent Checksum についての詳細は、Hewlett Packard Enterprise Storage Information
Library の Web サイトにある HPE 3PAR StoreServ Architecture のテクニカルホワイトペーパーを参照し
てください。
詳しくは
http://www.hpe.com/storage/spock http://www.hpe.com/info/storage/docs
HPE 3PAR Express Writes—FC
HPE 3PAR OS 3.2.x 以降では、HPE 3PAR Express Writes 機能は、ホスト HBA モードの 8Gb FC ターゲ
ットポートで、bit Express Write としてデフォルトで有効になっています。
HPE 3PAR Express Writes 機能は、小さなブロックのランダム書き込みのパフォーマンスを最適化しま す。HPE 3PAR StoreServ ストレージは、I/O サイズをベースに Express Write を取り扱い、ホストドライ バーまたはカーネルのパラメーターを変更する必要はありません。
注記:
16Gb FC ターゲットポートの HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムでは、HPE 3PAR Express Writes 機能はサポートされていません。
HPE 3PAR StoreServ ストレージのホストへの接続—FC
この段階では、HPE 3PAR StoreServ ストレージをサーバーに直接接続するか、またはファブリックに接 続します。これらのタスクには、HPE 3PAR StoreServ ストレージをホストまたはファブリックに物理的 にケーブル接続する手順が含まれています。以下の図は、FC-to-FC 接続または FCoE-to-FC 接続を確立 するためのケーブル接続の実行方法を示しています。
FC-to-FC 接続の図
図2: FC-to-FC 接続の基本図
RHEL ホスト(FC イニシエーター)ポートを FC スイッチに接続し、次に HPE 3PAR StoreServ ストレ ージ(FC ターゲット)のポートを FC スイッチに接続します。
FCoE-to-FC 接続の図
図3: FCoE-to-FC 接続の基本図
RHEL ホスト(FCoE イニシエーター)ポートを FCoE-enabled スイッチに接続し、HPE 3PAR StoreServ ストレージ(FC ターゲット)のポートを FC スイッチに接続します。
注記:
FCoE スイッチは、FCoE の通信を FC に変換し、これを HPE 3PAR StoreServ ストレージのターゲ ットポートが接続されているファブリックに中継できるようにする必要があります。FCoE スイッ チのVLAN およびルーティングのセットアップと設定は、この実装ガイドの範囲外です。VLAN の 設定とルーティングについての説明は、スイッチのメーカーのガイドを参照してください。
ファブリックのセットアップとゾーニング
—FC
注記:
• このトピックの内容は、HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムの Virtual Connect 直接接続フ ァイバーチャネルを展開するとき、つまり、HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートが BladeSystem c-Class 用 HPE Virtual Connect FlexFabric 10Gb/24 ポートモジュールのアップリ ンクポートにケーブルで直接接続される場合には適用されません。ゾーニングは、Virtual
Connect SAN ファブリックとサーバープロファイルの定義に基づいて、自動的に設定されます。 Virtual Connect、Virtual Connect インターコネクトモジュール、Virtual Connect 直接接続ファイ バーチャネル機能、およびHPE SAN Design Reference Guide についての詳細は、SPOCK の
Web サイトを参照してください(SPOCK Home > Design Guides > SAN Design Guide)。 • ファブリックのセットアップとゾーニング—FC(30 ページ)(スイッチ管理インターフェイスを介
したゾーニングについて)は、Smart SAN TDPZ ゾーンを HPE 3PAR OS インターフェイスで作 成した場合は適用されません。
ファブリックゾーニングは、FC エンドデバイスのうちどのデバイスをファブリック上で相互にアクセス できるようにするかを制御します。また、ゾーニングはホストとHPE 3PAR StoreServ ストレージのポー トを、それらのポートと無関係な登録状態変更通知(Registered State Change Notifications、RSCN)か ら隔離します。
詳しくは
http://www.hpe.com/storage/spock
ファブリックゾーニングのセットアップ
—FC
手順
• デバイスの World Wide Name(WWN)またはスイッチポートを、ファブリック内の指定したゾーン に関連付けることで、ファブリックゾーニングをセットアップします。HPE 3PAR StoreServ ストレー ジで、WWN ゾーニング方式またはポートゾーニング方式のいずれかを使用します。ファブリック上で ケーブルを移動した場合に起きるスイッチポートの変更が影響しないので、WWN ゾーニング方式をお 勧めします。
ファブリックゾーニングの実施
—FC
手順
• ファブリックゾーニングを行うには、ホストの HBA ポートまたは HPE 3PAR StoreServ ストレージの ポートをファブリックに接続する前に、スイッチのベンダーが提供する方法を使用して、ホストのHBA ポートとHPE 3PAR StoreServ ストレージのポート間の関係を作成します。
ゾーニング構成の選択
—FC
ファイバーチャネルスイッチのベンダーは、さまざまなゾーニング構成でのファブリックエンドデバイス のゾーニングをサポートしています。それぞれのゾーニング構成には、異なる長所と短所があります。必 要に応じて、適切なゾーニング構成を選択してください。
HPE 3PAR StoreServ ストレージアレイは、次のゾーニング構成をサポートしています。 • 1 ゾーンあたり 1 イニシエーター、1 ターゲット
• 1 ゾーンあたり 1 イニシエーター、複数のターゲット(HBA によるゾーニング)。HPE 3PAR StoreServ ストレージには、このゾーニング構成をお勧めします。HBA によるゾーニングは、他の Hewlett Packard Enterprise ストレージアレイと共存するために必要です。
注記:
• 同じセットのターゲットポートにアクセスする複数のイニシエーターが必要なハイアベイラビ リティおよびクラスター環境では、Hewlett Packard Enterprise は、同じセットのターゲットポー トを持つ各々のイニシエーターに対して、個別のゾーンを作成することをお勧めします。 • ゾーン内のストレージターゲットは、同じ HPE 3PAR StoreServ ストレージ、複数の HPE 3PAR
StoreServ ストレージ、または HPE 3PAR と他の Hewlett Packard Enterprise のストレージシス テムの混在とすることができます。
1 ゾーンあたり複数ターゲットに対して 1 イニシエーターを使用する方法についての詳細は、SPOCK の Web サイトにある HPE SAN Design Reference Guide を参照してください(SPOCK Home > Design
Guides > SAN Design Guide)。
サポートされていないゾーニング構成を使用して問題が発生した場合、Hewlett Packard Enterprise は是 正措置の一環として、サポートされているゾーニング構成のいずれかの実装を求める場合があります。 詳しくは http://www.hpe.com/storage/spock
各イニシエーターが正しいターゲットとゾーニングされていることの確認
—FC
始める前に 各イニシエーターが正しいターゲットとゾーン設定されていることを確認する前に、以下のタスクを実行 します。 ファブリックゾーニングのセットアップ—FC 31• ホストへのストレージポートの構成を完了し、スイッチへ接続します。
• HPE SAN Design Reference Guide に従ってスイッチのゾーン構成を作成し、ゾーンセット構成を有効 にします。
• showhost コマンドを使用して、ストレージノード上でホストが参照できることを確認します。 手順
• 構成、ゾーニング、および、各ホストの HBA ポートと HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートのフ ァブリックへの接続の後、HPE 3PAR CLI の showhost コマンドを使用してスイッチおよびゾーン構 成を確認し、各イニシエーターが正しいターゲットとゾーニングされていることを確認します。
スイッチベンダーの構成ガイドライン
—FC
HPE 3PAR StoreServ ストレージを接続するファブリックのポートを構成する前に、以下の各 FC スイッ チベンダーのガイドラインを参照してください。
• Brocade スイッチでは、ホストの HBA ポートまたは HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートに接続 するスイッチのポートは、デフォルトモードに設定する必要があります。Brocade ファームウェア 3.0.2 以降を実行している Brocade 3xxx スイッチでは、Brocade の telnet インターフェイスおよび portcfgshow コマンドを使用して、スイッチの各ポートが正しいモードになっていることを確認しま す。 brocade2_1:admin> portcfgshow Ports 0 1 2 3 4 5 6 7 ---+--+--+--+--+----+--+--+--Speed AN AN AN AN AN AN AN AN Trunk Port ON ON ON ON ON ON ON ON Locked L_Port .. .. .. .. .. .. .. .. Locked G_Port .. .. .. .. .. .. .. .. Disabled E_Port .. .. .. .. .. .. .. .. where AN:AutoNegotiate, ..:OFF, ??:INVALID.
FOS ファームウェア 6.3.1a 以降を実行している Brocade 8Gb スイッチでは、以下のフィルワードモ ードがサポートされています。
admin>portcfgfillword
Usage: portCfgFillWord PortNumber Mode [Passive]
Mode: 0/-idle-idle - IDLE in Link Init, IDLE as fill word (default) 1/-arbff-arbff - ARBFF in Link Init, ARBFF as fill word 2/-idle-arbff - IDLE in Link Init, ARBFF as fill word (SW)
3/-aa-then-ia - If ARBFF/ARBFF failed, then do IDLE/ARBFF
Hewlett Packard Enterprise では、portcfgfillword コマンドを使用して、フィルワードを優先モー ドであるモード3(aa-then-ia)に設定することをお勧めします。フィルワードが正しく設定されて いない場合、8Gb HBA ポートへの接続時に portstatsshow コマンドを使用すると、er_bad_os カ ウンター(invalid ordered set)が増加します。これは、8Gb HBA ポートでは、ARBFF-ARBFF フィル ワードが必要なためです。モード3 は、4Gb/2Gb HBA のような低速 HBA に対しても正しく動作しま す。詳細については、Brocade の Web サイトにある、Fabric OS Command Reference Manual および
FOS のリリースノートを参照してください。
一部のHewlett Packard Enterprise スイッチ(HPE SN8000B 8-slot SAN バックボーンダイレクタース イッチ、HPE StoreFabric SN8000B 4 スロット SAN ディレクタースイッチ、HPE SN6000B 16Gb FC
スイッチ、またはHPE SN3000B 16Gb FC スイッチなど)は、適切なフィルワードモード 3 をデフォ ルト設定として自動的に選択します。
• Cisco スイッチでは、HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートまたはホストサーバーの HBA ポート に接続されるポートは、AdminMode = FX、AdminSpeed = auto port、および速度が auto negotiate
に設定されている必要があります。
• QLogic スイッチでは、ポートのポートタイプが GL-port、ポートの速度が auto-detect に設定されて いる必要があります。HPE 3PAR StoreServ ストレージに接続する QLogic スイッチのポートは、I/O Stream Guard を disable または auto に設定する必要があります。enable には設定しないでくださ い。
詳細は、www.brocade.com/service-support/index.html を参照してください。
FCoE - FC ストレージ接続用の HPE FlexFabric 5900 スイッチの設定の構成については、www.hpe.com/
h20195/v2/GetPDF.aspx/4AA5-5629ENW.pdf にあるドキュメント HP Networking Single-Tier FC/FCoE
Solution using HP Rack Servers and HP Storage を参照してください。
詳しくは
http://www.brocade.com/service-support/index.html
HPE 3PAR StoreServ ストレージポートの構成—FC
デフォルトでは、Red Hat Enterprise Linux または Oracle Linux サーバーの QLogic、Emulex、および Brocade のドライバーは、フェイルオーバーをサポートしています。QLogic、Emulex または Brocade の ドライバーを使用してフェイルオーバーをサポートする場合、仮想ボリュームは、ホストに対して複数の パスに同時にエクスポートされる必要があります。これを行うには、ホスト上に複数HBA ポートの WWN がある HPE 3PAR StoreServ ストレージにホスト定義を作成し、VLUN(仮想論理ユニット番号) をそのホスト定義にエクスポートします。クラスター内の各RHEL サーバーが専用のホスト定義を持っ ている場合は、VLUN は複数のホスト定義にエクスポートする必要があります。
注記:
• HPE 3PAR StoreServ ストレージポートをホストに接続する前に、以下のサブトピックの構成セ ットアップを完了してください。
◦ ストレージシステムのポートの構成—直接接続—FC(33 ページ)
◦ ストレージシステムのポートの構成—ファブリック接続—FC(36 ページ)
• Virtual Connect 直接接続ファイバーチャネルを HPE 3PAR StoreServ ストレージシステム用に 展開するとき、つまり、HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートが BladeSystem c-Class 用 HPE Virtual Connect FlexFabric 10Gb/24 ポートモジュールのアップリンクポートにケーブルで 直接接続される場合は、ストレージシステムのポートの構成—ファブリック接続—FC(36 ペー
ジ)の手順に従ってください。
• Virtual Connect、Virtual Connect インターコネクトモジュール、Virtual Connect 直接接続ファイ バーチャネル機能、およびHPE SAN Design Reference Guide の詳細については、Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトを参照してください。
詳しくは http://www.hpe.com/support/hpesc
ストレージシステムのポートの構成
—直接接続—FC
アレイのHPE 3PAR OS バージョン、アレイのターゲットポートタイプ、およびアレイに直接接続されて いるホストFC アダプターの速度によっては、別の FC アレイターゲットポート接続タイプが必要です。 注記:HPE 3PAR OS 3.2.2 MU2 から、HPE 3PAR StoreServ ストレージの 16Gb FC ターゲットを使用し
た場合に、ホストへの直接接続がサポートされました。