RHEL 4.9は、FC構成でサポートされています。RHEL 4.9 FCホストを使用する場合は、以下のトピッ
クで説明されている例外を除き、今までのトピックで説明されている、RHEL 5 FCホストのワークフロ ーおよび手順に従ってください。
• Host Persona(184ページ)
• FC Emulexドライバーのチューニング(184ページ)
• SCSIタイムアウトの設定(184ページ)
• マルチパスソフトウェアのセットアップ(184ページ)
• LUNの最大サイズ(185ページ)
• 新しいLUNのスキャン(185ページ)
Host Persona
RHEL 4.9では、Hewlett Packard Enterpriseは、host Generic Persona 1をお勧めします。
FC Emulex ドライバーのチューニング
/etc/modprobe.confの以下のオプションを使用して、FC Emulexドライバーをチューニングしてくだ さい。
options lpfc lpfc_nodev_tmo=14 lpfc_lun_queue_depth=16 lpfc_discovery_threads=32
注記:
HPE 3PAR OS 3.1.1よりも前のバージョンでは、lpfc_nodev_tmoの設定を、14ではなく、1に してください。
SCSI タイムアウトの設定
警告:
SCSIタイムアウトに60秒が設定されていないと、HPE 3PAR StoreServストレージのローリング アップグレードの最中に、SCSIタイムアウトによりホストディスクがオフラインになります。ま た、Remote CopyではSCSIタイムアウト値が60秒になっている必要があります。60秒になって いないと、ノードの再起動によりRemote Copy操作が失敗します。
RHEL 4の場合
SCSIタイムアウト値は30秒のため、RHEL 5のSCSIタイムアウトの設定—FC(58ページ)に説明されて いるように、udevルールの方法を使用して値を60秒に変更してください。
マルチパスソフトウェアのセットアップ
HPE 3PAR StoreServストレージデバイスのデバイスマッパー構成パラメーターを構成します。ホスト
上の/etc/multipath.confの関連するセクションは、以下のように表示されます。
RHEL 4.9およびhost Generic Persona 1の場合:
184 RHEL 4.9 FCホストの使用
defaults {
} devices {
device{
vendor "3PARdata"
product "VV"
path_grouping_policy multibus
getuid_callout "/sbin/scsi_id -g -u -s / block/%n"
path_selector "round-robin 0"
path_checker tur features "0"
hardware_handler "0"
failback immediate rr_weight uniform no_path_retry 18 rr_min_io 100 polling_interval 10 }
}
HPE 3PAR OS 3.1.1よりも前のバージョンの場合 以下の変更を行います。
• no_path_retryの値を、18から12へ変更
• polling_intervalの値を、10から5へ変更
LUN の最大サイズ
RHEL 4.9ホストにエクスポートできるLUNの最大サイズは2TBで、これはOSの制限です。
新しい LUN のスキャン
手順
1. QLogic HBA付属のドライバーを使用している場合は、新しいLUNを提示した後で、ホスト上で以下
のコマンドを使用して、新しいLUNを参照できるようにしてください。以下に例を示します。
# echo "1" > /sys/class/fc_host/host0/issue_lip
# echo "1" > /sys/class/fc_host/host1/issue_lip
# echo "- - -" > /sys/class/scsi_host/host0/scan
# echo "- - -" > /sys/class/scsi_host/host1/scan
Emulex HBAを使用している場合は、以下のコマンドを実行すれば十分です。
# echo "- - -" > /sys/class/scsi_host/host0/scan
# echo "- - -" > /sys/class/scsi_host/host1/scan
LUNの最大サイズ 185
上の例で、host0とhost1はアダプターインスタンスです。
2. RHELホストがエクスポートされたデバイスを検出したことを確認するには、/proc/scsi/scsiの 内容を参照します。
186 RHEL 4.9 FCホストの使用
仮想化およびクラスターの使用
Oracle Virtual Machine Server ( OVM )の使用
Oracle VM Server for x86は、Oracleの、無償のサーバー仮想化および管理ソリューションです。
OVMのインストール、管理、およびOSのサポートについては、OracleのWebサイト(www.oracle.com/
us/technologies/virtualization/overview/index.html)にあるOVMのドキュメントライブラリを参照し てください。
この実装ガイドに記載されている標準のセットアップ手順は、HPE 3PAR StoreServストレージに適用さ れるため、セットアップ上の特別な考慮は不要です。
Red Hat Enterprise Virtualization(KVM/RHEV-H)の使用
Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor(RHEV-H) - カーネル仮想マシン(KVM)テクノロジー に基づき、次のいずれかとして展開することができます。
• ベアメタルハイパーバイザー
• RHELハイパーバイザーホスト
KVMハイパーバイザー - 次のいずれかの仮想化の拡張機能を持つプロセッサーが必要です。
• Intel-VT
• AMD-V
RHEL KVMパッケージは、64プロセッサーコアに制限されています。ゲストOSは、それが作成された
ハイパーバイザータイプ上でのみ使用できます。
RHEL KVMのインストール、管理、およびOSのサポートについては、Red HatのWebサイトにある
RHEL Virtualization Guideを参照してください。
この実装ガイドで説明した標準セットアップ手順は、HPE 3PAR StoreServストレージについても適用さ れるので、特別な留意事項はありません。
詳しくは
http://www.redhat.com/en/technologies/virtualization
Red Hat Xen Virtualization の使用
Hewlett Packard Enterpriseは、RHEL 5 Xen Virtualizationの使用をサポートしています。
この実装ガイドで説明した標準セットアップ手順は、HPE 3PAR StoreServストレージについても適用さ れるので、特別な留意事項はありません。
インストールとセットアップ手順については、Red HatのWebサイトからRHEL 5 Xen仮想化ガイドを 参照してください。
詳しくは
http://www.redhat.com
RedHat Cluster サービスの使用
RHEL Clusterサービスのインストールと管理については、Red HatのWebサイトにあるRHEL Linuxイ
ンストールガイドおよびConfiguring and Managing an RHEL Clusterのドキュメントを参照してくださ い。
仮想化およびクラスターの使用 187
新しいluciおよびricciを使用してRHEL 6クラスターを管理するには、インストール時に作成され たricciユーザーアカウントのパスワードを設定する必要があります。詳細はRed Hat Cluster
Deployment Guideを参照してください。
この実装ガイドで説明した標準セットアップ手順は、HPE 3PAR StoreServストレージについても適用さ れるので、特別な留意事項はありません。
詳しくは
http://www.redhat.com
Veritas Cluster Server の使用
Hewlett Packard Enterpriseは、Veritas Cluster Serverの使用をサポートしています。
この実装ガイドで説明した標準セットアップ手順は、HPE 3PAR StoreServストレージについても適用さ れるので、特別な留意事項はありません。
インストールおよびセットアップの手順については、VeritasのWebサイトからVeritas Cluster Server Installation GuideおよびVeritas Cluster Server User's Guideを参照してください。
注意:
Veritas DMPをマルチパスソリューションとして使用する場合は、デバイスマッパーが無効になっ
ていることを確認してください。
詳しくは
https://sort.veritas.com/documents?prod=sfha
188 Veritas Cluster Serverの使用
HPE 3PAR File Persona ソフトウェアの構成
HPE 3PAR File Persona
HPE 3PAR OS 3.2.1 MU2から、HPE 3PAR File Personaソフトウェアが利用可能になりました。HPE
3PAR File Personaソフトウェアは、ファイルサービスおよび、以下のようなネットワークプロトコルに
よるファイルストレージへのアクセスを提供します。
• サーバーメッセージブロック(SMB)
• ネットワークファイルシステム(NFS)
• Web分散オーサリングとバージョン管理(WebDAV)
サポートされているHPE 3PAR StoreServストレージモデルおよびクライアント構成については、
SPOCKのWebサイトを参照してください(SPOCK Home > Explore Storage Interoperability With SPOCK > Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability > Explore 3PAR File Persona
interoperability)。
必要なセットアップおよびガイドラインを含む、HPE 3PAR File Personaソフトウェアのすべての情報 は、Hewlett Packard Enterprise Information Library StorageのWebサイトにあるHPE 3PAR File
Personaユーザーガイドを参照してください。
詳細は、www.hpe.com/storage/spockおよびwww.hpe.com/info/storage/docsを参照してください。
詳しくは
http://www.hpe.com/storage/spock http://www.hpe.com/info/storage/docs
CLI コマンドによるファイルサービス内の NFS ファイル共有 のマウント
手順
1. RHELの展開バージョンを調べて、IPインターフェイスをホスト上に適切に構成します。
注記:
HPE 3PAR StoreServストレージが提供するファイルサービスを使用するための、RHELクライ
アントの構成要件は、他のネットワークファイルシステムの使用と変わりません。RHELホスト の構成についての詳細は、RHELのドキュメントを参照してください。
2. showvfsコマンドを実行して、ファイルサービス内に作成されている仮想ファイルサーバーのIPアド レスを検索します。
cli% showvfs
VFS FPG IPAddr State Commentvfs11 fpg11 10.10.1.114 normal vfs02 fpg02 10.10.1.113 normal vfs12 fpg12 10.10.1.115 normal - 4 total
3. showfshare nfs -dコマンドを使用して、マウントしているNFS共有の共有パスを検索します。
HPE 3PAR File Personaソフトウェアの構成 189
4. この例では、File Provisioning group = fpg11、Virtual File server = vfs11、File Store = fstore11、NFS share= fshare11、Share Directory = sharedir11が、ファイルサービス内に作成されています。この
例のFull Directory Pathは、共有をマウントするパスを示しています。この例のオプションは、共有の
現在のオプションを示しています。共有のデフォルトのオプションは、sync、auth_nlm、wdelay、 sec=sys、no_all_squash、crossmnt、secure_subtree_check、hide、root_squash、ro です。
cli% showfshare nfs -d
Share Name : fshare11 File Provisioning Group : fpg11 Virtual File Server : vfs11 File Store : fstore11 Share Directory : sharedir11
Full Directory Path : /fpg11/vfs11/fstore11/sharedir11 State : normal
Clients : *
Options : no_all_squash, no_root_squash, crossmnt, rw, hide, sync, auth_nlm, secure, sec=sys, wdelay, subtree_check
Comment :
5. RHELホストで、mountコマンドを使用して共有をマウントします。
# mount -F nfs -o vers=4 10.8.0.80:/fpg1/vfs1/fstore1/share_dir /mnt/
test_tc1
190 HPE 3PAR File Personaソフトウェアの構成
Web サイト
全般的なWebサイト
Hewlett Packard Enterprise Information Library http://www.hpe.com/info/EIL
Single Point of Connectivity Knowledge(SPOCK)ストレージ互換性マトリックス http://www.hpe.com/storage/spock
ストレージのホワイトペーパーおよび分析レポート http://www.hpe.com/storage/whitepapers
その他のWebサイトについては、サポートと他のリソースを参照してください。
Webサイト 191
サポートと他のリソース
Hewlett Packard Enterprise サポートへのアクセス
• ライブアシスタンスについては、Contact Hewlett Packard Enterprise WorldwideのWebサイトにアク セスします。
http://www.hpe.com/assistance
• ドキュメントとサポートサービスにアクセスするには、Hewlett Packard Enterpriseサポートセンター のWebサイトにアクセスします。
http://www.hpe.com/support/hpesc ご用意いただく情報
• テクニカルサポート登録番号(該当する場合)
• 製品名、モデルまたはバージョン、シリアル番号
• オペレーティングシステム名およびバージョン
• ファームウェアバージョン
• エラーメッセージ
• 製品固有のレポートおよびログ
• アドオン製品またはコンポーネント
• 他社製品またはコンポーネント
アップデートへのアクセス
• 一部のソフトウェア製品では、その製品のインターフェイスを介してソフトウェアアップデートにア クセスするためのメカニズムが提供されます。ご使用の製品のドキュメントで、ソフトウェアの推奨 されるソフトウェアアップデート方法を確認してください。
• 製品のアップデートをダウンロードするには、以下のいずれかにアクセスします。
Hewlett Packard Enterpriseサポートセンター http://www.hpe.com/support/hpesc
Hewlett Packard Enterpriseサポートセンター:ソフトウェアのダウンロード http://www.hpe.com/support/downloads
Software Depot
http://www.hpe.com/support/softwaredepot
• eNewslettersおよびアラートをサブスクライブするには、以下にアクセスします。
http://www.hpe.com/support/e-updates-ja
• お客様の資格を確認および更新して、契約および保証をプロファイルにリンクするには、次に示す Hewlett Packard EnterpriseサポートセンターのMore Information on Access to Support Materials ページにアクセスします。
http://www.hpe.com/support/AccessToSupportMaterials 重要:
一部のアップデートにアクセスするには、Hewlett Packard Enterpriseサポートセンターからアクセ スするときに製品資格が必要になる場合があります。関連する資格を使ってHPEパスポートをセ ットアップしておく必要があります。
192 サポートと他のリソース