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RIBC2 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1

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営繕積算システム RIBC2

内訳書作成システム操作マニュアル

Ver.1

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9:00~12:00 および 13:00~17:30 (土日祝祭日、指定の休業日を除く)

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・ 本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載することはおやめ下さい。 ・ 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 目次 • iii

目次

1 章:作業の前にご確認下さい

1

内訳書作成用の RIBC システム ... 1 内訳書作成システムの機能 ... 1 内訳書数量入力システム LITE の機能 ... 1 システムのインストールとライセンス認証 ... 2 内訳書を作成するのに必要なデータファイル ... 2 必須ファイル(標準単価ファイル) ... 2 オプションファイル ... 2 データのセットアップ ... 3 セキュリティ機能によるデータ表示の制限について ... 3 表示制限の種類とケースについて ... 3 セキュリティ設定の内容確認と変更 ... 4 内訳書コンバートツールの操作 ... 4 コンバート可能なファイル ... 4 プログラムのインストール ... 4 コンバートの操作 ... 5 標準単価ファイルのコンバートについて ... 5

2 章:入門用クイックスタートガイド

7

標準単価ファイルをパソコンにコピーする ... 7 内訳書作成システムを起動する ... 7 内訳書の新規作成と新規作成画面 ... 7 内訳書ファイルの操作 ... 8 内訳書ファイルを保存する ... 8 内訳書ファイルを開く ... 9

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iv • 目次 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 内訳書ファイルを閉じる ... 9 内訳書の入力画面について ... 9 操作を元に戻すときは ... 9 細目別内訳に単価表の行を挿入する ... 10 手順 1 細目別内訳の行をクリックして行挿入を実行します ... 10 手順 2 標準単価ファイルを開くときは ... 10 手順 3 名称、摘要を選択し数量を入力します ... 10 細目別内訳に見積項目を入力する ... 11 細目別内訳に別紙付きの行を登録する ... 12 内訳書で単価を作成する(代価表の登録) ... 13 手順 1 代価表一覧の入力 ... 13 手順 2 代価表内訳行の入力 ... 13 手順 3 代価表を細目別内訳画面に登録する ... 14 名称欄や数量、単価欄等の修正 ... 14 修正する画面の表示とフィルタリング ... 14 登録した項目の修正 ... 15 行をコピーする ... 15 行を移動する ... 16 行を削除する ... 17 内訳書の印刷 ... 17 プレビューと印刷の操作 ... 17 印刷イメージを Excel または PDF 形式で出力する ... 18

3 章:内訳書ファイルとウィンドウの操作

19

内訳書作成システムを起動する ... 19 内訳書の新規作成と新規作成ダイアログ ... 19 内訳書ファイルを開く ... 20 ウィンドウの操作 ... 21 内訳書作成システムの画面 ... 21 内訳書の状態表示とユーザーID ... 21

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 目次 • v 表示倍率を変更する ... 22 複数の内訳書を表示する ... 22 ウィンドウ枠の固定を変更する ... 22 ウィンドウを分割表示する ... 22 ファイル一覧見出し ... 22 ツリー表示 ... 23 内訳書ファイルを閉じる ... 23 内訳書ファイルを保存する ... 23 内訳書ファイルに名前をつけて保存する ... 24 内訳書ファイルを上書き保存する ... 24 操作を元に戻す、やり直す ... 24

4 章:作業環境の確認と変更

25

カレントフォルダの設定 ... 25 内訳書ファイルのバックアップを作成する ... 25 システムファイルの設定 ... 25 参照ファイルの設定... 26 独自内訳名称ファイルの作成 ... 27 端数処理設定 ... 27 直接工事費の端数処理設定 ... 27 代価表の端数処理設定 ... 28 共通費計算の端数処理設定 ... 29 出来高内訳書の端数処理設定 ... 30 端数処理設定を共有する ... 31 端数処理設定を元に戻す ... 32 内訳書の編集に関する設定を変更する ... 32 [単価表から選択した行の名称等を変更したときの処理]ボックスの補 足 ... 32 内訳書の表示に関する設定を変更する ... 33 別紙番号に設計回数を表示しないようする ... 33

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vi • 目次 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 科目別内訳に科目計の比率を表示する ... 33 出来高率の表示を整数表示にする ... 33 ユーザーが作成した外部ファイルで共通費計算を行う ... 33

5 章:セキュリティ設定について

35

表示制限の内容確認... 35 公開情報の設定を変更する ... 36

6 章:内訳書の入力操作

39

表紙 ... 39 工事概要 ... 39 工事費 ... 40 直接工事費/共通費積み上げ等 ... 40 工事フィルタによる表示データの抽出 ... 41 行の折りたたみと展開 ... 41 名称検索やゼロ円検索を行う ... 41 名称、摘要等を修正する ... 41 数量・単価・金額欄の入力 ... 42 単価表から選択した行の単価構成等を確認する ... 42 金額欄の表示を手動で最新の状態にする ... 42 別紙番号のリナンバー ... 42 備考欄にメモを入力する ... 43 標準単価ファイル関連の操作 ... 43 単価総入れ替え機能の操作 ... 43 指定した行の参照先の単価ファイルを変更する ... 45 見積り単価入出力機能 ... 46 内訳書から Excel ファイルへの出力 ... 46 Excel ファイルの仕様について ... 46 内訳一次単価画面への単価欄・備考欄の書き戻し ... 47 内訳書に行を挿入する ... 47 名称選択による行挿入 ... 48

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 目次 • vii 単価表からの挿入 ... 49 ワープロ入力による行挿入 ... 51 別紙明細の作成 ... 52 代価表呼び出し行の挿入 ... 53 小計行の挿入 ... 55 コメント行の挿入 ... 55 抜き取り行の挿入(スリーブ費等の入力) ... 55 コピー・移動・削除・一括クリア ... 57 行コピー ... 57 複数の内訳書ファイルを一つのファイルにまとめるとき ... 58 行の移動 ... 59 行の削除 ... 60 単価欄や備考欄等を一括クリアする ... 60 共通費積み上げ等の入力 ... 61 積上フィルタによる表示データの抽出 ... 61 共通費積み上げ等画面の表示と折りたたみ ... 61 検索機能について ... 61 共通費積み上げ分・負担金等の内訳を入力する ... 62

7 章:代価表の作成

63

代価表入力画面 ... 63 代価表入力画面の項目について ... 63 代価表フィルタによる表示データの抽出 ... 64 代価表画面の表示と折りたたみ(代価表分類・代価表一覧・代価表) 65 検索機能について ... 65 代価表画面の数量・単価・金額欄の入力 ... 65 単価表から選択した行の単価構成等を確認する ... 65 金額欄の表示を手動で最新の状態にする ... 66 代価表番号のリナンバー ... 66 備考欄にメモを入力する ... 66

(8)

viii • 目次 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 代価表の登録 ... 66 代価表一覧行の入力 ... 66 代価表内訳行の入力 ... 68 代価表分類画面の登録 ... 70 代価表のコピー・移動・削除 ... 71 代価表のコピー ... 71 代価表の移動 ... 72 代価表の削除 ... 72

8 章:仕分け設定の操作

75

手順 1 仕分け設定欄の設定作業 ... 75 別紙明細に仕分けを設定する ... 75 手順 2 仕分け名称が設定された行の合計金額を確認する ... 76

9 章:変更設計内訳書の入力

77

変更設計入力画面への切り替え ... 77 変更の履歴を表示する ... 77 変更数量の入力 ... 77 新規に行を挿入する ... 77 変更設計における入力制限事項 ... 78 変更設計回数の操作... 78 出来型設計内訳書の作成 ... 78

10 章:出来高内訳書の入力

LITELITE

79

出来高入力画面への切り替え LITELITE ... 79 出来高設計の解除 LITELITE ... 79 出来高の入力 LITELITE ... 79

11 章:共通費計算

81

共通費計算の操作 ... 81 手順 1 共通費情報ファイルの設定 ... 81 手順 2 リンク設定... 81

(9)

内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 目次 • ix 手順 3 分割設定欄の設定 ... 82 手順 4 共通費計算 LITELITE... 83 手順 5 工事費画面の確認 LITELITE ... 84 共通費情報ファイルの編集 LITELITE ... 84 共通費情報ファイルの運用上の注意点 LITELITE ... 84 共通費情報保守プログラムを起動する LITELITE ... 85 共通費情報ファイルの操作 LITELITE ... 85 率・計算式の設定 LITELITE... 86 分割名称を追加する LITELITE ... 87 独自計算ファイルによる共通費計算 LITELITE ... 88

共通費計算用の Excel ファイル作成 LITELITE ... 88

Excel ファイルの設定と共通費計算 LITELITE... 89

12 章:印刷に関する操作

91

印刷書式の設定 ... 91 印刷書式設定を共有する ... 92 印刷プレビューと印刷 ... 93

13 章:その他の機能

95

数量入力モードで内訳書を開く ... 95 参照を許可する内訳書ファイルや標準単価ファイル等の設定... 95 数量入力キーボタンを使って内訳書を開くときの操作 ... 95 外部ファイル(Excel・CSV 形式)への出力 ... 96

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 1 章:作業の前にご確認下さい • 1

第 1 章:作業の前にご確認下さい

内訳書作成システムを利用する前に必要な作業や、内訳書作成システムの機能等について説明します。

内訳書作成用の RIBC システム

内訳書を作成するシステムには、「内訳書作成システム」と「内訳書数量入力システム LITE」の 2 種類 があります。どちらのシステムも標準単価を参照しながら内訳書ファイルを作成することができます。 また、作成した内訳書ファイルは双方のシステムで参照または編集を行うことができます。 各システムの主な機能は以下のとおりです。

内訳書作成システムの機能

公共機関または設計・積算事務所むけに提供されるシステムで、以下の機能があります。 ・ 内訳書の作成 ・ 工事別、種目別、科目別、中科目別、細目別内訳の作成 ・ 別紙明細の作成 ・ 標準単価ファイルからの入力 ・ 見積単価の入力 ・ 代価表作成機能による単価の作成 ・ 共通費計算機能 ・ 表示フィルタリング等による入力チェック機能 ・ データセキュリティ機能 ・ 変更設計内訳書の作成 ・ 出来高内訳書の作成

内訳書数量入力システム LITE の機能

積算事務所むけに提供されるシステムです。内訳書作成システムから、 「出来高内訳書の作成機能」 「共通費計算機能」 の2つを除外したシステムで、他の機能は内訳書作成システムとほぼ同一です。 なお、内訳書数量入力システムで対応していない機能は、本資料では見出しにLITELITEマークを表示していま す。

(12)

2 • 第 1 章:作業の前にご確認下さい 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1

システムのインストールとライセンス認証

「内訳書作成システム」または「内訳書数量入力システム LITE」の利用を開始するには、システムのイ ンストールを行った後に、ライセンス認証作業を行って、起動パスワードを取得する必要があります。 作業手順等については、別冊「セットアップ&ライセンス認証マニュアル」を参照して下さい。 ≪注意≫ライセンス認証は内訳書作成システムと標準単価作成システムの各々で必要です。すでに標準 単価作成システムでライセンス認証を取得したパソコンに内訳書作成システムをインストールした場合、 内訳書作成システム用のユーザーID を使って、ライセンス認証作業が必要です。 「セットアップ&ライセンス認証マニュアル」では以下について説明しています。 ・ システムに必要なハードウェア構成 ・ インストール ・ ライセンス認証 ・ ライセンスの解除 ・ アンインストール

内訳書を作成するのに必要なデータファイル

「内訳書作成システム」または「内訳書数量入力システム LITE」では「RIBC 標準単価作成システム」で 作成した標準単価ファイルや歩掛りファイルを参照することができます。 以下、内訳書の作成で参照するファイルについて、必須のファイルとオプションのファイルを説明しま す。

必須ファイル(標準単価ファイル)

標準単価ファイルは内訳書を作成するのに必須のファイルです。細目別内訳や別紙明細の入力、代価表 の作成等で単価表を参照するときに使用します。 公共発注機関の内訳書作成部署の方:標準単価を作成する部署から受領します。また、設計・積算事務 所へ内訳書の入力を委託する場合は、このファイルを提供します。 設計・積算事務所の方:公共発注機関から受領します。 ≪ヒント≫公共機関から設計・積算事務所に貸与された標準単価ファイルは、データセキュリティ機能 により、単価がゼロ円で表示されます。

オプションファイル

以下のファイルは必要に応じて用意します。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 1 章:作業の前にご確認下さい • 3 複合単価作成部署から受領するファイル 歩掛りファイル:歩掛りファイルがあると内訳書作成中に単価の構成(材料費や労務費の名称、数量等 です。単価、金額は表示されません。)を確認することができるようになります。 歩掛りファイルは、標準単価ファイルと同じフォルダにコピーして下さい。 内訳書作成部署内で運用するファイル 内訳名称ファイル:種目名称や科目名称等のメニューが登録されているファイルです。また、仕分けや 抜き取り機能を使用するときにも参照します。コスト研から提供されたデータにユーザーが名称を追加 することもできます。 共通費情報ファイル:共通費計算を行うときに必要なファイルで、「公共建築工事共通費積算基準」に 掲載されている算定式や率等が登録されています。率や算定式は、ユーザーが追加登録することもでき ます。 独自設定を保存した Excel ファイル:ユーザー独自の印刷書式で印刷したり、共通費計算をユーザー独 自の仕様で計算させたりすることもできます。 RIBC から出力した Excel 形式のファイルに独自書式や独自仕様による共通費計算の算定式等を保存して おき、実行時にこれを参照することにより、印刷や共通費計算を行います。

データのセットアップ

内訳書で参照するデータファイルは、パソコンのハードディスクにコピーします。なお、コピー先の場 所はユーザーが任意に設定することができます。 ≪注意≫USB 接続によるフラッシュメモリや外付け HDD 等は、データのインストール場所にしないで下 さい。 ≪ヒント≫内訳書作成に参照するデータファイルや、端数処理等の設定が登録されるシステムファイル は、ネットワークで各パソコンから共有することもできます。設定については、 システムファイルの設 定 P.25 を参照して下さい。

セキュリティ機能によるデータ表示の制限について

他のユーザーが作成した内訳書ファイルや標準単価ファイルを開いた場合、セキュリティ機能により、 単価・金額欄等がゼロ円または「*」で表示される場合があります。

表示制限の種類とケースについて

表示制限には、以下の 3 つがあります。 ・ ファイルを開くことができない。 ・ 単価、金額欄等がゼロクリアされる。

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4 • 第 1 章:作業の前にご確認下さい 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 ・ 単価、金額欄や備考欄のメモ欄(2 行目または 3 行目に文字が入力されている場合)が*(アスタリ スク)でマスク表示される。 初期設定においては、以下のケースで表示制限が行われます。 ・ 公共機関から提供された標準単価ファイル、歩掛りファイルを設計・積算事務所で開いたとき、ゼロ クリア処理が行われます。 ・ 公共機関から提供された内訳書ファイルを設計・積算事務所で開いたときは、マスク表示が行われま す。 ・ 他の設計・積算事務所で作成した内訳書ファイルを開いたとき、マスク処理が行われます。

セキュリティ設定の内容確認と変更

セキュリティ機能の設定はファイル毎に設定されます。また、設定内容の変更は当該のファイルを作成 したユーザーの RIBC システムに限られます。 設定を確認するには 表示制限の内容確認 P.35 を参照して下さい。また、設定変更の操作については 公 開情報の設定を変更する P.36 を参照して下さい。 ≪注意≫標準単価ファイルは、内訳書作成システムではセキュリティ設定の確認や変更はできません。 当該ファイルを作成した標準単価作成システムでのみ設定を変更することができます。

内訳書コンバートツールの操作

RIBC 内訳書作成システムで作成した内訳書ファイルは、内訳書コンバートツールを使うことにより、 RIBC2 内訳書作成システムで参照することができるようになります。

コンバート可能なファイル

コンバートが可能なファイルは以下の表のとおりです。 ファイル 拡張子 補足説明

RIBC 内訳書 Uti Ver.10 形式の内訳書に対応します。 RIBC 内訳名称 Ume RIBC Ver6 内訳名称(Umd)は不可 RIBC 共通費情報 Kyg RIBC Ver10 共通費情報(Kyf)は不可

≪ヒント≫Ver.9 形式以前の Windows 版の内訳書は、内訳書作成システム(旧 RIBC)を起動し、[オプ ション]-[ファイル形式の変換]を実行すると、コンバート可能な形式に変換することが可能です。 また、RIBC Ver6 内訳名称は旧 RIBC でファイルを開くと自動的にコンバート可能な形式に変換されます。

プログラムのインストール

(15)

内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 1 章:作業の前にご確認下さい • 5 ≪ヒント≫内訳書作成システムをインストールしてもコンバートプログラムはインストールされません。 1. 動作中のアプリケーションソフトがある場合はすべて終了させ、「内訳書作成システム」の CD-ROM をセットします。 2. [マイコンピュータ]-[CD ドライブ]の順にアイコンをダブルクリックし、[RIBC2]-[ツー ル]フォルダを開いて下さい。 3. [UcwToolSetUp.exe]を右クリックし、メニューの[管理者として実行]を選択します。 4. 「ようこそ」画面が表示されます。以下、画面の指示に従ってインストールを行います。

コンバートの操作

変換後のファイルは拡張子の異なる別のファイルとして作成されます。 1. 画面左下の[スタート]ボタンをクリックし、メニューから[すべてのプログラム]-[RIBC2]- [内訳書作成ツール]-[内訳書作成コンバータ]の順に選択します。 スタートボタン(Windows7/Windows Vista) スタートボタン(WindowsXP) 2. コンバータ画面が表示されます。コンバートの方向を下位互換(RIBC2 から RIBC)に切り替えると きは、 ボックスの▼ボタンで切り替えます。 3. [ファイルが収録されているフォルダ]ボックスの ボタンで、コンバートしたいファイルが保存 されているフォルダを選択します。 4. コンバートの対象となるファイルが表示されます。番号の左に表示される ボックスをチェックして、 ファイルを選択します。 ≪ヒント≫画面の下にある、 ボタンですべてのファイルの選択または解除を 行うことができます。 5. [コンバート後の保存先のフォルダ]ボックスにある ボタンで出力先のフォルダを指定します。 何も指定しない場合は、手順 3 で指定したフォルダに出力されます。 ≪ヒント≫ ボタンを押すと[元のファイルと同じ場所に保存]が再表示されます。 6. ボタンを押すと作業が始まります。

標準単価ファイルのコンバートについて

内訳書ファイルで参照する標準単価ファイルをコンバートするときは、標準単価ツール (HtsToolSetUp.exe)をインストールします。 スタートメニューから[すべてのプログラム]-[RIBC2]-[内訳書作成ツール]-[標準単価コンバ ータ]を起動すると、RIBC 形式・RIBC2 形式の相互でコンバートを行うことができます。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 2 章:入門用クイックスタートガイド • 7

第 2 章:入門用クイックスタートガイド

ここでは、内訳書作成作業うち、直接工事費の入力について、基本となる操作を作業順に説明します。 「内訳書作成クイックスタートガイド」を利用するには、RIBC 内訳書作成システムのインストールおよ びライセンス認証取得が完了している必要があります。操作については別冊「セットアップ&ライセン ス認証マニュアル」を参照して下さい。

標準単価ファイルをパソコンにコピーする

内訳書作成で参照するデータファイルは、パソコンにコピーして使用します。ここでは、標準単価ファ イルをデスクトップにコピーした場合で説明します。 違う場所にコピーした場合は、標準単価ファイルを開くときにファイルの場所を置き換えて実行して下 さい。 ≪ヒント≫標準単価ファイルのファイル名はデータ毎に異なります。また、データの内容や作成日付に より複数存在する場合があります。 なお、標準単価ファイル以外のデータファイルについては 内訳書を作成するのに必要なデータファイル P.2 を参照して下さい。

内訳書作成システムを起動する

1. 画面左下の[スタート]ボタンをクリックし、メニューから[すべてのプログラム]-[RIBC2]- [内訳書作成システム(または内訳書数量入力システム LITE)]の順に選択します。 スタートボタン(Windows7/Windows Vista) スタートボタン(WindowsXP) 2. 「RIBC 起動」画面が表示されます。有効期限やユーザーID もこの画面に表示されます。 3. ライセンス認証作業で取得した起動パスワードを入力します。 ≪注意≫起動パスワードがないと、ここから先へ進むことはできません。

内訳書の新規作成と新規作成画面

内訳書ファイルを新規に作成します。ここでは建築工事の内訳書作成を例に説明します。 1. メニューバーの[ファイル]をクリックし、[新規作成]を選択します。

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8 • 第 2 章:入門用クイックスタートガイド 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 2. [新規作成]画面が表示されます。[工事]列から[建築工事]のチェックボックスをクリックしま す。 3. [種目]列のチェックボックスをクリックします。 4. ボタンをクリックします。 5. メニューから[庁舎]を選択します 6. 標準単価参照フォルダボックスには、この内訳書から参照する標準単価ファイルの場所を設定します。 ボタンを押して設定を行います。 ≪ヒント≫標準単価ファイルの場所は内訳書作成中に別の場所に変更することもできます。 7. ボタンを押すと、内訳書画面が表示されます。工事別、種目別、科目別、中科目別の各内 訳書が表示されます。表示の項目は、内訳書の作成中にいつでも削除や移動を行うことができます。 ≪ヒント≫細目別内訳は「計」行のみが登録されています。

内訳書ファイルの操作

内訳書ファイルの保存は、内訳書の作成中にいつでも行うことができます。ファイルの保存は作業中な るべく頻繁に行うようにして、何らかの原因で作業内容がなくなってしまっても、できるだけ元の状態 に戻せるようにして下さい。

内訳書ファイルを保存する

1. メニューバーの[ファイル]メニューをクリックし、[名前を付けて保存]または[上書き保存]を 選択します。 2. [名前を付けて保存]の画面が表示された場合は、ファイルの保存場所とファイル名を入力します。 ≪ヒント≫ファイルの保存場所が分からないときはデスクトップを選択して下さい。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 2 章:入門用クイックスタートガイド • 9

内訳書ファイルを開く

以下のいずれかの方法で保存された内訳書ファイルを開くことができます。 ・ メニューバーの[ファイル]をクリックし、[開く]を選択します。ファイルを開く画面で内訳書フ ァイルの場所を選択し、ファイルをクリックして[開く]ボタンを押します。 ・ デスクトップかエクスプローラの画面で内訳書ファイルのアイコンをダブルクリックする。 ・ エクスプローラで内訳書ファイルのある場所を開き、ファイルのアイコンを内訳書保守画面にドラッ グする。

内訳書ファイルを閉じる

内訳書ファイルを閉じるときは、以下を実行します。 1. メニューバーの[ファイル]メニューをクリックし、[閉じる]選択します。 2. [保存確認]の画面が表示された場合は、 をクリックします。 3. 公共機関向けの RIBC では以下のメッセージが表示されることがあります。 このメッセージが表示された場合は、作業を行った内訳書ファイルの単価や金額が、設計・積算事務 所の RIBC で参照できる設定になっています。 ボタンをクリックすると、初期設定(単価等をマスクして表示)に戻すことができ ます。

内訳書の入力画面について

内訳書ファイルが開くと、工事別内訳や、種目別、科目別内訳等の項目が一覧表示されます。画面右の スクロールバーを動かすと、現在内訳書に登録されている項目を確認することができます。 工事フィルタバーで内訳書を選択すると、表示を絞り込むことができます。

操作を元に戻すときは

データの登録や削除等を行った後で、操作を元に戻すときは、メニューバーの[編集]をクリックして [元に戻す]を選択するか、 をクリックします。

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10 • 第 2 章:入門用クイックスタートガイド 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 取り消した操作をもう一度行うときは、メニューバーの[編集]をクリックして[やり直す]を選択す るか、 をクリックします。 ≪注意≫ボタンが押せないときは、作業の記録が残っていませんので、元に戻すことはできません。

細目別内訳に単価表の行を挿入する

[種目別]~[中科目別]内訳の項目を登録すると、細目別内訳画面に行を挿入することができるよう になります。 ここでは、細目別内訳に単価表から選択した項目を登録する操作について説明します。

手順 1 細目別内訳の行をクリックして行挿入を実行します

1. 工事フィルタバーの[細目別]を選択します。 2. 任意の中科目の下に表示されている細目計欄をクリックします。 細目計欄 3. メニューバーの[編集]をクリックし、[行挿入【細目別】]を選択します。 ≪注意≫メニューの表示が【細目別】以外の場合、手順 2 でクリックした名称が違っています。手順 2 戻って名称を選択し直して下さい。 4. 内訳書の画面に重ねて[行挿入]画面が表示されます。[単価表]を選択します。

手順 2 標準単価ファイルを開くときは

標準単価ファイルが開いていない場合は以下を実行します。 ≪ヒント≫標準単価ファイルが複数ある場合は、以下の作業を繰り返します。 1. を押して、デスクトップの RIBC 標準単価ファイルを開きます。 2. 単価ファイルのツリーが表示されます。フォルダをダブルクリックして展開すると、単価の名称が表 示されます。

手順 3 名称、摘要を選択し数量を入力します

1. ツリー画面のフォルダを展開して、内訳書に登録する単価の名称を表示させます。 ≪ヒント≫名称を検索することもできます。操作については単価表からの挿入の手順 5 を参照して下 さい。 2. 名称をクリックすると、摘要選択画面が表示されます。 3. 摘要グループから項目を選択します。選択肢がなくなると、単価の名称が表示されます。摘要を再選 択するときは、 を押します。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 2 章:入門用クイックスタートガイド • 11 4. を押すと、行挿入画面の上に内訳書に挿入する行が表示されます。 5. 数量を入力します。整数の有効桁は 8、小数点以下の有効桁は 2 です。値が負 100 の場合は[-100]と入力します。 なお、数量は細目別内訳画面に挿入した後で入力することもできます。 6. 名称を確認して 押すと、内訳書に行が挿入されます。 7. 単価表選択を終了するときは、 を押します。 8. 選択した行が挿入されます。なお、必要に応じ、備考欄の 2 行目と 3 行目にメモ等を入力します。 最大で全角 12 文字を 2 行入力することができます。 ≪ヒント≫備考欄の一行目には単価コード(細目番号のみ)、ファイルナンバー、歩掛り区分が表示 されます。

細目別内訳に見積項目を入力する

[種目別]~[中科目別]内訳の項目を登録すると、細目別内訳画面に行を挿入することができるよう になります。 ここでは、細目別内訳に名称、摘要、単位、数量、単価欄を直接手入力する操作について説明します。 1. 工事フィルタバーの[細目別]を選択します。 2. 内訳画面の任意の科目または中科目の下にある、細目計欄または名称欄をクリックします。 細目計欄 ≪ヒント≫すでに細目別内訳が登録されている内訳書の場合は名称欄をクリックします。クリックし た名称の上に行が挿入されます。 3. メニューバーの[編集]をクリックし、[行挿入【細目別】]を選択します。 ≪注意≫メニューの表示が【細目別】以外の場合、手順 2 でクリックした名称が違っています。名称 欄を選択し直して下さい。 4. [行挿入]画面が表示されます。[ワープロ]を選択します。 5. 名称、摘要、単位、数量、単価の各欄に入力します。 単位に「式」を選択した場合は金額欄に入力します。数量、単価欄は空白表示になり入力できません。 単位メニューに単位がない場合は、単位メニューを閉じて、単位欄に直接入力します。全角で 3 文字 まで入力できます。 各欄の有効文字数と桁数については ワープロ入力による行挿入 P.51 を参照して下さい。 6. 必要に応じ、備考欄の 2 行目と 3 行目にメモ等を入力します。最大で全角 12 文字を 2 行入力するこ とができます。 7. ボタンをクリックします。

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12 • 第 2 章:入門用クイックスタートガイド 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 8. ボタンを押すと画面が閉じます。 9. 挿入した行を修正するときは修正したい欄をクリックして[F2]キーを押します。 単位メニューをもう一度表示させるときは、単位欄をクリックして、メニューバーの[編集]をクリ ックし、[単位の編集]を選択します。

細目別内訳に別紙付きの行を登録する

[種目別]~[中科目別]内訳の項目を登録すると、細目別内訳画面に行を挿入することができるよう になります。 ここでは、細目別内訳には「一式」で金額のみ登録し、一式の内訳を別紙に登録する場合の操作につい て説明します。 1. 内訳画面に細目別内訳行を表示させ、細目計欄または名称欄をクリックします。 細目計欄 2. メニューバーの[編集]をクリックして[行挿入【細目別】]を選択します。 ≪注意≫メニューの表示が【細目別】以外の場合、手順 2 でクリックした名称が違っています。名称 欄を選択し直して下さい。 3. [行挿入]画面が表示されます。[別紙明細]を選択します。 4. 名称欄と摘要欄を入力します。有効文字数はワープロ入力と同じです。 なお、単位は一式が自動的に設定されます。変更はできません。 5. [挿入]ボタンをクリックします。細目別内訳画面に別紙呼び出し行が表示されます。 6. [閉じる]ボタンを押すと行挿入画面が閉じます。 7. 別紙呼び出し行の名称欄をダブルクリックして、別紙明細行を表示させます。 8. 別紙内訳に行を挿入するときは、別紙明細計欄または名称欄をクリックします。 別紙明細計欄 9. メニューバーの[編集]をクリックして[行挿入【別紙 1】]を選択します。 10. [行挿入]画面が表示されます。以下、細目別内訳の入力と同じ要領で単価表選択やワープロ入力機 能等を使って行を登録します。 11. メニューバーの[データ]をクリックして、[全体再計算]を選択します。金額欄が最新の値に更新 されます。 ≪関連項目≫初期設定では、一式の行の金額欄に端数処理が行われます。設定を確認するときは、 端数 処理設定 P.27 を参照して下さい。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 2 章:入門用クイックスタートガイド • 13

内訳書で単価を作成する(代価表の登録)

内訳書の中で単価を作成し、細目別内訳画面に登録する操作について説明します。

手順 1 代価表一覧の入力

代価表一覧は、代価の名称や単位等を入力します。 1. [代価表]見出しをクリックします。 2. 代価表フィルタバーの[代価表一覧]を選択します。 3. 登録する単価の名称を登録します。背景色がグレーの最終行欄または名称欄をクリックします。 代価表一覧表示の最終行欄 4. メニューバーの[編集]をクリックし、[行挿入【代価表】]を選択します ≪注意≫[行挿入【代価表】]以外が表示された場合は、手順 3 でクリックした行が違っています。 名称を選択し直して下さい。 5. 行挿入画面が開きます。[ワープロ]を選択し、名称欄、摘要欄、単位欄を入力します。

手順 2 代価表内訳行の入力

代価表内訳行は、代価を構成する材料費や労務費等の項目やその他行を登録します。 1. [代価表]見出しをクリックします。 2. 代価表フィルタバーの[全て]を選択します。 3. 代価表内訳の合計欄または名称欄をクリックします。 代価表内訳の合計欄 4. メニューバーの[編集]をクリックし、[行挿入【代価表内訳】]を選択します。 ≪注意≫[行挿入【代価表内訳】]以外が表示された場合は、手順 3 でクリックした行が違っていま す。名称を選択し直して下さい。 5. 行挿入画面が開きます。以下、単価表からの挿入 P.49 機能や、ワープロ入力による行挿入 P.51 を 使って、代価を構成する材料費や労務費の項目と数量等を登録します。

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14 • 第 2 章:入門用クイックスタートガイド 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 6. その他行を登録する場合は、その他経費率の対象となる行の経費欄をクリックし、メニューバーの [設定]から[その他経費率対象設定]-[設定あり]を選択します。その他行が自動的に挿入され ます。乗率欄にその他の率を入力します。 ≪ヒント≫その他経費率の対象となる行が複数ある場合は、[その他経費率対象設定]操作を繰り返 します。 7. 雑材料費等の単価を材料費と連動するようにすることもできます。操作については 代価表内訳の金 額集計機能 P.68 を参照して下さい。

手順 3 代価表を細目別内訳画面に登録する

作成した代価表を細目別内訳に登録します。 1. 内訳画面に細目別内訳行を表示させ、細目計欄または名称欄をクリックします。 細目計欄 2. メニューバーの [編集]をクリックして[行挿入【細目別】]を選択します。 ≪注意≫メニューの表示が【細目別】以外の場合、手順 2 でクリックした名称が違っています。名称 欄を選択し直して下さい。 3. [行挿入]画面が表示されます。[代価表]を選択します。 4. 細目別内訳書に登録する項目をダブルクリックすると、行挿入画面の上部に内訳書に挿入する行が表 示されます。 5. 数量欄を入力します。 6. 名称を確認して ボタンを押すと、内訳書に行が挿入されます。 7. 代価表選択を終了するときは、 ボタンを押します。

名称欄や数量、単価欄等の修正

入力したデータの修正方法について説明します。 なお、フィルタリング機能により、特定の名称を含む行、値がゼロの行等を抽出して表示させることも できます。

修正する画面の表示とフィルタリング

1. [内訳]見出しを選択します。 2. [表紙]、[工事概要]、[工事費]、[直接工事費]、[共通費積み上げ]見出しから、修正する 画面を選択します。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 2 章:入門用クイックスタートガイド • 15 3. [内訳書]と[共通費積み上げ]を選択した場合は、内訳書別の表示や条件を付けてデータを抽出し て表示させることができます。 例えば、数量欄がゼロの行を抽出する場合は、工事フィルタバーの[全て]を選択し、数量列の一番 上にある[すべて]欄の▼ボタンをクリックし、メニューから[0.00]を選択します。表示を戻すと きは、 ボタンをクリックします。

登録した項目の修正

原則として、修正したい欄をクリックして[F2]キーを押すと追加入力することができます。ただし、 修正できない欄や修正することにより行の属性が変わる場合もありますので、以下をご一読の上、作業 を行って下さい。 名称・摘要・単位欄 修正したい欄をクリックして、[F2]キーを押すと追加入力することができます。 単位メニューを再表示させるときは、単位欄をクリックし、メニューバーの[編集]-[単位の編集] を選択します。 ≪注意≫単価表から選択した行の名称・摘要・単位欄を修正すると単価表とのリンクが切れるため、単 価の再取得が出来なくなります。単価表とのリンクを保持した状態で名称修正ができるようにするには 内訳書の編集に関する設定を変更する P.32 を実行します。 単価欄 修正したい欄をクリックします。そのまま値を入力すると上書き入力、[F2]キーを押すと追 加入力することができます。有効桁等については 数量・単価・金額欄の入力 P.42 を参照して下さい。 ・ 単位が[一式]の場合、備考欄に[WP]と表示されている行は、金額欄を修正します。 ・ 備考欄に[別紙]または[代価表]と表示されている行の金額欄は修正できません。当該の欄は別紙 明細または代価表内訳行の編集結果が反映されます。 備考欄 備考欄の2行目と3行目にメモを入力することができます。有効桁は位置行あたり全角 12 文字 です。 なお、1 行目の表示を修正することはできません。ただし、印刷時に出力しないようにすることはできま す。操作については 印刷書式の設定 P.91 を参照して下さい。

行をコピーする

[内訳書]見出しの[直接工事費]および[共通費積み上げ等]画面におけるコピーについて説明しま す。 a) 選択行に下位の内訳書が含まれる場合はすべての行をコピーします。例えば、科目別内訳の行をコピ ー元に選択した場合、その行に従属する中科目別、細目別内訳、別紙明細の各行と代価表がコピーさ れます。

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16 • 第 2 章:入門用クイックスタートガイド 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 b) 代価呼び出し行をコピーした場合、同じ代価表を呼び出す行が複数行作成されます。 代価表自体をコピーして別の代価を作成するときは、[代価表]画面でコピーを行います。詳しくは 代価表のコピー・移動・削除” P. 71 を参照して下さい。 c) コピー先の内訳書は別の内訳書ファイルを指定することもできます。なお、コピーした行に代価表が 含まれる場合、貼り付けを行ったファイルでは、代価表番号は新しい番号になります。 操作は以下の手順で行います。 1. コピー元の行選択ボタンをクリックして、行全体を反転表示の状態にします。 行選択ボタン 2. メニューバーの[編集]をクリックして、[コピー]をクリックします。 3. コピー先の行選択ボタンをクリックして、行全体を反転表示の状態にします。 4. メニューバーの[編集]をクリックし、[コピーした行の挿入]をクリックします。 [コピーした行の挿入]が選択できないときは、手順 3 のコピー先の行の選択が誤っている可能性が あります。例えば手順 1 で科目別内訳の行を選択した場合、手順 3 で科目別内訳以外の行を選択す ると、コピーはできません。 ≪関連項目≫コピーについて詳しくは、 コピー・移動・削除・一括クリア P.57 を参照して下さい。

行を移動する

[内訳書]見出しの[直接工事費]および[共通費積み上げ等]画面における行の移動について説明し ます。 a) 選択行に下位の内訳書が含まれる場合はすべての行をコピーします。例えば、科目別内訳の行を移動 元に選択した場合、その行に従属する中科目別、細目別内訳、別紙明細の各行が移動します。 b) 移動先に別の内訳書ファイルを指定した場合は、自動的にコピーに動作を変更します。なお、選択し た行に代価表が含まれる場合、貼り付けを行ったファイルでは、代価表番号は新しい番号になります。 操作は以下の手順で行います。 1. 移動する行の行選択ボタンをクリックして、行全体を反転表示の状態にします。 行選択ボタン 2. メニューバーの[編集]をクリックし、[切り取り]をクリックします。選択した行の文字が斜字で 表示されます。 3. 移動先の行選択ボタンをクリックして、行全体を反転表示の状態にします。 4. メニューバーの[編集]をクリックし、[切り取った行を挿入]をクリックします。 [切り取った行を挿入]が選択できないときは、手順 3 の移動先の行の選択が誤っている可能性があ

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 2 章:入門用クイックスタートガイド • 17 ります。例えば手順 1 で科目別内訳の行を選択した場合、手順 3 で科目別内訳以外の行を選択する と、移動はできません。 切り取りの操作を中止するときは、メニューバーの[編集]をクリックし、[切り取りをキャンセル する]を選択して、移動元の行の文字表示を斜字から通常の状態に戻して下さい。キャンセルを実行 しないと、以降、[編集]メニューの他の操作を選択することができません。

行を削除する

[内訳書]見出しの[直接工事費]および[共通費積み上げ等]画面における行削除について説明しま す。 a) 科目別内訳の行を選択した場合、従属する中科目別および細目別内訳、別紙明細も同時に削除されま す。 b) 細目別内訳や別紙明細画面で代価呼び出し行を削除した場合、呼出し先の代価表は削除されません。 内訳書から代価表を完全に削除するときは、細目別内訳や別紙明細の代価呼び出し行を削除した後、 [代価表]画面で削除を実行します。詳しくは 代価表のコピー・移動・削除 P.71 を参照して下さい。 1. 削除する行の行選択ボタンをクリックします。 行選択ボタン 2. 行全体が反転表示されている状態で、メニューバーの[編集]をクリックし、[削除]をクリックし ます。

内訳書の印刷

内訳書の印刷操作と、印刷イメージを Excel ファイルまたは PDF ファイルで出力する操作につて説明し ます。

≪ヒント≫PDF 出力は、Acrobat または Acrobat Reader がインストールされていないパソコンでも実行 可能です。

プレビューと印刷の操作

内訳書の印刷操作とプレビュー機能について説明します。プレビュー画面で確認した頁を印刷すること もできます。 1. 内訳書ファイルを開き、[ファイル]メニューの[印刷](または[プレビュー])を選択します。 2. 印刷範囲や印刷する項目を選択します。例えば内訳書の単価、金額欄を空白で印刷するときは、[単 価・金額]のチェックを外します。 3. 印刷画面の (または )ボタンを押します。

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18 • 第 2 章:入門用クイックスタートガイド 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 4. プリンタの選択や設定を行い、[OK]ボタンを押します。 ≪関連項目≫内訳書のフッター部分に印刷する文字の入力や、印刷する内訳書の選択等、印刷の詳細設 定については、 印刷書式の設定 P.91 を参照して下さい。

印刷イメージを Excel または PDF 形式で出力する

印刷イメージの書式で、Excel ファイルや PDF ファイルを作成することができます。なお、出力される Excel ファイルや PDF ファイルは、印刷書式設定画面の設定が反映されます。 ≪注意≫出力した Excel ファイルや PDF ファイルの内容を RIBC ファイルに書き戻すことはできません。 また、Excel ファイルに計算式は設定されません。 1. 内訳書ファイルを開き、[ファイル]メニューの[印刷]を選択します。 2. 印刷画面の または ボタンを押します。 3. ファイルの保存画面が表示されたら、保存する場所とファイル名を入力して、[保存]ボタンを押し ます。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 3 章:内訳書ファイルとウィンドウの操作 • 19

第 3 章:内訳書ファイルとウィンドウの操作

ここでは、内訳書ファイルに関する操作と、内訳書保守画面のウィンドウの操作について説明します。

内訳書作成システムを起動する

1. 画面左下の[スタート]ボタンをクリックし、メニューから[すべてのプログラム]-[RIBC2]- [内訳書作成システム(または内訳書数量入力システム LITE)]の順に選択します。 スタートボタン(Windows7/Windows Vista) スタートボタン(WindowsXP) 2. 「RIBC 起動」画面が表示されます。有効期限やユーザーID もこの画面に表示されます。 3. ライセンス認証作業で取得した起動パスワードを入力します。 ≪注意≫起動パスワードがないと、ここから先へ進むことはできません。

内訳書の新規作成と新規作成ダイアログ

内訳書ファイルを新規に作成するには、以下を実行します。 1. メニューバーの[ファイル]をクリックし、[新規作成]を選択します。 2. [新規作成]画面が表示されます。 ≪ヒント≫以下の手順 3~8 に何も入力しなくても、 ボタンを押すと内訳書ファイルが作 成されます。手順 3~8 の各項目は、内訳書の作成中にいつでも設定および変更を行うことができま す。 3. [工事名称][工事場所][工事コード][作成年月日]ボックスに入力した文字は、表紙頁に登録 されます。 ≪ヒント≫新規作成画面を閉じた後で表紙頁の入力を行う場合は、[内訳]見出しをクリックし、 [表紙]見出しをクリックします。 4. [内訳名称]ボックスの ボタンを選択すると、ユーザーが作成した内訳名称ファイ ルを設定することができます。設定すると、種目別、科目別、中科目別内訳の行挿入で名称選択メニ ューにユーザーが独自に登録した項目が表示されます。 ≪関連項目≫新規作成画面を閉じた後にユーザーが作成した内訳名称ファイルの設定を行う場合は、 参照ファイルの設定 P.26 を参照して下さい。

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20 • 第 3 章:内訳書ファイルとウィンドウの操作 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 5. [共通費情報]ボックスは、 を選択すると、ユーザーが作成した共通費情報ファイルを 設定することができます。設定すると、ユーザーが登録した共通費計算用の率や算定式使って共通費 計算を行うことができます。 ≪関連項目≫新規作成画面を閉じた後にユーザーが作成した共通費情報ファイルの設定を行う場合は、 参照ファイルの設定 P.26 を参照して下さい。 6. [工事]~[科目/中科目]ボックスでは、内訳書に登録する工事名称と種目名称をチェックし、 ボタンで項目を選択します。 7. 標準単価参照フォルダボックスには、この内訳書から参照する標準単価ファイルの場所を設定しま す。 ボタンを押して設定を行います。 ≪ヒント≫標準単価ファイルの場所は内訳書作成中に別の場所に変更することもできます。

内訳書ファイルを開く

内訳書ファイルを開く操作と、条件により表示される画面について説明します。 1. 保存された内訳書ファイルは、以下のいずれかの方法で開くことができます。 ・ メニューバーの[ファイル]をクリックして、[開く]を選択します。 ・ エクスプローラで内訳書ファイルの場所を開き、ファイル名をダブルクリックする。 ・ エクスプローラで内訳書ファイルの場所を開き、ファイルのアイコンを内訳書保守画面にドラッ グする。 2. パソコンと内訳書の端数処理設定が異なるときは、以下のメッセージが表示されます。パソコンの設 定を取り入れるときは、 を選択します。 ≪ヒント≫公共機関の RIBC では ボタンを、設計積算事務所の RIBC では ボタン を押します。 [いいえ]の場合は何も処理をしません。 3. [単価総入れ替え]画面が表示されたときは、内訳書から参照している標準単価ファイルの場所など を再設定する必要があることを示します。 一旦内訳書ファイルを開き、後で標準単価ファイルの再設定を行ときは、 ボタンを押す と内訳書ファイルが開きます。 標準単価ファイルの再設定を行うときは、単価総入れ替え機能の操作 P.43 を参照して下さい。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 3 章:内訳書ファイルとウィンドウの操作 • 21

ウィンドウの操作

内訳書保守画面の内訳書ファイルのウィンドウに関する操作や、ファイル一覧画面、ツリー画面の操作 について説明します。

内訳書作成システムの画面

内訳書ファイルを開くと、以下の見出しが表示されます。 内訳書 内訳書見出しをクリックすると、以下の見出しが表示されます。 表紙 工事名称や工事場所等、内訳書の表紙頁を入力します。 工事概要 工事概要等を登録します。全角 40 文字×50 行まで入力できます。 工事費 直接工事費、共通費、工事価格、消費税相当額、工事費が表示される画面です。 直接工事費 工事別内訳、種目別内訳、科目別内訳、中科目別内訳、細目別内訳、別紙明細の各階層 が一覧表示されます。項目を挿入して直接工事費の内訳を登録します。 共通費積み上げ等 共通費計算において、積み上げにより計上する項目を登録します。また、負担 金等の入力もこの画面で行います。 代価表 代価表画面は内訳書の中で単価を作成する画面です。作成した単価は、細目別内訳や別紙明細 画面で引用することができます。 仕分け 細目別内訳画面から任意の行の金額を集計して表示します。 仕分け 1~3 細目別内訳画面の仕分け設定欄に名称を登録すると、仕分け名称毎に細目別内訳の金 額を集計して表示させることができます。 ≪ヒント≫仕分け名称を設定しなかった行の合計金額を確認することもできます。 抜き取り 1~3 機械設備工事のスリーブ費の計算を行うとき等に使用します。集計した金額を細目 別内訳や別紙明細画面で引用することができます。

内訳書の状態表示とユーザーID

画面の右下には、内訳書の入力モードや表示の内訳書の設計回数が表示されています。 表示例 入力モード 出来高内訳書の入力に切り替えると、[通常設計モード]が[出来高設計モード]に変わ ります。 設計回数 [原設計]または[変更設計]が表示されます。 ユーザーID このパソコンのユーザーID 番号とシリアル番号(下 4 桁)が表示されます。

(32)

22 • 第 3 章:内訳書ファイルとウィンドウの操作 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1

表示倍率を変更する

表示倍率バーのスライダを左右にドラッグするか、▼ボタンで倍率を選択します。 表示倍率バー

複数の内訳書を表示する

複数の内訳書ファイルのウィンドウを同時に表示します。 1. メニューバーの[ウィンドウ]をクリックします。 2. [重ねて表示][上下に並べて表示][左右に並べて表示]から表示方法を選択します。

ウィンドウ枠の固定を変更する

初期状態では、画面を横スクロールするとき単位欄より左側の名称や数量は固定で表示されます。固定 する列を変更するときは以下を実行します。 1. メニューバーの[ウィンドウ]をクリックし、[ウィンドウ枠の固定]をクリックします。 2. [名称][摘要][数量][単位][単価][金額][備考]から、固定する列を選択します。選択 した項目より左側の列は、画面を左右にスクロールしても常に表示されます。

ウィンドウを分割表示する

内訳書の離れた画面を上下に分割表示させることができます。 1. メニューバーの[表示]をクリックし、[画面分割/解除]をクリックします。 2. [画面分割]を選択すると、内訳書画面が上限に分割表示されます。 3. 分割された画面はそれぞれに操作を行うことができます。また、境界線をドラッグして移動させるこ ともできます。

ファイル一覧見出し

現在開かれている内訳書ファイルの一覧を表示します。ファイル名をダブルクリックすると、ファイル の表示が切り替わります。 1. [ファイル一覧]見出しをクリックします。[ファイル一覧]見出しが表示されていないときは、メ ニューバーの[表示]をクリックし、[ファイル一覧]をクリックします。 2. 現在開かれている内訳書ファイルの一覧が表示されます。ファイル名をダブルクリックすると、内訳 書の表示を切り替えることができます。 3. ファイル一覧画面を閉じるときは、内訳書画面をクリックします。

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 3 章:内訳書ファイルとウィンドウの操作 • 23 ≪ヒント≫タイトルバーの右にあるプッシュピン( アイコン)をクリックすると、ファイル一覧画面 を表示したままにすることができます。

ツリー表示

現在開かれている内訳書ファイルの工事別内訳から細目別内訳までをツリーで階層表示します。ツリー の項目をクリックすると、内訳書の表示が切り替わります。 1. [ツリー表示]見出しをクリックします。[ツリー表示]見出しが表示されていないときは、メニュ ーバーの[表示]をクリックし、[ツリー表示ウィンドウ]をクリックします。 2. 項目をクリックすると、内訳書の表示を切り替えることができます。 3. ツリーのルート部分( アイコン)の文字を修正するときは、[表紙]見出しの工事名称欄(上 段)に入力します。 4. 画面を閉じるときは、内訳書画面をクリックします。 ≪ヒント≫タイトルバーの右にあるプッシュピン( アイコン)をクリックすると、ツリー表示画面を 表示したままにすることができます。

内訳書ファイルを閉じる

1. メニューバーの[ファイル]をクリックし、[閉じる]を選択します。 2. 「内訳書ファイルを保存しますか?」というメッセージが表示されたときは、入力した内容がファイ ルに保存されていません。 を選択するとデータを保存してからファイルを閉じます。 を選択すると、ファイルを閉じる操作を中断します。 ≪注意≫[このファイルの公開情報に設定されているユーザーID]ボックスは、保存した内訳書ファイ ルの公開情報の設定が表示されます。 公開情報の設定はこの内訳書ファイルを他のユーザーの RIBC で開いた場合の動作を設定するものです。 表示の仕様や設定の操作については、 公開情報の設定を変更する P.36 を参照して下さい。

内訳書ファイルを保存する

内訳書ファイルの保存は、内訳書の作成中にいつでも行うことができます。ファイルの保存は作業中な るべく頻繁に行うようにして、何らかの原因で作業内容がなくなってしまっても、できるだけ元の状態 に戻せるようにして下さい。 ≪関連項目≫バックアップファイルを作成する場合は、内訳書ファイルのバックアップを作成する P.25 を参照して下さい。

(34)

24 • 第 3 章:内訳書ファイルとウィンドウの操作 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1

内訳書ファイルに名前をつけて保存する

1. [ファイル]メニューの[名前を付けて保存]を選択します。 2. 保存する場所を選択します。場所が分からないときは、デスクトップを選択して下さい。 3. 新規に内訳書ファイルを作成したときは、システムが仮の名前を表示します。必要に応じ名前を変更 して下さい。

内訳書ファイルを上書き保存する

[ファイル]メニューの[上書き保存]を選択します。 ≪ヒント≫一度も保存を実行していない内訳書ファイルは、上書き保存を選択しても[名前を付けて保 存]の画面が表示されます。

操作を元に戻す、やり直す

操作を元に戻すときは、以下のいずれかの操作を行います。 ・ メニューバーの[編集]をクリックして[元に戻す]を選択するか、 をクリックします。 ・ [Ctrl]キーを押しながら[Z]キーを押す。 取り消した操作をもう一度行うときは、以下のいずれかの操作を行います。 ・ メニューバーの[編集]をクリックして[やり直す]を選択するか、 をクリックします。 ・ [Ctrl]キーを押しながら[Y]キーを押す。 ボタンが押せないときは、作業の記録が残っていませんので、元に戻すことはできません。 ≪注意≫以下の操作を実行すると、作業の記録は強制的にクリアされます。 全体再計算、単価総入れ替え、リナンバーリング、一括クリア、印刷プレビュー、印刷、上書き保存、 名前を付けて保存、変更設計、変更解除、外部ファイル出力

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内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 4 章:作業環境の確認と変更 • 25

第 4 章:作業環境の確認と変更

内訳書作成の作業環境の設定確認と変更の操作について説明します。

カレントフォルダの設定

内訳書ファイルや標準単価ファイルの場所をパソコンに記憶させることができます。以下の作業を行う と、メニューバーの[ファイル]を選択して[開く]を実行したとき、システム設定画面のカレントフ ォルダ名ボックスに登録したフォルダを表示します。 1. メニューバーの[オプション]をクリックし、[システム設定]見出しを開きます。 2. 内訳書ファイルと標準単価ファイルの保存先を選択します。 カレントフォルダ名 内訳書ファイルの場所を ボタンで登録します。 単価参照フォルダ名 標準単価ファイルの場所を ボタンで登録します。 ≪ヒント≫ ボタンを押すと、登録した場所がクリアされます。

内訳書ファイルのバックアップを作成する

内訳書ファイルのバックアップファイルを作成することができます。 バックアップの作成を選択した場合は、ファイルを保存したときに自動的にバックアップが行われます。 バックアップファイル作成のおよび作成場所の設定は、以下を実行します。 1. メニューバーの[オプション]をクリックし、[システム設定]見出しを開きます。 2. [バックアップファイルを作成する]をチェックします。 3. バックアップファイルの作成場所を確認します。 ボタンを押すとバックアップファイルの場所を 変更することができます。 ≪ヒント≫ ボタンを押すと初期状態の場所を表示します。 4. バックアップファイルの保存期間を設定します。 ボタンを押すと、保存期間ボ ックスの日数を超えたファイルが削除されます。

システムファイルの設定

システムファイルとは、内訳書作成システムをインストールしたときに自動的に作成されるファイルで、 種目名称や科目名称のメニュー、端数処理設定、印刷書式などの情報が登録されています。 ●システムファイルの種類と内容 システムファイルには以下があります。

(36)

26 • 第 4 章:作業環境の確認と変更 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 項 目 ファイル名 収録内容 公開情報 RibcUser.ribcsys 公開ユーザー編集画面の[システムに登録された公開情 報一覧]ボックスの登録データ 端数処理 RibcUwHs.ribcsys 直接工事費や共通費、代価表名等の端数処理の設定 印刷書式 RibcUwPr.ribcsys 印刷書式設定画面の設定 独自内訳名称 system.umen または ユーザー設定ファイル system.umen は公共建築工事内訳書標準書式の種目、科 目、中科目名称が収録されています。 独自共通費情報 system.kygn または ユーザー設定ファイル system.kygn は公共建築工事共通費積算基準が収録されて います。 ●設定を変更するときは以下を参照して下さい ・ 公開情報の設定を変更する P.36 ・ 端数処理設定 P.27 ・ 印刷書式の設定 P.91 ・ 独自内訳名称ファイルの作成 P.27 ・ 共通費情報ファイルの編集 LITELITE P. 84 ●作業環境を複数のパソコンで共有する これらの設定を保存したファイル形は、Windows のネットワークを使って、作業環境を複数のパソコン で共有することができます。 上記のファイルをサーバーの共有フォルダに保存し、Windows のネットワークを使って、各パソコンか ら共有フォルダのシステムファイルを参照するよう設定します。 参照先のシステムファイルを変更するときは、以下を実行します。 1. メニューバーの[オプション]-[システム設定]をクリックし、[ファイル初期値]見出しを開き ます。 2. ボタンを押して共有するファイルの場所を設定します。 ≪注意≫公開情報、端数処理、印刷処理の各ファイルの場合、各ファイルの参照先を別々に設定するこ とはできません。

参照ファイルの設定

現在開いている内訳書ファイルから参照している内訳名称ファイルと共通費情報ファイルをシステム設 定画面のファイルと別のファイルに再設定するときは、プロパティ画面で変更作業を行います。 ≪ヒント≫プロパティ画面の設定内容は、現在開いている内訳書ファイルだけの設定変更になります。 [オプション]-[システム設定]の内容は、今後新たに作成する内訳書すべてに反映される点が機能 上の差異になります。 独自内訳名称ファイルと共通費情報ファイルを設定するときは、以下を実行します。

参照

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