データセキュリティ機能について
内訳書作成システムで作成したデータファイルを他のユーザーに提供した場合、相手方の RIBC で単価・
金額等の表示制限が行われる場合があります。
初期設定においては、以下の場合に単価欄、金額欄および備考欄の 2~3 行目が「*」で隠された状態で 表示されます。
・ 公共機関で作成した内訳書ファイルを設計・積算事務所の RIBC で開いた場合。
・ 設計・積算事務所で作成した内訳書ファイルを、別会社の設計・積算事務所の RIBC で開いた場合。
セキュリティの設定の変更
セキュリティ設定の情報は個々の内訳書ファイルに登録され、設定の変更は当該の内訳書ファイルを作 成したユーザーに限って実行することができます。(例外として、データの提供元でセキュリティ制限 の変更を許可する設定が行われた内訳書ファイルを受領した場合は変更可能です。)
セキュリティの設定は以下のいずれかを選択することができます。
・ すべて 提供先の RIBC ですべてのデータが表示されます。
・ マスク表示 提供先の RIBC で内訳書の単価欄、金額欄および備考欄の 2~3 行目を「*」で隠して 表示します。
・ 0 円クリア 提供先の RIBC で内訳書の単価欄、金額欄はゼロ、備考欄の 2~3 行目はスペースクリ アして表示します。
セキュリティ設定は、公共機関用と設計・積算事務所用で異なる動作の設定を登録することができます。
また、提供先の公共機関や設計・積算事務所のユーザーID が分かっている場合は、個々の団体ごとに異 なる設定を登録することもできます。なお、提供先のユーザー名をすべて削除することにより、他のユ ーザーの RIBC ではファイルが開けないようにすることもできます。
表示制限の内容確認
現在開いている内訳書ファイルのセキュリティ設定を確認する方法について説明します。
≪注意≫標準単価ファイルは内訳書作成システムではセキュリティ設定の確認や変更はできません。当 該ファイルを作成した標準単価作成システムでのみ設定内容の確認と変更を行うことができます。
1. 設定を確認したい内訳書ファイルを開き、[ファイル]メニューの[セキュリティ]を選択します。
2. 公開情報画面が表示されます。
所有者 公開情報の設定を変更することができるユーザーのユーザーID 番号が表示されます。表示 されたユーザーID 番号がお使いのパソコンの右下に表示されているユーザーID 番号と同じ場合は、
公開対象ユーザー一覧画面の設定を変更することができます。
36 • 第 5 章:セキュリティ設定について 内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 公開対象ユーザー一覧 現在開いている内訳書ファイルを他のユーザーへ提供した場合、提供先の RIBC でどのような表示を行うかについて、ユーザー毎の設定が表示されます。
例えばユーザーID 欄が[30-*****]、データ公開内容欄が[マスク処理]、公開情報欄が[×]の行 が登録されていた場合は、このファイルを他の設計・積算事務所へ提供した場合、単価・金額・備考 欄にマスク処理が行われ、かつ、提供先の設計・積算事務所では公開情報の設定変更を許可しない、
の意味になります。
見出し 表示内容 意 味 記 事
ユーザーID 00-***** 国土交通省全て *に個別のユーザーID(5 桁の数字)を代入した場合 は、当該ユーザーのみ[デ ータ公開内容]の条件でデ ータを表示します。
10-***** 都道府県および政令指定都市全 て
20-***** 国、市町村、公団、事業団全て 30-***** 設計・積算事務所全て
データ公開内容 すべて すべての欄を表示します マスク表示の場合、備考欄 は 2 行目または 3 行目に文 字が入力されている場合に 限り*で表示します。
ゼロ円クリア 単価・金額はゼロ円、備考欄は 空白で表示します。
マスク表示 単価・金額・備考欄を*(アス タリスク)で隠して表示しま す。
コメント (空白) メモ欄です。 必要に応じてユーザーID の
会社名等を入力します。
公開情報 ○ このファイルの提供先のユーザ
ーに公開情報の変更を許可しま す。
× 上記を許可しません。
公開情報の設定を変更する
以下の操作は、当該の内訳書ファイルを新規に作成したユーザーのみ実行可能です。また、特定のユー ザーに対しての動作を設定する場合は、提供先 RIBC のユーザーID 番号が必要になります。
ここでは、別会社の設計・積算事務所の RIBC で単価、金額等が「*」表示される内訳書を、特定の設 計・積算事務所のみ、全ての欄が表示される設定に変更する例で説明します。
1. 内訳書ファイルを開き、[ファイル]メニューの[セキュリティ]を選択します。
2. [公開情報]画面の[公開対象ユーザー一覧]ボックスから、ユーザーID が[30-*****] の行をクリッ クして反転表示にし、 ボタンを押します。
≪ヒント≫ユーザーID 欄の[30-*****] は、一般版ユーザー全てに対する設定ですので、一旦この行を 削除しないと特定の一般版のユーザーID を登録することはできません。
削除を行うと、すべての設計・積算事務所でこのファイルを開けない状態になります。以降の操作で、
ファイルを開くことができる設計・積算事務所のユーザーID を登録していきます。複数の設計・積 算事務所で開けるようにするには、登録の操作を繰り返します。
内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 5 章:セキュリティ設定について • 37 3. ボタンを押して、[公開ユーザー編集]画面を表示させます。
4. [システムに登録された公開情報一覧]ボックスの ボタンを押します。[公開ユーザー登 録]画面が表示されます。
5. [ユーザーID]欄に提供先のユーザーID 番号を入力します。
6. [内訳系ファイル]ボックスの[データ公開内容]欄は[すべて]を選択します。
≪ヒント≫[内訳系ファイル]とは、内訳書ファイルを指します。
7. [公開情報編集可否]欄は通常は[×]にします。提供先のユーザーにおいても上記の公開ユーザー の編集作業を許可する場合のみ[○]を選択します。
8. ボタンを押して、[公開ユーザー登録]画面を閉じます。
9. [システムに登録された公開情報一覧]ボックスから、新規登録したユーザーID 番号をクリックし て反転表示させます。
10. ボタンを押すと、[このファイルに登録されている公開情報一覧]ボックスに登録した行が表 示されます。
11. ボタンを押すと、[公開情報]画面に戻ります。
設定後のイメージ画面
≪ヒント≫ネットワーク上の共有フォルダに公開情報のシステムファイルをコピーすると、[システム に登録された公開情報一覧]の内容を RIBC がインストールされているパソコンで共有することができま す。詳しくは システムファイルの設定 P.25 を参照して下さい。
内訳書作成システム操作マニュアル Ver.1 第 6 章:内訳書の入力操作 • 39