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九州大学学術情報リポジトリ

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Academic year: 2022

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

音の高さの違いによるミスマッチ陰性電位(pitch- MMN)で示された双極性障害における前注意処理障 害:脳磁図研究

島野, 聡美

http://hdl.handle.net/2324/1456003

出版情報:Kyushu University, 2014, 博士(医学), 課程博士 バージョン:

権利関係:Public access to the fulltext file is restricted for unavoidable reason (2)

(2)

氏 名:島野 聡美

論文題名:Preattentive dysfunction in patients with bipolar disorder

as revealed by the pitch-mismatch negativity: a magnetoencephalography (MEG) study

(音の高さの違いによるミスマッチ陰性電位(pitch-MMN)で示された双極性障害に おける前注意処理障害:脳磁図研究)

区 分:甲

論 文 内 容 の 要 旨

ミスマッチ陰性電位(mismatch negativity: MMN)とは、連続した標準刺激を提示し、標準刺激とは 異なる提示時間や音の高さなど性質の一部が逸脱した刺激を提示することで出現する陰性電位で あり、入力刺激と先行する刺激の記憶痕跡での違いが検出された際の、聴覚の自動処理過程を反 映すると考えられている。本研究は、全頭型 306チャンネルの脳磁計(MEG)を用いて、双極性 障害患者における、音の高さ(周波数)の違いによる MMNの磁気的な等価成分であるMMNm

(pitch-MMNm)を検討したものである。双極性障害患者では、両側性に MMNmピーク値が有意 に減弱していた。また入院歴がある患者では入院歴が無い患者にくらべ、有意に MMNmのピーク 値が減弱し、躁症状が重い患者ではMMNピーク値はより減弱していた。

pitch-MMNmは、双極性障害の全般的な重症度を反映した潜在的な遺伝規定性指標である可能性

があると考えられた。

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