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Introduction To Application Builder バージョン5.2 日本語版 (第3版)

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(1)

INTRODUCTION TO

Application Builder

日本語訳版

(2)

Introduction to Application Builder

日本語訳版

© 1998–2015 COMSOL www.comsol.com/patentsに掲載している米国特許第 7,519,518 号、第 7,596,474 号、第 7,623,991 号、第 8,457,932 号、第 8,954,302 号、第 9,098,106 号、および第 9,146,652 号で保護。特許出願中。 本書および本書に記載されているプログラムは、COMSOLのソフトウェア使用許諾契約 (www.comsol.com/comsol-license-agreement) に基づいて提供されており、使用許諾契約の条項に 従う場合にのみ、使用または複製をすることができます。

COMSOL、COMSOL Multiphysics、Capture the Concept、COMSOL Desktop、LiveLink、および

COMSOL Serverは、COMSOL ABの登録商標または商標です。その他の商標は全て、それぞれの所 有者の所有物であり、COMSOL ABおよびその子会社、製品は、これらの商標の所有者とは無関係であ り、推奨、後援または支援を受けていません。これらの商標の所有者のリストについては、 www.comsol.com/trademarksを参照してください。 バージョン: COMSOL 5.2 日本語訳:計測エンジニアリングシステム株式会社 ※もし日本語訳と原文(英語版)に差違がある場合は、原文を正とします。

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(3)

目次

はじめに

... 7

アプリケーションビルダーのデスクトップ環境

... 9

アプリケーションビルダーとモデルビルダー

... 16

パラメータ、変数、スコープ

... 17

アプリケーションの実行

... 19

COMSOL

マルチフィジックスでのアプリケーションの実行

... 19

COMSOL

サーバでのアプリケーションの実行

... 27

アプリケーションビルダーを始める

... 32

フォームエディタ

... 37

フォーム設定ウィンドウ

... 37

個々のフォーム設定ウィンドウ

... 38

フォームエディタの環境設定

... 40

フォームオブジェクト

... 41

フォームエディタでのエディタツール

... 46

ボタン

... 48

グラフィックス... 59

入力フィールド

... 70

単位

... 75

テキストラベル

... 76

(4)

リボン

... 107

イベント

... 109

スタートアップとシャットダウン時のイベント

... 110

グローバルイベント

... 110

フォームとフォームオブジェクトのイベント

... 112

ローカルメソッドの利用

... 114

宣言

... 115

スカラーの宣言

... 118

配列

1D

の宣言

... 121

配列

2D

の宣言

... 123

選択リストの宣言

... 124

ファイルの宣言

... 126

メソッドエディタ

... 127

コマンドシーケンスのメソッドへの変換

... 127

よく使うオペレータ検索ウィンドウ

... 131

メソッドエディタでのエディタツール

... 132

メソッドエディタでのモデルデータアクセス

... 134

コードのレコード

... 136

シンタックスチェック

... 139

検索と置換

... 140

モデル表現ウィンドウ

... 141

変数の抽出

... 141

シンタックスのハイライト表示、コードの折り畳み、および字下げ

... 142

メソッドエディタの環境設定

... 144

コード補完のための

Ctrl+Space

とタブ

... 145

ローカルメソッド

... 146

(5)

入出力の引数を持つメソッド

... 149

デバッグ

... 151

メソッドの停止

... 153

モデルオブジェクト

... 153

よく使うオペレータ検索の例

... 153

ライブラリ

... 159

画像

... 159

サウンド

... 161

ファイル

... 163

付録

A—

フォームオブジェクト

... 164

全てのフォームオブジェクトのリスト

... 164

トグルボタン

... 165

チェックボックス

... 168

コンボボックス

... 172

方程式

... 189

ライン

... 190

ウェブページ

... 191

画像

... 192

進捗バー

... 192

ログ

... 195

メッセージログ

... 196

結果テーブル

... 198

(6)

配列入力

... 214

ラジオボタン

... 218

選択入力

... 220

テキスト

... 224

リストボックス

... 225

テーブル

... 229

スライダ

... 234

ツールバー

... 236

スペーサ

... 237

付録

B—

アプリケーション間のコピー

... 239

付録

C—

ファイル処理とファイルスキーム表記法

... 241

COMSOL

サーバでのファイル処理

... 241

ファイルスキーム表記法

... 244

ファイルインポート

... 246

ファイルエクスポート

... 254

付録

D—

キーボードショートカット

... 262

付録

E—

組み込みメソッドライブラリ

... 264

付録

F—

アプリケーション構築のためのガイドライン

... 321

付録

G—

アプリケーションライブラリ例

... 324

(7)

はじめに

COMSOL® アプリケーションは、非常に特異なユーザインタフェースを通じてCOMSOL Multiphysics®

デルと直観的で効率的なやりとりができる方法です。本書では、フォームエディタとメソッドエディタの使い 方の具体例を掲載し、アプリケーションビルダーのデスクトップ環境における概要がすぐに把握できるよう に示されています。本書には、利用可能な組み込みメソッドと機能のリストを含む参考資料が掲載されて います。モデルビルダーの使い方に関する詳細については、Introduction to COMSOL Multiphysics

を参照してください。 本書を読む前にアプリケーション例を確認したい場合には、アプリケーションライブラリにある Applicationsという名前のフォルダの中から一つのアプリケーションを開いて詳しく調べてみて ください。開いたままの状態で、本書を読みながらいろいろなことを試してみてください。 Applicationsという名前のフォルダは、ユーザインタフェースを伴う(アプリケーションビルダー が作成されている)アプリケーションだけを含んでいます。アプリケーションライブラリにあるその 他のフォルダは、ユーザインタフェースを持たないチュートリアルモデルです。

アプリケーションビルダーは、COMSOLマルチフィジックスのWindows®版に搭載されており、COMSOL

Desktop® 環境でアクセス可能です。

アプリケーションの作成には、COMSOL マルチフィジックスに加えてアドオン製品も使用されます。

COMSOLマルチフィジックス、またはCOMSOL Server™ でアプリケーションを実行する際にも、これと同 じアドオン製品のライセンスが必要です。

動画のチュートリアルなどの追加情報は、www.comsol.comからオンラインで入手することができます。

COMSOL

マルチフィジックスでのアプリケーションの実行

COMSOLマルチフィジックスのライセンスによって、Windows®OS X 、およびLinux®でのCOMSOL

スクトップからアプリケーションを実行することができます。

COMSOL

サーバでのアプリケーションの実行

COMSOLサーバのライセンスによって、Windows®OS XiOSLinux®Android™ などのプラットフォー

ムの主要なウェブブラウザでアプリケーションをウェブ実行することができます。また、Windows®におい

(8)

アプリケーション構築のためのガイドライン

グラフィカルユーザインタフェースの構築やプログラミングに慣れていない場合は、321 ページの「付録

(9)

アプリケーションビルダーのデスクトップ環境

モデルビルダーとアプリケーションビルダー— このボタンをクリックすることによって、モデルビルダーと アプリケーションビルダーを切り換えることができます。 COMSOLデスクトップ環境— COMSOLデスクトップ環境は、モデルビルダーと同様に、 フォームとメソッドエディタを含むアプリケーションビルダー へのアクセスを提供してくれます。 アプリケーションビルダーウィンドウ— アプリケーションビルダーウィンドウには、アプリケー ションツリーが表示されています。 設定ウィンドウ— アプリケーションツリーにおいて、フォームオブジェクトやメ ソッドのノードをクリックすると、その設定ウィンドウが表示

(10)

アプリケーションツリー

アプリケーションツリーは、以下のノードで構成されていま す。 メインウィンドウ フォーム イベント 宣言 方法 ライブラリ メインウィンドウノードはアプリケーションの主要なウィ ンドウであり、ユーザインタフェースのためのトップレベ ルのノードでもあります。そこには、ウィンドウの配置、 メインメニューの設定、およびオプションのリボンの設定 が含まれています。 作成されたフォームは、フォームノードの下にサブノード として展開されています。その各々のフォームは、そこ に配置された入力フィールド、グラフィックス、ボタンな どの多くのフォームオブジェクトを含んでいることになり ます。 グローバルイベントは、イベントノードの下にサブノード として展開されます。これらには、グローバルパラメータ や文字列変数など、さまざまなデータ入力の変化によ って起動されるイベントを全て含んでいます。また、グロ ーバルイベントは、アプリケーションのスタートアップと シャットダウンに関連付けることもできます。 宣言ノードでは、グローバル変数を宣言します。モデルの中で定義されているグローバルパラメータや変 数に加えて使われます。 メソッドは、方法ノードの下にサブノードとして展開されています。このメソッドには、モデルビルダーのモ デルツリーノードの標準実行コマンドだけでは実行できない動作が、コードとして記述されます。このメソッ ドの例としては、ループの実行、入出力の処理、アプリケーションのユーザへのメッセージや警告の送信 などがあります。 ライブラリノードには、MPH ファイルに組み込まれた画像、サウンド、ファイルが展開されています。これ により、それらをアプリケーションのMPHファイル自体と別々に配布する必要がありません。さらに、ライ ブラリノードには、外部Java® ライブラリとCライブラリのノードやJava®ユーティリティクラスのノードも含 めることができます。

(11)

フォームエディタ

フォームタブ— リボンのフォームタブにより、フォームエディタを容 易にアクセスできます。 フォームエディタウィンドウ— タブ化されたフォームエディタウィンドウでは、オブジェクト をドラッグして移動させることができます。そのオブジェクト の設定を編集するには、そのオブジェクトをクリックします。 フォームオブジェクト— 各々のフォームは、入力フィールド、チェックボックス、グラフィッ クス、画像、ボタンなどのフォームオブジェクトを含んでいます。 設定とエディタツールウィンドウ— アプリケーションツリーノード、またはフォームオブジェクトを クリックして、その設定ウィンドウを開くことができます。エ ディタツールウィンドウは、フォームオブジェクトを迅速に作 成するために使用されます。 フォームエディタは、入力フィールド、グラフィックス、ボタンといったフォームオブジェクトによってフォーム

(12)

新規フォームの作成

新規フォームを作成するには、アプリケーションツリーのフォームノードを右クリックし、新規フォームを選 択します。または、リボンの新規フォームをクリックすることもできます。新規フォームの作成を実行する と、自動的に新規フォームウィザードが開かれます。 すでに作成されているフォーム、例えばform1を編集する場合には、次のいずれかの方法でフォームエ ディタを開きます。 アプリケーションツリーの中で、form1ノードをダブルクリックする。 アプリケーションツリーの中で、form1ノードを右クリックし、編集を選択する。

(13)

メソッドエディタ

方法タブ— リボンの方法タブによって、コード の記述とデバッグを行うツールを容 易にアクセスできます。 メソッドウィンドウ— メソッドウィンドウにタブが付けられているた め、あるメソッドウィンドウでの編集中に他 のメソッドウィンドウに切り換えることができ ます。 設定ウィンドウ— アプリケーションツリーノードをクリックして、 その設定ウィンドウを開くことができます。 モデル表現、よく使うオペレータ検索、およびエディタツールウィンドウ— これらのウィンドウは、コードを記述するためのツール表示です。モデル表現のウィンドウは、モデルの中から入手可 能な全ての定数、パラメータ、変数、および関数を表示してくれます。よく使うオペレータ検索のウィンドウは、組み込 みメソッド用のテンプレートコードを挿入するために使われます。エディタツールウィンドウは、モデルツリーノードを編 集し、動作させるためのコードを入手するために使われます。 メソッドエディタは、モデルツリーノードの標準的な使用方法ではカバーできない動作のメソッドを記述する ために利用します。メソッドとは、他のプログラミング言語におけるサブルーチン、機能、または手続として

(14)

14 |

アプリケーションビルダーのデスクトップ環境

新規メソッドの作成

新規メソッドを作成するには、アプリケーションツリーの中の方法ノードを右クリックし、新規メソッドを選択 します。リボンにある新規メソッドをクリックする方法もあります。新規メソッドが作られると同時に、メソッド エディタが開かれます。この方法で作られるメソッドはグローバルメソッドであり、全てのメソッドやフォーム オブジェクトからアクセスすることが可能です。

新しいメソッドに変換をクリックすると、実行コマンド選択セクションのツリーから設定されたコマン ドシーケンスが自動的に一つのメソッドに変換されます。メソッドへをクリックすると、新規に(グロ ーバルな)メソッドが開かれます。ローカルメソッドを作成をクリックすると、そのフォームオブジェ クトに固有のローカルなメソッドが作成されます。これらの選択肢を下図に示しています。 すでにmethod1という名前のメソッドが生成されている場合は、例えば、以下の方法でメソッドエディタを 開きます。 アプリケーションツリーにおけるmethod1ノードをダブルクリックする。 アプリケーションツリーにおけるmethod1ノードを右クリックし、編集を選択する。 フォームオブジェクトまたはイベントの設定ウィンドウのコマンドシーケンスの下側にあるメソッドへをク リックします。

アプリケーションビルダーのデスクトップウィンドウの分離

アプリケーションビルダーのデスクトップウィンドウを分離して別に表示させるためには、COMSOLデスク トップの環境設定によります。ファイルメニューにおいて、環境設定を選択します。ダイアログの設定項目 リストから一般を選択し、その詳細設定のアプリケーションビルダー用に別のデスクトップウィンドウを使 用のチェックボックスにチェックを入れます。

(15)

モデルビルダーとアプリケーションビルダーの切り替えには、キーボードショートカット Ctrl+Alt+M と

Ctrl+Alt+A を用いることができます。

(16)

アプリケーションビルダーとモデルビルダー

アプリケーションビルダーは、モデルビルダーで作成されたモデルに基づいたアプリケーションを作成す るためのものです。アプリケーションビルダーには、アプリケーションを作成するために重要なツールが二 つあります。その一つであるフォームエディタには、入力フィールド、グラフィックスオブジェクト、ボタンと いったインタフェースコンポーネントを使用するためのドラッグ&ドロップ機能があります。もう一つのメソ ッドエディタは、モデルのいろいろな箇所のデータ構造を変更することができるプログラミング環境です。 下図に、モデルビルダーウインドウとアプリケーションビルダーウインドウを示します。 一般に、アプリケーションを作成する時には既存のモデルから始めます。しかし、アプリケーションユーザ インタフェースと元となるモデルを同時に構築することができれば、それに越したことはありません。モデ ルビルダーとアプリケーションビルダーは、いつでも容易に切り替えることができます。アプリケーション においてモデルツリーで表されているモデルの部分を、埋め込みモデルと呼ぶことにします。 アプリケーションビルダーのツールによって、いくつかの方法で埋め込みモデルの設定をアクセスし、処 理することができます。その例を以下に示します。 モデルがパラメータと変数を利用している場合、新規フォームウィザードやエディタツールを使って、 アプリケーションの中の入力フィールドに直接これらをリンクさせることができます。このように、アプリ ケーションのユーザは、モデルに影響するパラメータと変数の値を直接編集することができます。詳 細については、46 および 70 ページを参照してください。 新規フォームウィザードやエディタツールを使って、スタディ(Study)ノードを実行してソルバを開始す るためのボタンを実装することができます。さらには、このウィザードを利用してグラフィックス、数値

(17)

出力、チェックボックス、およびコンボボックスを挿入することもできます。詳細については、32 および 46 ページを参照してください。 フォームオブジェクトやメソッドにおいてモデル内の低レベルの設定に直接アクセスするには、モデル データアクセスツールとエディタツールウィンドウを利用することができます。詳細については、46、80、 および 132 ページを参照してください。 レコードコードツールを使って、モデルツリーとそのノード内で操作して実行した内容をコマンドとし て記録することができます。その後、このコードをさらに編集するという方法をとることができます。詳 細については、136 ページを参照してください。

パラメータ、変数、スコープ

モデルツリーには、モデルの設定をコントロールするためのパラメータと変数の両方が含まれている場合 があります。下図は、パラメータと変数の両方のノードが含まれるアプリケーションのモデルツリーを示し ています。 パラメータはモデルツリーのグローバル定義ノードの下で定義され、モデルビルダー全体で使用可能な ユーザ定義のスカラー定数です。すなわち、それらは本質的に「グローバル」です。重要な用途としては、 以下があります。 ジオメトリの寸法のパラメータ化 メッシュ要素サイズの指定 パラメータスイープの定義

(18)

アプリケーションでは、フォームエディタとメソッドエディタで使用する変数を追加する必要が生じる場合が あります。そのような変数は、アプリケーションツリーの宣言ノードの下で宣言されます。下図は、複数の 宣言を伴ったアプリケーションツリーを示します。 アプリケーションビルダーで宣言される変数は、スカラー、配列、ブーリアン、文字列、整数、および倍精 度実数といった型の変数です。変数を使う前に、その型を宣言する必要があります。 変数の型が指定されているため、最初に組み込みメソッドを使って型変換するというような必要がなく、こ れらの変数を直接メソッドの中で使うことができます。モデルの式に使われているパラメータと変数による よりも、この型宣言された変数を利用した方がメソッドのコードの記述が容易です。一方で、アプリケーシ ョンビルダーには、変数の種類を変換するためのいくつかのツールがあります。詳細については、115 お よび 264 ページを参照してください。

(19)

アプリケーションの実行

COMSOLマルチフィジックスのライセンスによって、アプリケーションはCOMSOLデスクトップ環境から 実行することが可能です。COMSOLサーバライセンスによって、アプリケーションは各種のオペレーティ ングシステムとハードウェアプラットフォームの主要なウェブブラウザにおいて実行することができます。さ らに、Windows® のためのインストールが容易なCOMSOLクライアントによってCOMSOLサーバに接 続することによっても、アプリケーションを実行することができます。 以下の二つのセクションでは、どのようにCOMSOLマルチフィジックスとCOMSOLサーバの環境からア プリケーションを実行するかを説明しています。

COMSOL

マルチフィジックスでのアプリケーションの実行

COMSOLマルチフィジックスでは、以下のいずれかの方法によってアプリケーションを実行することがで きます。 リボンまたはクイックアクセスツールバーで、アプリケーションをテストをクリックする。 ファイルメニューまたはクイックアクセスツールバーで、アプリケーションを実行を選択する。 デスクトップ上のMPHファイルアイコンをダブルクリックする。 リボンのウェブブラウザでテストを選択する。

アプリケーションのテスト

アプリケーションをテストによって迅速な確認をすることができます。アプリケーションビルダーのデスクト ップ環境を継続しながら、アプリケーションのユーザインタフェースの別のウィンドウが開かれます。 アプリケーションをテストしている最中、変更を適用ボタンをクリックすることによって、実行中にフォーム、 メソッド、および埋め込みモデルの変更を適用することができます。全ての変更を実行中に適用できるわ

(20)

シンタックスチェックは、組み込まれているJava® コンパイラを使ってメソッドをコンパイルすることによっ てシンタックスエラーを検索します。この場合、どのようなシンタックスエラーでもメソッドエディタ内とエラ ーと警告ウィンドウ内に表示されます。 詳細については、127 ページの「メソッドエディタ」を参照してくだ さい。

アプリケーションを実行

アプリケーションを実行によって、COMSOLデスクトップ環境においてアプリケーションが開始されます。 製品として実行利用させる目的のアプリケーションを利用するには、アプリケーションを実行を選択しま す。例えば、他の誰かが作成したアプリケーションにおいて、編集はパスワードによって保護されている けれども実行は保護されていないような場合、あなたはそれを実行することができます。

MPH

ファイルのダブルクリック

Windows® デスクトップでMPHファイルのアイコンをダブルクリックすると、COMSOLマルチフィジック スに関連付けられたMPHファイル拡張子を持ったそのアプリケーションがCOMSOLマルチフィジックス で開かれます。アプリケーションは、編集か実行のどちらの用途としてでも開くことができます。この選択 は、アプリケーションツリーのrootノードで設定することができます。このノードの設定ウィンドウには、ア プリケーションというタイトルのセクションがあり、そこでアプリケーションを編集かアプリケーションを実行 の選択を設定します。この選択を変更した場合の設定は、MPHファイルを保存する際に適用されます。 アプリケーションを編集を選択した場合は、アプリケーションビルダーでアプリケーションが開かれます。

(21)

アプリケーションを実行を選択した場合は、製品として実行利用させる目的のアプリケーションをランタ イムモードで開きます。これを選択した場合は、MPHファイルをダブルクリックすることによって新しい

COMSOLマルチフィジックスのセッションが始められるという点を除けば、ファイルメニューでアプリケ ーションを実行を選んだ場合と同じです。

COMSOL Client for Windows® がインストールされていれば、MPH ファイル拡張子は代わりに

COMSOLクライアントに関連付けられ、MPHファイルをダブルクリックした時にCOMSOLサーバ端末 へのログイン画面が表示されます。

ウェブブラウザでのアプリケーションのテスト

ウェブブラウザでテストは、ウェブブラウザでアプリケーションをテストするために使われます。この機能 によって、COMSOLサーバ端末に接続されたウェブブラウザ上でアプリケーションが実行された場合の ルック&フィール(外観および操作感)を容易にテストすることができます。 アプリケーションを実行させたいウェブブラウザを選びます。ウェブブラウザでテストを使うと、アプリケー ションビルダーのデスクトップ環境を継続して動作させながら、アプリケーションユーザインタフェースとは 分離されたブラウザウィンドウが開かれます。

アプリケーションをテスト

VS

ウェブブラウザでテスト

アプリケーションをテストでは、Microsoft®.NET Frameworkに基づいたユーザインタフェースによって アプリケーションが実行されます。それに対して、ウェブブラウザでテストでは、HTML5コンポーネントに 基づいたユーザインタフェースによってアプリケーションが実行されます。アプリケーションをテストでは、 そのアプリケーションがCOMSOLマルチフィジックスやCOMSOLサーバで実行された場合のユーザイ ンタフェースとして表示されます。ここで、COMSOLサーバで実行する場合は、COMSOL Client for

(22)

サーバ クライアント

COMSOL Multiphysics アプリケーションをテスト

COMSOL Multiphysics ウェブブラウザでテスト

COMSOL Multiphysics アプリケーションを実行

COMSOL Server COMSOL Client for Windows®

COMSOL Server ウェブブラウザ サーバの欄は、CPUで重い計算を実行するソフトウェアコンポーネントを示しています。クライアントの欄 は、アプリケーションユーザインタフェースの表示に使用されるソフトウェアコンポーネントを示していま す。

実行中のアプリケーションの保存

アプリケーションをテストしている時には、オリジナルのMPHファイルのコピーとしてUntitled.mphとい う名前が割り当てられています。アプリケーションを実行している場合は、これには当てはまりません。 デフォルトでは、アプリケーションを終了する時に、ユーザに対して変更を保存するように表示されます。 アプリケーションツリーのrootノードによって、この動作をコントロールすることができます。下図に示す ように、このノードの設定ウィンドウにはアプリケーションというセクションがあり、そこで終了時にアプリケ ーションを保存するか聞くのチェックボックスを設定します。 この代わりに、アプリケーションを保存するためのコマンドを設定したボタンやメニュー項目を追加する方 法もあります。詳細については、106 ページを参照してください。

(23)

アプリケーションライブラリ

ファイルメニューからアプリケーションライブラリを選択し、COMSOLのインストールに含まれているアプリ ケーションのサンプルを実行して調べることができます。本書に掲載しているスクリーンショットの多くは、 それらのサンプルから抜粋されています。

(24)

アプリケーションライブラリのツリーの下側にあるボタンをクリックして、アプリケーションを実行するか、ま たは編集のために開きます。 モデルが作成されていてもフォームやメソッドの作成は追加されていないアプリケーションでは、実行する ことができず、編集のためだけに開かれます。フォームとメソッドを含んでいるアプリケーションは、アプリ ケーションライブラリのApplicationsという名前のフォルダに集められています。 アプリケーションライブラリのアプリケーションは、継続的に改良されてアップデートされています。ツリー の下側にあるCOMSOLアプリケーションライブラリをアップデートをクリックして、アプリケーションライブ ラリを更新することができます。 アプリケーションライブラリには入っていなが追加されているアプリケーションは、アプリケーションギャラ リーのCOMSOLウェブサイトから入手可能です。これらのアプリケーションを探すには、ツリーの下側に あるアプリケーションギャラリーのボタンをクリックします。これによって、アプリケーションギャラリーのウ ェブページがブラウザで開かれます。 アプリケーションライブラリでアプリケーションを選択すると、各々に関するサムネイル画像が表示されま す。COMSOLサーバのウェブインタフェースでは、そこにあるアプリケーションライブラリのページにこの サムネイル画像が表示されます。

(25)

サムネイル画像を設定するには、アプリケーションツリーのrootノードをクリックします。その設定ウィンド ウには、グラフィックスウィンドウから設定とファイルからロードの二つの選択肢があります。 ファイルからロードを選択した場合は、PNGまたはJPGファイル形式の画像をロードすることができま す。画像がCOMSOLマルチフィジックスとCOMSOLサーバのサムネイルとして適切に表示されることを 保証するため、280×210 ピクセルから 1024×768 ピクセルまでの画像サイズを選択します。 グラフィックスウィンドウから設定の選択では、以下の二つのサムネイル画像が自動的に作成されます。 アプリケーションツリーのrootノードの設定ウィンドウ、およびアプリケーションライブラリにおける表示 画像として使われる 280×210 ピクセルサイズの画像 レポート、および COMSOL サーバのアプリケーションライブラリにおけるデフォルトのタイトルページの 表示画像として使われる 1024×768 ピクセルサイズの画像

(26)

パスワードで保護されたMPHファイルを編集や実行のために開く時に、そのパスワードの入力を要求す るダイアログボックスが表示されます。 パスワード保護を解除するには、パスワードの設定を空白にします。 パスワード保護は、メソッドを含む全てのモデルとアプリケーション設定を暗号化するために用いられま す。しかし、CAD ファイル、メッシュデータ、ソリューションデータを組み込んで完成されたジオメトリのよう なバイナリデータは、暗号化されません。

セキュリティ設定

アプリケーションビルダーでアプリケーションを作成する時には、アプリケーションをホスティングしているコ ンピュータのセキュリティを考慮することが重要です。COMSOLマルチフィジックスとCOMSOLサーバで は、アプリケーションがCライブラリへのリンク、MATLAB関数の実行、外部プロセスのアクセスなどの外 部機能の呼び出しを許可するかどうかをコントロールするために、通常のホストコンピュータの場合と非常 に類似したセキュリティ設定のセットを提供しています。 COMSOL マルチフィジックスのセキュリティ設定は、ファイルメニューからアクセスできる環境設定ウィンド ウのセキュリティページにあります。COMSOL サーバでは、管理者権限でログインできる場合に、 COMSOL サーバウェブインタフェースの環境設定のページでセキュリティ設定をすることができます。もし、 どんなセキュリティ設定にするべきかわからない場合は、システム管理者に連絡してください。

(27)

COMSOL

サーバでのアプリケーションの実行

COMSOLアプリケーションは、ウェブブラウザ、またはCOMSOL Client for Windows® からCOMSOL

サーバに接続することによって実行可能です。COMSOL Client for Windows® では、29 ページの 「COMSOLクライアントでのアプリケーションの実行」で説明されているように、CADのためのLiveLink™

製品を必要とするアプリケーションの実行をユーザに許可しています。 ウェブブラウザでアプリケーションを実行するには、インストールの必要は全くなく、ウェブブラウザプラグ インも全く必要ありません。ウェブブラウザでのアプリケーションの実行では、1D、2D、および3Dの対話 型グラフィックスがサポートされています。ウェブブラウザでの3Dのグラフィックス描画は、全ての主要な ウェブブラウザに備わっているWebGL™ の技術に基づいています。

ウェブブラウザでのアプリケーションの実行

ウェブブラウザを使うことによって、COMSOLサーバウェブインタフェースのコンピュータ名とポート番号を 直接指定することができます。例えば、ポート番号2036がCOMSOLサーバ端末で使われると仮定する と、 http://comsol-server-machine-url.com:2036 の如くです。ログインには、ユーザ名とパスワード の入力が必要です。

(28)

ログイン後は、実行するアプリケーションのリストが示されているアプリケーションライブラリのページが表示 されます。

アプリケーションを実行するには、ブラウザで起動をクリックします。アプリケーションは、ブラウザ表示の中 に個々のタブが作られて実行されます。

(29)

ウェブブラウザでのアプリケーション実行時の制限

ウェブブラウザで動作させるアプリケーションを作成する場合は、86 ページの「スケッチレイアウトとグリ ッドレイアウト」を参照し、アプリケーションビルダーのグリッドレイアウトモードを使うようにしてください。こ れにより、ブラウザウィンドウのサイズと縦横比に適応したユーザインタフェースレイアウトとなります。低 解像度のディスプレイの場合には、目的とするプラットフォームのユーザインタフェースレイアウトをテスト して、その全てのフォームオブジェクトが表示されることを確かめてください。サイズ変更可能なグラフィッ クスフォームを含んでいるアプリケーションは、低解像度のディスプレイには適応しないかもしれません。 そのような場合には、グラフィックスの幅と高さを固定とし、全てのフォームオブジェクトが目的のブラウザ ウィンドウに適応することを確かめてください。ウェブブラウザとグラフィックスカードのタイプによっては、 アプリケーションで使うことができるグラフィックスオブジェクトの数に制限がある場合があります。そのよ うな制限を回避するために、複数のグラフィックスオブジェクトを使う代わりに、ソースを切り換えて同じグ ラフィックスオブジェクトを再利用する方法をとることができます。 ウェブブラウザでの実行では、CADソフトウェアパッケージのためのLiveLink™ 製品はサポートされて いません。 スマートフォンやタブレットを使ってウェブブラウザでCOMSOLアプリケーションを実行する場合は、全て の機能がサポートされてはいません。この典型的な制限としては、音を鳴らしたりドキュメントを開くといっ た機能です。さらに、ファイルのアップロードとダウンロードはサポートされていません。 境界条件を設定するために境界をクリックするといったように、ユーザに対する選択を可能にしているア プリケーションでは、ウェブブラウザで実行する場合とCOMSOLマルチフィジックスまたはCOMSOL Client for Windows® で実行する場合とは異なります。ウェブブラウザでは、境界がホバリング時に自 動的にハイライト表示されません。その代わり、境界をハイライト表示にするには、1 回クリックする必要 があります。2 回目のクリックによって選択されます。3 回目のクリックによって選択解除のためにハイラ イト表示され、4 回目のクリックによって選択が解除されます。このプロセスは、ドメイン、エッジ、およびポ イントの場合も同様です。

COMSOL

クライアントでのアプリケーションの実行

アプリケーションを実行するためにウェブブラウザを使う代わりに、COMSOL Client for Windows® 使っ たCOMSOLサーバとの接続によって、Windows® オペレーティングシステムでの自然な(作成時の形 に近い)アプリケーションの実行が可能です。一般に、これによって、よりよいグラフィックスの性能を得る

(30)

• COMSOLサーバウェブインタフェースでは、アプリケーション をウェブブラウザで起動するか、COMSOL Client for Windows® で起動するかを選択することができます。 ここで、アプリケーションをCOMSOLクライアントで起動する 選択をした場合に、まだインストールされていなければ、それ をダウンロードしてインストールすることを促す表示がされま す。

すでにCOMSOL Client for Windows® がインストール されていれば、デスクトップ ショートカットが利用可能で す。そのデスクトップのアイ コンをダブルクリックして、 アプリケーションを実行する COMSOLクライアントを使 用開始にする前に、有効な ユーザ名とパスワードを入力してCOMSOLサーバにログインする必要があります。ログイン後、 COMSOLクライアントは、ウェブブラウザからログインした場合と同様のCOMSOLサーバウェブイン タフェースを表示します。 COMSOLクライアントを使うと、アプリケーションは別ウィンドウによって自然な(作成時の形に近い) Windows® アプリケーションとして動作します。例えば、COMSOLクライアントで実行されるアプリケー ションは、Windows® のタブ付きのリボンを持ちます。ウェブブラウザで実行される時には、そのリボン はツールバーとして表示されます。

(31)

下図の上側にはCOMSOLサーバウェブインタフェースが示されており、下側にはCOMSOL Client for Windows® で実行されたアプリケーションが示されています。

(32)

アプリケーションビルダーを始める

COMSOL

マルチフィジックスモデルから始める

まだCOMSOLデスクトップ環境にモデルをロードしていないなら、ファイル > 開く を選択し、ファイルシス テムからMPHファイルを選択するか、またはアプリケーションライブラリからファイルを選択します。 Applicationsのフォルダにあるファイルがすぐ使えるアプリケーションであることを確認してください。アプ リケーションライブラリにある全てのファイルには、モデルとドキュメントが含まれていますが、アプリケーシ ョンユーザインタフェースが全てに含まれているわけではありません。 いったんモデルがロードされたら、リボンのホームタブにあるアプリケーションビルダーのボタンをクリック します。これにより、アプリケーションビルダーのデスクトップ環境に切り換わります。

新規フォームの作成

ユーザインタフェースレイアウトの作業を始めるには、ホームタブの新規フォームのボタンをクリックしま す。これにより、新規フォームウィザードが開始されます。 新規フォームウィザードは、最も一般的なユーザインタフェースの構成要素、いわゆるフォームオブジェク トをアプリケーションの最初のフォームに追加するための補助をしてくれます。そのウィザードには、以下 の三つのタブがあります。 入力/出力 グラフィックス ボタン

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ノードをダブルクリックするか、選択対象を追加のボタンをクリックすると、そのノードが選択元エリアから 選択エリアに移されます。選択されたノードは、アプリケーションのフォームオブジェクトとして生成され、右 側のプレビューエリアにフォームのプレビューが表示されます。サイズは、フォームオブジェクトのその他 の設定と同様、ウィザードを終了した後に編集して変更することができます。ウィザードウィンドウの一番 上側の部分では、フォーム名とフォームタイトルを変更することができます。詳細は、38 ページの「個々の フォーム設定ウィンドウ」 を参照してください。 この段階で新規フォームウィンドウを終了するには、OKをクリックします。その後にフォームオブジェクト を手動で追加することもできます。

入力/出力タブ

入力/出力タブにはモデルツリーノードが表示されており、入力フィールド、データ表示オブジェクト、チェッ クボックス、またはコンボボックスの利用に役立ちます。このウィザードによって入力フィールドが追加され る場合、適用可能なテキストラベルと単位もいっしょに追加されます。モデルデータアクセス(80 ページ参 照)を使えば、そのモデルの他の部分も入力と出力に利用可能にすることができます。チェックボックスと コンボボックスオブジェクトは、この方法によってのみ利用可能にすることができます。例えば、メッシュノ ードの下にある要素サイズをモデルデータアクセスによって有効にすれば、ウィザードで利用可能な既定

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下図では、長さ、幅、および適用電圧の三つのパラメータが、入力フィールド用に選択されています。

別のモデルにおける下図では、三つの計算値(Derived Values)ノードが、データ表示オブジェクト用に 選択されています。

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ウィザードを終了した後に、入力フィールドとデータ表示オブジェクトのサイズ、フォント色、およびその他 の設定も編集することができます。

グラフィックスタブ

グラフィックスタブでは、グラフィックスオブジェクトとして利用される可能性の高いモデルツリーノードの 候補が表示されています。その候補としては、ジオメトリ(Geometry)、選択(Selection)、メッシュ (Mesh)、および結果(Results)があります。下図では、そのような二つのノードが選択されています。

ボタンタブ

ボタンタブでは、アプリケーションユーザインタフェースであるボタンをクリックすることによって実行できる モデルとアプリケーションツリーノードが表示されます。そのようなツリーノードの例としては、プロット ジオ

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下図では、プロット ジオメトリ、プロット メッシュ、計算の三つのボタンが追加されています。 ウィザード終了後、フォームエディタを使うことによって、自分自身でカスタマズしたコマンドシーケンスや メソッドを実行するためのボタンを追加することができます。

ウィザードの終了

ウィザードを終了するには、OKをクリックします。これにより、自動的に開かれたフォームエディタが表示 されます。

アプリケーションの保存

アプリケーションを保存するには、ファイルメニューからファイル > 保存 を選択します。書き込みが許可さ れたフォルダにファイルをブラウズし、MPHファイル形式で保存します。MPHファイルにはアプリケーシ ョンに関する情報の全てが含まれており、モデルビルダーで作成された埋め込みモデル情報も含まれて います。

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フォームエディタ

フォームエディタは、入力フィールド、グラフィックス、ボタンなどのフォームオブジェクトを用いてフォームを 作成するためのユーザインタインタフェースレイアウトとして使われます。

フォーム設定ウィンドウ

フォームの設定ウィンドウは、アプリケーションツリーにあるフォームノードをクリックすると表示されます。 テキスト色、背景色、フォント、フォントサイズ、ボールド、イタリック、およびアンダーラインの設定によって、 フォーム全体の外観を変更することができます。 全ての新規フォームと新たに追加したオブジェクトに、該当するこれらの設定がデフォルトとして引き継が れます。 上図や、以降のいくつかの図で示している設定ウィンドウは、アプリケーションビルダーウィンドウの右側 に配置されています。デフォルトとして、設定ウィンドウはアプリケーションビルダーのデスクトップ環境の 中で最も右側に配置されます。

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個々のフォーム設定ウィンドウ

下図は、あるフォームにおける設定ウィンドウを示しています。 個々のフォームにはそれ自身の設定ウィンドウがあり、以下のような設定項目があります。 他のフォームのフォームオブジェクトやメソッドから、そのフォームを参照するために用いられる名前 複数のフォームを持つアプリケーションで使われるフォームのタイトル フォームがダイアログボックスとして使われる場合、またはメインウィンドウがフォームで決められたサ イズに設定される場合におけるフォームの初期サイズ フォームの左上角(水平と垂直)の余白を設定するマージンのセクション ダイアログボックスで変更を格納するための設定(変更を保存) これに関しては、56 ページの「ダイアログボックスとしてフォームを表示」を参照してください。 ダイアログボックスの左上角に表示させるアイコン

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フォームがダイアログボックスとして使われる場合、サイズ変更可か否かの設定 セクションを展開可として見せるか否か、立上げ時に折畳みとするか否かの設定(セクション設定) フォームの全ての行と列のサイズ形式を設定するテーブル(含まれているフォームオブジェクトのため のグリッドレイアウトのセクション)―――(注)グリッドモードの場合 テキスト色、背景色、および背景画像の設定をする外観のセクション フォームがロードされる時(ロード時)、または閉じられる時(クローズ時)に起動されるイベント フォームエディタのウィンドウを開くためには、そのフォームノードをダブルクリックします。あるいはその代 わりに、フォームノードを右クリックして編集を選択します。フォームウィンドウのタブを右クリックすると、閉 じる、フロート、およびタイル表示といったフォームウィンドウの選択肢に関するコンテキストメニューが表 示されます。

スケッチレイアウトモードとグリッドレイアウトモード

アプリケーションビルダーは、スケッチレイアウトモードがデフォルト設定となっており、それによってオブジ ェクトの位置とサイズを固定して使うことができます。「フォームエディタ」の章における紹介では、指定さ れない限り、フォームエディタはスケッチレイアウトモードであると仮定しています。グリッドレイアウトモー ドについての情報としては、86 ページの「スケッチレイアウトとグリッドレイアウト」を参照してください。

フォームの初期サイズ

フォームの初期サイズとして、以下の二つの選択肢があります。 マニュアルは、幅と高さのピクセルサイズを入力指定します。

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フォームエディタの環境設定

フォームエディタの環境設定にアクセスするためには、ファイルメニューから環境設定を選択し、その中の フォームのページを選びます。

そのフォームのページでは、レイアウトモード、マージン、およびグリッドをスケッチのためのデフォルトを 変更するための設定が可能です。

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フォームオブジェクト

フォームオブジェクトの配置

入力フィールド、グラフィックス、ボタンなどのフォームオブジェクトの配置は、容易に変更することができま す。 オブジェクトをクリックして選択します。選ばれたオブジェクトは青色の枠でハイライト表示されます。 複数のオブジェクトの選択は、Ctrl+clickの操作によりま す。また、クリック&ドラッグの操作によってフォームウィンド ウに選択領域を指定することによって、その範囲内の全て のオブジェクトを選択することができます。 選択領域にあるオブジェクトの位置の移動は、ホールド&ドラッグの操作によります。この選択範囲が 青色で示されているため、他のオブジェクトとの位置関係を把握しながら移動させられます。 スケッチレイアウトモードでは、キーボードの矢印キーを使ってオブジェクトを移動させることもできま す。配置を微調整するためには、Ctrl+arrow キーの操作によります。 下図では、プロットボタンを元の配置から移動しています。青色のガイドラインは、そのボタンと計算ボタン の相対位置の一致を表しています(下図ではボタン右辺の縦線)。

フォームオブジェクトのサイズ変更

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オブジェクトのコピー、ペースト、複製、削除

オブジェクトを削除するには、それをクリック選択してからキーボードのDeleteを押します。また、クイック アクセスツールバーにある削除ボタンをクリックすることによっても削除が可能です。 オブジェクトのコピーペーストは、Ctrl+CとCtrl+Vのキー操作でも可能です。その代わりに、オブジェクト を右クリックして、コピー、複製、削除などの選択メニューを表示させる方法もあります。 すでにコピーしたオブジェクトを貼り付けるには、フォーム上の空き領域で右クリックします。オブジェクトが コピーされていれば、選択メニューにペーストが表示されています。下図では、以前に入力フィールドがコ ピーされた結果として、選択メニューに入力フィールドをペーストが表示されています。

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ピクセル数による位置およびサイズの調整

スケッチレイアウトモードの場合、設定ウィンドウの位置およびサイズのセクションでピクセル数を入力す ることによって、オブジェクトの位置およびサイズを調整することができます。 その設定をするには、まずはオブジェクトをクリックし、その設定ウィンドウが表示されたことを確認しま す。表示されない場合は、オブジェクトをダブルクリックするか、フォームタブにある設定ボタンをクリッ クしてください。 位置およびサイズのセクションで、ピクセル数を編集します。(下図は、スケッチレイアウトモード時の場合です。) 位置およびサイズのセクションの選択項目は、フォームオブジェクトのタイプによって異なります。グリッド レイアウトモードの場合には、オブジェクトの列と行の位置に関する追加設定項目があります。詳細は、 86 ページの「スケッチレイアウトとグリッドレイアウト」を参照してください。

表示されたテキストの外観変更

テキストが表示されるフォームオブジェクトの場合、設定ウィンドウの外観セクションでは、テキスト表示、 そのフォント、フォント色、フォントサイズなどの設定内容を変更することができます。ボタンなどのいくつ かのフォームオブジェクトの場合、そのオブジェクトに表示するテキスト文字列の長さに応じてサイズも 変化します。

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下図に示すテキストラベルオブジェクトの設定ウィンドウでは、フォントサイズと色が変更されています。

複数のフォームオブジェクトの選択

複数のフォームオブジェクトを選択する場合は、例えばCtrl+click の操作によります。この場合の設定ウ ィンドウは、選択されている複数のオブジェクトに共通の設定項目となっています。共通の設定項目は、 たいてい外観セクション、位置およびサイズセクション、またはイベントセクションです。

フォームオブジェクトの名前

フォームオブジェクトの名前は、半角スペースを含まないテキスト文字列です。この文字列には、文字、数 字、および下線が含まれます。さらに、rootとparentは予約語となっているので、使うことができませ ん。名前の文字列は、そのオブジェクトを参照する他のフォームオブジェクトやメソッドでも使われます。 設定ウィンドウの名前フィールドへのマウスカーソルのホバリングによって、オブジェクトへのパスがツー ルチップ表示されます。

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フォームオブジェクトの挿入

新規フォームウィザードにより作成されたフォームオブジェクトに加えて、後からフォームオブジェクトを挿 入することができます。フォームリボンタブのオブジェクトを挿入をクリックしてメニューを表示し、そこにあ る全ての選択可能なオブジェクトのリストから選びます。 「フォームエディタ」の章で説明されていない内容としては、新規フォームウィザードによって追加されるフ ォームオブジェクトのタイプに関してだけです。ウィザードを使って追加されたフォームオブジェクトには、 以下が含まれています。 ボタン グラフィックス 入力フィールド テキストラベル(入力フィールドに関連) 単位(入力フィールドに関連)

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フォームオブジェクトに関連するイベントとアクション

ボタン、メニュー項目、リボンボタン、フォーム、フォームオブジェクトなどのオブジェクトを、イベントによっ て起動されるアクションに関連付けることができます。このアクションは、グローバルメソッドまたはローカ ルメソッドを含む一連のコマンドです。ローカルメソッドは、それらが定義されているオブジェクト以外から はアクセスできず、アプリケーションビルダーツリーに表示もされていません。オブジェクトと関連付けるこ とができるイベントは、オブジェクトのタイプに依存し、次のものを含んでいます: ボタンクリック、キーボ ードショートカット、フォームのロード(ロード時)、フォームを閉じる(クローズ時)、変数の値の変更 (デー タ変更時)。 Ctrl+Alt+click を使うことにより、フォームオブジェクトのローカルメソッドをメソッドエディタとして開くことが できます。もし、フォームオブジェクトと関連したメソッドが全くない場合には、そのフォームオブジェクトに 関連付けられた新規のローカルメソッドが作成されて、メソッドエディタで表示されます。

フォームエディタでのエディタツール

エディタツールウィンドウは、複合のフォームオブジェクトを迅速に作成することができ、新規フォームウィ ザードとオブジェクトを挿入のメニューに対して重要な補足ツールです。エディタツールウィンドウを表示す るためには、フォームタブのメイングループのエディタツールボタンをクリックします。

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新規フォームウィザードでは、フォームオブジェクトのセットが自動的に一括で作成されました。これと同じ ように追加で作成したい場合には、エディタツリーの該当するノードを右クリックします。 エディタツリーの下にあるツールバーには、ノードが選択された時に挿入可能なオブジェクトの選択肢が 表示されます。 ノードによって、次の選択肢が利用可能です。 入力

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出力 - 挿入可能な場合、データ表示オブジェクトがテキストラベルと一緒に挿入されます。 ボタン - 選択されたノードを実行するコマンドシーケンスが設定されたボタンオブジェクトが挿入されます。 グラフィックス - 選択されたノードを初期のグラフィックスコンテンツのソースとして使うグラフィックスオブジェクトが 挿入されます。 ノードを編集 - 対応するモデルツリーノードの設定ウィンドウに切り換わります。 エディタツールウィンドウは、メソッドエディタで作業する場合にも重要なツールです。つまり、メソッドエディ タにおいて、エディタツリーのノードと関連したコードを生成するために使われます。詳細については、132 ページの「メソッドエディタでのエディタツール」を参照してください。

ボタン

ボタンをクリックすることによって、そのボタンのコマンドシーケンスに設定されているアクションのイベント が起動されます。ボタンのための設定ウィンドウの主要なセクションでは、以下のことが可能です。 ボタンのフォームオブジェクトの名前を編集する。 ボタンに表示するテキストを編集する。 ボタンのデフォルトの画像の代わりに画像を設定する。 ボタンのサイズを大から小に変更する。 ボタンの上にマウスが乗ったときに表示されるテキストをツールチップとして追加設定する。 キーボードショートカットを追加するには、その入力フィールドをクリックし、Shift、Ctrl、Altといった修 飾キーを押しながら他のキーを押します。Altは少なくとも一つの追加修飾キーを伴わなければなりま せん。

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実行コマンドの選択

実行コマンド選択のセクションでは、ボタンクリックのイベントと関連するアクションを制御します。下図 には、四つのコマンドの一連のシーケンスを起動させるボタンの設定ウィンドウを示しています。 メニュー、リボン、またはツールバー項目の設定ウィンドウにも、実行コマンド選択セクションがあり、この 章で説明される機能が当てはまります。メニュー、リボン、およびツールバー項目を利用するためのさら に詳細な情報は、65 ページの「グラフィックスツールバー」、102 ページの「メインウィンドウ」、229 ページ の「テーブル」、および 236 ページの「ツールバー」を参照してください。 実行コマンド選択セクションにおけるシーケンスコマンドを定義するには、エディタツリーのノードを選択し ます。そして、ツリーの下にある有効なボタンの一つをクリックするか、またはノードを右クリックしてコマン ドを選択します。次の図では、ジオメトリ(Geometry )のノードが選択され、選択可能なコマンドである実

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ツリーノードに対して適用可能な特定のコマンドアイコンのみが、選択のためにハイライト表示されます。 以下は、ノードによって選択可能となるコマンドアイコンのリストです。 実行 プロット 値を設定 表示 ダイアログとして表示 インポートファイル 有効 無効 さまざまなプロットコマンドのようなコマンドには、引数の設定が必要です。例えば、プロットコマンドの引 数には、そのプロット画像を表示させるグラフィックスオブジェクトを定義します。

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下図の例では、新規フォームウィザードによって作られた計算ボタンの設定ウィンドウのコマンドシーケン スを示しています。下図のボタンでは、コマンドシーケンスとして二つのコマンドがあります:計算 Study 1とプロット Temperatureです。

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入力する引数の追加や編集をするには、下図に示すように、コマンドシーケンスの下側にある引数を編 集のボタンをクリックします。 フォームを特定してグラフィックスオブジェクトを参照するには、/form1/graphics2、 /form3/graphics1 などのような記述形式が使われます。 例えばgraphics1のように特定のフォームを指定しない場合には、そのボタンが配置されているフォー ムという定義になります。 コマンドのシーケンスの順番や内容を変更する場合には、コマンドシーケンステーブルの下側にある上へ 移動、下へ移動、および削除のボタンを利用します。

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コマンドシーケンスのメソッドへの変換

新しいメソッドに変換をクリックすることによって、一連のシーケンスコマンドの設定は自動的に新しいメソ ッドに変換され、さらにメソッドエディタの中で編集できるようになります。

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ローカルメソッドを作成をクリックすると、そのフォームオブジェクトに対するローカルなメソッド

が作成されます。下図に、これらのオプションを示しています。

メソッドには、下図に示しているように、コマンドシーケンスに設定されたコマンドに対応する組み込みメソ ッドが呼び出されて表示されます。

この例の最初の行:

model . study ( “std1” ) . run ( )

は、最初のスタディ std1に対応したモデルツリーノードが実行されます(最初のスタディノードは、ユーザ によって変更されない限りはStudy 1という名前です)。 2 行目と 3 行目:

useGraphics ( model . result ( "pg2" ) , "form1 / graphics1" ) ; useGraphics ( model . result ( "pg1" ) , "form1 / graphics2" ) ;

では、グループpg1pg2の各プロットに対応したプロットを表示するために、組み込みメソッド useGraphicsが使われています。この例では、プロットは、二つの異なったグラフィックスオブジェクト graphics1とgraphics2の各々にプロット表示されます。メソッドに関する詳細については、127 ページの 「メソッドエディタ」を参照してください。

パラメータと変数の設定値

値を設定コマンドでは、パラメータ、変数、および宣言ノードで選択可能なパラメータと変数の値を設定す ることができます。さらに、値を設定では、モデルデータアクセス(80 ページ参照)によって利用できるプロ パティの値を設定することができます。

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