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光ファイバ光ファイバ光ファイバ光ファイバ

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Academic year: 2022

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(1)VI-122. 光ファイバ FBG センサによる多点計測システムの開発 センサによる多点計測システムの開発 株式会社 エーティック 正会員. 共. 放鳴. 同上. 正会員. 日向 洋一. 同上. 正会員 ○土谷 雅人. 同上. 浮橋 秀明. 1.はじめに 昨今、膨大な数にのぼる道路斜面について、防災管理上の監視・観測体制の強化が課題となっている。崩 壊発生個所を特定することが困難であるため、広範囲に連続する斜面を網羅的かつ面的に監視可能な監視・ 計測システムが必要とされている。また、構造物に環境適応機能を賦与することを目的にスマート(知的)構 造物の研究が盛んに行われている。これは、構造物の共用中に生じる損傷や劣化を挙動変化として捉え安全 性を確保するヘルスモニタリングの研究が最近注目されてきた。本研究では、光ファイバセンサを道路斜面 の変位・変状計測と構造物の歪・応力計測に応用するため光ファイバセンサによる多点計測システムを開発 した。 2.FBG 計測システムの開発 2−1 FBG 変位計の開発 FBG 変位計の開発は、光ファイバセンサによる変位計測範囲拡大を目的としたものである。大変位計測が 可能な光ファイバセンサ方式の FBG 変位計を開発した。FBG 変位計の構成要素は、主に①大変位を光ファ イバセンサの計測範囲内に変換する変位変換部、②光ファイバセンサによる歪受感部、③温度補正用の参照 用歪受感部である。歪受感用の光ファイバセンサには FBG(Fiber Bragg Grating)を用いた。FBG 変位計の開 発により光ファイバセンサだけでは計測が困難だった道路斜面の大変位計測が可能となる。図−1 に示すも のは FBG 変位計の出力直線であり、100mm の変位で歪出力は 1200μを得、直線回帰の相関係数は 0.9999 を 得ており、FBG 変位計の高い直線性を示している。 FBG 変位計の変位受感部と参照部の温度特性を図−2〜図−3 に示す。温度特性試験は低温恒温恒湿器を 用いて行なった。常温〜−40℃〜60℃の温度変化を FBG 変位計に与えその歪変化を計測した。変位変感部の 歪変化は 19.3×10‐6/℃、相関係数は 0.9940、参照部の歪変化は 19.3×10‐6/℃、相関係数は 0.9990 であった。 1000 y = 12.268x - 1.5606. 1200. 500. R = 0.9999 歪(×10 -6 ). 歪(×10 -6 ). 1000 800 600. 1000 y = 19.266x - 479.69. 500. R= 0.9940 歪(×10 -6 ). 1400. 0 -500. y = 19.299x - 457.67 R = 0.9990. 0 -500. 400 -1000. 200. -1500. 0 0. 図−1. 2−2. -1000. 20. 40 60 変位量(mm). 80. 100. FBG 変位計の出力特性. -40. -1500 -20. 0. 20. 40. 60. -40. -20. 温度(℃). 図−2 FBG 変位計の温度特性. 0. 20. 40. 60. 温度(℃). 図−3 FBG 変位計参照部の温度特性. 多点計測監視システムの開発. (1) 反射光観察式計測システム 本システムは、光波長計と ASE 光源及び 3dB カプラを使用した反射光式多点自動計測システムである。 キーワード:. 光ファイバセンサ、FBG 計測システム、FBG 変位計、多点計測. 連絡先:札幌市西区二十四軒 1 条 5 丁目 6 番 1 号㈱エーティック TEL011‐644‐2876. -244-. FAX011‐644‐2890. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).

(2) VI-122. 歪計測における、波長計測、データ処理、解析の一連の処理を実現するため VEE を用いた。このことによ り、データ処理の高速化が可能となった。また、光チャンネルセレクタを付加することで更なる多点計測を 図った。反射光観察による計測システムを図−4に示す。 土木計測・道路斜面監視における事業費のコスト縮減のため、最大計測点数の拡大に関する研究を行い、 理論的に同時に最大 200 点程度のひずみ計測システム実現の可能性を得た。 (2) 透過光観察式計測システム 計測箇所と計測システム間の距離が遠い場合の計測方法として、計測部分に光スペクトラムアナライザを 用いた透過光観察による計測システムを開発した。低レベルの計測に有効である。透過光観察による計測シ ステムを図−5に示す。 FBG=1〜50CH. ASE光源. ASE光源. FBG=1〜50CH. 測定器. 3dBカプラ 仕様 ・波形データの記録 ・機能マーカーによる波長とパワー測定(手動) ・測定波長範囲:1510〜1590nm ・波長分解能:0.05nm ・測定レベル範囲:‑90〜+20dB ・掃引時間:500ms. 測定器. GB‑IB. 仕様 ・1〜50波迄の波長とパワー測定 ・測定波長範囲:1510〜1590nm ・波長分解能:0.001nm ・測定レベル:‑40dB ・掃引時間:500ms. コンピュータ. 図−4. 反射光観察による計測システムの構成. 図−5 透過光観察による計測システムの構成. 3.フィールド試験 本研究で開発した FBG 変位計と多点計測システムの仕様検証のため、トンネルの坑口法面で実証試験を実 施した。検証計測には、電気式伸縮計が使われている。本試験では、2 台の 100mm 型の FBG 変位計、温度 補正用 FBG センサ 1 台を電気式伸縮計に併設して動態観測を行った。動態観測には反射光観察による多点計 測システムを用い連続計測を行なった。計測結果の一例を図−6〜図−8に示す。図−6、図−7は FBG 変 100. 100. No.1 の FBG 変位計は雪に埋まり温度 影響を受けなかった。No.2 は外気温の. -200 2001/2/9. 2001/2/12. 2001/2/3. 100. 歪(×10‐6 ). 200. 100. -200. 0. -100. 2001/2/9. 2001/2/12. 0. -100 -200. 2001/2/3. 図−8. 2001/2/6. 図−7 FBG 変位計 No.2 の継時変化. 200. 4.まとめ 1.本研究で開発した FBG 変位計. -200 2001/2/6. 図−6 FBG 変位計 No.1 の継時変化. と一致している。 本研究で以下の結果を得た。. 0. -100. 2001/2/3. の相関が見られ、補正した後、図−9 も出力は検証用の電気式変位計の出力. 0. -100. 影響を受け、温度補正用 FBG センサと の結果となった。No.1 と No.2 両方と. 歪(×10‐6 ). 200. 歪(×10‐6 ). 8は温度補正用 FBG の出力である。. 200. 歪(×10‐6 ). 位計 No.1 と No.2 の出力であり、図−. 2001/2/6. 2001/2/9. 2001/2/12. FBG 変位計参照部の継時変化. 2001/2/3. 2001/2/6. 2001/2/9. 2001/2/12. 図−9 FBG 変位計 No.2 の温度補正後. の出力と入力変位の間に高い直線 性があることを検証した。 2.FBG 変位計に対する温度補正が可能であることを検証した。 3.FBG センサによる多点計測システムを開発した。実フィールドでシステムの機能を検証した。. -245-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).

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