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ファイバY スプリッタで7コア光ファイバ対処

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Academic year: 2021

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Laser Focus World Japan 2016.1

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光コンポーネント

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 過去数年、実験的光ファイバシステム のデータ伝送レートは、テラビット/秒 レンジのかなり先まで到達した。その ようなスピードを達成するのに役立っ た構成には、起動角運動量(OAM)と波 長分割多重(WDM)との組合せがあり、 これによって短距離ファイバ通信で 100Tb/sを達成した。差動4位相偏移 変調(DQPSK)とのハイブリッド統合で は、1本のファイバ160kmで14Tb/s、 光高速フーリエ変換(FFT)スキームで は1本のファイバ50kmで26Tb/s、さら にマルチコアシングルモードファイバを 利用すると、ファイバ長1kmで255Tb/s 伝送が可能になった。  最後のアプローチは、7コア三角アレ イの形態が多いが、比較的単純なファ イバデザインであり、これはデータレー トを大きく伸ばすことができる(コア 間のクロストークが最小化される限り で)。とは言え、7コアファイバの利用が 簡単でないポイントは、光の出入りを ファイバに結合する、また伝送中の光 を管理するコンポーネントのデザイン にある。この点で役立つように、サウ ジアラビアのキングサウード大(King Saud University)のエハブ・アワド氏 は、マルチコアの非分離を必要とするマ ルチコアファイバ用に2.4㎜長のYス プリッタを設計した。

数値シミュレーション結果

 まだ作製されてはいないが、7コアフ ァイバ向けにこれまでに数値的にシミ ュレートされた設計は、多数の異なる Yスプリッタ導波路層(層1つが各コア に対応)に依存している。全ての層が新 しいダブルハンプ・グレーデッド インデックス(DHGI)プロファイ ルを持っており、これにより光パ ワーを二等分する(図1)。入力と 2つの出力ファイバはYスプリッ タに対して、その軸周りに回転し、 最終的にすべての7コアがスプリッタに 対して異なる水平面に存在する。これ により、分離した導波路層が7コアの それぞれにアクセスできるようになる。  個々のシングルYスプリッタ層は、エ クスパンダ、DHGI空間分割スプリッタ (SDS)、セパレータを含む。7個の各Y スプリッタは、400×125μmクラッド領域 によって囲まれている。数値モデルのフ ァイバは、7つの同じステップインデック スシングルモードコアを持ち、隣接コア 間は40μm離れており、クラッドの屈折 率は1.45、コアの屈折率は1.4551である。  各スプリッタは、高さ9μmの導波路を 持ち、隣接導波路層から4μmのクラッド で分離されており、入力信号を250μm (マルチコアファイバの直径の2倍)離 れた2つの出力に分ける。入力ファイ バと出力ファイバは、その軸の周りに 19°回転して、個々のシングルスプリ ッタのコア間で見通し線を形成する。  各スプリッタ層に埋め込まれた導波 路レンズは、サイズが280×60×9μmで、 なだらかな放物線状の屈折率プロファ イルを持ち、ビームを断熱的に膨張さ せて高次モードの生成を最小化する。 レンズからの光は、デバイスのDHGI SDS部分に入る。デバイスは、2つの放 物線状のグレーデッドインデックスハン プを持ち、それぞれのサイズが995× 60×9μmとなっている。寸法は、入力 ビームを確実に50%/ 50%に分離する ように製造されている。次に2つのビー ムは、2つの分離した導波路に送られ、 さらに2つの出力ファイバに送られる。  Yスプリッタの設計プロセスでは、ア ワド氏が1555nmと他の波長で、デバ イスおよび関連の光ファイバで電磁場 分布の有限差分時間領域法(FDTD)シ ミュレーションを実証した。また、カ ナダのルーメリカルソリューションズ 社のソフトウエアを使って固有モード 展開(EME)ソリューションも行った。 このようなシミュレーションによって、 導波路層またはコア間に重要な相互結 合が全く存在しないことが示された。  これらのシミュレーションからわかっ たことは、スプリッタが1460〜1675nm の広帯域で偏波無依存動作するという ことであり、挿入損失は全波長で0.12dB 程度、過剰損失0.13dB、偏波依存損失 は0.02dB以下、リターンロスの最悪値 が35.8dBであった。最適3dB分離比 変動は、全波長域で0.1dB以下だった。 トレランス解析は、低損失パフォーマ ンスが、0.5〜1.0μm(損失モデルのタイ プに依存)の最大ミスアライメントで 達成されたことを示している。 (John Wallace) 参考文献

(1)E. Awad, Opt. Express( 2 0 1 5 ); doi: 10.1364/OE.23.025661.

LFWJ

ファイバYスプリッタで

7コア光ファイバ対処

アウトプット MCF-1 アウトプットMCF-2 y z x インプットMCF y-スプリッタ 図1 入力マルチコアファイバ(MCF)の7コアからの 光は、グラディエントインデックス導波路オプティクス の7層をベースにしてYスプリッタによって個別に分 離される。入力と出力両方のMCFは、切断されてY スプリッタと接触するように置かれている。

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