石狩川河口部洪水流の縦断水面形変化を用いた河床変動解析
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(2) Ⅱ-43. 第37回土木学会関東支部技術研究発表会. 14000. 上下流端境界条件として 15.0k 地点に観測水位時系列, 断水面形の時間変化が観測縦断水面形の時間変化に一致す. 流量(㎥/s). 河口沖-3.0k に小樽潮位時系列を与えた.河床抵抗は解析縦. 水位(T.P.m). 岸ともに観測縦断水面形の時間変化と良く一致 している.また図-4 より,解析の洪水後の河床 縦断形は観測結果と比較して 4.0k 付近で低いも 低下を概ね再現できている.このように時々刻々 の縦断水面形を再現し,かつ洪水後の河床形状も. 水位(T.P.m). のの他の局所的な河床変動および全体的な河床. 概ね再現することで,洪水中の河床変動を含めた 洪水現象を説明できる.. でき,図-5 に示すように洪水後の河床形状(横 断方向の洗掘・堆積形状)を概ね再現することが できた. 5.結論. 8/5 0:00. 8/5 12:00. 8/6 0:00. 8/6 12:00. 8/7 0:00. 8/7 12:00. 8/8 0:00. 8/8 12:00. 8/9 0:00. 図-2 石狩川 S56.8 洪水流量ハイドログラフ. 観測水位 8/5 0:00 8 観測水位 8/5 6:00 7 観測水位 8/5 18:00 観測水位 8/6 3:00 6 5 ▲右岸 △左岸 4 ―右岸 --左岸 3 2 1 0 -3k -2k -1k 0k 1k 2k 観測水位 8/6 3:00 8 観測水位 8/6 18:00 7 観測水位 8/7 12:00 6 観測水位 8/8 6:00 5 観測水位 8/9 0:00 4 ▲右岸 △左岸 3 ―右岸 --左岸 2 1 0 -3k -2k -1k 0k 1k 2k. 計算水位 計算水位 計算水位 計算水位. 3k. 4k. 計算水位 計算水位 計算水位 計算水位 計算水位. 3k. 4k. 8/5 8/5 8/5 8/6. 0:00 6:00 18:00 3:00. 5k. 6k. 8/6 8/6 8/7 8/8 8/9. 3:00 18:00 12:00 6:00 0:00. 5k. 6k. 0 -2 -4 -6 -8 -10 -12 -14 -16 -18 -20 -3k -2k -1k 0k. 7k. 8k. 9k 10k 11k 12k 13k 14k 15k 16k. 7k. 8k. 9k 10k 11k 12k 13k 14k 15k 16k. 平均河床高. 河床高(T.P.m). くことで,蛇行流中の浮遊砂の複雑な挙動を計算. 4000. 図-3 観測と解析の縦断水面形の時間変化. また,準3次元流解析から得られる流速分布を 用いて浮遊砂濃度の3次元移流拡散方程式を解. 6000. 0 8/4 12:00. 間変化および洪水後の河床形状がともに観測結果と一致す. 図-3 より,解析縦断水面形の時間変化は左右. 8000. 2000. 上流で n=0.021 とした.解析より得られる縦断水面形の時. 4.解析結果. 解析流量. 10000. るよう設定し,低水路粗度係数は 8.0k 下流で n=0.013,8.0k. ることで解析の妥当性を確認した.. 観測流量. 12000. 最深河床高. 初期河床高 観測 洪水後河床高 解析 洪水後河床高. 1k. 2k. 3k. 4k. 5k. 6k. 7k. 8k. 9k 10k 11k 12k 13k 14k 15k 16k. 図-4 観測と解析の平均・最深河床高縦断形. 本研究では,石狩川昭和 56 年 8 月洪水を対象 として縦断水面形の時間変化を解とする非定常 洪水流・河床変動の一体解析を行うことで,洪水 現象を説明できることを示した.さらに,準3次 T.P.m. 元流解析から得られる流速分布を用いて浮遊砂 濃度の3次元移流拡散方程式を解くことで,浮遊 砂の卓越する蛇行流路における洪水中の河床変 動を説明できることを示した. 今後は,本来一体的に取り扱うべき掃流砂と浮 遊砂および浮上量の解析方法について検討を行 う必要がある. 参考文献. 初期. 洪水後(観測). 洪水後(解析). 図-5 観測と解析の洪水前後河床高コンター. 1)福岡捷二:巻頭言河川整備基本方針の策定を終えて,河川,No.749,pp.3-6,2008. 2)例えば,岡村誠司,福岡捷二,竹本隆之:利根川河口部の河床形状と洪水中の河床変動,水工学論文集,Vol.54,2010. 3)岸力(代表研究者):昭和 56 年 8 月北海道豪雨災害に関する調査研究,昭和 56 年度科学研究費補助金研究成果報告書,1982. 4)清水康行,板倉忠興,岸力,黒木幹男:昭和 56 年 8 月洪水における石狩川下流部の河床変動について,水理講演会論文集, Vol.30,pp.487-492,1986. 5)井上卓也,濱木道大,荒井信行,中田満洋,高橋季承,林田寿文,渡邊康玄:準3次元河床変動モデルによる石狩川河口付近 の昭和 56 年 8 月洪水再現計算,河川技術論文集,Vol.10,pp.101-106,2004..
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