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大きさに関係なく 1 分以上揺れが続いたら 報道を待たず自分の判断で避難すること 自分の命は自分で守ること という単純明快なメッセージがあり 翌日の全社社長朝礼で岡村先生のメッセージをすぐに紹介しました 特に 発生直後に津波が襲ってくる高知 徳島の事業所にはこのメッセージを徹底するように責任者に個別

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Academic year: 2021

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株 式 会 社 ア ム ロ ン 代 表 取 締 役 社 長 宮 本 吉 朗 2004 年 8 月 30 日 深 夜 、 台 風 16 号 に よ り 高 松 市 は 大 雨 洪 水 注 意 報・高 潮 警 報 が 発 令 さ れ 、深 夜 の 満 潮 時 に は 高 松 港 は 過 去 最 高 潮 位 を 記 録 し 沿 岸 地 域 に 甚 大 な 被 害 が 発 生 し ま し た 。当 社 も 市 内 中 心 部 の 本 社 1 階 が 浸 水 し 、沿 岸 部 の 倉 庫 で は 鉄 鋼 商 品 が 海 水 に 浸 か る と い う 多 大 な 被 害 を 受 け ま し た 。ま さ か 、我 々 が こ れ ほ ど の 被 害 を 受 け る と は 、 前 日 に は ま っ た く 予 想 し て い ま せ ん で し た 。 そ し て 2011 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 、土 の う や シ ー ト を 用 意 す る レ ベ ル で な い 防 災 へ の 取 り 組 み が 必 要 で あ る と 痛 感 し ま し た 。4 月 、社 内 に お い て 防 災 マ ニ ュ ア ル の 作 成 の 指 示 を し 、管 理 部 門 を 中 心 に 素 案 作 成 に 着 手 し ま し た 。 当 社 の 事 業 所 は 高 松 市 、 多 度 津 町 、 徳 島 市 、 高 知 市 、 松 山 市 に 点 在 し 、 大 半 が 沿 岸 部 に あ り 、 事 業 所 毎 の 対 応 が 要 求 さ れ ま す 。 こ の た め 、 防 災 マ ニ ュ ア ル 素 案 で は 、① 災 害 と 被 害 の 想 定 、② 連 絡 体 制 、 ③ 避 難 場 所 の 確 認 、 ④ 改 善 事 項 を 事 業 所 毎 に ま と め さ せ 、 5 月 に 社 内 に て 発 表 し ま し た 。 3 か 月 後 社 内 で の 防 災 に 対 す る 認 識 変 化 に つ い て 次 の よ う な ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 し ま し た 。 質 問 所 属 部 署 で と の よ う な 防 災 準 備 を し て い ま す か 1 位 避 難 場 所 ・ 避 難 ル ー ト の 決 定 2 位 土 の う や シ ー ト の 準 備 3 位 災 害 時 の 役 割 分 担 の 決 定 4 位 知 ら な い 「 知 ら な い 」が 4 位 に 驚 き 、継 続 し て 取 り 組 む 以 外 に は な い と あ ら た め て 認 識 さ せ ら れ ま し た 。 2012 年 5 月 、異 業 種 交 流 会 の セ ミ ナ ー で 高 知 大 学 の 岡 村 先 生 の「 南 海 ト ラ フ の 巨 大 地 震 に つ い て 」と い う お 話 を 聞 く 機 会 が あ り ま し た 。「 揺 れ の かがわ自主ぼう連絡協議会 会報 第 77 号(2013. 8. 1) 事務局川西地区自主防災会

地域企業が取り組む自主防災

(2)

大 き さ に 関 係 な く 、 1 分 以 上 揺 れ が 続 い た ら 、 報 道 を 待 た ず 自 分 の 判 断 で 避 難 す る こ と 。自 分 の 命 は 自 分 で 守 る こ と 」と い う 単 純 明 快 な メ ッ セ ー ジ が あ り 、翌 日 の 全 社 社 長 朝 礼 で 岡 村 先 生 の メ ッ セ ー ジ を す ぐ に 紹 介 し ま し た 。特 に 、発 生 直 後 に 津 波 が 襲 っ て く る 高 知 、徳 島 の 事 業 所 に は こ の メ ッ セ ー ジ を 徹 底 す る よ う に 責 任 者 に 個 別 に 伝 え ま し た 。 こ れ 以 降 、 災 害 対 策 だ け で な く 、 被 災 後 の 事 業 継 続 計 画 ( BCP) へ の 取 り 組 み に 着 手 し 、 取 引 先 と の 被 災 時 の 連 携 に よ る 事 業 継 続 、 携 帯 電 話 網 、 社 内 メ ー ル 網 と い っ た 社 内 ネ ッ ト ワ ー ク の 再 構 築 、情 報 シ ス テ ム の 分 散 保 管 、防 災 を 考 慮 し た 日 常 備 品 の 再 構 築 を す す め て い ま す 。ま だ 、着 手 レ ベ ル で す が 、企 業 と し て 社 員 の 生 命 を 守 る だ け で な く 、企 業 と し て お 客 様 に 提 供 し て い る 機 能 の 早 期 回 復 、 継 続 へ の 取 り 組 み が 必 要 で す 。 当 社 の 経 営 大 原 則 は 、① 社 員 を 幸 せ に す る 会 社 、② お 客 様 を 幸 せ に す る 会 社 、③ 社 会 を 幸 せ に す る 会 社 で す 。防 災 に お い て は ① 社 員 を 守 る 会 社 、 ② お 客 様 へ 機 能 を 継 続 で き る 会 社 、③ 地 域 社 会 と 連 携 で き る 会 社 を め ざ し て い ま す 。こ の た め 、社 内 体 制 、設 備 対 策 、備 蓄 検 討 な ど 、着 手 す べ き こ と は 沢 山 あ り ま す が 、社 員 一 人 一 人 が 災 害 時 に 持 ち 味 を 活 か し て 社 会 に 貢 献 で き る こ と が 最 も 重 要 で 、無 駄 に な ら な い 取 り 組 み と 考 え て い ま す 。創 業 65 年 の 人 材 育 成 の 伝 統 を 守 り 、 今 後 も 取 り 組 ん で ま い り ま す 。 災 害 は い つ 起 き て も お か し く な い 、決 し て 絵 空 事 で は あ り ま せ ん 。経 営 者 と し て 、地 域 に お け る 企 業 の 役 割 を 防 災 に お い て も し っ か り 認 識 し 、今 後 も 取 り 組 み ま す 。 株 式 会 社 ア ム ロ ン 創 業 1948 年 社 員 数 210 名 所 在 地 高 松 市 末 広 町 7-21 事 業 内 容 鉄 鋼 製 品・加 工 、鋼 構 造 物 工 事 他 各 種 工 事 、建 設 資 材 重 金 属 汚 染 土 壌 ・ 排 水 対 策 資 材 、 産 業 機 器 ・ 設 備 公 式 サ イ ト

http://www.amron.co.jp

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香川県シェイクアウト訓練

(県民一斉地震防災行動訓練)

香川県では以下の内容で香川県シェイクアウト訓練【Shake Out】(県民 一斉地震防災行動訓練)を実施します。 シェイクアウト訓練はアメリカロサンゼルスを中心として2008年に始まった 新しい形の地震防災訓練です。 日本では2012年から東京都千代田区で実施されたのを皮切りに、その後、北 海道、埼玉県、千葉県等で導入され、本年も香川県をはじめ、多数の自治体で実施 されています。 香川県では、このシェイクアウト訓練を日本で普及促進している「Shake O ut提唱会議」と提携し、訓練を実施します。 訓練の内容は、いたってシンプルで、決められた時間に身を守る基本行動(安全 行動)として、『姿勢を低く(しゃがむ)』『頭・足を保護して(机の下などに隠れる)』 『そのまま揺れが収まるのを待て(じっとする)』を実施するものです。 訓練の目的は ○県民自らの身の安全を図る行動をとってもらうことによって、地震防災の必要 性を改めて認識していただくこと ○県民の防災リテラシーを図り、身近な人を助けるなど地域防災力の向上に貢献 できる人物を育成すること で、訓練参加には費用も掛からず、誰でも参加できます。 訓練に参加される方はShake Outホームページ又はファックス、郵送での 申し込みをお願いします。詳しくは裏面の広告をご覧下さい。 1 実施日時 平成25年11月5日(火)14時~ 2 対象者 不特定多数の県民(学校、行政、一般住民、企業、団体等) 3 想定 平成25年11月5日14時に、南海トラフを震源域とする大規模な地震が発生 4 訓練参加者の募集 シェイクアウト提唱会議ホームページで、参加登録を行って下さい。(個人又は 団体)インターネットが使えない人のために電話、ファックスでの参加登録も 可能です。

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坂 出 市 内 浜 西 自 主 防 災 会 日 時 平 成 25 年 5 月 20 日 目 的 災 害 等 に お け る 生 徒 の 安 全 確 保 を 図 る た め 、 地 震 と 火 災 か ら の 避 難 訓 練 、津 波 か ら の 避 難 訓 練 を 通 し て 防 災 知 識 と 対 応 能 力 を 向 上 さ せ る 。ま た 、消 火 器 の 使 用 方 法 を 理 解 さ せ 、担 架 に よ る 搬 送 訓 練 等 に よ っ て 現 実 の 災 害 時 に 対 応 出 来 る よ う に す る 。 役 割 分 担 内 浜 西 自 主 防 災 会 ・ 消 火 器 に よ る 消 火 訓 練 ・ 担 架 に よ る 搬 送 訓 練 ・ ロ ー プ ワ ー ク 訓 練 坂 出 工 業 高 校 ・ バ ケ ツ リ レ ー 訓 練 訓 練 参 加 者 坂 出 工 業 高 等 学 校 、坂 出 市 危 機 管 理 、 坂 出 市 消 防 署 、内 浜 西 自 主 防 災 会 ( 5 名 ) 、 宮 下 通 自 治 会 、 西 大 浜 南 自 治 会 自 主 防 災 会 、 御 供 所 中 央 自 治 会 防 災 会 訓 練 内 容 ① 地 震 発 生 の 放 送 生 徒 は 校 内 放 送 で 出 火 想 定 場 所 を 確 認 後 、 避 難 開 始 ② 運 動 場 に 避 難 完 了 ③ 各 訓 練 を 科 ご と に ロ ー テ ー シ ョ ン で 行 う 各 科 の 学 年 の 代 表 者 が 行 う 感 想 防 災 訓 練 は 、 実 際 に 火 災 ・ 地 震 が 起 き た 時 に 役 に た つ と 思 い ま す が 、 防 災 訓 練 の と き に 、 実 際 に 火 災 が お き た 怪 我 人 が で ま し た と 想 定 し て や る こ と が 大 事 だ と 思 い ま す が 、今 回 は 、学 校 全 体 と し て 真 剣 さ が 少 し 足 ら な い よ う な 気 が し ま し た 。 今 後 、高 校 生 の 若 い 人 が 防 災 の 先 頭 に 立 っ て や っ て ほ し い と 思 い ま す 。 他 の 自 治 会 の 人 は 訓 練 後 に 、 担 架 の 事 の 質 問 な ど が あ り 熱 心 に 取 り 組 ん で い ま し た 。 他 に 四 国 新 聞 に 掲 載 さ れ ま し た 。

坂出工業高等学校 防災訓練についての報告

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・ 竹 竿 を 包 む よ う に 毛 布 を 折 り 返 し 応 急 担 架 を 作 る 。 ・ 上 着 や ト レ ー ナ ー な ど を 裏 返 し に し て 袖 を 竹 竿 に 通 し 応 急 担 架 を 作 る 。 運 動 場 に 避 難 ロ ー プ ワ ー ク も や い 結 び を 行 う 応 急 担 架 を 作 っ て 負 傷 者 を 運 ぶ

(6)

事務局だより

平成25年8月 かがわ自主ぼうの事務局を担当している「川西地区自主防災会」最近の活動を紹介します。

1、

川西地区自主防災会では、このほど

大型の自家発電機

をコミュニティセンターに備えました。

この発電機の「仕様」を紹介しますと、 ①形式名称 DCA-25USI(超低騒音型) ②重量 821kg ③三相交流出力 20/25KVA(定格出力) 200/220V(定格電圧) 57.7/65.6A(定格電流) ④単相交流出力 3KVA(定格出力) 100/110V(定格電圧) 30/27.3V(定格電流) ⑤エンジン いすず自動車AA-4LE2 ディーゼルエンジン 形式:4サイクル水冷直列直接噴射式 総排気量:2179L 始動発電機:12V-2.0KW バッテリー:80D26R×1 ◎使用用途について ・ライフライン全断時⇒契約先給油所へ移動、給電活動 <半日程度、給油所で活動> ・その後、コミュニティセンター又は小学校において給電活動を行ないます。 ・県等からの要請によって、小型発電機18台と共に他県への支援活動に従事にさせる 予定です。

2、 平成 25 年度 夜間避難訓練 を実施

7月27日(土)午後9時丸亀市災害対策本部の避難勧告発出により、訓練を開始。 総勢582名(一般:502名、要援:26名、率先避難:54名)が参加。

編集後記

今月の防災減災の輪は、株式会社アムロン宮本様、坂出市内浜西自主防災会様より 原稿をお寄せいただきました。誠にありがとうございました。

参照

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