イズレベルが踏切バックアップ地上子に影響を与えた恐れ
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(2) 土木学会第70回年次学術講演会(平成27年9月). Ⅵ‑513. トリング無:136.3dBμV)と B 社(133.6dBμV)であり、. を検討した。検討した結果、器具内部での対策が困難だっ. 発動発電機のノイズレベルは(117.5dBμV)となり、検知. たことから、器具等に取り付ける対策でノイズ抑制対策の. (踏切鳴動)する結果となった。なお、ボルト緊解器(C 社). 試験を行った。なお、試験の測定方法及び試験条件等は前. のノイズレベル(95.4dBμV)は、無検知であった。. 回の試験と同様である。. 踏切が鳴動しない範囲のノイズレベルは、A 社(フェライ. 主なノイズレベル抑制対策として、踏切バックアップ地. トリング有:117.2dBμV、フェライトリング無:119.0dBμ. 上子と調査対象機器の間に金属板(トタン、ステンレス、. V)と B 社(119.0dBμV) 、発動発電機(113.8dBμV)であ. アルミの各 3 種)を設置した。. った。この結果から、踏切が鳴動しないノイズレベルは. しかし、これらの対策では、. 120dBμV 前後であると考えられる。なお、発動発電機で検. 置忘れ等が懸念されるため、. 知したノイズレベル(117.5dBμV)は低い値の瞬間波を測. その他の対策として、充電式. 定したと考えられる。. インパクトレンチ全体にア. (2)離隔距離. ルミ箔(家庭用)(図 5)と. 無検知(踏切が鳴動しない)は、A 社(フェライトリング. 電磁波吸収シート(市販品). 有:300 ㎜、フェライトリング無:400 ㎜)と B 社(500 ㎜) 、. 図5 アルミ箔貼付状況. を覆った。. 発動発電機(200 ㎜)であった。この結果から、検知(踏切. アルミ箔、電磁波吸収シート、金属板(ステンレス、ト. 鳴動)しない離隔距離は各機種によって異なる。また、A 社. タン、アルミ)の 5 種類の対策について効果を検証した。. のフェライトリング有無については、離隔距離に違いがみ. 検知(踏切鳴動)範囲の結果を表 2 に示す。. られ効果があったと考えられる。. 表2 対策別の踏切鳴動の検知範囲を比較. 以上の試験結果より、対象機器と地上子の離隔距離をと ることにより、ノイズレベルと電圧が減衰した。このこと から充電式インパクトレンチが発するノイズレベルと踏切 バックアップ地上子が検知する電圧の相関関係を確認した。 (3)電圧値 ノイズレベルは瞬間波測定のため、充電式インパクトレ. 離隔距離(㎜). 0. 100. 200. 300. 400. 500. 対策無 電磁波吸収シート アルミ箔 ステンレス トタン アルミ. × × × × ○ ○. × × × ○. × × ○. × ○. ×. ○. ノイズ軽減効果大. ンチが発するノイズレベルの特性がわからない。そこで、. 凡例:×検知(踏切鳴動) 、○無検知. ノイズレベルによって発生した電圧値の検証を行った。充. ※離隔距離は、機種ごとによって異なる。. 電式インパクトレンチ A 社と B 社の電圧値を図 3、図 4 に示 す。なお、図はx軸を時間、y軸を電圧値とした。. 上記の結果より、①金属板(アルミ、トタン) 、②金属板(ス テンレス) 、③アルミ箔、④電磁波吸収シートの順に効果があ った。 なお、金属板(トタン、アルミ、ステンレス)の特性(電 気伝導率等)が影響し、離隔距離が異なったと考えられる。. ±1V. ±1V. 9 まとめ 充電式インパクトレンチが発するノイズレベルと踏切バ ックアップ地上子が検知する電圧の相関関係を確認した。 充電式インパクトレンチは、始動時に発生するノイズレ 図3 電圧値(A 社). 図4 電圧値(B 社). 以上の結果、A 社の充電式インパクトレンチは、始動時に 一番大きい電圧値を測定し、その後検知しない電圧値まで. ベルが検知(踏切鳴動)と使用中に常時発生するノイズレ ベルが検知(踏切鳴動)する 2 パターンの特性があると考 えられる。. 下がった。B 社の充電式インパクトレンチは常時大きい電圧. ノイズレベル抑制対策として、抑制効果が高かったのは、. 値を測定した。この結果から、A 社の充電式インパクトレン. ①金属板(アルミ、トタン)②金属板(ステンレス)③アル. チは、始動時に発生するノイズレベルが検知(踏切鳴動). ミ箔、④電磁波吸収シートの順位であった。. すると考えられる。B 社の充電式インパクトレンチは、使用. また、器具に取付けるノイズ抑制対策では、ノイズ減衰効. 中に常時発生するノイズレベルが検知(踏切鳴動)すると. 果はあったが、離隔距離(0㎜)での無検知(踏切が鳴動しな. 考えられる。. い)はできなかった。. 試験結果から、充電式インパクトレンチが発するノイズ レベルが踏切バックアップ地上子に影響を与えることがわ かったので、ノイズレベルを抑制する対策行った。 8 ノイズレベル抑制対策 器具内部における対策や器具等に容易に取付ける対策等. ‑1026‑.
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