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論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 甲第

3185

細沼 雅弘

論文審査担当者

主査 内田 直樹 教授 副査 宮崎 教授

副査 伊與田 雅之 教授

(論文審査の要旨)

抗癌剤の開発が進んでいる

Hepatocyte growth factor(HGF)/c-MET

シグナルに 着目し、関節リウマチ

(RA)滑膜線維芽細胞 (FLS)における HGF

の機能と、c-MET 阻害剤の治療効果を関節炎モデルマウスで検討した。

RA

患者の血清・関節液・滑膜組織中の

HGF/c-MET

は変形性関節症患者に比べ 高発現していた。

RAFLS

TNF-α

で刺激すると

HGF/c-MET

の発現が亢進し、

c-MET

シグナルを阻害すると

CX3CL1、CXCL16、 MIP1a

産生と細胞増殖が抑制 された。さらに

RA

関節液による

a human acute monocytic leukaemia cell line

の遊走は

HGF

を除去すると抑制された。また、c-MET 阻害剤

savolitinib

SKG

マウスの関節破壊を抑制した。

HGF

RA

滑膜で炎症により産生され、自身のケモカイン作用と滑膜のケモカ イン産生の亢進を介した作用により、炎症部位への単球遊走を活性化し、炎症性骨 破壊を促進することを示唆する結果を得た。

本論文は

RA

に対する治療法として 新たな知見であり、学術上価値のあるものと 考えられる。

論文題名:

Inhibition of hepatocyte growth factor/c-Met signaling abrogates joint destruction by suppressing monocyte migration in rheumatoid arthritis.

(Hepatocyte growth factor/c-MET

シグナル阻害は単球遊走を介した関節リウ マチの骨破壊を抑制する)

掲載雑誌名: Rheumatology. 2020 掲載予定

(主査が記載、500字以内)

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