著者 閔 孝重
雑誌名 東京家政大学生活科学研究所研究報告
巻 23
ページ 35‑47
発行年 2000‑06
出版者 東京家政大学生活科学研究所
URL http://id.nii.ac.jp/1653/00009851/
Comparison Study about Consciousness&Behave
in Youth of Japan and Korea
聞 孝重Hyochung MIN
はじめに
1998年に入って韓国の政府は日本の文化に関 して強く規制してきたのを受け入れ始めるよう になった。
それは、もちろん一部だけのことだけど過去 50年間を思い出せば革命的なものだと考察して
もいいだろう。
韓国は日本と違って朝鮮時代に中国から入っ た儒教思想がまだ深く大人の思想に入れ込まれ ていて、この思想が家庭教育を重んじている韓 国青年の思想にどのぐらい影響をのばしてきて、
どのぐらい日本の青年と違う観念を持っている か、ほんとに興味深いものだと思うのである。
日本の総務庁から四年ごとに世界青年を対象 に意識調査を行った内容にも日本が世界的に違っ て韓国と似ているとか、韓国と違って世界に似 ている点も世界的に比べてみるのも面白いと思 うのである。
研究目的
韓国における日本の文化に関する規制緩和の 流れの中で過去10年間の両国の意識と行動の変 化を分析し、両国青年の相互理解を促進させる 資料を提供する。
調査方法 1)査方法方はアンケート調査
アンケート設問項目は第1問から16問を出し
て両国とも同時に実施した。
2)調査対象者と対象学校
18歳から24歳まで大学生の青少年を対象とし
た。
韓国
国立忠清北道大学、清州実業専門大学、忠清 実業専門大学
日本 日本大学、東洋大学
3)人員数
女 18歳 19名 19歳 55名 20歳 36名 21歳 10名 22歳 9名 23歳 2名 24歳 3名 合計
女 18歳 7名 19歳 35名 20歳 3名 21歳 5名 22歳 32名 23歳 19名 24歳 2名 合計
男韓国
18歳 5名 19歳 28名 20歳 18名 21歳 12名 22歳 17名 23歳 26名 24歳 28名 268名
日本
男 18歳 5名 19歳 32名 20歳 7名 21歳 2名 22歳 30名 23歳 25名 24歳 12名 216名
生活科学研究所 研究生
4)調査期間
韓国 1999年 9月〜11月 日本 1999年 10月〜12月
5)調査内容
世界青年の意識調査第4回(1989年)、第5 回(1993年)、第6回(1998年)によって日・
韓の若者の意識を比較分析した。
比較のためアメリカ青年の結果を西欧諸国の 代表として参考にする。
①年老いた親の扶養 ②学校生活への満足度 ③友人関係への満足度 ④自国と自分との関係
⑤働く目的
⑥悩み・心配事
⑦悩み・心配事の相談相手
⑧男女の役割観
⑨結婚観
⑩ 離婚観上記の諸項目を含め新たに必要と思われる ① いじめ
②ボランティア活動
を加えたアンケート調査を作成し、さらに分析
した。
結果・考察 Q1)年老いた親の扶養
加傾向となって1998年は66.0%で最も多く占あ ている。
日本と韓国を比較で見ると、日本は「自分の 生活に応じて親を養う」という者が21.8%で韓 国は「どんなことをしてでも親を養うこと」と いう者が57.1%と多数を占めている。男女別に 見ると、日本の男性(24.8%)、女性(18.5%)、
「自分の生活に応じて親を養う」に韓国の男性
(29.1%)、女性(46.3%)、日本の男性(54.9%)
より、女性(67.0%)の方が高くなっていて、
「どんなことをしてでも親を養うこと」に韓国 の男性(66.4%)の方が、女性(47.8%)より 高くなっている。
Q2)年老いた親の責任者
年老いた親を養うことについてどのように思い ますか。次の中からあなたの考えに近いものを、
1っだけ選んでください。
1)どんなことをしてでも親を養う 2)自分の生活に応じて親を養う 3)親自身の力や社会保障に任せる 4)分からない・無回答
年老いた親の扶養にっいては「どんなことを してでも親を養うこと」についてアメリカは増
親を養う場合、家族の中で誰が責任を負うべき だと思いますか。次の中から1つだけ選んでく ださい。因みにあなたは何人きょうだいですか。
( )人 1)長男 2)家を継ぐもの
3)きょうだい全員 4)分からない・無回答
日本の場合、「兄弟全員」と言う者が80.6%
で最も多く、次いで「長男」と言う者が7.9%
「家を継ぐもの」が6.2%である。男女別に見る と、「兄弟全員」(男性73.5%、女性88.4%)と いう者は男性より女性の方が多くなっている。
韓国の場合も、「兄弟全員jと言う者が62.7
%で最も多く、次いで「長男」と言う者が20.9
%である。男女別に見ると、「兄弟全員」(男性 58.6%、女性69.4%)という者は男性より女性 に、「長男」という者(同30.6%、11.2%)は 女性より男性にそれぞれ多くなっている。
Q3)学校生活の満足度
あなたは、現在の学校生活に満足していますか。
次の中から1っだけ選んでください。
1)満足 2)やや満足 3)やや不満 4)不満 5)分からない・無回答
学校生活には、日本の場合、「やや不満」と 言う者が33.3%で最も多く、次いで「やや満足」
と言う者が29.2%である。男女別に見ると、男 女差は見られない。韓国の場合は、「やや満足」
と言う者が35.8%で最も多く、次いで「やや不 満」と言う者が23.9%である。
Q4)「いじめ」の被害者になった経験
あなたは、今までの学校生活(幼稚園、小学校以 来)の中で、「いじめ」の被害者になった経験があ りますか。次の中から1っだけ選んでください。
1)度度あった 2)一度または二度あった 3)一度もない 4)分からない・無回答
学校生活の中で、「いじめ」の被害者になっ た経験については、両国とも「一度もない」と いう者に、日本が54.2%で韓国が64.2%多数を 占め、「度度あった」と「一度または二度あっ た」という者を合わせて日本(33.8%)の方が 韓国(16.1%)より2割近く高くなっている。
男女別に見ると、「一・度もない」という者に日 本は女性(45.6%)より男性(62.0%)の方が、
韓国の男性(56.7%)より女性(71.6%)の方 が高くなっている。
Q5)「いじめ」の加害者になった経験
あなたは、今までの学校生活(幼稚園、小学校 以来)の中で、「いじめ」の加害者になった経 験がありますか。次の中から1つだけ選んでく
ださい。
1)度度あった 2)一度または二度あった 3)一度もない 4)分からない・無回答
学校生活の中で、「いじめ」の加害者になっ た経験にっいては、両国とも「一度もない」と いう者に、日本(48.2%)韓国(61.9%)で韓 国の方が1割近く高く挙げられている。「度度 あった」と「一度または二度あった」を合わせ て日本(35.6%)の方が韓国(23.2%)より高 くなっている。 男女別にみて大きな差が見ら
れるものはないが、韓国で「度度あった」(男 性10.4%、女性1.5%)の答えにやや差が見られ ている。
Q6)いじめグループのなかでいじめを見てみ ぬふりをした経験
5の質問で3)一度もないと答えた方、あなた は、今までの学校生活の中で、「いじめ」の加 害者になった経験がありますか。次の中から1 っだけ選んでください。
1)度度あった 2)一度または二度あった 3)一度もない 4)分からない・無回答
両国を男女別に比べてみれば「度度あった」
という者に、日本(男性4.2%、女性1.1%)韓 国(同8.2%、8.1%)、「一度または二度あった」
日本(同17.7%、7.8%)韓国(同12.7%、
9.0%)でやや差が見られている。
Q7)友人関係への満足度
あなたは、友人と関係に満足していますか。次 の中から1っだけ選んでください。
1)満足 2)やや満足 3)やや不満 4)不満 5)分からない・無回答
友人関係への満足度をみると、日本では「満 足」していると33.8%(男性31.0%、女性36.9
%)が答えており、「やや満足」の33.8%(38.1
%、29.1%)を合わせると67.6%で、韓国では
「満足」していると50.4%(同56.7%、44.0%)
が答えており、「やや満足」の33.2%(同32.1
%、34,3%)を合わせると8割を上回って満足 して日本の方が韓国より2割近く低い。
Q8)自国と自分との関係
あなたは、日本人(韓国人)であることに誇り を持っていますか。
1)はい 2)いいえ 3)分からない・無回答
自国人であることに誇りを持っていることを 肯定することについて前回調査と比較してみる
と、日本はやや1割が減少しており、韓国は4 ポイント減少している。 男女別にみても大き な差はみられない。
Q9)自国のたあに役立つと思うようなことを したい
あなたは、自分の国のために役立っと思うよう なことをしたいと思いますか。
1)はい 2)いいえ 3)分からない・無回答
自分の国のために役立っと思うようなことを したいことについて日本の肯定する者は(34.3
%)、否定(31.9%)、わからない(33.8%)で 韓国に比べて自国に対する関心の弱さが目立っ て低く見られている。男女別にみても大きな差 はみられない。
世界青少年意識調査報告書の前回調査と比較 してみると、自分の国のために役立っと思うよ うなことをしたいことを肯定する者は西欧を代 表するアメリカ(19ポイント)、日本(9ポイ
ント)、韓国(3ポイント)で減少している。
今回の調査と比較してみると、日本(15ポイン ト)、韓国(5ポイント)で減少している。
Q10)働く目的
あなたは、人が働くのはどんな目的からだと思 いますか。次の中から1つ選んでください。
1)収入を得る
2)社会人としての義務を果たすこと 3)仕事を通じて自分を生かすこと 4)分からない・無回答
大学生は人が働く目的についてどんな考え方 を持っているか聞いたところ、前回調査では両 国とも「収入を得る」ことという者が6割弱だっ たが、今回の意識調査での韓国は「仕事を通じ て自分を生かすこと」(59.3%)でもっとも多
く、ついで「収入を得る」(22.6%)、「社会人 としての義務を果たすこと」(10.8%)順となっ ており、前回と大きな差が見られている。男女 別にみても大きな差はみられない。
Q11)ボランティア活動
自分の本来の仕事とは別に、他人や社会のため に、自分の時間や努力を自発的・無報酬で提供 する「ボランティア活動」についてお聞きます。
あなたは、このような「ボランティア活動」を 現在していますか、あるいは以前、したことが ありますか。
1)現在、活動している 2)以前、したことがある 3)全くしたことがない 4)分からない・無回答
ボランティア活動の状況を聞いたところ、両 国とも「以前、したことがある」という者が5 割弱で半数を上回っている。男女別にみると、
「以前、したことがある」について日本(男性 46.0%、女性59.2%)も韓国も(同45.5%、
59.1%)女性の方に多くなっている。
Q12)悩みや心配事の内容
現在、あなたは、悩みや心配事を持っています か。持っている場合には、次の中から当てはま るものを、いくっでも選んでください。
1)勉強のこと 2)進学のこと 3)就職のこと 4)仕事のこと 5)家族のこと 6)友人や仲間のこと 7)異性のこと 8)お金のこと 9)政治や社会のこと 10)性格のこと 11)健康のこと 12)容姿のこと 13)その他( )
14)悩みごとや心配はない 15)分からない・無回答
大学生の立場で現在の悩みや心配事として日 本は「就職のこと」(53.7%)、「お金のこと」
(50.0%)、「勉強のこと」(32.9%)、「異性のこ と」(28.7%)、「進学のこと」(26。9%)で韓国 は「勉強のこと」(57.5%)、「就職のこと」
(52.6%)、「異性のこと」(51.1%)、「お金のこ と」(39.4%)、「進学のこと」(31.7%)などの 順で挙げられている。男女別にみると、日本は
「就職のこと」(男性59.3%、女性47.5%)、「進 学のこと」(同27.4%、26.2%)は男性の方が、
「お金のこと」(同47.8%、52.4%)、「勉強のこ と」(同31.0%、35.0%)、「異性のこと」(同 26.6%、31.1%)は女性の方がやや多くみられ ている。次いで韓国は「勉強のこと」(同57.5
%、57.5%)のほかは「異性のこと」(同53.0
%、49.3%)、「就職のこと」(同55.2%、50.0%)、
「お金のこと」(同34.3%、29.1%)、「進学のこ と」(同38.1%、25.4%)は男性の方がやや多 くみられている。
前回調査と比較してみると、日本は3回とも 第1位であった「お金のこと」が「就職のこと」
に韓国は前回第3位であった「勉強のこと」が それぞれに変化がみられている。
Q13)悩みや心配事の相談相手
あなたは、悩みや心配事があった場合、誰に相 談しますか。次の中から当てはまるものを、い
くっでも選んでください。
1)父2)母3)兄弟
4)祖父母・親類 5) 先生 6)恋人 7)近所や学校の友達 8)職場の同僚 9)団体・グループなどの仲間 10)学校の先輩 11)職場の上役や先輩 12)カウンセラー 13)宗教関係者
14)その他( ) 15)誰とも相談しない 16)分からない・無回答
青少年の立場で悩みや心配事の相手としては、
両国とも「近所や学校の友達」が最も多く、次 いで「兄弟」、「母」の順となっている。
両国を比較してみると、日本の場合、第4位 と第5位に「恋人」(24.1%)と「父」(17.1%)
が韓国は「学校の先輩」(2L3%)と「団体・
グループなどの仲間」(16.8%)の順とそれぞれ 挙げられている。男女別にみると、日本の場合、
「近所や学校の友達」(男性51.3%、女性72.8%)
で女性のほうが21ポイント多く、「兄弟」(同
23.0%、30.1%)、「母」(同20.4%、32.0%)、
「恋人」(同17.7%、31.1%)、「父」(同15.0%、
19.4%)でそれぞれ女性のほうが多く挙げられ ている。韓国の場合は、「近所や学校の友達」
(同66.4%、59.0%)、「兄弟」(同29.9%、26.1
%)、「学校の先輩」(同22.4%、20.2%)は女性 より男性に、「母」(同26.1%、26.9%)、「団体・
グループなどの仲間」(同12.7%、20.9%)は男 性より女性にそれぞれ多く挙げられている。
前回調査と比較してみると、日本の「兄弟」
は第4回と第5回に第5位になっているが、今 回の調査では7ポイント増加して第2位になっ ている。韓国では第4回と第5回に第4位になっ ていた「父」が今回の調査では上位に挙げられ ていない。
Q14)男女の役割観
あなたは、「男は外で働き、女は家庭を守るべ きだ」という意見に賛成ですか。
1)賛成する 2)反対する 3)分からない・無回答
男は外で働き、女は家庭を守るべきだという 男女の役割観にっいて「賛成する」という者は 日本(5.1%)、韓国(18.3%)で13ポイント、
「反対する」という者は、日本(69.9%)、韓国
(75.4%)で6ポイント多くなっている。 男女 別にみると、両国とも「賛成する」者に日本
(男性8.9%、女性0.97%)、韓国(同23.1%、
13.4%)で女性より男性の方に、「反対する」
者は日本(同62.0%、78.6%)、韓国(同67.9%、
82.8%)で男性より女性の方に多くなっている。
前回調査と比較してみると、日本の「賛成す る」者は13ポイント目立って減少している。一 方、「反対する」者は8ポイント増加している。
Q15)結婚観
あなたは、結婚についてどうお考えですか。次 の中から1っだけ選んでください。
1)結婚すべきである 2)結婚した方がよい 3)結婚しなくてもよい 4)結婚しないほうがよい 5)分からない・無回答
結婚観について日本の場合は、「結婚すべき である」というものが6.9%で、「結婚した方が よい」(41.2%)というものをあわせると48.1
%で前回調査より2割近く減少しており、「結 婚しなくてもよい」(30.6%)と「結婚しない ほうがよい」(2.8%)というものをあわせて前 回調査と比較すれば5ポイント増加している。
次に韓国の場合は、「結婚すべきである」とい うものが39.2%で、「結婚した方がよい」
(38.4%)をあわせると、結婚に肯定的なもの は8割近くて、「結婚しなくてもよい」という ものは18.7%で前回調査より8ポイント減少し ている。 男女別にみると、男性の場合、日本 は「結婚した方がよい」(48.7%)、韓国は「結 婚すべきである」(47.0%)でそれぞれ多くなっ ており、女性の場合、日本は「結婚しなくても よい」(41.8%)、韓国は「結婚した方がよい」
(37.3%)でそれぞれ多くなっている。
Q16)離婚観
あなたは、離婚についてどうお考えですか。次 の中から1っだけ選んでください。
1)いったん結婚したら、いかなることがあっ ても離婚すべきではない
2)子供がいれば離婚すべきではないが、いな ければ、事情によっては離婚もやむをえない 3)子供の有無にかかわらず、事情によって は離婚もやむをえない
4)互いに愛情がなくなれば、離婚すべきで ある 5)分からない・無回答
離婚について前回調査と比較してみると、日 本の場合、「子供がいれば離婚すべきではない」
(26.4%)というものは11ポイント減少してい る。一方、「事情によっては離婚もやむをえな い」(44.4%)で9ポイント増加して多くなっ ている。 韓国の場合は大きな差はみられない が、「離婚すべきではない」(20。9)というもの が9ポイント減少している。男女別にみると、
男性の場合、日本は「事情によっては離婚もや むをえない」(42.5%)と「子供がいれば離婚 すべきではない」(25.7%)の順に、韓国は
「離婚すべきではない」(30.6%)と「事情によっ ては離婚もやむをえない」(24.6%)の順にそ れぞれ多くなっており、女性の場合は両国とも
「事情によっては離婚もやむをえない」(日46.7
%、韓32.1%)で多くなっており、次に日本は
「子供がいれば離婚すべきではない」(27.2%)
という者が、韓国は「愛情がなければ離婚すべ き」(26.1%)という者で挙げられている。
まとめ
今回の調査を日本と韓国間の相互意識を元に して全体のまとめをしたい。
年老いた親の扶養と親の責任者 韓国はまだ儒教の意識が強く残っており、以 外に代表的な個人主義であるアメリカも親の扶 養に強く関心がある事が分かった。
現在の学校生活への満足度
日本は67%、韓国は83%で韓国の方がやや多 く満足していた。
いじめの事
日本の方が被害者と加害者になった経験がや や多く見られていた。
友人関係への満足度
日本は67%、韓国は83%で現在の学校生活へ の満足度と密接な関係を表していた。
自国と自分との関係
日本のほうは自国にあることにはほぼ7割が 誇りを持っていたが、役に立っと思うようなこ とをしたいという答えでは否定が30%も上げら
れていて、自国に対して関心の弱さが見られて おり、一方、韓国はふたっの質問とも肯定の答 えが8割以上占めており、このような結果には 韓国の義務的な軍隊制度の影響もあると思うの である。
働く目的
日本は収入を得ることに、韓国は仕事を通じ て自分を生かすことにそれぞれ多くなっていて、
日本のほうは働く目的を直接見ており、韓国の 方はやや楽観的に見ていると考察したいのであ
る。
ボランティア活動
両国の相違点はみられてないのである。
悩みや心配事
内容では、日本は「就職」、「お金」、「勉強」、
「異性」、「進学」の順に、韓国は「就職」、「勉強」、
「進学」、「お金」、「性格」の順となっており、相 談相手としては、日本は「父」が第5位であるが、
韓国では上位のグループには入られていなかっ た。ちなみに、韓国の父は厳しいというイメー ジが強いのである。
男女の役割間・結婚観・離婚観 三つの質問の結果は韓国の儒教意識がどのぐら い青少年の意識に残っているかよく表している。
引用文献 総務庁青少年対策本部 編
日本の青年(第4回、第5回、第6回世界青年 意識調査報告書)
謝 辞
平成11年4月から12年3月までの1年間、平沢 尚孝助教授のご指導を受けたことを誠に感謝い たします。
又、アンケート調査に際し、日・韓大学生にご 協力をいただき、感謝いたします。
800
70.0
600 500 400 300
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表1年老いた親の扶養
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表10働く目的
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1989 1993 1998 アメリカ
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表11ボランティア活動
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表12 悩み・心配事の内容
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2位
就職 就職
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政治 政治 就職
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1位
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仕事1998
就職
就職
1999
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1位
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就職 勉強 進学 性格1998
就職 勉強 進学1999
勉強就職 進学
韓 国
表13 悩み・心配事の相談相手
1989 1993
1位
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1998
アメリカ
5位
そのほか
1位 1989
1993 1998 1999
2位
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日 本
1位 1989
1993 1998 1999
2位 3位 4位
仲間父
父 先輩
5位
先輩 先輩 恋人 仲間 韓 国
表14男女の役割観
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1989 1993 1998 1999
日本
1989 1993 1998 1999 韓国
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表15結婚観
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表16離婚観
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1993 1998 アメリカ
1993 1998 日本
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