年少者失業問題と努働繊憾の再検討
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七三
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題し
τ
︑年少者失業と勢働穫の再検討と一五ふ︒年少者失業費策の一考察の意に外なら本勺事 権
叢
年少者失業問題と批労働植の剖検討
七
九
商
与 さ
論
第 十 三 競
八
O邸ち年少者失業針策の一っとして勢働擢訟を検討せλとする所設を紹介するのが本小論の目的
であ
る︒
失業針策が︑現下︑世界の最も重要在る枇曾問題の一つである事は︑説明するまでもない明
白な事買である︒市して︑年少者失業問題は失業の現象が年少者にあるが矯に︑その卦策も一
般失業針策とは︑白から異在るものがあると同時代︑その重要性に付ても︑特殊の地位をしめ
て居るものと見る乙とが出来る︒而して︑年少者失業問題は︑それのみを研究するだけで︑相
営の大問題であるのは明である︑が︑只本小論は︑上速の様に︑年少者失業卦策の一つを論述す
るに止まるのであるから︑年少者失業問題に関するかぎb︑便宜上︑園際勢働機関で検討した
所を以
τ
︑本小論の出接結左しτ
︑論遁を進める事とする︒杢くそれは︑﹁便宜上﹂ではあるが併し図際勢働機闘によってなされた年少者失業問題の検討は︑目下の所︑最も完備したもので
あb︑従って︑之れに依接する事は︑蓋し︑最も合理的であると考へ得るが魚である︒
克来
︑年
少者
失業
問題
は︑
一九三二年八月図際枇曾主義青年同盟
3 2
E 宮司
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一 口
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τ
︑岡際勢働機関に提出せられたのにはじまb︑突で
同年
十月
反び
一九
三ゴ
一年
十月の闘際勢働理事舎に於て︑大多数を以℃可決ヨれ︑途に一九三五年の第十九同間際勢働穂
舎の議題となるに決定するに至ったのである︒
Unemploy
皿e n 古 among Young 1 ) I n 色 e r
且' l . t i o : u . l L ' l . b : > r 0 J n f a r a n c e , R 3 p : > r t IU.
P e r s o n s , p . 1 .
而し
τ
︑本年の園際勢働総舎に於ては︑七つの重要な議題詮ごの一っとして︑本問題︑が提出せられ︑かくて︑年少者失業委員曾にて充分な審議喜一
v
を経て︑六月二十五日の本曾議に於℃百六封零と云ム絶封多数を以℃勧告が可決︑決定せらるるに至ったのである︒只︑本問題は︑
保約案によらずして︑よb軽い意義を有する勧告の形式を以℃議決せられたのではあるが︑線
ーが合場に来って︑ 舎の開舎営目︑各闘の年少失業圏
1
1多くは高等専門皐校の卒業生に℃不就業獄態にある者l
一種の示威運動を暴行した事賞︑並びに本議題が︑最初は︑只勧告の草案を
作成するにあったものが︑問題の重要性に鑑みて︑只一同の討議を以て︑直ちに勘告を採捧す
るに
至っ
た事
賞︑
及川
ω委員曾に於ける各図代表の最も熱心なる討論の行はれたる事責に徴し
τ
五日
々
は︑
本問
題︑
が現
下の
世界
的重
要な
る問
題の
一つ
であ
る事
を知
b得るのである︒而し
τ
︑一
方
には︑上速の如き本小論の目的と︑他方には︑筆者自から本問題の委員舎に最後まで日本委員と
し℃出席した事からして︑筒草に本総合の内容を述べ︑・次で勢働権そのものの主張を検討し︑
以℃年少失業者の一艶策としての勢働躍に閲する所説の大要を紹介せλ
とす
るの
であ
る︒
ハ 註
一 ︶
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第十九同勢働組曾には七つの議題が輿へられた︒即ち一移住努働者の権利保全問題己一切の鍵山に於け
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る婦人の地下勢働に闘する問題三年少者の失業問題四植民地勢働者募集の問題目有給休日問題対勢
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働時間短縮問題化炭坑勢働時間燦約一部改正問題| l
吐 曾
局 の
第 十
九 回
園 際
開 労
働 綿
曾 概
況 参
照 ︒
年 少 者 失 業 問 題 と 第 働 権 の 再 検 討
叢
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論正 証
議 第 十 三 披
尊 重
論i ) ム
ハ 註 一 一
︶
本問題は政府︑資本︑勢働各代表の五十二名よりなる委員曾にて審議された︒委員一舎を関空 1
る こ
と 前
持 ︑
十 二 同 に 及 ん だ
︒ 委 員 数 と そ の 同 数 と に 於 て ︑ 本 委 員 曾 が 最 も 多 数 日 に あ っ た 事 は 注 目 に 依 ず る
︒ 前 揖 明 書 一
一
01二 一 頁
二︑失業問題の重要性
現代
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とっ
て︑
﹁そ
の閥
民全
鵠に
封し
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︑生活
の標
準︵
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出含
忌丸
岡山
手︶
を確
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ると
いム任務は︑従来の岡家的濁立の保全と同様に︑岡家の基本的義務となってゐる︒﹂と云ふ言葉
は︑誠によく園家の本質の一面を説明したものであると一
XA
事が出来るのであって︑若し間家
にし
て︑
乙の基本的な義務を怠った左するならば︑か﹂る岡家の統一は破壊事れ︑法律︑秩序
等は崩潰し去るに至るであらう︒葦じ︑近代人は︑岡家的文化生活の賓質的内容の一っとして
上越の如き本質的の義務が岡家︑枇曾に存し℃居るものであると一五ふ事を︑賞然の事費内設己ど
して認めんとするものであって︑それは昔日の様に︑失業︑窮乏等の不幸在る枇曾現象を︑何
等か官目的且逃れ難き天典の運命乃至は自己の不徳︑不運の結果によるものであるとなし℃︑乙
れを宿命的観念によって︑敢て忍従し得ないばかb
で攻
t︑
反っ
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或程
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個人
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康︑
快融市︑鵡利等主享有する事を以て︑本来の生存櫨の内容を在すものであるかの様に考察し町逝
" ¥ V a l t e r Lippmann : The Method o f Freedom. (1934) p . 35
2 J
代的岡家は︑統整された圃睡的な力に上って︑乙れを園民民保障す可きものであると云ム思想
を有すると同時代︑乙れが貫現を期待し℃居ると見る乙とが出来るのである︒従つ
τ
︑失業問題の解決は︑買に︑現代の同家に課せられた所の最も重要にして緊急なる問題の一つであると
見得るん︺同時に︑その艶策に付て︑岡家が金力を蓋して調査研究を績けつ︑ある理由も白から
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るの
であ
る︒
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︑現下
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失業
者数
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高人
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大な
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の
原困︑その針策を探究する事は︑本小論の目的でない︒只什こ
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では︑次の撲な事賓を列翠す
るに
止め
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く︒
邸も︑目下のかLる世界的失業に劃して︑各闘は︑乙れを自然の法則に基く不可避的事賓と
考へ攻いで︑線ゆる方法を講じて︑これが針策を考究しつLある事賞︑それが鶏めに多くの閤
家は千捗主義︑経務的杢鵠主義ハ回
85
包 め ざ ε
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的計
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主義
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勢力を積けっ︑あ忍事賞︑並州いに自由放任の思想は乙の裁に付て是認遣る可きもので攻いと誕
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ある事賞を一言する記止める︒それは︑皐覚︑失業︑窮乏の原因を自然それ自轄の失敗
にまるものではなく︑何等か人詩的十なもの︑制度土の欠換に基くものであると考へるに至つ℃
指名事を意味するのである︒今これを失業者数の多い北米A口衆闘に付て見るに︑例へば︑一九
論
叢
年少者失業問題主労働権の再検討
ノ 1
商
感
第 十 三 貌
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論 叢二九
年に
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総所
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000の下層家族のそれと同
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乃至
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と
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る事
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原因
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策の
探究
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如何
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経済
財政
問題
の
研究までを必要とするかを知ら得るのである︒杢く︑日下の勢働問題︑枇命日政策の中心は︑奮
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働階
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分配
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業乃
至救
貧︑
防貧
に
その重姑が置かれて居るのであって︑それは︑車なる勢働立訟の制定と云ム様な問題に止まら
ずして︑選んで︑経穂︑財政の根本問題まで論究する必要にせまられて居るものと一五ふ事が出
来る
而 ︒
して
︑今
︑
之れを︑本年度の園際勢働事務局長バトラ
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氏の
報告
書︹
註ニ
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に付℃みても︑杢容を通し℃︑失業問題の針策に付て論述遣れて居るのである Q乙れによるも︑世界各闘が如何
に失
業問
題を
重要
楓し
て居
るか
を︑
五口
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察知
し得
るの
であ
る︒
川 註 一
U
か ミ る 思 想 は
︑ 世 曾 的 正 義 の 樹 立 と 一 五 ふ 概 念 的 な 言 葉 で
︑ 遁 俗 的 に 一 五 ひ 現 は さ れ て 居 る ︒ ア H ス ト テ レ ス が 中 時 閣 を 曾 び 貧 富 の 差 別 を 極 度 に 撒 慈 し
︑ 分 図 的 正 義 ハ ロ 庄 司 山 富 山
4 こ
ロ 注 目 白 与 を 説 い た の も 亦 同 様 の 思 想 で あ る
と瓦ることが出来ょう︒又︑法律上の個人の生存樫の翻念の如きも︑やはり︑同様の主張であらう︒只現代
は ︑ か
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ふ る 思 想 が 農 ︿ 民 衆 の 思 想 に と り 入 れ ら れ ︑ 一 般 的 に 叫 ば れ て 居 る と 一 五 ふ こ と に ︑ 苔 々 の 特 別 の 注 意
が向けられるのでゐって︑これは自由放任主義が招来せしめた惑結果に針する一つの反動的な思想とも見る
Brookings I n s t i t u t i o n : Americas C a p a c i t y t o Consume. (1934) Chapter V.図
際労働局、局長年報−
jL
三五年f i t
六五頁以下。3)
こ と
が 出
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と 思
ふ ︒
︵ 註 一 一
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局 長
報 告
︵ 同
80
忌
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労 働
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報 告
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将来への希望等を述べた一種の業務報告書で︑この報告書を中心としての論議は努働糟食中の重要なる論事
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︑ 年 少 者 失 業 問 題 の 重 要 性
( 1 )
年少失業者の意義並びにその統計
一般に失業が︑勤勢階級に及ぼす悲惨なる結果に付ては︑三︑に吏め℃説くまでもない明白
の事買であるが︑年少失業者に付ては︑その失業者が年少者であると云よ事から︑
一般
の失
業
とは異った重要性と特殊性とが認めらる︑に至ったのである︒
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齢の定め方には︑勿論一定の標準があるのではない︒只︑年少者失業が惹起する結果が盆︒重大
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︑多数の欧米諸問各冷が︑年少者︵J問 ︒ 回 目 ぬ
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此等の表︿設己によると︑大韓︑その最低の年齢は十四歳︵我困の年齢にては十五歳︶であって
その最高は二十五歳︵我闘の年齢に℃二十六歳︶になって居る︒帥ち︑
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論 叢
年 少 者 失 業 問 題 と 努 働 犠 の 再 検 討 八 五
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︑直ちに就職せλとして︑職を得ぎる者から︑最高曲学府売る大串を卒業し就業せんとし︑趨嘗な職を得ぎる者までを︑乙︑に︑年少失業者と呼ぶのである︒
次に︑吾冷の知らなければならない事費は︑か﹂る年少失業者数の統計である︒
勢働事務局からの第三報告書は︑欧米諸闘を各
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因別にし
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︑その失業者数の統計を詳細にば攻の様である︒ 示し℃居るが︑今︑乙れに装い℃作られたと考へらる忍粧台局の欧米の年少失業者統計を一不せ
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ものであると云ふ事賞︒
ロ従って︑若し杢世界の失業者の概算を二千五百寓とすれば︑年少失業者数は約六百高乃
至七百高︑若し線数を三千高とすれば︑約七百五十寓乃至八百高を占むると云ふ事賞︒
己年少失業者は︑女子の方が男子よbも杢失業に封し℃高き比率を占めてをると云ふ事賞︒
であ
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一九 三二 年 一九 三三 年一
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年少者失業問題三一只︑昭和十年一月︶
此等の配宇は︑最も明白に年少失業者問題の重要牲を示すものであると同時仁︑後述する持
働樺の艶象の問題とし
τ
も頗る重大な闘係主有するものである︒精︑我岡の年少失業者数の統計であるが︑元来︑我園の失業統計は充分完備せるものとは云
ふ事を特ない︒従って年少失業者に付ても統計は甚だ不充分の様である︒
左に職業紹介所に整録した者よb年少失業の推定統許を示せば左の如くである︒
失 業 登 録 者 数
十四議以上二O歳未満
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二 一 二 ︑ 八 五 回
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物事 務
設
局行
一 九 三 二 年
6
jL
一 二
・ 九
昭和十年一月
U
又︑我闘に於ける皐枝︵尋常︑高等小皐枝並びに大串及び専門皐枝︶卒業直後に於ける不就ト
レ
ア 局 ︑
会批 業者に関する概略に付ては後述する所に譲る︒円4
年少失業者問題の特殊性
上越の如く︑年少者失業問題は︑その教が杢失業者に艶して求むる地位の上からし℃︑非常
に重要なものである事が明白になったのであるが︑猶︑失業者が年少者であるが矯めに︑特殊
論
年少者失業問題と間労働権の再検討
i i . .
九 叢問
1 1 :
年少者ーの夫業問題
4)
潟 挙
諭 叢
第十 一一 一統九
0
・在
粧合
的関
題を
生む
に至
るの
であ
る︒
元来︑失業が招来する一般的結果正して︑従来︑教へられつLあるものとしては︑個人的に
は貧困︑意気消洗︑鍵践の破壊︑再就業の場合に於ける能率低下︑浮浪犯罪の原因等々の恐る
可き原因があると共に︑一枇曾的立は︑枇曾杢惜としての道徳の低下︑失業者への従属階級の貧
回︑並びにその樟力下向︑社曾的には一枇曾制度の破壊︑叉建的業には一段的賃銀の下落︑岡氏的
な能率の低下等があるのである︒然るに︑年少失業者に付ては︑上越の藤在︑失業一一般のもた
らす不幸な影響︑結果の外に︑失業が年少者たるが矯めに︑特殊にして重要な影響を︑個人及
枇曾に招来するものである︒即ち年少者に輿へられた教育が︑ーし般に如何に優良であっても
勢働生活によっ℃人生の苦難を経た成年失業者に較よれば︑年少者が不就業である事賓は︑彼
等によ
Ah
恐る可主精神的︑肉樫的悪結果を及ぼすものである事は明白である@例へば︑勤勢の良習慣を得るめ不可離である事︑敵前来の自己の職業を習得する主将ない事等の不利益は申すま
でもまいが︑ひいては︑之れが怠精︑道棒的預藤と一
ZA
結果を招主︑年少者彼自身にとっては
勿論︑その家族︑乃至一般枇合調家の賂来にとって︑頗る憂よ可き悪結果を及すもの?ある事
京は︑あまねく識者に認めらる︑所である︒
か︿て︑年少失業者問題は︑その敢に於℃︑捕して叉同時にその質に於
τ
︑特種の重要性が一般
に認
識せ
らる
k
様になh︑従って︑その卦策も特別に探究せらる﹂必要を足るに至ったのであ
る︒
ハ 詮
一 ︶
欧米各園の年少失業者数に付て︑詳細なる統計を︑各園別に付て知らうとするならば︑園際勢働事務局の勿
︸ 一
報 止
白 書
で あ
る ﹁
年 少
失 業
者 間
働 ﹂
の 宝
頁 乃
至 二
十 六
享 を
品 詰
問 さ
れ た
い ︒
四︑図際労働機関の年少者失業針策の概要
年少者失業問題に闘して︑世界各闘の注意を喚起し︑官設問題の調査に嘗った所︒鴎際勢働
機関は︑然らば︑如何なる失業識策を第十九同の線曾に提出したか︒叉︑穂曾は︑かL
る艶
策
を如何に取扱ったであらうか︒吾冷は︑勢働権論を説越する前提と
L τ
︑一鷹乙れを知る必要
があ
る︒
消極的針策
惨事午齢並びに就業最低年齢の引上げ︒乙れである︒
乙の法律上の義務教育年齢を︑十五歳乃至十六歳︵日本年齢﹀までに引上げる事は︑教育上
は
w
充分な小皐課程を絡了せしめ得ると同時に︑枇曾的には︑未成熟者に卦す忍過度の勢働を避け
Lめ得る殻果あるものであっ
τ
︑人の一生のうち︑最少八ヶ年間位の勉皐期闘を存せしむ号店品 詞
n H
年少者失業問題主労働濯の再検討
丸
議5 ) Unemployment among Young P e r s o n s P e p o r t I I I , 1 9 3 5 , 1 9
出S e s s i o n .I 凶 e r n a
『t i o n a l Labour O f f i c e .
F 6
砂H−
尋重 論 議 第十 一一 一説
九
る事は︑望ましきものであるとも主張当れ得る︒只我闘の如く︑義務教育年阪が七歳よb
十四
歳となって居る所︿例外として︑或地方を限b農繁期九十日を限度として農業に従事するを詐
す︶にては︑二ヶ年の義務教育期間の延長は︑賞際上︑校合︑教員の増加によっ
τ
︑経費の負携の相営左加重を見るに至る乙とは明である︒が然し︑徒らに多くの幼年者を﹁将来君主勢働﹂
﹁袋
小路
式勢
務﹂
ハ呂
町昆
炉問
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どに迫ひ込む事は︑岡家百年の持来を考ふる時望ましきものであるとは云ム事を得ない︒従って︑義務教育年限延長の問題はかなb重要なものである︒加
之︑
乙の
問題
は︑
一方には職業指導問題とも密接な関係あると共に︑他方︑義務教育費園庫負
捨問題とも関聯して考察詰る可きものである︒猶迫加皐年の教育の内容を如何に定む可きかの
問題をはじめ︑年限の延長は︑児童の雨親等に訴し経済的負携を加重する結果を見るに至るの
では
ない
かと
一EA
様在貫際上の多くの問題を生ずる︒之の後者に付ては︑市増加数育期間を無料
となすと同時に︑特定の理由ハ例へば雨親の貧困等の場合﹀ある場舎には︑乙の追加教育を受
くる事を不必要と定むるか︑或は一定の手営金をその期間中給付すると云よ議論もあった事を
乙・
︑に
二一
目す
るに
止め
る︒
次に修皐年齢の引上げは︑同時に就業の最低年齢の引上げの事賓を件ふ乙と︑なるのではあ
るが︑乙の雨者は︑必然的には合致するものでない︒従来︑時には義務教育未了者に︑勢働が
詐崎
︑︒
れ℃
をる
闘も
ある
ので
ある
から
︑
この劫は法律を以℃就業の最低年齢の引上げを規定する
必要があると同時に︑特に業務の性質が危険︑有害である場合には︑此等の企業への就業に付
℃は︑性別に依b年齢を特に引上げるる法制を必要とするものであると主張3
れ た
︒ 同
註 一
v
要之︑以上の封策は︑年少者を比較的長期間在皐せしめ
τ
︑多少在b失業の緩和に費せんL﹂するものに外ならないのであh︑従つ℃それは︑消極的な艶策であると見る事が出来る︒盆ニν
積極的封策
4 ω
然らば︑現に失業中の年少者に謝する卦策は如何︒之れが矯めには︑吾冷は︑先づ︑勢働事
務局長が︑その報告書に於て︑提示し℃をる一般的卦策を見る必要がある︒今是等の針策を列
記す
れば
︑一
大要
︑次
の様
であ
ι
︒一失業保険及びこれに類似ぜる救済方法︒二公共事業︒一ニ勢働時間の短縮︒四産業の組織化
f k f t f t
五金融政策インフレーション政策等︒六闘際的組職化の六つである︒年少失業者に此等の針策
︑ ︑
J\ノ
tが役立つ乙とは一百を待つまでもないのであるが︑若し濁立を飴儀なく注れた年少者であっ
τ
︑しかも︑その失業が長期間に及ぶ様な場合には︑成年失業者に比して︑その徳牲の敗壊は甚だ
しきものがあるのは勿論であるから︑年少失業者の矯めに︑特殊・な封策の樹立を必要とすあの
である︒而し
τ
︑事務局の提案になb︑総合の採揮した針策は大要衣の如主ものである︒言命 議
カ
d年少者失業問題と慨労働棋の再検討
此毒事主計策の詳細に付ては Repor 志 o ft h e D i r e c 旬 , r .1 9 3 5 . p . 38‑58. 勢働局謬書問
。頁一六八頁参照
労働事務局の提案。詳細に付ては C Mma 晋 ed e s j e t m e s g e n s (Rapport I I I ) ( B .
I.T . ) p . 27‑183.
年少者の失業問題〈市土合局〉の七頁一四O
頁参照〉6)
7 )
官 主 i 準 論 叢
第 十 三 擁
九
回
二年少失業者の矯めの特別休養所︑即ち特別攻る枇曾施設の設置.
z
れは
年少失業者ホームとでも名づく可きもので失業中は随時︑年少者を之︑に出入せしめ宅︑ 年少者にして失業統態にある者に艶して特別な職業的訓練を興よあ機闘の設置︒
一一
吉田
氏云
へば
失業による敗徳を防ぎ智育︑睡育︑徳育を典へ︑試力を回復する乙とを得しむる様にする
今の
であ
る@
1
・J
三年少失業者の矯めに生産的勢働を修得せしむるが矯めのカンア乃至授産場の設置U之の問題は︑年少者失業卦策のうち︑最も議論の多かった所のものである︒そのうち重要
怠るものは︑カ
Y
プへの加入は強制的たる可きか否やの問題であった︒突に又︑カンプへの加入期間︿数週間乃至一ヶ年間可加入年齢ハ十八歳よb
二十
六歳
まで
︶︒
勢働
時間
︵一
遇三
十三時間乃至四十時間︶︒勢働に卦する報酬︵小額の現金手営の支梯﹀等の問題も︑多くの困
難な論争を起した︒就中︑特に重要な論結は︑カンプの組棒︑その指導員及掛か︑るカシプ
の草事教練所化の問題であった︒後者はかつて軍縮曾議専門委員曾に於て屡検討され党問題
で3
へあ
っ合
︒
要之︑上越の野策は︑年少失業者がその失業期間を出来得るだけ個人的並びに一腔曾的に有競
に経過し得る様在方法を規定したに外ならないのである e
従っ
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就業
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組Z 所
ユご以九 外
乙の紹介所の特色は︑それが只職業紹介たるに止まらないで︑職業指導と密接な連絡閥係を必
要とする鈷に存するのである︒︵賂来在主職業の可及的救済と勢務の道徳的方面への考慮の問題
が中
心で
ある
︒︶
﹁ h
m
﹁こには︑年少者雇傭範国を可及的に蹟大せしめる事である︒の時間の短縮の問題や︑一般勢働者の停年制の貨施の提唱の如き︑頗る庚汎なる問題が研究
3
れる必要があるのである︒
勘止
日及
決議
案
乙れが待めには年少失業者
。
以上は本年の弊働組合の議題であっカ年少者失業問題の内容の概況であるが︑突に︑組合は
)
て採課された勧告及び決議案の概要並叫に項目のみを列記し℃見ょう︒
年少
者失
業−
一関
ス
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勘 止
口
糟 曾
失 業 状 蕗 ガ 仲 間 然 ト ジ テ 纏 韻 シ ︑ 区 非 任 意 的 無 謂 − 一 侠 リ 口 同 性 ガ 損 ハ レ 職 業 上 ノ 技 能 ガ 減 損 セ ラ ル ベ キ 多 数 ノ 年 少 者 一 一 封 ハ
y 影響ヲ及ボシ延ヒデハ︑園民ノ将来ノ護展ヲ脅カス二至ルベキユ鑑ミ︑各締盟困ハ左記ノ原則ヲ趨用シ
RY右 原 則 ヲ
歯周セシ程度及方法ヲ記載セル報告書ヲ間際努働一事務局−−提出スペキコトヲ勧告ス
論
v
年少者失業問題と労働樫の再検討
九 五
書 室
この勧告及決議案の正文の会言撃に付ては第十九回図際J
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働線合成況〈社合局〉二二真一三