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問 4 中毒性表皮壊死症 (TEN) について誤っているのはどれか 1つ選べ ( あ :145) 10 章 TEN はおもに薬剤摂取により 発熱を伴って全身に紅斑や水疱を形成し 著明な表皮壊死や剥離を生じる重篤な疾患である 抗痙攣薬やアセトアミノフェン アロプリノールによる報告が多い TEN は臨床

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2011 年度 皮膚科 MCQ 問1 アトピー性皮膚炎の症状として誤っているのはどれか。1 つ遊べ。 あ:109 7 章 a.( )耳切れ b.( )Hertoghe 徴候 c.( )白色皮膚描記症 d.( )顔面単純性粃糠疹 c.(×)Nikolsky 現象 Nikolsky 現象とは、正常に見える皮膚に摩擦などの外力を加えると、表皮が剥離する(水疱を生じる)現象で ある。天疱瘡、表皮水疱症のほか、ssss、TENなどで陽性となる。 問2 蕁麻疹の発症に主に関与しているのはどれか。1 つ選べ。 蕁麻疹は搔痒を伴う一過性、限局性の紅斑や膨疹である。なんらかの原因で肥満細胞からヒスタミンなどの化学 伝達物質が放出され、これが血管透過性を亢進させることで真皮状層に浮腫が生じることが病因である。 a.( )好中球 b.( )好酸球 c.( )リンパ球 d.(○)肥満細胞 e.( )好塩基球 問3.28 歳の女性。元来、パンやパスタが好きでよく食べていた。生理痛のためいつも内服している市販 の解熱鎮痛剤を飲んだ後、昼食にパンを食べ、ランニングしたところ、全身に膨疹が生じ意識が混濁 した。救急外来を受診し、血圧70/55mmHg、脈拍 130 回/分であり、頭部 CT では異常は認めなかった。 この疾患について誤っているのはどれか。1つ選べ。食物依存性運動誘発アナフィラキシー(み 6:46) 食物アレルギーは特定の食物摂取から15~30 分のうちに、蕁麻疹、血管浮腫、気管支喘息、アナフィラキシー ショックなどを呈する疾患である。特定食物の摂取後に運動することで症状が引き起こされたので、食物依存性 運動誘発アレルギーである。意識混濁と血圧の低下があるため、アナフィラキシーショックも考える。 a.( )まずは輸液を行う 正しい。血圧が低下しているため、血圧の確保を目的として輸液を行う。 b.( )日本では小麦によることが多い 正しい。アレルゲンとなる食物は、乳幼児では鶏卵、牛乳、小麦、学童・成人ではそば、えびが多い。 c.( )確定診断には誘発試験を行う d.( )アナフィラキシーを生じ、死亡することもある e.(×)今後、小変は絶対に摂取しないように指導する 誤り。食物アレルギーはアレルゲンとなる食物を少しずつ摂取することで治療ができる。まずは症状が改善する までは摂取をやめ、改善したところから原因食物を加工・発酵した(この患者なら小麦しょうゆなど)食品を摂 取させ、症状なく食べることができるようになったら原因食物の摂取をさせる。

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問4 中毒性表皮壊死症(TEN)について誤っているのはどれか。1つ選べ。(あ:145) 10 章 TEN はおもに薬剤摂取により、発熱を伴って全身に紅斑や水疱を形成し、著明な表皮壊死や剥離を生じる重篤 な疾患である。抗痙攣薬やアセトアミノフェン、アロプリノールによる報告が多い。TEN は臨床経過から SJS (スティーブンス-ジョンソン症候群)伸展型、びまん性紅斑伸展型、特殊型に分類でき、多くはSJS 伸展型で ある。 細胞傷害性T 細胞の機能が異常に亢進し、角化細胞が急激かつ広範にアポトーシスに陥ることで生じる。 a.(×)原因薬剤の診断には薬剤の再投与を行う 薬疹が疑われた場合の検査として、侵襲が低い順からパッチテスト、スクラッチテスト、皮内テスト、薬剤リン パ球刺激試験、再投与試験がある。そして検査は侵襲が低いものから行う。TEN においては同じ薬物の再投与 は絶対禁忌である。 b.( )Nikolsky 現象陽性である。 正しい。境界不明瞭な紅斑はその後水疱からびらんとなり、Nikolsky 現象陽性となる。 c.( )口腔粘膜のびらんを認めることがある 正しい。SJS 伸展型でよく認める。 d.( )全身の表皮剥離が 30%以上のものをいう 正しい。SJS と SJS 伸展型 TEN はともに皮膚や粘膜に生じる壊死が本体であり、同一スペクトラムの疾患であ る。表皮剥離の面積が10%未満のものをSJS、30%を超えるものをTEN、10~30%のものを両者のオーバーラ ップとして分類する。ただし、日本における診断基準では他の伸展型も考慮し、10%を超えた場合に TEN と診 断する。 e.( )ステロイド全身投与と熱傷に準じた治療を行う 正しい。直ちに薬剤を中止しステロイドの全身投与と熱傷に準じた治療を行う。 問5 固定薬疹について正しいのはどれか。1 つ遊べ。(あ:144) 10 章 同一薬物摂取のたびに同一部位に皮疹を繰り返す、特殊な薬疹である。 a.( )口唇や外陰部の皮膚粘膜移行部にはみられない 誤り。口囲、口唇、外陰などの粘膜移行部や四肢に好発する。 b.( )色素沈着を残さない。 誤り。色素沈着を残して治癒し、再度の薬剤摂取により再発するたびに暗褐色色素沈着の度合いを増す。 c.(○)健常部よりも皮疹部のパッチテストの方が陽性率は高い。 正しい。皮疹出現部でパッチテストを施行すると陽性率が高く、診断価値がある。 d.( )多発することはない。 誤り。固定薬疹の中には水疱を形成し、全身に多発して重傷化することがある(汎発性水疱性固定薬疹) e.( )病理組織学的に表皮基底層の液状変性はみられない。 問6 多形滲出性紅斑について誤っているのはどれか。1つ選べ。(あ:129) 9 章 多形紅斑ではやや隆起する特徴的な環状浮腫性紅斑が、手背や四肢伸側などに対称性に多発する。若年、中年に 多い。感染症(特にマイコプラズマ肺炎や単純疱疹)や薬剤に対するアレルギー反応が主な病院である。ステロ イド外用及び内服により改善するが再発も多い。

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a.( )感染症や薬剤が原因となることが多い b.(×)再発することはない c.( )ステロイド外用や内服により改善する d.( )発熱や咽頭痛などが先行することがある e.( )環状の浮腫性紅斑が左右対称性に多発する 問7 アナフィラクトイド紫斑について誤っているのはどれか。1つ選べ。 あ:154 11 章 アナフィラクトイド紫斑(Henoch-Schonlein 紫斑)はIgA 免疫複合体が真皮状層の血管壁に沈着して発症する、 一種のⅢ型アレルギーである。浸潤をふれる点状出血が下肢に好発し、関節痛や腹痛、腎炎をきたす。治療は安 静が中心で、成人では腎不全への進行に注意する。 a.( )上気道感染後に発症することがある 正しい。頭痛、咽頭痛、感冒様症状が先行する。 c.(×)一種類の II 型アレルギーと考えられている 誤り。IgA 免疫複合体が関与するⅢ型アレルギーである。 c.( )関節炎や腹部症状を認めることもある 正しい。 d.( )腎症状は予後との関連が深い 正しい。アナフィラクトイド紫斑は基本的に皮疹の予後良好で多くは数週間のうちに消退する。だが時に重篤な 多臓器合併症(紫斑病性腎炎、腸出血、腸重積、腸管穿孔、脳出血)を見る。成人では特に腎不全に至るリスク が高い。また再発することも少なくない。 e.( )真皮上層の血管壁に IgA 免疫複合体が沈着している 問8 正しいのはどれか。1つ選べ。 あ:157~ 11 章 a.(○)Churg-Strauss 症候群では MPO-ANCA が高頻度に陽性である(み 6:104) 正しい、これはいわゆるアレルギー性肉芽腫性血管炎である。全身性血管炎の一種で、気管支喘息やアレルギー 性鼻炎、好酸球増多が先行し、多彩な皮疹を呈する。皮疹以外に肺の肉芽腫形成や間質性肺炎をみる。 b.( )Wegener 肉芽副症は喘息などのアレルギー性疾患が先行して出現する 誤り。アレルギー性疾患が先行するのはアレルギー性肉芽腫性血管炎である。 ウェゲナー肉芽腫は肉芽腫を伴う血管炎が特徴で、C-ANCA陽性のANCA 関連血管炎である。上気道症状、肺 症状、腎病変の順に出現することが多い。 c.( )側頭動脈炎で視力障害が出現することはない 誤り。側頭動脈炎は浅側頭動脈もしくは眼動脈に好発するので、不明熱、拍動性頭痛、視力障害などをきたす。 d.( )壊疽性膿皮症の潰瘍は積極的に手術を行う(あ:164) 誤り。壊疽性膿皮症は小膿疱と丘疹に始まり辺縁が隆起した潰瘍を急速に形成する疾患である。原因不明だが自 己免疫説、細菌アレルギー説などがある。また炎症性腸疾患、大動脈炎症候群、血液疾患、関節リウマチなど基 礎疾患を認める。 治療はステロイド内服が第一選択であり、無効例にはシクロスポリン内服やDDS などを考慮する。局所にはス テロイド外用やタクロリムス外用が有効である。 e.( )皮膚型結節性多発動脈炎は予後不良である 誤り。皮膚型結節性多発動脈炎は結節性多発動脈炎と同じ皮膚症状を呈するが、他臓器症状を欠くので予後が悪 いということはない。

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問9 以下の文章のうち誤っているものを一つ遊べ あ:232~ 14 章 水疱および膿疱を多数生じる疾患を総称してそれぞれ水疱症、膿疱症と表現する。水疱症は先天性と後天性に大 別される。前者の代表は表皮水疱症であり、表皮基底膜構成蛋白をコードする遺伝子の変異により発症し、その 部位で皮膚脆弱性が生じた結果、水疱を形成する。後者の代表は天疱瘡、水疱性類天疱瘡などの自己免疫水疱症 である。表皮構成蛋白に対する自己抗体が産生され、皮膚脆弱性が生じて水疱を形成する。膿疱症は無菌性膿疱 が多発する症候群である。 ※非常に乱暴な水疱の分類 表皮水疱→水疱症 表皮内水疱→天疱瘡 表皮下水疱→類天疱瘡 a.( )粘膜優位型尋常性天疱瘡では抗デスモグレイン 1 抗体が陰性である。 正しい。尋常性天疱瘡は自己抗体が原因で、口腔粘膜の有痛性びらんから初発し、皮膚に弛緩性水疱やびらんを 形成する疾患である。角化細胞同士を接着するデスモグレイン3 分子に対する自己抗体の存在が必須で、デスモ グレイン3のみでは粘膜優位型、1 と 3 の両方が存在する場合は全身に水疱も多発する粘膜皮膚型となる。 上に書いたが粘膜優位型は3 のみが陽性であるため、1 は陰性となる。 b.( )落葉状天疱瘡では抗デスモグレイン 3 抗体が陰性である。 正しい。落葉上天疱瘡は脆弱な水疱および落屑、痂皮を伴うびらんが全身に生じる疾患である。デスモグレイン 1のみに対する自己抗体の存在を認めるため、粘膜病変はない。 c.(×)粘膜表層では抗デスモグレイン 3 抗体の発現が減弱する。(あ:236) 誤り。粘膜におけるデスモグレイン3 抗体の発現は常に一定である。皮膚におけるデスモグレイン 3 は表層の発 現が減弱する。 d.( )腫瘍随伴性天疱瘡は良性のリンパ球増殖性疾患に伴うこともある。 正しい。リンパ増殖性疾患を背景に生じることが大部分であり、うち半数を悪性リンパ腫が占める。 e.(?)水疱性類天疱瘡は抗 BP180 抗体など、ヘミデスモソームの構成分子に対する自己抗体により発症する。 水疱性天疱瘡はヘミデスモソームを構成するコラーゲンや蛋白に対する自己抗体によって表皮下に水疱を生じ る疾患である。そこはいいのだが、教科書には抗BP230 抗体と書いてあった。

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問10 以下の文章のうち誤っているものを一つ選べ あ:247~ 14 章 a.( )掌蹠膿疱症は喫煙が原因であることもある。 正しい。1 日 20 本以上の長期喫煙者に多い。その他病巣感染が見られる例では治療により本症の軽快を認める ことがあり、細菌アレルギーの関与が示唆されている。 b.( )掌蹠膿疱症は胸痛を伴うことがある。 正しい。胸肋鎖骨間骨化症を合併して胸痛をきたす場合がある。 c.(×)掌蹠膿疱症の膿疱内には齲歯、扁桃炎などの感染巣から移行した細菌が証明される。(あ:247) 誤り。齲歯、扁桃炎などの感染巣が発症と関連しているという説もあるが、膿疱は無菌性である。 d.( )角層下膿疱症は体幹や間擦部など掌蹠以外に発症する。(あ:249) 正しい。角層下膿疱症は体幹や間擦部に紅斑や膿疱が環状ないし蛇行状に配列する。 e.( )好酸球性膿疱性毛包炎は HIV と関連している場合がある。 正しい。造血器腫瘍やHIV 感染症に合併することがある。 問11 以下の文章のうち誤っているものを一つ選べ あ:251~ 15 章 角化症は遺伝性角化症(魚鱗癬、Darier 病など)と後天性角化症とに大別され、さらに後天性角化症は、炎症を 主体とし搔痒などを伴う炎症性角化症(乾癬、扁平苔癬など)、炎症を伴わない非炎症性角化症(鶏眼、胼胝) に分類することができる。 a.(×)尋常性乾癬では表皮角化細胞のターンオーバーが遅延している。 乾癬は後天性角化症の内、炎症性角化症である。特徴的所見としてAuspitz 現象やKobner 現象陽性である。病 態により5 型に分類できる。 角化細胞増殖の亢進に伴い、基底細胞が角化により角質細胞として脱落するまでの時間(ターンオーバー時間、 通常は45 日)が4~7 日と著しく短縮している。 b.( )尋常性乾癬の病理組織ではマンロー徽小膿瘍がみられる。 正しい。角化直下には好中球による無菌性膿瘍(マンロー微小膿瘍)が見られる。その他不全角化、棍棒上の表 皮突起、毛細血管拡張などが見られる。ちなみにこの病理所見は適状乾癬や乾癬性関節炎でも同様にみられる。 c.( )尋常性乾癬の治療には免疫抑制剤が使用されることもある。 乾癬は慢性に経過し、増悪と寛解を繰り返す。治療には活性型ビタミンD3 外用やステロイド外用、密封包帯法 (ODT)も用いられる。PUVA 療法や narrow band UVB 療法も有効である。重症例ではレチノイド、シクロス ポリン、メトトレキサートの内服を行う。ステロイド内服は膿疱性乾癬を惹起する可能性があるため、原則とし て行わない。 d.( )扁平苔癬では Wickham 線条がみられる。 正しい。扁平苔癬は手背、四肢や口腔粘膜に、扁平に隆起した灰青色~紫紅色の局面を形成し、慢性に経過する 疾患である。特徴としてケブネル現象陽性、白色線条(Wickham 線条)などがある。 e.( )ジベルバラ色粃糠疹にはヘラルドパッチがみられる。 正しい。ジベルバラ色粃糠疹の初発疹はヘラルドパッチとよばれ、50~90%で見られる。

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問12 以下の文章のうち誤っているものを一つ選べ あ:354~ 20 章 a.( )青色母斑はメラノサイトが真皮で増殖している○→(あ:360) 正しい。真皮にメラノサイトが密に増殖した結果生じる扁平~やや隆起した青色結節である。 b.( )太田母斑は三叉神経第 1,2 枝領域に好発する。○→(あ:360) 正しい。黄色人種の思春期女子に好発し、三叉神経第1.2 枝領域に片側性の淡青褐色斑と眼球メラノサイトーシ スを生じる。 c.( )脂腺母斑は悪性腫瘍の発生母地となることがある。 正しい。脂腺母斑は表皮、付属器、結合組織など、種々の成分由来の細胞が異常増殖して生じる。加齢とともに 毛芽腫、基底細胞癌などの腫瘍を生じる場合があるため、切除を考慮する。 d.( )神経線維症 II 型は I 型に比べ生命予後が悪い。○→(あ:372) 正しい。 e.(×)結節性硬化症は家族内発症が頻繁にみられる。 誤り。常染色体優性遺伝だが、約2/3 が孤発例である。(あ:373) 問13 以下の文章のうち誤っているものを一つ選べ あ:422~ 22 章 a.( )基底細胞癌は顔面に好発する。 正しい。基底細胞癌は紫外線などが誘因となり、高齢者の顔面、特に正中部に好発する。 b.( )有棘細胞癌は何らかの前癌病変がみられることが多い。 正しい。角化細胞の悪性増殖による癌で、光線角化症、Bowen 病などの表皮内病変や瘢痕性病変から生じるこ とが多い。 c.( )ボーエン病はヒ素摂取が原因であることがある。 正しい。単発性のボーエン病は病因が不明であることが多い(しいて言うなら紫外線やヒトパピローマウイルス など)。多発性のボーエン病はヒ素摂取との関連性が高い。 d.( )乳房外 Paget 病はアポクリン腺由来の腺癌である。 正しい。アポクリン腺由来の表皮内癌と考えられており、外陰部や肛門部、腋窩に好発する。 e.(×)悪性黒色腫の誘因としては紫外線によるものが最多で日光露光部に好発する。 一部の悪性黒色腫(表在拡大型)などは、発癌に紫外線が関与。(2/1_2 三砂:7)

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問14 以下の文章のうち誤っているものを一つ選べ あ:283~ 16 章 a.( )眼皮膚白皮症ではメラニン合成過程に先天的な異常がある。 正しい。眼皮膚白皮症は先天性白皮症とも呼び、メラニン産生過程に先天的な異常があるため生下時から皮膚や 髪、眼の色素が減少ないし消失している。 b.(×)尋常性白斑は老人に好発する。 いわゆる白癜である。後天的にメラノサイトが減少ないし消失するため脱色素班を形成する。発症に男女差はな く、20 歳前後の若年者に多い。 c.( )Vogt-小柳-原田病は自己免疫疾患である。(あ:288) 正しい。メラノサイトに対する自己免疫によって発症。ブドウ膜、皮膚、内耳、髄膜に炎症を生じる。 d.( )ぶち症は常染色体優性遺伝の先天性疾患である。(あ:287) 限局性で、特に前額部や前頭部の白髪および白色斑が特徴的である。常染色体優性遺伝の稀な先天性疾患である。 e.( )肝斑は眼瞼周囲には発生しない。(あ:291) いわゆるシミである。境界明瞭な淡褐色斑が、頬部を中心に対称性に見られる。前額や口囲に拡大することもあ るが、眼囲は侵されない。紫外線、副腎皮質ホルモン、そして性ホルモンによる刺激がメラノサイトを活性化さ せると考えられている。そのため30 歳以降の女性に好発し、男性では稀。 問15 正しいものを選べ あ:488~ 24 章 a.( )伝染性膿痂疹からブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)へ移行することはない 誤り。伝染性膿痂疹は黄色ブドウ球菌による発症が多く、時にSSSS に移行する。 b.(○)痂皮性伝染性膿痂疹の原因菌は主に A 群β溶血性連鎖球菌(化膿性レンサ球菌) であり、糸球体腎炎を併発 することがある 正しい。痂皮性膿痂疹はA 群β溶血性連鎖球菌で起きやすい。治療は抗菌薬内服。レンサ球菌性の場合は糸球体 腎炎が併発することがあるため尿検査も行う。腎炎の併発防止の点から皮疹が軽快後もさらに最低 10 日間の抗 菌薬内服を続ける。 c.(〇)癰(よう)は毛包炎が進行したものである。 正しい。毛包炎が進行し、中心に膿栓を形成し、化膿性腫脹をきたしたものを癤、あるいは癰という。一つの毛 包に発生したものが癤で、複数の毛包に広がったものが癰である。

d.( )トキシックショック症候群(Toxic shock syndrome: TSS)は A 群β溶血性連鎖球菌(化膿性レンサ球菌)感染 症である。

誤り。トキシンショック症候群は別名ブドウ球菌毒素性ショック症候群という。黄色ブドウ球菌の外毒素である トキシックショック症候群毒素などが原因。

e.( )osler 結節は感染性心内膜炎のほぼ 100%の症例で出現する。

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問16 麻疹について誤っているものを選べ あ:475 23 章 小児に好発し、数年間隔で流行する。春に多い。2 週間前後の潜伏期を経て、発熱と感冒様症状で初発し(カタ ル期)、解熱するとともに口腔粘膜に白色斑(コプリック斑)を見る。間もなく再度発熱し、カタル症状ととも に全身に皮疹を見る。3~4 日で急激に解熱し、皮疹は落屑、色素沈着を残して治癒する。 a.( )いわゆる“はしか”である。 正しい。麻疹ウイルスによる感染症、いわゆる“はしか”である。 b.( )カタル期末期の解熱時に口腔粘膜に Koplik 班を認める。 正しい。 c.(×)学校保健法ではすべての発疹が痂皮化するまで出席停止である。 誤り。説明は水痘のことを言っている。麻疹は解熱後3 日経過するまで出席停止措置となる。麻疹を診断した医 師は7 日以内に保健所に届け出を行わなければならない。 d.( )皮疹は落屑・色素沈着を残して治癒する。 正しい。 e.( )重症の場合には、治療にγグロブリン製剤を用いることもある。 正しい。治療は安静、保温、解熱薬、鎮咳薬投与など対称的に行う。重症の場合にはγグロブリン製剤を用いる こともある。 問17 正しいものを選べ あ:463~ 23 章 a.( )ヘルペスウイルス感染症に対する検査として Tzank(ツァンク)試験は有用ではない 誤り。Tzank 試験は、水疱の被膜を破り、露出した水疱底にスライドガラスを当て、付着した細胞成分にギムザ 染色を行って鏡検する試験である。単純疱疹(HSV)や帯状疱疹(VZV)の水泡では本検査によりウイルス感染 による巨細胞が観察され、これが診断的意義を持つ。 b.( )水痘の原因ウイルスと単純疱疹の原因ウイルスは同一である 誤り。水痘の原因ウイルスは水痘単純疱疹ウイルス(VZV)で単純疱疹の原因ウイルスは単純ヘルペスウイルス 1 型(HSV-1)あるいは2 型(HSV-2)である。水痘と帯状疱疹の原因ウイルスは同一である。 c.( )手足口病に罹患すると学校保健保法に基づき学校は出席停止である 誤り。そのような事実はない。手足口病はコクサッキ―ウイルスA16 型やエンテロウイルス71 型などによる発 疹症である。 d.(○)風疹の予防接種は妊婦には禁忌である 正しい。風疹ワクチンは生ワクチンのため、垂直感染を起こす可能性がある。よって禁忌である。 e.( )突発性発疹はヒトパルボイウルス B19 感染症である 誤り。突発性発疹はHHV6,7 感染症。ヒトパルボウイルス B19 による感染症は伝染性紅斑(りんご病)である。

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問18 誤っているものを選べ あ:505~ 25 章 a.( )白癬は白色皮膚糸状菌が皮膚に寄生したもので、KOH 直接鏡検法が診断に有用である 正しい。真菌や虫体の観察および検出にはおもに水酸化ナトリウム(KOH)法が用いられる。KOH によって角層 などの生体要素は加水分解され、真菌要素のみが残って容易に観察される。その他心筋の観察法としては PAS 染色法、墨汁法などがある。 b.(×)カンジダは健常人の口腔、糞便、膣には常住しないため、病変から培養されれば、カンジダ症と診断でき る 誤り。カンジダ属は健常人の口腔、糞便、膣に常在しているため病変部位から培養されただけではカンジダ症と 診断することはできない。鱗屑、帯下、爪などを直接鏡検してカンジダが観察される程度に増殖していることを 証明する必要がある。 c.( )癜風では、皮疹をメスの先などでこすると、大量の鱗屑を生じるカンナ屑現象が認められる 正しい。癜風は酵母様真菌の一種であるマラセチア属による浅在性の感染症である。病変は平坦であり、単なる 色素異常のように見えるが、爪先やメスの先でこすると大量の鱗屑を生じる。 d.( )スポロトリコーシスでは、病理組織像で、星芒体(asteroid body)をもつ肉芽腫がみられる 正しい。真皮から皮下組織に、非特異的な肉芽腫を認める。芒星隊はエオジン好染。 e.( )続発性皮膚クリプトコッカス症は、免疫不全によることが多く、AIDS (後天性免疫不全症候群)の症状とし て注目される 正しい。皮膚の外傷部位に直接侵入して発症するもの(原発性皮膚クリプトコッカス症)と吸入により肺病変を きたし、血行性播種によって全身皮膚に生じるもの(続発性クリプトコッカス症)がある。後者は日和見感染症 としてステロイド長期使用者やAIDS 患者に見られることがある。 問19 熱傷について正しいものを選べ あ:204~ 13 章

a.(○)浅達性 II 度熱傷(superficial deriaal burn: SDB)は約 2 週間で瘢痕を残さず治癒する

正しい。真皮浅層までが瘢痕を残さず治癒するラインで、真皮深層まで熱傷があると瘢痕が残る。 b.( )III 度熱傷は注射針で軽く刺してみて(針刺法)痛みがある。 誤り。針刺法といい、注射針を刺して痛みがあればⅡ度、無ければⅢ度と分類する。 c.( )熱傷範囲の算出には、成人では一般的に「5 の法則」が用いられる 誤り。成人では一般的に「9 の法則」が用いられる。5 の法則は小児に対して用いられる。 d.( )Curling 潰瘍は受傷 1 週間以内に生じる熱傷受傷部位の難治性潰瘍である 誤り。熱傷に合併した胃の急性潰瘍 e.( )輸液法として用いられる Baxter 法は、「乳酸加リンゲル=10×熱傷面積(m2)×体重(kg)」であ る 誤り。乳酸加リンゲル=4×熱傷面積(%)×体重(kg) 問20 herpes zoster はどれか。(この時は削除された様です) a.( )単純疱疹 b.( )ヘルペス性口内炎 c.(○)帯状疱疹 d.( )多形紅斑 e.(○)帯状疱疹

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問21 自己トレランスについて正しいものはどれか。

a.(○)制御性 T 細胞(Treg)の機能発現には IL-10 や TGFβが関与している。 正しい。

b.( ) B 細胞 の自己トレランス成立には抗原提示細胞の B7 分子と CD28 分子の相互作用の欠如が関与し 誤り。問題文がT 細胞の自己トレランスのことを言っている。

c.( )骨髄での B 細胞自己トレランスの成立には AIRE 遺伝子が関与している。 d.( )胸腺内で分化する過程で自己に強く反応する B 細胞クローンは消失する。

e.( )成熟 B 細胞の重鎖遺伝子再構成(receptor editing)は自己反応性の回避に利用される。×→軽鎖

問22 サイトカインについて正しいのはどれか。 み⑥:11 サイトカインは、様々な刺激によって白血球などの細胞から産生されるタンパクであり、それに対するレセプタ ーに結合し細胞内のシグナル伝達を引き起こす。 ■おもなサイトカイン ・インターロイキン(IL):白血球から分泌され、免疫反応を調節する ・インターフェロン(IFN):ウイルス増殖阻止や Mφの活性化などに働く ・腫瘍壊死因子(TNF):腫瘍細胞の障害や炎症反応などに関与する ・コロニー刺激因子(CSF):血球の増殖に関与する。 a.( )1 種類のサイトカインは 1 種類の標的細胞に作用する。 誤り。サイトカインの多くは複数の標的細胞に対し多様な作用を誘導する(多機能性)。また、複数のサイトカ インが同じ作用を発揮することがある(機能重複)。 b.(?)それぞれのサイトカインは細胞表面の特異レセプターに結合する。 c.( )すべてのサイトカインは T 細胞から産生される。 誤り。産生細胞はさまざまである。 d.( )サイトカイン産生における細胞内信号伝達に重要な機能を果たす分子は特異 mRNA である。 e.( )サイトカインレセプターの発現は T 細胞レセプター遺伝子によって制御される。 問23 モノクローナル抗体とそれを用いた治療について正しいものはどれか。 a.( )モノクローナル抗体はマウスあるいはラット由来の蛋白質であるため、ヒトに投与するときには抗体の定 常領域以外の部分をヒトの抗体と置き換えた製品を使用することにより異物反応を軽減できる。×→可変領域 b.(○)モノクローナル抗体による治療の作用機序の一つとして、抗体の Fc 部に NK 細胞などが結合する ことによるADCC(抗体依存性細胞触媒性細胞傷害)作用によることが挙げられる。 c.( )モノクローナル抗体は遺伝子工学の技術を用いてその定常領域と可変領域を交換することによ り、強力な結合能力が獲得される。 d.( )モノクローナル抗体とは、腫瘍細胞と一つの T 細胞 クローンを細胞融合させたハイブリドーマ細 胞示産生する抗体であり、すべての抗体分子が同じ特異性を有する。×→B 細胞 e.( )モノクローナル抗体に毒素や強い放射性物質を結合さでた免疫トキシン(Immunotoxin)は病原体 に対する強力な抗菌剤として使用されている。×→抗腫瘍剤

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問24 レイノー現象について正しいのはどれか。(み 6:81) 主旨、足趾の細動脈が発作性に収縮することにより、皮膚の色調が正常→白→紫→赤→正常へと変化する現象で ある。気温の低下、クーラーなど全身が冷える現象で発症、増悪しやすい。またストレスや緊張などの交感神経 の刺激も誘因となる。 SSc や MCTD ではほぼ必発するが、そのほかの膠原病でも見られることである。 a.( )動脈硬化が主な原因である 誤り。細動脈の収縮や拡張による現象である。原因は温度低下やストレス、膠原病など。 b.( )30 分~1 時間持続する 誤り。多くは数分である。 c.( )毛細血管のシャントにより生じる d.( )動脈血中酸素分圧の低下により生じる e.(○)ストレスにより発現する 問25 自己抗体について正しいのはどれか。 み⑥:48 自己免疫が病態に関する疾患(自己免疫疾患)のほとんどで自己抗原に対する抗体(自己抗体)が検出される。 自己抗体には、ほぼすべての臓器・組織の細胞に共通である部分(核や細胞膜など)を抗原とするものから特定 の臓器に発現する抗原に対応するものまでさまざまなものが存在する。 膠原病は臓器非特異的な自己抗体が出現する全身性の自己免疫疾患と言える。またほかの自己免疫疾患も合併し やすい。 a.( )核蛋白に対する抗体のことである 誤り。核蛋白に対する抗体もあるが、それ以外に作用する抗体もある。 b.( )健常人では検出されない 誤り。健常者でも時に認められるが、アフィニティが弱く、低活性 c.( )組織に沈着する d.( )疾患の発症には関与しない 誤り。大有りである。 e.( )IgG 型抗体である

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問26 中枢神経病変の合併が多い疾患はどれか。 み⑥:74 a.( )皮膚筋炎 b.( )関節リウマチ c.( )強皮症 d.(○)全身性エリテマトーデス e.( )顕微鏡的多発血管炎 全身性エリテマトーデス(SLE)では高リン脂質抗体などによる血栓症・血流障害、自己抗体・免疫複合体によ る血管炎、IL-6 などのサイトカインの作用により神経症状をきたす。これに闘病に伴う心因的な反応(うつ病、 不安障害など)が合わさることによりCNS ループスという中枢神経症状を引き起こすことがある。CNS ループ スはループス腎炎とともに難治生活死因に結び付く予後不良因子の一つである。 問27 ステロイド剤の副作用について間違っているのはどれか。(み 6:50) 副腎皮質で産生されるステロイドホルモンの中で、主にグルココルチコイド活性を持つコルチゾールやその合成 薬がステロイドとして用いられる。ステロイドホルモンは、転写因子として特定の遺伝子発現を調節することに より多様な作用を発揮する。ステロイドはこれらの作用の内炎症性メディエーターなどの発現の制御(抗炎症・ 免疫抑制)を目的として投与される。そのためステロイドの効果が発現するまでには時間がかかる(即効性では ない)。 ステロイドを一定量長期投与するとその免疫抑制作用により感染のリスクが上がる。また、そのほかのホルモン 作用(糖新生・蛋白分解↑、ミネラルコルチコイド活性など)が過剰に発言し、副作用として出現する。 a.(×)血圧が低下する 誤り。血圧は高くなる。 b.( )骨量低下をきたす 正しい。骨形成抑制作用があるため骨粗鬆症、尿路結石などをきたす。 c.( )皮膚の萎縮をきたす 正しい。 d.( )満月様顔貌をきたす 正しい。ステロイド剤の副作用はコルチゾール過剰状態の症状に共通する。 e.( )骨壊死が生じる 正しい。特に大腿骨董壊死が問題となる。 問28 自己抗体と疾患の組み合わせで正しいのはどれか。 a.( )抗 CCP (環状シトルリン化ペプチド)抗体- 全身性エリテマトーデス 誤り。抗CCP 抗体は関節リウマチで見られる抗体である。SLE では抗dsDNA 抗体や抗Sm 抗体が見られる。 b.( )抗 SS-A 抗体- 成人スチル病 誤り。成人スチル病は抗核抗体が陰性である。抗SS-A 抗体はシェーグレン症候群で見られる。 c.(○)抗 RNP 抗体- 混合性結合組織病(み 6:88) 正しい。抗U1-RNP 抗体が単独で強陽性となることが MCTD の特徴である。 d.( )抗 dsDNA 抗体- 皮膚筋炎

誤り。抗dsDNA はSLEで見られる。皮膚筋炎では抗Jo-1 抗体が見られる。陽性率は低い(20~30%) e.( )抗 Sm 抗体- 強皮症

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問29 皮膚粘膜病変と疾患の組み合わせで正しいのはどれか。 a.( )蝶形紅斑- 皮膚筋炎 誤り。蝶形紅斑はSLEで見られる。皮膚筋炎で見られる皮膚粘膜病変はヘリオトロープ疹やGottron 徴候など。 b.( )レイノー現象- 関節リウマチ 誤り。関節リウマチで皮膚症状はあまり見られない。レイノー現象はSScでほぼ必発の現象である。他の膠原病 で見ることもある。 c.(○)指尖潰瘍- 強皮症 正しい。 d.( )ヘリオトロープ疹- 全身性エリテマトーデス (み 6:84) 誤り。ヘリオトロープ疹は皮膚筋炎で見られる。SLE で見られる皮膚粘膜病変は蝶形紅斑、円盤状紅斑、光過敏 症、口腔内潰瘍、レイノー現象など。 e.( )アフタ性口内炎- 痛風 誤り。痛風で見られるのは皮膚結節ぐらいか?アフタ性口内炎が見られるのはベーチェット病。 問30 関節組織について正しいのはどれか。 シラバス 2/7 a.( )滑膜は軟骨に付着する 誤り。仮に軟骨に滑膜が付着していたら関節の可動のたびに滑膜同士がこすれあいはがれてしまう。 b.( )正常の滑液は水様透明である 誤り。滑液はヒアルロン酸や糖たんぱくを含んでおり、淡黄色透明である。 c.( )関節包は滑液を産生する 誤り。滑液を産生するのは滑膜。 d.(○)軟骨では II 型コラーゲンが主要な蛋白である 正しい。関節軟骨の基質は90%が水分で、その他にⅡ型コラーゲンやプロテオグリカンなどがある。 e.( )滑膜細胞は主に B 細胞由来である 誤り。滑膜細胞は線維芽細胞やマクロファージからなる。 問31 軟骨の破壊と消失、軟骨下の骨硬化をきたす疾患はどれか。 a.( )Mixed connective tissue disease 混合性結合組織病

b.(○)Rheumatoid arthritis 関節リウマチ c.( )Gout 痛風

c.( )Systemic sclerosis 強皮症 e.( )Osteoarthritis 変形性関節症

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問32 強直性脊椎炎について正しいのはどれか。 脊椎や仙腸関節およびその周辺組織を侵し、多発性の関節強直をきたす疾患である。おもな合併症に虹彩毛様体 円、炎症性腸疾患、大動脈弁閉鎖不全がある。 a.( )女性に多い 誤り。男女比は3:1 で 20~30 歳代の男性に好発する。 b.(○)HLAB27 陽性者に好発する 正しい。リウマトイド因子陰性である一方、HLA-B27 は約 90%の患者で陽性である。 c.(?)脊椎の圧迫骨折をきたす 進行すると靭帯の骨化により運動制限が起こり、脊椎は軽い衝撃で容易に骨折や脱臼を起こすようになる。これ は圧迫骨折とは違うのかな? d.( )リウマトイド因子が陽性である 誤り。リウマトイド因子は陰性である。 e.( )股関節炎を高率にきたす 誤り。仙腸関節に炎症が見られる。 問33 発熱、関節痛、皮疹で受診した患者の、口腔内の所見を別紙図に示す。診断はどれか。 み⑥:96 a.(○)ベーチェット病 b.( )全身性エリテマトーデス c.( )シェーグレン症候群 d.( )関節リウマテ e.( )成人スチル病 ベーチェット病ということはアフタ性潰瘍でもあったんだろう。

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問34 別紙図に示す所見の説明で正しいのはどれか。 a.( )尺側偏位 b.( )リウマトイド結節 c.( )ヘバーデン結節 d.(○)スワンネック変形(み 6:55) e.( )ボタン穴変形 問35 シェーグレン症候群について正しいのはどれか。(み 6:91) 唾液腺・涙腺の慢性炎症のため唾液・涙の分泌量が減少し、口腔内・眼の乾燥症状が主徴となる自己免疫疾患で ある。唾液腺や涙腺などの導管・腺房が破壊されることが特徴で、多彩な自己抗体が出現したり、高γ-グロブリ ン血症をきたすことが多い。 a.( )しばしばブドウ膜炎をきたす 誤り。これはベーチェット病の所見 b.( )アフタ性口内炎が好完する 誤り。これはベーチェット病の所見 c.( )関節症状はまれである 誤り。原発性シェーグレン症候群の患者の約 30%では、涙腺、唾液腺以外に病変が及ぶ。これを腺外性シェー グレン症候群と呼ぶ。頻度が高い症状は関節炎、レイノー現象、リンパ節腫脹などである。

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d.(○)う歯を合併する頻度が高い 正しい。唾液分泌の低下による口腔内乾燥によって齲歯ができやすい。 e.( )耳下腺腫脹はまれである 誤り。唾液腺の腫脹がある。 問36 成人スチル病について正しいのはどれか。(み 6:66) 16 歳以上の成人に現れる、若年性特発性関節炎(JIA)の全身型(Still 型)に類似した病態を示す疾患。成人で不 明熱をきたす代表的な疾患の一つである。 a.(?)39℃以上の発熱が 24 時間以上持続する 成人スチル病では39℃を超す弛緩熱(体温の日内変動が 1℃以上あり、かつ最低体温が 37℃を下回らない発熱) がおきる。そんでもって不明熱(古典的な定義によれば『有熱期間が3 週間以上に及び、38℃以上の発熱が経過 中に数回認められ、かつ1 週間の入院検査でも発熱の原因が不明なもの』)ということは 24 時間以上持続してい るんじゃね? b.(○)皮疹は淡いピンク色の紅斑である 正しい。サーモンピンク皮疹が四肢近位部、体幹に発生する。 c.( )関節症状は指などの小関節に好発する 誤り。多発性関節炎で、手関節などで関節破壊を伴うことがある。 d.( )リウマトイド因子が陽性である 誤り。リウマトイド因子も抗核抗体も陰性である。血清フェリチンの上昇やWBC の上昇を認める。 e.( )活動期にリンパ球減少をきたす 誤り。成人スチル病では炎症が起き、そのためWBC は 10000 以上となる。 問37 全身性エリテマトーデス(SLE)の分類の項目について誤りはどれか(み 6:77) a.( )関節炎 b.( )腎障害 c.(×)肝障害 d.( )神経障害 e.( )抗核抗体陽性

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問38 全身性エリテマトーデス(SLE)について正しいのはどれか a.( )男性に発症が多い 誤り。女性に多い。 b.( )高齢には発症しない 好発年齢は10~30 歳(妊娠可能年齢)だが高齢に起きないってことはないんじゃないかな。 c.( )責任遺伝子が同定されている 誤り。 d.(○)紫外線は増悪因子である 正しい。光線過敏症が見られる。 e.( )厚生労働省の定める特定疾患ではない 問39 全身性エリテマトーデス(SLE)の腎病変について正しいのはどれか(み 6:74) a.( )頻度は低い 誤り。SLE の経過中の約 50〜60%にみられる。 b.( )ほとんどが透析導入を余儀なくされる 誤り。かつては腎病変などによる死亡が多かったが、ステロイドの使用により生存率が向上した。 c.( )間質性腎炎が主な病変である 誤り。ループス腎炎は糸球体腎炎である。 d.(○)糸球体に免疫複合体の沈着を認める 正しい。そのため血清補体価が下がる。 e.( )副腎皮質ステロイド剤単剤での治療が原則である 誤り。必要に応じて、免疫抑制療法、血漿交換(み 8:192) 問40 皮膚筋炎について誤ったものはどれか。(み 6:84) a.( )急速進行性の間質性肺炎は予後不良である 正しい。抗Jo-1 抗体陽性の場合、高率でびまん性の間質性肺炎を合併する。 b.( )悪性腫瘍の合併を検索すべきである 正しい。悪性腫瘍を合併することがあるので検索を怠るべきではない。 c.( )液性免疫の異常がある 正しい。血管周囲にCD4 陽性 T 細胞、B 細胞が浸潤していることから、液性免疫の異常があると考えられる。 d.(×)筋肉組織像では血管周囲に単核球の浸潤がある 誤り。リンパ球の浸潤である。 e.( )発症時から筋力増強のためリハビリを始める 正しい。PM/DM では四肢近位筋を中心とする急性から亜急性の多発性炎症により、筋力低下が起こる。

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問41 多発性筋炎の検査所見について正しいのはどれか み⑥:84 多発性筋炎は横紋筋の炎症性疾患である。そのため検査所見としては筋障害を示すものが表れる。 ・尿中クレアチン↑(筋破壊を反映)、尿中クレアチニン↓(筋量を反映) ・筋原酵素↑(CK、アルドラーゼ、AST、LDH) ・筋電図で筋原性異常(筋収縮時の低電位、短い持続) ・筋線維の変性、リンパ球浸潤 ・抗Jo-1 抗体(特異性が高い。20~30%で陽性) a.( )CPK 低下 b.(○)AST 上昇 c.( )抗 CCP 抗体陰性 d.( )アルドラーゼ低下 e.( )尿中白血球陽性 問42 強皮症の症状や合併症として少ないものはどれか。(み 6:81) a.( )レイノー現象 b.( )間質性肺炎 c.( )逆流性食道炎 d.(×)糸球体腎炎腎クリーゼ: e.( )爪床細血管変化 高レニン血症からの悪性高血圧→腎不全であり、腎炎ではないと考えられる。

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問43 強皮症の治療指針としてステロイドを使用することが推奨されない病態はどれか。 a.( )間質性肺炎の急性増悪 b.( )肺高血圧症の初期○→早期は副腎ステロイドに反応する(朝:1078) c.(×)強皮症腎×→ACE 阻害薬 d.( )手指の皮膚硬化の浮腫期 e.( )びまん性強皮症の初期 問44 主として小血管が炎症の主座となる血管炎はどれか。(み 6:98) a.( )側頭動脈炎→大 b.(○)Churg-Strauss 症候群(アレルギー性肉芽脆性血管炎) c.( )ベーチェット病 d.( )結節性多発動脈炎→中 e.( )高安動脈炎→大 問45 側頭動脈炎の症状として頻度が低いものはどれか(み 6:108) 浅側頭動脈や眼動脈などの血管壁に巨細胞を含んだ肉芽腫性の炎症(巨細胞性動脈炎)が生じる疾患である。高 齢者に多く、男女比ではやや女性に多い。白人に好発し、わが国では稀である。 a.( )視力低下 b.( )顎跛行 c.( )多発筋痛症 d.( )頭痛 e.(○)気管支喘息

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問46 常染色体劣性遺伝病の特徴でないものはどれか。 a.(×)通常、患者の子供が罹患する確率は 1/4 である。 誤り。交配する相手によって確率は変わる。相手がホモ正常なら子供は罹患しない。 b.( )家系図を書くと罹患者の水平分布を示すことが多い。 正しい。 c.( )一般に性差はほとんどない。 正しい。性差が顕著にみられるのはX 連鎖劣性遺伝子による疾病である d.( )両親にいとこ結婚が多い。 正しい。近親婚はすべての遺伝子座位についてホモ接合になる確率を高める。 e.( )優性遺伝病よりも発症年齢は早い傾向がある。 正しい。遺伝子は必ずしも常に安定して発現するわけではなく、優性遺伝病は高齢者になって発症することが多 い。 問47 多因子病の特徴でないものはどれか。(ヒトの遺伝と遺伝相談:22-23) 複数の座位の遺伝子と環境とが互いに働きあって形質が発現する遺伝の仕組みを多因子遺伝と言い、この仕組み によって発病する病気を多因子病という a.( )環境の影響を受けやすい。 b.( )発病者の病気の程度が重いほど、近親再現率は高くなる。 c.( )罹患した同胞の数により、近親再現率は変化する。 d.( )両親が近親婚である場合の子における再現率は、他人結婚の場合の再現率より高い。 e.(×)男性患者が多い場合には、男性患者の近親罹患率も女性患者の近親罹患率より高い。 要するに(少々乱暴な表現ですが、分かりやすさを優先しました。) 問題文から、その病気を発症する女性は少ない と考えられる。”その病気を発症した珍しい女性”の遺伝子に は、病因となる遺伝子が多く集積していると考えられる。そんな女性の近親の病気の罹患率は当然多いと考えら れる。とイメージすれば、理解しやすいと思います。 問48 表現型正常な夫婦から、血友病(X 連鎖劣性遺伝病)の男児が生まれる可能性があるのは、次のどの場合か。 まず基礎知識として、ある夫婦から生まれる男児はそのX 染色体を母から、Y 染色体を父から受け継いでいる。 そのため父にのみ原因があるX 連鎖劣性遺伝病がその男児に伝わるということはありえない。表現型正常な夫婦 から表現型病的な男児が生まれるということは母が保因者であったと考えられる。このことからc と d に絞り込 む。 ちょっと言葉では説明しづらいんであとは省略します。家系図を書けばなんとなくわかるかも a.( )夫の兄弟が血友病に罹患している。 b.( )夫の父親が血友病に罹患している。 c.(○)妻の姉妹(正常)の息子が血友病に罹患している。 d.( )妻の兄弟(正常)の息子が血友病に罹患している。 e.( )夫の姉妹(正常)の息子が血友病に罹患している。

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問49 数週前から全身倦怠感、筋肉痛および筋力低下のため大腿四頭筋生検を行った。別紙図はHE 標本中 拡大像。枠内は一部の強拡大像。関連する記述で最も適切なものを選びなさい。 a.( )神経原性筋萎縮 b.( )筋萎縮性側索硬化症 c.( )平滑筋細胞凝固壊死 d.( )血中抗 Ach 抗体の存在 AchR 抗体が増えるのは、胸腺腫 e.(○)血清 CPK の上昇(多発性筋炎) 筋内膜に炎症、リンパ球浸潤、筋細胞の凝固壊死 問50 成人男性、眼瞼下垂を主訴に単純X 線で胸部心・縦隔陰影の拡大を示し手術で摘出された臓器の HE 弱拡大像と枠内は強拡大像(別紙図)。関連する記述で最も適切なものを選びなさい。 a.( )皮膚筋炎 b.(○)前縦隔腫瘍(ハッサル小体があるから、胸腺) c.( )筋ジストロフィー d.( )筋萎縮性側索硬化症 e.( )B 細胞悪性リンパ腫

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