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カスペルスキー アンチウイルス 2011 for Mac

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(1)

付録

8

カスペルスキー

アンチウイルス

2011 for Mac

ライセンス

7

設定を変更する

6

レポートを見る

5

基本的な操作

4

起動・停止する

3

インストールする

2

お使いになる前に

1

(2)

1

本書について

本書とその他の情報入手方法

本書の構成

本書では、カスペルスキー アンチウイルス 2011 for Mac (以下、カスペルスキー アンチ ウイルス)の機能、操作、設定方法について、以下の構成で説明します。

お使いになる前に

お使いになる前に知っておいていただきたいカスペルスキー アンチウイルスの主な機 能、主要なウインドウ、各部の機能の概要について説明します。

インストールする

カスペルスキー アンチウイルスの動作環境、インストール操作、アンインストール操作 について説明します。

起動・停止する

カスペルスキーアンチウイルスの自動開始、手動起動・停止、プロテクション機能の一 時停止・再開方法について説明します。また、インストール後初めてカスペルスキー アンチウイルスを起動した時に必要な確認操作、メニューバーのアイコンの表示と操作 について説明します。

基本的な操作

カスペルスキー アンチウイルスのメインウインドウに表示される保護状態の確認、ス キャン、定義データベースのアップデート、通知画面が表示された場合の対処方法など、 メインウインドウで行う基本的な操作方法を説明します。

レポートを見る

カスペルスキー アンチウイルスのレポートウインドウの表示、ファイルアンチウイル ス機能やスキャン機能で検知されたオブジェクトやイベントの確認、危険なオブジェク トを駆除する方法、レポートの設定の変更方法について説明します。

環境設定を変更する

[環境設定]ウインドウで行うプロテクション、スキャン、アップデートなどの各機能の設

定方法を説明します。

ライセンス

ライセンス情報の表示、更新方法や、アクティベーションについて説明します。 「ライセンス」の後には、困ったときの対処方法や索引などが記載されています。

付録(トラブルシューティング・用語集)

よくある質問の回答や、セキュリティ関連用語の解説を記載しています。 本書について

(3)

1

本書について

その他の情報入手方法

ヘルプを参照する

ヘルプは、メインウインドウの [ヘルプ]をクリックして表示します。また、各ウイン ドウの

(

ヘルプ)をクリックすると、現在表示されている関連項目のヘルプを直接表 示することができます。ヘルプでは、設定や応用操作など、より詳しい説明を参照する ことができます。

サポート情報を参照する

メインウインドウの [サポート]をクリックすると、[サポート]ウインドウが表示さ れます。お使いのカスペルスキー アンチウイルスのバージョン、定義データベースリ リース日時、Mac OSのバージョンなど、システム情報を確認できます。(これらの情報 は、テクニカルサポートへのお問い合わせの際、必要になる場合があります。) [サポート]ウインドウの[お問い合わせ]をクリックすると、お問い合わせ用のWebサ イトが開きます。また、[テクニカルサポート]をクリックすると、テクニカルサポート サイトが表示されます。お問い合わせ用のWebサイト、テクニカルサポートのサイト では、製品の機能や使用方法に関する有益な情報、新着情報、よくある質問と回答などを 参照することができます。

PDF

マニュアルを参照する

店頭でパッケージをお買い上げの場合、CD-ROMにPDFマニュアルが含まれています。 また、カスペルスキーのWebサイトのダウンロードページから、

PDFマニュアルをダウ

ンロードできます。

本書の表記について

·

本書では、

Mac OS X 10.5

または

10.6

を使用した場合の操作手順を説明しています。ま た、

Mac OS X 10.6

で表示される画面を使用しています。お使いの

OS

や、環境によって は、実際の操作方法や画面とは異なる場合があります。

·

本書の操作説明では、以下の表記を使用しています。 画面に表示されるウインドウ名、タブやセクション名、項目名、ウインドウ内のボタン名、 メニューやコマンド名は[ ]で囲んで表記します。 例:

[

環境設定

]

ウインドウの、

[

全般

]

タブの[通知]をクリックし、[メールによるイベ ント通知を有効にする]にチェックを付けて、[設定]をクリックする。 階層になっているコマンドメニューは「−」で続けて記載します。 例:[

Finder

]−[アプリケーション]−[カスペルスキーアンチウイルス

2011

·

画面は開発中のものです。ご使用の製品に表示される画面と、画面デザインおよび画面

に表示されている文言が若干異なる場合があります。

(4)

2

目次

目次

本書について

本書とその他の情報入手方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2

本書の構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2

その他の情報入手方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3

本書の表記について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3

1

お使いになる前に

主な機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7

主な画面の名称と機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8

メインウインドウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8

環境設定ウインドウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9

レポートウインドウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10

2

インストールする

動作環境 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11

インストールする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12

インストールを始める前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12

インストール操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

13

アンインストールする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

17

3

起動・停止する

カスペルスキーアンチウイルスを起動・終了する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

18

自動開始する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

18

手動で起動・終了する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

18

インストール後はじめて起動したときに必要な作業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

19

プロテクション機能を一時停止・再開する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

20

メニューバーのアイコンを使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

21

アイコンから保護状態を確認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

21

アイコンから操作する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

21

(5)

2

目次

4

基本的な操作

コンピュータの保護状態を確認する(プロテクション) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

22

保護状態を確認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

22

定義データベースとプログラムをアップデートする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

23

定義データベースの状態を確認・アップデートする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

23

アップデート前の状態に戻すには(ロールバック)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

24

スキャンする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

25

スキャンの種類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

25

手動でスキャンする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

25

通知が表示されたら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

27

5

レポートを見る

レポートウインドウを表示する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

28

レポートウインドウから処理を実行する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30

オブジェクトを駆除する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30

オブジェクトを隔離する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30

バックアップされたオブジェクトを削除・復元する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

31

レポートをテキストファイルに書き出す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

32

レポートの設定を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

33

隔離とバックアップの期間を変更する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

33

保存するイベントとレポートの保存期間を設定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

33

6

設定を変更する

プロテクション機能を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

34

ファイルアンチウイルス機能を有効・無効に設定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

34

セキュリティレベルを設定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

34

ウイルスが検知された場合の処理方法を設定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

36

スキャン方法を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

37

セキュリティレベルを設定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

37

ウイルスが検知された場合の処理方法を設定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

38

スキャン対象オブジェクトのリストを編集する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

39

スキャンのスケジュールを設定する(実行モード)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

40

アップデート動作を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

41

アップデートのスケジュールを設定する(実行モード)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

41

アップデートファイルを複数のコンピュータで共有する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

42

検知する脅威と除外ルールを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

45

Web

ブラウザに危険サイト診断の拡張機能をインストールする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

47

プロキシサーバを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

49

イベントの通知方法を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

50

(6)

2

目次 カスペルスキーアンチウイルスの動作を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

51

コンピュータ起動時に自動的に起動する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

51

バッテリー稼動時のスキャンを無効にする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

51

アプリケーションのアイコンを

Dock

内に表示する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

51

保護設定を読み込む・書き出す ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

52

設定を書き出す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

52

設定を読み込む・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

52

7

ライセンス

ライセンスを表示・更新する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

53

ライセンスを表示する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

53

ライセンスを更新する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

53

アクティベーションを実行する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

54

8

付録

トラブルシューティング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

55

用語集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

56

索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

57

(7)

1

お使いになる前に

主な機能

カスペルスキー アンチウイルスは、様々な保護機能によって、ウイルス、スパム、悪意ある オブジェクトなどの脅威からコンピュータのデータを保護します。カスペルスキー アン チウイルスの機能の概要について説明します。

·

プロテクション機能(ファイルアンチウイルス)(

22

ページ) ファイルをリアルタイムで監視し、ウイルスなどの脅威を検知した場合は、駆除または隔 離し、コンピュータを保護します。コンピュータ上のすべてのドライブのファイルにユー ザがアクセスするたびに、あらかじめ設定されたスキャンモードに従って、スキャンを実 行します。

·

スキャン(

25

ページ) ファイルアンチウイルス機能によるリアルタイム保護に加えて、定期的にスキャンを行う ことができます。ファイルアンチウイルスでは検知されなかった悪意あるオブジェクトの 感染を未然に防ぎます。次の3つのスキャンを選択できます。 −スキャン:ファイル、フォルダ、ドライブ単位でスキャンします。 −完全スキャン:すべてのハードディスクをスキャンします。 −簡易スキャン:システムファイルやシステムライブラリを含むフォルダなど、重要な領 域を選んでスキャンします。

·

定義データベースとモジュールのアップデート(

23

ページ)

Kaspersky Lab

のアップデートサーバから、スキャンに使用する定義データベースやプロ グラムをダウンロードします。常に最新の状態に保つことにより、日々出現するウイルス からコンピュータを保護します。

·

隔離フォルダの利用(

30

ページ) ウイルスに感染した可能性のあるファイルが検知された場合、そのファイルを隔離フォル ダに移動できます。定義データベースがアップデートされた後、隔離フォルダ内のファイ ルの再スキャン、駆除、復元が可能です。

·

バックアップ保存先フォルダの利用(

31

ページ) 感染したファイルを駆除、削除する前に、コピーを作成し、バックアップ保存先フォルダに 安全に保存しておくことができます。このフォルダから、ファイルの復元が可能です。

·

イベントの通知とレポート機能(

27

28

ページ) 本ソフトウェアの実行中に発生したイベントをポップアップウインドウと警告音で通知 することができます。また、各機能の動作をレポートとして詳細に記録することができま す。レポートウインドウから、オブジェクトの駆除などの操作も可能です。 1 お使いに なる前に

(8)

1

お使いになる前に

主な画面の名称と機能

メインウインドウ

カスペルスキー アンチウイルスの各機能、操作の中心となる画面です。コンピュータの 保護状態、実行したスキャンの情報、データベースのアップデート状況が表示されていま す。 表示するには 次のいずれかの方法でメインウインドウを表示します。

·

Finderで、[アプリケーション]−[カスペルスキーアンチウイルス 2011]を選択します。

·

メニューバーでカスペルスキーアンチウイルスのアイコン をクリックし、表示されるメニュー から[カスペルスキーアンチウイルス]をクリックします。 1 2 3 4 5 6 7 8 1ボタン部 各ボタンをクリックすると、それぞれの機能のウインドウが表示されます。 レポート レポートウインドウを表示します。実行中のタスク、完了したタスクの状況 (検知したオブジェクトやイベント、アップデートの履歴など)、設定内容の レポートウインドウが表示されます。また、このウインドウから、隔離フォ ルダ、バックアップ保存先フォルダにアクセスできます。 環境設定 環境設定ウインドウを表示します。プロテクション、スキャンなど、カスペ ルスキーアンチウイルスの各機能の設定を行うことができます。 ヘルプ ヘルプウインドウを表示します。 サポート サポートウインドウを表示します。このウインドウからテクニカルサポー トサイトとお問い合わせ用のWebサイトにアクセスできます。 2情報表示部 コンピュータの現在の保護状態が表示されます。スキャンまたはアップデートを行っているとき はその進行状況が、完了時はタスクの結果が表示されます。 3

スキャン

スキャン、簡易スキャン、完全スキャンのいずれかを実行できます。

(9)

1

お使いになる前に 4 インジケータ コンピュータの現在の保護状態が以下の色で表示されます。

·

緑(正常):コンピュータが正常に保護されていることを示します。

·

黄(注意):カスペルスキーアンチウイルスの設定または動作に問題があり、コンピュータの保護 に一部問題があることに注意を喚起しています。

·

赤(危険):カスペルスキーアンチウイルスの設定または動作に問題があり、コンピュータが危険 な状態にあることを警告しています。 これらの問題を解決するには、インジケータをクリックしてセキュリティアシスタントを起動し ます。 5 アップデート クリックすると、定義データベースとモジュールをアップデートします。 6

ライセンス

現在のライセンス情報(ライセンス番号、有効期間、ライセンスの種類)を表示するウインドウが表 示されます。このウインドウからライセンスのアクティベーションや更新を行うことができます。 7 定義データベース情報表示部 定義データベースの最終アップデート日時と状態が表示されます。 8 スキャン情報表示部 スキャンされたオブジェクト数、検知・駆除された危険なオブジェクト数が表示されます。

環境設定ウインドウ

環境設定ウインドウでは、各機能やツールの設定を 管理できます。 表示するには メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 上部のタブで、機能をクリックすると、それぞれの環 境設定ウインドウが表示されます。 プロテクション ファイルアンチウイルス機能の有効・無効、セキュリティレベルや処理の設定 を確認、変更できます。 スキャン スキャンの対象、セキュリティレベル、処理方法、実行モードなどの設定を確認、 変更できます。

KSN Kaspersky Security Network (KSN)への参加、対応ブラウザの拡張機能の設定 を確認、変更できます。 脅威 監視やスキャンの対象、除外する対象の設定を確認、変更できます。 アップデート 定義データベースアップデートの実行モード、処理やロールバック設定などの 確認、変更ができます。 ネットワーク プロキシサーバの設定を確認、変更できます。 レポート レポートウインドウに保存するログやイベント、保存期間、隔離・バックアッ プの期間、トレースログの有効・無効設定などの確認、変更ができます。

(10)

1

お使いになる前に サービス カスペルスキーアンチウイルスの自動実行、バッテリー稼動中の動作、保護設 定ファイルの読み込みなどの設定の確認、変更ができます。 画面 通知するイベントの設定、アプリケーションのアイコンの設定などの確認、変 更ができます。

レポートウインドウ

レポートウインドウでは、カスペルスキー アンチウイルスの動作に関する詳細なレポー トを表示できます。 表示するには メ イン ウ イン ド ウの [ レ ポー ト]を クリックします。 左部のタブで、カテゴリーを選択すると、 右部にそれぞれのレポートが表示され ます。レポートウインドウからファイ ルアンチウイルス、スキャン、アップ デートの各タスクを開始および停止す ることができます。また、レポートをテ キスト形式で保存することも可能です。 レポート ファイルアンチウイルス、スキャン、アップデートの処理中に記録されたイベ ントが、以下の項目別に集計されます。

·

検知:検知された危険なオブジェクトの数が一覧表示されます。

·

イベント:カスペルスキーアンチウイルスの動作中に発生したイベントが 一覧表示されます。

·

隔離:隔離フォルダに移動されたオブジェクトが一覧表示されます。

·

バックアップ:バックアップ保存先フォルダに保存されたオブジェクトが一 覧表示されます。 実行中のタスク 現在実行中のタスクが一覧表示されます。タスクを実行せず、ファイルアンチ ウイルスを無効にしていると、一覧には何も表示されません。 完了したタスク 完了したタスクが一覧表示されます。完了したタスクをすべて表示するか、ま たは最新のものから20 件表示するかを選択できます。

(11)

2

ン ス ト ー ル す る

動作環境

カスペルスキー アンチウイルスを使用するためには、以下の環境が必要です。

OS

Mac OS X v10.5

v10.7

CPU

Intelプロセッサ(Power PCには対応しておりません。)

メモリ

512 MB 以上

※必要メモリ容量を搭載していても、常駐プログラムやサービスの数 によっては、メモリ不足のエラーが発生します。こうした場合は、 常駐プログラムやサービスを停止し空きメモリを確保するか、安定 した動作をさせるにはメモリの増設をおすすめします。 ハードディスク必要容量

270 MB

以上の空き容量 ※お使いのハードディスクのフォーマット形式や確保容量などによ り、必要容量は異なります。 ※定義データベースのサイズやレポートの作成状況により、必要容量 は変動します。 ※レポートや隔離、バックアップで使用する容量は、プログラムの設 定で変更できます。 その他

·

インターネット接続環境(製品アクティベーション時、定 義データベースおよびモジュールアップデート用)

·

CD-ROM対応のドライブ(店頭でパッケージをお買い上げ

の場合)

·

Kaspersky Security Network (KSN)の危険サイト診断に

対 応 す る ブ ラ ウ ザ は、Safari 5、Google Chrome 6、

Firefox 4です。

最新の動作環境につきましては、下記のサイトをご覧ください。

http://www.kaspersky.co.jp/kaspersky-anti-virus-for-mac

重要な注意事項

·

本製品をお使いになる前に、使用許諾契約にご同意いただく必要があります。

·

ライセンス有効期限は、

OS

で選択している時間帯(タイムゾーン)の設定に従い、グ リニッジ標準時から換算された時刻です。なお、

1

年間(

12

か月)は

365

日間とし、 ライセンスは当該期間末日(

OS

で選択している時間帯で表示された日)の

24

時ま で有効です。

·

同じアクティベーションコードを使用したコンピュータでのライセンス有効期限日 は、アクティベーションを実行した日時に関わらず、同じ有効期限日となります。こ の場合、最初にアクティベーションしたコンピュータに表示されている日時が、ライ センス有効期限日となります。 2 インス トールする

(12)

2

インストールする

インストールする

インストールを始める前に

インストールを始める前に、以下の点を確認してください。

管理者のユーザ情報を準備する

カスペルスキー アンチウイルスを使用するユーザでログインします。ログインした ユーザが管理者アカウント以外の場合は、インストールの途中で管理者アカウントの ユーザ名とパスワードを入力する必要があります。 ※ Mac OS Xで最初に設定するユーザアカウントが管理者アカウントです。[システム環境設定]の [アカウント]で確認することができます。

ほかのセキュリティ対策ソフトをアンインストールする

すでにほかのセキュリティ対策ソフトがインストールされている場合は、インストール を開始する前にアンインストールしてください。アンインストールの方法は、インス トールされているセキュリティ対策ソフトのマニュアルをご覧ください。

起動しているアプリケーションをすべて終了する

インターネットに接続可能な状態にする

ライセンスのアクティベーションをはじめ、カスペルスキー アンチウイルスのインス トール時、操作時にはインターネットへの接続が必要です。

有効なアクティベーションコードまたはキーファイルを用意する

インストールの途中で、ライセンスを認証するためのアクティベーションを実行します。 このとき、有効なアクティベーションコードまたはキーファイルが必要です。なお、ア クティベーションは、インストール後に行うことも可能です。 アクティベーションコード パッケージに同梱されているか、ダウンロード版購入時のメールに記載されている20桁の英数字 です。 お知らせ

ライセンスの種類と複数のコンピュータへのインストール ライセンスの種類によっては、カスペルスキーアンチウイルスを複数のコンピュータにインストー ルできます。メインウインドウの (ライセンス)をクリックして、ライセンスウインドウを表示す ると、現在のライセンス情報が確認できます。

(13)

2

インストールする

インストール操作

カスペルスキー アンチウイルスをコンピュータのハードディスクにインストールします。 インストールは、画面の指示に従って進めます。

1

インストーラを起動する

店頭でパッケージをお買い上げの場合:

コンピュータのCD-ROMドライブに、本製品のCD-ROMを入れます。 インストール開始画面が表示されます。

ダウンロード販売をご利用の場合:

ダウンロードしたファイルを実行します。 インストール開始画面が表示されます。

2

インストールを開始する

① インストーラをダブルクリックします。

インストールを実行するかどうかを確認するメッセー ジが表示された場合は、[続ける]をクリックしてくだ さい。 [ようこそ カスペルスキー アンチウイルス 2011 イン ストーラへ]ウインドウが表示されます。

[続ける]をクリックします。 [大切な情報]ウインドウが表示されます。

製品の特長とシステム要件を確認します。

[続ける]をクリックします。 [使用許諾契約書]ウインドウが表示され ます。

(14)

2

ン ス ト ー ル す る

3

使用許諾を確認する

使用許諾契約書を読んで、内容を確認しま す。

[続ける]をクリックします。 ソフトウェア使用許諾条件への同意を求 めるメッセージが表示されます。

[同意する]をクリックします。

[Kaspersky Security Network への参加 に関する同意]ウインドウが表示されます。

4

Kaspersky Security Network

へ参加する

Kaspersky Security Network

データ収集に関する声明]を読んで、内容を確 認します。

Kaspersky Security Networkに 参 加 し、

データの収集を許可すると、検知されたウ イ ル ス な ど の デ ー タ を、 開 発 元 で あ る

Kaspersky Labへ送信します。送信された

データは、新たな脅威に対して迅速に対応 するために、分析され活用されます。

※ Kaspersky Security Networkの参加に同意さ れない場合も、お使いになれる機能に制限はあ りません。

ご注意 収集したデータの取り扱いについて

Kaspersky Security Networkは、いかなる個人情報も収集・転送することはありません。

② Kaspersky Security Network

へ 参 加 す る 場 合 は、[

Kaspersky Security

Network

への参加に同意します]にチェックを付け、[続ける]をクリックします。 [インストール先の選択]ウインドウが表示されます。

5

インストールを実行する

インストール先ドライブとインストール 方法を選び、[次へ]をクリックします。 インストール先のディスクとインストー ル方法を選択することができます。ここ では、通常のインストール手順について説 明します。

(15)

2

インストールする 別のドライブ(ディスク)にインストールしたい場合は [インストール先を変更]をクリックして、表示される[インストール先の選択]ウインド ウからインストール先のディスクを選び、[続ける]をクリックします。 インストールする機能を選択したい場合 は(カスタムインストール) [カスタマイズ]をクリックして、表示されるカ スタムインストールウインドウで、インストー ルしたいパッケージにチェックを付けます。

[インストール]をクリックします。 インストールが実行されます。インストー ルが完了すると、[インストールは成功し ました。]と表示されます。 ご注意 認証画面が表示された場合 Mac OS Xの管理者の権限が必要です。管理者の 名前とパスワードを入力してください。

[閉じる]をクリックします。 インストーラが終了します。

6

アクティベーションを実行する

インストールが終了すると、アクティベーションを実行するウインドウが表示され ます。カスペルスキー アンチウイルスのすべての機能を使用するために、ライセン スのアクティベーション(有効化)を実行します。 有効期限が切れていないライセンスが保存されている場合(アンインストール時に、ライセンス データの保存を選択した場合など)、自動的にアクティベーションが実行されるため、[アクティ ベーション]ウインドウは表示されません。

① アクティベーション方法を選択します。

·

アクティべーションコードを使用する 有効なアクティべーションコードを入力します。 アクティベーションコード 20 桁の英数字で、5 桁の半角英数字4組をハイ フ ン で つ な い で い ま す。 入 力 す る と き は、 「12345-ABCDE-67890-fghij」のように、ハイ フン(「−」)も入力してください。

·

既存のキーファイルを使用する 有効なキーファイルを使用します。 キーファイル アクティベーションコードに基づいて提供されるファイルで、ライセンスの種類、有効期限、 ホスト数などのライセンス情報が含まれています。カスペルスキーアンチウイルスを使用 するためのライセンスの検証に使用されます。

(16)

2

インストールする

·

試用版をアクティベートする 評価用に試用版をお使いの場合、オンラインで自動的に取得したトライアル キーを使用してアクティベーションを行います。 ご注意

試用版をダウンロードしてインストールする場合にのみ表示されます。

製品版も試用版も使用していない場合、[製品購入前のトライアル]という選択肢も表示 されます。オンラインで自動的にトライアルキーを取得し、試用版としてアクティベー ションを行います。 ※アクティベーションが行われていないと、すべての保護機能を有効にできません。また、 アップデートも一度しか実行できません。インストール後、できるだけ早くアクティベー ションを行うことをおすすめします。

[次へ]をクリックします。

手順①で[アクティベーションコードを使用する]を選んだ場合は: アクティベーションコードの入力ウインドウが表示されます。

手順①で[既存のキーファイルを使用する]、または[試用版をアクティベート する]を選んだ場合:

[キーファイルの選択]ウインドウが表示されます。

アクティベーションコードを入力、または キーファイルを指定します。

[アクティベーションコードを使用す る]を選んだ場合: アクティベーションコードをハイフン も含めて入力します。

[既存のキーファイルを使用する]を選 んだ場合:[参照]をクリックして、キー ファイルの場所を選択します。

[試用版をアクティベートする]を選んだ場合は、すぐにアクティベーション サーバーにアクセスし、ライセンスが確認されます。

[次へ]をクリックします。 アクティベーションが実行されます。アクティベーションが完了すると[キー ファイル情報]ウインドウが表示されます。

ライセンス情報を確認し、[完了]をクリッ クします。 アクティベーションが終了します。 カスペルスキーアンチウイルスが起動し、 メニューバーにカスペルスキーアンチウ イルスのアイコン が表示されます。 コンピュータの再起動が必要な場合があります お使いの環境によっては、インストール完了時にコンピュータの再起動を求められる場合があり ます。その場合は、ウインドウの指示に従ってコンピュータを再起動してください。

(17)

2

インストールする

アンインストールする

カスペルスキー アンチウイルスが不要になった場合は、プログラムを削除(アンインス トール)できます。 ご注意 カスペルスキーアンチウイルスを使用するユーザでログインします。管理者アカウント以外でログイ ンした場合は、インストールの途中で管理者アカウントのユーザ名とパスワードを入力する必要があり ます。

1

.

メニューバーのカスペルスキーアンチウイルスのアイコン をクリックして、表示されるメニューから[終了]を選択し ます。

2

.

インストーラを起動します。

店頭でパッケージをお買い上げの場合: コンピュータのCD-ROMドライブに、本製品のCD-ROM を入れます。インストール開始画面が表示されます。

ダウンロード販売をご利用の場合: ダウンロードしたファイルを実行します。 インストール開始画面が表示されます。

3

.

アンインストーラをダブルクリックします。 [カスペルスキー アンチウイルス 2011 アンイン ストーラへようこそ]ウインドウが表示されます。

4

.

[続行]をクリックします。

5

.

情報を確認します。

6

.

[削除]をクリックします。 アンインストールが実行されます。 ご注意 認証画面が表示された場合 Mac OS Xの管理者の権限が必要です。管理者の名前と パスワードを入力してください。 アンインストールが終了すると、[完了]ウインド ウが表示されます。

7

.

[完了]をクリックします。

(18)

3

起動・停止する

カスペルスキー

アンチウイルスを

起動・終了する

自動開始する

初期設定では自動開始が有効になっているため、カスペルスキー アンチウイルスは、シス テムが起動すると、自動で動作を開始します。メニューバーにカスペルスキー アンチウ イルスのアイコン が表示され、保護状態を確認することができます。 お知らせ

自動開始を無効にするには [設定]ウインドウの[サービス]で、[コンピュータ起動時にアプリケーションを起動する]のチェッ クを外します(51ページ)。 ※コンピュータの保護のため、自動開始は有効に設定してお使いになることをおすすめします。

手動で起動・終了する

ご注意

·

カスペルスキーアンチウイルスを終了するとコンピュータと個人情報が危険にさらされるため、終 了しないことをおすすめします。終了が必要な場合は、プロテクション機能を一時停止・再開する ことをおすすめします。

·

カスペルスキーアンチウイルス終了時にネットワークに接続しているアプリケーションがある場合 は、接続の処理を確認するウインドウが表示されますので、指示に従ってください。ネットワーク接 続を切断しないと、カスペルスキーアンチウイルスは正常に終了できません。

手動で起動する

自動開始を無効にした場合、または手動で終了した場合、次の 方法で、カスペルスキー アンチウイルスを手動で起動します。

·

Finderで、[アプリケーション]−[カスペルスキー アンチ

ウイルス 2011]を選択します。

·

メニューバーでカスペルスキー アンチウイルスのアイコン

をクリックし、表示されるメニューから[カスペルスキー アンチウイルス]をクリックします。

手動で終了する

·

メインウインドウの

(閉じる)をクリックします。

·

メニューバーでカスペルスキー アンチウイルスのアイコン

をクリックし、表示されるメニューから[終了]を選択し ます。 3 起動・停止 する

(19)

3

起動・停止する

インストール後はじめて起動した

ときに必要な作業

インストール後、カスペルスキー アンチウイルスはそのままお使いになれます。コン ピュータとネットワークをより適切に保護するために、インストール後、できるだけ早く 以下の作業を行うことをおすすめします。 お知らせ

インストール後はじめて起動するときは、設定を反映するために、起動に時間がかかることがあり ます。

定義データベースとモジュールをアップデートする(

23

ページ)

最新のウイルスからコンピュータを保護するためには、定義データベースとモジュール を常に最新の状態に保つことが必要です。 定義データベースとモジュールは、定期的にアップデートするよう設定されていますが、 インストール直後は最新でない場合が多いので、メインウインドウの (アップデー ト)を選び、アップデートを実行してください。

コンピュータの完全スキャンを行う(

25

ページ)

カスペルスキー アンチウイルスをインストールする前に、すでにコンピュータがウイ ルスや不正アクセスの脅威にさらされている可能性もあります。確実にコンピュータ を保護するために、メインウインドウの (プロテクション)から [完全スキャン]を 選び、コンピュータの完全スキャンを実行してください。 お知らせ

初めて完全スキャンを実行すると、終了までに時間がかかる場合があります。その場合は、[環境 設定]ウインドウの[スキャン]で、スキャンの対象を変更することによって、スキャン時間を短縮 できます(39ページ)。

現在の保護状態を確認する(

22

ページ)

すべての機能が正常に動いているか、メインウインドウでコンピュータの保護状態を確 認してください。

(20)

3

起動・停止する

プロテクション機能を一時停止・

再開する

ほかのアプリケーションをインストールする場合など、ファイルアンチウイルスの停止が 必要な場合、カスペルスキー アンチウイルスのプロテクション機能を一時的に停止した り、再開することができます。 ご注意 一時停止中はウイルス感染の危険性が高くなりますので、できるだけ早くプロテクション機能を再開 されることをおすすめします。

1

プロテクションを一時的に停止する

メニューバーでカスペルスキーアンチウイルスのアイ コン をクリックし、表示されるメニューから[プロテ クションを無効にする]をクリックします。 メニューバーには停止中を示すカスペルスキーアンチ ウイルスのアイコン が表示されます。

[

環境設定

]

ウインドウでも停止できます メインウインドウの [環境設定]をクリックし、[プロテクション]の[ファイルアンチウイル スを有効にする]のチェックを外します。

2

プロテクションを再開する

メニューバーでカスペルスキー アンチウイルスのアイ コン をクリックし、表示されるメニューから[プロテ クションを有効にする]をクリックします。 プロテクションが有効になります。メニューバーに保 護状態を示すカスペルスキー アンチウイルスのアイコ ン が表示されます。

[

環境設定

]

ウインドウでも再開できます メインウインドウの [環境設定]をクリックし、[プロテクション]の[ファイルアンチウイル スを有効にする]にチェックを付けます。

(21)

3

起動・停止する

メニューバーのアイコンを使う

カスペルスキー アンチウイルスをインストールし、コンピュータを起動すると、カスペル スキー アンチウイルスも自動で起動し、メニューバーにカスペルスキー アンチウイルス のアイコン が表示されます。 お知らせ

Dock

にカスペルスキーアンチウイルスのアイコン を表示するには [環境設定]ウインドウの[画面]タブで、[アプリケーションのアイコンを表示する]で[Dock内]を選 ぶと、Dock内に表示することができます(51ページ)。

アイコンから保護状態を確認する

メニューバーに表示されるカスペルスキーアンチウイルスのアイコンから、保護状態を 確認することができます。 保護機能、または特定の保護機能が有効です。 保護機能が無効です。

アイコンから操作する

メニューバーのカスペルスキー アンチウイルスのアイコン をクリックすると、メニューが表示されます。次の操作が 可能です。 カスペルスキーアンチ ウイルス メインウインドウを表示します。 プロテクションを無効 にする/有効にする プロテクション機能を一時的に停止したり、再開することが できます。 簡易スキャン 簡易スキャンを実行します。 アップデート 定義データベースとプログラムのアップデートを行います。 設定

[環境設定]ウインドウを表示します。

終了 カスペルスキー アンチウイルスを終了します。

(22)

4

基本的な操作

コンピュータの保護状態を確認す

る(プロテクション)

保護状態を確認する

メインウインドウで、コンピュータの保護状態を確認し、必要な場合はセキュリティアシ スタントを実行します。

1

メインウインドウのインジケータで保護状態を確認する

情報スペースに、現在のコンピュータの保護 状態が説明文で表示されます。インジケータ は、保護状態が以下のとおり色で表示されま す。 赤(危険) コンピュータが脅威にさらされています。すぐに対応が必要です。 黄(注意) コンピュータに保護上の問題があります。 緑(正常) コンピュータは適切に保護されています。

2

問題を解決、または詳細を確認する場合は、セキュリティ

アシスタントを実行する

インジケータが赤または黄色(危険、注意状態)で問題を解決する必要のある場合、ま たは保護状態の詳細を確認する場合は、セキュリティアシスタントを実行します。

インジケータをクリックします。 セキュリティアシスタントが起動し、現在 の保護状態や問題が表示されます。推奨 される処理方法がある場合は、処理方法の ボタンが表示されます。

処理方法のボタンをクリックします。 処理が実行されます。処理が終わると、処 理結果を表示するウインドウが表示されます。

[次へ]をクリックします。 保護状態が表示されます。

[閉じる]をクリックします。 4 基本的な 操作

(23)

4

基本的な操作

定義データベースとプログラムを

アップデートする

定義データベースの状態を確認・アップデートする

日々の脅威からコンピュータを保護するために、新たなウイルスに対応する定義データ ベースと、プログラムを強化するモジュールは常に最新の状態にアップデートされている 必要があります。ここでは、定義データベースおよびモジュールの状態の確認と、インス トール後に必要な手動でのアップデート方法を説明します。 ご注意

·

アップデートを実行するには、コンピュータがインターネットに接続されている必要があります。

·

初期設定では、Kaspersky Labのアップデートサーバにアップデートファイルがあるかどうか、定期 的に自動確認が行われます。新しいアップデートファイルがあると、バックグラウンドでアップデー トファイルのダウンロードとアップデートが自動で実行されます。日々発生する脅威に対応するた め、実行モードは初期設定の[自動]から変更しないことをおすすめします。

1

定義データベースの状態を確認する

メインウインドウの[定義データベース情報] 欄に、現在使用している定義データベースの アップデート日時と、状態が表示されます。 定義データベースが最新でない場合は、手順

2

に進み、手動でアップデートを実行します。

2

アップデートを実行する

(アップデート)をクリックします。 表示が[アップデート中]に変わり、進行 状況が表示されます。アップデートが終 了すると、[定義データベース情報]欄に、 「定義データベースは最新の状態です」と 表示されます。

(24)

4

基本的な操作 お知らせ

·

次の方法でアップデートを開始することもできます メニューバーにあるカスペルスキーアンチウイルスのアイコン をクリックして、表示 されるメニューから[アップデート]を選択します。

·

LAN内の複数のコンピュータで定義データベースを共用するには 共有フォルダを作成することにより、1台のコンピュータがダウンロードした定義デー タベースとプログラムのモジュールをLAN内の複数のコンピュータで共有することがで きます。[環境設定]ウインドウの[アップデート]タブで、定義データベースをダウンロー ドするフォルダを設定します(42ページ)。

アップデート前の状態に戻すには(ロールバック)

ネットワーク障害などで、アップデートが正常に終了しなかった場合、前回の定義データ ベースに戻すことができます(ロールバック)。

1.

メインウインドウの

[

環境設定

]

をクリック します。

[環境設定]ウインドウが表示されます。

2.

ウインドウ上のタブで[アップデート]をクリッ クします。 [アップデート]ウインドウが表示されます。ロー ルバックが可能な場合は、[ロールバック]が表示 されています。

3.

[ロールバック]をクリックします。 ロールバックが開始され、進行状況が表示されます。ロールバックが終了すると、前回 の定義データベースに戻ります。 ご注意 ロールバック後に、メインウインドウの[定義データベース情報]欄で、定義データベースが最新か どうか確認してください。定義データベースが最新でない場合は、安全のため、手動でアップデー トを実行することをおすすめします。

(25)

4

基本的な操作

スキャンする

コンピュータがウイルスに感染していないか、OSやアプリケーションのセキュリティに 問題がないかをスキャンします。ここでは、スキャンの種類と、インストールの後などに 行う手動スキャンの手順について説明します。

スキャンの種類

用途に応じて、次のスキャンを実行できます。

·

簡易スキャン システムメモリ、

OSの起動時に読み込まれるプログラムなど、コンピュータの動作上重要

なファイルにウイルス感染がないかスキャンします。

·

完全スキャン ハードディスクドライブ、システムメモリ、リムーバブルドライブなど、コンピュータ内の 全ファイルにウイルス感染がないかスキャンします。

·

スキャン ファイル、フォルダ、メール、ドライブなど、スキャンする対象を選択してウイルス感染がな いかスキャンします。

手動でスキャンする

スキャンを開始する前に 定義データベースが最新かどうかを確認してください。最新でない場合は、アップデートを実行して ください。

1

.

メインウインドウの

(スキャン)をクリック します。

3種類のスキャンが表示されます。

2

.

[簡易スキャン]、[完全スキャン]、[スキャン]の いずれかをクリックします。 [簡易スキャン]または[完全スキャン]を選んだ 場合は、スキャンが開始され、進行状況が表示さ れます。 スキャンを中断するには をクリックして表示されるレポートウインドウで、[停止]をクリックします。

[

スキャン

]

を選んだときは、スキャンする対象を選択するウインドウが表示されます。

(26)

4

基本的な操作

3

.

スキャンを実行するときは、スキャンの対象を選びます。 スキャンを行いたい項目にチェックを付けます。 スキャンの対象を追加するには 次のいずれかの方法で一覧に対象を追加することができます。

·

ファイルやフォルダなどをウインドウの中にドラッグアンドドロップします。 追加したオブジェクトが一覧に追加されます。

·

をクリックします。 選択されたメニューから、追加したい項目を選びます。 −[ファイルまたはフォルダ]を選んだ場合は、表示され る[開く]ウインドウから追加したいファイルまたは フォルダを選び、[開く]をクリックします。 −[隔離]を選んだ場合は、隔離フォルダにオブジェクト が追加されます。 スキャンの対象を削除するには 削除したい項目を選び をクリックします。 ほかの項目に変更するには ほかのオブジェクトに変更したい項目を選び[編集]をクリックし、表示される[開く]ウインドウ から、追加したいファイルまたはフォルダを選び、[開く]をクリックします。

4

.

[開始]をクリックします。 スキャンが開始され、進行状況が表示されます。 スキャンが終了すると、結果が情報表示部に表示されます。

をクリックすると、ス

キャン結果を表示するレポートウインドウが表示されます。検知されたオブジェクト、 発生したイベント、スキャンされたオブジェクトなどの統計、設定内容を確認すること ができます。 お知らせ

メニューバーのカスペルスキーアンチウイルスのアイコン をクリックして、表示されるメニュー から[簡易スキャン]を選択してスキャンを開始することもできます。

(27)

4

基本的な操作

通知が表示されたら

カスペルスキー アンチウイルス動作中に、ウイルス感染などセキュリティ上の脅威(イベ ント)が検知されると、ポップアップメッセージと警告音で通知されます。 検知された内容を確認し、処理が必要な場合は画面の指示に従って対処してください。 ご注意 [環境設定]ウインドウの[画面]タブの[イベント通知]で、[イベント発生時に通知する]のチェックを外 すと、ポップアップメッセージや警告音で通知されません。初期設定どおりに、有効に設定してお使い になることをおすすめします。 検知された脅威の内容によって、通知ウインドウには以下の選択可能な処理方法が表示さ れます。 スキップ 処理は行われません。 削除 ウイルスを含んだファイルごと削除します。 駆除 検知したウイルスを駆除します。 すべてに適 用する チェックを付けた後で、上記のいずれかの選択肢をクリックすると、以 降同じ処理を実行します。

(28)

5

レポートを見る

レポートウインドウを表示する

カスペルスキー アンチウイルスに検知された脅威の数や種類、タスク実行中に発生した イベント、処理結果に関するレポートを表示、処理結果を確認することができます。 取得したレポートは、テキストファイルに保存することもできます。

1

.

メインウインドウの

[レポート]をクリックします。 レポートウインドウが表示されます。 実行したばかりのアップデート、スキャンのレポートを表示するには メインウインドウの情報表示部に実行したばかりのアップデート、スキャンの結果が表示されて いる場合は、 をクリックして、タスクのレポートを表示することができます。

2

.

ウインドウの左側で表示したい項目 を選びます。 左側で選んだタスクのレポートが右 側に表示されます。検知したイベン ト、処理や設定内容などを確認する ことができます。 レポートウインドウからタスクを実行するには レポートウインドウからスキャンやアップデートを実行できる場合は、[開始]ボタンが表示されま す。[開始]をクリックしてタスクを実行、[停止]をクリックして停止します。 レポート 検知 プロテクションやスキャンで検知された危険なオブジェクト の現在のステータス、名前、保存されているフォルダが一覧表 示されます。 イベント ファイルアンチウイルス、スキャンやアップデート中に発生し たすべてのイベントが一覧表示されます。 イベントの重要度について イベント欄の先頭には、緊急度により、 (お知らせ)、 (重 要)、 (緊急)が表示されています。 隔離 隔離フォルダに移動されたオブジェクトが一覧表示されます。 ウイルスの疑いのあるオブジェクトやウイルスに感染した疑 いのあるファイルなどを追加することができます。隔離され るオブジェクトやファイルは危険のないように特別な形で保 存されます。 バック アップ ファイルアンチウイルス、スキャン中に駆除されバックアップ 保存先フォルダに保存されたオブジェクトが一覧表示されま す。バックアップされるオブジェクトやファイルは危険のな いように特別な形で保存されます。 5 レポート を見る

参照

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