オブジェクトを駆除する
ファイルアンチウイルスやスキャンなどで検知され、まだ処理されていないオブジェクト を駆除します。
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. レポートウインドウの左側で[検知]を選びます。
右側に検知されたオブジェクトが一 覧表示されます。
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. [すべて駆除]をクリックします。通知ウインドウが表示されます。
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. [駆除]をクリックします。危険なオブジェクトが駆除されます。
同じステータスのすべてのオブジェクトに同じ処理をするには
[すべてに適用]にチェックを付けます。同じステータスの危険なオブジェクトに同じ処理が適用 されます。
オブジェクトを隔離する
ファイルアンチウイルスやスキャンでは検知されなかったファイルのうち、ウイルスの感 染などが疑われるファイルは、隔離フォルダへ手動で移動し、隔離することができます。
隔離フォルダ
スキャン中、ファイルアンチウイルスなどによって検知された疑わしいオブジェクトが格納される フォルダです。特別な形に変換され、安全に保存しておけます。まだ定義されていない新種のウイル スに感染した疑いのあるファイルなどを格納する場合に便利です。隔離されたオブジェクトは、ス キャンしたり、復元したりできます。
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. レポートウインドウの左側で[隔離]を選びます。
右側に隔離フォルダ内のオブジェク トが一覧表示されます。
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. [追加]をクリックします。[開く]ウインドウが表示されます。
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レポートを見る3
. 隔離したいオブジェクトを選び、[開く]をクリックします。選択したオブジェクトが、隔離フォルダに追加されます。
お知らせ 隔離したオブジェクトの処理
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スキャンする[すべてスキャン]をクリックして、隔離フォルダ内のファイルをスキャンします。以前検知され なかったオブジェクトでも、最新の定義データベースを使うことで、検知される可能性があります。
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削除する一覧から感染の可能性の高いオブジェクトを選び、[削除]をクリックして削除できます。[すべて 削除]をクリックすると、隔離フォルダ内のすべてのオブジェクトが削除されます。
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復元する安全が確認されたオブジェクトは、[復元]をクリックして、指定するフォルダ、または以前保存さ れていたフォルダに復元されます。
定義データベースアップデート後の隔離フォルダの再スキャン
初期設定では、定義データベースがアップデートされると、自動的に隔離フォルダ内のファイルが 新しい定義データベースで再スキャンされます。安全のために、[環境設定]ウインドウの[アップ デート]タブの[隔離フォルダを再スキャン]にチェックをしたままお使いになることをおすすめし ます。
ご注意
オブジェクトを復元する場合は、安全であることを十分ご確認ください。オブジェクトが感染して いた場合は、ほかのファイルやコンピュータに感染する恐れがあります。
バックアップされたオブジェクトを削除・復元する
バックアップ保存先フォルダ内のオブジェクトを、手動で削除、復元することができます。
バックアップ保存先フォルダ
スキャン中、ファイルアンチウイルスなどによってウイルス感染の可能性があると検知されたオブ ジェクトは、駆除される前にバックアップが作成され、バックアップ保存先フォルダに保存されます。
危険なファイルでも、特別な形に変換され、安全に閉じ込めておくことができます。バックアップ保 存先フォルダ内のオブジェクトはウイルス感染がないと判断された場合、復元することができます。
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. レポートウインドウの左側で[バッ クアップ]を選びます。右側にバックアップ保存先フォルダ内 のオブジェクトが一覧表示されます。
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. オブジェクトを削除するには[削除]を、復元するには[復元]をクリック します。
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レポートを見る選択したオブジェクトが、削除、復元されます。
ご注意
オブジェクトを復元する場合は、安全であることを十分ご確認ください。オブジェクトが感染して いた場合は、ほかのファイルやコンピュータに感染する恐れがあります。
レポートをテキストファイルに書き出す
レポートウインドウの内容をテキストファイルに保存できます。
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. レポートウインドウで、テキストファイルに保存したいオブジェクトを一覧表示しま す。2
. ウインドウ下のて表示されるメニューから、をクリックし[書き出 し]を選びます。[保存]ウインドウが表示されます。
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. [名前]と[場所]を指定し、[保存]を クリックします。レポートが保存されます。
保存したレポートはプログラム内に蓄積されるため、レポート数が増えると、ディスク容量を圧迫 することがあります。コンピュータの動きが遅くなるなど、パフォーマンスが低下した場合は、保 存期間やファイルサイズを設定、または不要なレポートを削除してください。