HDMI
および
DisplayPort
のより良い
デザイン/テスト
ディスプレイ・デザインの徹底した特性評価と
検証
図1 テスト・ポイント(ソース、媒体、シンク)
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)およびDP(Display
Port)インタフェースは、ハイビジョン・テレビからパーソナル・ コンピュータ、セットトップ・ボックスまで、幅広いデバイスに 実装されるようになってきています。このような製品の開発で重 要になるのが、相互運用性です。相互運用性のベースとなるのが 物理層です。物理層では、デジタル・コンテンツがデバイスから ケーブルなどの媒体を経由してレシーバに送られます。デバイス が規格に適合しているか、デバイスの性能が仕様にどの程度近い かを確認するには、これらのデバイスのパラメータを測定する ツールが必要です。 HDMIコンプライアンス・テスト仕様(CTS)1.4aでは、高品質の デジタル・ビデオ/オーディオ・セットアップに使用されるケー ブルの数を低減する強化された機能が導入されています。新しい 高速双方向チャネルとして、HDMIイーサネット/オーディオ・ リターン・チャネル(HEC/ARC)があり、100 Mb/sのイーサネッ トを採用しています。このチャネルはオーディオ・リターン機能 も備えているので、音声をHDMIケーブル経由でA/Vレシーバに 直接送ることができます。さらに、新しいマイクロHDMIコネク タが仕様化され、携帯電話、MP3プレイヤー、カメラなどのポー タブル機器での使用が増加しています。 HDMIおよびDisplayPortでは測定上の大きな問題があります。 HDMI(CTS)1.4aのデータ・レートは最大3.4 Gb/sです。 DisplayPortのv1.1の速度は2.7 Gb/sでしたが、v1.2のリリース により、5.4 Gb/sに速度が倍増しています。データ・レートが倍 になると、問題も2倍以上に増えると言っても間違いありません。
高速信号、HDMI用のHECやARCなどの新機能、コンピュータか
ら家庭用、ポータブル・エレクトロニクス、車載用までさまざま なデバイスに採用されているディスプレイ・テクノロジーについ ては、これらのデバイスの特性やコンプライアンスをフルにテス トして、各用途およびプラットフォームの相互運用性を確保する テスト・ソリューションが必要です。キーサイトのディスプレイ・ ソリューションは、ユーザのニーズに最適な特長を備えたトータ ル・ソリューションです。
ケーブル
シンク
ソース
主な作業
HDMIとDisplayPortの特性評価は、4つの分野(ソースのデザイン /テスト、シンクのデザイン/テスト、媒体の物理層のデザイン /評価、プロトコル・テスト)に分けることができます。これら の各分野では、HDMI CTS、およびDisplayPortではVESAが、こ
れらのテストを実行するための推奨手順、方法、機器を定めてい ます。多くの場合、作業を完了するには、複数の手法、ツール、 プロセスがあります。使用する手法の決定要因となるのは、特定 の測定ツールの習熟度、コスト、使いやすさです。電気物理層か らプロトコル層まで、キーサイトは各領域のニーズに対応するソ リューションを提供しています(図2を参照)。
専門知識の活用
高品質のデジタル測定とシグナル・インテグリティに関して、キー サイトにはRF/マイクロ波/プロトコル・エンジニアリングの分 野での数十年にわたる経験があります。また、反射、表皮効果、 挿入損失、リターン・ロス、インピーダンス・プロファイル、ジッ タ・バジェット/ジッタ耐力、タイミング・マージン、コンプラ イアンスなど、デジタル・デザイナが高データ・レート規格で直 面するさまざまな問題を理解しています。 ワークショップや仕様の問題/定義に一貫して関わってきたキー サイトには、HDMI/DisplayPortデバイスの物理層/プロトコル 層/ファンクション・テストに関する確固としたバックグラウン ドがあります。 テスト業界の第一人者として、キーサイトは長年にわたり、業界の リーダと共同で技術革新に取り組んできました。キーサイトのアプ リケーション・エンジニアリング・チームの専門知識は、このよう な重要な経験を反映したものです。これだけでなく、キーサイトは、 物理的な問題に対応するツール、規格に合わせてカスタマイズされ たツール、デザイナに必要な関連ツールを開発することができます。ソースのデザイン/テスト
媒体のテスト
シンクのテスト
プロトコル
/
HEC/ARC
のテスト
ケーブル シンク ソースRx
üDVDプレーヤ ü IC ü セットトップ・ボックス ü カメラ DSO90000A Infiniiumリアルタイム・オシロスコープ W2212 Advanced Design SystemバンドルHDMI • N5399B HDMIコンプライアンス・ テスト・ソフトウェア • N1080B TPAフィクスチャ DisplayPort • W2642Aオートメーション • U7232A DisplayPortコンプライアン ス・テスト・ソフトウェア • W2641A TPAフィクスチャ ü ケーブル ü コネクタ ü プリント基板 86100C/D Infiniium DCA-J/TDR E5071C ENA RFネットワーク・アナライザ
N5245A PNA-X 4ポート50GHz VNA N1930B物理層テスト・システム(PLTS)
バージョン5.2ソフトウェア W2212 Advanced Design Systemバンドル
HDMI • N1080B TPAフィクスチャ DisplayPort • Bit-DP-CBL-0001フィクスチャ ü HDTVモニタ ü IC ü リピータ ParBERTまたはN4903B JBERT N5990Aコンプライアンス・ オートメーション
W2212 Advanced Design Systemバンドル
HDMI • E4887A TMDS信号発生器 • N1080B TPAフィクスチャ DisplayPort • N4915A-006 DP ISIジェネレータ • W2642Aオートメーション • Bit-DP-RTF-0001フィクスチャ • W2641A TPAフィクスチャ ü ソース ü シンク HDMI • N5998A HDMIプロトコル/オー ディオ/ビデオ・アナライザ/ ジェネレータ • 81150A HEAC物理層/オーディオ・ プロトコル DisplayPort • W2642A AUXチャネル・コント ローラとQuantum Data
Tx
図2 Keysight HDMI/DisplayPortソリューション。認証テスト・センタ(ATC)のほとんどがキーサイトのソリューショ ンを使用している理由はここにあります。 キーサイトの機器の信頼できる品質は、デザインのテストの簡素 化、高速化、信頼性向上を実現するための鍵となります。これに より、エンジニアリングの労力を軽減し、開発コストを削減でき ます。確度の高い結果が得られれば、デザイン・サイクル数を減 らすことができ、市場投入までの期間を短縮できます。また、苦 労して勝ち取った市場での優位を維持できる信頼性の高い製品を 実現できます。
信頼性の高いテスト・カバレージ
キーサイトのデザイン/テスト・ソリューションが魅力的な理由 は、あらゆる分野の問題に対処できる最高のツールであるからで す。これらのツールは、アプリケーション固有のニーズに対応す るために開発されています。リアルタイム/サンプリング・オシ ロスコープはシグナル・インテグリティの検証用、パターン/プロ トコル・ジェネレータは必要な印加信号の作成用、BERTはレシー バのジッタ耐力のテスト用、タイムドメイン・リフレクトメータ (TDR)とベクトル・ネットワーク・アナライザ(VNA)はインピー ダンスの特性評価用、オートメーション・ソフトウェアはデザイン /測定プロセスの高速化/簡素化用です。HDMIおよびDisplayPort優れたソリューションを提供するための取り組み
キーサイトのデジタル・ソリューションの推進/サポート担当者は、さまざまな国際規格委員会に参加し
ているエキスパートです。キーサイトでは、これを
Keysight Digital Test Standards Program
(
Keysight
デ
ジタル・テスト規格プログラム)と呼んでいます。キーサイトのエキスパートは現在、
JEDEC
(
Joint
Electronic Devices Engineering Council
)、
PCI-SIG
®、
VESA
(
Video Electronics Standards
Association
)、
SATA-IO
(
Serial ATA International Organization
)、
T10
(
Serial Attached SCSI
)、
USB-IF
(
USB-Implementers Forum
)、
MIPI
(
Mobile Industry Processor Interface
)アライアンス、
IEEE 802.3
(イーサネット規格)、
OIF
(
Optical Internetworking Forum
)などの、多くの規格委員会で活動しています。
このような規格グループや関連するワークショップ、プラグフェスト、セミナへの参加により、適切なソ
リューションをお客さまが必要なときに市場に投入することができます。
図3. E4887A HDMI TMDSジェネレータは、固有ジッタが小さく、ジッタ注入制御機能を備えているので、 高品質の信号を印加できます。
ソースのテスト
ソース・テストのコンプライアンスのために、多くのテストが規 定されています。この中には、立ち上がり/立ち下がり時間など の標準的な波形パラメータの測定だけでなく、規格でクロック・ リカバリ法が規定されているアイ・ダイアグラムやジッタ解析も 含まれます。さらに、新たに規定されたフィルタリング・アルゴ リズムでは、ケーブルとアイのイコライズが求められていて、レ シーバの性能を相関させるために実行する必要があります。信頼性の高い測定
トラブルシューティング、連続波形の捕捉、正常な動作の確保、 コンプライアンスの証明でも、アクティブ差動プローブとテスト・ ポイント・アクセス・フィクスチャを備えたリアルタイム・オシ ロスコープが必要です。ノイズ・フロア、ジッタ・ノイズ・フロア、 プローブ確度、テスト・フィクスチャの品質のすべてが測定確度主な特長
キーサイトの
Infiniium 90000
シリーズ・オシロス
コープは、業界最小のノイズ・フロア、ジッタ・ノ
イズ・フロア、トリガ・ジッタを実現しています。
図4. Infiniium 90000Aリアルタイム・オシロスコープを使用したソース測定構成 3.3 VDC
電源DSO90000A Infiniium
オシロスコープ ソースDUT
N1080B
オプションH01
TRA-P
N1080B
オプションH03
(EDID
機能搭載)InfiniiMax
差動プローブ に影響を与えます。例えば、レシーバのアイ・テストでは、最小 レベルを調べてレシーバの適切な動作を確保します。オシロス コープの雑音性能が不十分だと、実際のレシーバの性能が誤って 評価される可能性があります。Keysight Infiniium 90000Aシリーズ・オシロスコープは、ノイズ・ フロア、ジッタ・ノイズ・フロア、トリガ・ジッタが業界で最も 小さいため、測定確度が向上し、デバイス性能をより正確に評価
できます。さらに、InfiniiMaxアクティブ差動プローブは、業界
最高の雑音性能とプローブ帯域幅/確度を備えています。デバイ
スへの接続は、HDMI用のN1080A/Bテスト・ポイント・アクセ
ス(TPA)フィクスチャまたはDisplayPort用のW2641A TPAフィ
クスチャを使用すれば簡単に行えます。InfiniiMaxプローブ経由
でHDMI/DisplayPortコネクタに直接接続することができます。
複雑な作業の自動化
N5399B HDMIおよびU7232A DisplayPortコンプライアンス・ソ フトウェアは、セットアップを簡素化して、コンプライアンス・ テストを実行することにより、90000Aシリーズ・オシロスコー プの確度を補完します(図5を参照)。このソフトウェアはオシロ スコープ上で動作し、最適なテスト・フレームワークの採用によ り、 確 度 の 高 い 結 果 を す ば や く 得 る こ と が で き ま す。 ま た、 HDMI/DisplayPortのテスト機能を豊富に備え、認証テスト・セ ンタでの作業にも、デバイス性能の評価にも対応しています。 このソフトウェアにはキーサイトのオシロスコープに関する豊富 な知識と仕様の注意深い解釈を結集され、最良の結果と高い再現 性を最小限の手間で実現しています。このソフトウェアではスク リーンショット付きのHTMLレポートを作成でき、結果を簡単に 共有できます。また、マージン解析により、仕様にどの程度近い か確認することができます(図6を参照)。 ソ ー ス / シ ン ク / 媒 体 テ ス ト を 実 行 す る 場 合 は、Keysight N5990Aテスト・オートメーション・ソフトウェア・プラットフォー ムの使用をご検討ください。N5990Aは、コンプライアンス・テ ストや系統立った詳細な特性評価の生産性と効率を改善します。 また、N5399B HDMIおよびU7232A DisplayPortコンプライアン
ス・テスト・ソフトウェアを補完します。N5990Aは、関連する Keysight測定器をPCから制御し、優れたテスト・インテグレーショ ン、最小の校正時間、最大のテスト・スループット、使いやすさ を実現します。コンプライアンス・テストをボタン1つで実行して、 結果を画面上に表示したり、Excelやその他のフォーマットにエ クスポートして、詳細なデータ解析/収集を行うことができます。 図5. N5399BおよびU7232Aコンプライアンス/テスト・ソフトウェアは、テストの選択、 テストの設定、接続のセットアップ、テストの実行、結果の表示などの機能を備え、テスト時 間を短縮します。 図6. N5399Bおよび U7232Aコンプライアンス/テスト・ソフトウェアは、詳細な解析のた めに波形や結果のマージンを含むデバイスのサマリ・レポートをすばやく作成します。
図7. N4915A-006を使用したDisplayPortの代表的なシンク・テストのセットアップ。
シンクのテスト
シンクのテストには、さまざまなパターンを作成できる信号源と、 正確なジッタ信号の供給機能が必要です。主な高速テストには、 感度、スキュー、ジッタ耐力、タイミングがあります。さらに、 HDMIおよびDisplayPortの以前のバージョンとの互換性を維持す るには、相互運用性テストが必要です。 シンクのテストを成功させるための鍵となるのは、ジッタ耐力を 決定するための制御された校正済み信号の注入機能です。HDMI では、TMDSビット・レートの1/10のクロック・レートの非コヒー レンス・デザインが用いらているため、データとクロックのジッ タ動作が異なります。これに対して、DisplayPortは、2つの通信 バス(ソースからシンク・デバイスへのデータの送出に使用され るメインの高速デジタル・レーンと双方向通信リンク)から構成 されています。4つのテスト・ポイントが定義され、シグナル・ インテグリティ・パラメータが指定されています。規格では、各 種ビット・レートとテスト・ポイントに対して、特定の量のシン ボル間干渉(ISI)を定義しています。ジッタ要件やそれらの要件を 正確にテストする方法を正しく理解することが非常に重要です。 キーサイトのエキスパートは、ジッタの要件およびHDMIと DisplayPortの両方のジッタ耐力を正確にテストするために何が 必要かをよく知っています。 測定確度は、ソース・ノイズ・フロア(固有ジッタ)と、注入ジッタ などの信号特性を制御できるかどうかによって決まります。信号源 が正確なほど、レシーバのデザインをより正しく評価できます。柔軟性の高い高精度信号源
Keysight HDMIシンク・テスト・ソリューションのコアとなるの は、ParBERT 81250ベースのE4887A HDMI TMDS信号発生器で す。E4887Aは、HDMI CTS 1.4aのHDMIシンク・デバイスのジッ タ耐力、ペア内スキュー、最小/最大差動振幅許容範囲のテスト、 伝送ケーブル/ビデオ・テスト用に設計されました。また、すべ てのTMDSチャネルに対する差動クロック/データを作成します。 2台の信号発生器と組み合わせて使用すれば、クロック/データ への独立したジッタ注入が可能なので、確度の高いシンクの特性 評価が行えます。デバイスへの接続は、N1080A/Bテスト・ポイ ント・アクセス(TPA)アダプタを使用して簡単に行えます。 E4887Aは、遷移時間の短い超低ジッタのクリーンな信号を出力し ます。また、さまざまなビデオ・フォーマットを作成できます。カ ラー分解能の異なる50種類以上のIEC/CEA 861ビデオ・フォーマッ トの中から選択することも、フレーム・ジェネレータ・ソフトウェ アを使用してジッタ注入を含むTMDS信号発生器のセットアップ全 体を制御することもできます。ディープカラー信号の作成には、E4887AとKeysight N5998A HDMIプロトコル/オーディオ/ビデ オ・アナライザ/ジェネレータを組み合わせて使用します。
DisplayPortの場合は、N4915A-006 ISIジェネレータは、Keysight J-BERT N4903BおよびKeysight ParBERT 81250のMethod Of Implimentation(MOI)ドキュメントに記述されているように、キー サイトのシンク・テスト・セットアップを完全に補完します。また、 N5990Aテスト・オートメーション・ソフトウェアを使用して完 全に自動化することができます。 クロック・ パターン 発生器
AUX
チャネル・ コントローラ ストレス 信号発生器N4915A-006
TTC Attn BC PD TTC Attn BC PD TTC BC TTC BC アグレッサ信号 (クロック・パターン) プラグ・ フィクスチャTP3 TP4
ストレス・ パターン レシーバ PRBS7 カウンタ + – + – + – + – + – Aux L3 L2 L1 L0 テス ト ・ フ ィ ク ス チ ャ 凡例: Attn: アッテネータ PD: パワー・ディバイダ BC: ブロッキング・コンデンサ TTC: 150 psの遷移時間 コンバータ主な特長
定 評 の あ る
J-BERT N4903B
高 性 能 シ リ ア ル
BERT
は、内蔵のハードウェア・リソースを使用
して信号パラメータをリアルタイムで掃引する
ことにより、測定時間を大幅に短縮します。
一体型テスト・ソリューション
ソース/シンク/媒体テストを実行する場合は、Keysight N5990Aテスト・オートメー ション・ソフトウェア・プラットフォームの使用をご検討ください。N5990Aを使用す れば、HDMI/DisplayPortのコンプライアンス・テストや系統立った詳細な特性評価の 生産性と効率が向上します。N5990Aをテストに使用すれば、優れたテスト・インテグレー ション、最小の校正時間、最大のテスト・スループット、使いやすさが得られます。 図8. レシーバ・ジッタ耐力テスト。 レーン0 HBRジッタ耐力曲線 正弦波ジッタ周波数[MHz] 正 弦 波 ジ ッ タ [m U I] 最大合格正弦波ジッタ 最小仕様 2000 1500 1000 500 0 0 20 40 60 80 100媒体のテスト
ソースとシンクを接続する媒体の信頼性により、表示品質が決まりま す。ケーブルやプリント基板の媒体テストは、スキュー、クロストー ク、減衰、インピーダンスなどのテストにより、ビデオ品質を維持す ることが目的です。ケーブルのアイ・ダイアグラム測定やレシーバの イコライゼーション・デザインへのアクセスには、特定の基準イコラ イゼーション・アルゴリズムを使用できます。スキューやアイ・ダイ アグラムなどのタイミング・テストは、リアルタイム/サンプリング・ オシロスコープを使って容易に行えますが、ペア内スキューや差動イ ンピーダンス測定にはタイム・ドメイン・リフレクトメータ(TDR)、 遠端クロストークや減衰位相測定にはベクトル・ネットワーク・アナ ライザ(VNA)の方が適しています。これらの測定器では、校正を行っ てTDRまたはVNAを被試験デバイスに接続するケーブル/フィクス チャの影響を除去しなければ、正確な測定は行えません。正確なインピーダンス測定
キーサイトでは、インピーダンス測定に最適なソリューションを2種類用意しています。Keysight 86100C/D Infiniium DCA-Jと54754A
差動TDR/TDTモジュールを組み合わせたものと、E5071C ENA RF
ネットワーク・アナライザです。媒体への接続には、N1080A/B TPA
(HDMI)またはW2641A TPA(DisplayPort)を使用します。
86100C/D/54754A TDRは、独自の校正プロセスでケーブルの影響 をディエンベディングすることにより、テスト・システムではなく、 デバイスの特性を表示することができます。また周波数モードに切り 替えることにより、Sパラメータを調べて、チャネル、ケーブル、コ ネクタ、トランシーバの伝送およびインピーダンス/反射性能を評価 することもできます。オシロスコープを使い慣れたデジタル・エンジ ニアなら、新しいテスト機器を購入して使い方を学ばなくても、周波 数効果と時間効果の関係を簡単に理解できます。 Keysight N5071C ENA RFネットワーク・アナライザは、周波数ドメ インで解析を行い、内蔵掃引信号源と9 kHz∼20 GHzまでの差動測 定に対応した4ポート・テスト・セットを備えています。VNAは、よ り広いダイナミック・レンジとより完全な校正手法を備えているため、 TDRよりも高い確度が得られます。 これは、低挿入損失/低反射のデバイスを測定する場合に重要になり ます(図10を参照)。必要な測定はすべて、E5071C ENAを使用して 行うことができます。Keysight N4431B ECalモジュールを使用すれ ば、複数の校正用標準を手動で接続する必要がないので、校正をすば やく行うことができます。さらに、高速ケーブルの測定後の解析も、 N1930B物理層テスト・システム(PLTS)ソフトウェアを使用するこ とにより、タイム・ドメインと周波数ドメインで簡単に行うことがで きます。インターコネクト・チャネル内のクロストークを識別して除 去するには、PLTS GUIを使用してモード変換を最小にします。 図9. DCA-Jと54754Aを使用したテーブル・テスト
主な特長
確度を高めるために、
86100C/D TDR
は、独
自の校正プロセスでケーブルの影響を補正する
ことにより、デバイスをテスト・システムから
分離できます。
次世代のHDMI/DisplayPortの媒体のテストには、4ポート50 GHzテ スト機能を備えた新しいN5245A PNA-Xが最適です。この高度なシ ステムを使用すれば、高速データ・レートの基本周波数の5次高調波 も簡単に測定できます。アイ・ダイアグラム、ペア内クロストーク、 差動挿入損失を迅速かつ正確に測定できます。また、新しいPLTS v5.5ソフトウェアは、HDMI/DisplayPortコンプライアンス・マスク・ テストを組み込むことができます。このマスク・テストの例について は、下の図11を参照してください。
図10. E5071C ENA RFネットワーク・アナライザを使用したHDMI/DisplayPort
HDMI
プロトコル・テスト
HDMIソースのプロトコル・テストでは、出力パターンを正確に 解析する必要があります。これに対して、HDMIシンクの場合は、 定義されたパターンを生成する必要があります。解析機能として は、プロトコル、オーディオ・タイミング、ビデオ・タイミング があります。パターン作成機能としては、オーディオ、ビデオ、 プロトコル、ディープカラー・パターンがあります。 複雑なパターンを捕捉し、各パケットの特性を確認できるように データを処理して表示するためには、プロトコル・アナライザは 大容量メモリを備えている必要があります。エラーおよびエラー 位置の自動識別は、ソースのトラブルシューティングの鍵になり ます。 プロトコル・ジェネレータは通常、パターン・ジェネレータと連携 して、必要なオーディオ/ビデオHDMIシンク波形を作成します。高度なプロトコル解析/作成機能
Keysight N5998A HDMIプロトコル/オーディオ/ビデオ・アナ ライザ/ジェネレータは、プロトコル解析/作成に最適なソ リューションです。プロトコル解析では、最大4 GBのデータの捕 捉、結果のポスト・プロセッシング、エラーの簡単な識別が可能 です。プロトコル・ジェネレータとしては、多くのパターンを直 接作成することができます。また、E4887A TMDS信号発生器と 組み合わせて使用すれば、完全なソリューションが実現します(表 1を参照)。さらに、HDMIソースの識別に役立つEDIDライタ機能 を備えています。 図12. N5998A HDMIプロトコル/オーディオ/ビデオ・アナライザ/ジェネレータを 使用したHDMIプロトコル測定構成。 USB PC HDMI 入力 HDMI 出力 アナライザ/ジェネレータ ソース
DUT
シンクDUTサポートされている
CTS
テスト
表1. サポートされているHTMI CTS 1.4aシンク/ソース・テスト
テスト 名前 N5998A PAG E4887A TDMS
信号発生器 Quantum Data 882CA ソース(プロトコル) 7-16 リーガル・コード ▲ 7-17 基本プロトコル ▲ 7-18 拡張制御期間 ▲ 7-19 パケット・タイプ ▲ ソース(ビデオ) 7-23 ピクセル・エンコード:RGB-RGBシンク ▲ 7-24 ピクセル・エンコード:YCbCr-YCbCrシンク ▲ 7-25 ビデオ・フォーマット・タイミング ▲ 7-26 ピクセル反復 ▲ 7-27 AVI InfoFrame ▲ ソース(オーディオ) 7-28 IEC 69058/IEC 61937 ▲ 7-29 ACR ▲ 7-30 オーディオ・サンプル・パケット・ジッタ ▲ 7-31 オーディオInfoFrame ▲ 7-32 オーディオ・サンプル・パケット・レイアウト ▲ ソース(DVIとの相互運用性) 7-33 DVIとの相互運用性 ▲ ソース(高度な機能) 7-34 ディープカラー ▲ 7-35 色域メタデータ伝送 ▲ 7-36 高ビットレート・オーディオ ▲ 7-37 1ビット・オーディオ ▲ 7-38 3Dビデオ・フォーマット・タイミング ▲ 7-40 拡張色域伝送 ▲ シンク(電気) 8-5 TDMS – 最小/最大差動振幅許容範囲 ▲ 8-6 TDMS – イントラペア・スキュー ▲ 8-7 TDMS - ジッタ耐力 ▲ シンク(プロトコル) 8-15 キャラクタ同期 ▲ 8-16 全有効パケット・タイプの許容 ▲ シンク(ビデオ) 8-17 基本フォーマットのサポート要件 ▲ 8-18 HDMIフォーマットのサポート要件 ▲ 8-19 ピクセル・エンコード要件 ▲ ▲ 8-20 ビデオ・フォーマット・タイミング ▲ シンク(オーディオ) 8-21 オーディオ・クロック再生成 ▲ 8-22 オーディオ・サンプル・パケット・ジッタ ▲ 8-23 オーディオ・フォーマット ▲ シンク(DVIとの相互運用性) 8-24 DVIとの相互運用性 ▲ シンク(高度な機能) 8-25 ディープカラー ▲ ▲ 8-29 3Dビデオ・フォーマット・タイミング ▲ 8-30 4k x 2kビデオ・フォーマット・タイミング ▲
8-31 拡張色域、コンテンツ・タイプ、選択可能なYCC量子化範囲をサポートするAVI InfoFrame ▲
DisplayPort
プロトコル・テスト
DisplayPortソースのプロトコル・テストでは、出力パターンを正
確に解析する必要があります。これに対して、DisplayPortシンク
の場合は、定義されたパターンを作成する必要があります。キー サイトのW2642A DisplayPort AUXチャネル・コントローラを使
用すれば、新しいDisplayPortデザインのデバッグに柔軟に対応で
きるだけでなく、物理層の自動テストを簡単に行うことができま す。DisplayPortの物理層テストを自動化することにより、生産性 が2倍に向上します。W2642Aは、Quantum Data 882EのAUXチャ
ネルを制御します。このため、W2642Aを使用すれば、公式の
DisplayPortコンプライアンス・テスト用としてすでにVESA認証
を取得しているKeysight DisplayPortソース/シンク・コンプラ
イアンス・テスト・ソリューションを完全に自動化できます。
W2642Aは、AUX経由でのEDIDおよびDPCDのリード/ライト機
能を備えています。DPCD/EDIDデータ・ファイルをロード/ス トアして、シンク・エミュレーション・デバイスをすばやく設定 することができます。このため、オペレータによるミスを防ぎ、 デバイスのテスト・ステータスを完全にトラッキングして、再現 性のある結果を得ることができます。 キ ー サ イ ト の16900シ リ ー ズ・ ロ ジ ッ ク・ ア ナ ラ イ ザ は、 FuturePlus FS4430 DisplayPort解析プローブと組み合わせて使 用することにより、DisplayPortプロトコル解析を行うことができ ます。FS4430は、X1、X2、X4 DisplayPort、最高2.7 GT/sのデー タ収集速度をサポートしています。高性能プロトコル・デコード・ ソフトウェアによって、メイン・リンク/AUXチャネルの動作が ロジック・アナライザ上に表示されます。プローブ・マネージャ・ ソフトウェアは、FS4430をUSB経由で制御し、ロジック・アナ ライザに対してプロトコル・アウェア・フィルタを定義します。 このソフトウェアでは、瞬時レーン反転や極性反転も可能です。 4ステートLEDはポートの動作状態を瞬時に表示します。ターゲッ ト・システムには、ハーフサイズ・ミッドバス・コネクタ、イン タポーザまたはフライング・リード・アダプタ・ケーブルで接続 します。
HEC/ARC
(
HDMI
イーサネット/オーディオ・
リターン・チャネル)テスト
HDMI 1.4aでは、双方向HDMIイーサネット・チャネル(HEC)と
オーディオ・リターン・チャネル(ARC)が新たに採用されていま す。HEC/ARCトランスミッタの物理層テストは、オシロスコー プ用のN5399B HDMIアプリケーションの一部としてサポートさ れています。ジッタ、立ち上がり/立ち下がり時間、レベル確度 などのパラメータは、オシロスコープを使用して測定します。 HER/ARCレシーバのテストには、81150Aパルス/ファンクショ ン/パターン・ジェネレータと81150AU-EHDアダプタ・ボード を組み合わせて使用します。81150Aは、HDMIコンプライアンス・ テスト仕様バージョン1.4aのSupplement 2に掲載されているす べての歪み(ジッタ、振幅の縮小、各種遷移時間)を含むイーサネッ ト/オーディオ信号をエミュレートできます。81150Aの利点は、 ジッタやその他のパラメータをオンザフライで変更でき、デバイ スの特性を容易に評価できることです。
3D
生成機能
HDMI 1.4aのもう1つの新機能は3次元生成機能です。3次元ビデ オ・フォーマット情報は、2つの構造体(AVI InfoFrame内にあるビデオ識別コード(VIC)、HDMI Vendor Specific InfoFrame内に ある3D_Structureフィールド)によって転送されます。Keysight N5998A HDMIプロトコル/オーディオ/ビデオ・アナライザ/
ジェネレータを使用すれば、AVI InfoFrameパケットとVendor
Specific InfoFrameパケットを完全に表示でき、3次元フォーマッ ト情報を簡単に解析できます。このHDMI評価ツールではまた、3 次元ビデオ・フォーマットのタイミング解析、CTSに準拠したエ ラー・チェック、結果の表示が可能です。さらに、3次元ビデオ 画像のエラーを目で見て確認することもできます。 図13. HEC/ARCテストのセットアップ 図14. 3次元ビデオ画像のエラー解析
Keysight HDMI/DisplayPort
ソリューション
Infiniium 90000A
シリーズ
リアルタイム・
オシロスコープ
Keysight Infiniium 90000シリーズ・オシロスコープとInfiniiMaxプ ロービング・システムは、最高性能のリアルタイム測定システムを実 現します。Infiniium 90000シリーズは、最高のリアルタイム測定確度 を実現するように設計されています。また、業界最小のノイズ・フロア、 業界最大容量のメモリ、フル帯域幅プロービング機能を備え、シグナル・ インテグリティ/ジッタ測定に最適なツールです。2.5 GHzから13 GHzまでのモデルがあり、将来のニーズに応じて帯域幅をアップグレー ドすることができます。差動測定やシングルエンド測定にはInfiniiMax プローブを使用して、測定の柔軟性を最大限に高めることができます。
N5399B HDMI
コンプライアンス・テスト・
ソフトウェア
Infiniium 90000シリーズ・オシロスコープ用のKeysight N5399B HDMI電気性能検証/コンプライアンス・ソフトウェアを使用すれば、 HDMIのデザインを容易に検証/デバッグできます。HDMIテスト・ソ フトウェアを使用すれば、HDMI電気チェックリスト・テストを自動 的に実行して、さまざまなレポート・フォーマットで結果を表示する ことができます。レポートには、測定データに加えて、どの程度のマー ジンでデバイスが各テストに合格/不合格になったかを示すマージン 解析も含まれています。16900
シリーズ・ロジック・アナライザと
FuturePlus FS4430 DisplayPort
解析プローブ
FuturePlus FS4430 DisplayPort解析プローブとKeysight 16900シ
リーズ・ロジック・アナライザを組み合わせれば、最大2.7 GT/sのデー タ収集速度のX1、X2、X4 DisplayPortに対応できます。高性能プロト コル・デコード・ソフトウェアによって、メイン・リンク/AUXチャネ ルの動作がロジック・アナライザ上に表示されます。プローブ・マネー ジャ・ソフトウェアは、FS4430をUSB経由で制御し、ロジック・ア ナライザに対してプロトコル・アウェア・フィルタを定義します。こ のソフトウェアでは、瞬時レーン反転や極性反転も可能です。4ステー トLEDはポートの動作状態を瞬時に表示します。ターゲット・システ ムには、ハーフサイズ・ミッドバス・コネクタ、インタポーザまたは フライング・リード・アダプタ・ケーブルで接続します。
U7232A DisplayPort
コンプライアンス・
テスト・ソフトウェア
Keysight U7232A DisplayPortコンプライアンス・テスト・ソフ トウェアは、使いやすいソフトウェアで、妥協のない完全なテス トを実現します。作業手順が順次ガイドされるので、セットアッ プ・ミスを最小限に抑えることができます。また、このソフトウェ アは、規格に準拠したテストを実行してレポートを作成でき、テ スト情報を持ち運ぶことができます。3種類の物理層テスト・モー ドでは、カスタム設定のコンプライアンス/特性評価テストに基 づいた自動測定が可能です。Keysight W2641A DisplayPortテス ト・ポイント・アクセス・アダプタを使用すれば、テスト信号を
接続して、DisplayPortソース・ソリューションを簡単に構築でき
ます。
86100C/D Infiniium DCA-J
広帯域
オシロスコープ(
TDR
搭載)
Keysight 86100C/D Infiniium DCA-Jは、最大80 GHzの帯域幅
の電気波形と最大65 GHzの帯域幅の光波形を表示できます。ボ タン1つでランダム・ジッタ成分とデターミニステック・ジッタ 成 分 を 表 示 で き、 詳 細 な 解 析 が 簡 単 に 行 え ま す。Keysight 54754A差動TDR/TDTモジュールを使用すれば、チャネルのイン ピーダンスやクロストークを評価して、結果をタイム・ドメイン またはSパラメータで表示できます。
N5998A HDMI
プロトコル/オーディオ/ビデオ・
アナライザ/ジェネレータ
Keysight N5998A HDMIプロトコル/オーディオ/ビデオ・アナライ ザ/ジェネレータは、プロトコル・アナライザ、オーディオ・タイミ ング・アナライザ、ビデオ・タイミング・アナライザとして動作しま す。N5998Aの制御は、外部PCのHDMI解析ソフトウェアで行います。 HDMIプロトコル・ジェネレータは、シンク・テストに必要なパター ンを提供し、E4887A HDMIパターンジェネレータと共に使用して、 完全なシンク・テストを実現します。また、E4887A HDMIパターン・ ジェネレータで動作し、完全なソース・テストを実現します。プロト コル・アナライザは、多くの解析ツールを備え、最大4 GBのデータ を捕捉できます。またKeysight N5998Aは、ディープカラーにも対応 し、EDIDのライト機能も備えています。
W2642A DisplayPort AUX
チャネル・
コントローラ
キーサイトのW2642A DisplayPort AUXチャネル・コントローラを使
用すれば、新しいDisplayPortデザインのデバッグに柔軟に対応でき
る だ け で な く、 物 理 層 の 自 動 テ ス ト が 簡 単 に 行 え ま す。
DisplayPortの物理層テストを自動化する こ と に よ り、 生 産 性 が2倍 に 向 上 し ま す。
W2642AはQuantum Data 882EのAUXチャ
ネルを制御します。このため、W2642Aを使 用すれば、公式のDisplayPortコンプライアン ス・テスト用としてすでにVESA認証を取得し ているKeysight DisplayPortソース/シンク・ コンプライアンス・テスト・ソリューションを 完全に自動化できます。W2642Aは、AUX経由で のEDIDおよびDPCDのリード/ライト機能を備えて います。 DPCD/EDIDデータ・ファイルをロード/ストアして、シンク・ エミュレーション・デバイスをすばやく設定することができます。 このため、オペレータによるミスを防ぎ、デバイスのテスト・ステー タスを完全にトラッキングして、再現性のある結果を得ることができ ます。
E4887A HDMI TDMS
ジェネレータ
Keysight E4887A HDMI TMDS信号発生器は、固有ジッタが小さく、
急峻なエッジのパラレル信号を作成でき、最大3.4 Gb/sまたは7 Gb/s のデータ・レートに対応し、2チャネルまでのジッタ機能があります。 HDMIフレーム・ジェネレータ・ソフトウェアは、手動テスト/デバッ グに最適です。また、さまざまなHDMIビデオ・フレームを出力する ように信号発生器を設定できます。このソフトウェアは、TMDS信号 発生器に加えて、最大2台のE4438Cベクトル信号発生器を制御して、 ジッタ耐力テスト用のジッタ信号を作成できます。N5998A HDMIプ ロトコル・ジェネレータと組み合わせて使用すれば、完全なHDMIシ ンク・テストを実現できます。
N4915A-006 DisplayPort ISI
ジェネレータ
Keysight N4915A-006 DisplayPort ISIジェネレータは、Reduced Bit RateとHigh Bit Rateの両方のISI要件を満たしています。N4915A-006
は、Keysight J-BERT N4903BおよびKeysight ParBERT 81250の
Method Of Implimentationドキュメントに記述されているように、 キーサイトのシンク・テスト・セットアップに完全に統合されます。
N4915A-006は、Keysight N5990Aソフトウェアによってサポートさ れ、完全に自動化できます。
J-BERT N4903B
高性能シリアル
BERT
J-BERT N4903Bは、Electronic Product 2009 product of the year awardを受賞し、12.5 Gb/sまでのデジタル・コンポーネン ト、デバイス、サブシステムのデザイン/テストに最適なソリュー ションで、レシーバのストレスド・アイ・テスト用の校正済みの ジッタ源を内蔵しています。ジッタ耐力テストの自動化により、 迅速かつ正確なDisplayPortコンプライアンス/特性評価テスト が行えます。トランスミッタ解析では、幅広いジッタ解析ツール が内蔵され、ビット・エラーの根本原因を詳細に解析できます。
N5990A
テスト・オートメーション・
ソフトウェア・プラットフォーム
Keysight N5990Aテスト・オートメーション・ソフトウェア・プ ラットフォームは、HDMIおよびDisplayPortコンプライアンス・ テスト全体を自動化し、系統立った詳細なデバイスの特性評価が 可能です。N5399B HDMIおよびU7232A DisplayPortコンプライ アンス・テスト・ソフトウェアを補完します。また、関連する Keysight測定器をPCから制御し、優れたテスト・インテグレーショ ン、最小の校正時間、最大のテスト・スループット、使いやすさ を実現します。コンプライアンス・テストをボタン1つで実行し、 結果を画面上に表示したり、Excelやその他のフォーマットにエ クスポートして、詳細なデータ解析/収集が行えます。E5071C ENA RF
ネットワーク・アナライザ
Keysight E5071C ENA RFネットワーク・アナライザは、クラス
最高のRF性能と最高の速度、9 kHz∼20 GHzの周波数レンジ、 さまざまな機能を備えています。低位相雑音と広いダイナミック・ レンジにより、低レベル信号でも非常に確度の高い測定が可能で す。オプションの4ポート・モデルまたはマルチポート・テスト・ セットを使用すれば、差動測定が容易に行えます。適切なECalモ ジュールと組み合わせて使用すれば、確度の高い校正が迅速に行 えます。
81150A
パルス/ファンクション/任意波形/
ノイズ発生器
Keysight 81150Aパルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発 生器と81150AU-EHD HDMI/イーサネット・テスト・ボードと 組み合わせて使用することにより、HDMI 1.4aで導入された HEC/ARC(HDMIイーサネット/オーディオ・リターン・チャネル) 機能のレシーバ・コンプライアンス・テストが行えます。N1080A/B HDMI
テスト・ポイント・アクセス・
アダプタ
Keysight N1080A/B HDMIテスト・ポイント・アクセス・アダプ タは、ほぼすべてのテストに最適で、優れた立ち上がり時間とス キュー性能を備えるとともに、狭いスペースにも接続可能です。 次の3種類の構成が用意されています。オプションH01はプラグ 付きのTPAで、通常は低周波ボードと組み合わせてソース/シン ク・テストに使用します。オプションH02はレセプタクル装備の TPAで、通常はペアでケーブルのテストに使用されます。また、 プラグと接続することで、TDR校正が可能です。オプションH03 は、シンク・モジュールとソース・モジュールの各種テスト用の 低周波ボードです。N1080Bでは、従来のN1080AのTMDS信号 測 定 お よ びDDC/CEC/HPD/+5 V信 号 へ の ア ク セ ス に 加 え、
HDMI 1.4aに定義されている新しいHEC/ARC信号にアクセスが 可能です。
W2641A DisplayPort
テスト・ポイント・
アクセス・アダプタ
Keysight W2641A DisplayPortテスト・ポイント・アクセス・ア
ダプタは、コンプライアンス・テスト用のDisplayPort信号を抽出 します。これらの信号には、メイン・ビデオ・コンテンツを伝送 する4つの高速差動レーン、双方向制御情報を送信するAUXチャ ネル、標準的なDisplayPort接続に必要なホットプラグ検出ライン と電源ラインが含まれています。フィクスチャはDisplayPortシン クおよびソース・テストに使用でき、被試験テスト・コネクタが DisplayPortの受け側になります。W2641Aは、1/2/4レーン接続 モデルをサポートするU7232A DisplayPortコンプライアンス・ テスト・ソフトウェアと組み合わせて使用します。マザーボード やコネクタの伝送解析に重要なフィクスチャ効果を除去するため にストラクチャをディエンベディングします。
図15. 物理層テスト・システム(PLTS)ソフトウェアを使用すれば、HDMI/DisplayPort 媒体(ケーブル、PCB、コネクタなど)の校正、測定、測定後の解析が可能です。時間、 周波数、アイ・ダイアグラムの複数のドメインで表示できるので、1つの管理しやすいテ スト・スイート・ファイルでコンプライアンス・マスク・テストが行えます。 図16. 4ポート50 GHz N5245A PNA-Xは、高性能のベクトル・ネットワーク・アナ ライザで、次世代のHDMI/DisplayPortの基本周波数の5次高調波を正確に測定できま す。この最新システムは、媒体テストの将来の動向にも対応します。
W2212 Advanced Design System
(
ADS
)
バンドル
シグナル・インテグリティ・エンジニアは、数ギガビット/sの速 度を扱うため、歪み、不整合、クロストークなどの高速現象を正 しく扱えるADSに注目しています。ADS独自の特長は、正確なシ ステム/回路/電磁界シミュレータを統合していることです。こ れにより、正しい答えが得られるだけでなく、異なるツール間で データを転送するという、ミスを起こしやすく時間のかかる作業 を行わないで、すばやく結果を得ることができます。図17. 1.65 Gビット/s HDMIチップ間シリアル・リンクのグラフィック/数値解析表示:アイ・ダイアグラムとマスク、最小1E-12の超低ビット・エ ラー・レート(BER)等高線、BER等高線プロットの電圧軸とタイミング軸を通る部分(「バスタブ」曲線と呼ばれる)、マスク違反true/false表示、アイ の高さと幅。
関連カタログ
『Keysight Technologies Infiniium 90000 シリーズ・オシロスコープ』、Data Sheet、カタログ番号5989-7819JAJP
『N5399B HDMI Electrical Characterization and Compliance Software』、Data Sheet、カタログ番号5990-5299EN
『U7232A DisplayPort電気性能検証/コンプライアンス・ソフトウェア』、Data Sheet、カタログ番号5989-7198JAJP
『86100C Infiniium DCA-J Wide Bandwidth Oscilloscope with TDR』、Brochure、カタログ番号5989-5235EN
『Keysight J-BERT N4903B 高性能シリアルBERT 7 Gb/sおよび12.5 Gb/s Data Sheetバージョン1.2』、Data Sheet、
カタログ番号5990-3217JAJP
『ParBERT 81250 パラレル・ビット・エラー・レート・テスタ』、Product Overview、カタログ番号5968-9188J
『N5990A Automated Compliance and Device Characterization Test Software』、Data Sheet、カタログ番号5989-5483EN
『Keysight E4887A HDMI TMDS 信号発生器プラットフォーム』、Data Sheet、カタログ番号5989-5537JAJP
『N4915A-006 DisplayPort ISI Generator』、Data Sheet、カタログ番号5989-8688EN
『N5998A HDMI 1.3bプロトコル/オーディオ/ビデオ・アナライザ/ジェネレータ』、Data Sheet、カタログ番号5989-6008JAJP
『W2642A DisplayPort AUX チャネル・コントローラ』、Data Sheet、カタログ番号5989-9973JAJP
『ENA 2ポート/4ポートRFネットワーク・アナライザ』、Data Sheet、カタログ番号5989-5479JAJP
『N1080A HDMIテスト・ポイント・アクセス・アダプタ』、Data Sheet、カタログ番号5989-5118JAJP
『W2641A DisplayPortテスト・ポイント・アクセス・アダプタの検証』、Data Sheet、カタログ番号5989-7274JAJP
『81150Aパルス・ファンクション/任意波形/ノイズ発生器』、Data Sheet、カタログ番号5989-6433JAJP