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USB Driver for MEAP ADVANCE Ver2.0.0 設置手順書 第 5.0 版 Copyright Canon Marketing Japan Inc. 2019

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1

はじめに ... 1

1.1 本書の読み方 ... 1 1.1.1 略称について ... 1 1.1.2 商標について ... 1 1.2 システム概要 ... 1 1.3 本書の対象読者 ... 1 1.4 注意事項 ... 2 1.4.1 前提条件 ... 2 1.4.2 注意事項 ... 2 1.5 対応機種 ... 2

1.5.1 MEAP 対応 imageRUNNER ADVANCE シリーズ ... 2

1.6 アプリケーション稼働条件 ... 3 1.7 環境資源 ... 3 1.8 IC カード規格 ... 3 1.9 利用できる IC カードリーダー ... 4 1.10 対応する IC カード読取機能 ... 5 1.11 対応する IC カード認証 読取設定ツール ... 6 1.12 用語について ... 7 1.13 本書の記載範囲 ... 8 1.14 本書の語彙に関して ... 8 1.15 その他本書に関して ... 8

2

事前準備 ... 9

2.1 インストールの準備 ... 9 2.1.1 インストールファイルの確認 ... 9 2.1.2 インストール用クライアント PC ... 9 2.1.3 インストールの流れ ... 9

3

インストールとセットアップ ... 10

3.1 SMS(Service Management Service)を利用したインストール方法 ... 10

(3)

4

環境設定 ... 19

4.1 Web ブラウザーからログイン ... 19 4.2 ドライバー設定 ... 21 4.2.1 ドライバー情報 ... 24 4.2.2 ドライバー設定 ... 26 4.3 エラーメッセージ... 28 4.3.1 本アプリケーションが停止している場合 ... 28 4.3.2 本アプリケーションが起動している場合 ... 29 4.4 ログ設定 ... 30

5

動作確認 ... 33

6

バックアップサービス利用時の注意事項 ... 34

6.1 バックアップ/リストア対象情報 ... 34 6.2 注意事項 ... 34

7

(付録 A) トラブルシューティング ... 35

7.1 エラーコードとトラブルシューティング ... 35 7.2 SSFC 固有のエラーメッセージとトラブルシューティング ... 36 7.3 その他のトラブルシューティング ... 39

8

(付録 B) IC カード読取文字列とユーザーID フォーマットのトリムについて ... 41

8.1 IC カード読取文字列のトリム ... 41 8.2 ユーザーID フォーマットのトリム ... 41

9

(付録 C)FeliCa カードのユーザーブロック読取(2 種類)について ... 42

(4)

- 1 -

1

はじめに

1.1 本書の読み方

1.1.1

略称について

本書に記載されている名称は、下記の略称を使用しています。

Microsoft® Windows® 7 operating system 日本語版 :Windows 7

Microsoft® Windows® 8 operating system 日本語版 :Windows 8

Microsoft® Windows® 10 operating system 日本語版 :Windows 10

1.1.2

商標について

・ Canon, Canon ロゴ, iR, imageRUNNER, imagePRESS, Satera, LBP, MEAP,LIPS, imageWARE は、キヤノン 株式会社の商標または登録商標です。

・ Microsoft, Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。 ・ Windows Server は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

・ Oracle と Java は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標 です。 ・ FeliCa は、ソニー株式会社の登録商標です。 ・ MIFARER は、NXP セミコンダクターズの登録商標です。 ・ カイスマートは、株式会社 NTT ドコモの登録商標です。 ・ FCF は、FeliCa 共通利用フォーマット推進フォーラム組合の登録商標です。 ・ SSFC は大日本印刷株式会社の登録商標です。 ・ eLWISE は、NTT コミュニケーションズ株式会社の登録商標です。 ・ その他、本書中の社名や商品名は、各社の登録商標または商標です。

1.2 システム概要

本アプリケーションは、キヤノン製複合機(imageRUNNER ADVANCE(以下、複合機))へのログイン時に個人認証 を行うログインサービス『User Authentication』と連携して動作するドライバーアプリケーションです。

1.3 本書の対象読者

複合機に本アプリケーションをインストールする方

(5)

1.4 注意事項

本アプリケーションを設置するにあたり、以下の前提条件と注意事項を確認してください。

1.4.1

前提条件

・ 本アプリケーションを利用する場合は、連携して動作するログインサービス『User Authentication』が動作してい る必要があります。 ・ 本アプリケーションを開始する前に、『User Authentication』の開始が必要です。 ・ 『User Authentication』から他のログインサービスに切り替えた場合、本アプリケーションは動作しません。 ・ 本アプリケーションは他のドライバーアプリケーションと併用はできません。

1.4.2

注意事項

・ 複合機本体のシステム管理設定が ON の場合、MEAP 管理者はシステム管理者としてログインします。 ・ 複合機の機能制限を行う場合は、オプションの「Access Management System 拡張キット」(オプション商品名

は機種毎に異なります。)が必要です。 ・ インストールする複合機、またはそのオプション構成によっては、その他のオプションキットが必要な場合がありま す。 ・ ユーザーブロックを読み取る場合、FeliCa カードではシステムコードとサービスコードとサービス領域を、MIFARE カ ードでは認証キーと認証モードとセクターNo.とブロック No.を確認してください。 ・ カードリーダーの LED が緑点滅していない状態では、IC カードを読み取ることができません。 ・ 複合機1台に接続するカードリーダーは、必ず1つにしてください。 ・ 読取機能、及び、カードリーダの対応機能の詳細については、「1.10 対応する IC カード読取機能」を参照してく ださい。

1.5 対応機種

本アプリケーションに対応する機種は以下のとおりです。 ※ F モデルがある機種は、F モデルを対応機種に含みます。

※ iR-ADV Gen3 2nd Edition がある機種は、iR-ADV Gen3 2nd Edition も対応機種に含みます。 ※ iR-ADV Gen3 3rd Edition がある機種は、iR-ADV Gen3 3rd Edition も対応機種に含みます。

1.5.1

MEAP 対応 imageRUNNER ADVANCE シリーズ

◇カラー複合機 ・ imageRUNNER ADVANCE C355F ・ imageRUNNER ADVANCE C356F ・ imageRUNNER ADVANCE C3530/C3520 ・ imageRUNNER ADVANCE C5540/C5535 ・ imageRUNNER ADVANCE C5560/C5550 ・ imageRUNNER ADVANCE C7580/C7570/C7565 ◇モノクロ複合機 ・ imageRUNNER ADVANCE 4545/4535/4525 ・ imageRUNNER ADVANCE 6575/6565/6560/6555 ※1 ・ imageRUNNER ADVANCE 8595/8585/8505 ※1 ※1 複合機のファームウェアが Ver3.3 以降である事が前提となります。

(6)

- 3 -

1.6 アプリケーション稼働条件

■クライアント PC 動作要件 本アプリケーションを設定する際に、Web ブラウザーを利用してリモートログインが必要です。リモートログインには、以 下の利用条件があります。 環境 利用条件 OS Windows 7 以上

ブラウザー Microsoft Internet Explorer 11 以上

1.7 環境資源

本アプリケーションでは以下の環境資源を使用します。本アプリケーションをインストールするためには、インストール先 の複合機の環境資源に空き容量があることが前提となります。 【使用資源容量】 ハードディスク 14000KB メモリ 1500KB スレッド 3 個 ファイル記述子 10 個 ソケット 2 個

1.8 IC カード規格

本アプリケーションに対応する IC カード規格は以下のとおりです。 ◇FeliCa カード規格 ・ FeliCa チップ RC-S915(RC-S860、RC-S862、RC-S863、RC-S864) ・ FeliCa チップ RC-S960(RC-S880、RC-S889) ・ FeliCa チップ RC-S962(RC-S885、RC-S888、RC-S892) ・ FeliCa チップ RC-SA00(RC-S100) ※ FeliCa の鍵付領域を読み取る場合、暗号化方式は DES のみに対応しています。 ※ 2 つの異なるシステムコードに対する鍵付領域を読み取る事は出来ません。 ◇FeliCa Lite カード規格 ・ FeliCa Lite チップ RC-S965(RC-S886、RC-S887、RC-S701) ※ IDm 読取のみ対応しています。ユーザーブロック読み取りには対応していないためご注意ください。 ◇FeliCa Lite -S カード/ラベル規格 ・ FLS-966 カード ・ FLS-966 ラベル ・ FeliCa Lite-S チップ RC-S966 ※ IDm 読取のみ対応しています。ユーザーブロック読み取りには対応していないためご注意ください。 ◇MIFARE カード規格 ・ Classic 1k ・ Classic 4k

(7)

・ Plus ・ Ultralight ・ Ultralight C ・ DESFire EV1

※ Plus、Ultralight、Ultralight C、DESFire EV1 は、UID 読取のみ対応しています。 ユーザーブロック読み取りには対応していないためご注意ください。 ◇ eLWISE カード規格 ・ ISO14443-1~4 ※ .Com-ID を読み取ります。 ※ 非接触読取のみに対応しています。

1.9 利用できる IC カードリーダー

本アプリケーションに対応する IC カードリーダーは以下のとおりです。 ・ TR63036(トッパン・フォームズ株式会社)

(8)

- 5 -

1.10 対応する IC カード読取機能

本アプリケーションに対応する IC カード読取機能は以下のとおりです。

カード種別 機能分類 説明

FeliCa IDm 読取 IDm 読取に対応します。

システムコード指定 システムコード指定に対応します。 サービス領域読取 システムコード/サービスコード指定のユーザーブロック読取に 対応します。 FCF/カイスマート FCF/カイスマートカードの読取に対応します。 鍵付き領域読取 鍵付き領域読取に対応します。 ※1 複数領域読取対応 複数のユーザーブロックの読取に対応します。※2 フォーマット指定 読取データに任意文字列を連結して、ユーザーID を生成し ます。 特定コード指定 特定コードチェックに対応します。 有効期限チェック対応 有効期限チェックに対応します。 正当性チェック対応 正当性チェックに対応します。 カード 2 枚読み対応 物理 2 枚のカード読取に対応します。 ※3

MIFARE UID 読取 UID 読取に対応します。

ユーザー領域読取対応 ユーザーブロック読取に対応します。

複数領域読取対応 複数のユーザーブロック(2 つの領域)の読取に対応します。

フォーマット指定 読取データに文字列を連結して、ユーザーID を生成します。

FeliCa / MIFARE 両 対応

FeliCa IDm/MIFARE UID 両読

取 FeliCa IDm/MIFARE UID 両読取に対応します。

FeliCa IDm/MIFARE ユーザー ブロック両読取 FeliCa IDm/MIFARE ユーザーブロック両読取に対応しま す。 FeliCa ユ ー ザ ー ブ ロ ッ ク /MIFARE UID 両読取

FeliCa ユーザーブロック/MIFARE UID 両読取に対応しま す。 FeliCa ユ ー ザ ー ブ ロ ッ ク /MIFARE ユーザーブロック両読 取 FeliCa ユーザーブロック/MIFARE ユーザーブロック両読取 に対応します。 SSFC SSFC SSFC フォーマットに準拠した読取に対応します。 ユーザー領域読取対応 ユーザーブロック読取に対応します。 フォーマット指定 読取データに任意文字列を連結して、ユーザーID を生成し ます。 特定コード指定 特定コードチェックに対応します。

eLWISE .Com-ID 読取 .Com-ID 読取に対応します。

非接触読取対応 非接触カード読取に対応します。

※1 暗号化方式は DES のみに対応しています。

※2 2つの異なるシステムコードに対する鍵付領域を読み取る事は出来ません。

(9)

1.11 対応する IC カード認証 読取設定ツール

以下に、本アプリケーションが対応する『IC カード認証 取設定ツール』のバージョンを示します。 ◆IC カード認証 読取設定ツール ・Ver1.0.0.13 ・Ver1.1.0.18 ・Ver1.2.0.19 ・Ver1.3.0.20 ・Ver1.4.0 ・Ver1.5.0 ※ IC カード認証 読取設定ツールは、最新バージョンを利用することを推奨致します。 Ver1.0.0.13 で正常に設定ファイルが作成できない場合は、Ver1.1.0.18 を利用してください。 複数エリアで生成された縮退鍵を利用したプライベート領域読取を行う場合は、Ver1.2.0.19 以降を利用してく ださい。

(10)

- 7 -

1.12 用語について

用語/略称 説明

MEAP

MEAP とは Multifunctional Embedded Application Platform の略で、複合機、または、プリ ンターなどの周辺機器に組み込まれるソフトウェアプラットフォーム Java(J2ME=Java2 Platform Micro Edition)Platform 環境を基礎にしており、その上で Java Application (MEAP Application)を実行可能としたものです。

複合機 キヤノン製複合機 imageRUNNER/imageRUNNER ADVANCE/imagePRESS の総称で

す。

プリンター キヤノン製プリンター Satera LASER BEAM PRINTER の総称です。

デバイス 本書では、キヤノン製複合機/キヤノン製プリンターを総称してデバイスと記載します。 IC カード認証 IC カード情報を参照し、複合機やプリンターにログインする仕組みです。複合機/プリンターに 接続された IC カードリーダーに IC カードをかざすと取得したカードの情報を IC カード認証サー バーもしくは Active Directory に問い合わせ、該当する IC カード情報が存在する場合は認 証 OK となり複合機/プリンターにログインすることができます。 シリアル ID IC カード認証を行う際にキー情報となる一意な値。主に IC カードの製造番号などを使用し ます。 FeliCa ソニー株式会社が開発/保有する非接触 IC カード技術方式です。

IDm IC カード(FeliCa 方式)の製造 ID。カード製造時に一意に割り当てられます。

FCF FeliCa カードの有する特徴の一つで、「マルチユース機能」を十分に活用することを目的とし

て作られた、個人認証カード(ID カード)用フォーマットです。

カイスマート IC カードや携帯電話などで利用される FeliCa 技術を採用したフォーマットです。

MIFARE NXP セミコンダクターズが開発/保有する非接触 IC カード技術方式です。

UID IC カード(MIFARE 方式)の製造 ID。カード製造時に一意に割り当てられます。

カード ID 本書では、以後 IC カードが持つ製造番号(IDm/UID)を「カード ID」と統一して記載します。 ユーザーID 本書では、ユーザーブロック内情報を「ユーザーID」と統一して記載します。 カード情報 本書では、IC カードから読み取る「カード ID」・「ユーザー情報」を合わせて「カード情報」として 統一して記載します。 ユーザーブロック サービスに関連付けられた、ユーザーデータの格納された FeliCa/MIFARE カード内の領域で す。 読取設定ツール カードリーダーが IC カードの製造番号(IDm/UID)、またはユーザーブロック情報を読み取る為 に設定を行うツールです。本ツールを利用する場合は、『IC カード認証 読取設定ツール』を 参照してください。 システムコード FeliCa カードにおけるシステム定義ブロックを特定するためのカード内で一意な 2 バイトコード です。システムコードが一致した場合のみ、指定したカードとの通信が可能となります。 サービスコード FeliCa カードにおけるサービス定義ブロックを特定するためのカード内で一意な 2 バイトのコー ドです。サービスコードは、発行者が任意につける番号と、サービスの属性で構成されており、 ユーザーデータ格納領域へのアクセス方法と、使用するユーザーブロックが設定されています。 エリアコード FeliCa カードにおける使用可能なサービスコードの範囲やユーザーブロック数などを設定する ためのコードです。 グループサービスキー/ ユーザーサービスキー FeliCa カードにおいて鍵が設定されたプライベート領域読取時に利用する縮退鍵です。 SSFC SSFC が制定したフォーマット仕様に準拠した FeliCa カードです。 eLWISE NTT コミュニケーションズ株式会社が開発販売している IC カードの規格です。

(11)

.Com-ID eLWISE 規格の IC カード内に存在するユニークな ID です。この ID を元に認証します。

1.13 本書の記載範囲

本書の記載範囲は、「USB Driver for MEAP ADVANCE」の内容となります。必要に応じ、各種マニュアルを参照し てください。

1.14 本書の語彙に関して

・ 本アプリケーションを「ドライバーアプリケーション」、「MEAP アプリケーション」もしくは単に「ドライバー」と記載する場 合がありますが、これらは同義です。 ・ カードリーダーを「カード R/W」と記載する場合がありますが、これらは同義です。

1.15 その他本書に関して

・ 本書では、全ての記載を長音表記しています。 ・ 本書の画面は、一部抜粋している箇所があります。 ・ 本書の画面に示されるバージョンとモジュールのバージョンは異なる場合があります。

(12)

- 9 -

2

事前準備

2.1 インストールの準備

2.1.1

インストールファイルの確認

デバイスにドライバーアプリケーションを導入するためには、以下のファイルが必要です。 ■ インストール時に必要なファイル 説明 入手方法

USB Driver for MEAP ADVANCE_x.x.x.jar MEAP アプリケーションファイル

(x.x.x はバージョン番号) CDS からダウンロード

licence.lic

(ファイル名は実際と異なる場合があります) ライセンスファイル ※別途入手してください。

2.1.2

インストール用クライアント PC

アプリケーションファイルおよびライセンスファイルのデバイスへのインストール作業は、Web ブラウザーから専用のインスト ールページ“SMS(Service Management Service)”を利用して行います。対象デバイスと同一ネットワーク上に存在 し、Web ブラウザーを利用できる PC が必要になります。

2.1.3

インストールの流れ

以下のフローチャートでインストール手順をあらかじめ確認の上、インストールを実施してください。 START User Authentication の開始、設定に ついては、デバイス本体付属の e-マニュ アルを参照してください。 END User Authentication の 開始と設定 ドライバーアプリケーション のインストールと設定 User Authentication が、 開始しており、設定は実施 済みですか? NO YES

詳細については、「3.1 SMS(Service Management Service)を 利用したインストール方法」を参照してください。

(13)

3

インストールとセットアップ

3.1 SMS(Service Management Service)を利用したインストール方法

ここでは、デバイスに本アプリケーションをインストールする手順を説明します。 MEAP アプリケーションを管理するツール「SMS」を利用して MEAP アプリケーションをインストールします。 (SMS の詳細については、デバイス本体付属の e-マニュアルを参照してください。) 1 Web ブラウザーにて、「http://複合機の IP アドレス:8000/」に接続します。 下記のログイン画面が表示されます。 2 下記情報を入力し、[ログイン]を押します。 項目 値 備考 ユーザー名 Administrator 複合機では、大文字・小文字を区別します。 パスワード (※) 大文字・小文字を区別します。 ログイン先 このデバイス ※設定時のパスワードを確認してください。 3 リモート UI のページが表示されます。 下記は、複合機の「リモート UI:ポータル」画面となります。

(14)

- 11 -

4 「リモート UI:ポータル」画面の「管理用アプリケーション」から「Service Management Service」を押します。

5 下記の「MEAP アプリケーション管理」画面が表示されますので、画面左部の[拡張システムアプリケーション管 理]を押します。

6 下記の「拡張システムアプリケーション管理」画面が表示されます。

(15)

7 画面左部の[MEAP アプリケーションのインストール]を押します。 8 下記の「MEAP アプリケーションのインストール」画面が表示されます。 以下を選択後、[インストール]ボタンを押します。 ・「アプリケーションファイルのパス」の[参照...]ボタンからドライバーアプリケーションを選択 ・「ライセンスファイルのパス」の[参照...]ボタンからライセンスファイルを選択 ・「インストール後の処理」から[開始する]を選択

(16)

- 13 -

9 下記の画面が表示されます。内容を確認し、[はい]ボタンを押します。 (下記の製品バージョンなどの内容は実際の製品と異なる場合があります。)

10 「MEAP アプリケーション管理」画面が表示されます。以下を確認します。 ・アプリケーション名に「USB Driver for MEAP ADVANCE」が表示されている ・状態が「開始」と表示されている

以上で、本アプリケーションの複合機へのインストール作業は終了です。 引き続き、「4 環境設定」に進んでください。

(17)

3.2 SMS(Service Management Service)を利用したアンインストール方法

ここでは、本アプリケーションをデバイスからアンインストールする方法を説明します。

1 「3.1 SMS(Service Management Service)を利用したインストール方法」に記載された手順を行い、「MEAP ア プリケーション管理」画面を表示します。アプリケーション名「USB Driver for MEAP ADVANCE」の状態が「開 始」と表示されていることを確認後、[停止]ボタンを押します。

2 アプリケーション名「USB Driver for MEAP ADVANCE」の状態が「停止」と表示されていることを確認後、アプリ ケーション名「USB Driver for MEAP ADVANCE」のリンクを押します。

(18)

- 15 -

3 「アプリケーション/ライセンス情報」画面が表示されます。[ライセンス管理]ボタンを押します。

(19)

5 下記の画面が表示されます。[はい]ボタンを押します。

6 「ライセンス管理」画面が表示されます。「無効ライセンスファイルのダウンロード/削除」の[ダウンロード]ボタンから ライセンスファイルをダウンロードします。

(20)

- 17 - 8 下記の画面が表示されます。[はい]ボタンを押します。

9 画面左部の[MEAP アプリケーション管理]を押します。

10 アプリケーション名「USB Driver for MEAP ADVANCE」のライセンスが「未インストール」と表示されていることを確 認後、[アンインストール]ボタンを押します。

(21)

11 下記の画面が表示されます。[はい]ボタンを押します。

12 「MEAP アプリケーション管理」画面が表示されます。一覧から「USB Driver for MEAP ADVANCE」が消去され

ていることを確認します。

(22)

- 19 -

4

環境設定

ここでは、本アプリケーションの環境設定について説明します。環境設定は Web ブラウザーを使用します。

4.1 Web ブラウザーからログイン

1 Web ブラウザーを立ち上げ、デバイスの保持する Web ページへアクセスします。 「http://デバイスの IP アドレス:8000/」 下記のログイン画面が表示されます。(下記は、複合機のログイン画面となります。) 2 下記情報を入力し、[ログイン]を押します。 項目 値 備考 ユーザー名 Administrator 複合機では、大文字・小文字を区別します。 パスワード (※) 大文字・小文字を区別します。 ログイン先 このデバイス ※設定時のパスワードを確認してください。

(23)

3 リモート UI のページが表示されます。

下記は、複合機の「リモート UI:ポータル」画面となります。

以上で、Web ブラザーからデバイスへのログインは終了です。 引き続き、「4.2 ドライバー設定」に進んでください。

(24)

- 21 -

4.2 ドライバー設定

1 「リモート UI:ポータル」画面の[設定/登録]を押します。

2 下記の「環境設定:用紙設定」画面が表示されます。 [ユーザー管理]を押します。

(25)

3 下記の「管理設定:ユーザー管理」画面が表示されます。 [認証管理]を押します。

4 下記の「ユーザー管理」画面が表示されます。 [IC カードドライバー情報]を押します。

(26)

- 23 - 5 下記の「IC カード ドライバー情報」画面が表示されます。

(27)

4.2.1

ドライバー情報

「IC カード ドライバー情報」画面では、現在動作しているドライバーアプリケーションの情報が表示されます。 下記情報は、User Authentication が表示するメッセージです。その為、文言等が異なる場合があります (下記の製品バージョンなどの内容は実際の製品と異なる場合があります。) 項目 説明 製品仕様・制限数 ドライバー名 ドライバーアプリケーション名が表示されます。 (MEAP アプリケーション名) ― アプリケーション ID ドライバーアプリケーションのアプリケーション ID が表示さ れます。 ― 対応デバイス ドライバーアプリケーションが利用できる USB デバイスの 製品名が表示されます。 「TR63036」 バージョン ドライバーアプリケーションのアプリケーションバージョンが 表示されます。 ― 接続状態 USB デバイス(カードリーダー)の接続状態が表示され ます。 「接続」もしくは「未接続」 設定ファイル 読取設定ファイルのインポート状態が表示されます。 「未設定」の場合は、FeliCa カード IDm 読取で動作し ます。 「未設定」もしくは「設定済」 設定タイプ ドライバーの読取カード種類と読取方法が表示されます。 「読取カード種類」-「読取方法」 ※初期化された読取設定を有効にするには、ドライバーアプリケーションの再起動、もしくはデバイスの再起動を してください。 ボタン項目 説明 インポート 「設定ファイルのインポート」画面が表示されます。 エクスポート開始 インポートした読取設定ファイルがエクスポートされます。 初期化 ※ 本アプリケーションの設定が初期化されます。

(28)

- 25 - ◆設定タイプについて 読取カード種類と読取方法が以下のときに、表示内容が表示されます。 読取カード種類 読取方法 表示内容 FeliCa IDm 読取 FeliCa-IDm ユーザーブロック読取(1 種類) FeliCa-Private ユーザーブロック読取(2 種類) FeliCa-PluralPrv

MIFARE UID 読取 MIFARE-UID

ユーザーブロック読取 MIFARE-UserBlock

FeliCa / MIFARE 両 対応

FeliCa:IDm 読取、MIFARE:UID 読取 FeliCa-IDm/MIFARE-UID FeliCa:IDm 読取、MIFARE:ユーザーブロック読取 FeliCa-IDm/MIFARE-UserBlock FeliCa:ユーザーブロック読取(1 種類)、 MIFARE:UID 読取 FeliCa-Private/MIFARE-UID FeliCa:ユーザーブロック読取(1 種類)、 MIFARE:ユーザーブロック読取 FeliCa-Private/MIFARE-UserBlock FeliCa:ユーザーブロック読取(2 種類)、 MIFARE:UID 読取 FeliCa-PluralPrv/MIFARE-UID FeliCa:ユーザーブロック読取(2 種類)、 MIFARE:ユーザーブロック読取 FeliCa-PluralPrv/MIFARE-UserBlock SSFC SSFC フォーマットのユーザー領域読取 SSFC

eLWISE .Com-ID 読取 eLWISE-comId

(29)

4.2.2

ドライバー設定

以下は、「IC カード ドライバー情報」画面で、[インポート]ボタンを押して表示される「設定ファイルのインポート」 画面です。

「IC カード認証 読み取り設定ツール」で作成した読取設定ファイルもしくはエクスポートした読取設定ファイルのイ ンポートを行います。FeliCa カードの IDm 読取の場合は、インポートの必要はありません。なお、eLWISE カード の.Com-ID 読取の場合は、同梱されている読取設定ファイル「config_el.ini」をインポートしてください。 インポートしたドライバー設定を削除し初期状態にする場合は、[初期化]ボタンを押します。 読取設定ファイルのインポートに関する内容を下記に示します。 ※ インポートした読取設定を有効にするには、ドライバーアプリケーションの再起動、もしくはデバイスの再 起動をしてください。 設定項目 説明 ファイルのパス インポートファイルのパスを指定します。 [参照]ボタンを押して、インポートファイルを指定してください。 ボタン項目 説明 参照 インポートファイルを選択するための「ファイルの選択」ダイアログが表示されます。 インポート対象の読取設定ファイルを選択してください。 インポート 開始 ※ 読取設定ファイルのインポートを実施します。 既に読取設定ファイルがインポート済の場合、一旦初期化した後、再度、インポートしてくださ い。 キャンセル 「IC カード ドライバー情報」画面が表示されます。

(30)

- 27 - 読取設定ファイルのインポート制限事項を下記に示します。 ◆読取設定ファイルのインポート制限事項 インポートしたドライバー設定は、本アプリケーションの再起動後に反映されます。 「SMS」画面から、本アプリケーションを再起動してください。

Tips

eLWISEカードを使用する場合 eLWISEカードの読み取りを行う場合は、同梱されている読取設定ファイル「config_el.ini」をインポートしてください。 「ICカード認証 読み取り設定ツール」を使用し、改めて読取設定ファイルを作成する必要はありません。 (上記ファイルには、ICカードリーダーライター「TR63036」のeLWISE非接触読取が設定されています。) 制限事項 説明 ファイルサイズ 上限値:1[MB](=1024[KB]) ファイル拡張子 拡張子に関してのチェックは致しません。 (拡張子なしのファイルもインポート可能です。) ファイル形式 「IC カード認証 読取設定ツール」で作成した読取設定ファイルもしくはエクスポートしたファイ ルをインポートできます。

(31)

4.3 エラーメッセージ

本アプリケーションが停止している場合や不正なファイルをインポートした場合など、「IC カード ドライバー情報」画面 でエラーメッセージが表示されます。

4.3.1

本アプリケーションが停止している場合

(32)

- 29 -

4.3.2

本アプリケーションが起動している場合

読取設定ファイルのインポートでエラーが発生した場合、下記の画面が表示されます。 エラーメッセージが表示された場合、一覧から原因を確認し、対処実施後に再度実行してください。 なお、下記エラーは、User Authentication が表示するメッセージです。その為、文言が異なる場合があります。 詳細は、デバイス本体付属の e-マニュアルを参照してください。 エラーメッセージ 原因 インポート可能なファイルサイズの上限を超え ています。 インポート可能なファイルサイズの上限(1024KB) を超えてい ます。 インポートするファイルが正しくありません。 以下を確認してください。 ・「IC カード認証 読取設定ツール」で作成した読取設定ファ イルもしくはエクスポートした読取設定ファイルか確認してくださ い。 ・FeliCa 読取設定のサービスコードが正しい設定であるか確 認してください。

(33)

4.4 ログ設定

本アプリケーションで出力するログの設定を行います。

1 「リモート UI:ポータル」画面の[USB Driver for MEAP ADVANCE(管理者設定ページ)]を押すか、Web ブ ラウザーを立ち上げ、

(34)

- 31 - 2. ログインに成功すると下記の管理者設定ページが表示されます。このページからログ設定を行います。 ページは画面左の赤枠で囲んだ「メニュー」部分と、画面右の青枠で囲んだ「設定部分」に分けられます。メニュー は「ログ」メニューが表示されています。 ■「メニュー」説明 カテゴリ メニュー内容 内容 ログ ログ アプリケーションログの設定や、ログファイルのエ クスポートを行います。 ■項目説明 ログ設定の内容を確定する場合は、[設定]ボタンを押下してください。 設定項目 説明 初期値 入力値/選択値 /最大文字数 要再起動 ログレベル ログ出力のレベルを決定します。 INFO ・DEBUG ・INFO ✔

(35)

選択項目 説明 初期値 入力値/選択値 /最大文字数

要再 起動 エクスポートする

ファイル エクスポートするログファイルを選択します。 USBLog0.txt ・USBLogX.txt

※「USBLog0.txt」~「USBLog9.txt」まで 10 個のファイルが蓄積され、各ファイルのサイズ上限は 1,000,000[bytes]です。 ボタン項目 説明 設定 [設定]ボタンを押下した際に設定項目の入力値が確定します。 設定を変更した後、アプリケーションを再起動する事により設定値が反映されます。 エクスポート 本アプリケーションのログファイルをエクスポートします。ログファイルが複数存在する場合は、「エクスポー トするファイル」より該当ファイルを選択の上、ボタンを押してください。 削除 本アプリケーションのログファイルを削除します。ボタンを押した後、本アプリケーション内のログは全て削 除されます。 以下、ログレベルに関して補足します。 ログレベル DEBUG INFO ログレベルに「DEBUG」を設定した場合、アプリケーションのデバッグログを含む、全てのログを出力します。 「INFO」を設定した場合、デバッグログ以外のログを出力します。 ・ログレベルに「INFO」で設定した場合、「INFO」、「WARN」、「ERROR」、「FATAL」のログを出力します。 ・ログレベルに「DEBUG」で設定した場合、「DEBUG」、「INFO」、「WARN」、「ERROR」、「FATAL」のログを 出力します。

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動作確認

本アプリケーションが正常にインストールされたことを確認します。 検証内容 正常動作 正常に動作したか (OK / NG) 1 ◆ FeliCa カード IDm 読取(製造番号読取) 「IC カード ドライバー情報」画面で読取設定ファイルをインポートして いない状態で、FeliCa カードをかざし、認証を実施する ※認証するには、事前に認証の設定を完了しておく必要がありま す。 ※FeliCa カードの IDm でログインできているか確認してください。 ※お客様環境で FeliCa カードを利用しない場合は、本検証内容は 省略して頂いて構いません。 ログインできる 2 ◆FeliCa カード IDm 読取(製造番号読取)以外の利用 「IC カード ドライバー情報」画面でインポートした読取設定ファイルの 設定に応じた IC カードをかざし、認証を実施する ※認証するには、認証の設定を完了しておく必要があります。 ※読取設定に応じた正しい ID でログインできているか確認してくださ い。 ログインできる 以上で、インストール及び設定作業は終了です。

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6

バックアップサービス利用時の注意事項

本アプリケーションは、バックアップサービスの対象アプリケーションです。 本章では、バックアップサービス利用時のバックアップ/リストア対象情報及び注意事項について記載します。 ※バックアップサービスの利用は、別途契約が必要です。

6.1 バックアップ/リストア対象情報

バックアップ/リストアされる対象情報は以下です。 対象情報 説明 備考 設定ファイル アプリケーションの動作設定ファイルです。 動作設定ファイルには、ログレベル が設定されています。 読取設定ファイル IC カードの読取設定ファイルです。

6.2 注意事項

・ 以下の情報はバックアップ/リストアの対象となりませんのでご注意ください。 - アプリケーションログ ・ バックアップサービスに対応したアプリケーションのバージョンは V1.0.0 以降です。 ・ バックアップサービスがバックアップした情報は、同一バージョンのアプリケーションにのみリストアが可能です。 リストア時は、バックアップ時と同一バージョンのアプリケーションをインストールして実施してください。 ・ バックアップ後更新された情報は、リストアされません。 ・ バックアップ/リストア中は、本アプリケーションを利用できません。

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(付録 A) トラブルシューティング

7.1 エラーコードとトラブルシューティング

ログイン時にデバイスのタッチパネル上に表示されるエラーとその対処方法について説明します。 下記エラーは、User Authentication が表示するメッセージです。その為、文言が異なる場合があります。詳細は、デ バイス本体付属の e-マニュアルを参照してください。 【エラー】 対応していない IC カードです。システム管理者に問い合わせてください。 100100 【対応】 対応している IC カードか確認してください。 【エラー】 IC カード情報が読み取れませんでした。システム管理者に問い合わせてください。 100102 【対応】 有効期限の読取設定に誤りがないか確認してください。 【エラー】 対応していない IC カードです。システム管理者に問い合わせてください。 100200 【対応】 特定コードの読取設定に誤りがないか確認してください。 【エラー】 IC カードの有効期限が切れています。システム管理者に問い合わせてください。 100300 【対応】 IC カードの有効期限が切れていないか確認してください。 【エラー】 IC カード情報が読み取れませんでした。システム管理者に問い合わせてください。 190000 【対応】 カード読取時に予期せぬエラーが発生しています。対応している IC カードか確認してください。

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7.2 SSFC 固有のエラーメッセージとトラブルシューティング

下記エラーは、SSFC カード読み取り時に表示するメッセージです。 本アプリケーションが指定したメッセージを User Authentication が表示します。 【エラー】 不正なカードがかざされています。(CL コード) 管理者に連絡してください。 【対応】 正しい CL コードの IC カードであるか確認してください。 【エラー】 入室記録のないカードでは デバイスを使用できません。 【対応】 ゲート通過記録のない IC カードです。ゲートに IC カードをかざしてください。 【エラー】 このデバイスの使用権限がありません。(部屋番号) 【対応】 正しい部屋番号の IC カードであるか確認してください。 【エラー】 このデバイスの使用権限がありません。(フロア番号) 【対応】 正しいフロア番号の IC カードであるか確認してください。 【エラー】 このデバイスの使用権限がありません。(ビル番号) 【対応】 正しいビル番号の IC カードであるか確認してください。 【エラー】 このデバイスの使用権限がありません。(地域番号) 【対応】 正しい地域番号の IC カードであるか確認してください。 【エラー】 このデバイスの使用権限がありません。 (セキュリティレベル) 【対応】 正しいセキュリティレベルの IC カードであるか確認してください。

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- 37 - 【エラー】 このデバイスの使用権限がありません。 (アクセスモード) 【対応】 アクセス権限のある IC カードであるか確認してください。 【エラー】 カードの使用開始日前です。 【対応】 有効期限内の IC カードであるか確認してください。 【エラー】 カードの有効期限が過ぎています。 【対応】 有効期限内の IC カードであるか確認してください。 【エラー】 不正なカードがかざされています。(チェックコード) 管理者に連絡してください。 【対応】 正しいチェックコードの IC カードであるか確認してください。 【エラー】 不正なカードがかざされています。(設定情報) 管理者に連絡してください。 【対応】 正しい設定情報の IC カードであるか確認してください。 【エラー】 不正なカードがかざされています。(入室フラグ) 管理者に連絡してください。 【対応】 IC カードの入室フラグが正しいか確認してください。 【エラー】 不正なカードがかざされています。 (有効期限初期時動作) 管理者に連絡してください。 【対応】 IC カードの有効期限が初期値でないか確認してください。

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【エラー】 不正なカードがかざされています。(会社コード) 管理者に連絡してください。 【対応】 正しい会社コードの IC カードであるか確認してください。 【エラー】 不正なカードがかざされています。 管理者に連絡してください。 【対応】 対応している IC カードであるか確認してください。 【エラー】 不正なカードがかざされています。(復号エラー) 管理者に連絡してください。 【対応】 対応している IC カードであるか確認してください。

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7.3 その他のトラブルシューティング

「SMS」やカードリーダーで発生した現象の対処方法について説明します。下記の現象以外が発生した場合は、デバ イス本体付属の e-マニュアルを参照してください。

「SMS」で下記のエラーが発生し、本アプリケーションを開始できない

【原因】 以下の原因が考えられます。 ・ 本アプリケーションに対応する User Authentication が起動していない。 【対応】 以下の内容を確認してください。 ・ User Authentication が起動してるか。

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カードリーダーの LED が点滅していない

【原因】 以下の原因が考えられます。 ・ カードリーダーが読取状態になっていない。 ・ カードリーダー不良。 ・ 電力が通っていない。 【対応】 ◇カードリーダーの LED が緑点灯の状態の場合は、以下の内容を確認してください。 ・ IC カード認証画面が表示されているか確認してください。IC カード認証画面以外が表示されている場合には、 IC カード認証画面に遷移した後、カードリーダーの LED を確認してください。 ・ 他のユーザーがログインした状態になっていないか確認してください。ログインした状態の場合はログアウト後、再 度認証してください。 ※ 本内容は、複合機本体の「IC カード認証」―「ログイン中の他ユーザーの IC カード認証」が「許可しない」に 設定している場合の内容です。 ◇カードリーダーの LED が消灯の状態の場合は、以下の内容を確認してください。 ・ USB ケーブルが複合機に接続されているか確認してください。 ・ 複合機と接続されているにも関らずカードリーダーの LED が消灯している場合、複合機の USB ボードもしくはカ ードリーダー、USB ケーブルの不具合が考えられます。担当営業に連絡してください。

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8

(付録 B) IC カード読取文字列とユーザーID フォーマットのトリムについて

8.1 IC カード読取文字列のトリム

ユーザーブロックの読み取りを行った時、IC カード読取文字列前後の半角スペース(16 進表記「0x20」)もしくは

NULL 文字(16 進表記「0x00」)はトリム1されます。(IC カード読取文字列中の半角スペースや NULL は取り除かれ

ません。) 以下に例を示します。 例 1) 半角スペース(16 進表記「0x20」) 12 ブロックから 15 ブロックの半角スペースがトリムされ、ユーザーID は「ZZZ123456789」となります。 例 2) NULL 文字(16 進表記「0x00」) 12 ブロックから 15 ブロックの NULL 文字がトリムされ、ユーザーID は「ZZZ123456789」となります。 例 3) 数字「0」(16 進表記「0x30」) 数字「0」はトリムされません。ユーザーID は「ZZZ1234567890000」となります。 例 4) すべて半角スペース(16 進表記「0x20」)もしくは NULL 文字(16 進表記「0x00」) すべての文字がトリムされ、ユーザーID は「」(空文字)となります。ユーザーID フォーマットの先頭文字列、中間文字 列、末尾文字列が未設定の場合、不正なユーザーID としてエラーとなります。

8.2 ユーザーID フォーマットのトリム

「8.1 IC カード読取文字列のトリム」で示した IC カード読取文字列のトリム後、ユーザーID フォーマットの先頭文字列、 中間文字列、末尾文字列が設定されている場合は、ユーザーID フォーマットの連結文字列がトリムされます。 以下に例を示します。 例 1) 先頭文字列、末尾文字列の半角スペース(半角スペースを「△」で示す) ‘△△△FFF’ + ‘データ A’ + ‘MMM’ + ‘データ B’ + ‘RRR△△△’ 先頭と末尾の半角スペースはトリムされ、ユーザ ID は「‘FFF’ + ‘データ A’ + ‘MMM’ + ‘データ B’ + ‘RRR’」となります。 例 2) 中間文字列の半角スペース(半角スペースを「△」で示す) ‘FFF’ + ‘データ A’ + ‘△△△MMM△△△’ + ‘データ B’ + ‘RRR’ 中間文字列の半角スペースはトリムされません。ユーザ ID は「‘FFF’ + ‘データ A’ + ‘△△△MMM△△△’ + ‘データ B’ + ‘RRR’」となります。 1 先頭もしくは末尾の半角スペースや NULL 文字が取り除かれる処理。

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(付録 C)FeliCa カードのユーザーブロック読取(2 種類)について

FeliCa カードのユーザーブロック読取(2 種類)で設定するカード 2 の動作について説明します。設定方法については、 『IC カード認証 読取設定ツール』を参照してください。 本アプリケーションは、ユーザーブロック読取(2 種類)が設定されている場合、最初にカード 1 の設定で読み取ります。 読み取れない場合、カード 2 の設定で読み取ります。読み取れない場合とは、以下の状態を示します。 ・ かざされたカードのサービス領域と鍵付き領域が、カード 1 の設定(下図赤枠部)に適合していなかった場 合 ・ その他、物理的要因などによりユーザーブロック自体の読取に失敗した場合 以下の場合は、カード 1 の設定で読取後にカード 2 の設定で読み取りません。 ・ 読み取ったユーザーID が空文字の場合 ・ 特定コードが不一致の場合 ・ 正当性チェックエラーの場合 ・ 有効期限が切れている場合 ・ 認証サーバーに登録されていない、ユーザーアカウントが無効など、ログインできないカードの場合

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USB Driver for MEAP ADVANCE Ver2.0.0 設置手順書

第 5.0 版: 2019 年 01 月

Copyright Canon Marketing Japan Inc. 2019

注意: 1 本書の内容の一部または全体を無断で複製することは禁止されています。 2 本書の内容については万全を期しておりますが、万一誤りやご不審な点が見つかりましたら当社までご連絡 ください。 3 本書の誤りによる場合も含め、本書の内容がもとで発生した一切の損害につきましては、当社での責任を 負いかねます。

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