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緑内障薬物の効果と遺伝子変化の検討

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Academic year: 2021

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Title

緑内障薬物の効果と遺伝子変化の検討( はしがき )

Author(s)

川瀬, 和秀

Report No.

平成14年度-平成16年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号14571663) 研究成果報告書

Issue Date

2004

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/729

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

露ましがき 現在、緑内障の治療には各種眼圧下降剤がある。しかし、それらの効果は症例 によって反応の違いが大きい。ポストゲノム時代の研究として、最近は薬剤の

ターゲット分子として受容体の遺伝子が報告されてきている。それらの受容体

遺伝子のSNP(SinglemcreotidepolymOrPhism)と、薬剤の眼圧下降効果を検討した。

今後、ゲノム創薬を中心とした、より効果的な薬剤の作成のためには、これら

の受容体の遺伝子変化を解析し、その遺伝子変化に対応した薬剤の開発の必要

性が考えられる。我々は、緑内障の原因を究明するため、緑内障の遺伝子診断 の可能性について研究を行ってきた。研究内容は、緑内障遺伝子として最初に 発見されたMYOCrrIGRに続き、CYPIBl、PITn、FOXCl、PAX6といった遺 伝子を日本人の様々な緑内障患者において検討してきた。今回は更に新しく発 見されたOPTN遺伝子における日本人、欧米人の変異の頻度を報告した。

我々は、緑内障患者において、眼圧の日内変動がアドレナリン作用によるこ

とから、眼圧の日内変動の有無とアドレナリンβ1受容体のSNPの有無を検

討した。24時間の眼圧測定により、午前中に眼圧の高い群と24時間を通じて眼

圧変動が2mmHg以内の郡において、遺伝子検査の同意を得た後、末梢血を採 取し、末梢血よりDNAを精製し、直接シークエンス法にてアドレナリン受容体

の遺伝子変化を解析した。その結果、残念ながら眼圧の日内変動とβ1受容体

遺伝子の変異(SNP)に関係は静められなかった。現在、新たに緑内障学会のゲ

ノム解析委員会を中心に緑内障発症関連遺伝子変異について検討を開始してい

る。 最後に、本研究にご助力をいただいた研究分担者ならびに研究協力者に感謝

の意を表しますと共に、研究費補助金をいただいたことに対し文部科学省なら

びに関係各位に深謝いたします。

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