• 検索結果がありません。

IgEならびにIgG1抗体産生応答における百日咳菌菌体成分の影響

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "IgEならびにIgG1抗体産生応答における百日咳菌菌体成分の影響"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1 5 8

(

3

8

)

セ キ ヤ カ チ コ 氏名(生年月日〉 本 籍 学 位 の 種 類 学 位 授 与 の 番 号 学 位 授 与 の 日 付 学 位 授 与 の 要 件 学 位 論 文 題 目

関 矢 加 智 子 (

医 学 博 士 乙第640 号 昭和

9

5

1

0

2

日 学 位 規 則 第

5

条 第

2

項 該 当 ( 博 士 の 学 位 論 文 提 出 者 〉 E f f e c t

s of

e

l

l

B

o

r

d

α

s

i

s

s

u

r

t

e

P

Components on IgE and IgGl Responses

(

I

gE ならびにIgGl 抗 体 産 生 応 答 に お け る 百 日 咳 菌 菌 体 成 分 の 影 響 ) 論 文 審 査 委 員 ( 主 査 〉 教 授 吉 岡 守 正 ( 副 査 ) 教 授 滝 沢 敬 夫 , 教 授 石 井 妙 子

論 文 内 容 の 要 旨

研究目的 百日咳菌の菌体ないしその抽出物は,種々の抗原に 対するヒトおよび動物の抗体産生応答を促進する作用 を有する.このアジュノミント活性の起因物質としては, グラム陰性菌に共通のリポ多糖体のほか,本菌特異の 蛋 白 毒 素 で あ るngeissutrep もIgG1 ならびにIgE 産 生を促進する.一方,このngeissturep は百日咳感染防 禦に係わる主要抗原物質と考えられている. 本研究では,百日咳菌の菌体成分とくにengissturep を中心に, リポ多糖体および蛋白質性の表在性抗原で ある赤血球凝集素と K 凝集原ならびにポルデテラ属 共通の蛋白毒素である出血壊死毒素について,1)ア ジュバント活性を調べ, )2neigsustrpe 固有のアジュ パント活性に対する他の菌体成分の影響を調べること により, )3 百日咳ワクチンの有効成分を明確にし, )4 百日咳感染防禦に有効である抗体の産生促進作用に対 する他の菌体成分による干渉を明らかにすることを目 的とした. 研究方法 百日咳菌培養上清ないし菌体から精製した物理化学 的,生物学的に高純度な前記各菌体成分を用いた.ア ジュパント活性の測定にはC57B L/ 6""7ウスに抗原と して卵白アルブミン (EA) を腹腔内注射し,その当日 ないし5日前に,適量の各菌体成分を静脈内注射した. またneigssturep のアジュパント活性に対する各菌 体成分の影響を調べるためには,negisustrep と各菌体 成分をそれぞれ混合し, EA を腹腔内に注射する当日, -796 または,ngeissurtep (静脈内〉と EA (腹腔内〉注射 の5 目前に,各菌体成分を静脈内注射した.両実験と もEA 注 射12 日後に追加抗原刺激を行ない,その7日 後に全採血した.そして,これら血清中の IgG1 ならび にIgE 抗 体 価 を 受 身 皮 膚 ア ナ フ ィ ラ キ シ ー 試 験 に よって測定し,統計的処理を行なった. 結果 p e r t u s s i g e n は 抗 原EAi こ 対 す る IgE な ら び に IgG1 抗体産生に対し,最も強いアジュパント活性を示 した. リポ多糖体は抗原と同日注射では両抗体産生促 進の傾向を示したが,抗原の5 目前注射では,逆に抑 制を示した.赤血球凝集素も微弱ながら抗体産生促進 作用を示した.しかし, K- 凝集原はアジュパント活性 を示さなかった. p e r t u s s i g e n に対する各菌体成分の影響を調べた結 果では,出血壊死毒素のみにngeisusterp の抗体産生 促進作用に対する著しい抑制作用が認められた.しか し一旦出血壊死毒素による牌の萎縮が起こった後で、 は,engissurtep のIgG1 抗 体 産 生 応 答 は 抑 制 さ れ た が, IgE 産生は影響されなかった. 結論 百日咳菌菌体成分のうち百日咳の主要な感染物禦抗 原であるneigsustrep は, IgE ならびにIgG1 抗体産生 応答に対して,最も強いアジユノミント活性を示した. リポ多糖体は注射時期によって,その作用が異なった. 表在性抗原は赤血球凝集素のみに弱し、ながらアジュバ ント活性が認められた.neigsusterp のアジュパント活

(2)

性に対し,出血壊死毒素のみが顕著に抑制を示したが, 本毒素による牌の萎縮後では, IgG1 抗体産生のみが抑 制さわした. 以上,百日咳菌の各菌体成分により IgE ,IgG1 抗体 1 5 9 産生応答促進ならびに干渉作用に関する本研究の知見 は,小児の百日咳感染の発病機序ならびに免疫成立機 序を理解する上で多くの示唆を与えるものと考えられ る

論 文 審 査 の 要 旨

百 日 咳 菌 リ ポ 多 糖 体 の ア ジ ュ パ ン ト 活 性 に つ い て は 従 来 知 ら れ て い た が , 本 論 文 は 同 菌 菌 体 成 分 で あ る p e r t u s s i g e n がIgE お よ びIgGl ( マ ウ ス 〉 抗 体 産 生 に 対 す る ア ジ ュ パ ン ト 活 性 を 示 し , ま た -rep t u s s i g e n の ア ジ ュ パ ン ト 活 性 は 出 血 壊 死 毒 素 に よ っ て 抑 制 さ れ る こ と な ど を 明 ら か に し た . 百 日 咳 感 染 の 発 症 機 序 な ら び に 免 疫 成 立 機 序 の 解 明 に 資 す る こ と 大 で , 学 術 上 価 値 あ る 研 究 と 認 め ら れ る . 主論文公表誌 E百stce Bfoalletedro si

ρ

ssutre components on IgE and IgG 1 r.sesnpose I(gE ならびにIgG1 抗体産生 応答における百日咳菌菌体成分の影響〉 M i c r o b i o .lImmuno .l (72 )11 905-915 1(839 年1 月21 0 日発行〉 副論文公表誌 1 ) leibal-ateH inxot fo alletderoB sis

ρ

sutre p u r i f i e d by evtiraaperp eidmylaarc leg e l e c t r o p h o r e s i s . (アグリルアマイドゲル連続 電気泳動によって精製された百日咳菌の易熱 性毒素〉 J apen J Miolobicr ( 4 ) 359-31 663 )9691( 2 ) Chemical and lacigoloib setireporp fo eht p u r i f i e d

0

engtian foalletedroB .si

ρ

ssutre (百日咳菌の精製 O抗原の化学的ならびに生 物学的性状〉 Japan J Mlbiocroi 41 (1) 1 - 8 ()0791 3 ) 最近分離した百日咳菌とパラ百日咳菌の薬剤感 受性. 日本細菌学雑誌 ( 3) 501-505 03 )5791(

4

)

最近分離した百日咳菌の血清型. 日本細菌学雑誌 ( 3) 503 70 - 531 )5791( -797-日最近分離した百日咳菌の血清型 第I 報 前 野 株 と 新 分 離 株 に 対 す る 患 者 血 清I の凝集素価の相違について. 日本細菌学雑誌 ( 6 ) 834 72 -835 1()997 6 ) E妊tce fo octionecrmred nioxt fo ltedeorB 必,

ρ

sutre s i s on teh neepls CFW and fo C57BL/ 10ScN .eicm (CFW ならびにC57BL/10ScN マウスの牌臓における百日咳菌の出血壊死毒 素ほ影響〉 IRCS Medical cenciS 巴 01 492-493 )2891( 7 ) E妊tce fo octionecrmred nioxt folaletedorB

ρ

sutre s ゐon teh neleps CFW and fo C57BL/ 10ScN .ceim (同上〉 Microbiollmmunol 26(10)971-977 1()298 8 ) niotectroP tnsiaga ltanmeeripxe laletedorB b r o n c h i s

φ

acit noitcefni ni mice by aevitc i m m u n i z a t i o n thwi dellik .eniccav (死菌ワ クチンで能動免疫されたマウスにおける気管 支敗血症菌の実験感染に対する防禦〉 I n f ,巴t Immun c 14 (2) 598-603 )3891(

参照

関連したドキュメント

厳密にいえば博物館法に定められた博物館ですらな

ときには幾分活性の低下を逞延させ得る点から 酵素活性の落下と菌体成分の細胞外への流出と

色で陰性化した菌体の中に核様体だけが塩基性色素に

成績 在宅高齢者の生活満足度の特徴を検討した結果,身体的健康に関する満足度において顕著

方法は、L-Na 液体培地(バクトトリプトン 10g/L、酵母エキス 5g/L、NaCl 24 g/L)200mL を坂口フラスコに入れ、そこに体質顔料 H を入れ、オートクレーブ滅菌を行

関西学院大学には、スポーツ系、文化系のさまざまな課

具体的な取組の 状況とその効果 に対する評価.

多くは現在においても否定的である。 ノミヅク・ロスと物理的 イギリスにあっては製品 また,生命自体・財産に しかし,