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大学生の級別及び筋力指数について

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Academic year: 2021

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(1)Title. 大学生の級別及び筋力指数について. Author(s). 北河, 茂. Citation. 北海道學藝大學紀要. 第二部, 9(1): 284-296. Issue Date. 1958-07. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5574. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 第9 巻 第. 1 号. 北海道学芸大学紀要 (第二部). 昭和33年7月. 大学生の級 別及び筋力指数について 茂. 河. 北. 北海道学芸大学釧路分校体育研究室. igeru K =AGA、VA : on the strength and sh i f i ion lndex of Student s C1 ass cat. i ion that requ t “to render a res i ni th a great l i ted wi ss i l educat Nowadays phys s oni s entnl ca “ f t ed tha l i t may betaken or grant l ty i rsona i ion to the forma t b t on of pe yi r t I cont , and consequent d i d b l i r n e d a C 0 a c h b n n c i d l d t i l r o n a a i e e a s r a c s i e f t e u u a n c o b l t y t i i d a c u a s p n t v e s g t , , n or er o e e ec i l t i l i ls de ca l soontheprac i i危 dat ca j t a not mere . ,buta th pro ec y on the 七heoret s wi ,based upon scent one .. ight l t i f i ses nthes jec tofampl aeveni i ngthosedat t th theob i From th er y ew,the wr nt of vi s poi , wi i f l l d t l h i lb k t e e l c o u e o h a n ma g degree hast h i b i t a u h l t e r a s c n e e n y i d t e e e n w py g red to e ne t erea ons p , h i d i i d t i 行 d e l t r n x ly be tween cas i s caton n ex an s eng t . rength r muscul ar s tudent s and the s ,name. ion between l i ion presuppos i at t ng that there i The wri gat ter hascarr ed on the present inves i taken i i t f l l nt o h h e r e t n w t l w n o s d o o e h i d e n w o g p i d t w d t i i l ton n ex an sreng n ex wou , c ass行ca i lat ide i on: rat on cons ,show a high core. t lose l i i ー ed と l i t i t rength ]uscu ars yconnec yarec ropome c and n c phases (1) The bas ,of motorab ,ant. i i l t i i 行cat i l l tween c ndex and motor ab on i y and ass at on be th each other wi ,because the ぐore ′ h h i h i b t b l i tween s t g. l rength index and motor a ty are o a so that be. l l luscu er n l l have longer 行bres of musc ar es and great ly those who are ta (2) Fhysiological . l i iusc es l l cker賃bresofn e those who are heavy haVe th t rengththan those who are smal s , whi. i l ght rength than those who are l t ・uscu . er n ar s and great i ing los l i i t t sc i ed in d i on resu i t oned presuppos on, however gat ent Cont l rary to the above‐n , the inves i i i i f cant t t l d not be admi ion whi l ed to be s i gni l ch cou at re , and therefore thnkng an ent y low core i h d i じ i t r earch i d e e s i h t r n n u i i t e c o t n a n o h t t r n s t r e n e i f i , ences o t e Presen nves ga on oVer the de行c , , ew i f i d t h l l use o t e reVse Pons iny i rut ng fu . fec 七furとhe r comparat l ve sc to t ry t oe , maki. 言. 緒. 「体育が人間の形成に寄与する 教育」 と言う偉大なる使命を持っている今日, 効果的な指導を可 づ 能にするため理論的な面は勿論 実際的な面に於ても科 学的資料にもと いて, 合理的に且つ計画的 1 註 ) B A よりも速く走る 」 と言う主観 「 は にな されなければならないのは当然の事と思う, 只単に 2秒を要したと言う客観的 知 5で走り, Bはそれに1 00米を11秒, 的知識よりも科学的な単位でAは1 か 識の方がより正確な知識を蓄積する事ができる のであるし, 体育実践の合理化, 能率化と言う面 らみても, 正確な体育に関する客観的事実を多量に 集積することは必要な事である. その為には体 育事象に関する客観的事実が, どれだけの分量, どれだけの正確さを持っているかを明らかに しよ うとする上に測定をしなければならない, -284-.

(3) . 北. 河. 茂. ) と カ ズ ソス は 体 育 に 於 け る科 学 的 検査 や測 定 は 久 しい 以 前 か ら用 い ら れて お り, ボ ウ ア ー ド註2. アメリカの体育測定の発達過程を5期に区分 して これ等の期間は大変広く重り合っており, はっ きり段階区分ができるものではなく, その期間はそれを代表するような特殊なタイ プのテストが体. 育の指導的立場にあった人達によって多く用いられた限界を定めるのに役立つだろう. と言ってい. る, このような測定種目の変遷は体育に対する考え方の発展を意味するように思われる, その中で Jヒチ コ ック(Hi t )が chcock も特 に 人体 測 定 の 面 と 筋 力 の 面 に つい て 調 べ て みると, 1816年註3 ,D.署.. 人体測定によって個々の生徒に対する体育プログラムが科学的に決定されるような案を提出した,. 1885年 に は アメ リ カ 保健 体育 及 び レク リ ェ ー ショ ン協 会 の最 初 の 会 合 以 来, こ の会 合 に 於て は テ ス. 5 ト問題は体育の重要なる課題として論議されている, しかし本当の意味で端緒を開いたのは, 192. in t 年 に マ ル チ ン (Mar ) の 人体 測 定 学 の著書 で ある と い わ れ る, , F. G.. 彼 の 測 定 方 法 は直 ち に運. 動の身体機能におよぼす影響やス ポーツ体型の決定に広く応用されたのである。 筋力 の 面 で は,. ) サー ゼ ン ト (Sargent 1880年註4 ) が身 体 比 例 お よ び そ の 大 き さか ら 筋力 に移 し, 個 人の能 , D. A.. 率を測定するには筋肉の大きさでなく, むしろその機能が価値あると主張し, 以来アメリカの体育 において支配勢力をもっていたのである, 筋力が体育に於て根本的な意味をもつもの〉一つである. と考 え られ そ の波 に 乗 っ て, 1926年 ロ ジ ヤ ← ス (Roger ) が 筋力 検査 を 発表 して い る, こ s , F, R,. のようにして検査や測定が盛んに行われて来たが特に初期のものでは単に経験を基礎にして構成さ れており, 経験を積んだ体育家が主観的に正しいと信じたものは直ちに価値があるとされていたが 最近30年間に豊富な統計学的知識をもつ体育研究家が相ついで現われ科学的に急速な発展を示し, 検査や測定の対象は身体活動およびそれに関連する経験を通して人間を教育すると言う体育の理念. により, 各時代に発生した検査や測定もそのなかに統合されて来ているとみる事ができる, わが国に於ても部分的には相当早かったようであるが, これがや>組織的に研究されるようにな. ったのは大正の末期からと言われるが発達の経路はアメリ カに於ける場合と同じようで あ る よ う だ前述の如く測定によって体育の分野がより科学的に究明されている現在, その必要とされるべき 面から私はこ に於て大学生の形態面 (本研究では特に身長と体重に限定している) と筋力面 (本 研究では特に背筋力, 握力右左, 押上力, 引上力) の実態を把握しようと試みたのである, 特に体 育の持つ使命を幾らかでも発揮し得るような資料を豊富にするために, 一般的な身体の大きさ及び 7 6 の相関があるとさ その成熟度と筋力との関係, 走高跳, 棒高跳の総合点と筋力指数との間に 0 .. れ, 更に立巾跳, 走高跳, 8 ポンドの砲丸投, ポールの標的投げや, その他の運動と筋力指数との 81 の相関を見出 している, 以上のような研究によって, 筋力指数と運動能力との間に高い 間に 0 , 相関 が あ る と 言 う こ と が わ か り, そ こ で 筋力 指 数 に よ っ て組 分 け して 競 争 や, ポー ル・ ゲー ム 等 の. 試合を行ったところ, 実際にはチームの実力が同等であったといわれている. 前述からして, 級別 指数及び筋力指数は他の運動種目と高い相関を示しており, 所謂, 級別指数による組分けも, 筋力 指数による組分けも, 体育の学習上効果あるものとされているのである, か〉る見地から級別指数 と筋力指数の間, 即ち, 級別指数と筋力指数の関係が如何なるものであるかを知ろうとするもので ある, 文献によると一般に被教育者を組分けする際は過去に於て常識的に年令, 身長, 体重等・によ E 5 ) の級 別 指 数 と 陸上 運 動 とは 0 って 組 分 け され て き た, マ ッ ク ロイ言 81 多く のス ポ ー ツ ス キ ルと , , 6 註 」 7 1 0 5 9 2 5 ジ は . の高 い 相関 が あ る と さ れ て いる. 更 に 年 に ロ ャ ー ス は 筋力 指 数 と運 動 能 力 と の関. 係において, 高い筋力指数を持つ者は多くの運動に堪能であるか, 叉は一定期間の練習後には運動 をうまくやり得るようになり, 低い筋力指数の者は競技能力に劣っていると言う仮説を立て, その. 後証明するような多くの実験研究が行われている,. ロ ジ ャ ー ス の 研 究 によ る と, 100 ヤー ド疾走, 走中跳に どのような関係があるかを研究しようと - -285-「.

(4) . 大学生の級別及び筋力指数について. するに至ったわけ である, 本研究は次の2点から級別指数と筋力指数との関係は高い相関を示すと い う 自 己 の予 想 の も と に 進 めて 行く の で ある.. 1 . 級別指数と運動能力との間及び筋力指数と運動能力との間に於ける客観的尺度によって示さ れた高い相関 のあるところから, その運動能力の基礎である形態面 (身長・体重) と 筋 力 面 (背筋力・握力・押上力・引上力) とは密接であるという点と 7 〕 的根拠からして, 身長の高い者はそれだけ低い者より筋線縦は長く筋力 が大 きい 2 . 生理学註 のであるし, 体重のある者はない者より筋線椎は太く筋力が大きいのであるという点からであ る,. 以上のような予想の上での研究段階は本学学生 (学芸大学とは広く豊かな教養を身につけるととも に専門の学芸を研究し, 特に教育に関する理論及び実際を研究する大学) を対象として行い, 将来. に於ては大学の性格, 更に地域差による比較検討をして行 きたいと思うのである. 本学に於ての研究段階は, 1 ,運動部に所属しない一般学生, 4 ,運動部 .体育専攻学生, 3 .全体, 2 ) のように考えている 所属の学生 (体育専攻学生を含まない ,. 更に本研究によって生れる結果の利用については望ましい結果を期待し指導の面に大いに活用 し たいと思うのである. 特にグループ編成について考えており, 一斉指導, グル←プ指導, 個別指導. などの指導形態のある中で, 体育の目標の一つとして社会性の発達が重要視されている現在, 特に グルー プ指導の研究が盛んである, その為に科学的根拠を必要とし, 今後の指導に対する資料とし た い の である,. 本項では級別指数及び筋力指数を中心として考察の目的を次の諸点においた. 1 . 身長, 体重及び筋力 (背筋力, 握力, 押上力, 引上力) の分布状態について. 2 . 級別指数及び筋力指数の分布状態について,. 3 , 身長と体重との関係について. 4 . 筋力相互の関係について, イ, 握力 (右) と (左) , ハ, 押上力と引上力, , 口, 背筋力と握力 (右)(左) 5 , 級別指数と各筋力との関係について. 6 . 筋力指数と身長及び体重との関係について, 7 . 級別指数と筋力指数の関係について, 調. 杏. 項. 目. 1 . 形態に関するもの~身長・体重並びに級別指数. 2 , 機能に関するもの~背筋力, 握力, 押上力, 引上力並びに筋力指数. 調. 杏. 方. 法. 1 . 身長, 体重は昭和31年5月上旬実施の身体検査の資料である, 2 , 背筋力へ実施要領は, な中, 佐々木共著体育測定によった, 測定器具 K.Y,S . 式背筋力計. (メ ー タ ー 式) を 使 用 した,. 3 , 式握力計を 使 .ず屋力~実施要領は, 竹中, 佐々木共著体育測定によった. 測定器具 K. Y,S. 用 した,. 4 . 押上力~実施要領は, 佐々木・竹中共著体育測定によった, 測定器具は平行棒を使用した, 5 . 引上力~実施要領は, 竹中・佐々木共著体育測定によった. 測定器具は屋外固定式高鉄棒を 使用 した, -286-.

(5) . 化 ;. 調. 河. 茂. 査 の ・時 期. 2月上旬 昭和31年11月下旬~1. 調査人員もびに集計人員. 1 ‐ 調査人員~本学男子学生 ま 藁 葦 養鶏 ,. 2 .集計人員~. 鰯名. 1蟹雑 煮 呈 } 蔓. 服名. 集計整理の方法 1 , 全種目の完備した者のみ集計整理の対象とした, 2 ′. 級別指数の算出は, マックロイの級別指数の公式より算出 した, 尚, 対象母集団の年令は昭 8才に達した者をもって当てた. 和31年11月現在に於て満1 3 筋力指 数はマックロイの筋力検査の要領にて行ったが, 脚筋力を測定 しなかったので, 握力 . (右・左) 背筋力 , 腕の筋力 (押上力・引上力) より算出した. , 4 , 平均値は仮想平均を用いての省略算法より算出した, 5 . 標準偏差は頻数分配表の仮想平均から標準偏差を求める式より算出した, 6 , 相関係数は相関表から算出した,. 結. 果. と 考 察. 1 , 前述のように, 形態・機能及び指数にわたり9項目を測定したのであるが, はじめに此等各 項目毎に平均値をもとに検討をすること する。 尚調査項目によっては, 松井・丸山・吉田各氏の. 資料と対照して検討を加えたい, 各項目洲 ;定値の頻数分布を示せば第1図~第9図のごとくである, 第1図, 第2図から身長, 体重の分布は, 集中点の代表値の比較からみるに, ほぼ正規分布を示 ノの資料 (東大教養学部男子学生1 9才2 0才) と平均値に於て比較してみると, している, 松井氏註8 49cm だけ本学学生が劣っている 叉体重では 3 身長 で は 1 55kg だけ 本 学学 生 が 勝っ て い る, 本 , , ,. 学学生が東大の学生より身長では劣り 体重においては勝れているという現象は発育の原理からし て次のことがらが考察できるようだ, 身長は都市の者と, 農村の者とを比較してみると, 一般に都 市の者の方が平均値に於て 1~2cm ほど勝っている 過去の学説からして, 成長期の栄養及び環境 の影 響も大きいものと思われる, 本学学生は身長発育の盛んな 4~5 月頃の季節が悪く 更に地理 . 第1園. 身. 長. (注) 第1図~第9図について参照されたい 頻数分布による実数. 最大頻数 算術平均 (M). ′ ′ ! ′ ー , . 中 間 数 (Me ) 平均移動法による第3回修正値. . N= ;125 ハ 4;164 95cm .. ハ4e=165 05c n l . 03 d=6 .. -287-.

(6) . 大学生の級別及び筋力指数について 第2図. 体. 重. N =125 ハ 4=57 83kg , ハ de=56 73kg .. . 0 α;6 .. ー!. - ′ 45 0. ′ /. m -. 0 5 1 .. 0 5 7 ,. 的, 女化的面においても東京より恵まれない環境にあるという点からしても, 遠隔地に存する本学 とLて考えられないだろうか. 体重でも同じようなことが考えられよう. 体重の最も増加の盛んな 9~10 月頃は, 釧路では四季を通じて住み良い時期であり, 東京のごとく気温の高いところでは食. 慾不振, 新陳代謝の促進によって体重の増加 を抑制することも考えられるが, 釧路はあまり気温の :もないという面で順調な増加がなされるものと思われる, その他に生物学的因子の存在を考 高い時 えなければならないと思う, (本調査に対する修正点). ィ) 身体検査の資料にも とづいて集計したが, より厳密にする為には研究者自身の手によって出来 るだけ正確を期すよう測定すべきと思う. ロ) 形態測定として更に胸囲, 坐高等を加えて検討したい. 0時頃を原則に測定したい. ハ) 身長, 体重の測定にあたっては日差を考慮し午前1 ニ) 学生の出身校及び地理的環境をも参考までに調査 してみたい。 第3図 握. 第4図. 力 (右). 、 .・・ . , . . . ・ , ・ 1 1 ー ・ 1 1 . ・ . ‘ . . ・ ‐ . - . ◆. . ~ 2 5 3 9 5 .. ▲ l と t . 拝 ぢ ′ ・. f l . ・ ・. . . . ・ . 」 ▼ ◆ r r . - . . ・ 亭 ▼ . 5 5 字 、 、. N ;125. D 戊;46 16kg .. N qe=45 50kg .. 69 d;6 .. I I. ′ ′ ′. . 5 5 6 5 5 3 フ 2 9 、 .. 力 (左). 握. 5 4 ! .. 5 三 5. N =125. M =44 04kg .. M 1 52kg e=43 ,. 35 d=6 .. 2 5 6. 第3園, 第4図から握力 (右・左) の分布は, 集中点の代表値の比較からして, 正規分布を示し. ) の 日 本 人 握 力 平均 値 の 資 料 と 比 較 して みる と, 右 に 於 て18才 と20才と で は. 本 て い る, 丸 山 氏註9. 66kg だけ本学学生が勝れている, 04kg の僅少だけ劣っている. 叉1 9才とでは 0, 学学 生が 0. 44kg, 20才 と で は 1 97kg だけ本学学生が勝れて 44kg, 19才 と で は 2 左に 於 て, 18才 と で は 2 . . , 54kg l o , いる, 更に註 )京都の D大学R大学のスポーツ選手の平均値と比較してみると, 右では 3 ,左 本学学生の左は勝れており の比較で 5 6 k 丸山氏の資料と が劣っている では 1 だけ本学学生 , . g , , -288-.

(7) . 北. 河. 茂. スポーツ選手との比較では劣ってはいるが, 右よりはそれ程の差のひらきがないところから, 今後 8才頃が著明な発達をし, 最大値に達する 研究す べき点があると思われる, 文献によると, 男子は1 0年間位最大値を保持し, 35才以後漸減するとあるが, 本学学生の場合年令 のは25才前後で, 以後1 8才~26才迄含んでいたガ, 年令別に比較検討しなかったので明確な結果を考察する 曲線の上では1 こ と が 出 来 ない よ う だ,. (本調査に対する修正点) イ) 右手~左手~右手~の順序で 3回~5回 行いその最高をとる, ロ) 握る場合, 栂指のつけねから人さし指の長さを測定してその長さに握力計の両把手間の中を調 節することも考慮に入れて行うべきであった, ハ) 年 令 別 に ま と め て みた い.. 第5 図. 背. 筋. 力 N =125 ハ 4ニー47 53kg ・ M ー 1ヱ 1 e=145 {g ・ 22 d;24 ,. % 5 、. 2 4 写 1 、. 4 5 5 1. 7 3 ~ 1 ,. 0 与 2 8 、. 2 2 9ぢ. 第5図. から背筋力の分布は, 集中点の代表値を比較してみると, 正規分布を示している, 吉田 年令の面では 18 才以上の 者で構成されている本学学生とでは明確にいえないが, 京都のD及びR大学のス ポーツ選 手の平均 53kg 勝れているが 1 ) の資 料 と比 較 す る と, 17才 ~18才と では 19 氏註1 . 53kg だけ本学学生が勝れているのでや 値と比 較 して, 7 .. はっきりするであろう, 数的にはたし. かに勝れているが 被験者の実施要領等による影響も考えられるので, 更に研究してみたい, 背筋 力は身長に大きな関係があると言 われ, 特に長身階級に属する者の方か強い傾向がある面で, 本学 学生の身長は京都及び東京の学生よりや 劣 っ て い る と ころ か ら一 応の 傾向 を 見 出 せ る と 思 う の で あ る,. (本調査に対する修正点). イ) 把手棒を握る時は一方の手を前向にし, 他方の手は後向にして握る,. ロ) 引きあげる場合には急に引く ことのないよう, 段々としかも強く引くように注意を加える, ハ) 実験者が腰掛けて記録を読むように台上にて検査する, 第6図 押. 上. N;125 M =10 14回 . Meコ10 03回 . 08 ロニ4 .. 2 0 ・. 6 0 1 0 0 , 、. 6 0 1 、. ○ 2 千 .. -289-. 力.

(8) . 大学生の級別及び筋力指数について. 第6図から押上力の分布は, 集中点の代表値を比較してみると, 理想的な正規分布を示している ようだ, ,文献による比較検討ができないので数的に明らかにすることは出来ないが, 押上力は長身 階級より短身階級に属する者の方が大であると言われている面からして, 本学学生は東京の学生よ りは短身に属する傾向から, 等質的分布を示しているものと考えられよう, (本調査に対する修正点). イ) 測定の方法の場合, 被験者が前述の (実施要領の項) 禁止動作をしたり, 肘を充分伸ばさなか っ た り, 所 定 の 角度 以 上 曲 げ な かっ た 回 は1 / 2回 とす る, こ の よ うな 1 回 と み な す こ と の で き ない. 動作は4回迄許されるがそれ以上にわたる時は動作を中止させ 休憩後再検査をする. 但し他の , 種目があれば, それ以前に行うようにする, 第7図. 引. 上 力 N =i25 M =7 73回 , Me=7 09回 .. . ;. 10 ロー ニ3 .. . ・ 7 5 1 . .. 3 1 5 ,. 第7図から引上力の分布は, 集中点の代表値を比較してみると, 押上力よりは, 集中点がや 開 2 ) の資料と平均値に於て比較してみると いている傾向があるが, 正規分布を示している, 松井氏註1 0 04回の僅少の差で本学学生が勝れている, 引上力も押上力と同じように身長による影響があると . されている面からして, 短身級に属する本学学生が勝れている原因の一つと考えられよう. (本調査に対する修正点). イ) リングを使用 した方が比較的手首に無理がか 鉄棒でなくリングを使用して測定したい, 第8図 級. 別. 指. らなく充分な力を発揮出来るようであるから,. 数. 第9図. 筋力指数. I r. . ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ 5 0 0 0 0 ? 6 3 . ,. た. 署 i 0 0 4 4 .. ・ 、 、 、 5 0 0 3 .. O 卸 6 .. 6 8 5 8 N=125. ハ4=852 18 .. N 罵125. 公4e=854 08 .. 16 d=30 .. Me=443 O .. M ;445 60 . o d=66 .. 第8 図, 第9図から級別指数と筋力指数の分布は, 集中点の代表値を比較 して みる と, どち らも. ほぼ正規分布を示しているが, 筋力指数の方がより正規分布を示している, -290-.

(9) . 河. 北. 茂. (本調査に対する修正点) イ) 級別指数の算出にあたって年令を考えない, マックロイの公式. 身長十体重. の方法により算. 出 した い.. ロ) 筋力指数では, 脚筋力を活用せずに算出 したのであるが, 背筋力計叉は適当な器具によって脚 筋力を測定して算出にあたる, 2 . 級別指数と筋力指数との関係を考慮するために相関値をもとめた, 考察を容易にする上で前. 述のごとく, 形態面, 筋力相互の面, 筋力指数と形態面, 級別指数と各筋力の面等についての相関 0図~第22図 のごとく略図で示した, 更にこれらの相関値及び信頼度を第1 表に示した, 表を 第1. (各図とも ×, Y両軸の測定単位は交点の方が劣 (小) で他の端の方が優 (大) である場合を示し. てい る), 第10図. 身長と 体重の相 関表. 0図「第2 2図について参照されたい。 (註〕 第1. 金 己 馨. 0 △ ◎.0 0 △ ◎ ◎ ◎◎△ 口△⑩ △ ◎△ 企 0 0 ◎△ △◎ ○ . 0 00. I. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. o l. O. O. ◎. △. △. A. □. 頂. 圏. ◇. (注) 有意水準 N =i25. 254 1% ~0 .. 0. 19 32〇 0 拶~0 . . 6537 rコ0 . P. E.r=0 03264 .. 岡. ‘期. 身. 5 卵・. 円鶏. 長. 0図から身長と体重の相関状態は,満足すべき積極的相関を示し,有意の相関と認められよう, 第1 信頼 度 も, r>20P,E と高い数で信頼して良い, 図を一見して, 本学学生は, 短身級に属している. が, 体 重は身長のわりにあるようだ, 体重のある者が, 更に身長が平行して高ければ最も望ま しい 相関を示すであろう. 第11図 握力 (右) (左) の相関表 6 2 ぢ ,. 0. 握 餌, 5. 力. ( 左 琶. Q. O. . 0 0 ⑩ 00 ◎ 心 G AO ○ ◎△ 園 △ 0△◎ ◎ ◎ 0△◎△. 6 5 コ , 2 5 0. 4 4 5. 握. 力 (右). 6809 rコ 0 , P,B.r= 0 03062 ,. 6 5 5. - 291 -.

(10) . 大学生の級別及び筋力指数について. 第11図から, 握力 (右) (左) の相関状態は最も望ま しい積極的相関を示し, 有意な 相 関 で あ. 2 P.E で信頼すべき値を示しているようである, 一見して言えること る, 信 頼 度 に 於 て も, r>22 .. は, 左右の力は平均 しているようであるが 第12図. や>左の方が上まわっている傾向を示 している.. 背筋力と握力 (右) の相関表. 00 0 0 0 00 ◎ 0 0 0⑭ O ・o o△△ ◎@◎ o o o◎ o △ △ o o oo o o 0 o □△ △ 0 oo o 0 000◎o oo oo. 6 9 5 、. 月 5 5 .. 背. 414 r= 0 . P.B.r= 0 04728 ,. 7 5 1 8. 筋. 力. 第12図から, 背筋力と握力 (右) との相 関状態はかなり積極的相関を示している, 信頼度も, r〉8 .8 P . E で信頼でき, 有意の相関ありと思われる, 図からして, 背筋力の低い者ではむ しろ,. 握力はあり, 背筋力の高い者程握力がないようである, このことは背筋力の測定に於て被験者が完 全に要領を得ていないと言うことも, 一原 因と考えられよう, 第13図 背筋力と握力 (左) の相関表. o 0oo 0 0 ooo△ ◎o o oo o. o oo o o △、 0 △ ○0 0 o 0◎ △ ◎◎ o OA A O O O 00 oα o◎ ◎. o 00 000 oo 00 0 0 ′ 0. 523 r= 0 . P.B.r; 0 04148 .. oo ー l ー , ー ー. ー. - - f ー - - 畳 ー 1 - ー 6 5 9 2 2 5 9 5 ‘ 4 5 5 8 2 1 、 背 筋 力. 3図から, 背筋力と握力 (左) との相関状態は, (右) よりも満足すべき積極的相関で有意の 第1. 6 P,E で信頼出来る, 右よりも積極的であることは本学学 よ う で あ る. 信 頼 度 か ら みて も, r>12 .. ,生の特徴とも思えるが, 意識的に右より左の方を握ったとも考えられるし, 明確には言えない, 第14図から, 押上力と引上力との相関状態は, 望ましい積極的な相関を示し, 有意と思われる,. 信 頼 度 に 於て も, r>15P.E と信頼して良い, 押上力の低い者は, 引上力に於ても低く, 全体から して中位の者が多く, 高い値の者は特殊な存在のように思える. 前述のように身長の影響は本学学 生にとって大きなものであり, 押上, 引上の力はや>平均した力 しか持っていないよう だ.. 第15図から, 級別指数と握力 (左) の相関状態は, 低い積極的相関で, 有意な相関ではないよう. に 思 え る, 信 頼 度 で は, 1>4P.E で信 頼 して 良 い, 図 を一 見 して, 真 中 に か た ま っ て い る よ う で,. 所謂, 体格のあまり良く無し・ものはむしろ握力があり, 体格の良い者がそれ程握力がない傾向を示 -292-.

(11) . 北. 茂. 第14図 押上力と引上力の相関表. 第15図. 級別指数と握力 (左) の相関表. 0 0 ◎◎ O O △0 0 0 4 △◎ △ 0◎ ◎0 0 0 0 ◎0 0 ぢ 5. 00△ 0 0 ①O G O O OO O 0 0◎ 0 0 のoo 0000 0 0. . ‐=0 5769 1 .. 2 5 1 ,. @ oo◎ 00△ 0◎ . 0. 5 1 曜. 力. 5 惚 ,. P.鳶.r=0 03844 .. 博“. 級 256 r=0 .. 0 0 0 0 00 0 △◎o ◎ ⑩ 00 00 企O . 5 綿5 ,. 指. 数. 8 9 2 5. P 05335 . .E,rご0. 第16図 級別指数と握力 (右) の相関表. 力. 嫌. お. 7冴 5 ,. 0 0 G OO GOOの 0 ◎ o△0 ◎ 0△△口◎ ◎ ◎ 0△ △ 金00 0 . 7 9 3 5 、. 8 5 名 ,. 373 r= 0 . P 08368 ・E .r= ○ .. 8 5 i 9. して い る, こ の こ と は 体 型 が 筋 肉質 であ る と も 言 え る の で は な い だろ う か,. 第16図か ら, 級別指数と握力 (右) の相関状態は, や>低い積極的相関を示 し, 有意と思える, 5 P. E で信頼出来る, 右に於ても, 左と同じような傾向を示している, 信 頼 度 も, r>4 ,. 第17図から, 級別指数と背筋力との相関状態は低い積極的相関を示し, 有意とは認められないよ う だ, 信頼 度 に 於 て は, r>4 P, B で信頼出来る, こ でも握力と同じように, 体格の良く無 い者. が背筋力ではあり, 逆に体格の良い者が背筋力ではそれ程勝れていない, このことは背筋力そのも のを完全に出せる環境にあったか どうか, 更に研究すべき点があると思える, 第18図から, 級別指数と押上力との相関状態に於ては, や. 低い消極的相関を示し, 有意とは認 7 P.B で信頼出来るが低い値である, 図を一見して 今迄と められない, 信頼度に於ては,r> 3. , はまったく逆の,‘消極的な現象を示しているが, このことは所謂, 身長による影 響が 大きいと言う 前述の事柄がや 明確にすることが出来ると思える, 第19図から, 級別指数と引上力との相関状態はまったく低い消極的相関を示し, 有意ではない, 7 P, E で信頼出来ないようである, 押上力と同じ消極的相関であるが 被験者自 信 頼 度 も, r>2 . ,. 身自己の能力を充分に出 ‘しきれなかった者がいた為に低い相関を示したとも考えられよう, 第20図から, 筋力指数と身長との相関状態は, 低い積極的相関を示し, 有意とは認められない,. 7 P, E と低いが信頼 して良いようである 図を一見して, 真中にかたまっ 信 頼 度 に於て は, r>3 . ,. -293 -.

(12) . 大学生の級別及び筋力指数について 第17図. 級別指数と背筋力の相関表. 0. 00. 第18図. 0. 0 。 % 。88 8 0の 0 0 0 OQ A O ◎ 0◎ 隠 00 0 A心△ ○ O 0 00 ◎0 0 o ◎ 0 00の0 ⑭0 0 α 0 0 O 000. 0. o 0. 9 6 5 万ろ 7. , 、. “特. 徴鴎. 別. 級. 作姑. 押獅 O. 上 力. o. 0. 2 0 2 8 7 5 ,. ヮ努5 級 269 ゴー○ r= .. 争ぬ5. 0 △ 0 0 △① 00 0 槌△ ○. ①0 口◎0 0 0 00 0 0 0‐ 0 0 0. 0. 別. 8 4 5 ~ . 指 数. 0 5 9 9 i. 5 紗2. P.E.r; 07275 =0 .. 数. 第20図. 級別指数と引上力の相関表 0. 0. 0 0 . 0. 0. 0. 0. ◎ 0 0◎00 00 ○ 。 ▲① ◎ 0 0◎ 象0 0 00△ α 0 O 0 △△ 口 の ① ◎△ □① oo △ △O 0 O o o. 0. 〇. ? 9 5 3. 級. 15 rニ ー0 .. 別. 筋力指数と身長の相関表. 8 5 9 1 , 0. 0. 腿5. 0 00 ●◎ ◎ 0 0◎ o o 国金. P.E.r=0 054 37 r .. 219 r=0 ,. 第19図. 指. 級別指数と押上力の相関表. 4 5 8 6. 指. 数. 彫硲. . 7妬 1. 0. ◎ 0 △ 0 0 0. 6” 1 長. 0 5 鰯,. 0. 1匁ち 2爺0 筋 215 r=0 .. P.E.r=0 05592 .. 0 0 0 000 0 0 00 O ◎ △ ▲△ △ Q △ ◎△口 0◎ 0 O ◎△ △△00 0 ◎① ○○ O 0 ◎0 O G 0 0 0. 力. 0 名0 指. C O 6 2 数. P.E.r;0 05736 .. ている, 筋力のある者は身長はあまり高くなく, 本学学生は身長のわりに筋力があるよ う に 思 え る,. 第21図から, 筋力指数と体重の相関状態は, や>満足できる積極的相関を示し, 有意と思われる 0図の身長よりは体重の方が望ま しい相関であり 4 P. E で信頼できる. 第2 信 頼 度 に 於 て は, r〉6 .. 図を一見して広くちらばっているが, 筋力 は体重に応じてあるようにみえる, 第22図から, 級別指数と筋力指数との相関状態は, や 低い積極的相関を示し, 有意とは認めら 9 P, E で信頼 して良いが低い値である, れない相関である, 信頼度に於ては, r>3 . 1% 以下の危険率で有意の相関と認められよ 形態面の相関は, 満足すべき積極的相関を示し, 0 , -294-.

(13) . 北 1図 第2. 河. 茂. 筋力指数と体重の相関表 第22図. 級別指数と筋ブ コ指数の相関表 、. 0 o ◎. . 筋. ooo◎ △o ⑩① 0 △△ ◎ △ ◎O ぬα000 ◎0 00 0. 指. o. 0 6 o 2 Q. 。. 0. 筋. 332 r=0 ,. 身. 押. 上. 7 婚5. 。. 0 4 4 Q. β姓ぢ. 別 指 数. . 9 5 9 4 .. オ ウ 5 ア. 鯵0 5 f. P 05153 .E.r;0 .. 216 r=0 .. P 05463 .E.r=0 ,. 第1 表. 同一被験者測定種目相関値及びその信頼度 ( E) r>P .. 長E体. 重 握力(右)コ握力(左) 陪 穴 努 力 押 上 カ ドー 上 力 筋力指数 L 1 ヨョコilr 繁. > 曇 る P .. 14>. 8 8P . .. 力. 1. タ匁~. 紋. 力 指 数. 握 力(右) 筋 力. 0. 数. 0. 長. 背. 0. 0. ◎. △◎ 0 0 0 00 0 0 0 00 ◎0 0 ◎◇0◎ △◎ 口 G O O 0 ◎△◎O 0△ @000 0 0. o ⑩. o. 身. 〇. 0. 2 1 筋 力 指 数。 三≧. E. . 澱別指数. > 4. 06 n9u PE っっ2 なム ム d \ > 05りn B 1 PE ーっ6 L”. b 0 \ 〉 ′ 02 十 ;′ ′. 1 1 十 十一r. 769> B 15P. ハ U. 3誓 2 O 1 9> B伽6 9> - O 1 5> B 16> B 2覆 PB 4る 81 ・ ・ ・ 言P ず E 37P 1 4P 2 7P. B 3 9P .B , ,E . . ,E. う, 各筋力相互の相関に於ては, 握力 (左・右) と, 押上力と引上力との間では, 満足すべき相関 で, 信頼度も非常に高い, 叉背筋力と握力 (左・右) とでは, 右よりは左との方が高く研究を要す 1% 以下の危険率で有意と認められる, る面と思う, 総じて 0 .. 1% 以下の危険率で有意とされ, 他の筋 級別指数と各筋力との相関では, 握力 (右) と だけが 0 , 力とでは有意とは認められないようだ, 1% 以下の危険率で有意であるが 身長と 筋力指数と身長, 体重との相関では, 体重との間に 0 , , では認められない, 級別指数と筋力指数との間では有意と認められない相関を示した, (本調査に対する修正点). イ) 級別指数と身長, 体重, 胸囲等との相関をみたい, ロ) 筋力指数と各筋力, 更に脚筋力の相関をみたい, ハ) 身長と各筋力及び体重と各筋力とも相関をみたい,. 前述のように, 級別指数と筋力指数との関係をみる為に, 頻数分布及び相関値の上か ら, 対比考 -295-.

(14) . 大学生の級別及び筋力指数について. 察した, 1 ) 頻数分布では, いずれも正規分布を示した, 中でも身長, 押上力, 筋力指数に於ては望まし い正 規分布がみられた, 背筋力, 引上力は多峰曲線を示している, 2) 相関表の相関状態 は, 級別指数と押上力及び引上力とでは, 消極的相関であったが, その他. は積極的相関を示した, 中でも満足すべき相関を示したのは, 身長と体重, 握力 (左・右) に 於てであり, 続いて背筋力と握力 (左) , 更に背筋力と握力 (右) がや 〉満足すべき程度であ っ た.. 1% 3) 相関値に於て有意の相関の あるものは, 身長と体重との間, そ して筋力相互の間では,0 . 以下の危険率で有意と認められた, 筋力指数と体重, 級副指数と握力・(右) とに於ては, 前者 と同様の結果を示 したのであるが, その他には, 有意の相関とは認められなかった,. 以上のようにして, 予想とは反する結果 が生じたようであるが, これには色々と考えられよう, 先づ母集団の性格が異質的な者を有してい るという面, 即ち, 形態面に比例してより筋力が勝れて いる体育専攻 生の存在が大きな影 響を あたえたものと思われる, 更に指数そのもの 算出が完全で. なかつた面, 加えて被験者自身が充分に自己の能力を出せる条件がそなわっていなかったという面 等が考えられよう, こ に於て この結果が真とするならば, 体育 指導上一考を要すると思われる, 一般的に行われ , る組別によ る組分けは, すべての運動には適当でないと考えられる, 組分けに際しては, 鉄棒, 平 行棒等の体操に属する教材の場合には級別による組分けがよいであろうし, 陸上競技に属する教材 の場合には, 筋力による組分けが望ましいと考えられるわけである, かくの如く, 級別指数と筋力指数との関係に於て満足すべき相関が得られなかったが, 本研究の 不備な面を, 次回の継続研究では修正をし, 比較 検討を加えたいと思うのである, 本研究にあたっ ては, 終始御指導下さいました続橋教授を始め, 小田原, 石井両先生に深く感謝致1 ま す, 引. 用. 文. 57 ) 体育測定法 p.1 (註 1 ) 松井, 水野, 江橋共著(19 4) 体育測定 p.28 195 竹中, 佐々木共著 ( 1954 ) 体育測定 p.18 竹中, 佐々木共著 ( 竹中, 佐々木共著 (1954) 体育測定 p.18~19 1954 ) 体育測定 p.i43 竹中, 佐々木共著 ( 4) 体育測定 p.140 195 竹中, 佐々木共著 ( 19 51 ) 体育の生理学 p.44 猪飼道夫著 ( 19 54 体育学研究 ( ) 第8号 p.477 19 57) 体育測定法 p.104 松井, 水野, 江橋共著 ( 2 6号 p.255 1 9 7 第 巻第 究 ( 5 ) ) 体 育学研 (註lo 19 5 7) 体育測定法 p.106 (註11) 松井, 水野, 江 橋共著 ( 19 54 ) 第8号 p.478 (註12) 体育学研究 (. (註 2) (註 3) (註 4) (註 5) (註 6) (註 7) (註 8) (註 9). 6- -29. 献.

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参照

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