第3学年 総合的な学習な学習の時間学習指導案
指導者 見つめよう、ひろげよう、わたしたちのやさしいまち 1 単元名 2 単元の構想 《単元の目標》 問題解決能力 学び方やものの考え方 自己の生き方 ○身近な地域(校区)を「やさしい ○自分の課題について、調べ方を ○「やさしいまち 」の大切さを感 まち」の視点で見つめ、気づい 考えることができる。 じ取り、自分とのかかわりにつ た こ と の中 から 問題 を見 つけ いて考えることができる。 る。 ○自分の問題について必要な資料 ○「やさしいまち」について、い ○「やさしいまち 」について調べ を集める。 ろいろな調べ方のよさに気づく。 ることを通して、自分の解決活 動に自信を持つ。 ○調べたことをわかりやすくまと ○分かりやすい、伝わりやすいと ○「やさしいまち 」について調べ め、身近な人に伝える。 いう視点からのまとめ方、発表 たことや、友だちの発表から学 の仕方に気づく。 んだことを自分の生活に生かそ うとする。 私たちの「やさしいまち 」を伝えよう 学習材の価値 主な学習活動 主な支援 まとめる・伝える・生かす ○3年生は、社会科と初めて出会 う学年である 。そして、学習対 ○調べたことをまとめ、身近な人 ・多様な発表方法の紹介 象として 「地域」と出会う学、 にわかりやすく伝える。 ・デカデカマップの活用 年である。しかし、子どもたち ○自分が調べたことや友だちの発 ・お世話になった人や地域の人 の生活の土台でありながら、地 表から学んだことを自分の生活 の招待 域とのかかわりは希薄になって に生かす。 ・ やさしさ」伝言板の活用「 きている。そこで 「やさしい、 調べる まち」の視点から、地域の問題 を把握し、自ら課題をもって課 ○「やさしいまち」の視点から校 ・調べ方の紹介 題解決の体験を通して、地域の 区の課題について、地域の人に ・話し方、聞き方、記録の取り 「ひと・もの・こと」に自らか 聞いたり、本で調べたりする。 方を学ぶための場の設定 かわることができる 。 ○調べたことをもとに 「やさしい、 ・友だちの学びのよさを知るた ○「やさしいまち」という 視点か まち」について自分たちででき めの場の設定 ら自ら課題を持ってかかわるこ る解決方法を話し合う。 つかむ とで、普段の生活の中では気づ かなかった新たな発見や地域へ ○社会科「校区たんけん」の学習 ・地域別 、課題別グループの編 の愛着をさらに深めることがで をきっかけに「やさしいまち」 成 きる。 の視点から課題を見つける。 ・デカデカマップの作成、活用 ○自ら地域に出かけることによっ ○「やさしいまち」について自分 ・ やさしいまち」プラン の作「 て、人とかかわることのすばら で調べたいことをもとに同じ目 成 しさを直接体験することができ 的を持つ子ども同士で、学習計 る。 画を立てる。 《児童の実態》 問題解決能力 学び方やものの考え方 自己の生き方 ○与えられた課題に対しては、熱 ○課題について、調べようとした ○地域の課題を自分の生活とのか 心に取り組むことができるが、 り、解決したりしようとする姿 かわりの視点でとらえている子 身のまわりの中から課題を見つ は見られるが、解決の見通しを どもが少ない。 けることが苦手である。 持つことが苦手である。 ○調べたことを振り返ったり、調 ○追究活動を好むが、1つの方法 ○実際に地域に出かけ、調べる活 べ方を見直したりしながら追究 で満足してしまい、いろいろな 動を好むが、解決の方法を頼っ することが苦手である。 方法で調べ、追究したことをを たり、人任せにしたりする姿が ○追究したことや自分たちの考え 関連づけたり、総合的に考えた 見られ、自信を持って解決活動 たことを紹介したり表現したり りすることが苦手である。 を行うことが苦手である。 する活動を好むが、より効果的 ○相手に伝わるようにまとめよう ○友だちの 学びのよさを自分の学 に伝わるように方法や内容を練 とする意識は高まってきている びに生かそうとする子どもが少 り直し、よりよいものにしてい が、友だちのよいところを生か なく、自分の生活をよりよくし こうとするまでには至っていな したり、相手を意識したりして ようとする意識が少ない。 。 い。 工夫するまでには至っていないま と め る ・伝 え る ・生 か す 《評価規準》 観 問題解決能力 学び方やものの考え方 自己の生き方 点 自分なりの課題を持ち、いろ 課題解決に向けて、見通しを 「やさしいまち」の大切さを 評 いろな方法で調べたことをまと 持った計画を立て、友だちの学 感じ取り、友だちと学び合い、 価 め、分かりやすく伝えることが びのよさを生かしながら、いろ 交流する中で、自分の考えを確 規 できる。 いろな解決方法を考えることが かにし、生活に生かそうとする 準 できる。 ことができる。 ○社会科 における「校区たんけ ○自分の課題を解決するための ○「やさしいまち」の大切さに 具 つ ん」の経験から身近な地域を 見通しを持ち、調べ方を考え 気づき、今までの自分の生活 体 か 「やさしいまち」の視点で見 ることができる。 を振り返ることができる。 的 む つめ、気づいたことの中から 評 自分なりの課題を見つけるこ 価 とができる。 規 準 ○ 自分 の課 題を 解決 するため ○インタビューの仕方、アンケ ○「やさしいまち」について、 調 に、計画的に地域の人に聞い ートの取り方、インターネッ 調べる活動を通して、地域に べ たり、本やインターネットで トでの検索の仕方など調べ方 対する愛情を持つことができ る 調べたりすることができる。 とそのよさに気づくことがで る。 ○調べたことから、自分に必要 きる。 ○自分の解決活動に自信を持つ な情報を取り出し、整理する ○調べたことを振り返りながら ことができる 。 。 ことができる 。 調べ方を見直すことができる ○調べたことをグループごとに ○友だちのまとめ方のよさに気 ○「やさしいまち」について、 筋道を立ててまとめることが づき、それを生かしながらま 調べたことやまとめたこと、 できる 。 とめ方を工夫することができ 友だちの発表や地域の人から ○いろいろな発表方法から選ん る。 から学んだことなどから、自 で身近な人に伝えることがで ○分かりやすい発表の仕方、報 分の成長に気づき、自分の生 きる。 告の仕方を工夫することがで 活を見つめ直し、生かそうと きる。 することができる。
(総時数 32時間) 3 活動の計画 過 子どもの学習活動 教師の支援 評価 程 ○「やさしいまち」についての ○「やさしいまち」のイメージがふく つ イメージを話し合う (1) らむように、2年生での校区探検を か 。 ふり返り 「やさしいまち」のイメ む 、 ・交通事故のない安全な町 ージマップを用意し、話し合いの場 ( ・自然がいっぱいの町 を設定する。 5 ・お年寄りや障害がある人た 時 ちが安心して暮らせる町 ○子どもたちのイメージから、自然・ 間 、 、 。 ) ・花いっぱいのきれいな町 環境 安全 福祉の視点に絞り込む ・ゴミのない町 ・みんな 仲良しの町 など 「 」 ○校区探検をもとに「やさしい ○ どんなまちがやさしいまちなのか まち」の視点から●●校区の の話し合いをもとに、自然・環境、 課題を見つける (1)。 安全、福祉の視点を持って、東・西 ・南・北の探検コースに出かけるこ とを確認する (校区探検について。 は、社会の時間とも関連させる )。 ワークシートによる評価 ○自然・環境、安全、福祉の視 ○見たこと、気づいたこと、感じたこ ○「やさしいまち」の視点で 点から自分の住んでいる地域 とを自分なりの表現方法(絵・マー 自分なりの課題を見つける を見つめ、自分なりの課題を ク・ことば)で記録できる白地図を ことができる。 見つける (1)。 用意する。 (問題解決能力) 私たちの「やさしいまち」をつたえよう ○自分なりの課題を見つけるために、 ・地域別・課題別 グループの編成 ・デカデカマップ ・イメージマップ ・やさしさ発見マップ ・ やさしいまち」プラン「 を活用する。 ○「やさしいまち」について、 ○校区の広さ、人数の多さを考え、課 一人一人の課題をもとに、ク 題決定 や調べ活動がしやすいように ラスの枠を解いた地域ごとの 各地域 ごとのグループを編成し、活 グループをつくって話し合い、 動場所 を設定する。 調べていく地域の課題を決定 する (1)。 ○グループの課題をもとに、学 ○地域の人からの意見も聞きながら、 習計画を立てる (1)。 自分の住んでいる地域の課題を話し 合う場を設定する。 評価票・行動観察による 評価 ○地域ごとの課題について自分 ○今までの活動を想起させながら、調 ○自分の課題を解決するため 調 なりに調べる。 べる方法とそのよさを紹介する。 に必要な情報を集める方法 べ ・地域の課題について 地域の ・本 ・インターネット が分かる。 る 人に聞いたり、本で調べた ・インタビュー ・ビデオ (学び方やものの考え方) ( り、実際に探検に行ったり ・写真・アンケート・電話 など 21 する (8) 時 。 ○インタビューの仕方、メモの取り方 間 など、基本的な学び方を指導してお ) 自然・環境 く (国語の時間とも関連させる )。 。 ・ゴミの量の調査 ・リサイクル工場の見学とイ ○訪問先には、事前にインタビューの ンタビュー 内容を知らせておく。 ・リサイクル意識のアンケー 行動観察による評価 ト ○1回目の調べ学習で不十分だったと ○調べたことをふり返りなが ・空き缶、ゴミ拾い ころやもっと 調べたい点について、 ら調べ方を見直すことがで ・草取り 話し合う場を設定する。 きる (問題解決能力)。 ・公園のペンキ塗り ・活動ヒントコーナーの設置 ・花壇づくり ・花植え ○今までの発表方法や「総合スキル」 ・落書き消し を紹介する。 ・砂場づくり 福祉・ボランティア
・点字体験学習 ・点字ブロック調べ ・駐輪場調べ ・福祉施設 ・インタビュー 安全 ・場所別交通量調査 ・危険な場所の調査 ・行橋警察署へのインタビュ ー ・安全意識調査 ・交通事故の多い場所調査 ○調べて分かったことや 伝えた ○地域ごとの実行委員を中心に、地域 い願いや思いを歌詞にし 「や、 の願いや思いをまとめて 歌詞作りを さしいまち・●●」のテーマ 行い、子どもの思いを生かしながら ソングをつくる (2)。 曲をつける (曲作りについては、。 音楽の時間とも関連させる )。 作品・行動観察による評価 ○調べたことを課題別グループ ○自分たちのまとめ 方が分かりやすく ○調べたことを分かりやすく ごとに工夫してまとめる 6。( ) なっているか 自己評価、修正できる まとめることができる。 ・分かったこと、活動したこ ように 、ビデオを活用する。 (問題解決能力) 。 とを分かりやすく整理する ○同じ地域の中で意見を交流させる場 ・かべ新聞・紙芝居・劇・ を設定する。 ・人形劇・ニュース・ OHP ・ペープサート ・クイズ ・カルタ・安全マップ・看板 ・ポスター・ビデオレター など 評価票・行動観察による 評価 ○「やさしいまち・●●フェス ○意見交流の場を設定し、子どものが ○ 自 分た ち の 発 表を 振り 返 タ」の中間発表をし、内容を んばりを認め、アドバイスを行う。 り、改善点を見つけ、より 見直す。 (3)(本時2/ よい発表にしていこうとす 3) ○自分のグループの活動のよさや適切 ることができる。 さに自信を持たせ、今後の活動につ (自己の生き方) なげるために 、友だちのよいところ やアドバイスをアドバイスカードに 書き、交換し合う場を設定する。 ○より伝わりやすい発表にする ま 、 。( ) と ために工夫し 修正する 2 ○「やさしいまち・●●フェスタ」に め ○「やさしいまち・●●フェス 向けて、全員で取り組むのだという る タ」の発表に向けて、計画を 気持ちを持たせるために 、実行委員 ・ 立て準備する (5)。 を組織する。 伝 ・取り組み紹介グループ ○よりよい招待状やパンフレットを作 え ・司会グループ るために、いろいろな資料を集め、 る ・ダンスグループ 紹介する。 ・ ・音楽(楽器・歌)グループ 生 ・お知らせ(招待状・パンフ ○テーマソングを歌ったり作品を展示 か レット・ポスター)グルー したりして、発表を行う場を設定す す プ る。 ( ・飾り(掲示物)グループ 6 ・アンケートグループ ○成就感や達成感を味わえるようにす 時 るために、お互いのよさを認め合う 間 とともに、一人一人の努力と成果を ) 。( 、 ほめる 発表会 の準備については 音楽・図工・体育・学級活動の時間 とも関連させる )。 「 」 ○ やさしいまち・●●展示館 をつくり 「やさしいまち ・●、 ●フェスタ」を行う。 評価票・作文記述による ○自分たちにできることは 何かを考え 評価 ○ ○自分が調べたことや学んだこ させる 場を設定する。 地域の人たちの生き方と自 とを、自分のこれからの生活 分の生き方を比較し、見つ に生かす (1)。 ○地域を大切にしたり、地域とのかか め直すことができる。 わりを 深めさせたりするために、地 (自己の生き方) 域の人たちからのメッセージをやさ しさ伝言板に掲示する。
4 本時の学習活動(23/32) 平成15年10月16 日(木)5校時 於 3年生教室・チャレンジルーム (1) 本時の目標 ○「やさしいまち・●●」の中間発表を行い、参考にしたり、アドバイスを行ったりすることで、より よい発表内容や方法を考えることができる。 ○活動を通して、自分や友だちのがんばりやよさに気付くことができる。 (2) 本時の授業仮説 ○発表後の意見交流の活動において、アドバイスカードをもとに、自分たちの発表を振り返れば、改善 の視点がはっきりし、よりよい発表へと見直すことができるであろう 。 (3) 準備 ・アドバイスカード ・ふり返りカード ・各グループの発表準備のための用具など (4) 展開 子どもの学習活動 教師の支援 評価 ○「やさしいまち・●●」のテーマ ○発表への意欲を高めるように、自分 「 」 ソングを歌う。 たちで 作った やさしいまち・●● のテーマソングを楽しく歌う場を設 定する。 ○本時のめあてをつかむ。 ○前時に引き続き、調べたことを発表 したり 聞いたりして、発表内容や方 法を見直すことを確認する。 よりよい「やさしいまち・●●フェスタ」になるように中間発表をしよう。 ○発表するグループ、司会進行の係 ○見るとき、聞くときのポイントを確 を確認する。 認する。 ・声の大きさや 速さ ○発表会をする。 ・姿勢 今 日 は 、 ○ ○ 班 の発表だ。 自 分 た ち の 発 表 と 比 べ な が ら 聞 こう。 分かりやすい 発表ができるよう に頑張ろう。
予想される グループ ・発表の工夫 ・資料の工夫 ・安全を考えるグループ ・チームワーク ・福祉、ボランティアグループ ・公園美化グループ ・リサイクルグループ ・神社美化グループ ・駅周辺美化グループ ○発表したグループへ、メッセージ ○アドバイスカードの書き方を確認す やアドバイスをおくる。 る。 ○活動できたことへの充実感や達成感 を感じられるように、各グループの 成 長やよさを 教師か ら も 付 け加え る。 ○「やさしいまち・●●フェスタ」 ○見直す点や改善点 を振り返りカード ○ 自 分た ち の 発 表を 振り 返 の発表へ向けて、内容や方法を見 に書く場を設定する。 り、改善点を見付け、より 直す。 < 見直す点や改善点を見付けること よい発表にしていこうとす ができない子どもには> ることができる。 ・メッセージ やアドバイスを想起さ (自己の生き方) せる声かけ ・自分の発表の資料の掲示 ○次時における活動内容を確認し、 ○次時は、工夫できる点・見直しが必 学習を振り返る。 要な点をグループで交流することを 確認する。 ・ ○ ○ の 様 子 が よ く 分 か り ま した。 ・ 声 が 大 き く て 分 か り や す い 発 表 で し た 。 ・資料の文字を 大きくして、 見 やすくしよう 。 ・撮ってきた写 真 を使 っ て わ か り 易くしよう。 ・クイズを取り入れ ると楽しい発表に なると思うよ。 ・○○の動きをもっ と大きくしたら いいと思うよ ・○○のところを 紙芝居でやってみ よう。 ・劇を取り入れて みよう。