第4回浦安市水際線整備構想検討委員会 議事要旨
1 開催日時 平成22年2月17日(水)13時30分∼16時05分 2 開催場所 浦安市消防本部3階大会議室
3 出 席 者
(委 員)
阪本委員長、近藤副委員長、鹿野委員、今井委員、本間委員、椎名委員、伊藤委員、大野委 員、醍醐委員
(事務局)
森本次長、野崎係長、山田主事 4 議 題
(1)ゾーニング案の検討
(2)パブリックコメントの報告
(3)その他 5 議事の概要
(1)ゾーニング案の検討
ゾーニングに先立ち、全体構想の考え方を振り返った。ゾーニングの検討結果も含めて、 水際線とどのように触れるのかという記述がないことから、可能な範囲で記述していくもの とする。
①から⑪までのゾーンの検討を行った。その結果、⑪の海域ゾーンはゾーン設定せず、海 域についてはそれぞれ海に面したゾーンにおいて記述するものとする。その他、各ゾーンの 詳細な表現や防災の考え方について議論を行い、修正点を確認した。
また、市の体制づくりや市民の水際線との関わりのルールづくりの記述を追加することと なった。
(2)パブリックコメントについて
パブリックコメントでいただいた意見は、各委員が一読し、意見があれば次回検討委員会 で発言する。構想への内容の反映は、次回検討委員で報告するものとする。
(3)その他
次回の検討委員会の開催は、3月24日(水)13時30分から予定する。
6 会議経過
○ 事務局
設置要綱に基づき出席人数を満たしているので委員会は成立。
○ 配布資料の確認
資料1 第4回委員会資料
資料2 パワーポイント資料印刷版 資料3 パブリックコメント結果
○ 議事
委員長 :第3回の議事要旨について問題があれば言っていただきたい。 特にご意見なく問題はないようなので、この内容で承認でよいか。 では、次に資料説明をお願いする。
―資料説明―
事務局 :前回の意見をもとにHP上にパブコメを行い、7件の意見を頂いた。日程的にぎりぎり だったので、今回の資料には反映できなかった。これをまとめ案として反映させるの は次回の検討委員会でと考えている。
委員長 :ざっと見たなかで何か参考になりそうになることがあるか。
事務局 :護岸の安全性、エコについての意見、市民協働に関する意見などがあった。 これらを事務局でも再度考えていきたい。
委員長 :了解した。それでは資料1について議論を進めていきたい。
基本的にまず6頁について議論することになると思うが、これについて意見のある方 は。自分からは、資料構成として、3番の整備構想の考え方Ⅲにこれまでも議論が出 た「市の体制づくりが必要である」ということを書いてほしい。水際線の関係部局は 多様であるので、進めるにあたっては体制づくりが是非必要である。
委員 :委員長のおっしゃるとおりで、昭和63年当時はそのような部署をつくったときもあっ たが、今は各部署対応となっている。今後はそのような体制が必要だ。
委員 :水際線を進めるステップを考える上では確かに必要だと考える。 委員長 :この基本的な考え方についてはこれでよろしいか。
それでは7頁以降についての議論にしたい。最初の7頁については、具体的なゾーニ ングの考え方について明確に書いている。それではこのゾーンを一つずつ読みながら 足りないところなどを補完する方法で、議論を進めていく。
①の護岸から海辺へのアプローチという踏み込んだ文言が書いてあるが、これは大丈 夫か。
委員 :場所を限定した記述なので大丈夫である。
委員 :今、着々と進められている舞浜の護岸整備などが、完成予想図として示されていたほ
うがよいのではないか。この資料に含めるかどうか別としての話かもしれないが。 委員 :県と調整して、検討していきたい。先ほどの水際の安全性・アプローチについてはま
だ調整が進んでいないので、緑地整備などのことはうたえるが、水辺については今後 の調整にしたい。それ以外のサイクリングロードやベンチの設置などは調整してきて いるので大丈夫だと考えている。
委員長 :そのような意味では、水際のアプローチは限定した書き方が良いのかもしれない。 資料としては、水際線空間にどのようにアプローチできるかがちょっと曖昧だ。 委員 :後背地のハード面をどうするかについては、あまり明確に書けないのが現状で、書け
るところについては書いているというのが成果の姿と考えている。ただ、方向性とし て示していくことが重要と考えている。
委員 :ここだけに限らないことだと思う。
委員長 :全体に関する箇所で水際線へのアクセスについて、載せておいたほうがよいのではな いか。
委員 :基本的には護岸と道路の間に緑地を整備して、そこに遊歩道をつくろうとしているの で、ある程度アクセスが確保できるようになる。
委員長 :6頁の3のところに市民が身近にアクセスできるという言葉を入れたほうがいいので はないか。
委員 :ここでは、「TDR」の記述の仕方に統一性がなく、また曖昧な面もあるので法人格とし ての株式会社オリエンタルランドまたは民間企業と書いたほうがよいのではないか。 委員長 :②についてはどうか。私としては、ゾーンの概要についてはよいと思う。
イメージについてはレクリエーションが入っているが、以前出た防災のネットワーク や船着場という表現はなくてよいか。
事務局 :それについは悩んだところだが、ここでは記述が難しかった。 委員長 :15頁には示されている。②の内水面についてはどうか。
委員 :②については公共用地として確保した場所であるので、何らかの表現があってもよい。 ただ企業の占用岸壁であるので利用されていない現状も含め、今後検討していくもの となるだろう。
委員長 :あくまでもイメージとしての表現なので、方向性は書けるのではないか。
「将来的には水域の活用の方向性を検討していく」とある。
副委員長:東京都では江戸川区と協定を結んでいる。浦安も浦安マリーナと防災協定を結んでい くということは可能ではないか。県との調整も必要だろうがそれほど難しくないだろう。 委員 :防災という視点では、その可能性もあるだろう。
事務局 :「防災桟橋」というと厳しいが、「防災拠点」という言い方なら可能であろう。 委員 :マリーナの設置経緯も遊休地を活用したという点があるので、何とか検討したいとい
う意味で事務局も書いたのだろう。ただ、防災面の表現も必要だろう。 委員長 :それではやわらかい表現で記述していただきたい。
委員 :占用岸壁を有効活用しているところは少ない。
委員 :企業庁の未利用地があると書いてあるが表現としてどうなのか。
委員 :市としては貴重な場所として防災などに活用したいとこれまでも要望してきた。 当初は占用岸壁を持っていないところに使ってもらおうというところだった。 委員長 :次に③についてはどうか。
水辺を視認できる、レクリエーションなどと書かれている。この表現はどうか。 委員 :三角水域の海岸ができそうなところが議論されたと思うが。
委員長 :レクリエーションという意味だろうか。 事務局 :ゾーンの概要で三角水面のことは触れている。
委員 :ここはやり方によっては水に触れられやすい場所である。後背が鉄鋼団地なのであま り人は来ないのだが。
副委員長:前回ここでアマモをやったらどうかという意見があった。これについて調べたら、北 九州でシーブルー事業をやっている事例があった。市と国との話し合いでできる可能 性がある。
委員 :水域については、シーブループロジェクトも終わったわけではない。この内容も記述 できるのではないか。
事務局 :19頁の水域のほうで書いている。
委員 :全体的に言えることだが、後背地を含めたゾーンの書き方であるより、水域を含めた ほうが良いのではないか。
委員長 :最後に水域でまとめているやり方は良いが、ゾーニング図についても少し海に張り出 した絵にしたほうが良い。
委員 :以前、浅場づくりについて漁業関係者と調整した経緯はあるが、そこまでまとめきれ なかった。
委員長 :確かに19頁に書かれていることは前面水域のことも書いてあるので網羅しているが、 こちらに記述する方法も考えられる。
委員 :公園用地の活用と書いてあるが、これはどうか。ここでは海への眺望も可能でいろい ろなことができるだろう。
委員長 :それでは、前面の海域について書き込んでいただきたい。
整備活用についてアマモのことまではかけないだろうが、どう表現すればよいか。 副委員長:「海の利用を考慮した海面利用」ということでどうか。留意点でシーブルーのことを記
述していただくというかたちだ。
副委員長:他の地域は地域密着型で進んでいるので、浦安市がシーブルーを記述すると国として もよいのではないか。
委員 :ここは「人工海浜」である、とは書けないが、シーブルーが書かれていれば可能性が 残せる。
委員長 :④についてはどうか。
憩いの場の整備、イメージとしてはアクセス、展望デッキあるいはイベントなどが書 かれている。
委員 :このゾーンは海辺へのアクセスが難しい場所である。
委員 :ただ、眺望などがよいので、何らかの活用をしていきたい。できるだけ海に近づける という方向性を表現として入れていきたい。そこをもう少し表現したい。
委員 :後背地が公園なので防災機能のところでもっと表現すれば、説得力が出てくるのでは ないか。
委員 :張り出した砂浜をつくろうということを考えた時期もあったが今はそれが難しくなっ ている。それで海にアプローチすることができなくなってしまっている。
委員 :海と触れ合うということであると、ここは無理である。防災デッキというと高くなっ てしまう。もっと下のほうで海に近づけるということは考えられないか。
委員長 :ここは小さな港があってそこではできるかも知れない。
水に接近できるという表現は非常に大切なので、そのような表現を入れていきたい。 委員 :イメージのところにカフェやレストランが示されているが、救急の機能を兼ねたとい
う表現を入れたほうが良いのではないか。
副委員長:防災のポストのような機能があったらよいのではないか。
海に落ちたときの対応策がない。その対処法を考えたほうが良い。一方で、立ち入り 禁止なのになぜという面はあるが。
市原市に海釣り桟橋が市単独事業でつくっており、ペイしていると聞いている。それ がどのような仕組みでできたか、事務局に調べてほしい。
委員 :市原は過去視察にいったが、すぐに深場があって魚の種類も多い。
委員 :基本的には釣りはやってはいけなくて自己責任というのは必要だが、将来は限定され た場所をつくって海釣りができる、という表現を入れても良いのではないか。釣りの 人がいると結構危ないので、桟橋などが必要である。
委員 :安全に立ち入れる場所を増やして立ち入り禁止の場所と明確に分けることが必要だ。 委員 :ゾーンとしては、鉄鋼団地の前の港ゾーンのところでまさに可能ではないか。 委員 :それは港ゾーンに書いてある。
委員長 :でも確かに市民利用の観点が明確に書いてあるという感じが薄い。ルールについても 必要だ。
委員 :6頁に水際線の整備を進めるという表現だけではなく「利活用」を入れたい。 委員長 :5頁が良いのではないか。場所についてはまた考えていただきたい。
副委員長:海岸法で言われている利用について触れられていない。防護ばかりである。ルールの 問題がない。住民協議会をつくっていくことが必要と思われるので、そのようなこと を盛り込めないか。
委員長 :5頁のⅢの下のところで、そのようなルール作りのことを書くことにしていただきた
い。
委員 :三番瀬については、だいぶ議論しているので十分書けると思う。 委員長 :それではゾーン⑤についてはどうか。
副委員長:市のなかで三番瀬にかかわる市民組織はどれくらいあるのか把握しているか。そのよ うな団体と一緒に考えていかなければならないところだ。
委員 :そういう意味では、「ルールづくりをしながら活用していく」ということを明確に書い たほうが良い。
副委員長:それが周辺にも波及していくという考え方が必要だ。
委員 :今使っているが、開放されているわけではないので、ルールづくりがやはり必要だ。
「ワイズユース」という言葉は良いと思う。ただ、もっと親しみのある自分たちの海 だという表現があったほうがよい。
委員長 :前にも出た「里海」という表現はどうか。
副委員長:確かに里海という表現のほうが良いのではないか。
委員長 :委員会でも何回も出てきた言葉であるので、「里海」という言葉を入れていただきたい。 委員 :過去埋め立てられた場所なので言いづらいが、浦安の宝物という意味では里山でもよ
いのではないか。
委員 :里海という言葉の響きは良い。ただ三番瀬で取り組みはしているが、最後にどうなる のかが心配である。
委員 :三番瀬で行われている「県での活動に配慮しつつ」という表現を加えておいたほうが よいのではないか。
委員長 :三番瀬は「里海としてのかかわり方に留意する」という表現はどうか。
副委員長:ここに今井委員などの団体の名前がしっかり主張されていないといけないと思う。 委員 :それは検討課題ではあると思う。
委員 :行政ではなく、市民が里海であるという認識をもつということが重要である。 委員長 :期待する市民組織の名前とか一覧表がついているなどがまとめとしてできていればよ
いのではないかと思う。
委員 :環境美化活動の次に「環境学習」という言葉を入れてほしい。 委員 :環境学習の支援をやっていることも入れておいたらどうだろうか。 副委員長:全体にゾーン説明の写真には人が入っている写真を入れたほうがよい。 委員長 :⑥についてはどうか。
委員 :ここは沈下の問題などもあるので、積極的に護岸整備を書くかどうかが難しい。 柵をつくっているので、降りる人は自己責任で入っていただく、という厳しいものと なっている。
委員 :利用の面の話だが潮があがっている時には行かない、というルールを明確にしたい。 委員 :観光漁業基地の場所と水門との関係はどうなっているのか。
委員 :水門は観光漁業基地よりは山側である。
満潮時や高潮時にはゲートが設置されているが排水できないのが現状である。市とし ては県に排水機場を設置してほしいと要望している状況である。
副委員長:船溜りは浅くなっているのではないか。 委員 :県に浚渫を要望していく。
委員 :境川にたくさん橋がかかっている。これらの老朽化による安全性はどのような状況か。 委員 :市としては阪神大震災以降、順次点検を進めている。
委員長 :今の話は問題があるのであれば書いたほうがよいという問題である。あるとすれば元 町(上流)のほうではないか。
委員長 :⑦についてはどうか。
散策ルートの連続性の確保、観光利用のさらなる充実などが書かれている。 また、歴史ある観光産業という記述がある。
委員 :環境学習はやりにくいところである。
副委員長:トイレが足りないという話が以前の委員会で出ていた。 委員 :トイレは水をどうやって引っ張ってくるかが問題である。
委員長 :7頁には多少触れているが、歩行ネットワークそのものの記述が少ない。具体的にど こかに個別の話として入れても良いのではないか。
副委員長:「防災桟橋」の話は書いてあるが、釣り宿と防災協定を結んでいくなどのソフト的な話 も必要だ。
委員 :釣り宿とはすでに市が協定を結んでいる状況である。 委員長 :ソフトの防災の体制づくりということである。
委員 :事務局としては、この構想のゾーニング作成にあたって、地域防災計画の改訂との整 合を図っているのか。
事務局 :整合をとっているつもりだが、再度確認する。 委員 :堀江ドッグを活用するイメージだろう。
副委員長:堀江ドッグの再生にあたり防災桟橋の機能をもたせるといれたほうがよい。 委員 :遊漁船のPRというは、民間のことでもあり、この構想で書いてよいのか。
委員 :そもそも公の河川を利用している面があり、市がある程度介入しないと遊漁船そのも のが成り立たない。「PR」というようよりは「振興を図る」という表現が妥当か。 委員 :そうであれば、防災協定が必須条件としなければいけない。
委員 :市の観光振興の観点からも打ち出している。
委員長 :表現としては、いざというときには市民の役に立つということも入れておかないとい けない。
委員長 :それでは⑧についてはどうか。先ほどの上流のところだが、防災機能、水辺のコミュ ニティ空間の形成などすごく重要なことが書かれている。護岸の改修、歩道の整備な ど、市民が楽しめる舟の運航なども示されている。
委員 :境川で必ずしもできないということではない。そこからいろいろなところを廻る観光
構造のひとつとして可能であるということである。
委員 :実際には、イベント的な時限的なものになるかもしれない。
委員 :観光協会がやっているようなことだ。水質の改善を付け加えるのはどうか。
委員 :ここは浦安の発祥の地であり、「カフェテラスin境川」というのをやっている。そのよ うなことを入れたい。
委員長 :整備活用の方向性のところには具体的な表現として「水質改善」をいれていただきた い。
副委員長:昔のベカ舟の並んでいる写真を入れてもよい。昔はこうだったと。
委員長 :先ほど委員が言われていた橋梁に関して記述するかどうかは別として検証はしていた だきたい。
副委員長:できるかどうかわからないが、川沿いの緑化や花などの美化などを入れてほしい。 委員長 :景観形成という言葉では、一応触れられている。
副委員長:護岸ののり面のポットのところでもよい。だいぶ雰囲気が変わるだろう。 委員長 :それは整備イメージというよりは、活用の方向性に入れたほうがよい。
委員 :清龍神社から見える橋からの風景のことを皆さんがイメージされていると思うので、 それを載せたほうがよい。
委員 :「この地区の歴史性などを活かした沿川の景観形成」を「この地区の歴史性などを活か した沿川の景観形成を市民と協働して進める」としたい。
委員長 :⑨についてはどうか。
「憩いの場」や「賑わいの場」としてある。 委員 :確かにそのようなイメージはある。
委員 :ここは水門などもないし、舟で入りやすいのではないか。 委員 :しかし、舟が座礁することもある。
委員長 :では、⑩についてはどうでしょうか。「その他」という表現でよいのだろうか。 委員 :ここはいいところの写真しか載っていない。もっと整備しなければいけないところの
写真を載せるべきだ。それに堀江川はすぐそばまで家があって何もできない。 委員 :堀江川は今回のゾーニングにいれないほうがよいのではないか。
委員 :猫実川も暗渠化して上部利用したほうが良いのではないか。
委員 :猫実川は本来であれば都市排水路となるところを、そうせず県で整備してもらった経 緯がある。
委員長 :そのような意味では、「市民利用のための」ということか。 委員 :以前の委員会でもこの川だけが抜けているという意見があった。
委員 :以前、自治会のほうで、猫実川を何とかしようという話があって、市長に要望したこ とがある。親水公園化などだ。
委員長 :仮に入れるなら、その他ではなく、川の名前をしっかり入れて、「地域の環境改善に資 する」ということを明確にうたったほうがいい。
委員長 :「導水」というのはどうか。
委員 :現実には流れがないから導水という発想が生まれている。
委員 :資料全体について、「整備・活用の方向性」は、市の姿勢、方向性を書くところであり、 書き方として「∼を図る。」と明記したほうがよい。
委員長 :⑪は、これまでの議論の結果、海の記述は、各ゾーン全体に細分化し、海域ゾーンは なくすこととする。その代わりに「歩行ネットワーク」をいれていただきたい。
では、だいぶ時間がかかったが、各ゾーンの検討が一通り終わったので、今回の検 討委員会は終了したい。
以上