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IRUCAA@TDC : №30:副甲状腺ホルモン製剤の間歇的全身投与および中性自己組織化ペプチドの局所応用がラットの歯周組織治癒に及ぼす影響

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

№30:副甲状腺ホルモン製剤の間歇的全身投与および

中性自己組織化ペプチドの局所応用がラットの歯周組織

治癒に及ぼす影響

Author(s)

吉田, 航; 武内, 崇博; 備前島, 崇浩; 松上, 大亮; 勢

島, 典; 齋藤, 淳

Journal

歯科学報, 118(3): 252-252

URL

http://hdl.handle.net/10130/4620

Right

Description

(2)

目的:歯周炎の発症および進展に関わる歯肉縁下プ ラークについては,これまで特定菌種を対象に解析 が行われてきたが,マイクロバイオームレベルのバ ランス異常(ディスバイオーシス)と病態の変化に ついては未だ明らかにされていない。本研究では, 歯周基本治療により歯肉縁下マイクロバイオームに どのような変化が生じるか,さらにそれが歯周炎の 病態とどう関係しているかを明らかにするために, 次世代シークエンサーを用い網羅的に解析した。 方法:東京歯科大学千葉病院を受診した慢性歯周炎 患者3名を対象とし,プロービングデプス5mm 以 上の歯周ポケット2箇所と,3mm 以下の健常部位 1箇所をサンプル採取部位とした。歯肉縁下プラー クサンプル採取は,初診時,歯周基本治療(スケー リング・ルートプレーニング)後としては,2週後 および,4∼6週後に行った。臨床パラメーターの 記録は,初診時と4∼6週後に行った。採取した サ ン プ ル か ら DNA を 抽 出 し,16S rRNA coding sequence の V3−V4領域を PCR により増幅後,

得られた DNA fragment の塩基配列を Miseq によ り決定した。それを基に QIIME を用い operational taxonomic unit(OTU)を 決 定 し,マ イ ク ロ バ イ オームの比較を行った。 結果および考察:主成分分析の結果から,歯周炎部 位に歯周基本治療を行うと,2週後には大きくマイ クロバイオームが変動していた。しかし,4∼6週 後には,一部健常部にみられる菌種の増加が認めら れるものの,治療前のマイクロバイオームに近づく 傾向が認められた。Red complex が主要な菌種と して認められた症例においても同様な結果が認めら れたが,歯周基本治療から4∼6週後のマイクロバ イオーム組成には,健常部にみられる菌種の増加は ほとんど認められなかった。この結果から,介入に よって変化が起こりづらいマイクロバイオーム組成 がある事が示唆された。今後はさらに被験者数を増 やし,歯周病原性マイクロバイオームへの移行に関 わる菌群について解析を進める予定である。 目的:副甲状腺ホルモン(PTH)製剤は骨粗鬆症治 療薬として使用されており,骨形成促進作用が明ら かにされている。過去の研究では PTH の間歇的投 与が歯周組織の創傷治癒を促進することが報告され ている。一方,中性自己組織化ペプチドハイドロゲ ル(SPG-178)は,細胞外マトリックス(ECM)と 類似した構造を有しており,マウス頭蓋骨の生体組 織修復に効果的な三次元的足場材料として応用され た。しかし,歯周組織欠損内に応用した際の効果は 明らか に な っ て い な い。そ こ で 本 研 究 の 目 的 は PTH の全身投与と SPG-178の局所応用の併用によ る歯周組織治癒の影響を検討することである。 方法:10週齢の Wistar 系雄性ラットの上顎第一臼 歯近心に規格化欠損(幅2.0mm×長さ2.0mm×深 さ1.7mm)を形成後,根面をルートプレーニング し,外科的に歯周組織欠損を作成した。欠損内に SPG-178を応用した群と Unfilled 群に分け,各々に PTH 全身投与(human PTH(1−34)濃度:40μg /kg 投 与 間 隔:2日 に1回)・非 投 与 の2群 に 分 け,計4群を設定した。術後2週で形態学的(マイ ク ロ CT),組 織 学 的(H-E 染 色),免 疫 組 織 学 的 (PCNA)に検討した。 結果:マイクロ CT による骨梁構造解析の結果,術 後4週齢での Unfilled 群間比較では,PTH 非投与 群と比較し PTH 投与群では骨体積率が有意に大き な値を示した(p<0.05)。術後2,4週齢で共に, PTH 非 投 与・Unfilled 群 と 比 較 し PTH 投 与 群・ SPG-178応用群では,骨体積率が有意に大きな値を 示 し た(p<0.05)。H-E 染 色 で は PTH 投 与 群, SPG-178応用群でともに Unfilled 群と比較して,よ り著明に新生骨様構造が認められた。PCNA 染色 では,PTH 非投 与・Unfilled 群 と 比 較 し,PTH 投 与・SPG-178併用群で PCNA 陽性細胞率が有意に 高い値を示した。(p<0.01)。 考察:PTH の間歇的全身投与と SPG-178の局所応 用の併用は,歯周組織の治癒を促進することが示唆 された。

№29:歯周基本治療における歯肉縁下マイクロバイオーム解析

門田枝里子1)2),菊池有一郎1),富田幸代3),齋藤 淳3),石原和幸1)(東歯大・微生)1) (東歯大・衛生士校)2)(東歯大・歯周)3)

№30:副甲状腺ホルモン製剤の間歇的全身投与および中性自己組織化ペプチドの局所応

用がラットの歯周組織治癒に及ぼす影響

吉田 航1),武内崇博1),備前島崇浩1),松上大亮1),勢島 典1),齋藤 淳1)2)(東歯大・歯周)1) (東歯大・口科研)2) 学 会 講 演 抄 録 252 ― 88 ―

参照

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