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65 歳未満で発症する認知症を 若年性認知症 といいます いわゆる 現役世代 で発症する若年性認知症では 就労の問題や経済的な問題 子どもの教育の問題など 高齢者の認知症とは異なる本人や家族への影響があります このため 福岡県では 若年性認知症の方が早い段階から適切な治療やケアを受けることができるよ

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(1)

認知症は65歳未満で発症する可能性があります。

認知症かもしれないと思ったら

早めに専門医の診察を受けましょう。

平成30年3月改訂

若年性認知症ハンドブック

若年性認知症ハンドブック 平成 30年3月改訂 福   岡   県

  福 岡 県

(2)

 65歳未満で発症する認知症を「若年性認知症」といいます。  いわゆる「現役世代」で発症する若年性認知症では、就労の 問題や経済的な問題、子どもの教育の問題など、高齢者の認知 症とは異なる本人や家族への影響があります。  このため、福岡県では、若年性認知症の方が早い段階から適 切な治療やケアを受けることができるよう、また、若年性認知 症の方やそのご家族が生活の面をはじめ様々な支援を受けるこ とができるよう、相談窓口や支援のための制度に関する情報を 提供するために、ハンドブックを作成いたしました。  このハンドブックが若年性認知症の方やそのご家族のお役に 立てれば幸いです。

(3)

若年性認知症ハンドブック もくじ

1 若年性認知症とはどのようなものですか。

 (1)原因となる主な病気と現れる症状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6

2 認知症かもしれないと思ったらどうすればよいですか。

 (1)早期の受診が大切な理由・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8  (2)認知症チェックリスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9  (3)医療機関の受診について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

3 認知症と診断されました。これからのことが不安ですが、

  どこに相談したらよいですか。

 (1)若年性認知症相談・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13  (2)その他の相談窓口・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

4 若年性認知症と診断されました。これから仕事は

どうすればよいですか。

 (1)障害者就業・生活支援センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15  (2)障害者職業センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

5 会社に勤務していますが、どのような制度が利用できますか。

 (1)自立支援医療(精神通院医療)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18  (2)傷病手当金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18  (3)精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18  (4)障害年金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

6 医療費に係る支援制度はどのようなものがありますか。

 (1)自立支援医療(精神通院医療)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21  (2)高額療養費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21  (3)重度障がい者医療支給制度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21  (4)難病医療費助成制度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22  (5)所得税及び復興特別所得税の医療費控除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

7 仕事を休職したら、どのような制度が利用できますか。

 (1)傷病手当金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23  (2)保険料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23

8 仕事を退職したら、どのような制度が利用できますか。

 (1)雇用保険・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24  (2)健康保険・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24

(4)

9 仕事を退職したのですが、もう一度働くには

どうすればよいですか。

 (1)相談窓口・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26  (2)福祉的な就労の方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27

10 介護サービスや福祉サービスを受けるにはどうすればよいですか。

 (1)介護保険制度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28  (2)障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31  (3)特別障がい者手当・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33  (4)介護休業制度(介護する家族のための制度)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33

11 経済的な支援を受けたいのですが、どうすればよいですか。

 (1)生活困窮者自立相談支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34  (2)生活福祉資金貸付制度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36  (3)母子・父子・寡婦福祉資金の貸付・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38  (4)生活保護制度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38

12 子どものことで支援を受けたいのですが、どうすればよいですか。

 (1)子ども支援オフィス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42  (2)教育費の支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42  (3)子育て女性就職支援センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43

13 認知症が進んで判断能力が低下してきました。

どうすればよいですか。

 (1)日常生活自立支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44  (2)成年後見制度(法定後見制度、任意後見制度)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44

14 車の運転はどうすればよいですか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46

15 相談窓口

 (1)認知症の人と家族の会(本部・福岡県支部)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47  (2)地域包括支援センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47  (3)保健所・保健福祉センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56  (4)精神保健福祉センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57

(5)

・ 生活困窮者自立相談支援事業(34~35頁) ・生活福祉資金貸付制度(36~38頁) ・生活保護制度(38~41頁)   ・ 子ども支援オフィス(42頁) ・教育費の支援(42頁) ・子育て女性就職支援センター(43頁) ・ 日常生活自立支援事業(44頁) ・成年後見制度(44~45頁)

利用できる 制度の流れ

気づき~雇用継続が可能な時

(雇用期間中)

□ 医療機関受診 ・ 認知症(疾患)医療センター(10~11頁) ・ 認知症専門医(10頁) ・ かかりつけ医(12頁) □ 相談窓口 ・ 若年性認知症相談(13頁) ・ 認知症の人と家族の会(47頁) ・ 地域包括支援センター(47~55頁) ・ 保健所・保健福祉センター (56~57頁) ・ 福祉事務所(39~41頁) ・ 精神保健福祉センター(57頁) □ 就労継続を支援 ・ 精神障害者保健福祉手帳 (18~19頁) ・ 身体障害者手帳(18~19頁) □ 経済的支援 ・ 自立支援医療(精神通院医療)(18頁、21頁) ・ 傷病手当金(18頁、23頁) ・ 障害年金(19~20頁) ・ 高額療養費(21頁) ・ 重度障がい者医療支給制度(21頁) ・ 難病医療費助成制度(22頁) ・ 所得税及び復興特別所得税の医療費控除(22頁) ・ 高額介護サービス費(30頁) ・ 高額医療・高額介護合算療養費制度(30頁) ・ 特別障がい者手当(33頁) ・ 介護休業制度(33頁) ・ 母子・父子・寡婦福祉資金の貸付(38頁)

生活支援

診断を受けたら

認知症を疑ったら

家族への支援

(6)

・ 年金保険料の免除(20頁) ・ 雇用保険(24頁) ・ 健康保険(24頁) ・ 住宅ローン(25頁) ・ 生命保険(25頁) ・ 国民健康保険料の減免(25頁) ・ 障害者就業・生活支援センター(15~17頁) ・ 障害者職業センター(17頁) ・ ハローワーク(公共職業安定所)(26~27頁) ・ 就労移行支援事業所(27頁) ・ 就労継続支援事業所(A型・B型)(27頁) □ 障害者総合支援法(31~33頁) ・ 居宅介護(33頁) ・ 短期入所(33頁) □ 介護保険法(28~30頁) ・ 訪問介護(28頁) ・ 通所介護(28頁) ・ 短期入所生活介護・短期入所療養介護(29頁) ・ 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)(29頁) ・ 介護老人保健施設(29頁) ・ 介護医療院(29頁) ・ 介護療養型医療施設(29頁) ・ 認知症対応型共同生活介護  (認知症高齢者グループホーム)(29頁) □ その他、インフォーマルサービス ・ 家族の会(交流会)(47頁) ・ 生活困窮者自立相談支援事業(34~35頁) ・生活福祉資金貸付制度(36~38頁) ・生活保護制度(38~41頁)   ・ 子ども支援オフィス(42頁) ・教育費の支援(42頁) ・子育て女性就職支援センター(43頁) ・ 日常生活自立支援事業(44頁) ・成年後見制度(44~45頁)

再度働きたい

退職したら

居場所がほしい

退職~居場所づくり

(退職後)

利用できる 制度の流れ

(7)

 「若年性認知症」とは、65歳未満(18~64歳)で発症する認知症です。  認知症というのは、一つの病名ではありません。認知症を起こす病気は様々で、初期に現 れる症状も異なりますが、多くの場合は脳の病気であり進行性です。 ■ 血管性認知症   脳梗塞や脳出血など脳卒中が原因で起こる認知症であり、若年性認知症の原因疾患では 最も多く、約40%とされています。   初期から記憶障がいのほか、歩行障がいなど身体的な機能の障がいを伴うことが多いの が特徴です。   血管性認知症では、脳血管障がいの再発予防が最も大切であり、糖尿病、高血圧、高脂 血症などにならないように予防すること、すでにかかっている場合は、それらの治療も必 要です。 ■ アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)   脳の神経細胞が徐々に減って、正常に働かなくなる病気です。   最初に起こる症状は、記憶障がい、いわゆる物忘れのことが多く、同じことを何度も聞く、 大事なものの置き忘れ、しまった場所を忘れるなどで気が付きます。次第に、人や物の名 前が出てこないようになり、物事を計画的に段取りよく進められなくなる症状が現れます。 ■ 前頭側頭型認知症(ピック病)   脳の前方部分(前頭葉や側頭葉)の萎縮が原因により起こります。   初期には記憶が比較的保たれていますが、身なりや周囲のことに対しても無関心になっ たり、日常生活では同じことを繰り返し行う「常同行動」が起こりやすくなります。言葉 の意味が分からなくなり、物の名前が出てこない、文字の読み違いといった症状が目立つ タイプもあり、「意味性認知症」と呼ばれます。   前頭側頭葉変性症などの指定難病と診断された方は、医療費助成の対象となる場合があ

(1)原因となる主な病気と現れる症状

1 若年性認知症とはどのようなものですか。

(8)

■ レビー小体型認知症   脳の中に「レビー小体」というタンパク質が蓄積されて発症する病気です。   初期には、物忘れや判断力の低下といった認知機能障がいは目立ちませんが、幻視、パー キンソン症状(震えやゆっくりした動作など)、睡眠時に大声をあげる、手足を激しく動 かすなどの特徴的な症状がみられます。   転びやすい、血圧の変動が大きい、薬剤に対する過敏性があるなどの症状が他の認知症 に比べてよく見られます。  この他にも認知症の原因となる病気は、多くあります。   慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症、甲状腺機能低下症などは、原因となっている病気を治 療すれば、症状が改善することもあります。そのためにも早期の受診が必要です。

(9)

 認知症は早く見つけて、早期に適切に対応するかどうかで、本人と家族の生活が大きく左 右されます。  認知症は様々な原因で脳の働きが低下する病気で、原因となる病気は70種類以上あり、そ れぞれ症状も治療方法も違います。  「認知症かもしれない」と思ったら、早めに専門医の診察を受けましょう。 ■ 認知症の初期症状は、うつ病や更年期障がいの症状と似ており、間違えられる場合があ ります。 ■ 認知症は、その原因によっては治療できるものがありますし、薬で進行を遅らせること ができるものもあります。また、認知症は、原因となっている病気によって、治療や介護 の方法が異なります。   早期に受診することで、認知症の原因を早期に確定し、適切な治療やケアを受けること ができます。 ■ 介護保険、障がい者の認定、医療保険などの社会的サービスを利用するには、初診日が 重要です。精神障害者保健福祉手帳(18~19頁参照)は、初診日から6か月以上経過した 時点で作成されることになります。また、障害年金(19~20頁参照)は、障がいの認定日 が初診日から1年6か月を経過した日となります。  さらに、就労している間に発症し、精神障害者福祉手帳(18~19頁参照)を取得していれば、 離職した場合に雇用保険の給付日数が付加されます。  できるだけ早く診断を受けることにより、諸制度を早く利用することができます。 *初診日:当該障がいの原因となった傷病について、初めて医師の診察を受けた日。

(1)早期の受診が大切な理由

2 認知症かもしれないと思ったらどうすればよいですか。

(10)

 認知症の初期には、もの忘れがほとんど目立たない場合があります。  このチェックリストで、多くの項目に当てはまる場合、認知症の可能性があります。

(2)認知症チェックリスト

≪うつや体調不良ととられがちな症状≫  □夜眠れない  □やる気が出ない  □自信がない  □運転が慎重になった  □趣味への関心がうすれた  □頭痛、耳鳴り、めまいがする  □イライラする  □考えがまとまらない ≪仕事や生活の場面での変化≫  □スケジュール管理が適切にできなくなった  □仕事でミスが目立つようになった  □複数の作業を同時並行で行えなくなった  □段取りが悪くなり、作業効率が低下した  □取引先との約束を忘れる等、もの忘れに起因するトラブルが増えた  □物をさがしていることが多くなった  □降りる駅を間違えるようになった  □服の組合せがおかしくなった  □家族との会話の中の意味を取り違えて険悪になった  □お金を無計画に使うようになった

(11)

 認知症の診断は初期ほど難しいので、認知症の専門医を受診しましょう。  精神科や神経内科、「もの忘れ外来」などの医療機関で受診するのもよいでしょう。  専門的な医療機関としては、認知症(疾患)医療センターがあります。 ■ 認知症(疾患)医療センター   福岡県、北九州市及び福岡市では、地域における認知症医療の核となる専門医療機関と して、認知症(疾患)医療センターを指定しています。   認知症(疾患)医療センターでは、電話相談窓口を設置し、初診前の相談や医療機関の 紹介を行うとともに、鑑別診断や初期対応等を行います。  ①福岡県認知症医療センター センター名 住所 電話番号 医療法人社団緑風会 水戸病院 志免町志免東4-1-1 092-935-0066 医療法人光風会 宗像病院 宗像市光岡130 0940-36-2775 医療法人牧和会 牧病院 筑紫野市大字永岡976-1 092-922-2857 医療法人社団うら梅の郷会 朝倉記念病院 筑前町大久保500 0946-22-1014 久留米大学病院 久留米市旭町67 0942-31-7903 医療法人清友会 植田病院 筑後市大字西牟田6359-3 0942-53-5185 独立行政法人 国立病院機構大牟田病院 大牟田市大字橘1044-1 0944-58-7265 医療法人社団豊永会 飯塚記念病院 飯塚市鶴三緒1452-2 0948-22-2565 医療法人社団温故会 直方中村病院 直方市大字頓野933-1 0949-26-1016 医療法人昌和会 見立病院 田川市大字弓削田3237 0947-46-2164 医療法人社団翠会 行橋市北泉3-11-1 0930-25-2184

(3)医療機関の受診について

(参考)次のホームページで「認定専門医」等が検索できます。  ● 日本老年精神医学会ホームページ http:/www.rounen.org/  ● 日本認知症学会ホームページ   http://dementia.umin.jp/

(12)

 ②北九州市認知症疾患医療センター センター名 住所 電話番号 医療法人 小倉蒲生病院 北九州市小倉南区蒲生5-5-1 093-963-6541 医療法人りぼん・りぼん 三原デイケア+クリニック りぼん・りぼん 北九州市小倉北区宇佐町1-9-30 093-513-2565 社会福祉法人年長者の里 たつのおとしごクリニック 北九州市八幡東区大蔵3-2-1 093-652-5210 産業医科大学病院 北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1 093-603-1611(内線8002)  ③福岡市認知症疾患医療センター センター名 住所 電話番号 九州大学病院 福岡市東区馬出3-1-1九州大学病院北棟2階ブレインセンター内 092-642-6235 福岡大学病院 福岡市城南区七隈7-45-1福岡大学病院新館1階・2階 092-801-1011(内線4693)   特に初期の診断は難しいものです。診断に納得がいかなければ、他の医療機関に診ても らうこともできます。   また、経過を見ていくことも重要です。一度認知症ではないと診断されても、症状が続 くようであれば、再度受診をしましょう。 ■ 診断のための検査   認知症の診断のための検査には、次のようなものがあります。   ①「問診」     認知症ではないかと思うエピソードを本人・家族が伝える   ②「神経心理テスト」     改定長谷川式知能評価スケール(HDS-R)・認知機能検査(MMSE)など   ③「画像診断」     MRI、脳血流シンチグラフィーSPECT、PETなど   ④「血液検査」

(13)

■ 受診のポイント   医療機関を受診するときは、事前に電話などで確認しましょう。かかりつけ医や職場の 産業医などからの紹介状があれば、受診の際に持参します。   問診で症状を正確に伝えることができるよう、家族など本人の普段の様子を知っている 身近な人が、付き添って受診することが望ましく、本人の様子や変化を記録したメモがあ ると、診断の参考になります。   本人への告知の方法については、事前に本人と家族でよく話し合い、あらかじめ医療機 関に希望や意見を伝えましょう。 ■ かかりつけ医への相談   「どこで診てもらえるか分からない」、「いきなり専門的な医療機関は受診しにくい」と いうときには、いつも受診している「かかりつけ医」に相談してみましょう。   なお、福岡県、北九州市及び福岡市では、「かかりつけ医」を対象とした認知症対応力 向上研修を行っており、福岡県医師会のホームページなどで研修を修了された医師の名簿 が公表されています。 (参考)  ● 福岡県(福岡県医師会ホームページ)    https://www.fukuoka.med.or.jp/ninchisyo_sien_network.htm  ● 北九州市(北九州市ホームページ)    http://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/file_0353.html  ● 福岡市(福岡市医師会ホームページ)    http://www.city.fukuoka.med.or.jp/citizens/dementia/dementia.html  ● 受診時のメモに書くこと   略    歴:生年月日、家族構成、職業歴など   既  往  症:過去の病歴、治療中の病気、手術や事故の経験、服用している薬など   生 活 習 慣:飲酒、喫煙、食習慣、運動習慣、性格など   気づいたこと:最初に気づいた症状や今までの経過など   最 近 の 特 徴:症状が進行しているか、進行のスピードの緩急はどうか

(14)

 ご本人もご家族もこれからのことが不安でしょう。  まずは、相談できる場所を持つことが大切です。 ■ 福岡県若年性認知症サポートセンター   福岡県では、若年性認知症支援コーディネーターが、若年性認知症の方や家族からの相 談を受け、医療・福祉・就労などに関する支援機関を紹介したり、必要な情報を提供する などの支援を行っています。   ささいな悩みでもかまいません。ぜひお気軽にお電話ください。 ■ 若年性認知症コールセンター   厚生労働省が開設した若年性認知症の電話相談窓口です。専門相談員が、全国からの若 年性認知症に関する相談を受け付けています。  電 話 番 号:0800-100-2707  受 付 時 間:月曜~土曜の10時~15時(年末年始、祝日を除く)   ホームページ:http://y-ninchisyotel.net/ 

(1)若年性認知症相談

 電話番号:092-574-0196  受付時間:火曜~土曜の10時~16時(お盆、年末年始を除く)   場  所:クローバープラザ4階(春日市原町3丁目1番7号)  *面談は要予約。面談を希望する場合は、事前に電話にてご連絡ください。

3 認知症と診断されました。これからのことが不安ですが、

どこに相談したらよいですか。

(15)

 その他にも次のような相談窓口があります。 ■ 認知症の人と家族の会(47頁参照)   認知症の人の介護の経験がある相談員が対応します。 ■ 認知症(疾患)医療センター(10~11頁参照)   認知症の診断を受けた後も、医療面などの相談に対応します。 ■ 地域包括支援センター(47~55頁参照)   お住まいの地域にあり、専門職の人が認知症についての相談に対応します。 ■ 保健所・保健福祉センター(56~57頁参照)   精神保健に関する相談に対応します。 ■ 福祉事務所(39~41頁参照)   福祉の総合的な相談窓口として、生活や障がいのある人の福祉などの相談に対応します。

(2)その他の相談窓口

(16)

 いったん退職してしまうと再就職するのは難しい場合が多いので、上司や人事担当者、産 業医等に相談し、今いる職場で働き続けられるよう、仕事の内容や勤務形態を見直すなど配 慮してもらうことが重要です。  また、障害者就業・生活支援センターや障害者職業センターでは、個人の状況に応じた支 援も行っていますので、相談してみましょう。  なお、障害者手帳*を所持している方を雇用する(又は雇用している)場合に、障がいに 配慮した職場環境の整備や適切な雇用管理を行うために、企業等が活用できる雇用支援の制 度もありますので、手帳の取得についても検討いただくとよいでしょう。 (*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)  いずれにしても早期診断がポイントで、軽度であれば、仕事を続けられる可能性があります。  障がいのある人に対し、就業面での支援(就職するため、仕事を続けていくための支援) や生活面での支援(生活習慣や日常生活の管理に関する助言など)を一体的に行います。  ● 障がいのある人からの相談に応じ、地域の関係機関と連携しながら、就業や日常生活 上の問題を解決するために、必要な指導及び助言その他の援助を行います。  ● 事業主からの相談に応じ、障がいのある人の雇用に関する助言等を行います。  ● 障がいのある人に対し、就職準備の支援や職場実習のあっせんを行います。    お近くのセンターに直接ご相談ください。 *認知症と診断され、一定の精神障がいの状態にあることが認定されると、「精神障害 者保健福祉手帳(18~19頁参照)」を取得できます。血管性認知症やレビー小体型認 知症など身体症状がある場合は「身体障害者手帳(18~19頁参照)」に該当する場合 もあります。

(1)障害者就業・生活支援センター

4 若年性認知症と診断されました。

  これから仕事はどうすればよいですか。

(17)

対象地域 名称 運営法人 所在地 電話/FAX 福岡市 糸島市 障害者就業・生活支援センター 野の花 社会福祉法人 野の花学園 福岡市中央区天神2-13-17 恒松ビル4階 電 話 092-729-9987FAX 092-717-9988 古賀市 糟屋郡 障害者就業・生活支援センター ちどり 社会福祉法人 福岡コロニー 古賀市天神1-2-34 シャンポールセイコウ701 電 話 092-940-1212FAX 092-944-4432 宗像市 福津市 障害者就業・生活支援センター はまゆう 社会福祉法人 さつき会 宗像市田熊5-5-2 電 話 0940-34-8200FAX 0940-34-8300 筑紫野市 春日市 大野城市 太宰府市 筑紫郡 障害者就業・生活支援センター ちくし 社会福祉法人 自遊学舎 春日市春日公園5-16 コーポ220-1-1 電 話 092-592-7789FAX 092-586-6689 朝倉市 朝倉郡 障害者就業・生活支援センター ちくぜん 社会福祉法人 野の花学園 朝倉郡筑前町東小田3539-8 電 話 0946-42-6801FAX 0946-42-6802 久留米市 大川市 小郡市 うきは市 三井郡 三潴郡 障害者就業・生活支援センター ぽるて 特定非営利活動法人久障支援運営委員会 久留米市西町百年公園1-1 久留米リサーチセンタービル7階 電 話 0942-65-8367FAX 0942-65-8378 八女市 筑後市 八女郡 障害者就業・生活支援センター  「デュナミス」 社会福祉法人 上横山保育会 八女市鵜池269-1 102号室 電 話 0943-58-0113FAX 0943-58-0173 大牟田市 柳川市 みやま市 障害者就業・生活支援センター ほっとかん 特定非営利活動法人大牟田市障害者協議会 大牟田市新栄町16-11-1 電 話 0944-57-7161FAX 0944-57-7163 飯塚市 嘉麻市 嘉穂郡 障害者就業・生活支援センター BASARA 特定非営利活動法人嘉飯山ネットBASARA 飯塚市吉原町6-1 あいタウン4階 電 話 0948-23-5560FAX 0948-23-5700 直方市 宮若市 鞍手郡 福岡県央障害者就業・生活支援センター 社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 直方市須崎町16-19 電 話 0949-22-3645FAX 0949-29-1239 田川市 田川郡 障害者就業・生活支援センター じゃんぷ 社会福祉法人 豊徳会 田川市大字夏吉4205-3 電 話 0947-23-1150FAX 0947-46-9506

(18)

対象地域 名称 運営法人 所在地 電話/FAX 北九州市 中間市 遠賀郡 北九州障害者就業・生活支援センター 社会福祉法人北九州市手をつなぐ育成会 北九州市戸畑区汐井町1-6  ウェルとばた2階 電 話 093-871-0030FAX 093-871-0083 行橋市 豊前市 京都郡 築上郡 障害者就業・生活支援センター エール 社会福祉法人 みぎわ会 行橋市南泉2-50-1 電 話 0930-25-7511FAX 0930-25-7512  ハローワークや関係機関と連携しながら、障がいのある方や事業主に対し、就職や職場定 着のための相談、就職に向けた準備を整えるための職業準備支援などの、職業リハビリテー ションサービスを提供しています。  相談は予約制のため、事前にそれぞれのセンターにご連絡ください。   (相談時間:平日8:45~17:00) 相談先 住    所 電話番号 福岡障害者職業センター 福岡市中央区赤坂1-6-19ワークプラザ赤坂5F 092-752-5801 福岡障害者職業センター 北九州支所 北九州市小倉北区萩崎町1-27 093-941-8521

(2)障害者職業センター

(19)

 診断後の生活を支える社会制度には、次のようなものがあります。  認知症で通院治療している場合、医療機関や薬局で支払う医療費の自己負担が1割または 所得等に応じた上限額に軽減される場合があります。  お住まいの市町村の福祉相談窓口にご相談ください。  「全国健康保険協会(協会けんぽ)」又は「健康保険組合」に加入している事業所にお勤め の人が、病気や業務外のけが等で仕事を休み、給料を受けられないときに、その間の生活の 保障を行うことを目的として設けられている制度です。病気やけがで連続して3日以上休ん だ場合、4日目から支給されます。  健康保険証に保険者名が記載されていますので、各保険者にご相談ください。(国民健康 保険にはこの制度はありません。)  認知症と診断された場合は、初診日から6か月経過すれば精神障害者保健福祉手帳を申請 できます。血管性認知症などで一定以上の身体的障がいがあり、障がいが永続すると考えら れる場合は身体障害者手帳を申請できます。  手帳を持つことにより、所得税や住民税などの各種税控除や公共交通機関の運賃の割引、 NHK受信料の減免など様々な支援が受けられますので、認知症の方が自立して生活し、社会 参加するための手助けとなります。  お住まいの市町村の福祉相談窓口にご相談ください。

(1)自立支援医療(精神通院医療)

(2)傷病手当金

(3)精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳

5 会社に勤務していますが、どのような制度が利用

できますか。

(20)

■ 精神障害者保健福祉手帳   認知症などの精神疾患があり、日常生活に支障をきたす場合に申請できます。障がいの 程度によって、1級から3級までに分けられています。当該精神疾患について医療機関に 初めてかかった日から6か月経過した以後の障がいの程度で決められます。 ■ 身体障害者手帳   「視覚障がい」「肢体不自由」「内部障がい」など身体の障がいがあり、生活に支障をき たす場合に申請できます。障がいの程度によって1級から7級まであり、1級から6級ま で手帳が交付されます。一定以上の障がいがあり、永続すると考えられる場合に申請でき ます。 ≪各種税控除≫  手帳の交付を受けている方は、所得税や住民税などの控除を受けることができます。  所得税などに関しては、お近くの税務署にご相談ください。  住民税に関しては、市町村の税務関係窓口にご相談ください。  自動車税に関しては、県税事務所(軽自動車の場合は市町村)にご相談ください。  預金等の利子課税に関しては、ご利用の金融機関にご相談ください。  障害年金は、病気やけがで仕事を続けることが困難となった人やその家族の生活を支える ための公的年金です。公的年金(国民年金、厚生年金など)の受給資格があり、障がいのあ る人となった場合は、障害年金が申請できます。 障害基礎年金 障害厚生年金 加入中の年金 (自営業・サラリーマンの妻など、国民年金 20歳以上60歳未満のすべての人) 厚生年金 (会社員、公務員など) 相談先・請求先 ・市町村役場・年金事務所 ・年金事務所・公務員は各共済組合 請求日 「初診日から起算して1年6か月を経過した日」または「1年6か月以内に症状が固定した日」

(4)障害年金

(21)

■ 障害年金(障害基礎年金)   初診日が国民年金に加入している期間中にある病気やけがが、障害認定日*に法令によ り定められた障害等級(1級または2級)の状態にある場合には、障害基礎年金が支給さ れます。  *障害認定日   病気やけがが治った(症状が固定した日)または治らずに初診日から1年6か月を経過した日。  *障害等級は、精神障害者保健福祉手帳とは、判定が異なることがあります。 ≪国民年金保険料の法定免除≫  障害基礎年金(1級または2級)の受給者は、国民年金保険料が免除されます。  お住まいの市町村の国民年金関係窓口にご相談ください。 ■ 障害年金(障害厚生年金)   初診日が厚生年金保険の被保険者の期間中にある病気やけがによって、障害等級1級ま たは2級に該当した場合には、障害基礎年金に上乗せして、障害厚生年金が支給されます。   障害等級が3級の場合は、障害基礎年金は支給されませんが、障害厚生年金は支給され ることになります。障害等級が3級よりも軽い障がいが残った場合には、障害手当金が一 時金として支給されます。  *初診日が厚生年金保険の被保険者の期間中でなければ、障害厚生年金を受けることができません。  *障害等級は、精神障害者保健福祉手帳とは、判定が異なることがあります。 *初診日:当該障がいの原因となった傷病について、初めて医師の診察を受けた日。

(22)

 認知症で通院治療している場合、医療機関や薬局で支払う医療費の自己負担が1割または 所得等に応じた上限額に軽減される場合があります。  お住まいの市町村の福祉相談窓口にご相談ください。  同じ月内に同じ医療機関に支払った医療費の自己負担額が一定の額(自己負担限度額)を 超えた場合は、医療保険の保険者に申請して認められると、自己負担限度額を超えた額が高 額療養費として支給されます。  なお、限度額適用認定証を提示すれば、窓口での支払が限度額までにとどめられます。  詳細は、加入している医療保険の窓口にご相談ください。  国民健康保険の場合は、お住まいの市町村が相談窓口になります。  重度障がいのある人にかかる医療費の一部助成する制度で、対象者は、県内に住所を有し、 医療保険に加入しており、身体障害者手帳(18~19頁参照)の交付を受けている人で障がい の程度が1級または2級の人、知的障がいのある人で知能指数35以下の人、身体障害者手帳 の交付を受けている人で障がいの程度が3級でありかつ知的障がいのある人で知能指数36以 上50以下の人、精神障害者保健福祉手帳(18~19頁参照)の交付を受けている人で障がい の程度が1級の人です。  ただし、65歳以上の人は、後期高齢者(長寿)医療被保険者に限ります。  また、所得制限があります。  お住まいの市町村の関係窓口にご相談ください。

(1)自立支援医療(精神通院医療)

(2)高額療養費

(3)重度障がい者医療支給制度

6 医療費に係る支援制度はどのようなものがありますか。

(23)

 前頭側頭葉変性症などの指定難病と診断された方は、医療費助成の対象となる場合があり ます。  医療費助成の相談・申請については、お住まいの市町村を管轄する保健所(56~57頁参照) にお問い合わせください。  本人や生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費から保険金などで補 填される金額を差し引いた額が、1年間(1月1日~12月31日)に10万円(その年の総所 得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額)を超える場合、所得税及び復 興特別所得税の医療費控除を受けることができます。  また、平成29年分から、一定の取組を行い、特定一般用医薬品等購入費を支払った場合には、 セルフメディケーション税制の適用を選択できるようになりました。  お近くの税務署にご相談ください。

(4)難病医療費助成制度

(5)所得税及び復興特別所得税の医療費控除

(24)

 「全国健康保険協会(協会けんぽ)」又は「健康保険組合」に加入している事業所にお勤め の人が、病気や業務外のけが等で仕事を休み、給料を受けられないときに、その間の生活の 保障を行うことを目的として設けられている制度です。病気やけがで連続して3日以上休ん だ場合、4日目から支給されます。  健康保険証に保険者名が記載されていますので、各保険者にご相談ください。(国民健康 保険にはこの制度はありません。)  社会保険に加入している事業所にお勤めの人は、給料が支払われていなくても社会保険料 (健康保険+厚生年金保険)は支払わなければなりません。雇用保険料は支払う必要はあり ません。

(1)傷病手当金

(2)保険料

7 仕事を休職したら、どのような制度が利用できますか。

(25)

 労働者が何らかの理由で失業したときに、再就職までの生活を安定させ、就職活動を円滑 に行えるよう支援するために国が運営する保険事業です。  会社を退職した後、失業給付を受けるには、ハローワークに「求職の申し込み」を行い、 受給資格の決定を受けた後、「失業の認定」を受ける必要があります。失業給付の日数は、 雇用保険の被保険者期間および離職の理由などで決定されます。  病気などで職業に就くことができない場合は、失業給付を受けることはできませんが、30 日を過ぎてからすみやかにハローワークに届け出ることにより、失業給付の受給期間を最大 4年間延長することができます。  お住まいの市町村を管轄するハローワーク(公共職業安定所)(26頁参照)にお問い合わ せください。  退職後の「健康保険の加入」については、以下の3つの選択肢があります。  ① 現在の保険を一定の条件で任意継続する(最長2年まで)    「任意継続被保険者」といって、保険料は全額自己負担(上限はある)となります。 退職して20日以内に手続きをする必要があります。    問い合わせ:全国健康保険協会都道府県支部または健康保険組合  ② 国民健康保険に切り替える    保険料は、年収や家族の人数によって異なります。    問い合わせ:お住まいの市町村  ③ 家族の健康保険に加入する    保険料の負担はありませんが、ご家族が加入している健康保険の扶養の条件を満たす 必要があります。詳しくはご家族の勤務先にお問い合わせください。    問い合わせ:家族が勤務する会社  *医療機関にかかったときは、上記いずれの場合も、医療費は3割負担となります。

(1)雇用保険

(2)健康保険

8 仕事を退職したら、どのような制度が利用できますか。

(26)

■ 住宅ローン   住宅ローンを契約する場合、金融機関は、融資に関する保証機関への加入を条件にして います。保証機関で団体信用生命保険に加入している場合、特約制度があり、「高度障が い状態」になった場合、支払いが免除されることがあります。詳しくは、ローンの契約を した金融機関に尋ねて、契約内容を確認してください。 ■ 生命保険   一度解約すると、病気になってからの再加入は難しいので、保険料が経済的に負担にな る場合は、掛け金を減らしたり、保険料の納付は終了して、契約のみ残す方法もあるので、 保険会社に相談しましょう。  *高度障がい保険金   高度障がい*になった時に受け取れるもので、死亡保険と同額です。この保険金を受け 取ると、契約は解除され、以後の保証はなくなります。 ■ 国民健康保険料の減免   失業などの事情で、保険料の納付が困難になった場合には、市町村に申請することによっ て、国民健康保険料が減免されることがあります。   お住まいの市町村の国民健康保険関係窓口にご相談ください。

(3)その他の制度

*保険会社によって「高度障がい」の認定条件が異なるので、加入している生命保 険の約款を見たり、保険会社に相談しましょう。

(27)

■ 障害者就業・生活支援センター(15~17頁参照)や障害者職業センター(17頁参照) に相談してみましょう。 ■ ハローワーク(公共職業安定所)   就職を希望する方の求職登録を行い、障がいの状態や適性、希望職種に応じ、きめ細や かな職業相談、職業紹介、職場適応指導をしています。 相談先 住    所 電話番号 福岡中央公共職業安定所 福岡市中央区赤坂1-6-19 092-712-8609 福岡東公共職業安定所 福岡市東区千早6-1-1 092-672-8609 福岡南公共職業安定所 春日市春日公園3-2 092-513-8609 福岡西公共職業安定所 福岡市西区姪浜駅南3-8-10 092-881-8609 八幡公共職業安定所 北九州市八幡西区岸の浦1-5-10 093-622-5566 若松出張所 北九州市若松区本町1-14-12 093-771-5055 戸畑分庁舎 北九州市戸畑区汐井町1-6 093-871-1331 小倉公共職業安定所 北九州市小倉北区萩崎町1-11 093-941-8609 門司出張所 北九州市門司区北川町1-18 093-381-8609 行橋公共職業安定所 行橋市西宮市5-2-47 0930-25-8609 豊前出張所 豊前市大字八屋322-70 0979-82-8609 飯塚公共職業安定所 飯塚市芳雄町12-1 0948-24-8609 直方公共職業安定所 直方市大字頓野3334-5 0949-22-8609 田川公共職業安定所 田川市弓削田184-1 0947-44-8609 大牟田公共職業安定所 大牟田市大正町6-2-3 0944-53-1551 久留米公共職業安定所 久留米市諏訪野町2401 0942-35-8609 大川出張所 大川市大字小保614-6 0944-86-8609 八女公共職業安定所 八女市馬場514-3 0943-23-6188

(1)相談窓口

9 仕事を退職したのですが、もう一度働くには

どうすればよいですか。

(28)

■ ふるさとハローワーク(地域職業相談室)   公共職業安定所が設置されていない市町村において、職業相談、職業紹介等をしています。 相談先 住    所 電話番号 柳川市ふるさとハローワーク 柳川市三橋町正行431柳川市役所三橋庁舎内 0944-74-1288 宗像市ふるさとハローワーク 宗像市東郷1-1-1宗像市役所内 0940-36-1150 小郡市ふるさとハローワーク 小郡市大板井279-1小郡市体育館1階 0942-23-8425 糸島市ふるさとハローワーク 糸島市前原中央2-14-14旧糸島地区自治会館1階 092-321-1610 筑紫野市ふるさとハローワーク 筑紫野市二日市西2-14-1 092-919-5562  障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービスの一部で、企業への就職が難しい障がいの ある人に対し、就労機会を提供し、技能訓練などを行います。  ● 就労移行支援事業    一般企業等への就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び能力の向上の ために必要な訓練を行います。  ● 就労継続支援事業(A型・B型)    一般企業等での就労が困難な人に、就労の機会を提供するとともに、知識及び能力の 向上のために必要な訓練を行います。A型(雇用型)とB型(非雇用型)に分けられます。   サービスの利用にあたっては、市町村から障がい福祉サービスの支給決定を受ける必要 があります。   お住まいの市町村の障がい福祉関係窓口にご相談ください。

(2)福祉的な就労の方法

(29)

 介護保険制度は、介護や支援が必要となったときに、市町村等の要介護認定を受けて、介 護などのサービスを受けることができる制度です。  若年性認知症の方であれば、40歳から要介護認定の申請ができます。  利用者の費用負担は、原則としてサービスに係る費用の1割(一定以上の所得のある方は 2割)で、次のようなサービスを受けることができます。  なお、おむつの支給や配食サービスなど、介護保険外のサービスを独自に実施している市 町村もあります。  お住まいの市町村の介護保険関係窓口や地域包括支援センター(47~55頁参照)にご相 談ください。 ≪介護保険サービスの一例≫  自宅で受けるサービス  ● 訪問介護(ホームヘルプサービス)    家庭を訪問するホームヘルパーから、食事などの介助(身体介護)や掃除、洗濯など の生活援助を受けられます。  ● 訪問看護    医師の指示のもと、家庭を訪問する看護師などから、療養上の世話や診療の補助を受 けられます。  施設に通って受けるサービス  ● 通所介護(デイサービス)    デイサービスセンターなどの施設に通って、日常生活上の世話や機能訓練などを受け られます。  ● 通所リハビリテーション(デイケア)    介護老人保健施設などに通って、食事や入浴などの介護や生活向上のためのリハビリ

(1)介護保険制度

10 介護サービスや福祉サービスを受けるには

どうすればよいですか。

(30)

 施設に短期間入所して受けるサービス  ● 短期入所生活介護・短期入所療養介護(ショートステイ)    短期間、介護老人福祉施設や介護老人保健施設などに入所して、日常生活上の世話や 機能訓練などを受けられます。  施設に入所して受けるサービス  ● 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)    常時の介護が必要で、居宅での生活が困難な人が入所して、日常生活上の世話や機能 訓練などを受けます。  ● 介護老人保健施設    病状が安定期にある人が入所して、日常生活上の世話や機能訓練などを受けて、居宅 への復帰を目指します。  ● 介護医療院    長期にわたり療養が必要な人が入所して、療養上の管理、看護、医学的管理のもとに おける介護、機能訓練などを受けます。(平成30年4月1日から)  ● 介護療養型医療施設    長期間療養が必要な人が入所して、医療や看護、医学的管理のもとにおける介護、機 能訓練などを受けます。(平成36年3月31日まで)  その他のサービス  ● 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)    家庭的な環境の中で、少人数で共同生活を送りながら、日常生活上の介助や機能訓練 などを受けられます。

(31)

■ 介護サービス利用までの流れ       ■ 高額介護サービス費   同じ月に利用した介護保険サービスの利用者負担の合計額(同じ世帯に複数の利用者が いる場合は世帯合計額)が自己負担限度額を超えた場合には、市町村に申請することによっ て、その額を超えた分が払い戻されます。   お住まいの市町村の介護保険関係窓口にご相談ください。 ■ 高額医療・高額介護合算療養費制度   同一世帯内で同一の医療保険に加入している人について、1年間(8月1日から翌年7 月31日まで)に「医療保険」と「介護保険」の両方に自己負担があり、その自己負担の合 計が「高額医療・高額介護合算療養費制度」の自己負担限度額を超えた場合には、申請によっ て、その額を超えた分が支給されます。   お住まいの市町村の介護保険関係窓口や加入している医療保険の相談窓口に、ご相談く

①認定申請

サービスの利用を希望する方は、市町村に申請します。

②訪問調査

自立の度合いや心身の状態など調査を行うため、認定調査員が 聞き取り調査に伺います。

③審査・認定

訪問調査等の結果をもとに、市町村の介護認定審査会によって 審査されたうえで、要介護度(介護の必要性に応じた7つの区 分)が決定されます。

④ケアプランの

 作成

要介護度の決定後、本人の心身の状況や生活環境に応じて、必 要なサービスの種類や内容(ケアプラン)を決めます。要介護 の場合は介護支援専門員(ケアマネジャー)に、要支援の場合 は地域包括支援センターに作成を依頼できます。

⑤サービスの

 利用開始

ケアプランに基づき、介護サービス事業者と契約を締結のうえ、 サービス利用が開始されます。

(32)

 障がいのある人の地域生活・社会生活を総合的に支援するため、障害者総合支援法に基づ くサービスがあります。  障害者総合支援法に基づくサービスには、居宅介護(ホームヘルプ)や短期入所(ショー トステイ)などのサービスを行う「介護給付」、就労移行支援や就労継続支援等を行う「訓 練等給付」、「自立支援医療」、相談支援や移動支援等を行う「地域生活支援事業」などがあ ります。  若年性認知症の人も、これらのサービスを利用できる場合があります。  サービスを利用するには、市町村へ申請手続きを行い、支給決定を受けた上で、指定事業者・ 施設等との契約を行っていただくこととなります。  なお、「介護給付」のサービスを受けるには、障害支援区分の認定を受ける必要があります。  お住まいの市町村の障がい福祉関係窓口にご相談ください。

(2)障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービス

(33)

■ 障害福祉サービス利用までの流れ   

①申請

サービスの利用を希望する方は、市町村に申請します。 市町村は、利用者にサービス等利用計画案提出を依頼します。

②訪問調査

生活や障がいの状況についての調査を行うため、認定調査員が 聞き取り調査に伺います。

③審査・認定

訪問調査等の結果をもとに、市町村審査会によって審査された うえで、障害支援区分が決定されます。 *訓練等給付(身体介護を伴う共同生活援助を除く)は、障害 支援区分の認定の手続きは必要ない。

⑦サービスの

 利用開始

サービス等利用計画に基づき、サービス事業者と契約を締結の うえ、サービス利用が開始されます。 相談支援事業所に「サービス等利用計画案」を作成してもらい、 市町村に提出します。

④計画案提出

市町村は計画案や勘案すべき事項を踏まえて、サービス支給に ついて支給決定します。

⑤支給決定

相談支援事業所は、支給決定された後にサービス担当者会議を 開き、サービス事業者等の連絡調整を行い、「サービス等利用 計画」を作成します。

⑥計画作成

(34)

■ 主なサービスの内容  自立支援給付関係 介護給付 居宅介護 (ホームヘルプ) 入浴、排せつ、食事の介護など居宅での生活全般にわたる介護。 短期入所 (ショートステイ) 介護する方の病気などによって短期間の入所が必要な方に入浴、排せつ、食事の介護等サービスを提供。 訓練等給付 就労移行支援 就労を希望する方に対して、生産活動などの機会の提供を通じて就労に必要な知識や能力向上のために必要な訓練の提供。 就労継続支援 通常の事業所での雇用が困難な方に対して、就労機会の提供と生産活動などの機会の提供を通じて、知識や能力向上のために 必要な訓練の提供。 ■ 地域生活支援事業関係 相談支援 障がいのある人のいろいろな相談に応じて情報の提供や助言を行うもの。 移動支援 障がいのある人の外出の際に円滑な移動を支援するもの。 地域活動支援センター 創作的な活動や生産活動の機会の提供、社会との交流促進を図るもの。   サービス利用にあたっての負担は、家計の負担能力に応じた負担と食費・光熱水費の実 質負担を原則とし、支払う費用の上限月額が、所得に応じて設定されています。  身体または精神に著しい障がいを有するため、日常生活において常時特別の介護を必要と する状態にある在宅の20歳以上の人に対して、手当が支給されます。  お住まいの市町村の障がい福祉関係窓口にご相談ください。  働いている人が仕事と家族の介護を両立できるように支援する「育児・介護休業法」の制度です。  働いている人が要介護状態の家族の介護をするときに、支給対象となる同じ家族について 93日を限度に3回までに限り利用できます。  介護休業期間中は、労働者が雇用保険の被保険者である場合には、一定の要件を満たすこ とにより、介護休業給付が支給されます。  また、事業者は、介護のための勤務時間の短縮などの措置を講じることとされています。  介護休業給付については、お近くのハローワーク(公共職業安定所)(26頁参照)の窓口

(3)特別障がい者手当

(4)介護休業制度(介護する家族のための制度)

(35)

 経済的にお困りの方の生活全般にわたる相談に応じています。  家族の介護のために仕事ができない、家賃が払えないなどの相談を受け、支援員がどのよ うな支援が必要かを相談者と一緒に考え、具体的な支援プランを作成し、寄り添いながら自 立に向けた支援を行います。  お住まいの市町村を管轄する自立相談支援機関にご相談ください。 対象地域 相談先 住所 電話番号 筑紫郡糟屋郡 福岡県自立相談支援事務所(筑紫郡・糟屋郡) 糟屋郡粕屋町若宮1-3-6安河内ビル1階 092-938-3001 遠賀郡鞍手郡 福岡県自立相談支援事務所(遠賀郡・鞍手郡) 遠賀郡水巻町頃末北1-12-121階 093-203-1630 嘉穂郡田川郡 福岡県自立相談支援事務所(嘉穂郡・田川郡) 田川市大字伊田3294-13田川保健所別館1階 0947-44-8631 朝倉郡三井郡 三潴郡八女郡 (朝倉郡・三井郡・三潴郡・八女郡)福岡県自立相談支援事務所 久留米市東和町1-9成富ビル5階 0942-38-8501 京都郡築上郡 福岡県自立相談支援事務所(京都郡・築上郡) 行橋市宮市町2-8ヘブンリービル1階 0930-26-7705 北九州市 門司区 門司区役所保健福祉課いのちをつなぐネットワークコーナー 北九州市門司区清滝1-1-1 093-331-1881(内線495) 北九州市 小倉北区 小倉北区役所保健福祉課いのちをつなぐネットワークコーナー 北九州市小倉北区大手町1-1 093-582-3478 北九州市 小倉南区 小倉南区役所保健福祉課いのちをつなぐネットワークコーナー 北九州市小倉南区若園5-1-2 (内線623、624)093-951-4111 北九州市 若松区 若松区役所保健福祉課いのちをつなぐネットワークコーナー 北九州市若松区浜町1-1-1 093-761-5321(内線430) 北九州市 八幡東区 八幡東区役所保健福祉課いのちをつなぐネットワークコーナー 北九州市八幡東区中央1-1-1 093-671-0801(内線404) 北九州市 八幡西区 八幡西区役所保健福祉課いのちをつなぐネットワークコーナー 北九州市八幡西区黒崎3-15-3 093-642-1441(内線462) 北九州市 戸畑区 戸畑区役所保健福祉課いのちをつなぐネットワークコーナー 北九州市戸畑区千防1-1-1 093-871-1501(内線638) 福岡市 福岡市生活自立支援センター 福岡市中央区天神1-4-2エルガーラオフィス7階 0120-17-3456092-732-1188 久留米市 久留米市生活自立支援センター 久留米市城南町15-3 0942-30-9185 大牟田市 生活支援相談室 大牟田市瓦町9-3 0944-32-8851 直方市 保護課 直方市殿町7-1 0949-25-2132

(1)生活困窮者自立相談支援事業

11 経済的な支援を受けたいのですが、どうすればよいですか。

(36)

対象地域 相談先 住所 電話番号 飯塚市 生活自立支援相談室 飯塚市忠隈523穂波支所1階 0948-30-2610 田川市 (市民ふれあい支援センター) 田川市中央町1-1生活支援課自立支援係 0947-85-7126 柳川市 福祉課生活支援係 柳川市本町87-1 0944-77-8177 八女市 福祉課生活支援係 八女市本町647 0943-23-1350 筑後市 自立相談支援窓口 筑後市大字山ノ井898 0942-65-7019 大川市 生活困窮者自立相談支援窓口 大川市大字酒見256-1 0944-85-5507 行橋市 ゆくはし生活相談センター 行橋市門樋町3-7 0930-55-6665 豊前市 豊前市生活困窮者自立相談支援センター 豊前市大字吉木955 0979-82-3391 中間市 市民生活相談センター 中間市中間2-10-1 093-246-1030 小郡市 小郡市生活自立相談支援窓口 小郡市二森1167-1 0942-73-1120 筑紫野市 暮らしの困りごと相談 筑紫野市二日市西1-1-1 092-923-1111(内線338、339) 春日市 人権市民相談課市民相談担当 春日市原町3-1-5 092-707-1169 大野城市 福祉課 大野城市曙町2-2-1 092-580-1961 宗像市 福祉課自立生活支援係 宗像市東郷1-1-1 0940-36-9570 太宰府市 生活支援課 太宰府市観世音寺1-1-1 092-921-2121 古賀市 福祉課生活再生支援係 古賀市庄205 092-942-8290 福津市 福祉課生活相談係 福津市中央1-1-1 0940-43-8188 うきは市 うきは市社会福祉協議会 うきは市吉井町347-1 0943-76-3977 宮若市 生活困窮者自立支援相談窓口 宮若市宮田29-1 0949-32-3477 嘉麻市 かま自立相談支援センター 嘉麻市岩崎1143-3 0948-43-4751 朝倉市 福祉事務所保護係 朝倉市菩提寺412-2 0946-22-1111 みやま市 くらしの困りごと相談室 みやま市山川町立石1234-1 0944-67-0010 糸島市 福祉支援課 糸島市前原西1-1-1 092-332-2073

(37)

 低所得者、障がいのある人、高齢者に対し、世帯を単位として、療養中の生活資金等の貸 付と必要な相談支援を行い、経済的自立や生活意欲の助長等の促進を図り、安定した生活を 送れるようにするための制度です。  貸付を受けるには、返済能力があることなどの条件があります。  お住まいの市町村社会福祉協議会にご相談ください。 相談先 住所 電話番号 北九州市社会福祉協議会 北九州市戸畑区汐井町1-6 093-882-4405 福岡市社会福祉協議会 福岡市中央区荒戸3-3-39 092-791-5708 大牟田市社会福祉協議会 大牟田市瓦町9-3 0944-57-2519 久留米市社会福祉協議会 久留米市長門石1-1-34 0942-34-3035 直方市社会福祉協議会 直方市大字山部616-145 0949-23-2551 飯塚市社会福祉協議会 飯塚市柏の森956-4 0948-23-2210 田川市社会福祉協議会 田川市大字伊田2735-13 0947-44-5757 柳川市社会福祉協議会 柳川市上宮永町6-3 0944-72-5347 八女市社会福祉協議会 八女市本町599 0943-23-0294 筑後市社会福祉協議会 筑後市野町680-1 0942-52-3969 大川市社会福祉協議会 大川市大字向島1840-2 0944-86-6556 行橋市社会福祉協議会 行橋市大字中津熊501 0930-23-1111 豊前市社会福祉協議会 豊前市大字吉木955 0979-82-3391 中間市社会福祉協議会 中間市通谷1-36-10 093-244-1230 小郡市社会福祉協議会 小郡市二森1167-1 0942-73-1120 筑紫野市社会福祉協議会 筑紫野市岡田3-11-1 092-920-8008 春日市社会福祉協議会 春日市昇町3-101 092-581-7225 大野城市社会福祉協議会 大野城市曙町2-3-2 092-572-7700 宗像市社会福祉協議会 宗像市久原180 0940-37-1300 太宰府市社会福祉協議会 太宰府市白川2-10 092-923-3230 古賀市社会福祉協議会 古賀市庄205 092-944-2941 福津市社会福祉協議会 福津市手光南2-1-1 0940-34-3341

(2)生活福祉資金貸付制度

(38)

相談先 住所 電話番号 宮若市社会福祉協議会 宮若市宮田4406-1 0949-32-0335 嘉麻市社会福祉協議会 嘉麻市岩崎1143-3 0948-42-0751 朝倉市社会福祉協議会 朝倉市甘木198-1 0946-22-7834 みやま市社会福祉協議会 みやま市高田町今福314-1 0944-22-5000 糸島市社会福祉協議会 糸島市潤1-22-1 092-324-1660 那珂川町社会福祉協議会 筑紫郡那珂川町西隈1-1-2 092-952-4565 宇美町社会福祉協議会 糟屋郡宇美町貴船2-28-1 092-931-1008 篠栗町社会福祉協議会 糟屋郡篠栗町大字田中1-1 092-947-7581 志免町社会福祉協議会 糟屋郡志免町大字志免451-1  092-937-3011 須恵町社会福祉協議会 糟屋郡須恵町大字上須恵1167-3 092-933-2160 新宮町社会福祉協議会 糟屋郡新宮町緑ケ浜4-3-1 092-963-0921 久山町社会福祉協議会 糟屋郡久山町大字久原3553-1 092-976-3420 粕屋町社会福祉協議会 糟屋郡粕屋町大字長者原東6-5-10 092-938-6844 芦屋町社会福祉協議会 遠賀郡芦屋町緑ケ丘4-22 093-222-2866 水巻町社会福祉協議会 遠賀郡水巻町頃末南3-11-1 093-202-3700 岡垣町社会福祉協議会 遠賀郡岡垣町大字高倉598-1 093-283-2940 遠賀町社会福祉協議会 遠賀郡遠賀町浅木2-31-1 093-293-0430 小竹町社会福祉協議会 鞍手郡小竹町大字勝野3362 09496-2-2028 鞍手町社会福祉協議会 鞍手郡鞍手町大字新延414-1 0949-42-7800 桂川町社会福祉協議会 嘉穂郡桂川町大字土居463-1 0948-65-2271 筑前町社会福祉協議会 朝倉郡筑前町篠隈373 0946-42-4555 東峰村社会福祉協議会 朝倉郡東峰村大字小石原鼓2846 0946-74-2012 大刀洗町社会福祉協議会 三井郡大刀洗町大字冨多819 0942-77-4877 大木町社会福祉協議会 三潴郡大木町大字八町牟田538-1 0944-32-2423 広川町社会福祉協議会 八女郡広川町大字新代2165-1 0943-32-3768 香春町社会福祉協議会 田川郡香春町大字高野727 0947-32-4616 添田町社会福祉協議会 田川郡添田町大字添田1573 0947-82-2600 糸田町社会福祉協議会 田川郡糸田町1971-1 0947-26-4540

(39)

相談先 住所 電話番号 大任町社会福祉協議会 田川郡大任町大字大行事3090 0947-63-4828 赤村社会福祉協議会 田川郡赤村大字内田1188 0947-62-3004 福智町社会福祉協議会 田川郡福智町金田1154-2 0947-22-6631 苅田町社会福祉協議会 京都郡苅田町幸町6-91 093-434-3641 みやこ町社会福祉協議会 京都郡みやこ町犀川古川50 0930-42-1000 吉富町社会福祉協議会 築上郡吉富町大字広津641-1 0979-23-5400 上毛町社会福祉協議会 築上郡上毛町大字八ツ並143-1 0979-72-2900 築上町社会福祉協議会 築上郡築上町大字椎田861-1 0930-56-2223  母子家庭や父子家庭、寡婦の生活の安定と、その子どもの福祉の増進をはかるため、各種 資金の貸付を行っています。  「配偶者が精神または身体の障がいにより、長期にわたって労働力を失っている方」も貸 付を受けることができます。  (相談窓口)   市にお住まいの方:市が設置する福祉事務所   町村にお住まいの方:県が設置する保健福祉(環境)事務所   ● 貸付の内容    ①事業開始資金  ②事業継続資金  ③住宅資金    ④就職支度資金    ⑤技能習得資金  ⑥生活資金    ⑦転宅資金    ⑧修学資金    ⑨修業資金    ⑩就学支度資金  ⑪医療介護資金  ⑫結婚資金    ※ 貸付金の種類によって、貸付対象、貸付額等が異なります。  収入が最低生活費(厚生労働大臣が定める保護の基準によって計算されたもの)を下回る 場合には、福祉事務所に申請することによって、最低生活費から収入を差し引いた差額が保 護費として支給されます。

(3)母子・父子・寡婦福祉資金の貸付

(4)生活保護制度

参照

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