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1.*・ 羽田守夫

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(1)

草生津川の河川環境に関する地域住民の意識

羽 田 守 夫

Lo c a l  R e s i d e n t s '  C o n s c i o u s n e s s  t o  t h e  Ri v e r  E n v i r o n r n e n t  i n  t h e  Kusoot s n  Ri ve r  B a s i n . 

Morio HANEDA  (1992

10

31

日受理)

Recently, riversides have become a place for leisure and several kinds of projects have been  progressing. The purpose of this study is to investigate the structure of residents' consciousness  to the river environment of the urban river, Kusootsu. 

A questionnaire survey was conducted to the residents in two regions of Kusootsu river  basin. In this paper, the necessity of management of the river environment was examined and  the following conclusions were founded. 

( 1 )  

It is nec回saryto take the residents' consciousness into consideration in the manage‑ ment of the river environment. 

(2) An attraction of the river environment lies in the natural environment around the river.  At the same time, the attraction depends on the relation between the residents and the river.  (3) The prob1ems to be solved in Kusootsu river environment are the purincation of the  poUuted river water and the frequent cutting down of weeds along仕le1evee. 

1.* ・

河川の持つ三つの機能.即ち治水.利水及び 親水の中で,これまで比較的軽視されてきた貌 水の機能が近年特に見直され.重要視されるよ うになってきた.これは,河川の自然環境が,

地域住民の生活環境や精神的風土に大きな関わ りを持ってきたことが最近見直され,豊かさの 笑現から心のゆとりを求め始めた市民の要求に

うまく合致してきたためと考えられる。

これらを今後の河川計阪に生かすためには,

河川

l

の環境計画や維持管理等について専門家に だけまかせるのではなし 一般市民を含めた民 意の汲み上げ方やその体制等について新しい対 応策を作り上げていく必要があり,その試みも 始まっている トヘ

本研究では,それらの手始めとして,秋回市 内を流れる窓生津川を取り上げ,地織住民の河 川環境に関する意織を把鐙することをま式みた。

平成

5

2

2.関査方法

市内を流れる河川の中で,身近にあり,現在 汚れが目立って改修計画が進みつつある比較的 小さな河川という意味て}級河川草生海)1

1

を選 んだ。

河川環境に関する意織をみるため,回答者の 属性,草生添川の現状への評価.イメージ,河 道改修など計

14

項目のアンケー ト関査を流域の 住民を対象として実施した.住民は.流域の中 流及び下流部からそれぞれ一地域(外旭川地域 と八橋地域)を選ぴ,地域内の河岸から,それ

‑1

聞週

E

地織と回収車

調査地域 配布歓 回 収 数 回 収 窓 ( " )  外勉川勉媛

1 6 5  1 1 1  6 7.  3 

八繍勉~ 246  128  52. 0 

4 1 1  239  58. 2 

(2)

‑40‑

羽 悶 ヰ J = た ;

‑1 l

区金湯川流域と関.地主民 ぞれ約二百戸程度の家庭を対象として選んだ.

アンケートは,平成

2

11

20

日に戸別配布し,

23.24

日に回収した。

結集については,個別の解析の他.

SD

法によ るイメージの把握,数量化理論による親しみや すきの構造分析等を行った。

3. M

果と考療

3

1 l

匹金津

)11

の河川環境について ( 1 )   調査地域の特色

初めに.

1

車生津川の下流流域と二つのアンケ ート対象地域を図

‑1

に,また対象地域ごとの 配布数,回収事等をまとめて表ー

l

にそれぞれ 示した。これによると,外旭川地減は古くから の民家も含まれる住宅地域,八橋地域は比較的 新しく聞けた住宅地域と定義され.河川改修状 況からは前者がまだ朱改修の地域,後名・が一応 鐙備の進んだ地域である。アンケート回収車は

. .(3.0%

犠臓(16.8%)

学生(1.6%) 自曾寓(11

鰻聡(16.1%)

(30.7%) 

‑2

回答者の職業別織成

外旭川地域の方が

67.3%

と高<.平均では

58.2

%であった。

(2) 

回答者の属性

回答者の属性について,年齢別では,両地域 とも

20

代以下の若者は少なく全体の

6‑12%

で あった。最も多か ったのは.外旭川地域では

50

代以上,八橋

t

t!!減では

40

代でそれぞれ

40%

を占 め,次いで外旭川地主主では

30

代.

40

代の願,八 橋地域では

50

代以上.

30

代の順であった。性別 では,外旭川地域

li

男性がやや多いが年鈴精成 は類似し,八橋地域では男女ほぽ同数であるが 男性は

5

肘 t 以上が,女性は

40

代がそれぞれ最大 であった。職業.8

11

では主婦,会社員,公務貝,

無職,の

J

畷で岡地域とも同様であったが,外旭 川地域には少数ながら農業も含まれていた。こ の関係を図ー

2

に示した。

( 3 )   河川の魅カ

一般的に,河川の魅カをどこに感じているか について,両地域とも f 川の景色 J . r 水の流れ J .

f 散歩道jの順に回答が多かった.前の二者

l

ま 市街地には無い自然の魅カを.散歩道はその自 然の利用についての魅力をそれぞれ表している と恩われる。地域別では.外旭川地域では「川 の景色 J . 八橋地域では「散歩道」に対する回答 がそれぞれ多<.地域の特色を表していると考 えられ,これらを図

‑3

に示した.

( 4 )   住民の窓生添

111

の利用と貌しみ

(3)

~生津川の河JII~環境に闘する地先輩住民の意償

hからない(3.0%)

遭・~1II!(7.0%)

生活費削(58.7%) 鶴市町にぎわい

レタリエーシ,ン町崎 散事遺(24.1%)

生活笠間(60.4%)

図 ‑

3 JII

の魅力について 図‑ 5 .生湯} I I と住民との係わり

その他(1.5%)

自然(19.1%)

自然{・5.5%)

そ司自l(2.4%) いこいの渇(5ι%)

世まれた帰(3.8%).mn

H

・‑ 一ー一一=:3

.・・凶猛童書昌J1

U f J r l

ni岐路鋳水路位4.5%)

自然(52.6%)

‑4

草生着陸川への綴しみ,愛婚

両地主畿の住民とも,過半数が毎日

1

江主主津川を 目にはしているがあまり利用はしておらず,そ の少ない利用も八織地域では夏に集中し,外旭 川地域では冬にはほとんど無りことが認められ た 。

そのような窓生津川への愛着であるが{これ は地域毎にやや差がみられ,外旭川地域では,

過半数の

53%

f

殺しみ.

愛着がある j と答え 平成

5

2

自然(20.7%)

‑ 6

現状の草生着陸川の認後

て. r わからないjの

33%

を上司ったのに対し.

八橋地域では f 愛婚がある

j

43%

と少なく.

f

わからない

j

の方が

46%

と多数を占めた。そ の内容は図

‑4

に示したが,外11!!川地域が「自 然 J . r 生まれたところ J . r 毎日見る川」の順で

あるのに対し,八橋地域は「自. 然 J . r 散歩 J . r

日見る J I I J の順で. r 自然」が愛着の第ーである

のは共通であるが,次ぎに外旭川地域では f 生

(4)

‑ 42‑

このようなな生協川を住民がどのようにとら えているかについて図

‑6

に示したが, r 排水 路j

との認織が約25%,

r ど ぶ J l I j , r

慈臭源

J

f

洪水

・ 水害 J といったものを含めると

67‑73

%がマイナスのイメ

ージを持っ

ており,これは 両地減に共通であった.一方. r 自然

j

, r

惣い」

や「遊び場j といったプラスの認識も

26‑30%

程度あり,このイメージを大切にする必要があ ろフ。

Z 車生津川が親しまれるための問題点は, r

水の

汚れ J , r 雑草が多い J の頗で,このこつで約

70

%を占め,外1l!!川地域は「汚れjが,八僑地域 は

f

雑草 J がそれぞれ比較的多かった。この関 係を図

‑7に示したが.前述の排水路のイメー

ジにあるように,水の汚れを改善することがな んといっても第ーの課題であることが読み取れ る。次いで外旭川地域は「悪臭j , r 水量が少な

い jそして「コンクリート化jの願であったが,

八徳地域は「コンクリート化j, r

水量j「悪臭

J

の順で,ここでも地域の護備状況の遣いが署長れ ていた。また,護岸の鐙備は環境が良くなった との認織に貢献していたが,貌しみを持たれる ためにはコンクリ

ート

化は必ずしもプラスだけ ではないとの認織も

5‑11%

と少ないながら存 在した。雑草については,刈り取りが頻繁に行 われていないことへの不満がでていると思わ れ,水質の改善とともに維持管理にも十分な対 守

まれたところ J 放の愛婚が,八橋地域では「散 歩」に利用できることへの愛着がそれぞれ強< ,  両者とも約

25%

を占めた。そして外旭川地域で は「散歩」が.八橋地域では「生まれたところ」

がそれぞれ極端に少なかった。これらは前にも 述べたが,外旭川地域は古くからの住民と来改 修河川の多い地域,八橋地域は新しい住民の多 い比較的河川改修の進んだ地域との違いを反映

したものと考えられる。

草生湯川との係わり方については, r

生活空

間 J が約

60%

,次いで「レクリエーションの場j,

f避雛空間

J

の順で

,この三って"9

0%

を占めた。

この関係を図ー

5

に示したが.両地域の違いも ほとんど無< ,毎日の暮らしの中での生活空間 と位置ずけられていることが認められた。

( 5 )   草生津川の河川環境と問題点

最近の草生津川の環境については,両地域で 正反対の忽織がみられた。即ち,外旭川地拘置で は

f

慈くなった J が半数で

f

良くなった J の約

14%

を大幅に上回ったのに対し,八僑地域では

「良くなったjが半数で「慈くなった jの約

19

%を上回った.悪くなった内容は, r 水質の悪化 J

が第一で

51‑72%

の多数を占め,次いで「水量 の減少 J や「風情の無さ J が挙げられている。

良くなった方の 内容は.岡地域とも r o 護岸の型産 備 J が圧倒的で

75%

近くを占め, r 下水道の盤側」

は約

12%

程度にとどまった。

1 l 1 1

1 1 

風景がよい 水町汚れ(51ι%)

拍車が'い

車生津川の鎗カ 図

‑8

.しまれるための問題点

‑7

(5)

~~津川 lの河川環境に関する地織住民の意書量

J魚肉傾向る水(31

川遊び町出来る水(22.

iItんだ水(27.3%)

図‑9 将来の水質改普のレベル

策が必要であろう。

(6

草生津川の魅力と環境改善の方向

図 ‑8 に,住民の草生添川に関する魅カにつ いての窓織を示した。外旭川地域では. r 季節感 がある J が約

26%

と第一で¥次いで「 水がある J .

f

自然が豊か J . r

歴史がある

J . r 風景がよい J

と続き.水とその回りの自然が一体となった点 に魅力を感じているように忽われる .一方,八

橋地域では

. r

水がある

J

が約18%のトップで,

次いで「広々としている J . r

歴史がある

J . r 季 節感がある

j

と各項目に答が分散したのが特徴 で,どちらかといえば河川の空間により魅力を 感じている住民が多いことが認められる.この

地域では,河川改修によ

って一部に直線的な穫 惨と河川の空間が生まれ,対照的に拳節感や自 然の豊かさが少し減少したことの反映であろ う。また外旭川地域では,普からの自然がまだ

随所に残っていて,この豊かさが水質は悪くと

も悠カとなっており,逆に広々とした空間は存 在せず,この回答もほとんど無かった。

次ぎに,将来の河)1

1

の水質と河床の状態につ いて住民が何を望んでいるかを探った。 まず水

質改善の程度については図‑9に示したが.岡

地域とも 「

魚の棲める水

J . r 澄んだ水 J の順で,

やや駿れて外旭川地域では「どふ ・ 臭くない水 J .

「川遊びのできる水jの順,八織地減はこの逆 の頗であった.水の中の生物が重要であり,魚 平成

5

2

ヨンクリト石ぱ ?(8.2%) 

F供も遊べる

よご札がない(53.6%)

コンクリート芯ば')(4.0%)

子供も遊べる(47.6%)

よごれがない{必.4%)

‑10

留ましい河床状態

暗い 近付きに〈い 好まし〈ない

感 じ る や や わ か ら や や 感 じ る 感 じ る な い 感 じ る

ごちゃごちゃした

111が直.的 川に起伏がない 両織が高い 人工的 危険 水が汚い It:れが遅い Jkがいない に~やかな 水町奮がしない 川舗が按い 水量が少ない

‑0‑λ信旭区

‑6‑ 外旭川泊区 一。ー 岡地区

‑11 SO

法による野信点プロフィール

(6)

羽 国 守 夫

最長の見られる浸んだ水が求められていることが わかる。 その水の底の状態については. r 汚れが ない J . r 子供も遊べる J . r コンクリート石張り J

の中からの選択であるが. r 汚れがない J . r 子供 も遊べる J の二つが圧倒的に多<. r コンクリ ー ト石張り

j

は少なかった. これを図ー

10

に示し た。

このように地域によって多少の違いはあるも のの,河川の回りの空間や自然の持つ季節感に 人々は魅力を感じ,魚影の見られる澄んだ水の,

子供も遊べるJl

I

を望んでいることが知られた.

3

2 1

区生湯川のイ メージ

住民の草生添川に対するイメ ージを把援する ため. SD 法を用いた. SD 法は,相反するこつ の形容詞を対とし,これら形容詞群に対する 評 価がどちらにより強〈表れるかを野価点のプロ フィールとして表現して,対象のイメ ー ジを把 滋しようとする方法である。

ここでは,図

‑11

に示す

22

個の形容詞対につ いてわか ら ないを中立の

O

点とし,両舗の感じ るを

2

点,やや感じるを

l

点、とする五段階の評 価点を与え,アンケートによる総合点を求めた。

両地域について一致して強〈感 じられた形容 詞は. r  J l

II

こ起伏がない J . r 水が汚い J . r 流れが 遅い J .

f

静かで水の管がしない J . r 水量が少な い J . r 周辺に人家が多い J の

6

g

であり.や や感じられたものとして「川が直線的」の

1

項 目であ った.これは,人 口密集地の中 の,人工 的な直線水路を流れる水震の少ない汚れた)1

1

て三水の音さえ感じられないというイメ ージ で あり,現在の草生津川の笑状を反映していると 思われる。

次ぎに,両地域て 感じ方が分かれた形容伺対 として.

f

t ! 手節感のある ー無いj が分かれ方が一 番大きし次いで. r ごちゃごちゃしたーすっき りした J .

f

人工的一自然的 J . r  J l

I

幅が狭い一広 い J . r 樹木が多いー少ない J . r 好ま しい一好ま 袋 一 2 観しみやすさの意磁 ( 数量化 I I 類)

ア イ テ ム カ テ ゴ リ ー サ ン プ ル カ テ ゴ リ ー 数 量 範囲

量 (情相関係数)

.生主主川ヘ 憩 い の 場 所 ・ 遊 び 場 2 1  ‑0.295 

の イ メ ー ジ 排 水 路 ・ 悪 臭 の 発 生 課 108  O

080 

貴重 な 自 然 59  一 O

.

637  2.  824 

な じ み の 無 い 川

22 

O

847  (0.306) 

洪 水 ・ 水 害 の 不 安 1  9 

1. 

135 

そ の 他 3 

‑1. 

689 

環 境 変 化 ヘ 良 く な っ た 80  一 O. 386 

の 認 識 悪 く な っ た 75

‑0.456 

1. 

638 

変 わ ら な い 25 

O

.  144  (0.348) 

わ か ら な い 52 

1. 

182 

現 状 で の 水 が 汚 い ・ 悪 臭 が ひ ど い 1  2 1  O

062 

問題点 水量 が 少 な い 23  ‑0.290  2.  000 

雑 草が 多 い 65  O.  077  ( 0 .   1  55) 

コ ン ク リ ー ト 化 さ れ て い る

9  ‑0.599 

そ の 他 4 

1. 

401 

地 域 外 旭 川 108 

‑ 0.

274  O.  5 1  3 

八繍

124  O

239  (0.  1  44) 

外的基ltI 続 し み や す い 111  ‑0.518 

( 親 し み ) 親 し み に く い

2  1  O.  475 

』 ー

(7)

司王2主主主川の河川II.環境に関する地域住民の;O:t

量 しくない」の 6羽目であ

った。外旭川地域では,

季節感のある J .

r

ごちゃごちゃした J .

rJ11

幅 の狭い川 J ととらえられ.八橋地域では「季節 感が無< J .   r 人工的」で.. r 樹木は少ない

jが

f

好ましい川 j ととらえられている。 ここで注 目されるのは.外旭川地域では「象節感がある J

ととらえられているように,比較的よいイメー ジを持たれているのに . r 好ましい

j

という感じ は明僚には持たれていないことと.逆に八橋池 波では比較的よいイメー

ジに乏しいのに,やや

強 < r 好ましい

j

と感じられていることである。

これは,たとえ人工的であっても河川改修が進 み,散歩などの利用に結びついていることが反 映し ていると考えられ.今後の河川計画におい て念頭に置く必繋があろう

.

3・3

続しみやすさに関する怠陵情造 河川に対して縦しみを持っている人は,どの ような人々で,どのような点に感じでいるのか を知ることは今後の河川計画にと

って重姿と考

えられる。 そこ

.アンケート調査結果を義に,

数量化理論

II

煩を用いて河川への親しみに関す る窓税構造を検討した。

外的基準を殺しみとし,アイテムとして草生 津川へのイメ

ージ,環境変化への認識,現状で

の問題点,地域の

4

項目を取り上げた。結呆を 表ー

2

に示す.

解析結果は.相関比が

0.246

と低< .これらの 項目だけでは貌しみに関する意識嫌造が明瞭に 判別されたとは曾えないが,二,

三の特徴を読

みとると次のことが言えよう。

まず,外的基滋のカテゴリー数量は,殺しみ やすいから親しみにくいになっているので,数 量が大きいカテゴリー程縦しみにくさを高くす ることに貢献していると解釈される.範劉と偏 相関係数から.1:i.生津川へのイメ ージが親しみ に一番大きく影響しており,次いで現淑での問 題点,環境変化への認機の顕であり,地娘の影 響は小きかった。イ メージの中では. r 貴重な自 然」とみなしている人.問題点の中では「コン クリート化j されていることに不満を感じてい る人,そして環境変化の飽識の中では「懇くな ったj と思っている人がそれぞれ意見しみを感じ ているようである。逆に,親しみにくさを感じ ている人は

t

1 ; r . 生 津川に「洪水」や

f

水害」を 感じ. r なじみの無い

JIIJ

とイ メー ジしている人,

平成 5年 2月

環境の変化に「無関心」でいる人などと解釈さ れよう

.

これらから.開発の中で残された食重な自然 を草生津川の河Jl

I

環境に託し,サの滑らかな流 れからみればコンクリ

ート

イじされて環境が慈く なったと考えてい る人々の中に親しみを感じて いる人が多いことがわかる。即ち,草生滅川に どのようなイメー ジを持っているかが一番 1 重要 で,その中では河Jl

I

環境の中に食震な自然が残 されていることが何よりの貌しみやすきの源泉 であると考えられる。

このような人々は,他の解析から5 0 代以上の 人が多かった.従って地域住民の窓識を汲み上 げる上で,このような,この地で生まれ,普の きれいな川を知っている人を大切にする必擦が あろう

.一方,蒼い人々は,現状の汚れた,人

工的な,季節感の無い窓生津川しか知らない散 に親しみを感じている人が少なかった。このよ うな若い人々にも親しみを持たれるためには,

良いイメージを持たれる必要があり,それには 前述のように

8

然の豊かさを第一に,憩いの場,

遂ぴの場も兼ね備えた河川環境を作り上げてい くことが重要であると考えられる。

4.

2

様々な観点から草生津川の河川環境に関する 住民の意識を採ってみた結果,次の結論がえら

れた.

( 1 )

一般的に河川の魅力とは,川の景色や水の

流れなどの自然そのものの魅カであり,次い でその利用への魅カである。

(2) 

窓生津川に対する愛婚は地域によって異な り,生まれた所や散歩道などの川との結び付 きが強〈関係している.

( 3 )   河川改修工高野の進み方によって,河川環境 の変化に対する認識は変わる。来改修の外地 川地核では水質の悪化によって慈くなったが 過半数を占め,改修の進んだ八橋地域では逆 に良くなったカ

f

多かった。

)

  現在の11.生津川については,住民の

2/3

以上 が排水路, ど ふ ・ J l

I

等のマイナスイメージでと らえているが,残り

1/4

強は貧 m な自然.憩い の場等の良いイメージでとらえている。

(5) 

現在の問題点は,第一に水の汚れ,第二に

雑草の刈り取りである.また三番目にコンク

(8)

‑46

羽 凶 守 夫

リート化がとりあげられた地域もあり,この ような改修エボには抵抗感のあることも認め

られた.

(6)  務主主総川の魅力は地域によって災.なるが,

とその回りの自然の一体感や広々とした河

川空間にあり,将来は魚の緩める,子供も遊

ぺる川が望まれている。

(7) 

河川への親しみには持たれるイメ ージ が重 婆で,その中では 1 f 重な自然が残されている

ことが特に蚤要である。

謝 辞

本研究を行うに当たり.数々のご協力を頂い た安保 A 喜,畑中直人の阿君並びに調傘にご協 力頂いた住民の管機方に厚〈御幸

L$

し上げま す 。

参考文献

1 )  U I下等 J 水辺に関する履歴に基づい た住民 の都市河川野備と利用頻度の分析¥水工学 論文集,

Vo

l .  

34

, 

pp. 31‑36

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1990  2)

杉尾等, 都市助

l

、河川に対する住民意識と

その変化"水工学論文集, Vo

l .  

34

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pp.37 

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3)小松等.

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住民意識"水工学論文集.Vo

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Vo

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34

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1990 

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J 河川環境評価についての一考 祭 ¥

水工学論文集.

Vo

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1990 

参照

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