• 検索結果がありません。

論文内容要旨 論文題名:

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "論文内容要旨 論文題名:"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

論文内容要旨

論文題名:立位における腰椎,骨盤,下肢の矢状面上のアライメントパラメーター間の 関係 -X線写真計測値を用いた検討-

専攻領域名:保健医療学研究保健科 保健医療学専攻 運動障害リハビリテーション領

氏名:鈴木貞興

内容要旨

【目的】体幹機能障害に対し,理学療法を施行する際,骨盤アライメントと腰椎アライメン トの関係について考慮することが重要項目の一つであり,この関係については仙骨角と腰 椎前弯角に関連するパラメーター間の関係から論じられることが一般的である.本研究の 目的は,一般的に採用されるパラメーターに腰椎傾斜角と寛骨傾斜角,骨盤並進を示すパラ メーターを加えて腰椎アライメントと骨盤アライメントの関係を再検討し,仙骨角を規定 する要因が何であるかを検討することである.

【方法】対象は、2000101日から20111130日に,メディカルチェックメディカルチェ ックを目的に整形外科へ受診した48名のスポーツ選手のうち,疼痛などの愁訴を有する者、

X線写真の画像が不鮮明であり計測が困難であった者を除いた43名(内訳は男性20名、女 23名)である.X線写真撮影時の平均年齢は男性28.8±4.7 歳、女性は26.1±4.3歳であっ た.受診時に撮影された腰部のX 線写真と全下肢側面像から,腰椎前弯角,腰椎傾斜角,

仙骨角,Pelvic Angle(以下PA),寛骨傾斜角,足関節に対する骨盤並進の度合いを示す下肢 傾斜角を計測した.各変数間の単相関分析及び仙骨角を目的変数,他のパラメーターを説明 変数とした重回帰分析を用い,腰椎アライメントと骨盤アライメントの関係を検討すると ともに、仙骨角を規定する要因を検討した.

【結果】腰椎前弯角と仙骨角(r=0.91),腰椎傾斜角と仙骨角(r=0.46),腰椎傾斜角とPA

(r=-0.59),腰椎傾斜角と下肢傾斜角(r=0.41),寛骨傾斜角とPA(r=0.60),寛骨傾斜角 と腰椎傾斜角(r=0.47)に有意な相関関係を認めた.重回帰分析の結果,仙骨角を規定する 要因として腰椎前弯角と腰椎傾斜角が抽出された(p<0.01).PA,寛骨傾斜角,下肢傾斜角が 仙骨角を規定しているとは言えなかった.

【考察】重回帰分析の結果、腰椎前弯角と腰椎傾斜角の2要因が仙骨角を規定していた.腰 椎傾斜角が同程度の2者を比較すると,腰椎前弯角が大きい方が仙骨上面の前傾は大きく,

(2)

腰椎前弯角が同程度の 2 者を比較すると,腰椎傾斜角が前傾している方が仙骨角は前傾し ていることが推測される.本研究の結果から、体表から評価し得る腰椎前弯角と腰椎傾斜角を 計測することで仙骨角を推測する可能性が示された.

【まとめ】腰椎傾斜角を計測するために用いた椎体の中心と大腿骨頭中心は体表から特定するこ とができないため,今回の結果を直接,臨床へ応用することはできないこと,性別を区別すること なく同一に処理を行ったこと,対象者の年齢が偏っていたことが,本研究の限界であり、今後の課 題である.

キーワード

仙骨角,腰椎アライメント,骨盤アライメント,腰椎前弯角、腰椎傾斜角

参照

関連したドキュメント

予後不良例が多いと報告されている。また、脂肪組織は心臓周囲だけではなく、心筋その

血流状態あるいは治療後の治療デバイスによって血管の描出不良をきたすことがある.近 年,高機能 MRI 装置では,3D-black

【対象と方法】対象は健常成人男性 20

論文題名:Age and bone marrow cellularity are associated with response to eltrombopag in Japanese adult immune thrombocytopenia patients: a retrospective single-center

被験者として Dube らの SB 臨床診断基準を満たす健常成人 13 名(男性 5 名,女性 8 名,平均年齢 26.0±3.0 歳)を動員した.13 名の被験者には自

【目的】現在,矯正歯科臨床においてその診断や治療計画立案・評価等に

【結果】5 年間の血液培養陽性症例は 4,464 症例であり、そのうちコンタ ミネーション(497 症例)と患者重複(1,862 症例)を除外した 2,105 症例で 解析を行った。5 年間の

腰椎すべり症患者の椎間不安定性評価である前後屈動態 X 線撮影時の最適な姿勢を調