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論文内容要旨(甲) 論文題名

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Academic year: 2021

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論文内容要旨(甲)

論文題名 Effect of TNF antagonists on the productivity of daily work of patients with rheumatoid arthritis

(関節リウマチ患者の労働生産性におけるTNF阻害薬の影響)

掲載雑誌名 Journal of Multidisciplinary Healthcare 2013:6 25–30 医学研究科内科系内科学(リウマチ・膠原病内科学分野) 古屋秀和

内容要旨

目的:関節リウマチ(RA)は身体機能が障害され労働能率の低下,障害や 失業などの原因となる重要な疾患である.生物学的製剤(TNF 阻害薬)治 療は RA を寛解状態までも誘導しうることが可能になったが,経済的負担 も増大することが問題である.この研究は TNF 阻害薬による治療と RA 患者 の労働生産性の変化ならびに疾患活動性との関連について検討すること を目的とした.

方法:生物学的製剤投与を行った高疾患活動性 RA 患者 42 名に対して治療 前,6 か月後および 12 か月後に疾患活動性(DAS28)および日常生活動作

(mHAQ)を評価した.労働生産性の評価は-100~+100mm の visual analog scale (VAS)を用いて評価した.

結果:42 名のうち雇用環境はフルタイム 14 名,パートタイム 6 名,家事労 働 22 名であった.TNF 阻害薬開始後 6 か月後と 12 か月後の疾患活動性は 治療前に比較して有意に低下した(P<0.0001).また労働生産性の評価も有 意に低下した.疾患活動性の改善率と労働生産性の改善率との間には有意 な相関が認められた(P<0.05).さらに治療開始前の mHAQ は 6 か月後,12 か 月後の労働生産性の改善の変化率と有意な相関を示した(P<0.05).

結論:生物学的製剤による関節リウマチ治療は労働生産性を改善させ,間 接的に経済的な利益をもたらす可能性がある.

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