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 白 井 克 彦

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Academic year: 2021

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― 3 ―

ご   挨   拶

早稲田大学総長

 白 井 克 彦

 第35回の産研フォーラムということで、非常にたくさんの方にご参加いただきましてありがとう ございます。「新興市場と日本の成長戦略」ということで、これからの日本の方向性を議論しよう という意欲に満ちたフォーラムだと感じます。これから長丁場ということですが、ぜひともホット な実りのあるフォーラムになることを期待しております。

 我々はジェトロさんとは既に1998年に包括協定という形で、我が学生の教育、共同研究等々でい ろいろと一緒にやらせていただいてきていますが、今日は林理事長もお出ましいただいて、この フォーラムを一層意義のあるものに、ジェトロが昨年創設50周年をお迎えになったということで、

このフォーラムもそれを縁に利用させていただいて、両方でジェトロの50周年も祝いながらこの フォーラムを開催させていただいています。よろしくお願い申し上げます。

 日本経済はこういう状況ですけれども、ここにあります、まさに新興市場といいましょうか、こ れからはアメリカ、中国だけではなく、多くの新興国の市場を意識して、我々はいろいろ事業展開、

国のさまざまな産業構造、その他商品をつくっていかなければいけないと思います。そういう大き な転機を迎えているという意味で、今日のフォーラムもそういうことに向けた、実際に実務を毎日 やられている皆様方はもちろんのこと、これから社会でそういうことに取り組もうという若い研究 者、学生たちにとっても大変刺激になるようなフォーラムになるのではないかと思います。

 早稲田大学は現在世界中でいろいろな国と交流をしていますが、今現在、77カ国、約405校の大 学と、さまざまな形で共同研究なり、学生の交換なりを進めています。その中にはいろいろな国が あるわけですが、隣の中国でいうと、既に100校ぐらいの大学といろいろな協定をやっています。

それに比べると、今日のテーマである例えばインドを取り上げると、まだ5校ぐらいの関係しか我々 は実際にやっておりません。これからそういう地域と大学も組んでやっていこうとしている開拓中 といいましょうか、既に着手はしていますが、正直なところ、これから交流を深めていこうという 状況に今あります。ブラジルも非常に古いのですが、たくさんの交流がなされているかというと、

実績が必ずしもあるわけではありません。したがって、大学自身も新興市場といいましょうか、そ ういう国々との交流を今後一層深めていきたいと思います。

 実は数日前に、9月入学の留学生の会をやりました。これを見ますと、これまでは中国に限らず アジアからの留学生が非常に多かったのですが、今年の傾向は、かなり世界に広くなってきました。

そういう意味でも日本の方向性は、敏感にいろいろなほかの国々にも影響を与えてきているのかな と考えます。要するに世界中、アフリカも含めていろいろな国からたくさんの留学生が来るように

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なってきている。そういう変化がこの9月は非常に顕著にあらわれてきています。そういう意味で も、今日のテーマは大変興味深いと思いました。

 ぜひとも今日は実りのある会になっていただければと思います。皆さんご来場、本当にありがと うございました。

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参照

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