4主桁並列橋の架設時における強度算定式の有効性
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(2) I‑001. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). めに,橋軸方向・橋軸直角方向ねじれ角を拘束した.図. 2.5. 2.5. 2.0. 2.0. 以上のモデルを用いて,4 本桁モデルとの荷重−各変. 1.5. 1.5. 位関係を比較したものが図−3 である.これを見ると各変. 1.0 1 .0. 1.0. 0.5. 0.5. −2 はモデルの全体図である.. 位がほぼ一致していることが分かる.このことにより,以上 の境界条件を持つ 1 本桁モデルにより,4 主桁並列橋の 挙動を再現できることが分かった. 4.正曲げ解析結果 前述した 1 本桁モデルを用いて,単純桁の合成前構造 における,安全性ならびに極限強度特性に関して,アス. 0.0 0.00. 0.02. 0.03. 0.04. 0.05. 0.0 0.0. 0.1. 水平変位 (m). 0.2. 0.3. 0.4. 0.5. 鉛直変位 ( m). 2.5. 2.5. 2.0. 2.0. 1.5. 1.5. 1.0. 1.0. 0.5. 0.5. 4本桁モデル 1本桁モデル. 0.0 -0.01. 0.00. 0.01. 0.02. 0.03. 0.04. 0.05. 0.0 -0.01. 0.00. ねじれ角( 立体ブロック部) (rad). ペクト比及び水平補剛材の有無等をパラメータとしたパラ. 0.01. 0.02. 0.03. 0.04. 横桁位置)(rad) ねじれ角(. 図−3 4本桁及び1本桁 荷重−各変位関係比較. メトリック解析を行った.図−4 に荷重‐局部変位関係を示 す.どちらのモデルもパネル間に垂直補剛材を設けない. 0.01. (支間 42m,アスペクト比 2.5) 2.0. 2.0. 設計であるが,安全率は架設系での規定値 1.36 を有し. 1.6. 1.6. ており,安全性に関しては問題ないと考えられる.また,終. 1.2. 1.2. 1). 局状態まで局部変位のみで推移しているが,66m モデル. 0.8. 0.8. 面外変位. の極限状態では横ねじれ座屈が起こっている.. 面外変位. 0.4. 0.4. 局部変位. 局部変位 0.0 0.00. 0.01. 0.02. 0.03. 0.04. 0.05. 0.0 0.00. 0.01. 5.4主桁橋梁に対する強度算定式の有効性 前述の解析結果をもとに,曲げを受けるプレートガーダ. 0.02. 0.03. 0.04. 0.05. 変位 (m). 変位 (m ). BS66-101 MODEL 図−4 BS42-101 荷重-局部変位関係図 MODEL ( 支間 42m, 66m). 1.2. ーについて既に提案されている強度算定式 2)と比較し,4 主桁並列 橋における算定式の有効性について考察を行う.算定式の対象と. 1.0. するプレートガーダーは,圧縮フランジ及び腹板の局部座屈が終. 0.8. 局状態となる曲げパネルで,水平補剛材は設けないものである.断. 0.6 h/tw=109:強度評価式. 面に作用する曲げ耐荷力は次式で算定される. 0.4. M u = σ uf A fu (e y −. t fu. ) + σ ul Afl ( h +. tfl. − e y + t fu ). 2 2 t fu 2 λ pf 2 1 1 + ( e y − ) σ uw tw ( ) + ( h − ey + t fu ) 3 3 2 λ pw 3. 0.2. h/tw=120 h/tw=109:解析値 h/tw=120. σ fl tw h+. tfl 2. − e y + t fu. 0.0 0.0. 0.2. 0.4. 0.6. 0.8. 1.0. 1.2. α. 図−5 強度評価式と解析結果の比較. この式を用いて,ウェブとフランジの幅厚比及び部材の細長比パラ メータαを変化させながら曲げ耐荷力を求めたものと解析結果を比較したものが図−5 である.算定式と解析値は ほぼ一致している.これにより,強度算定式は 4 主桁並列橋にも適応出来ることが分かった. 6.まとめ 1) 4 主桁並列橋は,1 本桁の横桁位置において,①水平変位を拘束,②橋軸方向ねじれ角を拘束,③鉛直軸回 りのねじれ角を回転ばねで弾性拘束したモデルによって,その挙動を再現できることが分かった. 2) 正曲げモーメントが卓越する支間中央において,垂直補剛材を設けない設計が可能であることが分かった. 3) 強度算定式は,4 主桁並列橋にも適応出来ることが分かった. 【参考文献】 1) (社)日本道路協会:道路橋示方書・同解説,Ⅰ 共通編Ⅱ 鋼橋編,平成8年 12 月,2) 堀田 毅:LP 鋼板および鋼 2 主桁橋梁の強度評価法に関する研究,大阪大学学位論文,1999,3) 西村宣男:鋼橋の立体的力学特性を考慮した設計の合理化に関 する研究,大阪大学学位論文,1985 ‑2‑.
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