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傾斜地果樹の生理, 生態に関する研究 I. 傾斜地の環境要素と果樹の生長について (2)-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

香川県熟翠科不善準帯革静

傾斜埠果樹の鹿凰盤愚拓関する疎究

l傾斜洩の痍輯衰霹

ヨ坤y軸19g享箪1紳dep9‡ogic年1寧tudies押女uit対甲声桓S真野匝g,9rGha 葺.、′。単軸tipnb牟押eep鴫ee叩i叩叩甲tal払出嘩頑、号1qp享!噂j9澤1喝で虫‥、江鱒d the g工OWtho至f‡・uitt‡eeS.(2)

By TaiラiKUROKAMI,Masa・yOShiASHIZAWA,MasayoshiMORl,

Minoru SAITO,Tetsu SOGABE,and TadashiKANAおE

(Labol乱tOr・yOf Pomology) (Received October2,1953) 斑 実 験 成 練 〔お〕昭和26年贋成績(冬季間調査) 「註…〔A一〕は前報の昭和26年変成絞(夏季間調査).」 〔鼠〕冬季間調査方法 前報に引続き冬季間調査として,昭和26年11月より昭和27年3日までの5ケ月間に亘り,観察を行 ったので,その結果を玄龍述べることゝする・ なお前報濫於ては,夏季に実施した実験方法に就て述べたので,ここには冬季に・行ったものの中. 夏季に行わなかった事項について述べることゝする・ (1)土壌粒子の大きさ並に・全酸度 土壌粒子の大きさ…・演部及び低部の商標準区から,地表及び地衣下柑,30,60,120cmの部分よ り供試土壌を採取し,風乾した後血1mへ′200me慮lの節を用いて節別した・ 土壌全酸駐・・Ul・・地衣,15,30,60,120cmの各深さより供試土壌を採取し,これ等について大工原 民法紅より全酸皮を検定した・ (2)地質学的調査 頂郡及び低部の商標準区より,それぞれ深さ30,IOOcmの部位から下記の試料を採取し,その各に ついて全分析を行い,化学的成分の数量的変化,鉱物組成分の変化並にその器械約分析を行った, 〔.試 矧〕 U及びL…‥‥l母岩 U瓦及びL‡・州1地 表上り深さ100cm内外の褐変して居る風化土.(俗称まさの状態)

UI及びLト…・い地表より深さ30cm内外の表:とと殆んど変りのない,有織物を混在していな

い風化土.

U,U∬,UI・い∴頂部

L,LⅡ,LI・…・・・低部 鉱物組成の変化は,母岩及び各風化土100gづつをとり,母岩は圧砕し,又土壌中のMineI・alaggre・

gatesは破砕し,単体分離を行い,すべてSingrlemineralとなし,大小の各Fractionに・分けて,

それぞれ比重選及び検鏡により分類した. (3)粒の粟直約分布及び乾物重,灰分蚤

(2)

欝1甘巻欝ノ2骨(1953) 欝12一図、根の垂直的分布調査法 14占 阻の垂直的分布刷∴瀕,∴償両榛準区に・つV・、てり各調

ノ. 査樹の釆,軌南,北の四方向から,樹幹より1.5mの

部位を中心と「して,講私 横,各imの穴を堀り,地表 ∼▲15 ま5∼30 30−Y45 45一−60 60∼75 75∼90pmの 各土暦に分布した椒を,水洗出法によって堀上げ,各 ニヒ層毎に秤崖調査した. 乾物屋J。灰分鼠十‥1免償両標準区より,1∼4年枚, 細限∼樽.大根凌採取し,∴乾放器及び電気炉を用い,定 法軋より調査した・ 供試材料の採取ほ,枝部では樹冠中央部の周辺に位 サるものの・中,四方健から4一年枝以下め各年∵枝を附せ、る枝を各4本づつ計16本探収し,この上に 潜赦した各年齢枝を別々紅調査七,根部は、上蓮の垂直的分朋す査めために∴猟上げたものについて行つ た. 「本研究の冬季間調査成続並に地質学的調査成績の要旨は,昭和27年1!日中周芸学会秋季.大会軋於 て報告したも由である..l 〔証〕叫一般気象調査成績 ∴本試鹸地の冬季間把於ける気象状感ゐ概括的状態を把握することは,本試験を遂行する上iこおいて 湊考と.する点が甚だ多い長め,漆調査を実施した. ∴その結果ほ第13i王4両l溺に示す如く, ‖.350C,平均験低累遍2.520C,平均 欝13廃卜各旬別一一腰気象調査表 茎苫選者⊂ニコ′腫梢 ダノ 水面蒸発鼠251.66mm,総降雨崖270巾il元m,(平均湿 球轟喫5・5qOC)を示して居る・名句別最高湿度の敢低 値は,1月下旬の7.830Cであるが.,1月中旬から2月中 旬に至る問の各旬は,7.8−′8.2らcを示して居り,相互 間の羞は僅少であった… 次に冬季間調査に於で比扱的 鼠算で奉るキ思われる最低平均気温の最低値は・,1月 下旬より2月上旬の0.99へノ仇980cであって殆んどlOc に近く,旬別平均では零靡以下を示して居らない.濠 低気温の平均ほ都述の如くであるが,最低の極温は王 月20日に∴4.00(:に下って居る. 降雨の季節的分布状態はユ月中,下旬の20日間紅142.9 mmを示して居り,これは.全降雨鼠の約64%に相当 する・ 旬までの各旬は,略20mm前後乃至それ以上の降雨塩 を示して居り,気混の低下期である12月上,中旬ほ故 も少なく,僅かに3′一束nmに過ぎ蒔い・なお総降雨鼻 より給水蘭蒸発量を減じたものほ,ほ45mm壱こ過ぎ ず,甚だ僅少であると云えよう. 上述の気温,蒸発慮,降雨鼠の三者間に.於ける相互 的関係ほ,気温の最低を示す時期(Ⅰ月下旬∼2月上旬) 及び此の前項の時期に,蒸発最も、普た牽低乃至之虹近 ■ 右乱鞋言古・一芸」宕一を一志去・一笛亮 .降水劇 m ↓口乎雲水鱒夢廃盈 月、 2 月

(3)

香川県立腐科大学学術報告 い値を示すが,降雨愚は逆に汲も多く,初冬(12月上 旬一1月上旬)の気温の漸低期に.は,77.Ommの比較 的高い蒸発恩を見て居るにかゝわらず,降雨藍鱒最低 を示し,41.3mmに過ぎず,蒸発監の方が約36血m多 い状態である. 146 劉4由調査期間平蠣象状態(悪霊慧紘賢) 12 1】 10 9 混牒 J夏7 6 5 200 以上の結果より調査地の気温は,冬草としては寧ろ 降水吊及び蒸発彙ハ帝辞︶ 0 温暖な状態に属するものと考えられ,水面蒸発箪が比 較的旺盛であるに.かゝわらず,時期的松見ると降雨量 がやや少ないため,場合によっては乾燥に凝り易い状 態常・あるもの牟声えよ.う・ この成績は,演部平現地の裸地に於けるものであ、る から,傾斜地の各傾斜部位並に方向によって,それぞ .180 60 40 20 -100 80

﹁巨トー

4 3 2 1

細 れその趣を異にすることは云うまでもない.

〔韮〕気 温 頂部標準区(平坦地),中腹部未深耕区(綬傾斜地), 低部標準区.(綬傾斜地)の秋期落葉後に於ける樹冠 外側部の気温は,第16表及び第15図に示す如くである. 全調査期間(11月10日∼3月29日,140日間)の平均 降彗憩 蒸発放 漫球温度 乾珠温鹿 温故温度 麓高温柁

気温は,■頂部払.ほ約9.40C,低部区ほ約9.70cを示し,撰部より低部へと7■る忙従い,わずかに上昇

の傾向が認められ,濾,低両区の差はほゞ0・30Cを示している・

次に地上iOcm’より 20Pcmまでの各高さ匠於ける温度変化ほ,3区とも地衷より100cm迄は高くなる

に従い逐次低下の傾向を示すが,政,低両区とも200cmの部位でほ,iOOcmの部位よりも硝高く

30qmの部位よりはやや低い値を示している・第1咽 ほ.り丹10日から2月28日に零る110日間の地上各高さ の部位の平均気温をグラフとrして示したものであり, 中野区に於ける地上60∼柑Ocmの部位上,凰低両区 の向部位とが,それぞれ異った傾同を有して居ること を革㌧て屠るが,之畔調査ク都合により,頂,低両区で

ほ,柑Ocmの蔀位の魂査象省いて,100cmよりすぐ

200cmの部位へ飛び,中腹区.は150cmの部位の調査 を行なづて,200cmの部位の調査を省いたことによる ものであろう. 各高度庭よる頂,低両区間の気温の開きは,地上 10cmゐ部位か最も大であり,約0.3QCを示し,100cm の部位読も少なく,約0・20Cを示すが,両者の羞はわ ずかに0.lOCに.過ぎない. 即ち讃,底両部の高皮羞は約8mであって,平均男 温忙於て約0小30Cの開きを示して居り,また地上10 c叫よ、り200cm迄の各高さ軋於ける温度差ほ甚だ僅少で, 欝15図 各区別平均気温 .テい 乎専売狙

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∼ 望 ㌔陶こ四〇里

′fl.∼..し

.一l一tl∼底血棚ま ﹁=錮醐壁 平均l革況 cm∼㌔聞小一一〇旦 00 旬 地変よりの高密 em 80123冬567899・01包含ヰ567891(′・O c。 平均気通CO と0 1貞都区地上60cm,低部区地上100cmの部位 が幾分低下を示しているに過ぎない・頂,低両区の各高度による気温の開きほ,地表紅近い部位ほど 大であり,地上100cmまでほ高さを増すにつれて,逐次相接近する傾向が認められるが,100cm以上

(4)

第5巻第2号(1953) 147 ○森膵∴:二悪寒藍震 欝16費 各旬別平均男温(OC) OU 5 h 81 002 ニッ†へ∂ ・53、2ハリ l l l l 4一1 00しS 25.乳、含 5−3 2 0 1 1 1 1 53 1んー の0・4 1 1

151.5 130.9

10′}19日 20ん29日 1′24;.0仁124こ2 竺旦ヱ竺旦 ( 喜≡ナ3≡ 1銅1去言:雲 _ 30∼9日 10.、ノユ9誓 20′∼29日 1設計法芸l誌喜 93・6】941タ ∴、 35..9 53.0 56.3 47‖8 革0′−9日 10{て19日 20′}29日 W nこW DW ∠U・4 ハ0′0 58 ▲〓︶ヱU 15 24 ′04 0U/0 1月 雲…:三菱芸喜:…

DW DW一DW ︼b.偽 ′05 ′04 ′0⊥ 32 75 5ウ︼ 90U 54 −b3 ′04 ′04 ■鎚ワト 20ノ 78 2︵U O nO ′OU<U 53 ‘U4 ′04 Oムーa ︼んOU 70u ′O1 04 5∧V 53 ′04ノ′〇■槌 25 18 70ノ 0<U 74 30

、739 55.4

0ノ7 0ノl qU4 へ∂ 3 ′hU3 53 7■偽 19 08 l l S3∴1 52‖1 ‡沌ニ4 a6.6 63∴6 62.8 49.7 47.8 76‖0 70小5 51誹り 50.0 ′nY O 31 ■.a︰りム 35 73 イ∂3 75 10ノ08 l l 53−J40′0 3′0 52 2 7 53 ′−U57 5 30・一8日 9′−ユ8日 19′−28日 ∧V O・︼bこ2 ′b・ヰ 3T 10ノ、爪V8 1 ﹁⊥ 50 A:礼 07 0/ l ′04 ′05 2 月 nO∧V q二も ノh︶r∂ 1 5 5 1 ウ︼1 75 1︰0ノ 00U l l q′ウ︼ ′hV O 3.4 05.4ウ仙 2うJ 7−.∂ 10ノ 00U l l DW.nこW DW OU′〇.■上4 12 8〇〇.2 3∧y ′0こb▼ ▲2Tq O Oノ l l 71.・5 59J9 日 日 日 8一b 44 40 0L l q一 〇〇〇 T⊥ l

11月,10 甘より

2月28日迄の総計 同 上 平 均 】 においては殆んだ平行した状態を示している. 〔ⅠⅤ〕地 温 12月中旬より3月下旬までの‖0日間に於ける平均地温は,第17衷,第16,第17南図に示す如ぐで あって,地表よ<り地下120cm迄の各部位とも,堀部標準区に収づ,。.町低部標準区はいずれもやや高い値 を示している.即ち堀部標準区の地表温渡約9.70c軋対して;低部標準区は約10い10cを示し,約0.4 0C嵐く,更匹地下15皿では0・30C,1印皿0・7?Cといずれも高い値を示して居り,地下15cmより ほOcm迄の範囲内における,、払低両区の轟蕨の開き咋i■地下深柳こ至るに従い逐次大となる傾向が 認められる.

(5)

香川県韮贋科大学学術報告 1LE8 欝′17費 各卸別平均地温 (CO) ]頁 部 標 準 区 低 部 棟、準 区 芹日>」・旦讐き飽焚い5l.3り60仁120 照費l!亨!30!60】120一也家 1 0 2 0 ′0 0 3 S l ‡2雪i妾β=芸岩 ∴ l ∴

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9晶

827.21859.、311095.9】712.紳52.0 2 ‥∴ ̄二丁_■ ̄1二 総 封 平, 均 早甲上手・5司ノ 7・09き 7ィ′9 7・59i788き9、96 6.5415い98 呼均地嶽・ぐ 第16図∵各区別平均地温 第17図 各区別平均地温 _頂部種準喧 ・−・・・−{ 一−−一一 低部標準区  ̄■‘■ ̄ ̄■ 致掌区 頒布草生寧 O 15:う0 00 01530 00 慶 1 /. 次忙低部標準区と同一一傾斜低郡の綬傾斜地iこ設けた敷革区め地変温度は,低部療準区よ、りやや低い がゝ地下15㌫nでほ逆に約0.40C蒔く▲;地下3b∼60cmではほ′ゞ等しい飽を示し/地下120cmでは腐 10C低い.

(6)

欝軒巻努せ骨(l宛3) 劉8図 ノ各月別平均地轟■(dO) 149 礪部標準区.と同一{の傾斜地の渡部乎・埋地に設けた草生 医の地表溶質ほ,上述した8区華比し造匿低く6J50Cを承 すに過ぎないが,地下15cm以下に於ては寧ろ頂部標準 区よりやや高J、傾向を示している.傾斜中腹部の綬傾斜 地に設けた深瓢‡草深桝の繭区でほ,兼深餅麗の埠教臥 度約9・80qに対レて;深耕区∫ぬ約1′OC低い倍を示ずが, 地下15cT蛸′下降於てほ;、30血の部位を除いてi酌ま等し く,深層のi20c即で妹かえって深耕区の方が幾新和、値 を示しノている.な線路下頼義如他の地温は,釆深雛

叩1500

嵐 ‘

叫 J“■ヽ 13C。区より深耕琴の方が約0・5?C低い値を示している

p ユ4早 調査全期間を通じて,地温の薯低を示す部位吼、各区

共地表下1年ci這であり.,湿度曲線はこの部鱒を中や

て上方へⅤ字型に近二い曲線な凱、て居り,草生区の地表

温厚を除くと,各区に.よ、り幾分の羞遵は認められるが,

鞄東邦と地下蔓草0甲の′部位甲鞄浣はほゞ9へ′100Cな■示し

で慮る.

凰低南棟準区に.つ示元,⊥時期別地温の変化状態孝各

月の中旬の平均添寝紅より調査した結果は,欝18図に示す如くであ′るて 鱒下15cmの軍使でほ,12,1月の地温ほ頂,低両部ほぼ等しいが,60,ユ20cmほ低部の方が高く,30cm そは12月のみ両部濾ぼ奪しく∴60一ユ畠ocmではし、ずれも低準ゐ方が高し、法度凌示して屠る・ 冬即日鱒深さによる地温の傾向は,′唄,低両部とも地表革び鞄下柑?mはノ1月最も低く,次いで、2, 玖▲3舟と商涼を示し,30∼60とmほ2月最も低く,ユ,8,12月と高くなって腐る・而して地下30cmの 部痩ほ,地下15c血と60d元の両顔役あ濾鹿移行過程の中間に・催するものの如く,2月と1月,草月とユ2 月の各月の温度産は償少である.L地下ほOcmの部位でも2月が最低を示すが,それ軋続いて3,】,′㌢12 月の順を示k?ち二㌧30∼60cmの層とはやや異なった傾向を存、している・ 即ち地襲部乃至之に近い郡億(15′−30cm)は,ユ2舟乃萎1月の地湿が晩低両部ほぼ等しい旛を示

すが,それエ畢外の各庁,並転地下60∼ノユ20cmの部位でほいづれもノ牒漕陀り低部の方相高く,また土磯

中の深さ如岬贋状態ほ,地表紅近い部位(地象−15c如・で紘気温申最低を示す1月が寂も低く, 大凡気温の変弛と相似た傾向を示すが,地下30cm以下i2bcmの各層では,、2月に壊低を示して屠り, 相当男鹿匿比し遮れて地温の変化を生じて屠る.地下30鱒nの 之以上と以下と.の各層の,地温変 化移行中中間軋位するも 〔Ⅴ〕含水愚,合壁笥孔隙霹 調査地ほ花崗岩の風化崩壊によって形成された傾斜地であり,その為た各部位により風化崩壊の過 程を異にして居るので,第18嚢に示す如く,調査のたびに.ある程度土壌の真比乱仮比蚤を異にしてい る.土壌の孔隙最は瀕部標準区二44∼80%,低部標準区41∼29%と約13%■前後の開きが見られ,(3月4日 のものを除く),両部とも場所にノよって相当大きな開きが認められた.欝18家中3月4日の土壌孔隙鼠牲, 他のものに.比し甚だ低い値を示して居るが,之ほ恐らく調査弥統の局部的誤差に原甑して居るものと 考えられる.なほ前報に・於ても,今匝iの場合と同様の開きが認められたが,限部の土壌中分布を考慮 して−ここ般的鑑論ずる土で,各回土壌孔隙恩を平均して平均孔隙鼻、を求弘之より各調査区の土壌含水 敬を減じて含堅気孔隙蚤を欝出したが,今回は各調査を行なう旋毎もこ孔憬豊はり,含空気孔隙蟄を評 定することゝ、した.

(7)

香川県立農科大学学術報告 欝ユ針変/土 僅∵調∵査 (各項胃の眉/月は調査日を示す) 150 欝20図一各調査期別土壌含水盈 平均含水窺 第柑図 地衣層より各深さ別土聴 地表よりの渾既 1月より3月迄の平均土壌含水鼠(第19図)を地表からの各深さごとに見ると,地表部は頂部秩準 区,低部標準区とも,殆んど等しい傭を示して居るが,地下ユ5cmよりユ20cmの各部位′ほいずれも, 頂部標準区の方が対乾士風虹で約1.5∼4・0%多く,而も地下深層匿至るほどこの開きが大であ? た. 土壌各深さの含水遥は頂,低南棟準区ともほゞ同一・の傾向を示し,.地表部より30em迄ほ甚だしい 鹿加、を見て居るが,30cmと60c‡コの両部位ほほゞ等しく,190cmではやや低下を示して居る∴ 地表部と穀大含水患を示す地下30−60cmの部位の含水墨でほ,後者の方が約].・4倍高い,

(8)

磯5ン巻弟2号(1り53) 欝20表 土哩粒子の大きさ別含有率並紅全駿度 1土壌梅子の大きさ別含有率(%) ‡5ユ 各月別含水慮もせた前述の場合と同様の傾向を 示して窟る.即ち果樹根部の比較的多く分布↓て 居ると考えられ,かつ各深ノさ中敷大の含水藍を示

第2咽

1二

ー 深 一 さ

j:二ニ・ご】こ.‥.,…:いぃ,、−・∴.LこJl,.

・m 4+M〃∴‖.り︼ U2ZU川拍凱20k

2 上境全酸度 「

地 衣l15cml30cm

立上二二.____.

頂部標準区 億部標準区 窟 地衣よ り の深度 ヲ咋 す地下30一−60cmの含水量ほ,2月5日の調査を除き≠いずれも鹿部療準区め涛が,磯部標準区よ、り高 い値を示して居る・なお2月5日め 含水遠が,演低両部共著しく底下し,低部棟準区が演部標準区よ

l りわずかに大となって居るこ牟′桓,降雨豊と土壌採取場所の土壌構成状態庭基づぐものであろう.

合空那L隙量ほ頂部標準区如2へノ.3i%,低部標車区約11∼畠4%を示し,各調査の度毎に個当異なつ

た値を示して居ろが,平堵匠づしミて見ると地下飢十120cmを除き,夙底両部とも殆んど近い値を示

し,.∴地下渓層檻凛る二症従い意次低やを見て居る.埠下6つ∼120云mJでは両区の借がやや開き,。ノ00。血は

欝2姻各深さ別土壌粒子の大きさ、(2d叩esh以下)頂部やや九120ふは低部やや大である・・せた

地下15cm以上と地下30cm以下では,両区とも 約5%の開きを示している.なお根部の比較的 多く分布もぺ居ると見ちれる30∼′60c血の平均 含空那Ll療塵も須まぽ22%を示して居り,両区の 差ほ僅少である・ 〔Ⅶ〕土壌粒.子の大きさ及び全酸度 土壌粒子の大きさ及び全酸度は,第20表,第 21,、22矧到に示す如くであり,径2mm以上の 礫の含有牲率は,埠表より地下30c町孝では 頂部採準区に比し低部標準区の方少なく,地下 60−プ几20cmほ逆に低部標準区が遥かに多い. 次笹・200me3】1及びそれ以下の細砂と粘土分 は,礫の場合と鱒こ,地下30cユn迄は頂部標準区 .少なく,、′6qcm以下は多くなつ一て屠る, 径200meSh以下の土壌粒子の土機中含有率︵璧 一15\ 30 、60 地表よこりの深度

(9)

舶2 沓川県立盛科六学学師発奮

地衷に於ける浪,低南都の礫及び細砂以下の微粗土の含有率の貴異ほ・,∵降雨その他に・よる土壌便蝕

の影響を被むるこ・と.により,地下牢OT120c鱒の部位のそれほ.主に母岩の風化崩壊の進皮と関連深きも

Pがあろうと・思われる・

之を要する一年,頂部榛準区の襲鹿土.壌構成状態は,低部梯準区−Lに此し比較的大きな粒子を多く奇病

してし、るが,深層(下層)でほ蓮に低部株準区の方が,地下60−1批血附近においで比較的多くの藤 を含∼・でいる・このこと脚鴨の土壌保水力に異なった影響を及ぼす原因となるものと考えら\れる・ なお全酸度ば地下8q√㌣Å軍?甲の部位において,著しく高い値を示してい苧・ 〔Ⅶ〕地質学的調査 (さi呈)化学的箪分の数農的変化 礫匹夫験方糾おいて述べた酎如癌料につい七調査した結果は,那域の如ぐである・なおこの 分祈結農か.ら風化した蚤成分の消長を学祭するために・,MERR比Lの方泣(MERR虻エ,G・pJ;RoヰS,

Ⅰ・0中Wea血er魂andsムil去,‥斗897)沈よ、り,化学作間に最ンも抵抗撒いF寧2P8を基準とし木頭塵

の各成分の損失盈を・曙岩に射す草創合担こ換辞した結果ほ;野22衷?如くそある・即も全損寒肇は

(再)(UI)で,18∴27%、,3q.白2お,(L‡),(LI)でほ夫々17.庵%,2

ほ比較的損失少なく,化学作用が僅少の 第23園・離械的観成中の鉱物分布 ようである・しかしながら低部に比し顕 頂 部 部¢寿がやゝ嘩寒常大きく,化学鱒即ヒ が逸得しているものの好く,其の七漣ね 鉱物粗澱分の消琴とも・一増し (i′i)、鉱物相成努の消東 廠物組成分の消良を調査レた結果穂, 滞23,24両家及び鱒23,24両図にト示す如 ぐである・(第23,24南東中叫t,Cla㌢申 の鉱物検定紀和いて,各校千の鑑定が不 充分であるため,その比を・一風妻、inesaPd と等しくした.そのため充分な結果と.は 京町粗く,この場合むしろClayを除い た方が好韓果を得た・であろうと思われ る.)右翼ほぐユ1emicalactionに抵抗性 極めて大なるため,石英:長石,石英: 巣寮母の此を求めて見ると,軍部に・於け 男21衣 (頂、郡) S 各線子の含有率︵形︶ 叩 2−り三ら Iニー■川= tリ・∼・津川 土壌粒子り木きさ 土 壌 全 分 析 表 (低 郡) u

iロ 旺

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:二 ̄_− ̄ニ  ̄二111− ∴ ±_ 牒麿物 風乾物≡乾物!風乾物!乾物l風乾物】乾物 0 】二L21− 0 I 】 67 1亡1 3 O 0.13≡ 0 78 OU 1 2 1 ′Uノ 7 n乙へ

128‘U A〟O l lヽ1a︵u︵けl∼ 6

1 0 1 551312■b30/′O S︻J 4二じ一∂O14二7 10リ037 0170 1 0 1

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′O l nV ﹁⊥ 0.】.11 0 0.錮‡ 0 ー一35050008′00′5 32′n︶005︵U5′03︵U O 0.7(iヨ 0∴ 2.1(i 69・23 17.25 3.90 0.05 1.82 0.52 1.38 1.50 1.12 0.53 99.\46 1 1▲00 ノh︶ ハブ∧V12 68.21 15.22 30 0.09 287 1..12 」 芸∴喜主喜:喜…孟:…王 1い271 0,.6210 】00.77JIPO.82jlOユ.02

(10)

1弱 弟5巻第2早く1953) 罪22費 酸化鉄を基本とした各成分◎親犬割合(MeIでillmetbqd) (低 部) L 止 (頂 郡) を母岩に 対して政 左記loss 界すると 0.88 12。61 1り96 0 OJO5 1.48 2.05 ヰ85 2.05 0.29 0.86 25.32 三 左官己loss を母に 岩 対して改 選宣旦主 仇67

ニニ’1\

L◇$S Onl糾ition SiO2 Al20姦 Fe含0姦 MnO CaO Mg? Na。望0 KzO

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155.43155.43 OJ26は73.81‡73。81 ︶37 0 704︵U−〇 n O5 0U48507 趣15110詑26斑舶34∬ 卸28.26.〇53642679舶8026 ︶′nY O 89 n′ケ0 37 偏16一502536216340 ′09 ′088 3′0 00ノ4 0ノ30010

1 000U 4′04 4−ハ00735 n7■鶴 252 70U O3′U

77 80ノ372 11 1n79”5′0 839400調印783659 1 3・8311…芸 21730U I QU Oて4ハ∂3 5 八U ■.J−J 4022 4丘4〇 5′0 7′0 374nO2 77 10‘V 310α︵u 3 ′去… 1 80 O S −ひ Totalloss ( UI)0.畠2と る母岩の9:Fほユ・15,(tJI)では0・88,

(VI)では0.69,又9:避ほ母岩0・47,(tTI)0・51,

なる.また低部の9:Fは,母君l.24;(L皿う1.98,、(LI汁.04,9:Bは鱒岩0巾28,(L甘)0・季0;(亭Ⅰう0・朋

である.上述のこと.より.頂部において む査定石の消耗が比較如意統的である率ミ, 低部では消耗ほと.んどなく,時弊LいJ LⅡへかけていちじるしい.こぁとと.は また器械的組成分の検定結果とも」一致し ていると同時に・,斜面低部卑下層阜やきき わめて未熟な状態にあることを示してい る.即ち頂部と低部との同じ深きの所に おいてほ,鰯部の方が風化が進んでいる ものと認められる.次むこ漬,低両部の各 粗了の大きくさと,鉱物組成の関係を見串 と,両者と.もに上層土(もⅠ,tJI)中の粒 子(礫も含む)はすべてSiム女1e玩i五eI■盆1 であるのに.比し,下層主(L旺,U∬)で軋 2mm以上の礫は,頂部で石英と長石,低 部セは長石と微小め黒裏襟とかM画恒1 agg・r・痩琴t甲で,粒億が小串なるに従って 各粒ほSingle mineI−al〉よ■りなつでいる′こ なお頂L部は黒雲母が殆んど分解せ、られて 第2咽 器械鱒組成分中の鉱物分布 低 部 持 加 0 各線予∴の含禰率︵%︶ ()′

_∴

一 ._ 〉ごl】lm■、 t)−いご; い:三;−りり5 ___J りtIlノー仕りl 土壌組子の大き さ

居り,特に砂中に.著しく存在し,単体分離の進行もいちじるしいようである・低部では黒雲鱒ほバ\結

晶なるためか,長石より分離することなく,常にMine‡・alag宮代g■ateSである・

(iii)器械的組成分の比較

器械約分析の結果は第25衆に示す如ぐであろ.即ち頂部では表層,下層土共に構成組子の割合に大

した変化はなく,均質的であり,これに反して低部では両層の間に割合梅端な変化があり,下層土が

極めて礫質である.

なおこの礫中4割ほ5mm以上の直径をもつ長石角礫から構成せられ,之がため土壌の保水性に影

響を及ぼし,低部下層土はきわめて保永性紅乏しい.このことは含永監の調査結果を見ても明かであ

(11)

香川県恵庭科大学草紙報告 欝‘23費 麗岩並かに風化土壌中疫療ゆる鉱物成分の割合㌧(頂郡) ・154 第24衷 母岩並びに風化土壌中虻於ける鉱物成分の割合 る.しかしながら低部の表層(LI)における微粒子分れ懐 石の消耗度紅此してきわめて一大なこ.と、は,瀕部方面よ〉り移動 堆積したことによるかも知れない.この器械的組成分¢調査 結果は,一増β前述の土壌の理学性(土壌粒子の大きさ)甲項に 於て述べたこと.と異なっているが,、これほ調査地の局地性に 基づくも.のと考えられる.花崗岩の風化勝壌土壌は傾斜地の 各位匿及び土壌の各部位によりそめ状態をしこちじるし’く異に 欝25費 凧化物の器械的組成分 して居るので,かゝる結果を生じたものであろう. (i.iii)構 成 岩 石 本調査を実施した傾斜地は,所謂瀬戸内地区一一・帯に発達する老年期丘陵の一部をなすもの‘で,、その 構成岩石ほ,中四国底盤塊を構成サーる花崗岩であり,従って傾斜地の構成土壌は,花筒岩の萌壌紅よ り形成きれた風化痍積土セある.本城附近め岩崗岩ほ,顕鉾観察の結果その鉱物成分ほ次紅示す如く である 主 成 分・……石英,長石(正長石,斜畏石),黒雲母,緑色角閃石 副 成 分・……白雲母,磁鉄鉱,燐灰石,周信子鉱,褐節石;緑泥看∵ 従ってこの種の岩石.は,閑雲花崗眉庭属すこるものと認めることが出席る.▲・なお艮石ほ斜長石が; ̄正

(12)

窮5巻欝2号(1953) ■155 長石(KAISiO8)よりも多く,斜長石ほ患と・し・た尿管長石t(NaAISi808)如、i/70,(CaA72Si20等) 10∼80iと中性長石HNa互皐S三$q串)ヮ とである

岩質灰白色∼灰色,粗粒質で,全般的澄は均質■であるが,石英,眉色鉱物等時弊偲雲母!角閃軍の

それぞれの全体に対する割合にヰ、や変化があり・;′庵所的紅海色恋物の含恵か減少するとこちがあ◆る. 〕■′′・

本傾斜地め僻βは典型的額,比較的黒部痺革んだ閑雲花車岩であら,斜面埠部花岡岩を羊,前者と

合着鉱物ゐ療病は同⊥せあ挙が,そ?割合鱒琴なり,備に禰争鉢物に乏しい・軸ち恵雪濠角閃石が

法上㌧J、ル㌧㍍ 上膵野少鞍−く∴亘?甲のユ▲ヰm程函重大卑殖と照cm纏の巨遍を含む)′を有し,さぁめ耳粗

粗昧を草しノ前者よりやゝ融生の唐状患雲母龍尚岩と藤し待ぺきものせある・斜滴低地部花南蛮嬢,

かゝる造岩鉱物よりして,戎ほ閑雲花蘭岩以後由併入である.滴源の酸性岩であると七ろの班涙花崗

岩の露出地域とも考えられるが,露出地域がきわめて少ないため≠その関係は判替としない.よって ここに成一一応組成状態のみを述べる準止めるとととする、、.、

ハ なお乱低両部がきわめそ垂距離や榊に纏かわ鱒,戌軸細野奪異にす/亭のほ,この附嫁が

両者の境界部成ほ漸移部のいずれかを示す一もゃと思わ勲率・・ (Ⅴ)風化土壌について 風化土壌紅ついで頂部,’低部夫々3mごとに・;■‥方眼埠匹慨土枚を以で下潜土を倹したが;偲鱒同一 の土壌断面をもつ葦め,そ?中で代襲的地点夫々2夕潮に∴ついて,1甲,車・牢mの深さに試抗を行つ

た∴そゐ凝果30㌫宣セは,心細も戌赦免勅簸容易「婁あ蓋礎,_為れ珠下は角礫賀で,角掛軸土骨

漫撰申ものに・移喝して居るt∴なお下曜土のこの堺態は頂即事り低部の方が著しノ串ゝつた・ 歳事相性∵表層(0−20cm)・ほ淡発色の砂質埴廃土で,有機物少村く【;きわめ宅黒雲母と右英とに富 み,容易に紛砕レ甘粕末構となる・吏匿30∼性坪附近ま欄「角鱒と粘土分由蝉坤咽卑ち,特た粘 土分柊最大値を示し,黄褐色の礫琴肇土とな,り吏…一博水の停滞が行われる・各鉱物ほ明際に識別し

l′ ラニろ弊型的な鱒物質型土壌牢呈する∵ナ・ネ分を含も時ほ,車ゐ粘土分は各鉱物癖字に結合し七∴比較的 ヾ

恕ね痙硬のもの・となり,礫密なるに頗あ、わらず,瀾合保水性紅富・む:・▼■それ以下

く恵サトせ夫々や庵厳には蓮統性があ、ヶて,極東な減少蓮移点が軌、.鉱物分布結果でも明な如く■土 壌粒子は黒雲酎こ富み,他は石英ど長・石が約草庵:を占め;て−いる. 低部…表層(10ヘノ30cm)ほ帯灰色,砂質埴土で,有椀物前者よりや の罵きわめ そ少なて∴長石賢であ一る∴微粒子分の骨爵頂部ま】りやや多く ̄,・′此較的粘性に富心∴乾燥せる場合に恨 これむの粒子が相紆如て明†・一塊と・なり,数mmより2こ5cm程度の大いざをなすものもある.更に

.ン\ニ1 50c這附墟より急激広東土分が減少し,草¢ニ恥瑚杜造榊占ま減少中極軍な移行点がある.長石は角礫

凋韓0血eの仮品を呈す−るすのもあ隕となりこも滑石の分解度が低い・このこ・とは鉱物分華試験野結 l

泉軽如、ても明かである・即ち■損叩では器械約分析の緬呆100cm附近までに蜂,構成粒窟の粗壁に

/ご∼ 大もた変化が認められず,比較的均質であるが,上低郡は哀痛土との構成粒子の鱒成にいちじ、るしい羞

が認められる・特に燦者鱒粘土分は半減?状態牢奉る・ちの声から見ても,低軒下暦土ほ不良で保永 性料、ちじるしく劣って居るものと考えられる・、またか様な鉱物質型土壌の肥沃度を或程度支配す

声\と革われる細砂(0一・25∼0・05)中に於こぅる有色鉱物組成率(この場合は呆蚤軌角閤石)ノが,頂部 さ:ノl

亘∴(U∬)でほ3・ン5%,押r)でほ$尭となり;さらに民有を加えた風化の容易な全塩基性鉱物組成

率加1%−,11.塊を示し∴比較的高率である・砥部の有色鉱物組鹿率ほ(Ⅲ)2・48%,(LI)d.ヤ4 %,全塩基性鉱物組成率枚(LⅡ)4・6%,(LⅠ):5・6%を示し,頂部に比し低率である. 〔Ⅷ〕■′、樹体液関する調査 土壌構成状態及び含水畳,含空気孔隙量に対する果樹根部の発育状態を調査するため,比較的不発

(13)

香川県立農科大学学術報告 156 欝26蓉(額部の垂直的分布状態 (l) ‘ 深 15ヰ′30130(−45 監l145∼慧】60”慧!計gI 特大樺 篠2¢m以上 大 根・ 径1¢m∼2¢m 中 根叫一径5Mm′}わm 小 根 径2mn−∼5md 紳 才艮・径2n−m以下 グロ 根板脱税根 大 海大中小紳 ウ︼34−qV l 32︵U OU l l 1〇.ハYl′0 0 ウ一175 1 1 1 1 ︵U5︵U54 a3′22〓さ l 45240 554α0 129一2/0 08 細棍官餌%卜1・戸3!3‡83い8・60; (茸) l 階 + 唱≠億欒区

二ゞ二三二二

60′・−759ml75一ノ90¢m 15←ノ30¢m13p′−459m 460.6.0 201.70 20乱60 8Tり5 1甘7J45 特大半小細

日日ヨ髪

細森盲分比窄l6∴29l44・62‡

651! 9い90】 13 503.40 21402

687:50 8920

351.6 根根板碑根 犬 種大中小細 4420 164.り 2臥7 19. 7 166.0 砥部標準区 2212 2 5−.∂5 二ニーニ ‥±− 闇旧画副唱原闇日 光㌧円腎 巴杓ン琴り Ⅷ) 重 深 区 エ リ演部機準区 針g 3年5・2 396.1 23仇7 98 3 152.1  ̄

蒜こ忘ニ「;;ニ右ニT蒜ニ−完芯

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︻ 13−7 3 ︻ 0︵q′42 1522 二﹂諭づ2 072α 4’▲12 0.3 3333!201・77;

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低 極 大 根gI 1ぬ.5 ・大 ;限、 240.8 40い9 18い9 20.3 8‖1 32小3 2.1 13」9 7.2 216 .部,・ ヰ ′根 115‖1 ヵミ・ ′′ヽ・− 頒∴ 4.0 28.7 36..0 4.9 ・一準 や、 叔; 32J年 349 103j 細緻甘分地プあ∴ 4.2与 亭4ご∴こ声4 、き7JOき ・二8・61 7〟申 玩 7TL75

’▲ 3 1 1 O33︷U Q/ 31∂′hU3ノhU 5′0、﹂⊥89

全な方法でほあるが,ブロック塀上法による椒部の垂直的分布状態を調査した結果ほ第26襲及び葬25

(14)

第5春希2.骨(19甲)

舞25乱立壌名深さ軋戯ける細野の分布 15? 径2cm堺土の静夫粒より,細粒に至る各繹の太 さの棍が,各深さの土層に亙り種々の分布を示し で屠るが,果樹の養水分吸準に直接関係を有する 細限忙つい、てその分布状態を見ると,演部標準区 陀比心低部榛準区は,地表下15−45cmに調査会鋼 廠の約7q%の分布を示して居り,頚部療準区より 桝5%多かった・ノ 次に鞄襲下45↑r90cmの深層に 凝て軋逆に頂部標準区野方が約43%の分布を示 し,低部棟準区より節1串芦多く,両軍の相互的関 係では,ノ低部標準区は土壌洩層に,演部榛準区は 比較的土壌深層鰐多くの細線分布を示して居る. 鷹野圏演部梓準区

1=≡抽摘標準区

啓蟄 〇 一b 3 りー Jの′ 比 ∵ 単 軸 % し .イイ 15 ユ0 、)■ 第26図ナ′枝及び楔都乾物蛮地 ‖ 弛ま∼ 3 0∼ 690 0− ー ー1・ − 1−− − ● − 一−・l−﹂ 根の乾物盃比率人〆†︶ 唾狂鱒頂部琴準且 [=:==コ任那標準眉

▼em Cm pm

15 ¢m 地表よりの深さ 次に各深さの土層に対する糎麒の分布傾向は,両区と SO 怠 る 4 2 ,0 8 校の乾物蕊比賽よ〆︶ も 地表一15cmは 僅少であり,15− 30cmの土層に最 も多くの分布を示 し,ついで30−・45 Cm,4日∼60cmの順 に.低下して居る. なお第25図による 第27図 枝及び板部灰分患比 S 一◆ 3 ウー ・l 杖の灰分我此斜﹂〆Y 茹二三四 特大中′ト脚 注.. 塊根根根_戦 枝ゐ種類 根の種類

第28図 土壌各深さに於ける乾物整地 と50∼90

.. 約 M 〓り 根 ﹂へ 根 鼎木板 人技 三隼持 〓鉦∴〓 二隼α (’細線を除く)

′′㌦、\

了貞I cmの層 ほ細板の 玖 の 種 類 根 の 軌 部 分布が多く認められるが,これほ地衣より60cm迄の土 層でほ15cm毒針こ調査を行い,60一・′9批mでは30cmの 土層中の細粒について調査を行ったためである.根の垂 直的分布を細粒のみについて述べることは疑問の点が 蔑の乾物蒐比︵〆︶ 低 ーー、_′・一ノヽ

部 存するも,根の賓水分吸収を主として論ずるならば,か

かる方法により一応の傾向を知ることが出来よう. 枝郭及び隈部の乾物壷比,灰分藍比は,第26,27両 図に承す如くであり,調査各部を通じて,乾物塞は何れ も頂部槙準区が,低部標準区より多く,灰分重確枝部で は低部標準区が讃部標準区よりやや多く,根部では逆に. 腰部標準区が多い.次に旧枝,旧頒.郡と新枝,新根部と の間に.おける乾物婁の関係ほ,枝部に於て1年枝最も少 なく,2,3年枝の順庭多いが,3,4年枝の問ほ殆んど 差を認め雉い.構部でほ特大棍より,大根,中根,小粒 \ ヽ \\ 、 38 317 36 35 一._…∵ト.t_■_.._._L.._ 地15 30 ▲】5’60 75■ 給 費‡lIII 平 手 30 ′】S ㈹−‘75 ウ0均 (m くm (nl くIn ぐm 15 脚 飽ゝ義よりめ深さ

(15)

1・58 香川県立厳科大挙率葡頑毯 〃釧匿にぁずかに火と.なって居るが,ご細粒ほ小粒よりあずか紅少なも、.このよう輌田粧が小粒より少な いことは, 僅か乍ら根の中の水分の蒸発を行って居ったことをも考慮せね鱒ならない・地上各部と地下各部の乾 物遠地ほ,地上各部の方が追払大である. また灰分窪地は乾物壷比とほぼ逆の傾向を示し,枝部では1年枝敦も高く,2,3年枝は減少し,根 部波細粒最も大で,小,中,大根と旧被せ怒る陀従い減少を示して居る.地上各部と地下各部との廟で ほ,地下部の方が地上部より大きな傾向を賽するも,特大根と4年枝はほぼ等し鷲、値を示㌧て居る・ 地下各深きk分布した板にちい・て;細粒を除′いたものの乾物重比の変化は第28図の如く,頂部標準 薩は低部慣準区より高く,また,頂部標準区では地表より75cm迄の部位のものはほぼ等しいが,75−

95cmに至るといちじるしい低下を示し,低部榛準区では,地表ヤ地下45cmまではほぼ等しいが,以

下90cmまでの各部位應於て.逐次低 ̄Fを示して居る.即ち両区により変化の状態は異なっているが, 共に地下深層に至るに従い,逐次乾物鼠比の低下を示して居る. 以上を要約すると,演部株準区は低部標準区より,深層土壌に移るに従い多くの細根分布を示して 居り,乾物重此も枝部,娘部共阻頂部高く,灰分重比は枝部では塀鄭の方が低いが,根部では高く, 深層土壌潅於ける乾物豊此は, 低両棲準区ともいちじるしい低下を示して居る.(未完)

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〇及川緑環境課長 基本的にはご意見として承って、事業者に伝えてまいりたいと考えてお ります。. 〇福永会長