(甕謙童i灘罫灘1言)
窒息時におσる血液の諸性状について
東京女子医科大学法医学教室(主任吉成京子教授) 程 ネ 内 ウチ 酒 サカ 山 ヤマ 井 イ 本 モ1一 貴 キ 節 セツ 永 ナガシ美 子
ミ コ 子 (受付 昭和32年7月13日) 緒 言 色々な身体的状況に際して速かに.nlT.液中に変化 が現われるものであるe 窒息時には呼吸困難,痙攣,失神を始め極めて 激しい身体的状況を呈し,したがってかかる時の .血液中には酸素が減り,CO,が増加することや, 乳酸が多量に産出きれ,血液の酸度が高まり,t古し 球威分が比較的増加を示し,叉不全酸化産物中和 の為血液中がら:水分が奪われ」航液が濃縮されるこ と等をはじめ,窒息時の∫百1液蛋白の変性の結果揃エ 液凝固時聞が延長すること等先学の業績は理学的 に,化学的に,tin.?‘9学に広い分野にわいて見出さ れるのである。 今回私共はかかる先学の業績にならって主とし て理学的検索:方法を中心に窒息動物の』眈液を経時 的に採取し.匝腋変化の個々を通じて窒息動物の血 液変化の概略を一覧表にまとめたいと考えて以下 の順序で追試を行ってみた次第である。 実験項目並びに方法 1.血液比重(血漿並びに全血)硫酸銅法 2.赤血球抵抗Ribiere氏法 3.血球成分算定(赤血球,白血球総数,リンパ球, エオジン好II生白血球) 4. 血液水分 黒田氏乾燥減量法 5.赤血隷沈降速度Westergren氏法 6.血液pH,白金電極法 7. 血液擬固時間Sahli−Fonio氏法 実験動物は2kg前後雄ウサギを7匹つつ使用し窒 息の方法は気管閉塞である。採血は窒息前,窒息開始 後1, 2,3,4, 5夕}又1ま1, 3, 5分団負こド}こ10, 20, 30, 40分に行った。 実験成績並びに考寮 1.1血液比重(第1表,第1図,第2図) 全血比重は窒息前は7例を平均して1.0567であ る。窒息開始後は1分でやや低下した様であるが 極めて少しばかりで誤差の範囲を出ない。叉2分 以後においても極めて僅微な上昇がみられるのみ である。しかしその上昇は時間の経過の進むにし たがいやや大となる傾向を示している。 血漿比重についてみると窒息前の値は1.0244で 』あった。窒息開始後の変化も全血と略同様に極め て少い上昇が見られるのみである。 全血並びに並L漿比重は恩師吉成教授1)の業績が ある(1954)。吉成教授も又絞頸,気閉窒息の揚合 においては有意の差をみとめなかったと述べて居 られる。 2. 赤.血球抵抗力(第2表,第3図) 窒息前血の溶血開始は0.483%食塩溶液におい て見られ,終了は顕微鏡下に赤血球を最:早認めな くなった時で0.411%であった。窒息開始後1分, 3分,5分においては,溶血開始は稀薄溶液側へ 順次移動し即ち抵抗力は増大した。しかし溶血終 Nagashi NEMOTO, Kimiko UCHIYAMA & Setsuko SAKAIWomen’s Med. Co11.) Blood findings of rabbits in asphyxia.
第1表 」血灘重 (硫酸加法) 全 血 平
群・峰息酬轍・分一望勉1一堕巨・到
1 1 1.0555
2 ii 1. osso3 1 1.0590
4 i 1. 05405 1 1.0560
6 1 i. osbo7 i i.os60
1
1.0570Ii.05701
1.0610 ! ユ.0510 1・1.0550i
ミ1:朧馴均1
1. 0567 1. 0610 1. 0590 1. 0540 1. 0570 1. 0585 1. 0580 1.osgo 1 ユ・0610 i 1・0620 1・06101 1・0610 1.0560 .1. 1.0570 1.06001 1.0610 1,0600 i 1.0620 1・05501 1・0575 1.0564 1 1. 0579 100. 11 1.0588 」 1.0600 」変化率
ioo.oo 1 99. 97 100. 19 100. 31〃動
i.osgs 1 1.0630 i 1 i.osgo l i 一’vuvv i 1. 0555 1 1. osso l i,osso i 1,0565 .t 戟D..... ..t L一 一t 1. 0580 1 100. 12 血 漿 1 2 3 4 5 6 7 1. 0280 1. 0230 1. 0200 1. 0230 1. 0220 1. 0285 1. 0265 1. 0270 1. 0225 1. 0210 1. 0240 1. 0210 1. 0285 1. 0285 一』“T 1・ 0290P
1.0240 . 1:llll} i:器l1 1. 0260 1. 0240 1. 0260 1. 0280 1. 0280 1. 0285 1. 0270 1. 0275 1. 0260 1. 0280 1. 0270 1. 0290 1. 0260 1. 0310 1. 0300 1. 0250 1. 0260 1. 0230 1. 0295 1.0245 1 平 均摩イ・率
1. 0244 i.0246 1 i.0266 1 1. 0267 1. 0272100. 00 i ioo. ot 1 ioo.2i 1 ioo. 22 1
ユ00.27 W270 1 100. 25 1 e/p /OO.40 ノ00,35’ fO 0, 30 /00, 2 5 /OO. 2 0 /OO./タ /00,/0 /00, 0 5 1oo, oo 9e,95 9C/, C/o r/ r/. 85 mJ.一一一H−L.一HHwwlminnt..L一一一一L一一一HT−L−pm O/e /oO.qo /oO.3S /oo, 30 /00,25 /00, 20 /00.ノ5一 /00/0 /oo,os /0 0・ 00 窒 tt 〃 ・ 〃
忌 ,’r23.4
荊 分 分t’t分 合 第1図 全血bヒ重変イヒ率 5 「分 了は,3分,5分において順次濃溶液側へ移行し た。即ち抵抗:カは減少した。 大萱(1932)2)は溺没前にわいて0.48%食塩溶液 で僅かに赤色を呈し0。5%では全く無色であった “ヒ し
室 り ” 「’ 厚 ”景19;糎
第2図血漿比重変化率
が,溺没後10分では0.54%で僅かに着色,0.56% では全く無色であったと述べている。吉田(1927) 5)は窒息赤血球の低張食塩水に対する抵抗力は著 しく減弱し,これは血.中炭酸の蓄積,疲労物質と して乳酸,修酸,アミノ酸等が血球中へ侵入する第2表 赤血球抵抗力Ribiere三法(NaCl%) i” L
摩息前窒服・分
tf 2分〃 3分
LN司最低最
1 0,50 1 2 0。48 、3iO.481
118:劉
6 0.48・i…48.
平均 0.483 ・高 O. 42 0. 40 0. 46 0. 42 0. 42 0. 40 0. 36最低 最高
最低.隔子
tf 4分 〃 5分.最低1最高
O. 48 ・ O. 44 0. 44 i O. 36 0. 52 O. 40 0. 46 i O. 44 0. 46 i O. 40 0. 44 . 0. 38 0. 46 ’, O. 38 O. 48 i F o. 46 i O. 48 1 o. so IQ[46 1 O. 461
堅OlO・38
O. 44 0. 42 0. 42 0. 42 0. 42 0. 40 O. 46 0. 52 0. 46 0. 50 0. 48 0. 46 0. 44 O. 44 0. 42 0. 42 i O. 44 0. 46 0. 42 i o. 40 [・・・…岡・・…旨
O. ca3 i O. 414 i・O. 474 ! O. 429 」 変倒…:6・[・・繭『
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P’一”””1一’StgJg6−s6 pmtoo.721 198.・3ユ。4.『 R8、 IL一 1 .. [淵
ノ05』 ノ04 /03 ノ02 /0/ /oo 9(? (/8 c/ 7一 96 9JJ一 K x N x x N / X x v 一 1 1 1 f / ! 1 ノ 1 1 ノ 1 ノ / / 1 / 1 、最高 最低 .mLmnmLm−mmTL一一一”一m一.”一L一一一L一一一一 である。叉吉田氏のそれとは赤Ml.■R最:大抵抗力に おける私共の実験成績と一致している。 3.1血球算定(第3表,第4,5,6,7図) 先づ赤.前戯を見ると窒息前値は平均578万であ った。しかし窒息開始後は増加が明らかであっ た。 大塚(1940)4)は窒息開始後1分で7%を増加し て最大を示し以後やや少く2分では3.4%の増加 を示したが致死後は3%の減少を示したと報告し ている。此の赤1彬求増力riの原因についてBinet, Cardot et Williamson(1926)5)は脾臓収縮を c/o //C?』 /0ざ /06 ノ04 室 二 三 び リ ダノ ノノ ヴ 后1 2 3 ヰ 5
分 分 分 分 分 第3図 赤血球抵抗変化率 為であろうと解すると述べている。しかし高張食 塩水に対しては僅微なるも抵抗を上昇する如き現 象を示すという。さて私共の成績と比較すると私 共の見た成績は最:小抵抗力はかえって増大し,最: 大抵抗力は減弱する如く観察せられた。此の相異 は大回氏のそれとは観察時間がやや早期であった こともその一因とはなると考えられる。即ち赤血 球の生活力は生体の死後時間、と共に低下するから (02 /oo CI Y」’ (/6 (7 492
− 一 」__r冊 窒 rf ・ 后 息1 . 2 .3 4
前 A 分. 分 介
第4図 赤血球数変化率 5 分第3表 1血球算定イ直: 1 No.
窒息前 後1分
2分
・分1・釧 ・分
賦 血 球 数磯
互 1 2 3 4 5 6 7 585 608 466 567 635 615 571 615 615 536 586 696 618 610 620 640 530 520 610 622 584 615 645 544 535 595 618 586 645 684 560 550 620 620 602 682 612 536 595 624 621 609平均
578. 1 ’Blt6Jg−eo.s Lggtof4g.4 591. 1 611. 6 611. 3変化率1 ….・Gl
:
105. 65 101. 95 102. 24 105. 79 105. 74 白血i
i
く 球「 1 2 3 4 5 6 7 7600 6840 5700 6500 8150 6960 6240 7950 9550 7500 6830 10200 7e30 6330 8800 9300 6800 9420 12400 9360 6750el平均16855・・t 79・2・・i 89・5・・
12040 10050 9550 1、1ユ.30 10500 9720 6880 9100 11500 8600 9400 10050 10900 6150 8600 10200 9150・ 8600 11000 10050 6200 9981. 4 9385. 7 9114. 2 [変僻1 100. 00 115. 42 130. 92 14s.sg 1 136.go 1 132.gs1
リ 2ン 3
4
ノぐ5
球1 6
数. 7
42. 5 66. 6 52. 5 67. 6 48. 5 38. 5 52. 6 56. 6 64. 5 74. 3 58. 5 55. 6 47. 6 56. 5 60. 4 69. 3 66, 6 60. 6 57. 5 46. 5 70. 6 66. 5 80. 4 70. 4 64. 5 60. 3 60. 1 66. 4.平均1・2・・69
58. 3 69. 3 71. 1 69. 8 60. 8 48. 8 71. 5 sg. og 1 61. 64 44. 6 69. 8 69. 6 70. 0 60. 2 46. 3 68. 8 露v
66. 94 1 64. 29 1 61. 33 I i変化率 1 100. 00 112.ls 1 116.gg 127. 04 122. 02 116. 39 エ ォ: ジ ン 1好i
細i
胞, i数L一_一 1 2 3 4 5 6 7 O. 5 1.O O. 5 0. 5 0 0.3 0. 5 O. 5 1.O o o o o oH
−1平均
多1
a.2i,一’P
o o o o o o 1. 0 o O.5 0 0. 6 0. o O.3 o o e o o o o o o O.5 0.5 0 0 0.5O. 21 O. 14 O. 20 i o O. 21
i変化率 loo. oo 1 44. 6s 29. 78 42. 55 o 44. 68 もつて説開している。叉Ponsold(1937)6)は窒,慮、 時の血液水分喪失による.血液濃縮の結果であると している。 次に白血.球総数を見ると窒息前値は平均値 6855.7であった。そして窒息開始後の「増加は極め て大で最大は3,分においてで46%であつた。佐々 木,月村(1939)7)は気管閉鎖後4分で10,000を越 えたと述べている。Hochstetter(1910)8)はこの 原因はリンパ腺が痙攣によつて圧迫された結果で あると述べている。Ponsoldは血液濃縮による1血 球全般の増伽であるといっている。大塚は窒息1 分で16%,、2分で47%,.致死後は20%の増加であ
o/o ノ50 /40 ノ30櫓 /20 ノ/0 ノ00 } x,,,
\叉
% /30 /25 /2 O // 」fr f/O窒 危 h
息 1 2 3 4
前、 A” 一A” 分 分 第5図 白血球数変化率 つたと。 し 5 分 Modica(1go9)9)は短時間窒息は単核白!血球増 加を特徴とし長時聞窒息の場合は多核白一血球増加 を特徴とすると報告し’た。Ascarelli(1909)!0)は 総死又は溺死後には単核白血球殊にリンパ球が増 加し多核白血球は減少するという。以上の様に窒 息時血液中には白血球の増加する事が一致する。 リンパ球数について見るとやはり増加が著明で ある。この変化を白一血球総数と増加率で比較する と,白血球中のリンパ球の占める増加の割合が極 めて大であることがうかがわれる。吉成教授も窒 息1,2分に非常にリンパ球増多を見,3分では やや減少するが1分値よりはまだ多いと述べてわ られる。 エオジン好性白」血球について見ると,算術平均 値については確かな傾向はみられない。しかし窒 息前に比して顕微鏡下の発見率の小さい事は明ら かである。吉成教授,佐々木,月村等の所見も同 様であった。 4.血液水分量(第4,5表,第’8,9図)‘ 窒息前では平均79.64%であったが窒息開始後 /6’、5. /oo 1 応 厚 至自7じ、 右【 前 分 o/0 /0080
60
40
20 × 第6図rt Sl it rt
2 3 4
分 分 分 りンパ球数変化率 5 分窒 浩
息 1‘2.3 4
前 分 ・分 分. 分 第7図 ’エオジン細胞数変化率 ら 分 1分で僅かに増加,以後次第に減少する。この所見は酒井他(1956)11)がすでに述べたものと同様で ある。このように血.液濃縮がみとめられるという ことはPonsoldその他多くの研究者の一致して みとめるところである。以上の血液濃縮はヘマト クリット値を前記血漿並びに全血比重より算出し てみると裏づけることが出来る。即ち一[fiL液濃縮は 窒息最盛期に著明である事がわかる。 第4表血液水分量(乾燥法)
N・、鶴前1鯛篤[2分・分1・分・分
1 1 74.6 2i 78.7 3 [ 80.5 41 s3.1 s 1 76.s 6 1 84.2 7 i 79.6 80. 4 8Z 6 80. 2 83. 6 80. 4 82. 3 79. 8 76. 2 78. 6 76. 2 80. 2 77. 2 74. 5 79. 6 76.8 1 74.6 「 74.2 73・ 6:72・6 n74・ 6 76.5 77.6i 76.8 80.61 78.51 79.2 80.41 78.gl 74.2 1 70.2 73.3 : 77.2 79・9L78・4179・2 第5表 ヘマbクリット値 平均:79・ 64]・2・・4…・7…i・6…1・6・・271・6・・44A’吹hiE”?奄狽UE[一66100. oo1一l15tsl’6113 1.oii g7.3i[ g6・ssl gs・761 95・98
N…1・xg前1後・分・分・分i・分1・分
1 2 3 4 5 6 7 39.5i43.0… 47.5[46.81 5・.8i52. 5 1 42.2 37.0 … 45.7 45.0 . 44.8 49.5 . 42.0 44。5 1 F 46. 7 47. 0 48. 0 49. 9 i 45. 9 1 45. 0 44. 5i617: i
i 50.9 49.9 1 49.2 ‘ 49.2 : ・・.・1・2.・1 46.8 1 48.5 i 46.1 48.8 40.4 44.5 43. 5 49. 5 47. 0 41. 8 44. 0 42. 7 44. 5 平均・4.・6445・ 471・6…1・9・’g・14E・・[・4…2s−tlt−P−r6Mol ool ioi. s61−io4. 641 io2. 7ii ios. 731 ioo. i6
.o/o /08.00 /06.00 o/0 //0 /05 fO4 fo3 fO2 /0ノ /0D .99 qs 97 q6 95 /04 oo /02,00 /oo,oo
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憲亭
前 分第8図
室 息 前 第9図 .一一Lm一一mm.mmLig一“一一.m一“一ri J/」@li PS fr
i 2 3 4 s
分 分 分 介 分 ヘマトクリッb値変化率 ’ 一i一一ri tt ’ tt lt ,r 2 3 . 4 一 5一 今 今 分 介 血液水分量変化率 5.赤1血球沈降速度(第6表,第10図)家兎の赤血球沈降速度は1時間値平均1mm前
第6表 赤1血球沈降速度(1時聞イ直) N・イ翻塑i・分・分・分t・分
1 1 1.’s 2 h 1.2 3 1 O.84 1LO
5 1 1.5. 6 1 O.6 7i O.5 0.8 1 6.5 1 0.5 0.5 1 α5 1 0.50.510.310
………1・・
0.5 1.0 1.0 0 0 0.5 0 0 0.2 o o o O. 5 0. 5. O. 5 0 o o ・o ・ O. 5 0. 5 0. 5 0.2 g.tt,一〇i14[一,・47’L/.,//’lilTorl{si””g−iilll−igl−ttt’as$rf−ETI,[661−600.06i“,.4si 4’61fi45i’4sJb−6−1 2−1[1.16ior2b一.g−6
0/o /00 80r 60 vo 20
一×一
。/o /20 //O /00 cf o 80 窒 息 前 后 g 介2
分 3 分4
分 5 分 第10図 赤血球沈降速度変化率 なる。数値的に見て時間の経過と共に遅延する。 Westergren(1952)12)1ま血中CO2にが増加すると きは血沈は減速すると述べ南(1929)15)は赤血球増 加する時は減速すると述べている。大塚(1940)14) は窒息時には1血沈は減速の一一i途を辿ると報告して いる。しかし堤(1925)!5)は血中の02もCO,も何 れも増加すれば減速するという。6.血液pH(第7表,第11図)
窒息前の血液pHは平均7.3であったが窒息後 はやや明らかに低下した。Yamakami(1917)16) は窒息後僅か数分の間に7.5内外から6.5位まで一 躍して下降することを述べている。酒井(1957)17)v/
第7表 血液pH 白金電極電位差計 ・・莱ェ頭・分1・分・分1・到
1 2 3 4 5 6 7 71. 5 7. 35 7. 43 7. 45 7. 36 7. 24 7. 18 i 6. 68 7. 30 7. 21 7. 40 7. 21 7. 60 7. 05 6. ss 1 7. oo 6. 98 7. 40 7. 05 7. 11 7. 05 7. 06 7. 10 7. 56 7. 12 7. 01 6. 89 7. 16 7. 00 6. 88 7. 00 7. 32 7. 00 7. 96 7. 11 6. 95 6. 65 6. 80 7. 10 7. 05 7. 95 7. 12 平均 変化 率 z:.i,to−sLz:297. 1....z 07sl . 7・.1.2g 100. 00 98.61t 96.81 1 「三153「 7.089 i一..1. ミ 97・ 42197・ 87197・ 001pr一一L一一一mmL−mmTJ一一rrmLu
窒 」慮 亭
前 分 第11図2 3 4.
分 分 分 血液pH変化率 委 v’) は前に同一方法によって測定したがその低下は今 回も叉Yamakami氏のいう如くは著明ではなか った。 7. 血液凝固時聞(第8表,第12図) 窒息前における揃腋凝固開始時間は平均4分20 秒であった。完結は9分35秒であった。窒息後1 分では開始,完結時間共に短縮した。3分以後で は開始,完結時間共に延長を示し,殊に窒息死後 における延長は極めて大であった。 権藤(1952)18)は絞首刑13例の血液について研 究を行い,Fibrinogenは常に絞首刑屍の血中に みとめられるのに対して凝固力の失われるのは FibrinogenからFibrin lこなることを妨げる結 果であろうと推論した。叉黒坂(1950)19)も又窒 息屍血に強弓トロンビンを添加しても凝固しない 事,塩析法によっても塩析し得ない三又抗体価に おいても低下のあることが示されたと述べてい る。黒田(1939)2G)も又権藤と同様の意見を述べ ている。Kugelmass21)は血液凝固は.血液pHが5 乃至8の間においてのみおこり酸度がこれを越え るときも,これ以下のときも共に凝固がおこらな いと述べている。石川(1918)22)は,Ml液の自家 融解作用,血.液中の蛋白消化酵素の作用,フ9ブ リノーゲン及びトロンビン消失等によって窒息動第8表血液擬固時間
三体副禰三選画幅継母魔論三一繕卜開嘉融藩
igoc 1 2. okg 16 14 19. 5 19 15 20 平 2. 1 2. 0 1.9 . 1.9 2. 0 2. 1 4tOsf/ 4/40tt 3tssrt 4tOsi1 4r2stt 4t20tt 4’50ク 9t30t1 8r55,t 7’25ゲ 10 t 35 tt . 14t32tl giOsv 7to3tt 4t20,1 2135/t 3t20tt 一 5t20 t1 5/40” 3t32i1 3t45tt 7t20,t 4t55,t 5/55ゲ 11’20ケ 12t20tt 8t18!t 5t20ク 5 r 02・t/ 5rlsr1 7ros,t 7’15ゲ 3r25,1 6/42ク 5tlor1 7’45ク 12t3stt 12t35’t 13150ゲ 15145ケ 10tsst1 10’15ク 7t16r/ r 14tO6!1 5t50r, 1 12 t 45’t 6t4s,/ 1 13t2stt 1 6tO5(, i 12t15 i 4t45’t 1 7 t Ost1 7r15V 1 12tO3!t 6r30tt 1 14 t 12tl 三値i・’・・t!・・35・いWi・’・5・・ i・’・雪.・・t5・・’tl・’・F望画1![;…}.・・う・1・3…53.・2・47」i・・呵工28…、
変化率[・・α・・].・・α・・摩癒体重 ・・分
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物の血液が流動性に停どまるのであると述べてい る。その他線維素溶解現象に関する研究があり窒“
分
20’ 30’ ・ XXO
第12図 血液擬固時聞変化率息屍血液流動性に対し一応有力な説とされてい
う・
ま と め 窒息動物の経時的一血液の理学的性状はee 9表に 一覧表としてまとめた。そしてその変化率は第13 図に表示した。 比較的大なる変化を示したのは血液凝固時間, 白血球数(リンパ回数),エオジン好性細胞,赤.血 球沈降速度である。その他の赤血球数,赤血球抵 抗九血液比重,.血液pH,血液水分量等はその 変化が比較的小である。この大変化曲線群と小変 化曲線群との窒息死に対する生理学的意義は未明 である。 稿を終るに際して常に御懇篤なる御指導と御校閲を 賜った吉成京子教授並びに御指導,御助言を戴いた生 化学松村剛講師に心からの謝意を捧げます。 il・1P /80 /60 /4 0 /2 0 /00
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A全血比重 B血楽ヒ重 C赤血王ホ抵抗(最高) D赤血fボ抵折(最低) E赤血球隠 江白血球数 Gリンパ球 H不才ジン熟田肥数 1血疲7紛量 丁ヘマトクワット値 K赤血球L1血液pH
卜/血液凝固曲諭(欄畑 卜」血液凝固時間r宍コ細窒危
息 1 前 今2 3 4 5
分 分 分・分 第13 io 分 図 一 655 一 20 分 30 介 40 分第9表一覧表
前・分・分「3分
4分…5州10分2・分1.30分[40分
1 1全血比重
血漿比重.
1,一,fi,.oBEIT”’il,’16−s’”FI6gT, F,J66.06b−i’i.oss ・・24i・・25「エ・27巨・配工・27L・・27赤隅轟叢尖1:1凱188
O. 463 0. 414 O. 474 0. 429 赤」血球数(万)578.・6・…8589・・459…6・…卜6…3
白血球数
op.6−l z.p”i.,l i2,el ggsil g3s61 wr.41・・パ球%15・759・・6・・666・・964・・36…
・オ・・細剣・・・・・… 41・・…
O. 21 血液水分量% ・9・・1・2・・77・・陣・レ♂」・6・・1一三塑.週
44.6 45.5 46。71 45.8 47.2 44.7 」 赤血球沈降速度i l1. ol P o. 47 1 o. 47 [ o. ca [ o. 21 1 o. 24[
[ I I [ 1
血液 pH
7. 31 1 7. 21 [ 7. os 1 7. 12 i 7. ls i 7. Og燃鴎副欝
4’04ゲ 7’55ケ 5t42 tl llt50,/ 6t21i! 12t16i/ 7tO8’, 16t17!1 7t26t1 16t51it 8r16r1 16r26t1 9rost1 17tO6/i 参考交献 1)吉成京子:日本法医学雑誌,8,178(昭29) 2)大忌真平:京都医学雑誌,29,1118(昭7) 3)吉田正威:北海道医学雑誌,5,855(昭2) 4)大塚 阜:東京医学会雑誌,54,26(昭15)5) Binet, E et R, Williamson: CR. Soc. BioL,
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