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A Study of Korean Language Education (2):
Error Analysis of Beginning Learners
in the Stage of Learning Character
The aim of this paper is to analyze some examples of errors of native Japanese speakers when they learn Korean characters at an early study stage. The main factors of the errors are the number of vowel and consonant phonemes, the syllable structure of consonant + vowel + consonant, complex pronunciation changes. Although some of these factors are under the effect of interference of Japanese, the most important factor was the lack of accurate acquisition of the content of these phonemes by the learnes at their early learning stage. Specifically, it is difficult to learn the compound vowels, the phonological distinction of consonants’ flat, intense, and dense sounds, and the application of pronunciation changes.
ᴮᴫɂȫɔȾ 韓国語は語順や文法の面で日本語と非常に似ているとされ、日本人学習者には習得しやす い外国語であると言われている。しかし、学習を進める中で繰り返し間違えてしまう文法や 使いこなせない表現に悩まされる学習者が少なくない。教える側の立場としてはより効果的 な指導要領はないだろうかと考えてしまう。 本稿では日本語を母語とする韓国語初級学習者に共通して見られる誤りを具体的に示す。 誤用の類型や傾向を体系化することで学習者の繰り返される誤用を防ぐことにつながると考 える。 誤用例は、主に桜花学園大学の韓国語クラスで取り扱った学習者の課題物やテスト答案か ら集めたものとクラスを運営する中で筆者が確認した例の一部を取り上げた。 本学の初級クラスでは、導入するテキストの構成によって学習の順序は多少前後するが、 最初の学習ステージでは文字学習が中心となる。基本母音、子音、激音と濃音、複合母音、パッ チム、日本語のハングル表記、子音の名称、発音変化の順で学習を進めることが大概である。
都 恩 珍
Eunjin DO
ᴯᴫීᬩޙȾȝȤɞႊ 10個ある基本母音1の中で、ㅓ [ə] とㅗ[o]、ㅕ[jɔ]とㅛ[jo]、ㅜ[u]とㅡ[ɯ]の区別に難しさを感じ る学習者がもっとも多く、発音の聞き分けはもちろん、単語の綴りにも混乱がよく見られた。 誤用例(1) 모리(ą) 머리(頭)(〇)2 어이(ą) 오이(きゅうり)(○) 요자(ą) 여자(女子)(○) 한극어(ą) 한국어(韓国語)(○) 코피(鼻血)(〇) 커피(コーヒー)(○) 誤用例(1)にもあるように、日本語には存在しないㅓ [ə]、ㅕ [jɔ]、ㅡ [ɯ] を含む語彙にㅗ [o]、 ㅛ [jo]、ㅜ [u] が間違えて使われていることが分かる。これらが日本語の母音「オ」、「ヨ」、「ウ」と ほぼ同音であることに負の転移を侵しているのである。코피(鼻血)と커피(コーヒー)のよう なミニマルペアでは、ㅓ [ə] とㅗ [o] の誤りが異なる意味の語彙を表すことにもなる。 文字学習を始める際に学習者は、ハングル文字が日本語の仮名と違って子音と母音の組み 合わせによって出来上がるという基本的な仕組みを理解することになる。そして、母音には 子音を横に並べる横母音(가로모음)と子音を縦に並べる縦母音(세로모음)があることを 学習する。実際の組み合わせの練習では以下のような誤用例が見られた。 誤用例(2) ㅎ+ㅚ=ㅎㅚ(ą) 회(〇) 오+ㅙ=ㅇㅙ(ą) 왜(〇) ㅇ+ㅢ=ㅇㅢ(ą) 의(〇) 誤用例(3) 오+ㅑ=오ㅑ(ą)、오+ㅕ=오ㅕ(ą) 우+ㅏ=우ㅏ(ą)、우+ㅐ=우ㅐ(ą) 오+ㅓ=오ㅓ(ą)、오+ㅣㅏ=오ㅣㅏ(ą) 우+ㅣㅣ=우ㅣㅣ(ą)、오+ㅣㅣ=오ㅣㅣ(ą) 御用例(2)、(3)は基本母音の学習が終わり、やや複雑な組み合わせを理解しないといけ ない複合母音学習の段階でしばしば目にする誤用例である。誤用例(2)は、子音と母音の
縦並びの組み合わせが十分に習得できておらず、子音と母音を横並びにしてしまったケース である。誤用例(3)は母音と母音を複合するという理屈を理解しているがために起きる誤 用で、結果的に存在しない組み合わせを作ってしまったケースである。これらのような表記 の誤用は上達するにつれて自然と修正されてくるが、上級者になっても고기(肉)を고가、입 니다(∼です)を입나다といった安易な誤りもしばしば見られた。 ᴰᴫފᬩޙȾȝȤɞႊ 19個ある子音の学習は、まず先に平音と呼ばれる10個の子音3を学習し、次に4個の激音4 と5個の濃音5を学習する流れが一般的である。韓国語の子音には音の強さによる区別があっ て平音−激音−濃音の対立がある。音の違いで意味が弁別される。これらの類型を持たない 日本語の母語話者にとってハングル子音の対立を区別することは中上級へ上達しても容易で はない。一方、日本語には清音と濁音の対立があり、韓国語語彙の語頭にくる平音を清音ま たは濁音で判別しようとする傾向があり、このことが負の転移を侵すことがある。 誤用例(4) 아르바이도(ą) 아르바이트(アルバイト)(○) 커비(ą)、꺼삐(ą) 커피(コーヒー)(○) 파다(ą)、바타(ą) 바다(海)(○) 誤用例(4)にあるように、語中においても [t]、[p]、[k] の音価を維持するㅌ、ㅍ、ㅋの代わりに、 ㄷ [d]、ㅂ [b]、ㅃ [ʔp]、ㄲ[ʔk] が混在されて使われていた。一方、바다(海)の誤用には興味深いもの がある。 既習得内容の平音ㅂ、ㄷが激音ㅍ、ㅌの学習によって파다や바타のように逆行干渉 を侵しているのである。既習得項目が定着されていなかったことを示唆しているのではない だろうか。 ᴱᴫᛓնීᬩޙȾȝȤɞႊ 基本母音が2つ以上組み合わさった複合母音6の学習は、文字学習の中でも学習者にとっ てもっとも難易度の高い項目である。複合母音を学習することで21個ある母音全てを身に 付けることになる。短母音7の場合、日本語はもっとも一般的な母音体系の [a]、[i]、[u]、[e]、 [o] の5母音体系であるのに対し、韓国語の場合は5母音体系にさらに [ɛ]、[ə]、[ɯ]、[we]、[wi] の5つが加わった体系を成しているため、日本語母語話者が韓国語母音の特徴を十分に捉え ることはなかなか難しい。要するに、数の多さと組み合わせの複雑さが習得を困難にさせる 理由であると言える。誤用例(5)からも見て取れるように、中でもㅐ [ɛ] とㅔ [e]、ㅒ [jɛ] とㅖ
[je]、ㅙと [wɛ] ㅚ [we] とㅞ [we]、ㅟ [wi] とㅢ [ɯi] は、文字形態の類似さと発音が酷似していること が相まって多くの学習者が悲鳴を上げる母音群である。 誤用例(5) 현제(ą) 현재(現在)(○) 셰시(ą) 세시(3時)(○) 뒈지(ą)、되지(ą) 돼지(豚)(○) 휘사(ą)、희사(ą) 회사(会社)(○) 시게(ą)、시개(ą) 시계(時計)(○) ᴲᴫʛʍʋʪޙȾȝȤɞႊ 韓国語の音節構造は、「子音+母音」、「子音+母音+子音」の2タイプである。言語によっ ては音節の最後(終声=ハングルの場合パッチム8と言う)に子音を持たない言語がある。 日本語は終声に子音を持たない言語の一つである。この、日本語と韓国語の音節構造の違い がパッチム学習における誤用の主な原因ではある。しかし、韓国語の音節構造の特徴につい ては比較的多くの学習者にしっかり理解されているように思う。「ン」と「ッ」の使い方がパッ チムの役割に近いからではないかと考える。 誤用例(6)は、ㄴパッチム、ㅁパッチム、ㅇパッチムの誤りで、パッチムの誤用の中でも著 しい。日本語の「ン」の干渉がこれらの弁別を妨げていると言える。 誤用例(6) 겅간(ą)、건간(ą)、겅강(ą) 건강(健康)(○) 성생님(ą)、선샌님(ą) 선생님(先生)(○) 운돈(ą) 운동(運動)(○) 고야이(ą) 고양이(猫)(○) 연화(ą) 영화(映画)(○) 관고(ą) 광고(広告)(○) 表記法上、パッチムに表記できる子音は、ㄷㄷ、ㅂㅂ、ㅈㅈを除いた16個9であるが、これらの子 音の中の多くが表記と発音が一致しない。言い換えると、文字としては16個の子音がパッ チムとして使用されるが、発音として現れる子音は7つのみであるということである。しか も、これらの7つの子音は、語頭(初声)に現れるか語末(終声)に現れるかで異なる発音 をするという特徴がある。例えば、誤用例(7)のようにㄷパッチム10の場合は、ㅅ [s]、ㅆ [ʔs]、
ㅈ [tʃ]、ㅊ[tʃh]、ㅎ [h] の子音本来の音に対してパッチムとして使われる時の音は [t] の一つになっ てしまう。この関係を混同する誤りが起きやすい。 誤用例(7) 꼳(ą) 꽃(花)(〇) 빗(ą) 빛(光)(〇) 까맡다(ą) 까맣다(黒い)(〇) 二重パッチム11は表記する際、ㄺ、ㄶのように二つの子音を一緒に用いるが、発音上では一 つの子音だけが機能する。発音されない残りの子音は後に共起する助詞などに移行され、発 音上で何らかの影響を与えることになる。二重パッチムの種類の多さと複雑な発音変化とが 合わさって学習者の習得がなかなか定着しない内容である。以下に頻出した誤用例(8)を 示す。 誤用例(8) 만다(ą) 많다(多い)(○) 읿어요(ą) 읽어요(読みます)(○) 만아요(ą)、만하요(ą) 많아요(多いです)(○) 절믄이(ą)、절므니(ą) 젊은이(若者)(○) 이써요(ą) 있어요(あります)(○) 誤用例(8)の젊은이を절므니に間違えて、있어요を이써요に間違えた類型は、二重パッチ ムのうち、発音されない右の子音を後に共起する母音に移行して読むという連音化現象13に 影響を受けたものと推測される。 ᴳᴫᄉᬩ۰ԇޙȾȝȤɞႊ 学習者は文字学習の最終段階として発音変化について学ぶ。音節の結合によって作られる 単語や句は、その結合過程において不自然な発音になることがある。不自然な発音で結合さ れる場合、自然な発音に変わる現象が起きうる。隣同士の音と密接に関わりながら変化する のが発音変化である。日本語にも音便という類似した仕組みがあるため、発音変化を指導す る時は日本語の音便から概念の説明を試みることがある。ところが、韓国語の発音変化には かなりいろいろな類型がある。例えば、母音縮約系の変化や母音脱落系の変化をはじめ、母 音と子音の置かれる様々な環境によって細かくパターン化されているのである。中上級レベ
ルの学習者までもが使いこなすには相当の時間を要する学習内容である。 初級レベルでは「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ」有声音化12、連音化13、濃音化14、激音化15程度を習得し、そ の他のルール16は時間をかけて繰り返し練習していくことになる。 これらの多くの誤用の原因は母語の影響であると考えられる。先述したように日本語の母 音体系と違って韓国語の母音には複合母音を含める21種類の母音が存在する。子音に関し ても同様でハングル独自の激音や濃音が複合母音と組み合わさった時の読み方を理解するの は容易ではない。パッチムという終声処理の概念も日本語の音節構造にはないものであるた め、音素レベルで理解できたとしても音節としての仕組みを理解するのは苦労が伴われる。 ᴴᴫஓటɁʙʽɺʵ᚜ᜤȾȝȤɞႊ 誤用例(9)を取り上げてみよう。日本語のハングル表記について韓国国立国語院では日 本語のタ行の表記を語頭と語中で区別している。例えば、語頭の場合、タ [ta]―다、チ [chi]― 지、ツ [tsu]―쓰、テ [te]―데、ト [to]―도のように対応している。語中の場合はタ [ta]―타、チ [chi]
―치、ツ [tsu]―쓰、テ [te]―테、ト [to]―토のように定めている。見てのとおり、「ツ」を除いて語
頭のタ行はハングルの平音が対応しており、語中のタ行は激音が対応している。これは、「ㄱ、 ㄷ、 ㅂ、 ㅈ」の有声音化の結果である。しかし、「ツ」の場合、語頭でも語中でも表記が変らない のが分かる。 学習者が「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈの有声音化」を習得したところで、ハングルが다 [ta/da]、댜 [tja/ dja]、더[tə/də]、뎌[tjə/djə]、도[to/do]、됴[tjo/djo]、두[tu/du]、듀[tju/dju]、드[tɯ/dɯ]、디[ti/di]のよ うに、音素レベルで規則正しい結合を成しているのに対し、日本語のタ行 [ta] は、タ [ta]、 チ [ti]、ツ [tu]、テ [te]、ト [to] のような [t] を共通に結合する規則正しい動き方ではなく、チ [chi] とツ [tsu] のように音素レベルで特別な結合体が存在する。ハングル文字の学習を契機 にこのことに気づく学習者は少なくない。そのため、「チ」や「ト」が入る日本語の語彙を ハングルで表記しようとする際に誤りが現れるのである。誤用例(9)は、日本語の干渉と 韓国語の発音変化規則17の不充分な理解と混乱が同時に作用して誤用を引き起こしている例 である。 誤用例(9) 모디드기(ą)、모찌트키(ą)、모티드기(ą) モチヅキ(모치즈키)(○) [modidɯgi] [moʔtʃitɯki] [motidɯgi] [motʃidʒɯki] 마쓰자가(ą)、마드사가(ą)、마트자카(ą) マツザカ(마쓰자카)(〇) [maʔsɯdʒaga] [madɯsaga] [matɯdʒaka] [maʔsɯdʒaka]
また、日本語の「ン」と「ッ」をハングルで表記する時の誤用例(10)からも分かるよう に韓国語の音節構造に対して習熟されていないことが原因であると思われる例もある。 誤用例(10) 구ㄴ마(ą) 군마(グンマ)(○) 호ㅅ카이도(ą) 홋카이도(ホッカイドウ)(○) ᴵᴫފᬩɁջለޙȾȝȤɞႊ パッチムの仕組みの理解を助けるためにハングル子音の名称18を学習することになる。子 音の名称は一定の規則に沿った形で付けられているため、その規則さえ理解すれば、簡単に 習得できるが、名称そのものが学習を進める中で必修不可欠な内容ではないこともあり、残 念ながら初級レベルでの使用頻度がそれほど多くはない。そして、기역 (ㄱ)―키읔 (ㅋ)、디귿 (ㄷ)―티읕 (ㅌ)、비읍 (ㅂ)―피읖 (ㅍ)、지읒 (ㅈ)―치읓 (ㅊ) のように類似した名称が対立している 構造のため、初級学習者がこれらを正確に記憶することは難しいようである。誤用例(11) のように様々な様相の誤用が見られた。 誤用例(11) 디큳(ą)、티긐(ą)、티긑(ą)、디욷(ą)、디읃(ą) 디귿(〇) 키역(ą)、ㅋ옄(ą)、키엌(ą)、키옄(ą) 키읔(〇) 시읏(ą)、ㅅ옷(ą) 시옷(〇) ᴶᴫୣޙȾȝȤɞႊ 多くのテキストが、ある程度基本文型の学習が進んだところで数字の単元を入れているが、 漢数詞19と固有数詞20の順番で提示されるのが一般的である。韓国語には漢字語系の漢数詞 と固有語系の固有数詞の2種類の数え方がある。多くの学習者が数詞の学習を難しく感じて いる。その理由として複数の発音変化のルールを適用しないといけないということと助数詞 の種類が多いこと、さらに、助数詞による漢数詞と固有数詞の使い分けが難しいことが上げ られる。また、漢数詞はその発音が漢字に由来することから日本語の発音と似ているところ があるが、固有数詞の場合は語彙そのものの習得が大変なので、なおさら難易度が高い。 誤用例(12) 열하나시 오십분(ą) 열한시 오십분(11時50分)(〇) 구시 삼십분(ą) 아홉시 삼십분 (9時30分)(○)
둘시(ą) 두시(2時)(○) 時間を表す際、「時」は固有数詞と結合し、「分」は漢数詞と結合する規則がある。誤用例 (12)のように、結合を間違えてしまうケースが多い。また固有数詞の하나、둘、셋、넷だけ は、助数詞と結合する時に限って한、두、세、네のように変形されるという特別な規則を持っ ているのだが、열하나시や둘시のような誤りがよく見られた。さらに、学習者がもっとも困惑 しているのが数字の読み方である。連音化などを適用して発音しないと通じにくいところに 難点がある。誤用例(13)にそれを示す。 誤用例(13) 31916582 [삼일구일육오팔이](ą) [사밀구일류고파리(○)] 数字を綺麗な発音で読むためには連音化、流音化21、ㄴ挿入22、「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ」有声音化の 発音変化を適用しないといけない。文字学習が終わったばかりの初級レベルの学習者には相 当難しい作業である。 ハングルは音を文字に表す音素文字でありながら、表記する時は音節の単位でまとめて表 記する形式を成しているという、他の言語にはない特徴がある。日本語の仮名が音素文字で あることは韓国語と共通しているが、音節単位で表記しないところが韓国語とは異なる。こ のことが、日本人学習者にとって韓国語文字学習の大きな壁となっていると考えられる。 ᴫɑȻɔ これまでに日本語を母語とする初級学習者の文字学習における誤用例を取り上げた。初級 学習者の誤用は、韓国語の母音および子音音素の多さ、子音+母音+子音の音節構造、複雑 多様な発音変化によるものが多い。日本語からの干渉による誤用もあるが、初級学習におい てはこれらの内容の習得が定着されにくいことが誤用の主要原因であると考えられる。具体 的には、複合母音の理解、子音の平音−激音−濃音の音韻区別、発音変化の適用において学 習難易度が高いと言える。 当然ながら、学習者には目標言語の誤用について母語との対照を通して違いを示してあげ る必要がある。今後、より有効な指導法につなげるためにも文法・作文・会話などにおいて の誤用分析をも行いたい。
า 1 基本母音:ㅏ、ㅑ、ㅓ、ㅕ、ㅗ、ㅛ、ㅜ、ㅠ、ㅡ、ㅣ 2 誤用例に(ą)、正しい用法に(○)をつけた。 3 平音:ㄱ、ㄴ、ㄷ、ㄹ、ㅁ、ㅂ、ㅅ、ㅇ、ㅈ、ㅎ 4 激音:息を強く吐き出す音 ㅊ、ㅋ、ㅌ、ㅍ 5 濃音:のどを詰まらせ息をもらさないように出す音 ㄲ、ㄸ、ㅃ、ㅆ、ㅉ 6 複合母音:ㅐ、ㅒ、ㅔ、ㅖ、ㅘ、ㅙ、ㅚ、ㅝ、ㅞ、ㅟ、ㅢ 7 短母音:発音の最初から最後まで口の形が同じである母音 8 パッチムの音としてはㄱ [k]、ㄴ [n]、ㄷ [t]、ㄹ [l]、ㅁ [m]、ㅂ [p]、ㅇ [ŋ] の7つの子音だけを発音 する。 9 ㄱ、ㄴ、ㄷ、ㄹ、ㅁ、ㅂ、ㅅ、ㅇ、ㅈ、ㅊ、ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅎ、ㄲ、ㅆ 10 ㄷパッチムの種類:ㄷ、ㅌ、ㅅ、ㅆ、ㅈ、ㅊ、ㅎ 11 二重パッチム:ㄳ、ㄵ、ㄶ、ㄺ、ㄼ、ㄽ、ㄾ、ㅀ、ㅄ、ㄻ、ㄿ 12 「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ」有声音化:「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ」は語頭では [k]、[t]、[p]、[tʃ] であるが、母音に挟まれる場 合の語中では [g]、[d]、[b]、[ʤ] で発音するというルール 13 連音化:終声の後に母音が続く場合、終声を後の母音と結び付けて発音するというルール 14 濃音化:終声 [k]、[t]、[p] の後に「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅅ、ㅈ」が続くと、濃音として発音するというルール 15 激音化:「ㅎ」と「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ」が並ぶと激音として発音するというルール 16 その他の発音変化:ㅎ弱化、鼻音化、流音化、ㄴ挿入、口蓋音化 17 誤用例(9)では「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈの有声音化」 18 子音の名称:기역、니은、디귿、리을、미음、비읍、시옷、이응、지읒、치읓、키읔、티읕、피읖、 히읗 19 漢数詞:漢字語系の数詞 일、이、삼、사、오、육、칠、팔、구、십 など 20 固有数詞:하나、둘、셋、넷、다섯、여섯、일곱、여덟、아홉、열 など 21 流音化:「終声ㄹ+ㄴ」、「終声ㄴ+ㄹ」の場合は、「ㄹ+ㄹ」と発音するというルール 22 ㄴ挿入:終声の後に母音「ㅑ、ㅕ、ㅛ、ㅠ、ㅣ」が続く場合、「ㄴ」を挿入して発音するというルール ただし、合成語に限る。 Վᐎ୫စ 金泰虎(2006)『韓国語教育の理論と実際』白帝社 野間秀樹(2012)『韓国語教育論講座』第2巻 くろしお出版 국립국어원 (2005) 『외국인을 위한 한국어 문법 1 체계편』 커뮤니케이션북스 국립국어원 (2005) 『외국인을 위한 한국어 문법 2 용법편』 커뮤니케이션북스