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-第1学年○組
国語科学習指導案
1.単元名「話し合って考えよう」 2.指導観 、 、 、 ○ 一つの話題について 自分の意見を持ち 自分の言葉で表現できる力は中学生だけではなく 社会に出ても広く求められるものである。同時に、人の意見を聞き、相手の立場を考えること も身につけておかなければならない。中学校学習指導要領国語では、第1学年の「話すこと・ 聞くこと」の領域で 「話し合いの話題や方向をとらえて的確に話したり、相手の発言を注意、 して聞いたりして、自分の考えをまとめること」が、指導事項の一つとして挙げられている。 また、その指導にあたっては 「日常生活の中の話題についての対話や討論など」の言語活動、 を通して行うことが明記されている。そこで本単元では、グループ・ディスカッションを行う ことにより、自分の考えを相手に伝える力を高めさせたい。 ○ 本学級の生徒は、男子○○名、女子○○名からなり、明るく素直な生徒が多い。授業では、 「読むこと」、「書くこと」の学習には意欲的である。一方、自分の意見を発表する場面にな ると、積極的に挙手して発言する生徒は数人に限られてしまう。アンケートの結果でも、みん なの前で意見を発表するのを得意と答えた生徒は、約3割であった。筋道を立てて意見を言う ことを苦手としていることがわかった。 そこで 「伝え合う力」を育む手段として、4月から意図的に班学習を取り入れてきた。小、 、 、 、 グループにもかかわらず 初めはなかなか自分の意見が言えず 話し合いが滞る班もあったが 、 。 、 回を重ねるにつれ 話し合いや班ごとの発表も工夫してできるようになってきている しかし まだ自分の考えを「的確に」表現する力は身に付いてはいない。また、自分の意見を発表する ことに集中するあまり、相手の発言を注意して聞き 「自分の考えをまとめること」までには、 いたっていない。アンケートでは、ほとんどの生徒が班での話し合いが好き、と答えており、 その理由として、楽しいから・自信を持って考えを言うことができるから・人の意見をきくこ とができるから、を挙げている。一方、班学習がうまく進まないのは、司会の進め方に問題が あることも明らかになった。 ○ これらのことを踏まえ 「友だちと仲直りするには」という誰もが自分の意見を持ちやすい、 話題を取り上げ、自分の意見を主張できるグループディスカッションを設定する。そこで、自 分の意見を理由をつけて述べることができるように指導していきたい。 指導にあたっては、まずグループ・ディスカッションの流れを全員で確認する。自分の意見 を筋道を立てて説明するときの発言のしかた、司会者と書記の役割、発言するときや聞き手と しての態度にも触れておきたい。グループで話し合う前に、自分の意見をしっかりもって、メ モをさせ、自信を持って発言できるようにしたい。また、相手の意見を受け取り自分の考えを 深めさせたい。さらに、グループ・ディスカッションで出た意見をまとめて発表する場を設定 する。2 -3.目標 、 。 ○ 議題に対して自分の考えを持ち グループのメンバーに積極的に自分の考えを伝えようとする ○ 話し合いの話題や方向をとらえて的確に話したり、それぞれの発言を注意して聞いたりして、 自分の考えをまとめることができる。 ○ 自分の考えを筋道を立てて文章で表現することができる。 4.本単元における評価規準 ア国語への関心・ イ話すこと・聞く こと ウ書くこと オ言語事項 意欲・態度 1 . 話 し 合 い 学 習 を 意 1.話し合いの意義を理解 1.自分の意見を文 1 . 話 し 言 葉 と 書 欲 的 に 取 り 組 も う と し し、意見の組み立てに留意 章で表現することが き 言 葉 の 違 い を 理 ている。 して、発言したり聞きとっ できる。 解 し 、 適 切 に 使 う 2 . 意 見 交 換 す る 相 手 たりしている。 ことができる。 の 意 見 を 聞 き 、 そ れ に 2.記録をもとに、グルー 対 す る 自 分 の 立 場 を 明 プの意見交換の内容を簡潔 確 に し な が ら 発 言 し よ に報告している。 うとしている。 3.自分とは異なる意見や 疑問点について、メモをと って質問し、考えを深めて いる。 5.単元指導計画 次 配時 学習活動・内容 指導上の留意点 評価規準 第 1 1.グループ・ディスカッション ・ 教科書教材の進め方を参考にする。 アー1 1 について理解し、学習の見通し ・ 目的と条件に合わせて気持ちを伝え 次 をもつ。 る方法について、グループで意見を交 換すること、その結果を報告すること が学習の流れであることを伝える。 3 2.テーマに沿って、目的と考慮 ・ 全員が自分の意見を持てるように個 アー1 すべき点を確認し、グループ・ 別指導する。 ウー1 ディスカッションの準備をする。・ 自分の意見だけでなく、理由も書く ようにさせる。 ・テーマ ・ 司会者と書記の役割を確認させ、グ ・進め方 ループ・ディスカッションの流れを知 ・役割 らせる。 、 、 ・準備 ・ グループに分かれ 役割分担をさせ 話し合いの流れを確認させる。
3 -第 1 3.グループ・ディスカッション ・ 机間指導を行い、意見交換がう アー2 2 本時 を行う。 まくいくように 助言する。 イー1 「 」 次 テーマ 友だちと仲直りするには 話し合いの流れ ・各自の意見を発表 ・質問 ・討議 ・班の意見をまとめる 1 4 グループで話し合ったことを. 、・ 互いのグループの情報を伝え合 オー1 クラスの人たちに報告する。 うことで、課題についてより深い イー2 考えを持たせ、よりよい話し合い イー3 の方法について考えさせたい。 5.グループ・ディスカッション ・ 自己評価をするため、ワークシ の学習を振り返る。 ートに書き込ませる。 ・グループでの話し合いの後に、自 分の意見をまとめて書かせる。 6.本時 於1年○組 (1)本時の指導観 、 、 。 前時までの内容を振り返り グループ・ディスカッションの流れ 役割分担の確認をさせる 自分の意見を書いたワークシートをもとに、班で意見交換をさせる。まず、全員に自分の意見 を理由とともに発表させたい。同時に、友だちの意見を客観的に受け止め、疑問点などを質問 することによって、話し合いを深めさせたい。最後に、班の意見をまとめるように指示し、次 回のクラス発表へとつなげていきたい。 (2)本実践における交流活動 「友だちと仲直りするには」という身近なテーマを取り上げ、班で意見交換を行わせる。 クラス全体ではなかなか言えない意見も、小グループなら自信を持って言えるであろう。自 分の意見を言うこと、友だちの意見を聞き、自分とは違う考えを知ることで、話し合いの楽 しさ、大切さを味わわせたい。また、意見を交流し合うことは、お互いを理解することにも つながると思われる。 (3)本時の主眼 自分の意見を、理由とともにグループの中で発表することができる。 (4)準備 ①教科書 ②ノート ③学習プリント ④評価シート
4 -(5)本時の展開 学習活動・内容 指導上の留意点 形態 評価規準 配時 1. 前 時 まで の 学 習内 容 を ○黒板に話し合いの「目的」と「考慮 一斉 5 振り返る。 すべき点」を掲示し、話し合いの流れ が滞りそうになったら 「目的」と「考、 慮すべき点」に立ち返るように指示し ておく。 2. 本 時 のめ あ て を確 認 す ○めあてを黒板に掲示する。 一斉 る。 めあて グループ・ディスカッションをしよう テーマ「友だちと仲直りするには」 10 3. グ ル ープ ・ デ ィス カ ッ ○話し合いがスムーズに進むために、 一斉 シ ョ ン の留 意 点 を確 認 す 司会者・書記の役割、流れを確認さ る。 せる。 4. 班 で グル ー プ ・デ ィ ス ○班の中で、全員が理由とともに意見 班 アー2 カッションを行う。 を出せるように助言する。 イー1 30 (一人1分程度) ①各自の意見を発表 ○友だちの意見内容を大まかにメモさ ②質問 せる。 、 。 ③討議 ○メモをもとに 疑問点を質問させる ④班の意見をまとめる ○終了5分前に合図をし、話し合いの まとめに入らせる。 ○話し合いが途中の班には、それまで のまとめをさせる。 5. グ ル ープ ・ デ ィス カ ッ ○ グループ・ディスカッションへの参 個 アー2 5 ションを振り返る。 加がどうであったか、自己評価させ る。 6.次時の予告をする。 ○ 次 時 は 「 グ ル ー プ の 意 見 を ク ラ 一斉、 スに報告する」ことを確認させる。