画 初回擢患 1 5 年後に再発 し重症の経過 をと っ たギラン・バレー 症候群の 1 例
原田 真
)) 増田健二郎
1)亀山 和 人
1)市 原 寿 江
1)n~事里子 修
1)伊 藤 淳 子
2)~ll[\ 律子
3)神山 有史
3)真鍋 仁 志
ω真鍋 誠
5)1
) 小松島赤十字病院 内科
2 )小松島赤十字病院現伊月病院 内科
3)小松島赤十字病院麻酔科
4
)小松島赤十字病院透析室
5
) 小松 島赤十字病院 リ ハビ リ テーション科
要
旨
1 5 年の間隔をおいて再発した
Guilain‑Barre症候群
(GBS)の 6 5 歳、男性例を報告 した。いずれの発症前にも感 冒 様症状があり 、四肢脱力が出現 して、 呼吸筋も障害された 。 第一回目は人工呼吸は行われず、治療とし て 副腎皮質ステ
ロイドが使用され 、2 ヶ月ほどで歩行可能となり、約 6ヶ月間の入院の後ほぼ完全に回復していた。今回は 5カ月の長 期間にわたる人工呼吸を必要とした。1
0ヶ月を経過 した現在も 歩行は不能である 。
2回とも著明な全身の筋萎縮がみら れた。
GBSの再発は稀であり 、 血柴交換療法はステ ロイド療法に 比べて効果的であるとされているにも関わらず、 2 回目の経過が遷延して いることは 1 回目に比べよ り 、 重症であったと考えられる 。
キーワード:ギラン ・ バ レー 症候群、人工呼吸、 筋萎縮、血柴交換
はじめに
Guilain ‑Barre
症候群
(GBS)は急性に発症する 運動神経優位の多発ニューロパチーで、四肢筋力低 下、深部反射消失がみられ、通常は知覚障害が殆どみ られないのが特徴である 。多 くの症例で発症数日 ~1 ヶ 月前に上気道炎や胃腸炎などの感染症状が先行すると さ れ 、 従 来 よ り 急 性 炎 症 性 脱 髄 生 多 発 根 神 経 炎 (A IDP ) として知られており 、通常は予後良好な疾 患とされてきた。
我々は遷延するほほご全身の運動麻俸のために数ヶ月 の長期間にわたる人工呼吸を必要とした
G B Sと考え
られる症例を経験
した。さらに本例は約1 5 年前に同様 の症状があり
、約6 ヶ月間の入院の後、回復していた 。 前回と今回の症状を比較しながら、若干の文献考察を 加え、報告する。
症
例患 者
:Bum. , Y . 6 5 歳、男性、無職.
20
初回催患
15年後に再発 し 重症の経過を とったギラン ・ バレ ー 症候群の
1例
主 訴 :四肢運動麻庫、呼吸困難 家族歴 :特記すべきことなし
既往歴:昭和 5 7 年 今回 と同様の運動麻庫あり 6 ヶ月 入 院 ほ ぼ 完 全 に回復 していた 。
現病歴 : 平成
9年
1月中旬感冒様症状あり、市販薬を
表
1.主要検査成績( 入院時 )
尿 蛋白(
:1:),糖(
+),潜血 (2+)沈澄
WBC1‑3/hpf, RBC 20 ‑30/hpf赤 沈
19mm/hr末梢血
Hb 15. 81g/dl, RBC 502 x 10'1μ1, WBC 64701μ1, Plt 25.7 x 10'1μl血 液 化 学
GOT 64 IU/L BUN 13 mg/dl GP1' 63I
U/L CRNN 0.6 mg/dl LDH 393 IU/L Na 140 mEq/L T句bil 0.9 mg/dlK
3.7 mEq/L r .GTP 137 IU/L CI 101 mEq/L 1'1' 7.4 g Idl Ca 8.5 mg/dl血清学的検査
CR1' O. 78 mg/dl, IgG 746 mg Idl
,
IgA 291 mg/dl,
IgM 80 mg/dl髄液検査
初1)/
王
30mmH,
0,細胞数
2/31μ1,蛋白55mg/dl,粘
61mg/dl血液ガス検査
pI‑I 7. 41, 1'0
,
65. 1mmI ‑ l
g,
PCO,
35.6 mmI ‑ l
g, I ‑ l
C03 22.5mmol/L BE ‑0. 9mL/dl, 50,
93.1 %肺機能検査
VC2200cc(
児VC64. 51出).
FEV1出
87.6%,
V25! I
‑I1' O. 69胸部
x‑p 明らかな災常なし心電図 正 常 f I i i j 凶
Komatushima Red Cross Hospital Medical Journal
図1.本例の下肢像(全身に著明な筋萎縮がみられた)
服用し ていた。平成 9 年 1 月 2 8 日夜、 トイレに起きた とき手足に力が入りにくかったが、歩行は可能であっ た。 2 9 日朝起ち上がることが出来ず、 当院救急、外来を 訪れ、直ちに入院した。
入院時、意識は清明で、体温 3 5 . 9
0C 、脈拍 7 1 回 /分 であったが、血圧は 2 0 4 / 1 0 5 r n r n Hg と上昇がみられた 。 心音、呼吸音には異常なく 、 腹部にも異常はなかった。
神経学的には脳神経系で軽度
I礁下障害を訴え、運動系 では上肢挙上不能で握力は両側とも o Kg であった。
下肢は軽度動き はみられるものの起立・歩行は不能で あった。深部反射は四肢で消失し、病的反射はみられ なかった。 明らかな知覚障害はみられなかった。 また、
排尿困難を訴え た。
入院後経過
入院後、四肢麻捧および呼吸困難が増悪したため一 般病棟から ICU に転棟した。この後も肺活量は次第に 低下した。直ちに免疫吸着 による血液浄化療法を施行
血 祭 交 換 . 阪 湾
↓ ↓ ↓人 工 呼 吸 纏 気 管 切 開 吐 血
M R S A呼 吸 筋 麻 痩 四 肢 麻 痩 筋 萎 縮
1 9 97
年
1月
•
2 月
3月
4月
したが、肺活量は 9 0 0 c c (% VC26 . 2%) と低下したた め 、 鎮静剤投与下に挿管し、人工呼吸を開始した。さ
らに血液浄化療法c1月 29 日 ~2 月 14 日)を繰り返し たが、自発呼吸はみられず、鎮静剤の投与を中止する ことにより 著明な血圧の上昇がみられ、鎮静剤を再開 すると血圧が低下することを繰り返した。意識 は清明 と 思われ、命令に従い眼球のみ動く ( 2 月 9 日)、呼名 に開眼する ( 2 月 1 1 日)ことが観察された。四肢 は 完 全麻揮で、 MCV は測定不能であった。発熱があり感 染症が考えられ たためステロイドは使用しなかった。
各種抗生物質 (CPR , IPM I CS
,PIPC
,e t c ) を投与し ていたが、 2 月 1 4 日 MRSA が出現し、 ICU 内感染病 室に入室した。眼球、眼臓のみ動く状態で、知覚は保 たれており ( 2 月 2 1 日)、口唇が少し動くように思われ た ( 2 月 2 4 日
)02 月 2 5 日突然ショック状態となり、
Hb7 . 7g / d l と低下した。内視鏡により出血性胃潰療が みられた。 この後 ( 2 月 2 8 日)肝障害 ( GOT 7 4 1 , GPT
9 4 4 , LDH 1 9 8 2 ) 、腎障害 ( BUN95 , Crea t . 2 . 2 ) が強 く顕れた。発熱も続くため、抗生物質は続けて使用し、
カン ジダ抗原陽性で抗真菌剤も必要であった。 口唇は 明らかに動くようになった( 3 月 2 日
)0MRSA は続 いてみられたため、人工呼吸器装着 のまま 3 月 1 0 日 一 般病室へ転出した。 この頃全身の筋萎縮が著明であっ
た 。 胃 管 よ り 経 管 栄 養 開 始 し 抗 菌 剤 (CFDN , OFLX
,e t c ) も続けた。 3 月末頃より少し頚を動かす ようになり、 4 月 2 1 日頃軽度自発呼吸が観察されたた め、離脱を開始し、 一回換気量 は緩徐に増加し 5 月 8 日の 1 0 0 c c から 5 月 2 3 日には 200cd こなった。 この頃 上肢帯の筋の動きがみられはじめ、 肩をすすくめるよ
5
月 E 月
7月
8月
9月
図
2.本例の臨床経過(今回入院時)
VOL.3 NO.1 MARCH 1998
初回羅患
15年後 に再発し 重症の経過を
21とったギラン・ バ レー 症候群 の 1例
うな動作が観察された。 6 月 1 2 日頃よりド肢帯にも僅 かな動きがみられるようになった。 6 月 2 5 日人工呼吸 器をはずすことができ、インスピロンに変えた。気管 切開部を指で塞 ぐと 「 ア・イ 」 まで発語 出 来 た ( 7 月 1 0 日) 。 この頃大胸筋が動き、上腕の内転が可能となっ た。
7月 2 2 日より車椅子にのせてリハビリ 室 まで下り られるようになった。
9月初旬になってもやはり MCV ( 正 中 、 l 座骨) は記録されない状態であるが、
言語 は聞き取りにくいものの流暢で、水分は│眼下出来 ないが、プリンは暁下可能、上肢は挙上可能、大腿に 僅かに動きがみられている。
く 第一回入院時のまとめ >
昭和
5 7 年 5 月1 9 日感 官様症状があり、 6 月 1 1 : :
1左上 下肢の脱力感が出現し、 6 月 2 日には四肢の脱力感が 出現したため、
6月
3日 当院に入院した。筋力低下は さらに進行し、 6 月 6 日には四肢は完全麻鱒の状態と なり、峨下も不能となった 。さらに 呼吸困難(肺活量 1 1 0 0 c c ) もみられたため、 ICU 管理 とな った。 6 月 7日の髄液検査で細胞数 3 / 3 、蛋白 9 6 m g / d l であり、
6 月1 6 日には髄液蛋白は 1 9 4 m g / d l とさらに上昇 し蛋白 細胞解離が確認され GBSと診断された 。 6 月1 6 日よ り副腎皮質ステロイド (PSL4 5 m g / day )が投与され た。呼吸筋麻痔は続き、何度か自の前が真っ暗になる 様なことがあったと患者家族は話していた。 7 月はじ めよりベッド上での機能訓練が開始され、 7月末には 車椅子 に乗ることができるようになり、 8 月初め平行 棒で歩行訓練を開始、機能訓練を続け、 1 1 月2 0 日退院 している 。 この時、四肢末梢に筋力低下がみられるの みと記載されている 。
考 察
本例は感冒様症状に引き続き発症した運動麻癖を主 体とし、深部反射の消失を伴う 多発根神経炎で、他に 明らかな原因が認められず、 GBS と診断した。入院時 には髄液検査では細胞数の増加はみられず、蛋白は極 く軽度に上昇していた。そして、 急激に進行し、入院 翌日には人工呼吸が必要となり、脳神経領域を含む、
ほぼ全身の強い弛緩性麻捧を呈 した。経過は遷延し、
人工呼吸器からの離脱には約
5ヶ月を要し、発症後
8ヶ 月経過した現在でも Hughes の重症度 grade4 と起立
・ 歩行は不能な状態である。加えて、本例は約1 5 年前
22
初回権患
15年後に再発し重症の経過を とったギラン・バレー症候群の
1例
にも同様の症状を 呈 し、退院までに約 6 ヶ月を要した 既往がある ことが特徴である 。以下、これらの点に注
目し、考察を加える。
GBS は一 般的には 予後 良 好 な 疾 患 とされてお り 、
6ヶ月以内に完治すると記載されてきたが、時には 完全に回復しない症例がみら才k 重症の経過をとるもの 古くよりは知られていた。いわゆる Landrry 麻痔との 関係で Landry‑Guilain‑ Barre 症候群との概念が出さ れた時期もあり、脊髄型と脳脊髄混合型 にわけ、脳神経 が侵された場合は回復が遅延するとされてきた 2 L
1 9 8 6 年Feasby G
3)は遷延する経過をとり、 予後不 良であった 5 症例を報告した。これらの症例は電気生 理学的に軸索障害の所見がみられ、剖検でも脱髄は殆 どなく、
jtl山 索変性がみられたことより、
ttll11索型 GBS とした。 このことにより GBS の概念は大きく変貌を 遂げることになり、 GBS= 急性炎症性脱髄性多発性 根神経炎 ( A I D P ) とは言えなくなった
4.5)。
本例では発症 8 ヶ月後の現在でも正中、!座骨および 馴:骨神経の電気刺激で筋の活動電位 は 記録さ れず、神 経の生検も行っていないので、
j!ti11索型と診断すること は出来な いが、軸索と髄鞘の両者が障害さ れているこ とが想像される 。
再発性の G BS はいくつか報告さ れており 州、 2 度 の再発がみられた症例もある ヘ 通常の GBS が比較 的軽症で経過することを考えると、本例が 2 度にわた り極めて重症の経過をとったことは神経系が障害を受 けやすい何らかの要因があるのかも知れない。他の症 例でも初回が重症であったものは再発時も重症の経過 をと っ たことが報告さ れている ヘ GBS 様の症状が繰 り 返 し て み ら れ た 場 合 は 慢 性 再 発 性 根 神 経 炎 ( C RPRN ) との鑑別が問題になるとされているが、
臨床的には症状の完成するまでの期間が CRPRN で は 4 週間を越えるのに対し、 GBS では 4 週間以内で あるとされている ヘ 本例では 2 回の発症ともに
1~2 日ときわめて 早期 に症状は極期に達しており、
GBS と考えて良いと思われた。
近年、 GBS 患者血清中には抗ガンクリオシド抗体 が存在することが報告 されており
10)、各種の抗体が知 られているが、本例では発症
5ヶ月後に検索を依頼し た血清ではこれらの抗体は見出せなかった。
最後 に本例では第 l回入院時には副腎皮質ステロイ ドが使用され、 今回の入 院では入院初日に免疫!吸着療 法、さらにこれを追加したものの、目立った効果がみ
Komatushima Red Cross Hospita! M
巴
dica! Journa!られな いた めに二重雄過療法を行 ったが、効果は 明 │ ら かでなかっ た。論理的に免疫吸着、二重櫨過ともに単 純血柴交換に効果は劣る と 考え られ、教科書的にもそ の旨の記載はみられるが川、前 2 者の方法でも速やか な効果が得ら れる 症例は多く経験される ところで あ る 。今回についても副腎皮質ス テロイドの投与 も 示唆 されたが、発熱が続き感染症が考えられ たことや消化 住 :出血によるショ ック状態に陥ったことなどがあり 、 投与を見合わせた。文献的にみると河田ら
9)は 2 巨 │ の 再発がみられた症例の報告の中で 、 前 2 回のステロイ
ドあるいは
7グロプリン療法に対して、 3 回目に行 われた血柴交換療法の効果が優れていたことを強調 し ている 。また、桜井らは重症再発'性の軸策型を報告 し ているが、計 6 回行った血紫交換は著明 な効果はなく、
r ‑ グロプリン大量療法後 に 症状の改善が認められたと している 九 さらに最近の研究でも r グロプリン 大 量療法は血柴交換に匹敵する効果がある との報告もみ ら れる 1 2 ) 。我々の症例では保険適用あるいは金銭的な 意味 もあり
1‑ グ ロプリ ン大量療法は行わなかったが、
人工呼吸が必要な重症の GBS の治療には状況の許す 限り 、積極的な治療を行うべきであると考えられた 。
文 献
1 )佐藤修三、宮 武 正 Guilain ‑ B a r r e 症候群の 診断基準.内科 5 5 :1 3 2 5 ‑ 1 3 2 7
,1 9 8 5
2 )平山恵三、川村 満 : Guilain ‑ Barre 症候群. 日 本│ 臨床 4 0 ( 1 臨): 6 6 2 ‑ 6 6 3
,1 8 9 2
3 ) Feas by TE:An ac u t e axonal form o f G u i l ‑
a i n ‑ Barre polyneuropathy. Brain 1 0 9 : 1 1 1 5 ‑ 1 1 2 6 , 1 9 8 6
4 )結城伸泰 : 変貌を遂げ た G u i l a i n ‑Barre 症候群 の疾患概念.医のあ ゆみ 1 8 1: 5 6 5 ‑ 5 6 9
,1 9 9 7 5 ) Ho TW. Li CY , Coro nblath D R Patterns
o f r e c o v e ry l i n t h e Guillain‑Barre synd‑
romes. Ne urolog y48 : 6 9 5 ‑ 7 0 0
,1 9 9 7
6 )桜井優子、 三宅捷太、山下純正:重症再発性の軸 索型ギラン・バレー症候群の 1 例. こども 医療セ
ンタ ー医誌 2 3: 1 3 ‑ 1 7
,1 9 9 4
7)西河美希、田中晴美、市山高志 : G u i l l a i n ‑ Barr e 症候群が再発 した 1 例.小児科臨床4 8: 1 3 2 7 ‑ 1 3 2 9
,1 9 9 5
8 )舟 川 格 、 垣 尾 武 志、小西敏彦 : G u i l l a i n ‑Barre 症候群が再発 した 1 例. 臨床神経2 6: 4 5 8 ‑ 4 6 3
,1 9 9 6
9 )河田泰原 、藤田信也、大橋寿彦 ・ 2 回の再発を繰 り返した Gu i l a i n ‑ B a r r e 症候群. 1 臨 床神経 3 2 : 1 8 7 ‑ 1 9 0
,1 9 9 2
1 0 ) 結 城 伸 泰 Ca mp y l o b a c t e r J e J u n i 感 染 と Guil a i n ‑Barre 症候群 、Fisher 症候群 一交文抗 原説の証明.内科 7 3: 3 8 9 ‑ 3 9 3
,1 9 9 5
1 1 ) 結城伸泰 : Guil a i n ‑ Barre 症候群.今日の治療指 針. 日野原ら監修 、医学書院、東京、 pp223‑224
,1 9 9 7
1 2 ) B r i l V , I i s e W K , Pearce R : P i l o t t r i a l o f immuno g l o b u l i n v e r s us plasm a exchange i n p a t i e n t s with Gui l l a i n ‑Barre syndrome .
e u ro l o gy 4 6 : 1 0 0 ‑ 1 0 3
,1 9 9 6
Severe Guilain‑8arre syndrome Recurred 1 5 Years after the First Episode.
一 一 A Case Report 一 一
Ma k o t o HARADA 1 ) , K e n j i r o o MASUDA 1 ¥ Kaz uh i t o KAMEY AMA 1 ¥ T o s h i e ICHIHAR A 1 ) O sam u FUJI N O l ¥ Junko I T 00 2¥
li.i t huk o GOH 3¥ Ari f u mi KOHY AMA 3 )
H i t o s h i MANAJ ヨ E 4 )
,Makoto MANAB E 5 )
1 ) Di v i s o n o f I n t e r n a l Me d i c i n e
,Komatu s hima
li.e d Cro s s H o s p i t a l 2 ) Di v i s o n o f I n t e r n a l M e d i c i n e
, Itu k i H o s p i t a l
3 ) Di v i s o n A n s t h e s i o l ogy
,Ko ma t u s h i ma Red C r o s s Hos p i a l 4 ) Di v i s o n o [ D i a l y s i s
,Komatushima
li.e d C r o s s Ho s p i t a l
5 ) D i v i s o n o f P h y s i c a l t h e r a p y , Koamatushima Red C r o s s H o s p i t a l
VOL . 3 N O . 1 MARCH 1 9 9 8 ネ i J J 回権
J、 宮 1 5 年後に再発し重症の経過を
23とったギラン ・ バレ
ー症候群の 1例
We r e p o r t e d a p a t i e n t w i t h Guilain‑Barre syndrome (GBS) r e c urr ed 1 5 years a f t e r t h e f i r s t episode The 6 5 ‑ y e a r s ‑ o l d man d e v e l oped muscu
lar weak n e s s i n extrem i t i e s and d i f f i c u l t y i n r e s p i r a t i o n a f t e r common c o l d l i ke symproms i n both ep i s o d e s . I n t h e f i r s t e p i s o d e , h e needed no r e s p i r a t o r y a s s i s t and t r e a t e d w i t h pr e d n i s o l o n e . He became a b l e t o walk abou t two months l a t e r and r e c o v e r e d comletely a f t e r s i x ‑ mon t h h o s p i t a l i z a t i o n . B u t , i n t h e pr e s e n t t i me , t h e p a t i e n t h ad n eeded v e n t i l a t o r f o r f i v e months i n s p i t e o f und e rgoing doub
le f i l t r a t i o n and immuno‑adsorption plasmapheresis. I ‑ I e h ad n o t been a b l e t o walk f o r t e n months from o n s e t . Severe systemic muscu l ar atrophy was obserbed i n both e p i s o d e s . GBS r e c u r s r a r e l y , and i t was considered t h a t t h e second a t t a c k i s more s e v e r e compar
・ingt o p r i o r acc i d e n t
,f o r r e c e n t treatments s u c h a s p l asma exc hn ge or plasmapheresis are t h o u g h t t o be more e f f e c t i v e than c o r t i c o s t e r o i d t h e r a p y .
Keywords : Guilain‑Barre s y ndrom e , v e n t i l a t o r , s e v e r e muscular a t r o p h y , p l asma ph e r e s i s Komatus hima Red Cross Hospital Medical J o urn a l 3 :
20‑24, 1 9 9 8
24