上越教育大学障害児教育実践センター紀要,第1
0巻
,71‑7 2,平成1
6年
3月
A年間相談件数
平成
15年度 セ ンター活動報告
障害児教育実践 セ ンター ・セ ンター長 我妻敏博
1.運営委員会及びセ ンター紀要編集委員会報告
(1)運営委員会
平成1
5年度第
1回障害児教育実践 セ ンター運営委員 会が7 月1
0日に開催 され,平成15 年度事業計画, 同予 算等について協議 された。
(2)
センター紀要編集委員会
平成1
5年度第
1回障害児教育実践 セ ンター紀要編集 委員会が平成1
5年
7月15 日に開催 され,セ ンター紀要 第
10巻の編集 について検討 された。
2.平成
15年度の教育相談 ・教育臨床活動
平成1
5年
4月か ら平成16 年
3月 までの教育相談実績 紘,以下の表
A,B,Cに示す通 りである。なお,表 に は障害児教育講座 の臨床実習の授業 として行 った教育 相談,授業 とは別 に障害児教育講座及 び障害児教育実 践センターの教官 が個 別 に依頼 され て行 った教 育相 読,教官や院生が研究のために行 った教育相談が含 ま れている。
( 1 ) 年間相談件数 ( 表
A)表
Aには障害種別 ごとの相談件数が示 してある。新 規相談 の合計 は20 件,継続相 談 は44 件 で合 計64 件 で あった。平成14 年度の集計では相談件数合計が62 件で あり全体の件数 は昨年度 なみである。障害種別でみ る と
,「 知的障害 ・ダ ウン症」が最 も多 く,ついで 「 難聴 ・
聾」であった。 なお
,「 難聴 ・ 聾」 は聴力検査 のために センターを訪れ る場合が多い。
(2)
年間相談 ・指導回数 ( 表 B)
表
Bには指導 内容 ご との延 べ指導 回数 が示 してあ る。平成1
5年度 の延べ指導 回数 は全部 で637 回で あっ た。その うち継続指導 の回数 は合計569 回( 新規が75 回, 前年度か らの継続が494 回)であ り,継続的 に指導す る ケースが大半を占めている。平成14 年度の集計では延 べ指導回数が783 回 となってお り,本年度 は回数が減少
した。
(3)
年間相談 ・指導時間 ( 表
C) ㌔表
Cには指導 内容 ごとの延 べ指導 時間数 が示 して ある。年間延べ指導時間は合計で1
027.5時間であ り, その うち検査関係が初期定期合わせて106.
5時間,継続 指導が921 時間であった。延べ指導時間を延べ指導回数
障害種別 新規相談 継続相談
計肢体不眉由 .重症心身
1 7 8知的障害 .ダウン症
3 18 21難聴 .壁
5 6 ll言語障害
2 2 4自閉症 .情緒障害
2 2 4学習障害
2 0 2視覚障害
1 6 7その他
4 3 7新規相談‑今年度より新 しく教育相談を行ったもの 継続相談‑・ 前年度より引き続き教育相談を行ったもの
B
年間相談 ・指導国敷 く 延べ指導回数) 指導内容 新規相談 継続相談
計初期相談 ( 検査)
8 ‑ 8定期相談 ( 検査)
13 47 60継続指導
75 494 569初期相談・ ‑初回相談( 検査)のみ行ったもの
定期相談・ ‑数 ヶ月に 1回教育相談( 検査)を行ったもの 継続指導・ ・ ・ 月 1回以上継続して教育相談を行ったもの
C
年間相談 ・指導時聞 く 延べ指導時間) 指導内容 新規相談 継続相談
計初期相談 ( 検査)
18.5 ‑ 18.5定期相談 ( 検査)
19.5 68.5 88継続指導
121.5 799.5 921( 表
B)で割 ると平均 は
1.6時間 とな り,
1回の相談時 間は
1‑ 2時間である。平成14 年度 の延べ指導時間の . 合計 は11
91.5時間であ り,若干減 っている。
3
.研 修 活 動
(1)セ ンターセ ミナー
平成16 年
2月7日tt ) ,第67 回障害児教育 実践 セ ン ターセ ミナーを開催 した。「 障害のある人の
QOLと自 立 を高 め る支援機器 の活用 と今後 の課題 :コ ミュニ ケーシ ョン支援 を中心 に」テーマに,畠山卓朗教授 ( 星 城大学 ・リ‑ ビリテ‑シ ョソ学部)を招 いた。 また, 平成1
6年
2月23 日
脚,第68回のセ ミナーを開催 した。
「 特別支援教育への行動分析的 アプローチ」 をテーマ に,藤 田継道教授 ( 兵庫教育大学 ・教育臨床講座)杏
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障害児教育実践セソクーの活動報告 招いた。
( 2) 各種研究会 ・講習会
平成
15年度 に本 セ ンターを会場 に開催 された研究 会 ・講習会等 は以下の通 りである。
◇7/3
上 ・中越視覚障害に関す る講演会及び教育 相談会
◇ 7/16
上越地区特殊教育懇談会
◇ 7‑8
月 新潟県認定講習会
◇8/1
地域貢献事業検査法講習会
◇8/5
平成
15年度附属学校初任者研修会
◇9/17
上越障害児教育研究会主催研修会
◇隔月 上越 自立活動研究会
◇隔月 通級担当者学習会
◇月 1回 上越青年 の休 日を充実 させ る会
◇ 7/1・2/21
新潟県特別支援教育学習会
4.
地域支援活動
(1)研究生の受け入れ
新潟県
(3名,期間
1年) ,鳥取県
(3名,期間
6ヶ月)か らの研究生を受け入れた。研究生にはそれぞれ 指導教官がつ き,それぞれの研修 テーマにもとづいて 指導 を受けるとともに,障害児教育講座 の授業を聴講, 臨床指導への参加 などを行 った。
(2)
地域支援活動
◇新潟県就学指導委員会
◇新潟県教育職員認定講習会講師
◇新潟県初任者研修講師
◇新潟県内特殊教育語学校職員研修会講師
◇新潟県教育相談運営会議委員及 び教育相談委員
◇新潟県保健所療育教育講師
◇上越障害児教育研究会顧問 ・講師
◇上越市 こども発達相談室講師及び保育所巡回指導
◇新井市障害児通園事業 「ひば り園」の職員研修講師
◇大潟町第
2保育所保育士研修講師
◇上越障害者福祉推進連携協議会会長 5.刊 行 物
上越教育大学障害児教育実践センター紀要第
10巻を 平成
16年
3月に刊行 した。
6.
セ ンターの利用状況
当センターは障害児教育講座 と一体 となって,主 と して障害児教育専攻の大学院生に対 して,実践的 ・臨 床的な活動の場 と磯会を提供 してきた. 教育臨床実習,‑
実践場面分析演習な ど,幅広 くかつ活発 に利用 されて
いる。平成
15年度の利用状況は以下の通 りである。
( 1 ) 教育臨床実習
障害児教育講座 の授業科 目 「 障害児教育臨床実習
Ⅰ
・ⅠⅠ」及 び 「 障害児応用臨床実習 Ⅰ
・ⅠⅠ」 は,その 多 くを前述の教育相談活動 と関連づけて,当センター で実施 されている。上記
4科 目は,盲 ・聾 ・養護のそ れぞれの分野で実施す るため,週 あた り合計
12コマの 教育臨床実習が組 まれた。
教育臨床実習では,臨床後 に当センター内の ビデオ 分析装置 などを活用 して行動や動作分析を行い,ケー スカソファランス室 にてカソファランスを実施 した。
この他 にも,センター及 び障害児教育講座の教官が, 教育臨床実習 とは別 に,セ ンターの施設設備を利用し て個人的あるいは公的に依頼 された教育相談を実施し た。
(2)
実 習 授 業
本学大学院の必修科 目である「 実践場面分析演習『 障 害児教育 』 」では,地域の養護学校 において授業を実施 させていただ き,当センターの
AV機器を活用 して授 業分析を行 った。
授業科 目 「障害児心理 ・生理検査法」では,当セン ターにある教材や検査用具,施設設備を活用 して, 様々 な検査法や心理学的実験を実施 した。
(3)
講義やセ ミナー 、
情緒障害児指導法,言語障害児指導法,障害児研究 汰,障害児研究セ ミナーなどの講義,セ ミナーが本セ ンター研修室及びカソファランス室を利用 して実施さ れた。
7.そ の 他
( 1 ) 国立大学障害児教育関連施設 ・センター連絡協議 会への参加
平成
15年
9月
22日脚 に東北大学で開催 された 日本特 殊教育学会第41 回大会の折 りに,連絡協議会が開催さ れた。当センターか ら恵羅助教授が参加 した。各施設・
センターの活動状況について種 々情報 ・意見の交換が 行われた。
(2)
人 事
平成1
6年
2月
1日付 けで丸山昭生民が本センタ‑請師 として着任 した。氏は長年地元新潟県で養護学校長 をされ,特 に上越地域の障害児教育に多大 な貢献をさ れた先生である。 ご専門は言語障害,病弱虚弱,知的 障害,肢体不 自由 と多岐にわた っている。
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