知的障害児を対象とした感性教育に関する研究
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(2) ディアとして授業に関わっている。実践はビデオに記. 姿勢がよく、制作の時間も長い。1,2と3を比べる と、教材の違いというのも大きいが、1,2よりも、. 録し、それをもとに考察する。. 一緒に歌を唄うなど、一緒に何か1こ打ち込むエピソー. (3)授業案 題材:「小麦粉粘土で遊ぼう」. ドも、3が最も多いため、要因として、授業者と子ど. 2.感性教育の実践 2. もとのかかわるカである支持的風土の要素の充実があ げられ、支持的風土が感性教育1こおいてとても大切で. (1)対 象. X県Y小学校Yアフタースクール1こ在籍する児童1. あることが改めて検証された。. (3)実践3. 名。R児(ダウン症17歳)。. この実践は、授業者が4名で行った毛のであり、し. 期間 2008年10月22日、29日、11月12日. かもT1以外の3名は普段から子どもとかかわってい. (2)検証方法 対象児Rに対し、感性育成を目的とした授業を行う。. るため、子どもの特性をつかみ、また授業者同士も連. 実践記録をもとに、エピソード(R児の行動や発言、授. 構しあっているので、支持的風土を子どもに与えやす. 業者とのかかわり)を抽出し、それについて考察して. いものであったといえる。その為、子どものつぷやき を聞き逃さない、などの項目は多く表出されることと. いく。. なり、子どもたちも、楽しみながら授業に臨むことが. (3)授業案. 題材11rひっかいて線を描こう」 題材21『たんぼで遊ぼう」. できたのではないか。. 3.感性教育の実践 3 1.対 象 X県知的障害特別支援学校小学部高学年クラスZ組. 終章 感性教育についての考察. に在籍する児童6名。^児(知的障害:6年生)、. から何かを学ぶことは、理性から学ぶよりも学びやす. K児(自閉性障害14年生)、丁児(自閉性障害:4年生)、. いということがいえる。実際に授業実践を行った中で、. J児(ウィリアムス症候群:4年生)、. 知的障害児は、感性を活発に働かせることができると. 感性とは、知的障害児を含むすべての人が、対象と なると考えられる。特に、知的障害児にとって、r感性」. ㎜児(自閉性障害 5年生)、H児(自閉性障害 5年生). 検証できたのではないかと考えられる。また、知的障. 期間 2008年9月17日、11月5日、7日. 害児は、ゆっくりと感性を働かせながら授業に参加し、. 2.検証方法 対象である、小学部高学年クラスZ組1こ対し、感性. 実践を通して明らかとなった。その為、r感性」を育む. 育成を目的とした授業を行う。その際、クラス担任、. ということは、知的諌害児1二とって有効であるといえ. 副担任に授業案を提出し、指導を受け検討して毛らっ. る。実践記録の観察を行った際、子どものr自己表現」. た上で、授業の実践を行うものとする。. 活動が起こるときには必ず、かかわる人がいるという. 3.授業案. ことが明らかとなった。「感性教育」は、短期問で計画. 「自分なりの価値」を見出していく場合が多し、ことが. 題材1:「絵の具をつけて歩こう」. してなされるのではなく、教師同士の連携も含め、’‘あ. 題材21「たんぽでたたいて遊ぼう」. たたかい集団づくり”が必要となってくるのではない か。本研究では知的障害児を対象とし、片岡が提案し. 4.総合考察 (1)実践1. た10項目をもとに、知的障害児1こ即した感性育成のた. ”児は色の三原色だけで色をつくるのは難しい、と. ことを目的としてきたが、その取り組みはすべて美術. 途中投げ出しそう1こなったが、授業者と一緒に色を作. 教育をもと1こしたものであった。そのため本研究では、. っているうちに、その描画方法を受け入れることがで. 教室の外に出て体験を通して感性を育むというような. きる。その後の生活科の授業の絵日記に描いたひまわ. ことを実現することが出来なかった。すなわち、教科. りには、黄色と緑を同時に塗るという混色技法が使わ. の概念を拭いきれていなかったのではないかと考えら. れていた。これは、今までの絵日記には見られず、“. れる。今後は、教科の枠にとらわれず、r感性教育」の. 児は授業を通してこの表現方法を自分のものにしたと. 授業開発の研究をすすめることによって、特別支授教. いえる。. 育の一助となれば幸いである。. めの教材開発を試み、実践を通じて有効性を検証する. (2)実践2. 授業実践1,2,3を比べると、3が一番取り組む. 主任指導教員 河相善雄教授 指導教員 河相春雄教授. 一227一.
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