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まちづくりNPO法人の運営および活動の実態に関する研究 [ PDF

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(1)まちづくり NPO 法人の運営および活動の実態に関する研究. 平原 拓哉 1. 研究の背景と目的. 6000.  1998年に特定非営利活動促進法(以下,NPO法)が成立. 5000. したことにより,市民活動主体である特定非営利活動. 4000. 法人(以下,NPO 法人)は更なる発展を遂げてきた。NPO. 3000. 法では, 「まちづくりの推進を図る活動」が特定非営利 活動の1つとして掲げられ,まちづくりにおいても NPO 法人が一定の役割を果たすことが期待されている。. NPO法人 まちづくりNPO法人. 2000 1000 0.  一方,1960 年代に公害・日照問題などの反対運動と. H11. H12. H13. H14. H15. H16. して始まったまちづくり運動も,近年では市民主体型. 図 1 NPO 法人の認証数の経年変化. のまちづくり活動の必要性が叫ばれるようになった。. る。」全ての NPO 法人の 4 割近くとなり,NPO 法人によ. しかし,まちづくりには高い専門性が必要とされるこ. るまちづくりが広くかつ盛んに行われていることを窺. とから,市民主導で行うことは容易ではなく,市民の専. わせる。また,NPO 法が施行されてから現在までの認証. 門性を補完する組織が必要である。その組織として NPO. 数の経年変化を見ると,近年,急速に増加していること. 法人が注目され,豊かな地域社会を実現するためにも. が把握できる(図 1)。日本には未だ法人格を取得してい. 「まちづくりの推進を図る活動」を行う NPO 法人(以下,. ない,任意団体も多数存在すると言われることや(*1) ,. まちづくり NPO 法人)の成長が期待される。. NPO 法が成立して 10 年にも満たないことを考慮すると,.  まちづくりNPO法人が成長するためには,法人の活動. 現在は,NPO 社会を形成する成長段階といえる。. や運営の現状を把握することが必要である。まちづく りNPO法人を対象にした研究では,その多くが事例報告. 3. アンケート調査の概要. 的な内容であり,全体像を把握した研究は無い。そこ.  まちづくりNPO法人の運営及び活動の実態を調べるた. で,本研究では,全国のまちづくり NPO 法人に対してア. めに,Web を利用したアンケート調査を平成 16 年 11 月. ンケート調査を行い,運営および活動の実態について. 16 日∼ 12 月 13 日に行った。アンケートサイトを掲載. 全国的傾向を把握することを目的とする。. したWebサイトの告知をする必要があるため,調査対象 となる法人は全国のまちづくり NPO 法人のうち E-mail. 2. NPO 法人の概要. アドレスが把握できた法人とした。E-mail アドレスを.  NPO 法人とは所轄庁に認証され,法人格を付与された. NPO 法人のデータベースや当該法人の HP から調査した. 組織のことであり,特定非営利活動を行うことを主な. 結果,2645 となった(表 2)。. 目的とする。特定非営利活動とは広く社会一般の利益.  Web を利用したアンケートシステムは,CGI スクリプ. に寄与することを目的とし,NPO 法で定められた 17 分. ト(*2)を使用し,アンケートサイトへの法人以外のアク. 野に当てはまる活動のことである(表1)。その1つに「ま. セスを拒否し,法人の回答をWebサーバーで保存する仕. ちづくりの推進を図る活動」も含まれるが,この活動を. 組みとなっている。回答形式は選択式(単数・複数)で,. 行う NPO 法人数は平成 16 年 12 月 31 日現在,7898 であ 表 1 特定非営利活動の種類. 一部,自由記入により回答を得た。また,集計結果に関. 特定非営利活動の種類 保健、医療又は福祉の増進を図る活動 社会教育の推進を図る活動 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関 する連絡、助言又は援助の活動 まちづくりの推進を図る活動 子どもの健全育成を図る活動. 反応数. しては回答を頂いた法人に限り公開し,その旨を,配布 した E-mail で伝えた。このことが,回答するインセン. 11298 (56.6) 9395 (47.1). ティブになったと考えられ,有効回答数は 627 で,回収. 8614 (43.2). 表 2 アンケート調査の回答数. 7898 (39.6) 7770 (38.9). ※特定非営利活動のうち,多く行われている活動の上位 5 つのみを挙げた。この他, 「環境 の保全を図る活動」など 12 分野存在する。尚, ( )内は全体に対する構成比. 11-1. E-mail配布数(調査対象法人) 2645. 総回答数 有効回答数 有効回収率 681. 627. 23.7%.

(2) 表 3 調査項目. の専門性を持ち活動を行っていることが把握できる。 アンケート調査項目. 属 性. 属性 財政状況. 運 営 の 実 態. 人材 外部組織との連携 課題. 活 実 動 態 の. 活動内容. 4.2 まちづくり NPO 法人の運営の実態. 組織の設立時期 地域への関わり方 組織の規模. <財政状況>  財政状況については年間収入,収入の内訳から決定. 年間収入 収入の内訳 メンバーの専門性 事務局スタッフの有無 現在,連携をとっている外部組織 情報発信 組織体制としての課題 活動資金の確保. した収入構成の単純集計を表 5 に示す。まず,年間収入 を見ると, 「100 万∼ 500 万円未満」が最も多く,1000 万円未満が 6 割以上を占める。逆に 2000 万円以上は 1 割程度であることから,全体的にその経済規模は小さ. 活動地域数 活動範囲 具体的活動内容(行為) まちづくりのテーマ(目的). いといえる。次に,収入構造については収入の内訳から 算出した。 「バランス型」とは事業収入,会費,補助金・ 助成金,寄付金から同程度の収入を得ている場合であ. 率は 23.7% であった(表 2)。. り, 「事業収入との組み合わせ型」とは事業収入と他の.  調査項目は表 3 の通りで,まず,法人の属性,続いて. 1つの財源から同程度の収入を得ている場合, 「他の2つ. まちづくり NPO 法人の運営の実態を表す財政状況,人. の組み合わせ型」とは事業収入以外の財源2つから同程. 材,外部組織との連携,組織体制・活動資金についての. 度収入を得ている場合である。結果を見ると, 「バラン. 課題,最後に活動の実態を表す活動内容について質問 した。. ス型」が最も多く,次に「事業収入中心型」であった。 「バランス型」には事業収入も含まれることからサービ スの対価として金銭を得る法人が多いといえる。. 4. まちづくり NPO 法人の運営および活動の実態  本節では,アンケート調査で得られた結果を示すが, 以降の表では特に断りがない場合,全体数は 627 で,表 中の( )内は全体に対する構成比を表すこととする。  調査に回答を頂いた法人の属性についての結果を表4 に示す。まず,設立時期を見ると,1999 ∼現在までに 設立された団体が 7 割以上であった。次に,組織の規模 を見ると, 「10 名未満」 , 「10 ∼ 19 名」が多く,29 名未 満の組織が7割を占める。調査に回答頂いた法人は比較 的小規模な組織といえる。また,法人が活動地域に対し てどのような立場で関わっているかを尋ねたところ, 「専門家集団」が最も多く,次いで「専門家かつ地域の 住民集団」が多い結果となり,全体の 6 割以上は何らか. 項目 組 織 時 の 期 設 立. 組 織 の 規 模. 関地 わ域 りへ 方の. カテゴリ. 反応数. 1960年代 1970年代 1980年代 1990∼1994年 1995∼1998年 1999∼現在. 10 (1.5) 15 (2.2) 25 (3.7) 37 (5.5) 66 (9.8) 474 (70.5). 10人未満 10∼19名 20∼29名 30∼49名 50∼99名 100∼499名 500名以上. 212 (31.5) 206 (30.7) 85 (12.6) 54 (8.0) 44 (6.5) 20 (3.0) 6 (0.9). 専門家集団 225 (33.5) 地域の住民集団 80 (11.9) 専門家集団かつ地域の住民集団 187 (27.8) 専門家集団でも住民集団でもない 54 (8.0) 上記の選択肢に当てはまらない 81 (12.1).  人的資源については,メンバーが持つ専門性,専従の 事務局スタッフの有無についての単純集計を表 6 に示 す。まず,メンバーの専門性を見ると, 「建築」が最も. 4.1 調査に回答頂いた法人の属性. 表 4 調査に回答頂いた法人の属性. <組織の人材>. 多く,建築分野の関心の高さが伺える。全体的には,ど の分野も 1 割を越え,まちづくり NPO 法人には様々な専 門性を持った人材が集合している。次に,専従の事務局 スタッフの有無を見ると, 「常勤有給」が最も多く, 「常 勤無給」と合わせると,5 割以上となり,半数以上の法 人で常勤のスタッフを配置している。このことから少 なくとも半数以上の法人が,1 つの事業体として常時活 動しているといえる。逆に約1 /4 の法人が「スタッフ はいない」と回答している。これらの法人では運営や活 動の時間以外で事務をしなければならず,活動の規模 表 6 組織の人材. 表 5 財政状況 項目. カテゴリ. 反応数. 年 間 収 入. 0円 13 (2.1) 1∼100万円未満 132 (21.1) 100∼500万円未満 180 (28.7) 500∼1000万円未満 64 (10.2) 1000∼2000万円未満 89 (14.2) 2000∼5000万円未満 45 (7.2) 5000万円以上 26 (4.1) まだ一年間活動を行っていない 33 (5.3) 答えられない 45 (7.2). 収 入 構 造. 事業収入中心型 会費中心型 補助・助成金中心型 寄付金中心型 バランス財源型 事業収入との組み合わせ型 他の2つの組み合わせ型 不明・無効値入力. 185 (29.5) 95 (15.2) 37 (5.9) 13 (2.1) 202 (32.2) 42 (6.7) 16 (2.6) 37 (5.9). ※表 4,5,6 の網掛け部分は構成比が 30% 以上のもの。また,表 6 においては,複数選択で回答を求めたため,合計は 100% にならない。. 11-2. 項目. メ ン バ ー の 専 門 性. ス 事 タ 務 ッ局 フ. カテゴリ. 反応数. 建築 都市計画 不動産 土木 造園 農林業 自然・環境 医療・保健 福祉 教育・育児 法律 金融・経営 芸術・文化 情報 行政. 231 (36.8) 149 (23.8) 87 (13.9) 118 (18.8) 77 (12.3) 97 (15.5) 199 (31.7) 121 (19.3) 183 (29.2) 217 (34.6) 98 (15.6) 135 (21.5) 161 (25.7) 213 (34.0) 200 (31.9). 常勤有給 常勤無給 非常勤有給 非常勤無給 スタッフはいない. 229 (36.5) 100 (15.9) 122 (19.5) 139 (22.2) 160 (25.5).

(3) 表 8 情報発信の手段. 表 7 外部組織との連携 項目. カテゴリ. 反応数. 連 携 し て い る 外 部 組 織. 自治体 民間企業 財団法人 小・中学校 公社 商工会議所 NPO TMO 大学等の研究機関 ボランティアグループ 地域の住民組織(町会等) 上記以外 とっていない. 460 (73.4) 273 (43.5) 169 (27.0) 181 (28.9) 40 (6.4) 120 (19.1) 391 (62.4) 26 (4.1) 223 (35.6) 267 (42.6) 214 (34.1) 86 (13.7) 21 (3.3). 表 9 組織体制・資金の課題. 項目. カテゴリ. 反応数. 情 報 発 信 の 手 段. 印刷物発行 屋外広告 紙面広告 テレビ・ラジオ等 貴法人のHP 貴法人以外のHP イベント インターネット広告 シンポジウム開催 地域通貨やエコマネー グッズ販売 町会等への積極的参加 その他 情報発信はしていない. 412 (65.7) 35 (5.6) 73 (11.6) 106 (16.9) 503 (80.2) 152 (24.2) 322 (51.4) 66 (10.5) 213 (34.0) 31 (4.9) 39 (6.2) 69 (11) 61 (9.7) 12 (1.9). 項目. 反応数. カテゴリ. 308 (49.1) 216 (34.4) 34 (5.4) 244 (38.9) 276 (44.0) 119 (19.0) 122 (19.5) 92 (14.7) 300 (47.8) 175 (27.9) 105 (16.7) 53 (8.5). 組 織 体 制 と し て の 課 題. 人材不足 専門性やスキルの向上 グループ内の信頼 正会員確保 賛助会員確保 活動拠点確保 意思統一 モチベーションの低下 事務局体制の整備 組織運営の効率化 メンバーの偏り その他. 資 金. 資金の確保は課題である 586 (93.5) 資金の確保は課題ではない 41 (6.5). ※表 7,8,9 の網掛け部分は構成比が 30% 以上。尚,表 9 の「資金」項目以外は複数選択で回答を求めたため,合計は 100% にならない。. が拡大するに連れて,運営や活動に支障を来たすこと. 活動範囲を見ると, 「市程度」 , 「県程度」とした法人が. が考えられる。. 多く,比較的広い範囲で活動を行っている。. <外部組織との連携>. 表 10 活動場所 項目.  外部組織との連携については,連携している外部組 織,情報発信の手段についての単純集計を表 7,表 8 に. 活動地域数. 示す。まず,連携している外部組織では,「自治体」, 「NPO」など,同じ公益を目指して活動する組織と連携 を取る割合が非常に高い。次に,情報発信の手段を見る と,「法人の HP」,「印刷物発行」など安価に製作でき, 活動内容を詳細に紹介できる手段が多い。次いで, 「イ. 活動範囲. ベント」 , 「シンポジウム開催」が高いが,これらは情報 発信になるだけでなく,情報を受信する現場でもあり, 非常に有意義であるからと考えられる。 <組織体制・活動資金の課題>. カテゴリ. 反応数. 1つ 2つ 3∼5つ 6∼9つ 10以上. 346 59 127 25 70. (55.2) (9.4) (20.3) (4.0) (11.2). 住居・マンション 街区程度 町丁目程度 地区程度 町・村程度 区程度 市程度の範囲 県程度の広さ 全国レベル 定まらない. 3 3 4 21 48 27 182 158 82 99. (0.5) (0.5) (0.6) (3.3) (7.7) (4.3) (29.0) (25.2) (13.1) (15.8). ※網掛け部分は構成比が 30% 以上.  組織体制・活動資金の課題について,単純集計を表 9. <法人が抱えるテーマ>. に示す。まず,組織体制としての課題を見ると, 「人材.  まちづくりNPO法人が活動上抱えるテーマについての. 不足」 , 「事務局体制の整備」が多い。事務局体制の整備. 単純集計を表 10 に示す。これを見ると,「地域活性化. には人材が必要なことから,多くの法人で人材に関す. (町・村おこし)」が最も多く,次いで「コミュニティづ. る課題が深刻化しているといえる。次に,資金を見る. くり」という結果となった。NPO 法人の多くは地域に視. と,「課題である」と回答した法人が 9 割を越える。以. 点を合わせ,地域を活性化または地域社会を形成する. 上のことから,まちづくり NPO 法人の多くは,経営資源. 目的を持っていることが把握できる。この2つに続いて. の中心といえる資金,人材に課題を抱えており,本来の. 「環境共生・循環型まちづくり」 , 「健康・福祉のまちづ. 活動を十分に行える体制が整っていないと考えられる。. くり」が多く,現代社会が抱える環境問題,高齢化社. 4.3 まちづくり NPO 法人の活動の実態. 会・福祉問題に取り組んでいる結果と言える。一方で,.  本来,活動とは目的,行為,場所の項目が組み合わさ. 表 11 まちづくり NPO 法人が抱えるテーマ. れて,1 つの活動となるが,上記の組み合わせは無限に. 項目 住まいづくり. 存在することは容易に予想できる。従って,本アンケー トでは,まちづくり NPO 法人の活動内容を活動場所,具 体的な活動内容(行為) ,法人の抱えるテーマ(目的)に ついてそれぞれ質問した。 <活動場所>  活動場所については,活動地域数,活動範囲の単純集 計を表 10 に示す。まず,活動地域数を見ると, 「1 つ」 とした法人と,複数とした法人も約半数存在する。次に. カテゴリ. 住環境の整備,保全又は改善 法 人 が 抱 え る テ ー マ. 地域活性化(町・村おこし). 54 (8.6) 91 (14.5) 270 (43.1). 歴史環境・景観・街並みのまちづくり. 115 (18.3). 環境共生・循環型まちづくり . 177 (28.2). 水と緑,花又はオープンスペースのまちづくり. 80 (12.8). コミュニティづくり  . 207 (33.0). 健康・福祉のまちづくり. 155 (24.7). 中心市街地または商店街の活性化. 86 (13.7). マスタープラン作成  . 33 (5.3). その他. 68 (10.8). まちづくり・地域づくり活動は行っていない. 41 (6.5). ※複数選択で回答を求めたため,合計は 100% にならない。. 11-3. 反応数.

(4) 41 の法人が「まちづくり・地域づくり活動は行ってい.  これを見ると,全体的にはどのテーマも,偏り無く活. ない」と回答している。特定非営利活動の種類におい. 動を行っているが,住まいづくりでは,他のテーマと比. て, 「まちづくり」と記していても,まちづくりを行な. 較して,   「建築設計」を高い割合で行っていることや,. わない法人が少なからず存在するという結果となった。. マスタープラン作成では「調査活動」が 8 割を越えるな. <具体的な活動内容>. ど,随所に特徴のある活動が目立つ。他には,歴史環.  具体的活動内容についての単純集計を表 11 に示す。. 境,景観,街並みのまちづくりや中心市街地・商店街活. これを見ると,最も多いものは「知識の普及など社会教. 性化では「まちの将来像提案」が他のテーマより高い,. 育活動」であり,次いで, 「調査活動」 , 「イベント企画. 環境共生・循環型まちづくりでは「保全活動」が他の. 調整」となり,学術的な活動が高い割合となっている。. テーマより高い割合を示している。. 逆にハード的な活動である, 「建設活動」 , 「土地開発活 動」などは非常に少ないことが把握できた。. 5. まとめ.  続いて,法人が抱えるテーマと具体的活動内容のク.  現在は,NPO 社会を形成する成長段階であり,分析の. ロス集計を表 13 に示す。法人が抱えるテーマでは, 「ま. 対象となった法人が設立してからの期間が短いこと,. ちづくりを行っていない」 , 「その他」と回答した法人は. 規模が小さいことを踏まえて以下のようにまとめる。. 除いて集計した。その結果全体数は549となった。また,.  まちづくりNPO法人の多くは,資金不足や人材不足な. 具体的活動内容は特徴のある項目だけを集計した。. どの課題を抱えながらも,様々な人材,組織との連携を. 表 12 まちづくり NPO 法人の具体的活動内容. 用いて,テーマごとに特徴のある活動を行っている。. 項目. カテゴリ. 具体的な活動内容 (行為).  また,比較的高い専門性が要求されない地域活性化. 反応数. 研究活動 調査活動 建築設計 建設活動 土地開発活動 保全活動 政策提言 技術支援 コーディネート 中間支援 イベント企画調整 イベント管理運営 基金活動 知識の普及等社会教育活動 建築物以外の整備活動 法律的な相談・アドバイス 法律以外の相談・アドバイス コンサルティング活動 まちの将来像提案 情報ツールの整備 まちのルール・条例作り 公共・民間施設の管理・運営 ナショナルトラスト 資金・物資・情報等の援助 人や労力の提供 その他. 210 263 42 20 12 116 166 137 208 191 257 229 30 281 33 53 111 171 158 91 45 70 13 44 103 154. (33.5) (41.9) (6.7) (3.2) (1.9) (18.5) (26.5) (21.9) (33.2) (30.5) (41.0) (36.5) (4.8) (44.8) (5.3) (8.5) (17.7) (27.3) (25.2) (14.5) (7.2) (11.2) (2.1) (7.0) (16.4) (24.6). ※複数選択で回答を求めたため,合計は 100% にならない。. やコミュニティづくりのテーマで活動する法人が目立 つが,高い専門性が要求されるマスタープラン作成や 住まいづくりなどをテーマとする法人は少ない。これ らのことから,専門性を持つ人材の参加がより多く実 現すれば,様々なまちづくりNPO法人の発展が期待でき る。 [補注] (*1) 数量的な統計はないが,日本建築学会,計画系論文集の「建築紛争解    決型専門家集団としてのまちづくりNPO」 (澤村明,2003)の中で,著者    の澤村が東京地裁民事第9部長の須藤典明判事から聞いたことを引用    した。 (*2) Common Gateway Interface の略。通常,Web サーバーはブラウザの    要求に対して一通りの対応しかできないが,CGIスクリプトを使用す    るとブラウザの要求に対して様々な対応が可能になる。 [参考文献] 1) 山根聡子,藤田忍,白政宏通:住まい・まちづくり分野の特定非営利活   動法人における行政とのパートナーシップに関する研究, 日本都市計画   学会学術研究論文集,No.36,pp73-79,2001 2) 財団法人ハウジングコミュニティ財団:まちづくり NPO- 成果と展望    − H & C 財団の助成事業−,2003 3) 澤村明:建築紛争解決型専門家集団としてのまちづくり NPO,日本建築   学会計画系論文集,No.565,pp249-254,2003. 表 13 法人が抱えるテーマとと具体的活動内容のクロス集計 カ テ ゴ リ. 全体 住まいづくり 住環境 地域活性化 歴史・景観・街並み 環境共生 水・緑・花 コミュニティ 健康 中心市街地 マスタープラン. 全 体. 549 54 91 269 115 177 79 207 155 86 33. 研 究 活 動. 195 (35.5) 31 (57.4) 49 (53.8) 101 (37.5) 54 (47.0) 89 (50.3) 37 (46.8) 84 (40.6) 45 (29.0) 34 (39.5) 23 (69.7). 調 査 活 動. 活コ 動ン サ ル テ ィ ン グ. 社知 会識 教の 育普 活及 動な ど. ま ち の 将 来 像 提 案. イ ベ ン ト 企 画 調 整. 246 (44.8) 157 (28.6) 245 (44.6) 154 (28.1) 239 (43.5) 37 (68.5) 35 (64.8) 33 (61.1) 18 (33.3) 21 (38.9) 67 (73.6) 51 (56.0) 51 (56.0) 40 (44.0) 38 (41.8) 118 (43.9) 83 (30.9) 116 (43.1) 104 (38.7) 139 (51.7) 78 (67.8) 43 (37.4) 64 (55.7) 65 (56.5) 63 (54.8) 112 (63.3) 75 (42.4) 99 (55.9) 68 (38.4) 88 (49.7) 52 (65.8) 30 (38.0) 40 (50.6) 35 (44.3) 38 (48.1) 102 (49.3) 71 (34.3) 109 (52.7) 74 (35.7) 110 (53.1) 52 (33.5) 36 (23.2) 72 (46.5) 36 (23.2) 62 (40.0) 51 (59.3) 35 (40.7) 37 (43.0) 46 (53.5) 50 (58.1) 27 (81.8) 21 (63.6) 22 (66.7) 27 (81.8) 21 (63.6). 建 築 設 計. 41 (7.5) 20 (37.0) 20 (22.0) 15 (5.6) 17 (14.8) 13 (7.3) 10 (12.7) 12 (5.8) 8 (5.2) 12 (14.0) 2 (6.1). 建 設 活 動. 保 全 活 動. 中 間 支 援. 20 (3.6) 116 (21.1) 181 (33.0) 8 (14.8) 8 (14.8) 14 (25.9) 10 (11.0) 32 (35.2) 33 (36.3) 7 (2.6) 57 (21.2) 107 (39.8) 5 (4.3) 43 (37.4) 50 (43.5) 8 (4.5) 84 (47.5) 81 (45.8) 6 (7.6) 32 (40.5) 41 (51.9) 9 (4.3) 38 (18.4) 102 (49.3) 6 (3.9) 12 (7.7) 47 (30.3) 4 (4.7) 16 (18.6) 50 (58.1) 3 (9.1) 12 (36.4) 21 (63.6). 条ま 例ち 作の りル ー ル ・ 43 (7.8) 10 (18.5) 17 (18.7) 31 (11.5) 25 (21.7) 26 (14.7) 17 (21.5) 25 (12.1) 14 (9.0) 18 (20.9) 11 (33.3). 人 や 労 力 の 提 供 97 (17.7) 7 (13.0) 19 (20.9) 48 (17.8) 26 (22.6) 30 (16.9) 18 (22.8) 47 (22.7) 57 (36.8) 18 (20.9) 7 (21.2). ※( )内は行の全体数に対する構成比。尚,列・行ともに複数選択で回答を得たので,合計は 100% にならない。また,網掛け部分は構成比が全体(549)と比較して 20 ポイント以上のもの。. 11-4.

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