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OnCommand Cloud Manager 3.3 ONTAP Cloudシステムの導入と管理

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(1)

ONTAP Cloud

システムの導入と管理

2017年7月 | 215-12750_A0

(2)
(3)

目次

ONTAP Cloud

システムを作成する前に ... 6

Cloud Manager

へのログイン ... 7

パスワードの変更 ... 7

Working Environment Adminの作成 ... 8

ONTAP Cloud

システムの導入と設定 ... 10

ONTAP Cloud構成の計画 ... 11 AWSディスク タイプの選択 ... 11 Azureディスク タイプの選択 ... 13 ディスク サイズの選択 ... 13 書き込み速度の選択 ... 14 ボリュームの使用プロファイルの選択 ... 15 c4.4xlargeインスタンスおよびc4.8xlargeインスタンスのネット ワーク使用量の概要 ... 15 AWSネットワーク情報ワークシート ... 16 Azureネットワーク情報ワークシート ... 17 ONTAP Cloudインスタンスの起動 ... 17

AWSでの単一のONTAP Cloudインスタンスの起動 ... 18

Azureでの単一のONTAP Cloudシステムの起動 ... 22

AWSでのONTAP Cloud HAペアの起動 ... 26

ONTAP Cloud従量課金制システムの登録 ... 31

ONTAP Cloudのセットアップ ... 32

OnCommand System Managerへの接続 ... 33

ONTAP Cloud CLIへの接続 ... 34

ストレージのプロビジョニング ... 35 ボリュームのプロビジョニング ... 35 HA構成の第2ノードでのボリュームのプロビジョニング ... 37 アグリゲートの作成 ... 38 iSCSI LUNのプロビジョニング ... 38

ONTAP Cloud

システムの管理 ... 40

AWSのストレージおよびコンピューティング コストの監視 ... 40 ストレージの管理 ... 41 既存のボリュームの管理 ... 42 既存のアグリゲートの管理 ... 43 CIFSサーバの変更 ... 43 容量の問題を回避するためのボリュームの移動 ... 44 ONTAP Cloudシステムの状態の管理 ... 47 ONTAP Cloudインスタンスの自動シャットダウンのスケジュール 設定 ... 47 ONTAP Cloudインスタンスの停止 ... 48 ONTAP Cloud作業環境の削除 ... 48

(4)

ONTAP Cloudソフトウェアの更新 ... 49 ONTAP Cloudソフトウェアの更新準備 ... 50 ONTAP Cloudの最新バージョンへのアップグレード ... 51 HTTPサーバまたはFTPサーバを使用したONTAP Cloudのアップ グレードまたはダウングレード ... 52 ローカル イメージを使用したONTAP Cloudのダウングレード ... 53 ONTAP Cloudインスタンスの構成変更 ... 54 ONTAP Cloud構成の詳細の表示 ... 54 ONTAP Cloudライセンス情報の表示 ... 54 ONTAP Cloudのインスタンスまたは仮想マシン タイプの変更 ... 54 従量課金制構成の変更 ... 55 別のONTAP Cloud構成への移行 ... 55

Storage Virtual Machine名の変更 ... 56

ONTAP Cloudのパスワードの変更 ... 56 構成バックアップをCloud Managerに送信するためのONTAP Cloudの設定 ... 56 ONTAP Cloud書き込み速度の変更 ... 57 c4.4xlargeおよびc4.8xlargeインスタンスのネットワークMTUの変 更 ... 58 ONTAP Cloud HAペアに関連付けられているルーティング テーブ ルの変更 ... 58 AWSタグの変更 ... 58 複数のAZにまたがるHAペアへのNAS IPアドレスの追加 ... 59 ONTAP Cloudの暗号化の管理 ... 60 ONTAP Cloudのキー管理ツールおよび証明書の管理 ... 61 アグリゲートの暗号化キーの検索 ... 61

Cloud Managerへの既存のONTAP Cloudインスタンスの追加 ... 62

ONTAP Cloud BYOLシステムへのライセンス ファイルのインストール ... 63

ONTAP

クラスタの検出と管理 ... 64

ONTAPクラスタの検出 ... 64 ONTAPクラスタ用のボリュームのプロビジョニング ... 65

クラウド間でのデータのレプリケート ... 66

レプリケーション ポリシーの選択 ... 67 SnapVaultポリシーの仕組み ... 68 データ レプリケーションの要件 ... 69 システム間のデータのレプリケート ... 70 データ レプリケーションのスケジュールと関係の管理 ... 71

AWS S3

へのデータの同期 ... 74

作業環境とCloud Syncサービスの統合 ... 75 ボリュームの同期関係の管理 ... 75

Cloud Manager

使用後の作業 ... 76

著作権に関する情報 ... 77

商標に関する情報 ... 78

マニュアルの更新について ... 79

(5)
(6)

ONTAP Cloud

システムを作成する前に

Cloud Managerを使用してストレージ システムを管理するには、事前にCloud Manager管理者 がネットワークを準備してCloud Managerのインストールと設定を完了しておく必要があり ます。

開始する前に、次の条件が整っている必要があります。

• Cloud ManagerとONTAP Cloudに関するAWSとAzureのネットワーク要件が満たされてい る。

• Cloud Managerに、ユーザに代わってAWSとAzureで処理を実行する権限がある。 • ユーザが導入する各ONTAP Cloud製品のサブスクリプションがAWS Marketplaceから登

録されており、Azure Marketplaceからのプログラムによる導入が有効になっている。 • Cloud Managerがインストールされている。 • ユーザがAWSでONTAP Cloud暗号化を有効にする場合、キー管理インフラが設定され、 Cloud Managerの暗号化設定が定義されている。 • 必要に応じて、Cloud Managerがプロキシ サーバを使用するように設定されている。 • テナントが定義されている。 • 少なくとも1つのTenant Adminユーザが作成されている。 関連情報 インストレーションとセットアップ

(7)

Cloud Manager

へのログイン

Cloud Managerホストに接続している任意のWebブラウザからCloud Managerにログインでき ます。

手順

1. Webブラウザを開いて次のURLを入力します。

https://ipaddress:port

ipaddressには、Cloud Managerホストの構成に応じて、localhost、プライベートIPア

ドレス、またはパブリックIPアドレスを指定できます。たとえば、Cloud Managerがパブ リックIPアドレスのないパブリック クラウドにある場合は、Cloud Managerホストに接続 できるホストからプライベートIPアドレスを入力する必要があります。

portは、デフォルトのHTTP(80)ポートまたはHTTPS(443)ポートを変更した場合に 必須です。たとえば、HTTPSポートが8443に変更された場合は次のように入力します。

https://ipaddress:8443

URLを入力すると、Cloud Managerのログイン画面が表示されます。

2. クレデンシャルを入力し、[Login]をクリックします。

パスワードの変更

Active Directoryログインを使用している場合を除き、Cloud Managerへの初回ログイン後に管 理者が割り当てた初期パスワードを変更できます。

手順

1. Cloud Managerコンソールの右上にあるタスク ドロップダウン リストをクリックし、 [Users]を選択します。

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2. [Users]テーブルで、アカウント名の上にカーソルを置き、メニュー アイコンを選択し て、[Edit]をクリックします。 3. [Change Password]をクリックし、現在のパスワードと新しいパスワードを入力して、 [Save]をクリックします。 タスクの結果 Cloud Managerでパスワードが保存されます。コンソールをログアウトしてから、新しいパ スワードを使用してログインし直すことができます。

Working Environment Admin

の作成

テナントには、通常、そのテナント内で作業環境を作成および管理する1人以上のWorking Environment Adminが含まれます。Cloud Manager AdminがWorking Environment Adminをまだ 作成してない場合には、Tenant AdminがWorking Environment Adminを作成できます。 手順

1. Cloud Managerコンソールの右上にあるタスク ドロップダウン リストをクリックし、 [Users]を選択します。

2. [Users]ページで、[New User]をクリックします。

3. [New User]ページで、新しいユーザ アカウントの詳細を指定します。 このページのフィールドの一部は分かりやすいもので、説明を必要としません。以下は、 説明が必要なフィールドのリストです。 フィールド 説明 Authentication Type

Cloud Managerの内部ユーザ アカウントを作成する場合は、Cloud Managerを選択します。Active Directoryのユーザ アカウントを使 用するようにCloud Managerを設定している場合は、[Active Directory]を選択します。

Email Address Cloud Managerにログインするためにユーザが使用する必要のあ るEメール アドレスを入力します。Cloud Managerはこのアドレス にEメールを送信しません。

(9)

フィールド 説明

Role ユーザをテナントおよびオプションで作業環境に割り当てます。 選択したテナントに作業環境がない場合は、割り当てた作業環境 をあとで変更できます。

注:Working Environment Adminには、自身が作成した作業環境 に対する権限が自動的に割り当てられます。

AWS Access Key and Secret Key

IAMロールをCloud Managerインスタンスに関連付けている場合を 除き、AWSでユーザに割り当てられたアクセス キーとシークレッ ト キーを入力します。

Cloud Managerは、キーを使用してユーザの代わりにAWSの操作を 実行します。IDおよびアクセス管理(IAM)ユーザにはAWSの特 定の権限が必要です。ネットアップが提供する、必要な権限を含 むIAMポリシーを使用できます。

NetApp OnCommand Cloud Manager:AWSとAzureのポリシー AWS Cost S3

Bucket

必要に応じて、詳細な請求レポートを含むS3バケットを入力しま す。

詳細な請求レポートへのアクセスをCloud Managerに許可すると、 ONTAP Cloudに関連するAWSのストレージとコンピューティング のコストをユーザが把握できます。 AWSの一括請求を使用している場合にAWSキーを指定した場合、 ユーザ アカウントを作成するたびにバケットを指定する必要は ありません。AWS支払いアカウント下に作成されたIAMユーザに 対応する1つのCloud Managerユーザ アカウントのバケットを指定 するか、支払いアカウント自体のバケットを指定します。 『インストレーションとセットアップ』:「Cloud Manager用のAWS 請求とコスト管理の設定」

Azure Permissions Active Directoryのサービス プリンシパルのアプリケーションIDと Azureキー、ユーザのサブスクリプションID、および組織のActive DirectoryテナントIDを入力します。Cloud Managerでは、プログラ ムによってAzureにログインするためにこの情報が必要です。

『インストレーションとセットアップ』:「Cloud ManagerへのAzure 権限の付与」

4. [Save]をクリックします。 タスクの結果

Cloud Managerでユーザ アカウントが作成され、ユーザがCloud Managerにログインできるよ うになります。

(10)

ONTAP Cloud

システムの導入と設定

ONTAP Cloudをインストールおよび設定するには、導入の準備、システムの導入と設定、ス

トレージのプロビジョニングを行います。これで、システムを使用してデータを提供し、ク ラウドとの間でデータをレプリケートできるようになります。その後、必要に応じてAWSコ ストを監視したりONTAP Cloudシステムを管理したりできます。

(11)

ONTAP Cloud

構成の計画

ONTAP Cloudシステムを導入する前に、システムを設定する方法を決定し、ネットワーク情

報を収集しておく必要があります。 手順

1. 使用するONTAP Cloud構成を決定します。

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「ONTAP Cloud for AWSの概要」

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「ONTAP Cloud for Microsoft Azureの概要」

2. AWSでデータを暗号化する必要がある場合は、使用するデータ暗号化方法を決定します。

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「AWSでONTAP Cloudのデータを暗号化する方 法」 3. 基盤として使用するディスク タイプを決定します。 AWSディスク タイプの選択(11ページ) Azureディスク タイプの選択(13ページ) 4. ディスクのデフォルト サイズを決定します。 ディスク サイズの選択(13ページ) 5. 通常の書き込み速度または高速の書き込み速度を選択します。 書き込み速度の選択(14ページ) 6. 必要なボリューム使用プロファイルを決定します。 ボリュームの使用プロファイルの選択(15ページ) 7. c4.4xlargeまたはc4.8xlargeインスタンスを起動する場合は、デフォルトのネットワーク MTUを使用するかどうかを決定します。 c4.4xlargeインスタンスおよびc4.8xlargeインスタンスのネットワーク使用量の概要(15 ページ) 8. ネットワークに関する情報を収集します。 AWSネットワーク情報ワークシート(16ページ) Azureネットワーク情報ワークシート(17ページ)

AWS

ディスク

タイプの選択

ONTAP Cloudシステムのボリュームを作成する際には、基盤となるAWSディスク タイプを

選択する必要があります。パフォーマンスとコストの両方の要件を満たす構成を選択する 必要があります。

ONTAP Cloudの基盤となるAWSディスク タイプには、単一のEBSディスク タイプまたは階 層化ストレージを選択できます。

サポートされるEBSディスクタイプ

各EBSディスク タイプの主な違いは次のとおりです。

• 汎用SSDディスクを使用すると、幅広いワークロードに対してコストとパフォーマンス のバランスを取ることができます。パフォーマンスはIOPSで定義されます。

(12)

• プロビジョンドIOPS SSDディスクは、コストが高くても最高のパフォーマンスが求めら れる重要なアプリケーション用です。 • スループット最適化HDDディスクは、高速かつ安定したスループットをコストを抑えて 実現する必要のある、アクセス頻度の高いワークロード用です。 • コールドHDDディスクはパフォーマンスが非常に低いため、バックアップまたはアクセ ス頻度の低いデータ用です。スループット最適化HDDディスクと同様に、パフォーマン スはスループットで定義されます。

注:コールドHDDディスクは、ONTAP Cloud HA構成ではサポートされていません。 これらのEBSディスクのユースケースの詳細については、AWSのマニュアルを参照してくだ さい。

AWS Documentation: EBS Volume Types ストレージ階層化の概要 パフォーマンス階層としてEBS、大容量階層としてAWS S3を使用すると、ストレージ コス トを削減できます。 データが頻繁に変わる場合やディザスタ リカバリまたは長期保管にONTAP Cloudを使用す る場合は、階層化ストレージ構成を推奨します。 • アグリゲートが容量の50%に達すると、ONTAP Cloudは読み書き可能なボリュームの Snapshotコピーを対費用効果の高いS3ストレージに階層化して、「ホット」データ用にEBS パフォーマンス階層を解放します。 • ディザスタ リカバリまたは長期保管用にボリュームを階層化ストレージ構成にレプリ ケートすると、デスティネーション ボリュームのデータはS3大容量階層に格納されま す。 デスティネーション ボリュームをアクティブ化すると、読み取られたデータからEBSパ フォーマンス階層に移動します。 EBS階層とS3階層については、次の点に注意してください。

• ONTAP Cloudシステムの容量制限はEBSとS3ストレージを合わせた制限です。 • EBS階層には、汎用SSDまたはスループット最適化HDDを使用できます。

• 1つのONTAP Cloud作業環境は、階層化ストレージ用に1つのS3バケットを使用します。 これにはHA作業環境が含まれます。

• Cloud ManagerはS3バケットを作成し、「fabric-pool-cluster unique identifier」とい う名前を付けます。

注:ストレージの階層化を有効にするために機能ライセンスをインストールする必要はあ りません。

(13)

ストレージの階層化の通信要件 階層化ストレージ構成を選択する前に、ONTAP CloudがS3に接続していることを確認する必 要があります。この接続を確立する方法としては、S3サービスに対するVPCエンドポイント を作成する方法が最も一般的です。 VPCエンドポイントを作成するときは、ONTAP Cloudインスタンスに対応するリージョン、 VPC、およびVPCルーティング テーブルを選択してください。 ストレージ階層化でサポートされる構成 ストレージ階層化では、次のような特定の構成と機能がサポートされています。 • ストレージ階層化は、ONTAP CloudのStandard、Premium、およびBYOLでサポートされ ています。

ストレージ階層化は、ONTAP Cloud Explore、またはM3およびR3インスタンス タイプ (StandardおよびPremiumを使用する場合)ではサポートされません。

• ストレージ階層化では、AWSが管理する暗号化を使用できます。 ONTAP Cloudが管理する暗号化は使用できません。

• シンプロビジョニングは、階層化ストレージ構成を使用するボリュームで有効になって いる必要があります。

• ONTAP Cloud 9.2で導入されたONTAPパフォーマンスの強化は、階層化ストレージ構成で はサポートされません。

関連情報

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「ONTAP Cloud for AWSの概要」

Azure

ディスク

タイプの選択

ONTAP Cloudシステムのボリュームを作成する際には、基盤となるAzureディスク タイプを 選択する必要があります。各ディスク タイプはそれぞれ異なるワークロード向けに設計さ れています。パフォーマンスとコストの両方の要件を満たすディスクを選択する必要があ ります。

Azureの基盤となるディスク タイプには、Premium StorageまたはStandard Storageを選択でき ます。 • Premium Storageディスクはソリッド ステート ドライブ(SSD)にデータを格納します。 SSDディスクは、I/O負荷の高いワークロードに対して高パフォーマンスを提供しますが、 コストが高くなります。 • 高いIOPSが必要でない場合は、ハードディスク ドライブ(HDD)を使用するStandard Storageディスクを採用することにより、コストを削減できます。 これらのディスクのユースケースの詳細については、Azureのマニュアルを参照してくださ い。

Microsoft Azureのドキュメント:「Introduction to Microsoft Azure Storage」

ディスク

サイズの選択

ONTAP Cloudシステムを起動する際、および高度な割り当てオプションを使用する際には、 複数のディスク サイズから選択できます。ディスク サイズはコスト、パフォーマンス、合 計ボリューム、システム容量に影響するため、慎重に検討する必要があります。 ONTAP Cloudインスタンスを起動するときに、アグリゲートのデフォルトのディスク サイズ を選択する必要があります。Cloud Managerはこのデフォルトのディスク サイズを、最初の アグリゲート、およびシンプルなプロビジョニング オプションを使用する際に作成される

(14)

追加のアグリゲートに対して使用します。高度な割り当てオプションを使用すると、デフォ ルトとは異なるディスク サイズを使用するアグリゲートを作成できます。 ディスク サイズを選択する際には、いくつかの要素を考慮する必要があります。ディスク サイズは、ストレージの料金、アグリゲート内で作成できるボリュームのサイズ、ONTAP Cloudシステムで使用可能な合計容量、ストレージ パフォーマンスに影響を与えます。 ディスク タイプごとにさまざまなディスク サイズがあります。アグリゲート内のディスク はすべて同じサイズである必要があります。 注:アグリゲートの規模が大きいほど、アグリゲート レベルで機能するネットアップの Storage Efficiency機能(重複排除機能と圧縮機能)の効果が高まります。 AWSにおけるディスクサイズとパフォーマンスの関連性 EBSディスクのパフォーマンスはディスク サイズと連動しています。ディスク サイズに よって、SSDディスクの場合はベースラインIOPSと最大バースト期間、HDDディスクの場合 はベースラインとバースト スループットが決まります。サイズが大きなディスクほどベー スラインとバースト時のパフォーマンスが高いため、パフォーマンスは常にコストと併せて 検討する必要があります。最終的には、必要なパフォーマンスを継続して提供するディスク サイズを選択する必要があります。 たとえば、汎用SSDディスクを使用する場合、次のようなディスク サイズが考えられます。 • 100GB - 小規模な構成で開始する場合や、パフォーマンスの要件が低い場合 • 500GB - 最高のコスト パフォーマンスを求める場合は • 4TB - 非常に高いIOPSパフォーマンスを継続的に必要とする場合 大容量のディスク(たとえば、4TBディスク×6本)を選択した場合でも、EC2インスタンス (たとえば、r3.2xlarge)が帯域幅制限に到達すると、IOPSパフォーマンスを最大限に発揮で きない場合があります。 サイズとパフォーマンスの関係の詳細については、AWSのマニュアルを参照してください。 AWS Documentation: EBS Volume Types

Azureにおけるディスクサイズとパフォーマンスの関連性

Azure Premium Storageのパフォーマンスはディスク サイズと連動しています。ディスク サ イズが大きければ、IOPSとスループットは高くなります。たとえば、1TBのディスクを選択 すると、500GBのディスクよりもパフォーマンスが向上しますが、コストも高くなります。 パフォーマンスのサイジングを行う場合、Azureの仮想マシンのタイプに関連するパフォー マンス制限も把握しておく必要があります。

Microsoft Azureのドキュメント:「Premium Storage: High-Performance Storage for Azure Virtual Machine Workloads

Microsoft Azureのドキュメント:「Sizes for virtual machines in Azure」

Standard Storageのディスク サイズ間では、パフォーマンスの違いはありません。必要な容量 に基づいてディスク サイズを選択する必要があります。

書き込み速度の選択

Cloud Managerでは、シングル ノードのONTAP Cloudシステムに対し、書き込み速度を選択 できます。書き込み速度を選択する前に、通常(Normal)設定と高速(High)設定の違い、 および高速の書き込み速度を使用する場合のリスクと推奨事項を理解しておく必要があり ます。

(15)

通常の書き込み速度と高速の書き込み速度の違い 通常の書き込み速度を選択した場合、データは直接ディスクに書き込まれるため、計画外の システム停止が発生した場合のデータ損失の可能性を減らすことができます。 高速の書き込み速度を選択した場合、データはディスクに書き込まれる前にメモリにバッ ファされるため、書き込みパフォーマンスが向上します。このキャッシングが原因で、計画 外のシステム停止が発生した場合にデータ損失が生じる可能性があります。 計画外のシステムの停止が発生した場合に失われる可能性があるのは、最新の2つの整合ポ イントに該当するデータです。整合ポイントとは、バッファされたデータをディスクに書き 込む処理です。整合ポイントは、書き込みログがいっぱいになったときか、10秒後(どちら か早い方)に実行されます。ただし、AWS EBSボリュームのパフォーマンスが整合ポイン トの処理時間に影響を与える可能性があります。 高速の書き込み速度を使用する状況 高速の書き込みパフォーマンスが求められるワークロードで、計画外のシステム停止発生時 のデータ損失のリスクを許容できる場合、高速の書き込み速度を使用することを推奨しま す。 高速の書き込み速度を使用する場合の推奨事項 高速の書き込み速度を有効にした場合は、アプリケーション層で書き込み保護を実行する必 要があります。

ボリュームの使用プロファイルの選択

ONTAPには、必要なストレージの総量を削減できるStorage Efficiency機能が含まれています。

Cloud Managerでボリュームを作成する場合、この機能を有効にするプロファイル、または 無効にするプロファイルを選択できます。この機能の詳細について把握したうえで、使用す るプロファイルを決定してください。 ネットアップのStorage Efficiency機能には、次のような利点があります。 シンプロビジョニング ホストやユーザに対して、実際の物理ストレージ プールでの保有量よりも多くの 論理ストレージを割り当てることができます。ストレージ スペースは前もって割 り当てておくのではなく、データの書き込みに応じて、各ボリュームに動的に割 り当てられます。 重複排除 同一のデータ ブロックを検出して、1つの共有ブロックへの参照に置き換えること で効率性を向上します。同じボリュームに存在するデータの重複ブロックが排除 されるため、ストレージ容量の要件が削減されます。 圧縮 プライマリ、セカンダリ、アーカイブの各ストレージ上にあるボリューム内のデー タを圧縮し、データを保存するのに必要な物理容量を削減します。 関連情報

NetApp Storage Efficiency:概要

c4.4xlarge

インスタンスおよび

c4.8xlarge

インスタンスのネットワーク使用量の

概要

c4.4xlargeおよびc4.8xlargeインスタンス タイプを使用して、AWSでONTAP Cloudインスタン スを起動できます。これらのc4インスタンス タイプは、デフォルトで9,000バイトのネット

(16)

ワークMaximum Transmission Unit(MTU;最大伝送ユニット)をサポートします。このMTU は、ある構成で達成可能な最大のネットワーク スループットを提供します。 同じVPC内のクライアントがONTAP Cloudシステムと通信しており、そのクライアントの一 部またはすべてが9,000MTUをサポートしている場合、9,000MTU(「ジャンボフレーム」と も呼ばれる)を推奨します。トラフィックがVPCを離れるとパケットの断片化が発生し、パ フォーマンスが低下します。 必要な場合は、Cloud Managerで標準のネットワーク使用量(ネットワークMTUが1,500バイ ト)を選択してネットワーク使用量を変更できます。VPCの外部のクライアントまたはシス テムがONTAP Cloudシステムと通信する場合は、この設定を推奨します。 関連タスク c4.4xlargeおよびc4.8xlargeインスタンスのネットワークMTUの変更(58ページ) 関連情報

AWS Documentation: Network Maximum Transmission Unit (MTU) for Your EC2 Instance

AWS

ネットワーク情報ワークシート

AWSでONTAP Cloudを起動する場合、VPCネットワークの詳細を指定する必要があります。 ワークシートを使用して、管理者から情報を収集できます。 ONTAP Cloudに関するネットワーク情報 AWSの情報 リージョン VPC サブネット セキュリティ グループ (独自のグループを使用 している場合) 複数のAZにまたがるONTAP Cloud HAペアに関するネットワーク情報 AWSの情報 リージョン VPC セキュリティ グループ (独自のグループを使用 している場合) ノード1のアベイラビリ ティ ゾーン ノード1のサブネット ノード2のアベイラビリ ティ ゾーン ノード2のサブネット メディエーターのアベイ ラビリティ ゾーン

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AWSの情報 メディエーターのサブ ネット メディエーターのキー ペ ア クラスタ管理ポートのフ ローティングIPアドレス ノード1のデータのフ ローティングIPアドレス ノード2のデータのフ ローティングIPアドレス フローティングIPアドレ スのルーティング テーブ ル 関連情報 『インストレーションとセットアップ』:「AWSネットワークの要件」

Azure

ネットワーク情報ワークシート

AzureでONTAP Cloudを導入する場合、仮想ネットワークの詳細を指定する必要があります。 ワークシートを使用して、管理者から情報を収集できます。 Azureの情報 リージョン 仮想ネットワーク(VNet) サブネット ネットワーク セキュリ ティ グループ(独自のグ ループを使用している場 合) 関連情報 『インストレーションとセットアップ』:「Azureネットワークの要件」

ONTAP Cloud

インスタンスの起動

ONTAP Cloudインスタンスは、単一システム構成またはAWSでのHAペアとして起動できま

(18)

イトのアカウントにリンクされていない場合は、インスタンスをネットアップに登録してサ ポートを有効にします。

AWS

での単一の

ONTAP Cloud

インスタンスの起動

AWSでONTAP Cloudインスタンスを起動するには、Cloud ManagerでONTAP Cloudの作業環 境を作成する必要があります。

開始する前に

• 構成を選択し、ネットワーク管理者からAWSネットワーク情報を入手しておく必要があ ります。

ONTAP Cloud構成の計画(11ページ)

• ONTAP Cloud BYOLインスタンスを起動する場合、20桁のシリアル番号(ライセンス キー)が必要です。また、テナントがネットアップ サポート サイトのアカウントにリン クされていない場合は、このアカウントのクレデンシャルが必要です。

• CIFSを使用する場合は、DNSとActive Directoryを設定しておく必要があります。

『インストレーションとセットアップ』:「AWSネットワークの要件」

タスク概要

作業環境を作成した直後に、Cloud Managerは指定されたVPCでテスト インスタンスを起動 して接続を検証します。成功した場合、Cloud Managerはすぐにインスタンスを終了し、 ONTAP Cloudシステムの導入を開始します。Cloud Managerが接続を検証できない場合は、作 業環境の作成が失敗します。テスト インスタンスは、t2.nano(デフォルトのVPCテナンシー の場合)またはm3.medium(専用のVPCテナンシーの場合)です。

手順

1. [Working Environments]ページで、[Add environment]をクリックします。 2. [Create]で、[ONTAP Cloud]を選択します。

3. [Details and Credentials]ページで、作業環境の名前を入力し、必要に応じてAWSタグを追 加し、パスワードを入力して[Continue]をクリックします。

このページのフィールドの一部は分かりやすいもので、説明を必要としません。以下は、 説明が必要なフィールドのリストです。

フィールド 説明

Credentials ONTAP Cloudクラスタ管理者アカウントのクレデンシャルです。この クレデンシャルを使用して、OnCommand System Managerまたはその CLIからONTAP Cloudに接続できます。

Name Cloud Managerは、作業環境名を使用してONTAP Cloudシステムと

Amazon EC2インスタンスの両方に名前を付けます。また、事前定義さ

れたセキュリティ グループのプレフィックスにもこの名前を使用し ます(該当するオプションを選択した場合)。

AWS tags AWSタグは、AWSリソースのメタデータです。Cloud Managerは、 ONTAP Cloudインスタンスとそのインスタンスに関連付けられた各 AWSリソースにタグを追加します。

AWS Documentation: Tagging your Amazon EC2 Resources

注:AWSキーがCloud Managerアカウントに指定されていない場合、[Continue]をクリッ クすると、入力するように求められます。続行するには、クレデンシャルを入力する 必要があります。

(19)

4. [Location]ページで、AWSワークシートに記録したネットワーク情報を入力し、[Continue] をクリックします。

次の図は、情報を入力済みの[Location]ページを示しています。

5. [Data Encryption]ページで、データを暗号化しないか、ONTAP Cloudで管理する暗号化、 またはAWSで管理する暗号化を選択します。

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「AWSでONTAP Cloudのデータを暗号化する方 法」

AWSで管理する暗号化では、アカウントに複数のキーがある場合、異なるマスター キー を選択できます。

注:Cloud Managerに暗号化が設定されていない場合、Cloud Manager Adminが設定する 必要があります。 『インストレーションとセットアップ』:「AWSでONTAP Cloudの暗号化機能を使用する ためのCloud Managerの設定」 6. ONTAP Cloudの暗号化を選択した場合、1~4つのキー管理ツールを選択し、各キー管理 ツール用にサーバ証明書に署名したCAの証明書を選択して、[Continue]をクリックしま す。 注:キー管理ツールのCA証明書は、選択したすべてのキー管理ツールを対象としてい ます。つまり、同じ認証局(CA)が各キー管理ツールのサーバ証明書に署名している 必要があります。

7. [ONTAP Cloud BYOL License]ページで、このONTAP Cloudシステムのライセンスを入力 するかどうかを指定します。

8. [Preconfigured Packages]ページで、パッケージの1つを選択してONTAP Cloudシステムを すぐに起動するか、または[Create my own configuration]をクリックします。

パッケージを選択した場合、ボリュームを指定し、構成を確認および承認するだけです。 9. [Licensing]ページで、ONTAP Cloudのバージョンを必要に応じて変更し、ライセンス、イ

ンスタンス タイプ、インスタンスのテナンシーを選択して[Continue]をクリックします。 インスタンスの起動後に要件が変わった場合は、あとからライセンスまたはインスタン スのタイプを変更できます。ONTAP Cloudインスタンスの構成変更(54ページ)を参照 してください。

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「ONTAP Cloudのライセンス使用の仕組み」

10. [NetApp Support Site credentials]ページが表示される場合、ネットアップ サポート サイ トのクレデンシャルを入力します。

(20)

BYOLインスタンスにはクレデンシャルが必要です。

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「テナントをネットアップ サポート サイトのア カウントにリンクする理由」

11. [Underlying storage resources]ページで、単一のストレージ タイプか階層化ストレージ構 成かを選択します。 基盤となるAWSディスク タイプは最初のボリューム用です。以降のボリュームには別 のディスク タイプを選択できます。 AWSディスク タイプの選択(11ページ) 12. [Disk Size]ページで、最初のアグリゲートのすべてのディスクと、シンプルなプロビジョ ニング オプションを使用する際にCloud Managerで作成される追加のアグリゲート用の、 デフォルトのディスク サイズを選択します。 高度な割り当てオプションを設定すると、別のディスク サイズを使用するアグリゲート を作成できます。 ディスク サイズの選択(13ページ)

13. [Write Speed]ページで、[Normal]または[High]を選択します。

書き込み速度の選択(14ページ)

14. [Create Volume]ページで、新しいボリュームの詳細を入力して、[Continue]をクリックし ます。

iSCSIのボリュームを作成する場合、この手順を省略できます。Cloud Managerでボリュー ムを作成できるのは、NFSおよびCIFSを使用する場合のみです。 このページのフィールドの一部は分かりやすいもので、説明を必要としません。以下は、 説明が必要なフィールドのリストです。 フィールド 説明 Size 入力できる最大サイズは、シンプロビジョニングを有効にしているか どうかに大きく依存します。シンプロビジョニングを有効にすると、 現在使用可能な物理ストレージよりもサイズの大きいボリュームを作 成できます。 Access control (NFSのみ) エクスポート ポリシーは、ボリュームにアクセスできるサブネット内のクライアントを定義します。デフォルトでは、Cloud Managerはサブ ネット内のすべてのインスタンスへのアクセスを提供する値を入力し ます。 Permissions and Users / Groups(CIFS のみ) これらのフィールドを使用すると、ユーザおよびグループの共有に対 するアクセスのレベルを制御できます(Access Control List(ACL;アク セス制御リスト)とも呼ばれます)。ローカルまたはドメインの Windowsユーザまたはグループ、あるいはUNIXユーザまたはグループ を指定できます。ドメインのWindowsユーザ名を指定する場合は、 domain\usernameという形式を使用してユーザのドメインを含める 必要があります。 Volume Protection Snapshotコピー ポリシーは、自動的に作成されるネットアップ Snapshotコピーの頻度と数を指定します。ネットアップ Snapshotコ ピーは、ファイルシステムの「ポイントインタイム」イメージです。パ フォーマンスへの影響はなく、必要なストレージを最小限に抑えるこ とができます。デフォルト ポリシーまたは「なし」を選択できます。 一時データの場合は「なし」を選択します。たとえば、Microsoft SQL Serverのtempdbの場合などです。

(21)

フィールド 説明

Usage Profile 使用プロファイルは、ボリュームに対して有効なネットアップ Storage Efficiency機能を定義します。

詳細については、ボリュームの使用プロファイルの選択(15ページ) を参照してください。

次の図は、CIFSプロトコルについて入力した[Volume]ページを示しています。

15. CIFSプロトコルを選択した場合は、[ONTAP Cloud CIFS Setup]ページでCIFSサーバを設 定します。 フィールド 説明 DNS Primary and Secondary IP Address CIFSサーバの名前解決を提供するDNSサーバのIPアドレスです。 これらのDNSサーバには、Active DirectoryのLDAPサーバと、CIFSサー バが参加するドメインのドメイン コントローラを見つけるために必 要なService Location Record(SRV;サービス ロケーション レコード)が 含まれている必要があります。

Active Directory Domain to join

CIFSサーバを参加させるActive Directory(AD)ドメインのFQDNです。

Credentials authorized to join the domain

ADドメイン内の指定したOrganizational Unit(OU;組織単位)にコン ピュータを追加するための十分な権限を持つWindowsアカウントの名 前とパスワードです。 CIFS server NetBIOS name ADドメイン内で一意のCIFSサーバ名です。 Organizational Unit CIFSサーバに関連付けるADドメイン内の組織単位です。デフォルト はCN=Computersです。

DNS Domain ONTAP Cloud Storage Virtual Machine(SVM)のDNSドメインです。ほ とんどの場合、このドメインはADドメインと同じです。

16. [Review & Approve]ページで、選択内容を確認します。 a. 構成の詳細を確認します。

b. サポートやCloud Managerで購入されるAWSリソースについて確認するには、[More information]をクリックします。

(22)

d. [Go]をクリックします。 タスクの結果

Cloud ManagerによってONTAP Cloudインスタンスが起動されます。作業環境の準備は25分 ほどで完了します。タイムラインで進捗状況を追跡できます。

ONTAP Cloudインスタンスの起動で問題が発生した場合は、エラー メッセージを確認してく

ださい。また、作業環境を選択して、[Re-create environment]をクリックすることもできま す。

さらに支援が必要な場合は、NetApp ONTAP Cloudのサポートにアクセスしてください。 次のタスク • ONTAP Cloudの従量課金制インスタンスを起動し、テナントがネットアップ サポート サ イトのアカウントにリンクされていない場合は、インスタンスをネットアップに手動で 登録してサポートを有効にします。 ネットアップからのサポートは、ONTAP Cloudインスタンスに含まれています。サポー トを有効にするには、先にインスタンスをネットアップに登録する必要があります。 ONTAP Cloud従量課金制システムの登録(31ページ) • CIFS共有をプロビジョニングした場合は、ファイルとフォルダに対する権限をユーザま たはグループに付与し、ユーザが共有にアクセスしてファイルを作成できることを確認 してください。 • ボリュームにクォータを適用する場合は、System ManagerまたはCLIを使用します。 クォータを使用すると、ユーザ、グループ、またはqtreeによって使用されるディスク ス ペースやファイル数を制限したり、追跡したりできます。 • このインスタンスがAWSで起動された最初のONTAP Cloudインスタンスの場合、 [WorkingEnvironmentId]タグを有効にして、AWSの課金およびコスト要件の設定を完了 するように管理者に依頼してください。 このタグは、AWS支払いアカウントで最初のONTAP Cloud作業環境を作成するまでは指 定できません。 『インストレーションとセットアップ』:「Cloud Manager用のAWS請求とコスト管理の設 定」

Azure

での単一の

ONTAP Cloud

システムの起動

AzureでONTAP Cloudシステムを起動するには、Cloud ManagerでONTAP Cloudの作業環境を 作成する必要があります。

開始する前に

• 構成を選択し、ネットワーク管理者からAzureネットワーク情報を入手しておく必要があ ります。

ONTAP Cloud構成の計画(11ページ)

• ONTAP Cloud BYOLインスタンスを起動する場合、20桁のシリアル番号(ライセンス キー)が必要です。また、テナントがネットアップ サポート サイトのアカウントにリン クされていない場合は、このアカウントのクレデンシャルが必要です。

タスク概要

Cloud ManagerがAzureにONTAP Cloudシステムを作成すると、セキュリティ グループ、ネッ トワーク インターフェイス、2つのストレージ アカウント(Azure Standard Storage用とAzure Premium Storage用)を含むリソース グループが作成されます。

(23)

手順

1. [Working Environments]ページで、[Add environment]をクリックします。 2. [Create]で、[ONTAP Cloud]を選択します。

3. [Details and Credentials]ページで、作業環境の名前を入力し、必要に応じてタグを追加 し、パスワードを入力して[Continue]をクリックします。

このページのフィールドの一部は分かりやすいもので、説明を必要としません。以下は、 説明が必要なフィールドのリストです。

フィールド 説明

Credentials ONTAP Cloudクラスタ管理者アカウントのクレデンシャルです。この クレデンシャルを使用して、OnCommand System Managerまたはその CLIからONTAP Cloudに接続できます。

Name Cloud Managerは、作業環境名を使用してONTAP Cloudシステムと

Azure仮想マシンの両方に名前を付けます。また、事前定義されたセ

キュリティ グループのプレフィックスにもこの名前を使用します(該 当するオプションを選択した場合)。

Tags タグは、Azureリソースのメタデータです。Cloud Managerは、ONTAP

Cloudシステムとそのシステムに関連付けられた各Azureリソースにタ

グを追加します。

Microsoft Azureのドキュメント:「Using tags to organize your Azure resources

注:AzureクレデンシャルがCloud Managerアカウントに指定されていない場合、 [Continue]をクリックすると、入力するように求められます。続行するには、クレデン シャルを入力する必要があります。

4. [Location]ページで、ワークシートに記録したネットワーク情報を入力し、ネットワーク 接続を確認するチェックボックスを選択して、[Continue]をクリックします。

5. [Data Encryption]ページで、データを暗号化しないか、Azureが管理する暗号化を使用す るかを選択します。

Microsoft Azureドキュメント:「Azure Storage Service Encryption for Data at Rest」

6. [ONTAP Cloud BYOL License]ページで、このONTAP Cloudシステムのライセンスを入力 するかどうかを指定します。

7. [Preconfigured Packages]ページで、パッケージの1つを選択してONTAP Cloudシステムを すぐに起動するか、または[Create my own configuration]をクリックします。

パッケージを選択した場合、ボリュームを指定し、構成を確認および承認するだけです。 8. [Licensing]ページで、ONTAP Cloudのバージョンを必要に応じて変更し、ライセンスと仮

想マシンのタイプを選択して[Continue]をクリックします。

システムの起動後に要件が変わった場合は、あとからライセンスまたは仮想マシンのタ イプを変更できます。ONTAP Cloudインスタンスの構成変更(54ページ)を参照してく ださい。

9. Azure Marketplaceからのプログラムによる導入を有効にしていない場合は、[Azure Marketplace]ページで次の手順に従います。

10. [NetApp Support Site credentials]ページが表示される場合、ネットアップ サポート サイ トのクレデンシャルを入力します。

(24)

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「テナントをネットアップ サポート サイトのア カウントにリンクする理由」

11. [Underlying storage resources]ページで、[Premium Storage]または[Standard Storage]を選 択します。 ディスク タイプは最初のボリューム用です。以降のボリュームには別のディスク タイ プを選択できます。 Azureディスク タイプの選択(13ページ) 12. [Disk Size]ページで、最初のアグリゲートのすべてのディスクと、シンプルなプロビジョ ニング オプションを使用する際にCloud Managerで作成される追加のアグリゲート用の、 デフォルトのディスク サイズを選択します。 高度な割り当てオプションを設定すると、別のディスク サイズを使用するアグリゲート を作成できます。 ディスク サイズの選択(13ページ)

13. [Write Speed]ページで、[Normal]または[High]を選択します。

書き込み速度の選択(14ページ)

14. [Create Volume]ページで、新しいボリュームの詳細を入力して、[Continue]をクリックし ます。

iSCSIを使用する場合はこの手順を省略してください。Cloud Managerでボリュームを作 成できるのは、NFSおよびCIFSを使用する場合のみです。 このページのフィールドの一部は分かりやすいもので、説明を必要としません。以下は、 説明が必要なフィールドのリストです。 フィールド 説明 Size 入力できる最大サイズは、シンプロビジョニングを有効にしているか どうかに大きく依存します。シンプロビジョニングを有効にすると、 現在使用可能な物理ストレージよりもサイズの大きいボリュームを作 成できます。 Access control (NFSのみ) エクスポート ポリシーは、ボリュームにアクセスできるサブネット内のクライアントを定義します。デフォルトでは、Cloud Managerはサブ ネット内のすべてのインスタンスへのアクセスを提供する値を入力し ます。 Permissions and Users / Groups(CIFS のみ) これらのフィールドを使用すると、ユーザおよびグループの共有に対 するアクセスのレベルを制御できます(Access Control List(ACL;アク セス制御リスト)とも呼ばれます)。ローカルまたはドメインの Windowsユーザまたはグループ、あるいはUNIXユーザまたはグループ を指定できます。ドメインのWindowsユーザ名を指定する場合は、 domain\usernameという形式を使用してユーザのドメインを含める 必要があります。 Volume Protection Snapshotコピー ポリシーは、自動的に作成されるネットアップ Snapshotコピーの頻度と数を指定します。ネットアップ Snapshotコ ピーは、ファイルシステムの「ポイントインタイム」イメージです。パ フォーマンスへの影響はなく、必要なストレージを最小限に抑えるこ とができます。デフォルト ポリシーまたは「なし」を選択できます。 一時データの場合は「なし」を選択します。たとえば、Microsoft SQL Serverのtempdbの場合などです。

(25)

フィールド 説明

Usage Profile 使用プロファイルは、ボリュームに対して有効なネットアップ Storage Efficiency機能を定義します。

詳細については、ボリュームの使用プロファイルの選択(15ページ) を参照してください。

次の図は、CIFSプロトコルについて入力した[Volume]ページを示しています。

15. CIFSプロトコルを選択した場合は、[ONTAP Cloud CIFS Setup]ページでCIFSサーバを設 定します。 フィールド 説明 DNS Primary and Secondary IP Address CIFSサーバの名前解決を提供するDNSサーバのIPアドレスです。 これらのDNSサーバには、Active DirectoryのLDAPサーバと、CIFSサー バが参加するドメインのドメイン コントローラを見つけるために必 要なService Location Record(SRV;サービス ロケーション レコード)が 含まれている必要があります。

Active Directory Domain to join

CIFSサーバを参加させるActive Directory(AD)ドメインのFQDNです。

Credentials authorized to join the domain

ADドメイン内の指定したOrganizational Unit(OU;組織単位)にコン ピュータを追加するための十分な権限を持つWindowsアカウントの名 前とパスワードです。 CIFS server NetBIOS name ADドメイン内で一意のCIFSサーバ名です。 Organizational Unit CIFSサーバに関連付けるADドメイン内の組織単位です。デフォルト はCN=Computersです。

DNS Domain ONTAP Cloud Storage Virtual Machine(SVM)のDNSドメインです。ほ とんどの場合、このドメインはADドメインと同じです。

16. [Review & Approve]ページで、選択内容を確認します。 a. 構成の詳細を確認します。

b. サポートやCloud Managerで購入されるAzureリソースについて確認するには、[More information]をクリックします。

(26)

d. [Go]をクリックします。 タスクの結果

Cloud ManagerによってONTAP Cloudシステムが導入されます。作業環境の準備は25分ほど で完了します。タイムラインで進捗状況を追跡できます。

ONTAP Cloudシステムの導入で問題が発生した場合は、エラー メッセージを確認してくださ

い。また、作業環境を選択して、[Re-create environment]をクリックすることもできます。 さらに支援が必要な場合は、NetApp ONTAP Cloudのサポートにアクセスしてください。 次のタスク • ONTAP Cloudの従量課金制システムを導入し、テナントがネットアップ サポート サイト のアカウントにリンクされていない場合は、システムをネットアップに手動で登録して サポートを有効にします。 ネットアップからのサポートは、ONTAP Cloudシステムに含まれています。サポートを 有効にするには、先にシステムをネットアップに登録する必要があります。 ONTAP Cloud従量課金制システムの登録(31ページ) • CIFS共有をプロビジョニングした場合は、ファイルとフォルダに対する権限をユーザま たはグループに付与し、ユーザが共有にアクセスしてファイルを作成できることを確認 してください。 • ボリュームにクォータを適用する場合は、System ManagerまたはCLIを使用します。 クォータを使用すると、ユーザ、グループ、またはqtreeによって使用されるディスク ス ペースやファイル数を制限したり、追跡したりできます。

AWS

での

ONTAP Cloud HA

ペアの起動

AWSでONTAP Cloud HAペアを起動するには、Cloud ManagerでONTAP Cloud HA作業環境を 作成する必要があります。

開始する前に

• 構成を選択し、ネットワーク管理者からAWSネットワーク情報を入手しておく必要があ ります。

ONTAP Cloud構成の計画(11ページ)

• ONTAP Cloud BYOLライセンスを購入した場合は、ノードごとに20桁のシリアル番号(ラ イセンス キー)が必要です。また、テナントがネットアップ サポート サイトのアカウン トに関連付けられていない場合は、このアカウントのクレデンシャルが必要です。 • CIFSを使用する場合は、DNSとActive Directoryを設定しておく必要があります。

『インストレーションとセットアップ』:「AWSネットワークの要件」

タスク概要

作業環境を作成した直後に、Cloud Managerは指定されたVPCでテスト インスタンスを起動 して接続を検証します。成功した場合、Cloud Managerはすぐにインスタンスを終了し、 ONTAP Cloudシステムの導入を開始します。Cloud Managerが接続を検証できない場合は、作 業環境の作成が失敗します。テスト インスタンスは、t2.nano(デフォルトのVPCテナンシー の場合)またはm3.medium(専用のVPCテナンシーの場合)です。

手順

(27)

2. [Create]で、[ONTAP Cloud HA]を選択します。

3. [Details and Credentials]ページで、作業環境の名前を入力し、必要に応じてAWSタグを追 加し、パスワードを入力して[Continue]をクリックします。

このページのフィールドの一部は分かりやすいもので、説明を必要としません。以下は、 説明が必要なフィールドのリストです。

フィールド 説明

Credentials ONTAP Cloudクラスタ管理者アカウントのクレデンシャルです。この クレデンシャルを使用して、OnCommand System Managerまたはその CLIからONTAP Cloudに接続できます。

Name Cloud Managerは、作業環境名を使用してONTAP Cloudクラスタと

Amazon EC2インスタンスに名前を付けます。また、事前定義されたセ

キュリティ グループのプレフィックスにもこの名前を使用します(該 当するオプションを選択した場合)。

AWS tags AWSタグは、AWSリソースのメタデータです。Cloud Managerは、

ONTAP Cloudインスタンスとそのインスタンスに関連付けられている

各AWSリソースにタグを追加します。

AWS Documentation: Tagging your Amazon EC2 Resources

注:AWSキーがCloud Managerアカウントに指定されていない場合、[Continue]をクリッ クすると、入力するように求められます。続行する前にAWSキーを入力する必要があ ります。

4. [HA Deployment Models]ページで、HA構成を選択します。

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「AWSでのONTAP Cloud HA構成」

5. [Location]ページで、AWSワークシートに記録したネットワーク情報を入力し、[Continue] をクリックします。

次の図は、複数のAZ構成について入力した[Location]ページを示しています。

6. [Connectivity and SSH Authentication]ページで、HAペアとメディエーターの接続方法を 選択します。

7. 複数のAZを選択した場合は、クラスタ管理インターフェイス ポート用および2個のNFS / CIFSデータ ポート用にフローティングIPアドレスを指定し、[Continue]をクリックしま す。

(28)

リージョン内のどのVPCのCIDRブロックにも属さないIPアドレスを指定する必要があり ます。

『インストレーションとセットアップ』:「複数のAZにまたがるONTAP Cloud HA構成用の

AWSネットワークの要件」

8. 複数のAZを選択した場合は、フローティングIPアドレスへのルートを含むルーティング テーブルを選択し、[Continue]をクリックします。

ルーティング テーブルが複数ある場合は、正しいルーティング テーブルを選択すること が非常に重要です。正しいルーティング テーブルを選択しないと、一部のクライアント がONTAP Cloud HAペアにアクセスできなくなる可能性があります。

AWS Documentation: Route Tables

9. [Data Encryption]ページで、データを暗号化しないか、ONTAP Cloudで管理する暗号化、 またはAWSで管理する暗号化を選択します。

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「AWSでONTAP Cloudのデータを暗号化する方 法」

AWSで管理する暗号化では、アカウントに複数のキーがある場合、異なるマスター キー を選択できます。

注:Cloud Managerに暗号化が設定されていない場合、Cloud Manager Adminが設定する 必要があります。 『インストレーションとセットアップ』:「AWSでONTAP Cloudの暗号化機能を使用する ためのCloud Managerの設定」 10. ONTAP Cloudの暗号化を選択した場合、1~4つのキー管理ツールを選択し、各キー管理 ツール用にサーバ証明書に署名したCAの証明書を選択して、[Continue]をクリックしま す。 注:キー管理ツールのCA証明書は、選択したすべてのキー管理ツールを対象としてい ます。つまり、同じ認証局(CA)が各キー管理ツールのサーバ証明書に署名している 必要があります。

11. [ONTAP Cloud BYOL License]ページで、このONTAP Cloudシステムのライセンスを入力 するかどうかを指定します。

12. [Preconfigured Packages]ページで、パッケージの1つを選択してONTAP Cloudシステムを すぐに起動するか、または[Create my own configuration]をクリックします。

パッケージを選択した場合、ボリュームを指定し、構成を確認および承認するだけです。 13. [Licensing]ページで、ONTAP Cloudのバージョンを必要に応じて変更し、ライセンス、イ

ンスタンス タイプ、インスタンスのテナンシーを選択して[Continue]をクリックします。 インスタンスの起動後に要件が変わった場合は、あとからライセンスまたはインスタン スのタイプを変更できます。ONTAP Cloudインスタンスの構成変更(54ページ)を参照 してください。

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「ONTAP Cloudのライセンス使用の仕組み」

14. [NetApp Support Site credentials]ページが表示される場合、ネットアップ サポート サイ トのクレデンシャルを入力します。

BYOLインスタンスにはクレデンシャルが必要です。

『Cloud ManagerとONTAP Cloudの概要』:「テナントをネットアップ サポート サイトのア カウントにリンクする理由」

15. [Underlying storage resources]ページで、単一のストレージ タイプか階層化ストレージ構 成かを選択します。

(29)

基盤となるAWSディスク タイプは最初のボリューム用です。以降のボリュームには別 のディスク タイプを選択できます。 AWSディスク タイプの選択(11ページ) 16. [Disk Size]ページで、最初のアグリゲートのすべてのディスクと、シンプルなプロビジョ ニング オプションを使用する際にCloud Managerで作成される追加のアグリゲート用の、 デフォルトのディスク サイズを選択します。 高度な割り当てオプションを設定すると、別のディスク サイズを使用するアグリゲート を作成できます。 ディスク サイズの選択(13ページ)

17. [Write Speed]ページで、[Normal]または[High]を選択します。

書き込み速度の選択(14ページ)

18. [Create Volume]ページで、新しいボリュームの詳細を入力して、[Continue]をクリックし ます。

iSCSIのボリュームを作成する場合、この手順を省略できます。Cloud Managerでボリュー ムを作成できるのは、NFSおよびCIFSを使用する場合のみです。 このページのフィールドの一部は分かりやすいもので、説明を必要としません。以下は、 説明が必要なフィールドのリストです。 フィールド 説明 Size 入力できる最大サイズは、シンプロビジョニングを有効にしているか どうかに大きく依存します。シンプロビジョニングを有効にすると、 現在使用可能な物理ストレージよりもサイズの大きいボリュームを作 成できます。 Access control (NFSのみ) エクスポート ポリシーは、ボリュームにアクセスできるサブネット内のクライアントを定義します。デフォルトでは、Cloud Managerはサブ ネット内のすべてのインスタンスへのアクセスを提供する値を入力し ます。 Permissions and Users / Groups(CIFS のみ) これらのフィールドを使用すると、ユーザおよびグループの共有に対 するアクセスのレベルを制御できます(Access Control List(ACL;アク セス制御リスト)とも呼ばれます)。ローカルまたはドメインの Windowsユーザまたはグループ、あるいはUNIXユーザまたはグループ を指定できます。ドメインのWindowsユーザ名を指定する場合は、 domain\usernameという形式を使用してユーザのドメインを含める 必要があります。 Volume Protection Snapshotコピー ポリシーは、自動的に作成されるネットアップ Snapshotコピーの頻度と数を指定します。ネットアップ Snapshotコ ピーは、ファイルシステムの「ポイントインタイム」イメージです。パ フォーマンスへの影響はなく、必要なストレージを最小限に抑えるこ とができます。デフォルト ポリシーまたは「なし」を選択できます。 一時データの場合は「なし」を選択します。たとえば、Microsoft SQL Serverのtempdbの場合などです。

Usage Profile 使用プロファイルは、ボリュームに対して有効なネットアップ Storage Efficiency機能を定義します。

詳細については、ボリュームの使用プロファイルの選択(15ページ) を参照してください。

(30)

19. CIFSプロトコルを選択した場合は、[ONTAP Cloud CIFS Setup]ページでCIFSサーバを設 定します。 フィールド 説明 DNS Primary and Secondary IP Address CIFSサーバの名前解決を提供するDNSサーバのIPアドレスです。 これらのDNSサーバには、Active DirectoryのLDAPサーバと、CIFSサー バが参加するドメインのドメイン コントローラを見つけるために必 要なService Location Record(SRV;サービス ロケーション レコード)が 含まれている必要があります。

Active Directory Domain to join

CIFSサーバを参加させるActive Directory(AD)ドメインのFQDNです。

Credentials authorized to join the domain

ADドメイン内の指定したOrganizational Unit(OU;組織単位)にコン ピュータを追加するための十分な権限を持つWindowsアカウントの名 前とパスワードです。 CIFS server NetBIOS name ADドメイン内で一意のCIFSサーバ名です。 Organizational Unit CIFSサーバに関連付けるADドメイン内の組織単位です。デフォルト はCN=Computersです。

DNS Domain ONTAP Cloud Storage Virtual Machine(SVM)のDNSドメインです。ほ とんどの場合、このドメインはADドメインと同じです。

20. [Review & Approve]ページで、選択内容を確認します。 a. 構成の詳細を確認します。 b. サポートやCloud Managerで購入されるAWSリソースについて確認するには、[More information]をクリックします。 c. [I understand...]チェックボックスを選択します。 d. [Go]をクリックします。 タスクの結果

Cloud ManagerによってONTAP Cloud HAペアが起動されます。作業環境の準備は25分ほど で完了します。タイムラインで進捗状況を追跡できます。

HAペアの起動で問題が発生した場合は、エラー メッセージを確認してください。また、作 業環境を選択して、[Re-create environment]をクリックすることもできます。

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