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Cloud Manager への既存の ONTAP Cloud インスタンスの追加

既存のONTAP Cloudインスタンスを検出して、Cloud Managerに追加できます。この処理は、

Cloud Managerインスタンスが使用できなくなり、新しいインスタンスを起動したものの、

最新のCloud ManagerバックアップからすべてのONTAP Cloudインスタンスをリストアでき

なかった場合に実行できます。

開始する前に

ONTAP Cloudの管理者ユーザアカウントのパスワードを把握しておく必要があります。

手順

1. [Working Environments]ページで、[Add environment]をクリックします。

2. [Discover]で、[ONTAP Cloud]を選択します。

3. [Region]ページで、インスタンスが実行されている地域を選択してから、インスタンスを

選択します。

4. [Credentials]ページで、ONTAP Cloud管理者ユーザのパスワードを入力して、[Go]をク リックします。

タスクの結果

Cloud ManagerによってONTAP Cloudインスタンスがテナントに追加されます。

ONTAP Cloud BYOL システムへのライセンス ファイルのインス トール

Cloud ManagerがネットアップからONTAP Cloud BYOLライセンスファイルを取得できない

場合は、手動でファイルを入手してCloud Managerにアップロードすることで、ONTAP Cloud システムにライセンスをインストールできます。

手順

1. NetApp License File Generatorに移動し、ネットアップサポートサイトのクレデンシャル でログインします。

2. パスワードを入力し、製品(NetApp ONTAP Cloud BYOL for AWSNetApp ONTAP Cloud BYOL for AzureNetApp ONTAP Cloud BYOL HA for AWSのいずれか)を選択して、シ リアル番号を入力します。プライバシーポリシーを読んで同意し、[Submit]をクリック します。

3. serialnumber.NLF JSONファイルをEメールで受け取るか、または直接ダウンロードす るかを選択します。

4. Cloud Managerで、ONTAP Cloud BYOL作業環境を選択します。

5. [ONTAP Cloud Storage]ペインで、メニューアイコンをクリックして、[License]をクリッ クします。

6. [Upload License File]をクリックします。

7. [Upload]をクリックして、ファイルを選択します。

タスクの結果

Cloud Managerによって、ONTAP Cloudシステムに新しいライセンスファイルがインストー

ルされます。

関連情報

Cloud ManagerONTAP Cloudの概要』:「ONTAP Cloudのライセンス使用の仕組み」

ONTAP クラスタの検出と管理

Cloud Managerは、オンプレミス環境のONTAPクラスタと、NetApp Private Storage構成に属す るクラスタを検出できます。これらのクラスタを検出すると、Cloud Managerから直接ハイ ブリッドクラウド環境間で簡単にデータをレプリケートできるようになります。

ONTAP クラスタの検出

ネットワーク内またはNetApp Private Storage構成内のONTAPクラスタを検出すると、データ をクラウド間でレプリケートできます。

開始する前に

クラスタをCloud Managerに追加するには、クラスタ管理IPアドレスおよび管理者ユーザア カウントのパスワードが必要です。

Cloud ManagerはHTTPSを使用してONTAPクラスタを検出します。カスタムファイア

ウォールポリシーを使用している場合、次の要件を満たしている必要があります。

• Cloud Managerホストが、ポート443経由のアウトバウンドHTTPSアクセスを許可する必

要があります。

Cloud ManagerがAWSに配置されている場合、すべてのアウトバウンド通信は事前定義さ

れたセキュリティグループによって許可されます。

• ONTAPクラスタが、ポート443経由のインバウンドHTTPSアクセスを許可する必要があ

ります。デフォルトの「mgmt」ファイアウォールポリシーは、すべてのIPアドレスからのインバ

ウンドHTTPSアクセスを許可します。このデフォルトポリシーを変更した場合、または

独自のファイアウォールポリシーを作成した場合は、HTTPSプロトコルをそのポリシー に関連付けて、Cloud Managerホストからのアクセスを有効にする必要があります。

手順

1. [Working Environments]ページで、[Add environment]をクリックします。

2. [Discover]で、[ONTAP]を選択します。

3. [ONTAP Cluster Details]ページで、クラスタ管理IPアドレスおよび管理者ユーザアカウ ントのパスワードを入力して、作業環境のタイプ(オンプレミスクラスタまたはNetApp Private Storage構成)を選択します。

4. [Details]ページで、作業環境の名前と説明を入力して、[Go]をクリックします。

タスクの結果

Cloud Managerでクラスタが検出されます。これで、ボリュームを作成したり、クラスタ間

でデータをレプリケートしたり、OnCommand System Managerを起動して高度なタスクを実 行したりできるようになります。

ONTAP クラスタ用のボリュームのプロビジョニング

Cloud Managerでは、NetApp Private Storageクラスタ上およびオンプレミスのONTAPクラスタ 上でNFSおよびCIFSボリュームをプロビジョニングできます。

開始する前に

クラスタでNFSまたはCIFSを設定しておく必要があります。System ManagerまたはCLIを使 用してCIFSとNFSを設定できます。

手順

1. [Working Environments]ページで、ボリュームをプロビジョニングするONTAPクラスタ の名前をダブルクリックします。

2. 新しいボリュームの作成アイコンをクリックします。

3. [Create New Volume]ページで、ボリュームの詳細を入力して、[Create]をクリックしま す。

このページのフィールドの一部は分かりやすいもので、説明を必要としません。以下は、

説明が必要なフィールドのリストです。

フィールド 説明

Size 入力できる最大サイズは、シンプロビジョニングを有効にしているか どうかに大きく依存します。シンプロビジョニングを有効にすると、

現在使用可能な物理ストレージよりもサイズの大きいボリュームを作 成できます。

Access control

(NFSのみ) エクスポートポリシーは、ボリュームにアクセスできるサブネット内 のクライアントを定義します。デフォルトでは、Cloud Managerはサブ ネット内のすべてのインスタンスへのアクセスを提供する値を入力し ます。

Permissions and Users / Groups(CIFS のみ)

これらのフィールドを使用すると、ユーザおよびグループの共有に対 するアクセスのレベルを制御できます(Access Control List(ACL;アク セス制御リスト)とも呼ばれます)。ローカルまたはドメインの

Windowsユーザまたはグループ、あるいはUNIXユーザまたはグループ

を指定できます。ドメインのWindowsユーザ名を指定する場合は、

domain\usernameという形式を使用してユーザのドメインを含める 必要があります。

Usage Profile 使用プロファイルは、ボリュームに対して有効なネットアップ Storage

Efficiency機能を定義します。

詳細については、ボリュームの使用プロファイルの選択(15ページ)

を参照してください。

Volume Protection

Snapshotコピーポリシーは、自動的に作成されるネットアップ

Snapshotコピーの頻度と数を指定します。ネットアップ Snapshotコ

ピーは、ファイルシステムの「ポイントインタイム」イメージです。パ フォーマンスへの影響はなく、必要なストレージを最小限に抑えるこ とができます。デフォルトポリシーまたは「なし」を選択できます。

一時データの場合は「なし」を選択します。たとえば、Microsoft SQL Serverのtempdbの場合などです。

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