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データ レプリケーションのスケジュールと関係の管理

2つのシステム間にデータレプリケーションを設定すると、Cloud Managerでデータレプリ ケーションのスケジュールと関係を管理できます。

手順

1. [Working Environments]ページで、テナント内で割り当てられているすべての作業環境、

または特定の作業環境のレプリケーションステータスを表示します。

用途 操作 テナント内で割り当てられ

ているすべての作業環境 ナビゲーションバーの[Replication Status]をクリックします。

特定の作業環境 作業環境を選択し、[Replication Status]をクリックします。

2. データレプリケーション関係のステータスが正常であることを確認します。

注:関係のステータスがidleで、ミラー状態がuninitializedの場合は、定義したス ケジュールに基づいてデータレプリケーションが実行されるよう、デスティネーショ ンシステムから関係を初期化する必要があります。関係は、System Managerまたはコ マンドラインインターフェイス(CLI)を使用して初期化できます。これらの状態は、

デスティネーションシステムに障害が発生し、その後オンラインに戻ったときに表示 されることがあります。

3. ソースボリュームの横にあるメニューアイコンを選択し、実行できる操作のいずれかを 選択します。

次の表に、実行できる操作を記載します。

操作 説明

Break ソースボリュームとデスティネーションボリューム間の

SnapMirror関係を解除し、デスティネーションボリュームをデー

タアクセス用にアクティブ化します。

一般的に、このオプションは、データの破損や意図しない削除、

オフライン状態などのイベントが原因で、ソースボリュームが データを提供できない場合に使用します。

データアクセス用のデスティネーションボリュームの設定と ソースボリュームの再アクティブ化については、『ONTAP 9 Volume Disaster Recovery Express Guide』を参照してください。

Resync ボリューム間で一度解除したSnapMirror関係を再確立し、定義し

たスケジュールに従ってデータレプリケーションを再開します。

重要:ボリュームを再同期化すると、デスティネーションボ リューム上のコンテンツがソースボリューム上のコンテンツ で上書きされます。

デスティネーションボリュームからソースボリュームへデータ を再同期化する逆再同期を実行するには、『ONTAP 9 Volume Disaster Recovery Express Guide』を参照してください。

Reverse Resync ソースボリュームとデスティネーションボリュームの役割を逆

転します。元のソースボリュームのコンテンツがデスティネー ションボリュームのコンテンツで上書きされます。これはオフ ラインになったソースボリュームを再アクティブ化する場合に 役立ちます。

最後のデータレプリケーションが実行されてから元のソースボ リュームが無効になるまでの間に元のソースボリュームに書き 込まれたデータは一切維持されません。

Edit Schedule データレプリケーションに別のスケジュールを選択できます。

Policy Info データレプリケーション関係に割り当てられた保護ポリシーが

表示されます。

Edit Max Transfer Rate

データが転送されるときの最大速度(1秒あたりのKB数)を編集 できます。

Delete ソースボリュームとデスティネーションボリュームの間のデー

タ保護関係を削除します。ボリューム間のデータレプリケー ションは実行されなくなります。この操作によってデスティ ネーションボリュームがデータアクセス用にアクティブ化され ることはありません。また、システム間に他のデータ保護関係が ない場合は、クラスタピア関係とStorage Virtual Machine(SVM) ピア関係も削除されます。

Update デスティネーションボリュームを手動で更新します。

タスクの結果

操作を選択すると、Cloud Managerによって関係またはスケジュールが更新されます。

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