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Academic year: 2021

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論文の内容の要旨

論文題名

New Intraoral Sensing System For Measuring The Wearing Time Of Clear Aligner

(温度センサを用いた口腔内センシングシステムの開発)

掲載雑誌名

American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics 歯学研究科 歯学専攻(歯科矯正学) 博士課程 氏名 塩津 瑠美

内容要旨

【背景・目的】可撤式矯正装置の有効性は、装置の着用時間、歯にかかる 矯正力の大きさ、装置の材質によって変わるが、正確な評価方法は確立し ていない。中でも装置使用時間に関しては電子デバイスを用いて測定して いる研究も見られるが、使用途中で不具合があったときにすぐに把握でき なかったり、装置そのものの大きさが大きく装着できる装置の種類が限ら れるため普及はしていない。今回、アライナー型矯正装置へ装着すること が可能となった新たなセンシングデバイスを開発し、防水性、強度、セン シング精度を評価した。また、患者本人の申告に頼らすセンシングデバイ スを用いて可撤式矯正装置の使用時間を測定した。

【方法】水を用いた防水性試験、強度を評価する三点曲げ試験、JIS 規格 で定められている PT100 規格の白金測温抵抗体とのセンシング精度の比 較を行った。また、研究対象者5名にセンシングデバイスを付属した矯正 力が働いていないアライナー型矯正装置を用い使用時間の測定を行った。

【結果】防水性、強度、温度精度ともアライナー型矯正装置に付属するこ とに対して問題は生じなかった。また、装着時間に関しても研究対象者の 報告と一致した。

【考察】本装置の新規開発により、アライナー型矯正装置に装着すること

が可能となった。また、口腔内温度の詳細な経時的変化および装置使用時

間が算出可能となった。

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