4-1 技術指導
件数総計:3,773 件、延数総計:5,143 件 化学繊維研究所
技術分野別指導一覧
課名 区 分 件数 延数
金型 2 2
ゴム・プラスチック 3 5
材料・構造強度 2 4
製織 4 6
セラミック 1 1
鋳造 1 1
バイオ関連 4 4
環境関連 5 5
建材 2 8
食品加工 1 1
制御技術 1 1
精密加工・測定 2 2
染色・加工 52 72
繊維材料 65 89
表面処理 4 7
分析・評価 56 85
木材化学 1 1
木材加工 5 5
その他 23 26
繊
維 技 術 課
小 計 234 325
金型 21 21
ゴム・プラスチック 265 325
材料・構造強度 5 9
セラミック 58 67
熱処理 1 1
窯業 22 24
環境関連 8 12
金属系材料 15 15
建材 1 1
食品化学 1 1
食品加工 1 1
精密加工・測定 4 4
染色・加工 1 1
電子回路 1 1
電磁ノイズ 1 1
表面処理 1 1
分析・評価 178 198
木材化学 2 2
その他 48 57
化学課
小 計 634 742
合 計 868 1,067
業種別指導一覧
課名 区 分 件数 延数
食料品製造業 12 19
繊維工業 34 39
衣服・その他の繊維製品製
造業 47 57
木材・木製品製造業 2 2
家具・装備品製造業 2 4
パルプ・紙・紙加工品製造業 4 4 出版・印刷・同関連業 1 1
化学工業 16 18
石油製品・石炭製品製造業 2 2 プラスチック製品製造業 1 1
ゴム製品製造業 3 6
なめし革・同製品・毛皮製造
業 1 1
一般機械器具製造業 2 2
電気機械器具製造業 2 2
精密機械器具製造業 6 7
その他の製造業 38 87
製造業以外 61 73
繊
維 技 術 課
小 計 234 325
食料品製造業 28 32
繊維工業 4 4
家具・装備品製造業 3 3
パルプ・紙・紙加工品製造業 2 2 出版・印刷・同関連業 5 5
化学工業 42 55
石油製品・石炭製品製造業 4 4 プラスチック製品製造業 133 161
ゴム製品製造業 41 53
窯業・土石製品製造業 52 60
鉄鋼業 2 2
非鉄金属製造業 2 4
金属製品製造業 21 21
一般機械器具製造業 37 42 電気機械器具製造業 54 55 輸送用機械器具製造業 1 1 精密機械器具製造業 14 17 その他の製造業 87 100
製造業以外 102 121
化学課
小 計 634 742
合 計 868 1,067
地区別指導一覧
繊維技術課 化学課 合 計 区 分 件数 延数 件数 延数 件数 延数 福岡 89 126 275 311 364 437 筑後 76 97 102 134 178 231
生物食品研究所
技術分野別指導一覧
課名 区 分 件数 延数
金型 8 11
ゴム・プラスチック 11 12 コンピュータ(ソフトウェア) 6 9
熱処理 1 1
バイオ関連 196 263
環境関連 6 6
紙加工 1 1
食品化学 2 2
食品加工 9 9
非破壊検査 1 1
微生物利用 78 151
表面処理 1 1
分析・評価 86 107
その他 17 18
生
物 資 源 課
小 計 423 592
金型 5 13
ゴム・プラスチック 5 5
材料・構造強度 1 1
鋳造 1 1
バイオ関連 43 45
環境関連 3 3
食品化学 80 136
食品加工 109 188
染色・加工 2 2
発酵 65 131
微生物利用 5 5
分析・評価 28 44
木材化学 1 48
その他 34 44
食品課
小 計 382 666
ゴム・プラスチック 1 1
セラミック 1 1
バイオ関連 1 1
窯業 9 14
建材 5 6
紙加工 20 22
食品加工 1 1
製紙 3 4
繊維材料 1 1
分析・評価 31 47
木材化学 1 2
その他 2 2
機
能 材 料 課
小 計 76 102
合 計 881 1,360
業種別指導一覧
課名 区 分 件数 延数
食料品製造業 56 60
飲料・たばこ・飼料製造業 1 1 衣服・その他の繊維製品製
造業 2 2
木材・木製品製造業 1 2
パルプ・紙・紙加工品製造業 2 3
化学工業 39 51
プラスチック製品製造業 2 3
ゴム製品製造業 1 1
窯業・土石製品製造業 13 13
金属製品製造業 3 3
一般機械器具製造業 8 9
電気機械器具製造業 1 1
精密機械器具製造業 1 1
その他の製造業 115 173
製造業以外 178 269
生
物 資 源 課
小 計 423 592
食料品製造業 160 287 飲料・たばこ・飼料製造業 71 96
化学工業 3 3
プラスチック製品製造業 4 4
非鉄金属製造業 1 1
一般機械器具製造業 10 24 電気機械器具製造業 8 13 その他の製造業 46 101
製造業以外 79 137
食品課
小 計 382 666
食料品製造業 7 8
繊維工業 1 1
衣服・その他の繊維製品製
造業 1 1
木材・木製品製造業 1 2
パルプ・紙・紙加工品製造業 30 44
化学工業 4 5
石油製品・石炭製品製造業 1 1 プラスチック製品製造業 1 1 窯業・土石製品製造業 14 20
電気機械器具製造業 1 1
精密機械器具製造業 3 3
その他の製造業 1 2
製造業以外 11 13
機
能 材 料 課
小 計 76 102
合 計 881 1,360
地区別指導一覧
インテリア研究所
技術分野別指導一覧
課名 区 分 件数 延数
金型 20 22
ゴム・プラスチック 2 3 コンピュータ(ハードウェア) 4 11 材料・構造強度 27 29
接合 3 3
セラミック 3 3
コンピュータ(ソフトウェア) 22 23
デザイン 59 64
バイオ関連 2 3
窯業 1 1
環境関連 4 4
金属系材料 2 3
建材 5 56
紙加工 3 4
制御技術 2 2
繊維材料 3 3
熱エネルギー 5 5
発酵 2 2
表面処理 3 4
分析・評価 204 289
木材化学 21 31
木材加工 184 191
技
術 開 発 課
その他 116 138
合 計 697 894
業種別指導一覧
課名 区 分 件数 延数
食料品製造業 15 17
飲料・たばこ・飼料製造業 1 5
繊維工業 14 18
衣服・その他の繊維製品製
造業 1 1
木材・木製品製造業 132 216 家具・装備品製造業 186 213 パルプ・紙・紙加工品製造業 5 6
化学工業 3 4
プラスチック製品製造業 8 10
ゴム製品製造業 2 3
窯業・土石製品製造業 10 10
鉄鋼業 1 1
非鉄金属製造業 1 1
金属製品製造業 17 18 一般機械器具製造業 14 14 輸送用機械器具製造業 1 1 精密機械器具製造業 2 3 その他の製造業 148 179
技
術 開 発 課
製造業以外 136 174 合 計 697 894
地区別指導一覧
技術開発課 区 分 件 数 延 数
福岡 137 181
筑後 335 471
北九州 44 44
筑豊 42 53
その他 139 145
合 計 697 894
生物資源課 食品課 機能材料課 合 計
区 分 件数 延数 件数 延数 件数 延数 件数 延数
福岡 156 211 190 299 26 31 372 541
筑後 133 192 118 263 25 38 276 493
北九州 28 28 16 30 1 1 45 59
筑豊 12 33 28 44 1 1 41 78
その他 94 128 30 30 23 31 147 189
小 計 423 592 382 666 76 102 881 1,360
機械電子研究所
技術分野別指導一覧
課名 区 分 件数 延数
金型 29 35
材料・構造強度 1 1
接合 5 5
セラミック 1 3
鋳造 42 42
熱処理 29 45
粉末冶金 1 1
環境関連 2 2
金属系材料 37 53
精密加工・測定 2 2
表面処理 26 30
分析・評価 266 290
木材加工 1 1
その他 14 22
材
料 技 術 課
小 計 456 532
金型 53 71
ゴム・プラスチック 1 1
鋳造 4 5
熱処理 1 1
粉末冶金 4 4
窯業 1 1
環境関連 1 1
金属系材料 5 7
精密加工・測定 28 56
熱エネルギー 3 5
その他 1 1
生
産 技 術 課
小 計 102 153
課名 区 分 件数 延数
金型 13 17
ゴム・プラスチック 1 1
コンピュータ(ハードウェア) 1 3 材料・構造強度 140 216 コンピュータ(ソフトウェア) 1 1
バイオ関連 1 1
粉末冶金 1 7
環境関連 83 125
金属系材料 10 16
食品加工 1 1
制御技術 3 3
電子回路 1 2
熱エネルギー 76 114
非破壊検査 50 77
表面処理 1 1
分析・評価 1 1
木材加工 1 1
その他 19 19
機
械 技 術 課
小 計 404 606
金型 17 19
コンピュータ(ハードウェア) 2 2
材料・構造強度 3 3
コンピュータ(ソフトウェア) 68 88
鋳造 8 8
金属系材料 2 2
制御技術 29 63
精密加工・測定 3 3
電子回路 22 29
電磁ノイズ 128 213
熱エネルギー 1 1
木材加工 22 27
その他 60 73
電
子 技 術 課
小 計 365 531
合 計 1,327 1,822
業種別指導一覧
課名 区 分 件数 延数
食料品製造業 16 24
家具・装備品製造業 2 2 出版・印刷・同関連産業 1 1
化学工業 3 5
石油製品・石炭製品製造業 1 1 プラスチック製品製造業 12 13 窯業・土石製品製造業 24 27
鉄鋼業 28 28
非鉄金属製造業 19 21 金属製品製造業 160 188 一般機械器具製造業 37 43 電気機械器具製造業 34 39 輸送用機械器具製造業 2 3 精密機械器具製造業 16 17 その他の製造業 33 44
製造業以外 68 76
材
料 技 術 課
小 計 456 532
食料品製造業 3 23
窯業・土石製品製造業 1 1
鉄鋼業 4 4
非鉄金属製造業 3 3
金属製品製造業 24 34 一般機械器具製造業 19 23 電気機械器具製造業 2 2 精密機械器具製造業 13 13 その他の製造業 21 32
製造業以外 12 18
生
産 技 術 課
小 計 102 153
地区別指導一覧
課名 区 分 件数 延数
食料品製造業 7 8
木材・木製品製造業 1 1
パルプ・紙・紙加工品製造業 1 2
化学工業 1 1
プラスチック製品製造業 5 5
ゴム製品製造業 3 3
窯業・土石製品製造業 4 5
鉄鋼業 23 35
非鉄金属製造業 8 28
金属製品製造業 35 53
一般機械器具製造業 101 156 電気機械器具製造業 53 86 輸送用機械器具製造業 10 17 精密機械器具製造業 13 17
その他の製造業 47 70
製造業以外 92 119
機
械 技 術 課
小 計 404 606
食料品製造業 4 4
木材・木製品製造業 26 34 出版・印刷・同関連産業 1 1
化学工業 9 9
ゴム製品製造業 1 1
鉄鋼業 1 1
金属製品製造業 57 59
一般機械器具製造業 10 16 電気機械器具製造業 130 226 輸送用機械器具製造業 3 5 精密機械器具製造業 10 16
その他の製造業 52 80
製造業以外 61 79
電
子 技 術 課
小 計 365 531
合 計 1,327 1,822
材料技術課 生産技術課 機械技術課 電子技術課 合 計 区 分 件数 延数 件数 延数 件数 延数 件数 延数 件数 延数 福岡 125 144 19 20 133 191 61 86 338 441
筑後 23 24 1 2 25 33 48 57 97 116
北九州 228 263 44 62 173 285 119 209 564 819 筑豊 53 74 37 68 33 47 76 93 199 282 その他 27 27 1 1 40 50 61 86 129 164 小 計 456 532 102 153 404 606 365 531 1,327 1,822
4-2 技術指導事例
化学繊維研究所
題 目 内 容 担 当
撥水機能をもつ木材のソープ フィニッシュ処理液の開発
木材のソープフィニッシュ(石鹸処理)は、色彩や触感など木の素 材感を保持できる加工方法であるが、撥水性が乏しいために汚れや すい問題があった。そこで、撥水性をもつソープフィニッシュ処理 液を開発し、平成17年に商品化した。
繊維技術課
生地の脆化原因の究明
綿製品の脆化原因についての調査依頼があり、検討の結果、製品に残 存する硫化物イオン量が高いことが確認された。この結果から、染色 に硫化染料を用い、洗浄不足で残存した染料が酸化して生地を脆化さ せたことを解明した。
繊維技術課
洗顔用クロスの機能評価
洗顔用クロスの洗浄効果を他社既存品と比較して評価した。各社製品 を用いて洗顔後、顕微鏡により皮膚表面を観察した結果、既存品に比 べて洗浄効果が高いことを確認した。この効果がクロスに用いる繊維 の形状によることを電子顕微鏡で確認した。
繊維技術課
PET 樹脂成型品の強度改良に ついて
PET樹脂成型品が他社品と比べて強度が劣るとの相談があった。偏光 顕微鏡により樹脂の配向状態を観察撮影し引張試験等をおこなった 結果、結晶化度は同等であるにも係わらず他社品は一方向に精度良く 配向しており、引張強よさが優れることが明らかとなった。この知見 を基に延伸速度と成型温度の成型条件を詳細に検討することで、他社 品と同等レベルの強度が得られることが判った。
化学課
回転ブラシの耐久性向上につ いて
アルカリ水溶液中で使用する洗浄用の回転ブラシの耐久性を向上し たいとの相談があった。現行品は使用しているうちにブラシの毛が破 断するとのことで、強度・耐摩耗性等の耐久性、耐アルカリ性が良い プラスチック製繊維材料を紹介した。後日、用意した数種の繊維材料 について歪みを与えた状態でアルカリ加速劣化試験を行い、コスト的 にも適合しそうな代替材料候補が絞り込まれた。
化学課
異物の分析について
リサイクル材料を原料とするプラスチック製品について、割れの原因 究明のため、材質分析の相談があった。割れた部分から、母材の黒色 とは異なる白色物質を取り出し、ダイヤモンドセルによる赤外吸収ス ペクトルを測定したところ、母材のポリプロピレンとは異なる、ポリ 酢酸ビニルが検出された。
化学課
プラスチックシートのべたつ き防止方法について
軟質のプラスチックシートの片面にべたつき防止加工が行われてい る製品について、どのような手法が用いられているかの相談があっ た。他社品のシートの両面について、顕微鏡 ATR 法による表面赤外 スペクトル及び差スペクトル法を用いた分析を行った結果、片面の表 面のみに10µm程度の球形の形状をした硬質樹脂が適度に分散加工さ れている事が判った。
化学課
導電性材料の不良品の発生原 因について
導電性材料の不良品の発生原因を調べてほしいと相談があった。光電 子分光分析装置(XPS)で良品と不良品の表面を分析した結果、良品 にはある金属元素が薄くコーティングされているが、不良品はコーテ ィング量が少ないことが明らかとなった。そこで、安定したコーティ ング厚を確保できるよう製造工程を改善することを提案した。
化学課
有機/無機コンポジットシー トの物性のバラツキについて
有機樹脂を有機溶剤に溶解させた溶液に無機フィラーを添加したワ ニスを用いて、有機/無機コンポジットシートを製造しているが、こ の製品の柔軟性がばらつく問題が出ているとの相談を受けた。このバ ラツキにはワニス中の含有水分が影響していると仮定し、この仮定が 正しいかどうかを実験的に検証することにした。具体的には、水分含 有量を変えたワニスを数種類用意し、これを用いてシートを製造して 柔軟性を評価した。その結果、水分量と柔軟性に相関性が認められ、
水分量を管理することで柔軟性のバラツキを低減できる見通しが得
化学課
生物食品研究所
題 目 内 容 担 当
酵素の精製方法
現在市販の酵素製剤を用いているが、コストがかかるので自分で微生 物から精製し、安価に利用したいとの相談があった。一般的な酵素で あったため、当所の機器(設備利用料金を負担していただいた)を利 用して精製方法を指導した。
生物資源課
遺伝子導入試薬の開発
遺伝子導入試薬を開発し製品化するため、脂質の大量合成法の指導、
導入操作の改良、導入条件の最適化、製品の安定化、マニュアルの作 成等について指導した。
生物資源課
農産物由来機能性物質の探索
久留米地区で生産されている農産物の機能性を調べるため、農産物抽 出物の培養細胞に及ぼす影響を調べた。この結果をもとに、今後の取 り組みについて助言した。
生物資源課
酵素免疫測定法用の基材の評 価
新しい機能を持った酵素免疫測定法用の基材の試作品を評価し、機能 付加処理における最適条件の決定する際の判断材料として提供した。
また、酵素免疫測定法を行う際や基材選定の際の一般的な注意点につ いて指導した。
生物資源課
蛍光イメージングシステムの 操作方法、および定量解析につ いて
持ち込まれた試料を用いて、蛍光イメージングシステムの操作方法
(蛍光イメージを取込)を指導した。取り込んだ蛍光イメージから蛍 光強度を算出し定量する定量解析についても指導した。
生物資源課
HPLCによるγ-アミノ酪酸の
測定
降圧作用などの機能性を有するγ-アミノ酪酸の含量を分析したいとの 依頼があり、高速液体クロマトグラフ(HPLC)による測定法の指導を行 った。測定はWater社のPICO-TAG法(プレカラム法)を改良して行 った。各種食品素材から抽出した試料をHPLCに供したところ、共存 するアミノ酸の妨害を受けることなく、γ-アミノ酪酸の正確な測定が できた。
食品課
抗酸化性試験(in vitro)につい て
ある植物の抽出物について抗酸化性を調べたいとの相談があった。抗 酸化性試験(in vitro)は現在色々な測定方法が開発されているが、簡 単で最も汎用されているβ-カロテンの退色性を利用した抗酸化性試験 と安定ラジカルである DPPH(ジフェニルピクリルヒドラジル)を用 いた抗酸化性試験を紹介し、実習指導した。
食品課
清酒酵母の取扱操作について
自社で酵母の培養・保存等を行いたいという要望が酒造メーカーから あり、酵母の取り扱いに関する基礎知識及び酵母の純化、スラント培 養、液体培養等について指導した。
食品課
製品中に含まれている乳酸菌 の菌数測定方法について
製品中に含まれているEnterococcus属の菌数を簡易的に測定する方法 を検討するため、6.5%NaCl含有分離培地で分離し、培養温度を 45℃
で培養した。形成したコロニーについてグラム染色の確認を行ったと ころ、すべてホモ発酵の球菌であり、Enterococcus 属の菌である可能 性が高かった。
食品課
パルプモールドの強度につい て
自社で製造したパルプモールド製品の強度が部分的にばらついてい るため原因を調べて欲しいとの依頼があった。製品から試験サンプル を数カ所採取し、それらサンプルの密度測定および断面構造の顕微鏡 観察を行った。強度の低いとされる部分は、密度が低く内部が粗で不 均一な構造であり、強度の高いとされる部分はその逆であることがわ かった。原料繊維の配合率およびモールド成型時の吸引力などの調整 が強度のばらつきの改善につながると指導した。
機能材料課
水滴により着色する紙につい て
水に濡れると乾いた後でも痕が残る紙を制作したいとの相談を受け、
着色料を分散させる溶媒に関して助言を行った。また試作品について 湿度安定性に関する試験方法を指導し、製品開発に貢献した。
機能材料課
インテリア研究所
題 目 内 容 担 当
木の器のデザイン
こまの製作技術を利用して新製品の開発をしたいとの依頼を受け、ろ くろ技術を利用し、木製の器を製作することを提案。皿や器等をデザ インし、試作。展示会にも出品した。
技術開発課
ベッドのサイドフレームの強 度試験について
標記の件について、JIS 等の規格が無いか教えて欲しいとの依頼を受 け、調査の結果、該当する規格が無かったため、類似している規格を JIS 等からいくつかピックアップした。それを参考に依頼者と具体的 な試験方法について打ち合わせを行い、強度試験を実施することとし た。
技術開発課
ホルムアルデヒド吸収の効果
自社取り扱いの水溶性ケイ酸液による石膏ボードのホルムアルデヒ ド吸収の効果を調べたいとの依頼を受け、低濃度での吸収試験の検討 及び実験操作の指導を行った。
技術開発課
合板から生じるVOCの分析
現在、製造販売している合板から生じる VOC を調べたいとの依頼を 受け、チャンバー法による測定方法、サンプリングの方法について説 明し、測定方法を指導した。
技術開発課
機械電子研究所
題 目 内 容 担 当
焼結部品の付着物分析
鉄系焼結部品表面の黒色付着物の分析を行った。その結果、付着物は 立方晶状で鉄と亜鉛が含まれており、焼結状況からバインダーと焼結 原料との化合物であるものと考えられたため、欠陥対策案を提示し た。
材料技術課
ステンレスシャフトの腐食
酸洗処理で肌荒れを起こすようになった原因を調査したいと相談が あった。金属組織観察を行った結果、肌荒れを起こしているものでは、
粒界腐食が激しく起こっており、粒界には炭化物の析出が観察でき た。この結果より、肌荒れの原因は、鋭敏化であることがわかった。
鋭敏化の対策方法について指導した。
材料技術課
食器棚引き出しに使用されて いる金属部品の腐食原因
県内の家具メーカーから腐食原因究明の相談が寄せられた。食器棚は 木製であり、部品には金属が使用されている。走査型電子顕微鏡、蛍 光X線分析装置を使用して観察、分析した。その結果、金属部品の腐 食部からは塩素と酸素が、食器棚の木材からは塩素が検出された。使 用されている木材の含水率は、通常材より遙かに高く、木材中に含ま れている塩素が溶存酸素の存在下で下地金属(金属部品)の腐食を生 じさせたと推察された。製品作製条件の改善を提案した。
材料技術課
高純度アルミナ焼結体中の微 量成分分析
高純度アルミナ焼結体(3N及び4N相当)中の微量成分分析を行いた いとの相談があった。高純度焼結体中の微量成分分析を行う場合、標 準試料の不足や精度の観点から前処理方法や分析方法の選定が重要 となる。今回は加圧酸分解法を用いたアルミナ焼結体の直接分解によ る、ICP 発光分光分析法(ICP-AES)を用いた。焼結体は加圧酸分解 容器内で硫酸溶液に浸漬後密閉され、230℃で48時間加圧することで 分解することができた(前処理)。これにより調製した試料溶液を
ICP-AESで分析した結果、各元素は0.001%程度まで正確に分析するこ
とができた。
材料技術課
切削条件や作業標準書などの データベース化について
切削条件などのデータは各個人が有したり、作業標準書が紙に記入さ れた状態で有効活用されていないのが現状である。そこで、中小企業 が有しているデータを世界標準仕様のXMLによりデータベース化し、
有効活用するための手法について切削条件やプレストライ記録のデ ータベースを作成することにより指導を行った。
生産技術課
SACM645の放電加工による強
度劣化について
SACM645の放電加工断面の電子・金属顕微鏡観察及びEPMA分析
結果による熱変質層厚さ及びマイクロクラック深さの評価方法、クラ ック発生を最小限に抑える放電条件の導出方法について指導した。
生産技術課
従来、熟練技能者の経験で5工程でプレス成形をしていたプレス製品
題 目 内 容 担 当
駆動ベルトの荷重と伸びの関 係に関して
自社製品に使用している2種類の駆動ベルトを評価するために荷重 と伸びの関係を調べた。駆動ベルトは軸を回転させるために片側に突 起が付いており、一様な伸びを示すものではない。そこでオートグラ フとデジタル画像相関法を用いて分布計測を行った。突起がある部分 とない部分で異なる伸びを示す現象を計測し、その結果を報告した。
機械技術課
塗料の流れ・付着状態の計測に ついて
塗装ラインにおける部材への塗料付着状況の観察方法について相談 があり、塗料の材質、粒径および塗布速度などの条件を調査した後、
レーザーおよび高速度カメラを用いノズル部分の塗料の状況や製品 部材への塗料の付着状況を計測し、部材の形状による塗料の付着状況 の違いを検討した。
機械技術課
サーモグラフィによる鉄鋼板 の温度測定
鋼板の製造工程における温度管理について相談があった。サーモグラ フィによる非接触の温度測定法について説明し、実際に測定を行っ た。また、鋼板の表面温度を熱電対で測定し、放射率を決定する方法 について指導した。
機械技術課
廃材を利用した建材ボードの 開発
廃材を利用した建材ボードの開発において遮音特性評価についての 相談があった。JIS に準拠した簡易的音響透過損失試験を、開発中の 各種建材ボードについて行った。試験方法の指導及び試験を行い、開 発のための設計指針となる試験結果を提供した。
機械技術課
ACアダプタの電圧推移測定
自社製品用ACアダプタの電圧推移測定について相談を受け、オシロ スコープで波形を観測し、グラフ化した測定データを提供するととも に、ノイズがどの程度含まれているか、何を基準としてピーク値を決 定するのが妥当か等について説明した。
電子技術課
鳥害防止機器の開発
カラス等からの鳥害を防止するための機器開発において、試作機から 量産機開発を行う際の電子回路基板の設計開発に関する指導と関連 企業の紹介を行った。また、害鳥の捕獲用投網機構開発においては、
設計上の注意事項を指導すると共に、機構の概要を設計し、図面を提 供した。
電子技術課