加熱直後の急冷がモルタルの材料特性に与える影響
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(2) Ⅴ-10. 第37回土木学会関東支部技術研究発表会. 表-3 圧縮強度試験結果 2. パターン. 300-N. NM HM. 30.6 80.3. NM HM. 29.9 86.7. 圧縮強度(N/mm ) 300-Q5 300-Q10 300-Q30 500-N 500-Q5 500-Q10 500-Q30 300-N 非加熱時 39.4 40.2 30.6 34.3 39.4 32.6 34.5 29.0 62.2 77.3 80.3 75.0 79.2 77.5 78.4 43.1 加熱時 25.3 25.3 23.8 19.3 14.4 16.0 16.4 17.5 67.7 65.2 78.6 51.0 51.9 45.9 53.5 28.9. ) 500-Q5 500-Q10 500-Q30 23.9 43.0. 22.4 40.0. 23.3 39.9. 5.77 11.0. 3.40 8.39. 4.09 9.90. 60 NM HM. 50. NM HM. 50. 40. 40. 30. 30. 20. 20. 10. 10. 0. 圧縮強度残存率(-). 60 急冷後の表面温度(℃). 2. ヤング係数(kN/mm 300-Q5 300-Q10 300-Q30 500-N 非加熱 23.2 26.0 29.0 21.2 37.5 40.7 43.1 39.8 加熱時 15.3 18.4 20.1 8.79 34.5 26.0 30.3 9.24. 0 300-Q5. 300-Q10 300-Q30. 500-Q5. パターン. a) 300℃加熱. 500-Q10 500-Q30 パターン. 300℃ 500℃. 1.2 1 0.8 0.6 0.4 0.2 0 N. HM が NM に比べ高温となった. 3.2 圧縮強度およびヤング係数. 圧縮強度残存率(-). 急冷時間 5 分および 10 分の場合の試験体表面温度は. 300℃ 500℃. 1.2 1 0.8 0.6 0.4 0.2 0 N. 圧縮強度試験から得られた結果(表-3)から算出し. 縮強度・ヤング係数で除したものである.これらの結 果から,圧縮強度残存率の比較においていずれのパタ ーンも自然冷却時に比べ急冷時の強度低下が大きく表. Q10. Q30. 図-4 圧縮強度残存率(HM) ヤング係数残存率(-). 縮強度・ヤング係数をそれぞれの非加熱の試験体の圧. Q5. 冷却パターン. た圧縮強度残存率とヤング係数残存率を図-3~6 に示 す.また,この時の残存率は加熱試験後の試験体の圧. Q30. 図-3 圧縮強度残存率(NM). 図-2 加熱急冷後の試験体表面温度. 場合試験体表面温度は 50℃以上を保っていた.また,. Q10. 冷却パターン. b) 500℃加熱. 測定結果を図-2 に示す.500℃加熱で急冷時間 5 分の. Q5. れた.ヤング係数残存率の比較においては,NM の場合. 300℃ 500℃. 1.2 1 0.8 0.6 0.4 0.2 0 N. Q5. Q10. Q30. 冷却パターン. は自然冷却時の残存率が最も高く 30 分間急冷を行った. 図-5 ヤング係数残存率(NM). HM の場合は急冷時間が長くなることで自然冷却時の 残存率と同様の値を示す結果となった.いずれの結果 のおいても自然冷却時と急冷時の残存率に違いが表れ た.この原因としては冷却時に発生する自己歪応力の 1). 影響が考えられるが ,原因の究明には更なる研究が必. ヤング係数残存率(-). パターンが最も残存率が低下する結果となった.また, 1 0.8 0.6 0.4 0.2 0 N. 要とされる.. Q5. Q10. Q30. 冷却パターン. 図-6 ヤング係数残存率(HM). 4.まとめ 本実験において自然冷却時に比べ急冷時の強度低下. 300℃ 500℃. 1.2. 参考文献. が大きく表れるなど加熱後の冷却方法の違いによって. 1) 例えば安部武雄ほか:高温度における高強度コンク. 各残存率に変化が現れた.また,強度の違いを比較す. リートの力学的特性に関する基礎的研究,日本建築. ると,HM に比べ NM の方が冷却方法あるいは冷却時. 学会構造系論文集,No.515,pp.163-168,1999.1. 間の影響が大きく表れる結果となった.. 2) 土木学会:コンクリート標準示方書[規準編],2005.
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